JPH1069330A - 集積回路上のホット・スポットを回避するための論理回路及び方法 - Google Patents

集積回路上のホット・スポットを回避するための論理回路及び方法

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JPH1069330A
JPH1069330A JP9182006A JP18200697A JPH1069330A JP H1069330 A JPH1069330 A JP H1069330A JP 9182006 A JP9182006 A JP 9182006A JP 18200697 A JP18200697 A JP 18200697A JP H1069330 A JPH1069330 A JP H1069330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロプロセッサ上の電力関連のホット・
スポットを回避するために命令または動作を論理的にス
テアリングするための方法および装置を提供する。 【解決手段】 集積回路の様々な領域内に位置する複数
のユニットの1つに命令を配布する。複数の機能ユニッ
トのそれぞれは同一であるかまたは命令に応答してほぼ
同じ機能を実行する。機能的に同等のユニットが位置す
るそれぞれの領域内で電力消費を測定する。任意の領域
内の電力消費が所定の量または値を超える場合、その領
域内に局所発熱問題が存在する。局所発熱問題が発生し
ていない領域内に位置する残りの機能ユニットの1つに
命令をディスパッチまたは経路指定し、その結果、過熱
による破局的障害の可能性が低下し、全体的なチップの
電力消費が減少し、チップの信頼性が向上し、スループ
ットが増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力消費による発
熱の問題の軽減に関し、より詳細には、集積回路上の局
所発熱域またはホット・スポットを回避するための機能
または命令の論理ステアリングに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサを設計する場合、電
力消費を制限することは主な目標の1つになっている。
マイクロプロセッサの電力消費は、新しい半導体技術の
出現や、密度および複雑さの増加、クロック速度の高速
化につれて、大幅に増加している。
【0003】現行の多くのマイクロプロセッサの設計で
は、局所的に発熱すると致命的な破壊になりそうな可能
性を防止するためにマイクロプロセッサ・チップの特定
の部分(または機能ユニット)のアイドリングが強制的
に行われるという問題が発生している。このような問題
が発生すると、マイクロプロセッサ・チップの全体的な
スループットが大幅に低下する。というのは、局所発熱
の影響が脅威ではなくなるまで、マイクロプロセッサは
アイドリングした機能ユニットの動作を実行するために
待機しなければならないからである。
【0004】マイクロプロセッサ・チップの全体的なス
ループットは「SPEC」マーク単位で測定する。特定
のマイクロプロセッサのSPECマークは、複数の標準
的なプログラムを実行し、マイクロプロセッサのパフォ
ーマンスを評価することによって決定し、その結果、所
与のマイクロプロセッサ・スループットが得られる。お
分かりのように、局所発熱問題のために機能ユニットを
遮断すると、計算を実行するためにこれらのユニットを
使用できる可能性が低下し、それにより、マイクロプロ
セッサ・スループットが低下する。
【0005】局所発熱に対抗しようという従来の試み
は、集積回路内の機能ユニットの配置と、所与の動作に
不要なユニットの電源をオフにする(使用不能にする)
ことに集中していた。ユニットを戦略的に配置すると一
部の局所発熱問題に軽減することができるが、チップ密
度が増加し、計算強化プログラムおよび動作を実行する
には機能ユニットが比較的ノンストップで動作する必要
があるので、チップ上の配置やレイアウトはほとんどま
たはまったく影響しない。ユニットの電源をオフにする
ための典型的な実施態様は、入信/着信命令または動作
に基づいて不要な機能ユニットを使用不能にする中央制
御ユニットを含む。
【0006】SPECスループットを改善しようという
その他の試みは、複数の機能ユニットを追加することに
集中していた。たとえば、マイクロプロセッサ設計に第
2の固定小数点機能ユニットを追加することにより、固
定小数点(または浮動小数点)計算SPECマークを改
善することができる。しかし、同じ特性の複数のユニッ
トの場合、どの機能ユニットを遮断または使用不能にす
るかについては、一切考慮されていない。一部の試みで
は、単に各機能ユニットを交互に使用するだけであっ
た。このような技法を使用しても、各機能ユニットの近
隣(域)内の実際の電力消費(または活動)に対する考
慮が欠如しているので、このような機能ユニットの局所
発熱問題は依然として問題のまま残っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、マイクロ
プロセッサ内の機能ユニットに関連する局所発熱問題を
