JPH106924A - シートベルト用リトラクターのプリテンショナー - Google Patents

シートベルト用リトラクターのプリテンショナー

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Publication number
JPH106924A
JPH106924A JP8179798A JP17979896A JPH106924A JP H106924 A JPH106924 A JP H106924A JP 8179798 A JP8179798 A JP 8179798A JP 17979896 A JP17979896 A JP 17979896A JP H106924 A JPH106924 A JP H106924A
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JP
Japan
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gas generator
connector
pretensioner
gas
insertion port
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JP8179798A
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Osamu Kawai
修 川合
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通電用コネクタがガス発生器から外れること
を確実に防止することができ、極めて安価に、かつ簡単
な構成でプリテンショナーの信頼性を向上させること。 【解決手段】 前記ガス発生器収容管部4内に収容した
ガス発生器2を、ガス発生器収容管部4に螺着するガス
発生器固定キャップ16によって固定し、ガス発生器固
定キャップ16の蓋部21のコネクタ用開口20から露
出するガス発生器2のコネクタ差込み口9に通電用コネ
クタ10を差込み装着するプリテンショナー30におい
て、ガス発生器固定キャップ16の筒部19の先端に当
接するキャップ係合部33と通電用コネクタ10の背面
を押えるコネクタ押え部35とを有するコネクタ固定具
31を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突時等の緊
急時に、ガス発生器の発生するガス圧力で巻取り軸駆動
手段を作動させて、シートベルト用リトラクターの巻取
り軸をシートベルトの弛みが除去される方向に回転させ
るシートベルト用リトラクターのプリテンショナーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の乗員の身体を座席に安
全に保持するためのシートベルト装置においては、乗員
のシートベルト装着感を低減するためにリトラクターが
シートベルトを巻取る力を低くする傾向がある。これに
より、乗員の身体に装着されたシートベルトのたるみが
増加するため、車両衝突等の緊急時に大きな力がシート
ベルトに加わるとシートベルトが伸び出す量が増え、乗
員の身体を効果的に拘束することができないことがあっ
た。
【0003】そこで、緊急時にシートベルトを巻取って
そのたるみを除去すべく、リトラクターの巻取り軸を巻
取り方向へ瞬時に回転させるプリテンショナーをリトラ
クターに組み込んだプリテンショナー付きシ−トベルト
用リトラクターが開発されている。また、上記の如きプ
リテンショナーとしては、緊急時にガス発生器の発生す
るガス圧力で巻取り軸駆動手段を作動させて、シートベ
ルト用リトラクターの巻取り軸をシートベルトの弛みが
除去される方向に回転させる方式のものが種々開発され
ている。
【0004】図13乃至図15は、ガス発生器の発生す
るガス圧力で巻取り軸駆動手段を作動させる従来のプリ
テンショナー1の要部を示したものである。ここに示し
たプリテンショナー1は、略棒状をなしたガス発生器2
と、前記ガス発生器2を先端側から収容するガス発生器
収容管部4が基端側に設けられたガス発生器収容ケース
5と、該ガス発生器収容ケース5の先端側に接続されて
ガス圧力によって作動する巻取り軸駆動手段7とから構
成される。
