JPH10702A - 故障タイヤの検出方法 - Google Patents
故障タイヤの検出方法Info
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- JPH10702A JPH10702A JP8157039A JP15703996A JPH10702A JP H10702 A JPH10702 A JP H10702A JP 8157039 A JP8157039 A JP 8157039A JP 15703996 A JP15703996 A JP 15703996A JP H10702 A JPH10702 A JP H10702A
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- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims abstract description 59
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加硫前の未加硫タイヤの情報と、加硫後の製
品タイヤの情報とを比較して、故障タイヤを簡単な方法
で精度良く検出出来る故障タイヤの検出方法を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 成形情報として未加硫タイヤWのトレッ
ド部1の中央識別線2の下部に物品識別記号3(アーテ
ィクル番号)が表示されているのに対して、加硫後の製
品タイヤが、凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあ
り、しかも物品識別記号3が中央識別線a2の下部にあ
ると判定した場合には、正常タイヤWxと判断され、ま
た凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあり、物品識
別記号3が中央識別線2aの上部にあると判定した場合
には、IGタイヤ、即ち、故障タイヤであると判定する
ものである。
品タイヤの情報とを比較して、故障タイヤを簡単な方法
で精度良く検出出来る故障タイヤの検出方法を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 成形情報として未加硫タイヤWのトレッ
ド部1の中央識別線2の下部に物品識別記号3(アーテ
ィクル番号)が表示されているのに対して、加硫後の製
品タイヤが、凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあ
り、しかも物品識別記号3が中央識別線a2の下部にあ
ると判定した場合には、正常タイヤWxと判断され、ま
た凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあり、物品識
別記号3が中央識別線2aの上部にあると判定した場合
には、IGタイヤ、即ち、故障タイヤであると判定する
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、故障タイヤの検
出方法に係わり、更に詳しくは加硫前の未加硫タイヤの
情報と、加硫後の製品タイヤの情報とを比較して、特に
上下を逆にして加硫成形したタイヤ(IGタイヤ:Inve
rse Green Tire)や、間違った加硫機で加硫されたタイ
ヤ(WMタイヤ:Wrong Mold Tire )等の故障タイヤを
出荷する前工程で検出する方法に関するものである。
出方法に係わり、更に詳しくは加硫前の未加硫タイヤの
情報と、加硫後の製品タイヤの情報とを比較して、特に
上下を逆にして加硫成形したタイヤ(IGタイヤ:Inve
rse Green Tire)や、間違った加硫機で加硫されたタイ
ヤ(WMタイヤ:Wrong Mold Tire )等の故障タイヤを
出荷する前工程で検出する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ成形工程において、成形さ
れた未加硫タイヤ(グリーンタイヤ)を加硫機へ投入す
る時の錯誤により、上下を逆にして加硫したタイヤや、
間違った加硫金型で加硫されたタイヤが製造される場合
があり、このような所謂故障タイヤが市場に流出するこ
とを防止する目的で、前工程の検査工程等において、故
障を検出する作業が人手により行われている。
れた未加硫タイヤ(グリーンタイヤ)を加硫機へ投入す
る時の錯誤により、上下を逆にして加硫したタイヤや、
間違った加硫金型で加硫されたタイヤが製造される場合
があり、このような所謂故障タイヤが市場に流出するこ
とを防止する目的で、前工程の検査工程等において、故
障を検出する作業が人手により行われている。
【0003】従来、故障タイヤの検出方法としては、作
業員の目視による判断が主として行われてきたが、人間