低減するための装置および方法の必要性が存在する。さ
らに、所与の機能ユニット内またはその周辺の電力消費
に関する情報を提供する装置および方法の必要性が存在
する。さらに、過熱による破局的障害(複数も可)の可
能性を低減するため、マイクロプロセッサ・チップの信
頼性を高めるため、しかも全体的なマイクロプロセッサ
・チップの平均電力消費を低減するために、マイクロプ
ロセッサの命令(または動作、機能)の論理ステアリン
グのための装置および方法が要求されている。したがっ
て、局所発熱の影響を低減し、マイクロプロセッサ・ス
ループットを高めるために、別々の近隣域内の様々な機
能ユニットへの命令の論理ステアリングが必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により、それぞれ
が1つの集積回路の様々な領域内に位置決めされた複数
の機能回路のうちの1つに命令を配布するための回路を
提供する。この回路は、集積回路の第1の領域内に位置
決めされた第1の機能回路と、集積回路の第2の領域内
に位置決めされた第2の機能回路とを含む。第1の機能
ユニットと第2の機能ユニットは、命令に応答してほぼ
同じ機能を実行することができる。この回路は、集積回
路の第1の領域内の電力消費を測定または予測し、第1
の領域内の測定または予測電力消費に関連する第1の信
号を生成するための第1の回路をさらに含む。第2の回
路は、集積回路の第2の領域内の電力消費を測定または
予測し、第2の領域内の測定または予測電力消費に関連
する第2の信号を生成するために設けられている。第1
の信号と第2の信号とを処理し、第2の領域内の電力消
費が所定の量を超えたときは第1の機能回路に、または
第1の領域内の電力消費が所定の量を超えたときは第2
の機能回路に、動作の実行のために命令を経路指定す
る。
【0009】本発明により、集積回路上の電力関連の局
所発熱を低減する方法を提供する。集積回路の第1の領
域内の集積回路上には第1の機能ユニットが設けられ、
集積回路の第2の領域内の集積回路上には第2の機能ユ
ニットが設けられている。第1の機能ユニットと第2の
機能ユニットは、命令に応答してほぼ同じ機能を実行す
る。この方法は、集積回路の第1の領域内に局所発熱問
題が存在するかどうかを判定するステップと、集積回路
の第2の領域内に局所発熱問題が存在するかどうかを判
定するステップとを含む。局所発熱問題が検出されたか
どうかに応じて、局所発熱問題を有する領域内に位置し
ていない機能ユニットの1つに、あるいは局所発熱問題
が第1の領域と第2の領域の両方に存在する場合は全機
能ユニットのうちの1つに、命令をディスパッチまたは
経路指定する。
【0010】本発明およびその利点をより完全に理解す
るために、添付図面とともに以下のの説明を参照する。
【0011】
【発明の実施の形態】添付図面を参照すると、同一参照
文字は、添付図面全体を通して同一または同様の部分を
示す。
【0012】次に図1を参照すると、同図には、集積回
路198上の「ホット・スポット」を回避するために命
令を論理的にステアリングするための装置100が示さ
れている。装置100は、集積回路198上の第1の領
域102(または近隣域)と第2の領域104(または
近隣域)とを含む。第1の領域102内には、第1の機
能ユニット106と、電力予測回路110と、その他の
機能ユニットまたは回路150、151、152、15
3、154、155がある。その他の機能ユニットまた
は回路150、151、152、153、154、15
5は、(集積回路198内の)マイクロプロセッサ内に
通常見られるタイプ(複数も可)のもので、所与の機能
を実行する(すなわち、浮動小数点/固定小数点演算論
理ユニット(ALU)などのユニット、レジスタ、バス
・インタフェース、キャッシュ・メモリ、第2の小さい
方のプロセッサなど)。第1の機能ユニット106は、
命令に応答して機能を実行する回路であれば、どのよう
なタイプでもよい。
【0013】第2の領域104内には、第2の機能ユニ
ット108と、電力予測回路112と、その他の機能ユ
ニットまたは回路156、157、158、159、1
60がある。その他の機能ユニットまたは回路156、
157、158、159、160は、マイクロプロセッ
サ内に通常見られるタイプのもので、所与の機能を実行
する(すなわち、浮動小数点/固定小数点演算論理ユニ
ット(ALU)などのユニット、レジスタ、バス・イン
タフェース、キャッシュ・メモリ、第2の小さい方のプ
ロセッサなど)。お分かりのように、第1の領域102
内の機能ユニット150、151、152、153、1
54、155は、第2の領域104内の機能ユニット1
56、157、158、159、160と同一または同
様のものにすることができる。
【0014】第1の機能回路またはユニット106と第
2の機能回路またはユニット108は構造上、同一でな
くてもよい。しかし、第1の機能ユニット106と第2
の機能ユニット108は、命令に応答してほぼ同じ機能
または動作を実行する。たとえば、第1の機能ユニット
106がALUであれば、第2の機能ユニット108も
ALUになるはずであり、第1の機能ユニット106が