【0005】ここに、ガス発生器2は、後端にコネクタ
差込み口9を有したボス部8が突出形成されており、前
記コネクタ差込み口9に差込み接続した通電用コネクタ
10を介した通電によって先端部からガスを発生するよ
うになっている。なお、前記通電用コネクタ10による
通電動作は、車両の加速度の変化から車両の衝突等の緊
急時を検出する加速度センサなどによって、自動的に行
なわれるようになっている。
【0006】ガス発生器収容ケース5のガス発生器収容
管部4内には前記ガス発生器2中間の拡径部12が当接
する段差14が装備されていて、ガス発生器収容管部4
に挿入されたガス発生器2は、前記拡径部12が段差1
4に当接することで、定位置に収容される。そして、ガ
ス発生器収容管部4に収容されたガス発生器2は、前記
ガス発生器2の挿入口となるガス発生器収容管部4の開
口端に螺着するガス発生器固定キャップ16によって、
ガス発生器収容管部4に固定される。
【0007】このガス発生器固定キャップ16は、図示
のように、ガス発生器収容管部4の開口端の外周に形成
された雄ねじ18に螺着する筒部19と、該筒部19の
端部を覆うと共に前記ガス発生器2のボス部8を挿通さ
せてコネクタ差込み口9を外部に露出させるコネクタ用
開口20を有した蓋部21とを備えた構成となってい
る。そして、ガス発生器固定キャップ16は、前記筒部
19をガス発生器収容管部4の開口端の雄ねじ18に螺
着することによって、ガス発生器2の拡径部12を蓋部
21によりガス発生器収容管部4の段差14に押し付け
て、ガス発生器2の固定と抜け止めを行なう。
【0008】ガス発生器収容ケース5は、この例の場
合、エルボー形の管体で、その先端部は、巻取り軸駆動
手段7の一部をなすシリンダ部24となっている。そし
て、このシリンダ部24には、巻取り軸駆動手段7の受
圧部としてのピストン25が摺動可能に装備されてい
る。
【0009】巻取り軸駆動手段7は、例えば、前記ピス
トン25の先端に連結されてピストン25と一体に進退
可能なラックと、該ラックと噛合すると共にリトラクタ
ーの巻取り軸に回転力を伝達可能に装備されたピニオン
ギヤなどを備えて、前記ガス発生器2の発生したガスが
ピストン25に作用すると、そのガス圧によるピストン
25の瞬間的な直線変位を、リトラクターの巻取り軸の
回転動作(詳しくは、シートベルトの弛みが除去される
方向の回転動作)に変換する機構である。
【0010】前記プリテンショナー1は、以上の構成に
より、車両衝突時等の緊急時には、図示略のセンサの検
出信号に基づいて通電用コネクタ10から所定の通電を
受けたガス発生器2がガスを発生し、このガス発生器2
の発生するガス圧力で前記巻取り軸駆動手段7が作動し
て、シートベルト用リトラクターの巻取り軸をシートベ
ルトの弛みが除去される方向に回転させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
図14及び図15に示すように、通電用コネクタ10は
差込むだけでガス発生器2に接続し、通電用コネクタ1
0の抜け止め用の部材を装備するようなことはしていな
い。その理由の一つとしては、ガス発生器2のコネクタ
差込み口9や通電用コネクタ10は、車両の通常の使用
範囲で受ける振動や衝撃では、コネクタ差込み口9に差
込んだ通電用コネクタ10が簡単に外れないように、嵌
合構造が工夫してあるからである。
【0012】しかし、車両の通常の使用範囲では起こり
得ないが、通電用コネクタ10の電線11に直接、強い
引張り荷重が作用した場合には、コネクタが外れて、プ
リテンショナーが作動不可になる危険性があった。そこ
で、そのような万が一の場合も考慮して、従来では、ガ
ス発生器2のスクイブの抵抗値を測定することで、通電
用コネクタ10が適性にガス発生器2に接続されている
ことを検出するモニター装置を組込むようにしている
が、このようなモニター装置の組み込みは、構成を繁雑
化すると共に、大幅なコストアップを招くという問題が
あった。
【0013】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、通電用コネクタの電線に直接強い引張り
荷重が作用したような場合でも、通電用コネクタがガス
発生器から外れることを確実に防止することができ、モ
ニター装置を組込む従来の方法と比較すると、極めて安