による判断であるため、間違い(故障の見逃し)も発生
することがあり、近年では、故障タイヤの検出として、
機械的または電気的に検出する説明が種々提案されてい
る。またタイヤの検出としては、加硫前の工程で未加硫
タイヤの外周面に表示された仕様番号を加硫後において
検出する判別方法(特公平4−58766号公報),タ
イヤの鋼製ビード線又は鋼製補強層に対して磁気を利用
したタイヤ判別方法(特開昭47−31301号公
報)、またタイヤ加硫後において、タイヤサイド部に表
示された文字等にコントラストを付与するために液体を
塗布し、タイヤを回転させながら文字等に光を照射して
カメラで読み取る方法(特開平5−35907号公
報),タイヤの回転角と読取りセンサーで読み取られた
一次元情報とを同期させて二次元情報を作成し、この二
次元情報とメモリに記憶された文字情報とを照合して、
読み取った文字を判定する方法(特開平7−15286
0号公報)等が提案されている。
業員の目視による判断が主として行われてきたが、人間
による判断であるため、間違い(故障の見逃し)も発生
することがあり、近年では、故障タイヤの検出として、
機械的または電気的に検出する説明が種々提案されてい
る。またタイヤの検出としては、加硫前の工程で未加硫
タイヤの外周面に表示された仕様番号を加硫後において
検出する判別方法(特公平4−58766号公報),タ
イヤの鋼製ビード線又は鋼製補強層に対して磁気を利用
したタイヤ判別方法(特開昭47−31301号公
報)、またタイヤ加硫後において、タイヤサイド部に表
示された文字等にコントラストを付与するために液体を
塗布し、タイヤを回転させながら文字等に光を照射して
カメラで読み取る方法(特開平5−35907号公
報),タイヤの回転角と読取りセンサーで読み取られた
一次元情報とを同期させて二次元情報を作成し、この二
次元情報とメモリに記憶された文字情報とを照合して、
読み取った文字を判定する方法(特開平7−15286
0号公報)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の方
法は、加硫前または加硫後の一方の情報で仕様番号等を
検出するため、直接故障タイヤの検出はできず、また検
出方法が複雑であり、高価な装置を必要とすると言う問
題があった。この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、加硫前の未加硫タイヤの情報と、加
硫後の製品タイヤの情報とを比較して、特に上下を逆に
して加硫したタイヤや、間違った加硫金型で加硫された
タイヤ等の故障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来
る故障タイヤの検出方法を提供することを目的とするも
のである。
法は、加硫前または加硫後の一方の情報で仕様番号等を
検出するため、直接故障タイヤの検出はできず、また検
出方法が複雑であり、高価な装置を必要とすると言う問
題があった。この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、加硫前の未加硫タイヤの情報と、加
硫後の製品タイヤの情報とを比較して、特に上下を逆に
して加硫したタイヤや、間違った加硫金型で加硫された
タイヤ等の故障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来
る故障タイヤの検出方法を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、未加硫タイヤのトレッド部に予め表示され
た識別線,物品識別記号及びタイヤサイド部のラベルの
有無等の成形情報を制御装置に入力しておき、加硫後の
製品タイヤのタイヤトレッドの識別線,物品識別記号の
位置及びタイヤサイド部の物品識別記号,凹凸バーコー
ド等の加硫情報を検出装置により検出して、制御装置に
入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較することによ
り上下を逆にして加硫したタイヤか否かを判別して故障
タイヤを検出することを要旨とするものである。
成するため、未加硫タイヤのトレッド部に予め表示され
た識別線,物品識別記号及びタイヤサイド部のラベルの
有無等の成形情報を制御装置に入力しておき、加硫後の
製品タイヤのタイヤトレッドの識別線,物品識別記号の
位置及びタイヤサイド部の物品識別記号,凹凸バーコー
ド等の加硫情報を検出装置により検出して、制御装置に
入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較することによ
り上下を逆にして加硫したタイヤか否かを判別して故障
タイヤを検出することを要旨とするものである。
【0006】また、この発明は未加硫タイヤのトレッド
部に予め表示された物品識別記号及びタイヤサイド部の