オンチップ・キャッシュ・メモリであれば、第2の機能
ユニット108もオンチップ・キャッシュ・メモリにな
るはずであり、以下同様である。
【0015】第1の領域102内に位置する電力予測回
路110は第1の領域102内の電力消費を測定または
予測する。同様に、第2の領域104内に位置する電力
予測回路112は第2の領域104内の電力消費を測定
または予測する。それぞれの領域102、104内の測
定または予測電力(たとえば、電力消費)から、電力予
測回路110、112は、それぞれの領域102、10
4内で電力が所定の量または値を超えているかどうかも
判定する。第1の領域102内の電力が所定の量を超え
ている場合、第1の領域102内には局所発熱問題が存
在し、この状態が信号線118により伝送される。同様
に、第2の領域104内の電力が所定の量を超えている
場合、第2の領域104内には局所発熱問題が存在し、
この状態が信号線122により伝送される。お分かりの
ように、電力消費の測定(または予測)は、当業者にと
って既知の様々な方法の1つで実行することができる。
たとえば、(A/D変換器の有無にかかわらず)電流計
を使用してその領域への電源線の電流を感知し、その領
域内の温度を感知し、その領域内の回路によって行われ
る動作のクロック・サイクルをカウントするかまたは命
令をカウントすることにより、電力測定を行うことがで
きる。
【0016】また、装置100は、電力遮断制御ユニッ
ト116を有するディスパッチ・ユニット114も含
む。電力遮断制御ユニット116は、第1の領域102
と第2の領域104内の電力の量(電力消費)に関する
情報を信号線118、122を介して受け取る。領域
(または近隣域)102、104の一部または全部で局
所発熱問題が明らかな場合、ディスパッチ・ユニット1
14は、指定の機能ユニットが実行すべき命令を適切な
機能ユニット106、108に送る。当業者であれば、
集積回路198上の電力関連「ホット・スポット」を回
避し、各領域内の電力消費に応答して同じタイプの複数
の機能ユニット(すなわち、様々な領域内に位置するが
同一または同様の機能を実行する)の1つに命令(複数
も可)を配布またはディスパッチするために、ディスパ
ッチ・ユニット114が「論理ステアリング」を実行す
ることが分かるだろう。お分かりのように、集積回路1
98は3つ以上の領域を含み、それぞれの領域は命令に
応答してほぼ同一の機能または動作を実行できる機能ユ
ニットを含むことができる。
【0017】たとえば、第1の領域102内の測定また
は予測電力消費が所定の量を超えると想定する。したが
って、第1の領域102内で局所発熱問題が検出され、
この情報が信号線118を介して電力遮断制御ユニット
116に中継される。したがって、電力予測回路110
は、第1の領域102内で局所発熱問題が発生している
ことをディスパッチ・ユニット114に通知している。
さらに、次の保留中の命令が第1の領域102内の第1
の機能ユニット106向けにスケジューリングされてお
り、もう1つの領域104が対応する重複機能ユニット
108を有すると想定する(「重複」とは、その命令に
関連する少なくともその特定の動作のために、もう1つ
の機能ユニットが形式または機能上同一になっているこ
とを意味する)。次にディスパッチ・ユニット114
は、必要な動作を実行するために第2の機能ユニット1
08に命令を送り、信号線124を介して第2の機能ユ
ニット108を使用可能にする。しかも、ディスパッチ
・ユニット114は信号線120により第1の機能ユニ
ット106を使用不能にし、それにより、第1の機能ユ
ニット106を低電力モードにする。これは、第1の領
域102内の電力消費を低減し、さらに第1の領域10
2内の局所発熱問題と過熱による破局的障害の可能性の
両方も低減する。第1の領域102内の局所発熱問題が
もはや問題ではなくなるか、または第1の機能ユニット
106が動作に必要になると、次の命令を受け取るため
にディスパッチ・ユニット114が第1の機能ユニット
106を使用可能にする。お分かりのように、アプリケ
ーションによっては、所与のシステム・スループットま
たはその他の利点を達成するために、機能ユニット10
6を強制的に動作させ、それにより、その領域内で検出
した局所発熱問題を無視するものもある。
【0018】次に図2を参照すると、同図には、電力予
測回路110、112の詳細図が示されている。電力予
測回路110、112は、それぞれの領域102、10
4内の電力消費を測定または予測し、任意の領域内に局
所発熱問題が存在する時期を判定する。各電力予測回路
110、112は、それぞれの領域内の電力を予測また
は測定する電力測定回路200を含む。一実施例では、
それぞれの領域内の各機能ユニットごとにそれぞれの領
域内の電力消費が測定または予測される。したがって、
第1の領域102内の電力測定回路200は第1の領域
102内の個々の機能ユニット(第1の機能ユニット1
06と、ユニットA、B、C、D、E、F)のそれぞれ
の電力消費を測定または予測する。同様に、第2の領域
104内の電力測定回路200は第2の領域104内の