価に、かつ簡単な構成で信頼性を向上させることのでき
るシートベルト用リトラクターのプリテンショナーを提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るシートベルト用リトラクターのプリテン
ショナーは、略棒状をなすと共に後端にはコネクタ差込
み口が装備され、前記コネクタ差込み口に差込み接続し
た通電用コネクタを介した通電によって先端部からガス
を発生するガス発生器と、前記ガス発生器を先端側から
収容するガス発生器収容管部が基端側に設けられると共
に、先端側は巻取り軸駆動手段の受圧部に連絡して、前
記ガス発生器の発生したガスを巻取り軸駆動手段の受圧
部に作用させるガス発生器収容ケースと、前記ガス発生
器の挿入口となる前記ガス発生器収容管部の開口端の外
周に形成されたねじ部に螺着する筒部と、該筒部の端部
を覆うと共に前記ガス発生器のコネクタ差込み口を露出
させるコネクタ用開口を有した蓋部とを備えた構成とさ
れて、前記筒部をガス発生器収容管部の開口端のねじ部
に螺着することによって、前記ガス発生器収容管部に収
容したガス発生器の抜け止めをするガス発生器固定キャ
ップとを備え、車両衝突時等の緊急時には、前記ガス発
生器の発生するガス圧力で前記巻取り軸駆動手段を作動
させて、シートベルト用リトラクターの巻取り軸をシー
トベルトの弛みが除去される方向に回転させるシートベ
ルト用リトラクターのプリテンショナーにおいて、前記
ガス発生器固定キャップの筒部先端に当接して前記ガス
発生器のコネクタ差込み口に差込まれた通電用コネクタ
側への移動が規制されるキャップ係合部と、該キャップ
係合部から延出して前記ガス発生器のコネクタ差込み口
に差込まれた通電用コネクタの背面を押えるコネクタ押
え部とを有するコネクタ固定具を装備したことを特徴と
するものである。
【0015】上記の構成によれば、ガス発生器固定キャ
ップ側に取り付けたコネクタ固定具が、ガス発生器のコ
ネクタ差込み口に差込まれた通電用コネクタの背面を、
そのコネクタ押え部によって機械的にかつ直接前記キャ
ップ側に押えるので、通電用コネクタがコネクタ差込み
口から外れる事自体を確実に防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示実施形態により、本発
明を説明する。図1乃至図5は本発明に係るシートベル
ト用リトラクターのプリテンショナーの第1実施形態を
示したもので、図1は本発明に係るシートベルト用リト
ラクターのプリテンショナーの第1実施形態の要部の分
解斜視図、図2は第1実施形態のプリテンショナーの要
部の一部を断面した平面図、図3は第1実施形態のプリ
テンショナーの要部の完全組立状態を示す平面図、図4
は図3のB矢視図、図5は図4のC矢視図である。
【0017】一実施形態のプリテンショナー30は、図
13に示した従来のプリテンショナー1に対してコネク
タ固定具31を追加装備したもので、このコネクタ固定
具31を追加装備したこと以外の構成は、従来のものと
全く同一の構成である。
【0018】即ち、略棒状をなしたガス発生器2と、前
記ガス発生器2を先端側から収容するガス発生器収容管
部4が基端側に設けられたガス発生器収容ケース5と、
該ガス発生器収容ケース5の先端側に接続されてガス圧
力によって作動する巻取り軸駆動手段(図示略)とを備
えている。
【0019】そして、ガス発生器2は、後端にコネクタ
差込み口9を有したボス部8が突出形成されており、前
記コネクタ差込み口9に差込み接続した通電用コネクタ
10を介した通電によって先端部からガスを発生するよ
うになっている。なお、前記通電用コネクタ10による
通電動作は、車両の加速度の変化から車両の衝突等の緊
急時を検出する加速度センサなどによって、自動的に行
なわれるようになっている。
【0020】ガス発生器収容ケース5のガス発生器収容
管部4内には前記ガス発生器2中間の拡径部12が当接
する段差14が装備されていて、ガス発生器収容管部4
に挿入されたガス発生器2は、前記拡径部12が段差1
4に当接することで、定位置に収容される。そして、ガ
ス発生器収容管部4に収容されたガス発生器2は、前記
ガス発生器2の挿入口となるガス発生器収容管部4の開
口端に螺着するガス発生器固定キャップ16によって、
ガス発生器収容管部4に固定される。