ラベル上の文字情報等の成形情報を制御装置に入力して
おき、加硫後の製品タイヤのタイヤサイド部の凹凸文字
及び凹凸バーコード等の加硫情報を検出装置により検出
して制御装置に入力し、前記成形情報と加硫情報とを比
較することにより間違った加硫金型で加硫されたタイヤ
否かを判別して故障タイヤを検出することを要旨とする
ものである。
部に予め表示された物品識別記号及びタイヤサイド部の
ラベル上の文字情報等の成形情報を制御装置に入力して
おき、加硫後の製品タイヤのタイヤサイド部の凹凸文字
及び凹凸バーコード等の加硫情報を検出装置により検出
して制御装置に入力し、前記成形情報と加硫情報とを比
較することにより間違った加硫金型で加硫されたタイヤ
否かを判別して故障タイヤを検出することを要旨とする
ものである。
【0007】この発明は上記のように構成され、加硫前
の未加硫タイヤのトレッド部やサイド部に表示された成
形情報と、加硫後の製品タイヤのトレッド面やサイド部
に表示された加硫情報とを制御装置により比較判定し
て、加硫機に未加硫タイヤを正規の投入向きであった
か、逆向きに投入したタイヤであるか否かを検出するこ
とを可能にすると共に、また間違った加硫金型で加硫さ
れたタイヤ否かを検出することを可能にすることによ
り、故障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来、故障
タイヤが市場に流出するのを未然に防止出来るものであ
る。
の未加硫タイヤのトレッド部やサイド部に表示された成
形情報と、加硫後の製品タイヤのトレッド面やサイド部
に表示された加硫情報とを制御装置により比較判定し
て、加硫機に未加硫タイヤを正規の投入向きであった
か、逆向きに投入したタイヤであるか否かを検出するこ
とを可能にすると共に、また間違った加硫金型で加硫さ
れたタイヤ否かを検出することを可能にすることによ
り、故障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来、故障
タイヤが市場に流出するのを未然に防止出来るものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、この発明を実施した
加硫前及び加硫後に於ける故障タイヤの検出方法の工程
図、図2は加硫後に於ける検出装置の概略図を示してい
る。この発明の故障タイヤの検出方法としては、上下を
逆にして加硫した故障タイヤ(IGタイヤ)と、間違っ
た加硫金型で加硫された故障タイヤ(WMタイヤ)を検
出する方法があり、図1に示す工程図は、IGタイヤを
検出する工程図を示している。
明の実施形態を説明する。図1は、この発明を実施した
加硫前及び加硫後に於ける故障タイヤの検出方法の工程
図、図2は加硫後に於ける検出装置の概略図を示してい
る。この発明の故障タイヤの検出方法としては、上下を
逆にして加硫した故障タイヤ(IGタイヤ)と、間違っ
た加硫金型で加硫された故障タイヤ(WMタイヤ)を検
出する方法があり、図1に示す工程図は、IGタイヤを
検出する工程図を示している。
【0009】このIGタイヤの検出方法は、図1に示す
ように、未加硫タイヤWのトレッド部1に予め表示され
た識別線2,物品識別記号3(アーティクル刻印)及び
タイヤサイド部4のラベルの有無等の成形情報を、図2
に示す制御装置5に入力しておき、加硫後の製品タイヤ
Wのタイヤトレッド部1の識別線,物品識別記号3の色
彩を製品タイヤWaを回転させながら、カラー検出セン
サー6で上下方向にスキャンし、加硫情報装置6Aで検
出判定すると共に、タイヤサイド部4の物品識別記号
7,凹凸バーコード8等を製品タイヤWaを回転させな
がら、テレビカメラ等の画像入力装置9を介して加硫情
報装置9Aで検出して、加硫情報として前記制御装置5
に入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較判定するこ
とにより、正常のタイヤWxか、上下を逆にして成形し
たタイヤWzか否か、また正規な金型で加硫されたか否
かを判別して故障タイヤを検出するものである。
ように、未加硫タイヤWのトレッド部1に予め表示され
た識別線2,物品識別記号3(アーティクル刻印)及び
タイヤサイド部4のラベルの有無等の成形情報を、図2
に示す制御装置5に入力しておき、加硫後の製品タイヤ
Wのタイヤトレッド部1の識別線,物品識別記号3の色
彩を製品タイヤWaを回転させながら、カラー検出セン
サー6で上下方向にスキャンし、加硫情報装置6Aで検
出判定すると共に、タイヤサイド部4の物品識別記号
7,凹凸バーコード8等を製品タイヤWaを回転させな
がら、テレビカメラ等の画像入力装置9を介して加硫情
報装置9Aで検出して、加硫情報として前記制御装置5
に入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較判定するこ