個々の機能ユニット(第2の機能ユニット108と、ユ
ニットU、V、W、X、Y)のそれぞれの電力消費を測
定または予測する。
【0019】各電力予測回路110、112は、その領
域内の個々の機能ユニットの測定または予測電力消費を
合計するエンコーダ202をさらに含む。エンコーダ2
02は、個々の機能ユニットからの測定または予測電力
に重みを付けるように設計することができる。重みは、
優先順位、使用レベルなどに基づいて割り当てられる。
さらに、密度が高い機能ユニットや、使用時の必要電力
が大きい機能ユニットは、重みを大きくする必要がある
可能性がある。お分かりのように、収集した電力情報の
重み付けは任意で行うことができ、必須ではない。
【0020】他の実施例の電力測定回路200は、それ
ぞれの領域の合計として電力消費を測定または予測す
る。たとえば、単一の電圧供給線(または識別可能な複
数の電源線)によりそれぞれの領域のみに電力が供給さ
れるように集積回路198が構築されている場合、1つ
(または複数)の点で電力が測定される。したがって、
その領域内の各機能ユニットごとに電力を測定し、その
測定値を合計するのとは対照的に、これによりその領域
内の電力を測定するのに必要な回路の量を低減すること
ができる。
【0021】当業者であれば、集積回路上のそれぞれの
領域内の電力消費を決定、測定、または予測するために
複数の手段または回路が使用可能であることが分かるだ
ろう。電力測定回路200は、(アナログ/ディジタル
(A/D)変換器の有無にかかわらず)個々の機能ユニ
ットへの全電源線または各電源線の電流を測定し、その
領域の温度を測定するかまたはその領域内の様々な点に
おける温度を測定し、その領域内で動作する各機能ユニ
ットごとのクロック・サイクルの数をカウントし、命令
をカウントするように設計することができる。各領域内
の電力消費を測定または予測する指定の機能を実行する
のであれば、どのような回路、手段、または方法でも使
用できることが分かるだろう。
【0022】任意の領域内の電力消費を決定すると、そ
れぞれの電力予測回路110、112は測定または予測
電力消費を所定の量または値と比較する。この比較は、
好ましくは測定中の領域内に位置する弁別回路204に
よって行われる。あるいは、弁別回路204は、ディス
パッチ・ユニット114により近い位置またはその内部
に位置することもできる。その領域内の電力消費がその
領域用に設定された所定の量を超える場合、すでにそれ
ぞれの領域内で局所発熱問題が検出されている。このよ
うな検出が行われると、弁別回路204は、それぞれの
電力予測回路インジケータ信号118、122によりデ
ィスパッチ・ユニット114に通知する(ブロック20
6)。局所発熱問題が一切検出されない場合、弁別回路
204は通常動作を続行するように通知する(ブロック
208)。
【0023】次に図3を参照すると、同図には、電力遮
断制御ユニット116の詳細図が示されている。電力遮
断制御ユニット116は、それぞれの領域102、10
4から電力予測回路インジケータ信号118、122を
受け取る。お分かりにように、同等の機能ユニットを含
む領域の数に応じて、n通りのインジケータ信号が発生
する。電力遮断制御ユニット116はディスパッチ・ユ
ニット114の一部である。ディスパッチ・ユニット1
14は分岐予測論理回路300またはユニット可用性追
跡論理回路(図示せず)あるいはその両方を含むことが
できるが、これらは一般に電力遮断制御ユニット内に存
在する。本発明では、局所発熱問題が特定の領域内に存
在するかどうかと存在する場所を判定するために、電力
予測回路インジケータ信号118、122を追加する。
入力信号(たとえば、インジケータ信号、分岐予測信号
(任意)、ユニット可用性信号(任意))により、電力
遮断制御ユニット116は、動作(または機能)タイプ
に基づいてどちらの機能ユニット106、108が命令
を受け取るかを判定するだけでなく、局所過熱問題また
はその影響を低減するために、どちらの領域102、1
04、すなわち、第1または第2の機能ユニット10
6、108のどちらが最も適しているかも判定する。こ
れを判定すると、ディスパッチ・ユニット114は、対
応する動作または機能を実行するために指定の所望の機
能ユニットに命令をディスパッチまたは経路指定する。
その間、電力遮断制御ユニット116は、局所過熱問題
が存在する(すなわち、すでに検出された)領域(複数
も可)内の機能ユニット(複数も可)を使用不能にす
る。
【0024】次に図4を参照すると、同図には、機能ユ
ニットの1つに命令をディスパッチするための方法の基
本的な流れ図400が示されている。当業者であれば、
流れ図400を使用して電力遮断制御ユニット116内
の回路を設計できるだろう。流れ図400は、その領域
(近隣域)の電力消費(局所発熱)情報に基づいてどの
機能ユニットが命令を受け取るかを判定するものであ
る。ステップ402では、要求された命令または動作を
実行するために複数の機能ユニットが存在するかどうか
について判定を行う。存在しない場合、ディスパッチ・
ユニット114は適切な機能ユニットに命令をディスパ