【0021】このガス発生器固定キャップ16は、図示
のように、ガス発生器収容管部4の開口端の外周に形成
された雄ねじ18に螺着する筒部19と、該筒部19の
端部を覆うと共に前記ガス発生器2のボス部8を挿通さ
せてコネクタ差込み口9を外部に露出させるコネクタ用
開口20を有した蓋部21とを備えた構成となってい
る。そして、ガス発生器固定キャップ16は、前記筒部
19をガス発生器収容管部4の開口端の雄ねじ18に螺
着することによって、ガス発生器2の拡径部12を蓋部
21によりガス発生器収容管部4の段差14に押し付け
て、ガス発生器2の固定と抜け止めを行なう。
【0022】ガス発生器収容ケース5は、この例の場
合、エルボー形の管体で、その先端部は、巻取り軸駆動
手段の一部をなすシリンダ部24となっている。そし
て、このシリンダ部24には、図13で説明したよう
に、巻取り軸駆動手段の受圧部としてのピストンが摺動
可能に装備されている。
【0023】巻取り軸駆動手段は、例えば、前記受圧部
としてのピストンの先端に連結されて該ピストンと一体
に進退可能なラックと、該ラックと噛合すると共にリト
ラクターの巻取り軸に回転力を伝達可能に装備されたピ
ニオンギヤなどを備えて、前記ガス発生器2の発生した
ガスが受圧部に作用すると、そのガス圧による受圧部の
瞬間的な直線変位を、リトラクターの巻取り軸の回転動
作(詳しくは、シートベルトの弛みが除去される方向の
回転動作)に変換する機構である。
【0024】この一実施形態で追加装備したコネクタ固
定具31は、キャップ係合部33とコネクタ押え部35
とを機械的強度の高い樹脂材料で一体形成したものであ
る。前記キャップ係合部33は、角形の板状を成すと共
にその中央部に前記雄ねじ18に外嵌する挿通穴36を
装備している。この挿通穴36の径は前記ガス発生器固
定キャップ16の筒部19の外径よりも小さく設定され
ていて、挿通穴36に雄ねじ18を挿通させた後から、
雄ねじ18にガス発生器固定キャップ16を螺着させる
と、前記キャップ係合部33の挿通穴36の周縁部が前
記ガス発生器固定キャップ16の筒部19の先端に当接
して、前記ガス発生器2のコネクタ差込み口9に差込ま
れた通電用コネクタ10側への移動が規制される。
【0025】コネクタ押え部35は前記通電用コネクタ
10の背面に当てる板材で、その一端部はヒンジ部38
を介してキャップ係合部33の端部に連結されている。
前記ヒンジ部38は、肉厚を薄くすることによってヒン
ジとして必要な可撓性を持たせたものである。また、コ
ネクタ押え部35の他端には、ガス発生器2に適性に差
込まれている通電用コネクタ10の背面に該コネクタ押
え部35を押し付けた時に、前記キャップ係合部33の
一縁に装備された係合孔40に嵌入して、コネクタ押え
部35が通電用コネクタ10の背面を押えた状態にロッ
クするロック片39が突出形成されている。
【0026】以上のように、キャップ係合部33の一端
側から延出したコネクタ押え部35は、図3に示すよう
に、ヒンジ部38の折り曲げによって、前記ガス発生器
2のコネクタ差込み口9に差込まれた通電用コネクタ1
0の背面に押し当てると、ロック片39がキャップ係合
部33の係合孔40に係合して、前記通電用コネクタ1
0の背面を押えた状態に維持する。
【0027】以上の説明から明らかなように、新たに追
加装備したコネクタ固定具31は、従来のプリテンショ
ナーにおけるガス発生器収容ケース5とガス発生器固定
キャップ16との結合構造を利用して、ガス発生器収容
ケース5に螺着したガス発生器固定キャップ16側に取
り付けられるもので、従来のプリテンショナーの構造自
体に改良を行なう必要は全く生じない。
【0028】また、ガス発生器固定キャップ16側に取
り付けたコネクタ固定具31は、ガス発生器2のコネク
タ差込み口9に差込まれた通電用コネクタ10の背面
を、コネクタ押え部35によって機械的に、かつ直接前
記キャップ16側に押える部材で、通電用コネクタ10
がコネクタ差込み口9から外れる事自体を確実に防止す
る。
【0029】従って、通電用コネクタ10の電線11に
直接強い引張り荷重が作用したような場合でも、通電用
コネクタ10がガス発生器2から外れることを確実に防
止することができ、モニター装置を組込む従来の方法と
比較すると、合成樹脂性の小さな部材とガス発生器固定