とにより、正常のタイヤWxか、上下を逆にして成形し
たタイヤWzか否か、また正規な金型で加硫されたか否
かを判別して故障タイヤを検出するものである。
【0010】具体的には、図1に示すように、成形情報
として未加硫タイヤWのトレッド部1の中央識別線2a
の下部に物品識別記号3(アーティクル番号)が表示さ
れているのに対して、加硫後の製品タイヤが、凹凸バー
コード8がサイド部5の下部にあり、しかも物品識別記
号3(アーティクル番号)が中央識別線2aの下部にあ
ると判定した場合には、正常タイヤWxと判断され、ま
た凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあり、物品識
別記号3(アーティクル番号)が中央識別線2の上部に
あると判定した場合には、IGタイヤ、即ち、故障タイ
ヤであると判定するものである。
として未加硫タイヤWのトレッド部1の中央識別線2a
の下部に物品識別記号3(アーティクル番号)が表示さ
れているのに対して、加硫後の製品タイヤが、凹凸バー
コード8がサイド部5の下部にあり、しかも物品識別記
号3(アーティクル番号)が中央識別線2aの下部にあ
ると判定した場合には、正常タイヤWxと判断され、ま
た凹凸バーコード8がサイド部5の下部にあり、物品識
別記号3(アーティクル番号)が中央識別線2の上部に
あると判定した場合には、IGタイヤ、即ち、故障タイ
ヤであると判定するものである。
【0011】また、前記WMタイヤの検出方法として
は、未加硫タイヤWのトレッド部1に予め表示された物
品識別記号3(アーティクル刻印)及びタイヤサイド部
4のラベル上の文字情報等の成形情報(加硫前情報)を
制御装置5に入力しておき、加硫後の製品タイヤのタイ
ヤサイド部4の凹凸文字及び凹凸バーコード等の加硫情
報(加硫後情報)をテレビカメラ等の画像入力装置9を
介して加硫情報装置9Aで検出して制御装置5に入力
し、前記成形情報と加硫情報とを比較することにより、
間違った加硫金型で加硫されたタイヤ否かを判別して故
障タイヤを検出するものである。
は、未加硫タイヤWのトレッド部1に予め表示された物
品識別記号3(アーティクル刻印)及びタイヤサイド部
4のラベル上の文字情報等の成形情報(加硫前情報)を
制御装置5に入力しておき、加硫後の製品タイヤのタイ
ヤサイド部4の凹凸文字及び凹凸バーコード等の加硫情
報(加硫後情報)をテレビカメラ等の画像入力装置9を
介して加硫情報装置9Aで検出して制御装置5に入力
し、前記成形情報と加硫情報とを比較することにより、
間違った加硫金型で加硫されたタイヤ否かを判別して故
障タイヤを検出するものである。
【0012】以上のように、加硫前の未加硫タイヤWの
トレッド部やサイド部に表示された成形情報と、加硫後
の製品タイヤのトレッド部やサイド部に表示された加硫
情報とを制御装置により比較判定して、加硫機に未加硫
タイヤWを正規の投入向きであったか、または逆向きに
投入したタイヤであるか否かを検出することを可能にす
ると共に、また間違った加硫金型で加硫されたタイヤで
あるか否かを検出することを可能にすることにより、故
障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来、故障タイヤ
が市場に流出するのを未然に防止出来るものである。
トレッド部やサイド部に表示された成形情報と、加硫後
の製品タイヤのトレッド部やサイド部に表示された加硫
情報とを制御装置により比較判定して、加硫機に未加硫
タイヤWを正規の投入向きであったか、または逆向きに
投入したタイヤであるか否かを検出することを可能にす
ると共に、また間違った加硫金型で加硫されたタイヤで
あるか否かを検出することを可能にすることにより、故
障タイヤを簡単な方法で精度良く検出出来、故障タイヤ
が市場に流出するのを未然に防止出来るものである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように加硫後に於け
る製品タイヤが故障タイヤ、即ち、加硫機に未加硫タイ
ヤWを正規の投入向きであったか、または逆向きに投入
したタイヤであるか否か、または間違った加硫金型で加
硫されたタイヤ否かを、成形情報(加硫前情報)と、加
硫情報(加硫後情報)とを制御装置により比較判定し
て、故障タイヤを検出するようにしたので、故障タイヤ
を簡単な方法で精度良く検出出来、故障タイヤが市場に
流出するのを未然に防止出来る効果がある。
る製品タイヤが故障タイヤ、即ち、加硫機に未加硫タイ
ヤWを正規の投入向きであったか、または逆向きに投入
したタイヤであるか否か、または間違った加硫金型で加
硫されたタイヤ否かを、成形情報(加硫前情報)と、加
硫情報(加硫後情報)とを制御装置により比較判定し
て、故障タイヤを検出するようにしたので、故障タイヤ
を簡単な方法で精度良く検出出来、故障タイヤが市場に