ッチまたは経路指定する(ブロック420)。2つまた
はそれ以上のこのような機能ユニットが存在する場合、
各機能ユニットのそれぞれの領域内に局所発熱問題が存
在するかどうかについて問合せを行う。
【0025】ステップ404では、第1の領域102内
に局所発熱問題が一切存在しないことを電力予測回路イ
ンジケータ信号118が示す場合、実行すべき命令を第
1の機能ユニット106にディスパッチまたは経路指定
する(ブロック421)。しかし、局所発熱問題が検出
された場合、第1の機能ユニット102が使用不能にな
り(ブロック422)、プロセスは続行する。ステップ
406では、第2の領域104内に局所発熱問題が一切
存在しないことを電力予測回路インジケータ信号122
が示す場合、実行すべき命令を第2の機能ユニット10
6にディスパッチまたは経路指定する(ブロック42
3)。しかし、局所発熱問題が検出された場合、第2の
機能ユニット102が使用不能になり(ブロック42
4)、機能ユニットを有するn番目の領域の電力消費
(インジケータ信号によって判定する)がステップ40
8で検査されるまでプロセスは続行する。n番目の領域
で局所発熱問題が発生していない場合、実行すべき命令
をn番目の機能ユニットにディスパッチまたは経路指定
する(ブロック425)。しかし、n番目の領域でも局
所発熱問題が発生している場合、局所発熱問題は避けが
たく(ブロック426)、ディスパッチ・ユニットは、
いずれかのユニットに命令をディスパッチする前に所定
の期間待機し、ステップ404から始まる諸ステップを
繰り返し、いずれかのユニットに命令をディスパッチ
し、デフォルトに基づいて特定のユニットにディスパッ
チすることになる。お分かりのように、流れ図400
は、第1の領域、第2の領域、n番目の領域の電力消費
について順次問合せを行うためには不要であるが、どの
ように構成することもできる。
【0026】本発明により、マイクロプロセッサの設計
者は、マイクロプロセッサまたは集積回路の様々な領域
内または様々な領域での予測または測定電力消費に応答
して別々の領域内の様々なユニットに命令または(機
能)を論理的にステアリングすることができる。
【0027】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0028】(1)それぞれが1つの集積回路の様々な
領域内に位置決めされた複数の機能ユニットのうちの1
つに命令を配布するための回路において、命令に応答し
てほぼ同じ機能を実行することができ、各機能ユニット
が集積回路上の複数の領域のうちの対応する1つの領域
内に位置決めされている、複数の機能ユニットと、各電
力予測回路が複数の領域のうちの対応する1つの領域内
の電力消費を測定または予測する、複数の電力予測回路
と、複数の領域のそれぞれの測定または予測電力消費を
処理し、複数の領域のうちの他の領域内の測定または予
測電力消費が所定の量を超えるときにその動作を実行す
るように複数の領域のうちの対応する1つの領域内の複
数の機能ユニットのうちの1つに命令を経路指定するた
めの回路とを含むことを特徴とする回路。 (2)前記回路が、各弁別回路が複数の領域の1つに対
応し、対応する領域からの測定または予測電力消費を受
け取り、対応する領域内の測定または予測電力消費が所
定の量を超えるときにインジケータ信号を生成する、複
数の弁別回路を含むことを特徴とする、上記(1)に記
載の回路。 (3)各弁別回路が、それが対応する領域内に構造的に
位置決めされていることを特徴とする、上記(2)に記
載の回路。 (4)前記回路が、複数の弁別回路によって生成された
インジケータ信号を受け取って処理し、インジケータ信
号に応答して複数の領域のうちの1つを選択するための
ユニット電力遮断制御回路と、局所発熱の影響を低減す
るために複数の領域のうちから選択した1つに対応する
複数の機能ユニットのうちの1つに命令をディスパッチ
するためのディスパッチ・ユニットとをさらに含むこと
を特徴とする、上記(2)に記載の回路。 (5)前記ディスパッチ・ユニットが残りの機能ユニッ
トを使用不能にすることを特徴とする、上記(4)に記
載の回路。 (6)前記回路が、複数の領域のそれぞれからの測定ま
たは予測電力消費を受け取って処理し、複数の領域のう
ちの1つまたは複数内に局所発熱問題が存在するかどう
かを検出するためのユニット電力遮断制御回路と、局所
発熱の影響を低減するために局所発熱問題が一切検出さ
れていない複数の領域のうちの1つに対応する複数の機
能ユニットのうちの1つに命令をディスパッチするため
のディスパッチ・ユニットとをさらに含むことを特徴と
する、上記(1)に記載の回路。 (7)前記ディスパッチ・ユニットが、局所発熱問題が
検出された領域に対応する機能ユニットを使用不能にす
ることを特徴とする、上記(6)に記載の回路。 (8)それぞれが1つの集積回路の様々な領域内に位置
決めされた複数の機能回路のうちの1つに命令を配布す
るための回路において、集積回路の第1の領域内に位置
決めされた第1の機能回路と、集積回路の第1の領域内
の電力消費を測定または予測し、第1の領域内の測定ま
たは予測電力消費に関する第1の信号を生成するための