キャップ16によって共締めするだけであるので、極め
て安価に、かつ簡単な構成で信頼性を向上させることが
できる。
【0030】本発明のプリテンショナーで使用するコネ
クタ固定具の構造や材質は、上述の第1実施形態に示し
た構造、材質に限らない。要は、コネクタ固定具は、ガ
ス発生器固定キャップの筒部先端に当接してガス発生器
のコネクタ差込み口に差込まれた通電用コネクタ側への
移動が規制されるキャップ係合部と、キャップ係合部か
ら延出して前記ガス発生器のコネクタ差込み口に差込ま
れた通電用コネクタの背面を押えるコネクタ押え部とを
有した構造で、通電用コネクタの抜け防止を実現するだ
けの強度・剛性を有する材質が使用されていればよく、
以下の図6乃至図12の各実施形態で説明するように、
構造および材質は、種々に設計変更可能である。
【0031】図6は本発明の第2実施形態となるプリテ
ンショナー43の要部の斜視図、図7はそのプリテンシ
ョナー43で使用するコネクタ固定具44の斜視図であ
る。この第2実施形態のプリテンショナー43は、通電
用コネクタ10の抜け止め防止用として、金属板のプレ
ス成形品であるコネクタ固定具44を使用したものであ
る。
【0032】このコネクタ固定具44は、図7に示すよ
うに、ガス発生器固定キャップ16に当接するキャップ
係合部33と、該キャップ係合部33の上縁から通電用
コネクタ10側に向って延出した連結部45と、該連結
部45の先端から垂下したコネクタ押え部35とを備え
た構成とされている。キャップ係合部33には、前記ガ
ス発生器収容ケース5のガス発生器収容管部4の雄ねじ
を挿通させる挿通穴36が上下に連通して明けられて、
キャップ係合部33をガス発生器固定キャップ16に係
止させた状態で、適度なクリック感で上下動可能にされ
ている。
【0033】従って、上側の挿通穴36に雄ねじ18が
挿通するように、図6の矢印(イ)に示すように、コネ
クタ固定具44を押し下げると、コネクタ押え部35が
通電用コネクタ10の背面を押える位置に下がって、ガ
ス発生器に適性に差込まれている通電用コネクタ10の
抜けを防止する。
【0034】図8は本発明の第3実施形態となるプリテ
ンショナー47の要部の斜視図、図9はそのプリテンシ
ョナー47で使用するコネクタ固定具48の斜視図であ
る。このコネクタ固定具48は、前記ガス発生器固定キ
ャップ16の筒部の先端に当接するキャップ係合部33
と、ガス発生器2に差込まれた通電用コネクタ10の背
面を押えるコネクタ押え部35とを機械的強度の高い樹
脂材料で一体形成したものである。ただし、前記キャッ
プ係合部33は、ガス発生器収容管部4の開口端外周の
雄ねじに外嵌するリング状を呈している。そして、コネ
クタ押え部35は、リング状のキャップ係合部33の一
側から延出したバンド状に成形されていて、その先端部
には、T字形の係止孔49有した係止部50が装備され
ている。
【0035】また、リング状のキャップ係合部33の他
側には、前記係止孔49に係合する突片52が突出形成
されている。前記突片52は、先端側にはT字形の係止
孔49の頂部の横長のスリット部に挿通させる幅広部5
2aが形成され、基端側にはT字形の係止孔49の裾部
の縦長のスリット部に挿通させる幅狭部52bが形成さ
れたものである。
【0036】ガス発生器収容管部4にキャップ係合部3
3を外嵌させた後ガス発生器収容管部4にガス発生器固
定キャップ16を螺着させて、該ガス発生器固定キャッ
プ16に係止させたコネクタ固定具48は、バンド状の
コネクタ押え部35を、図8に矢印(ハ)で示すよう
に、通電用コネクタ10の背面を巡らし、少し強引に係
止部50を突片52側に引張って、突片52の幅広部5
2aをT字形の係止孔49の頂部の横長のスリット部に
挿通させる。そして、図9に示すように、突片52の幅
狭部52bがT字形の係止孔49の裾部の縦長のスリッ
ト部に挿通するように、コネクタ押え部35を引張って
いた力を弛めれば、突片52は係止孔49から抜け出せ
なくなり、ガス発生器に適性に差込まれている通電用コ
ネクタ10の抜けを防止する状態になる。
【0037】図10は本発明の第4実施形態のプリテン
ショナー54の要部の斜視図、図11はそのプリテンシ
ョナー54で使用するコネクタ固定具55の斜視図、図
12は前記コネクタ固定具55の動作説明図である。