流出するのを未然に防止出来る効果がある。
【図1】この発明を実施した加硫前及び加硫後に於ける
故障タイヤの検出方法の工程図である。
故障タイヤの検出方法の工程図である。
【図2】加硫後に於ける検出装置の概略図である。
1 トレッド部 2 識別線 3 物品識別記号(アーティクル刻印) 4 タイヤサ
イド部 5 制御装置 6 カラー検
出センサー 6A 成形情報装置 7 物品識
別記号 8 凹凸バーコード 9 画像入力
装置 9A 加硫情報装置 W 未加硫
タイヤ Wx 正常のタイヤ Wz 故障タ
イヤ Wa 加硫タイヤ
イド部 5 制御装置 6 カラー検
出センサー 6A 成形情報装置 7 物品識
別記号 8 凹凸バーコード 9 画像入力
装置 9A 加硫情報装置 W 未加硫
タイヤ Wx 正常のタイヤ Wz 故障タ
イヤ Wa 加硫タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 G06K 7/00 U G06K 7/00 9/20 360B // G06K 9/20 360 G06F 15/62 400
Claims (2)
- 【請求項1】 未加硫タイヤのトレッド部に予め表示さ
れた識別線,物品識別記号及びタイヤサイド部のラベル
の有無等の成形情報を制御装置に入力しておき、加硫後
の製品タイヤのタイヤトレッドの識別線,物品識別記号
の位置及びタイヤサイド部の物品識別記号,凹凸バーコ
ード等の加硫情報を検出装置により検出して、制御装置
に入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較することに
より上下を逆にして加硫したタイヤか否かを判別して故
障タイヤを検出することを特徴とする故障タイヤの検出
方法。 - 【請求項2】 未加硫タイヤのトレッド部に予め表示さ
れた物品識別記号及びタイヤサイド部のラベル上の文字
情報等の成形情報を制御装置に入力しておき、加硫後の
製品タイヤのタイヤサイド部の凹凸文字及び凹凸バーコ
ード等の加硫情報を検出装置により検出して制御装置に
入力し、前記成形情報と加硫情報とを比較することによ
り間違った加硫金型で加硫されたタイヤ否かを判別して
故障タイヤを検出することを特徴とする故障タイヤの検
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157039A JPH10702A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 故障タイヤの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8157039A JPH10702A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 故障タイヤの検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10702A true JPH10702A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15640864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8157039A Pending JPH10702A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 故障タイヤの検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10702A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166318A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫タイヤの検査装置及びその方法 |
KR101350800B1 (ko) * | 2011-11-10 | 2014-01-14 | 한국타이어 주식회사 | 그린타이어 위치오류 인식장치 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8157039A patent/JPH10702A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166318A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫タイヤの検査装置及びその方法 |
KR101350800B1 (ko) * | 2011-11-10 | 2014-01-14 | 한국타이어 주식회사 | 그린타이어 위치오류 인식장치 |
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