第1の回路と、集積回路の第2の領域内に位置決めされ
ており、第1の機能ユニットと第2の機能ユニットが命
令に応答してほぼ同じ機能を実行することができる第2
の機能回路と、集積回路の第2の領域内の電力消費を測
定または予測し、第2の領域内の測定または予測電力消
費に関する第2の信号を生成するための第2の回路と、
第1の信号と第2の信号とを処理し、第2の領域内の電
力消費が所与の量を超えるときは第1の機能回路に、第
1の領域内の電力消費が所与の量を超えるときは第2の
機能回路に動作の実行のために命令を経路指定するため
の回路とを含むことを特徴とする回路。 (9)前記第1の回路が、第1の領域内の電力消費を測
定または予測する第1の電力感知回路と、第1の領域内
の測定または予測電力消費を第1の所定の量と比較し、
第1の領域内の電力消費が第1の所定の量を超えるとき
に第1の信号を生成する第1の弁別回路とを含み、前記
第2の回路が、第2の領域内の電力消費を測定または予
測する第2の電力感知回路と、第2の領域内の測定また
は予測電力消費を第2の所定の量と比較し、第2の領域
内の電力消費が第2の所定の量を超えるときに第2の信
号を生成する第2の弁別回路とを含むことを特徴とす
る、上記(8)に記載の回路。 (10)前記処理回路が、第1の信号と第2の信号とを
受け取って処理し、命令を受け取るために第1または第
2の機能ユニットのうちの1つを選択するユニット電力
遮断制御回路と、命令の実行のために選択した機能ユニ
ットに命令をディスパッチし、それにより、選択してい
ない機能ユニットを含む領域内の局所発熱の影響を低減
するためのディスパッチ・ユニットとをさらに含むこと
を特徴とする、上記(9)に記載の回路。 (11)前記ディスパッチ・ユニットが、選択していな
い機能ユニットを使用不能にすることを特徴とする、上
記(10)に記載の回路。 (12)前記処理回路が、第1の信号と第2の信号とを
受け取って処理し、命令を受け取るために第1または第
2の機能ユニットのうちの1つを選択するユニット電力
遮断制御回路と、命令の実行のために選択した機能ユニ
ットに命令をディスパッチし、それにより、選択してい
ない機能ユニットを含む領域内の局所発熱の影響を低減
するためのディスパッチ・ユニットとをさらに含むこと
を特徴とする、上記(8)に記載の回路。 (13)前記ディスパッチ・ユニットが、選択していな
い機能ユニットを使用不能にすることを特徴とする、上
記(12)に記載の回路。 (14)集積回路上の電力関連の局所発熱を低減する方
法において、集積回路の第1の領域内の集積回路上に第
1の機能ユニットを設けるステップと、集積回路の第2
の領域内の集積回路上に第2の機能ユニットを設けるス
テップとを含み、第1の機能ユニットと第2の機能ユニ
ットが命令に応答してほぼ同じ機能を実行することがで
き、さらに、集積回路の第1の領域内に局所発熱問題が
存在するかどうかを判定するステップと、集積回路の第
2の領域内に局所発熱問題が存在するかどうかを判定す
るステップと、局所発熱問題を有する領域内に位置して
いない第1の機能ユニットまたは第2の機能ユニットの
うちの1つに、あるいは局所発熱問題が第1の領域と第
2の領域の両方に存在する場合は第1または第2の機能
ユニットのうちの1つに、命令をディスパッチするステ
ップとを含むことを特徴とする方法。 (15)命令をディスパッチする前記ステップが、命令
のディスパッチ先である機能ユニットを使用可能にする
ステップと、局所発熱問題を有する領域内に位置する機
能ユニットを使用不能にするステップとを含むことを特
徴とする、上記(14)に記載の方法。 (16)第1の領域内に局所発熱問題が存在するかどう
かを判定する前記ステップが、第1の領域内の電力消費
を測定または予測するステップと、測定または予測電力
消費を第1の所定の量と比較し、電力消費が第1の所定
の量を超えるときに第1の領域内に局所発熱問題が存在
すると判定するステップとを含み、第2の領域内に局所
発熱問題が存在するかどうかを判定する前記ステップ
が、第2の領域内の電力消費を測定または予測するステ
ップと、測定または予測電力消費を第2の所定の量と比
較し、電力消費が第2の所定の量を超えるときに第2の
領域内に局所発熱問題が存在すると判定するステップと
を含むことを特徴とする、上記(14)に記載の方法。 (17)命令をディスパッチする前記ステップが、命令
のディスパッチ先である機能ユニットを使用可能にする
ステップと、局所発熱問題を有する領域内に位置する機
能ユニットを使用不能にするステップとを含むことを特
徴とする、上記(16)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの全体的なブロック図で
ある。
【図2】図1に示す電力予測回路の詳細図である。
【図3】電力遮断制御ユニットの詳細図である。
【図4】機能ユニットの1つに命令をディスパッチする
ための方法の基本的な流れ図である。
【符号の説明】
100 装置 102 ユニット#1の近隣域 104 ユニット#2の近隣域 106 タイプXユニット#1 108 タイプXユニット#2 110 近隣電力予測回路 112 近隣電力予測回路 114 ディスパッチ・ユニット 116 電力遮断制御ユニット 118 信号線 120 信号線 122 信号線 124 信号線 150 機能ユニット 151 機能ユニット 152 機能ユニット 153 機能ユニット 154 機能ユニット 155 機能ユニット 156 機能ユニット 157 機能ユニット 158 機能ユニット 159 機能ユニット 160 機能ユニット 198 集積回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・ジェイ・クリム アメリカ合衆国78746 テキサス州オース チン サイプレス・ポイント・イースト 2305 (72)発明者 ウィレム・ビー・ファン=デル=フーフェ ン アメリカ合衆国78681−4028 テキサス州 ラウンド・ロック オークランズ・ドライ ブ 601

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが1つの集積回路の様々な領域内
    に位置決めされた複数の機能ユニットのうちの1つに命
    令を配布するための回路において、 命令に応答してほぼ同じ機能を実行することができ、各
    機能ユニットが集積回路上の複数の領域のうちの対応す
    る1つの領域内に位置決めされている、複数の機能ユニ
    ットと、 各電力予測回路が複数の領域のうちの対応する1つの領
    域内の電力消費を測定または予測する、複数の電力予測
    回路と、 複数の領域のそれぞれの測定または予測電力消費を処理
    し、複数の領域のうちの他の領域内の測定または予測電
    力消費が所定の量を超えるときにその動作を実行するよ
    うに複数の領域のうちの対応する1つの領域内の複数の
    機能ユニットのうちの1つに命令を経路指定するための
    回路とを含むことを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】前記回路が、 各弁別回路が複数の領域の1つに対応し、対応する領域
    からの測定または予測電力消費を受け取り、対応する領
    域内の測定または予測電力消費が所定の量を超えるとき
    にインジケータ信号を生成する、複数の弁別回路を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】各弁別回路が、それが対応する領域内に構
    造的に位置決めされていることを特徴とする、請求項2
    に記載の回路。
  4. 【請求項4】前記回路が、 複数の弁別回路によって生成されたインジケータ信号を
    受け取って処理し、インジケータ信号に応答して複数の
    領域のうちの1つを選択するためのユニット電力遮断制
    御回路と、 局所発熱の影響を低減するために複数の領域のうちから
    選択した1つに対応する複数の機能ユニットのうちの1
    つに命令をディスパッチするためのディスパッチ・ユニ
    ットとをさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載
    の回路。
  5. 【請求項5】前記ディスパッチ・ユニットが残りの機能
    ユニットを使用不能にすることを特徴とする、請求項4
    に記載の回路。
  6. 【請求項6】前記回路が、 複数の領域のそれぞれからの測定または予測電力消費を
    受け取って処理し、複数の領域のうちの1つまたは複数
    内に局所発熱問題が存在するかどうかを検出するための
    ユニット電力遮断制御回路と、 局所発熱の影響を低減するために局所発熱問題が一切検
    出されていない複数の領域のうちの1つに対応する複数
    の機能ユニットのうちの1つに命令をディスパッチする
    ためのディスパッチ・ユニットとをさらに含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の回路。
  7. 【請求項7】前記ディスパッチ・ユニットが、局所発熱
    問題が検出された領域に対応する機能ユニットを使用不
    能にすることを特徴とする、請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】それぞれが1つの集積回路の様々な領域内
    に位置決めされた複数の機能回路のうちの1つに命令を
    配布するための回路において、 集積回路の第1の領域内に位置決めされた第1の機能回
    路と、 集積回路の第1の領域内の電力消費を測定または予測
    し、第1の領域内の測定または予測電力消費に関する第
    1の信号を生成するための第1の回路と、 集積回路の第2の領域内に位置決めされており、第1の
    機能ユニットと第2の機能ユニットが命令に応答してほ
    ぼ同じ機能を実行することができる第2の機能回路と、 集積回路の第2の領域内の電力消費を測定または予測
    し、第2の領域内の測定または予測電力消費に関する第
    2の信号を生成するための第2の回路と、 第1の信号と第2の信号とを処理し、第2の領域内の電
    力消費が所与の量を超えるときは第1の機能回路に、第
    1の領域内の電力消費が所与の量を超えるときは第2の
    機能回路に動作の実行のために命令を経路指定するため
    の回路とを含むことを特徴とする回路。
  9. 【請求項9】前記第1の回路が、 第1の領域内の電力消費を測定または予測する第1の電
    力感知回路と、 第1の領域内の測定または予測電力消費を第1の所定の
    量と比較し、第1の領域内の電力消費が第1の所定の量
    を超えるときに第1の信号を生成する第1の弁別回路と
    を含み、 前記第2の回路が、 第2の領域内の電力消費を測定または予測する第2の電
    力感知回路と、 第2の領域内の測定または予測電力消費を第2の所定の
    量と比較し、第2の領域内の電力消費が第2の所定の量
    を超えるときに第2の信号を生成する第2の弁別回路と
    を含むことを特徴とする、請求項8に記載の回路。
  10. 【請求項10】前記処理回路が、 第1の信号と第2の信号とを受け取って処理し、命令を
    受け取るために第1または第2の機能ユニットのうちの
    1つを選択するユニット電力遮断制御回路と、 命令の実行のために選択した機能ユニットに命令をディ
    スパッチし、それにより、選択していない機能ユニット
    を含む領域内の局所発熱の影響を低減するためのディス
    パッチ・ユニットとをさらに含むことを特徴とする、請
    求項9に記載の回路。
  11. 【請求項11】前記ディスパッチ・ユニットが、選択し
    ていない機能ユニットを使用不能にすることを特徴とす
    る、請求項10に記載の回路。
  12. 【請求項12】前記処理回路が、 第1の信号と第2の信号とを受け取って処理し、命令を
    受け取るために第1または第2の機能ユニットのうちの
    1つを選択するユニット電力遮断制御回路と、 命令の実行のために選択した機能ユニットに命令をディ
    スパッチし、それにより、選択していない機能ユニット
    を含む領域内の局所発熱の影響を低減するためのディス
    パッチ・ユニットとをさらに含むことを特徴とする、請
    求項8に記載の回路。
  13. 【請求項13】前記ディスパッチ・ユニットが、選択し
    ていない機能ユニットを使用不能にすることを特徴とす
    る、請求項12に記載の回路。
  14. 【請求項14】集積回路上の電力関連の局所発熱を低減
    する方法において、 集積回路の第1の領域内の集積回路上に第1の機能ユニ
    ットを設けるステップと、 集積回路の第2の領域内の集積回路上に第2の機能ユニ
    ットを設けるステップとを含み、第1の機能ユニットと
    第2の機能ユニットが命令に応答してほぼ同じ機能を実
    行することができ、 さらに、集積回路の第1の領域内に局所発熱問題が存在
    するかどうかを判定するステップと、 集積回路の第2の領域内に局所発熱問題が存在するかど
    うかを判定するステップと、 局所発熱問題を有する領域内に位置していない第1の機
    能ユニットまたは第2の機能ユニットのうちの1つに、
    あるいは局所発熱問題が第1の領域と第2の領域の両方
    に存在する場合は第1または第2の機能ユニットのうち
    の1つに、命令をディスパッチするステップとを含むこ
    とを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】命令をディスパッチする前記ステップ
    が、 命令のディスパッチ先である機能ユニットを使用可能に
    するステップと、 局所発熱問題を有する領域内に位置する機能ユニットを
    使用不能にするステップとを含むことを特徴とする、請
    求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】第1の領域内に局所発熱問題が存在する
    かどうかを判定する前記ステップが、 第1の領域内の電力消費を測定または予測するステップ
    と、 測定または予測電力消費を第1の所定の量と比較し、電
    力消費が第1の所定の量を超えるときに第1の領域内に
    局所発熱問題が存在すると判定するステップとを含み、 第2の領域内に局所発熱問題が存在するかどうかを判定
    する前記ステップが、 第2の領域内の電力消費を測定または予測するステップ
    と、 測定または予測電力消費を第2の所定の量と比較し、電
    力消費が第2の所定の量を超えるときに第2の領域内に
    局所発熱問題が存在すると判定するステップとを含むこ
    とを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】命令をディスパッチする前記ステップ
    が、 命令のディスパッチ先である機能ユニットを使用可能に
    するステップと、 局所発熱問題を有する領域内に位置する機能ユニットを
    使用不能にするステップとを含むことを特徴とする、請
    求項16に記載の方法。
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