【0038】このコネクタ固定具55は、図11に示す
ように、ガス発生器収容管部4を挟むように対向配置さ
れた一対のアーム57,57と、これらの一対のアーム
57,57の先端を連結した連結板58とを、金属板の
プレス成形によって一体形成したものである。
【0039】各アーム57は、図12にも示すように、
基端側に、ガス発生器収容管部4に突設された第1の突
起60が嵌合する長孔61が貫通形成され、中間部に
は、ガス発生器固定キャップ16の筒部19の先端とガ
ス発生器収容管部4の雄ねじ18の根元部との間の隙間
Sに挿通可能に切り起こされた突片62が装備されてい
る。また、各アーム57上で、前記突片62と長孔61
との中間には、前記ガス発生器収容管部4に突設された
第2の突起64が嵌合可能な円形孔65が貫通形成され
ている。
【0040】前記第1の突起60は、アーム57の基端
を回動自在に支持するためのもので、該第1の突起60
が嵌合するアーム57上の長孔61は、アーム57が回
動しながらアームの長さ方向に移動可能なように、アー
ムの長さ方向に細長く形成されている。第2の突起64
は、図10に示すように、連結板58が、ガス発生器固
定キャップ16に適性に差込まれた通電用コネクタ10
の背面に位置した時に、前記円形孔65に嵌合して、前
記アーム57の回動動作を規制するストッパとして機能
する。
【0041】図10に示すように、前記連結板58が通
電用コネクタ10の背面に移動した時、前記突片62
は、ガス発生器固定キャップ16の筒部19の先端とガ
ス発生器収容管部4の雄ねじ18の根元部との間の隙間
Sに挿通しており、前記ガス発生器固定キャップ16の
筒部19の先端に当接するキャップ係合部として機能す
る。
【0042】また、前記連結板58には、通電用コネク
タ10側に向って突出した球状凸部66が形成されてい
る。この球状凸部66は、アーム57の回動によって連
結板58が通電用コネクタ10の背面側に移動する際
に、徐々に通電用コネクタ10の背面に当接して、突片
62がガス発生器固定キャップ16の筒部19の先端に
当接するように、ガス発生器収容管部4に螺着している
ガス発生器固定キャップ16に対してコネクタ固定具5
5を引き上げて、突片62がガス発生器固定キャップ1
6の筒部19の先端に当接し、かつ、球状凸部66が通
電用コネクタ10の背面に当接して、通電用コネクタ1
0の抜けが防止される状態を作る。即ち、球状凸部66
が、通電用コネクタ10の背面を押えるコネクタ押え部
として機能する。
【0043】以上のコネクタ固定具44,48,55の
いずれにおいても、第1実施形態で使用したコネクタ固
定具31と同様に、通電用コネクタ10の電線に直接強
い引張り荷重が作用したような場合でも、通電用コネク
タ10がガス発生器2から外れることを確実に防止する
ことができ、極めて安価に、かつ簡単な構成で信頼性を
向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明のシートベルト用リトラクターの
プリテンショナーによれば、新たに追加装備したコネク
タ固定具は、従来のプリテンショナーにおけるガス発生
器収容ケースとガス発生器固定キャップとの結合構造を
利用して、ガス発生器収容ケースに螺着したガス発生器
固定キャップ側に取り付けられるもので、従来のプリテ
ンショナーの構造自体に改良を行なう必要は全く生じな
い。また、ガス発生器固定キャップ側に取り付けたコネ
クタ固定具が、ガス発生器のコネクタ差込み口に差込ま
れた通電用コネクタの背面を、コネクタ押え部によって
機械的に、かつ直接前記キャップ側に押えるので、通電
用コネクタがコネクタ差込み口から外れる事自体を確実
に防止する。従って、通電用コネクタの電線に直接強い
引張り荷重が作用したような場合でも、通電用コネクタ
がガス発生器から外れることを確実に防止することがで
き、モニター装置を組込む従来の方法と比較すると、極
めて安価に、かつ簡単な構成で信頼性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルト用リトラクターのプ
リテンショナーの第1実施形態の要部の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態のプリテンショナーの要
部の一部を断面した平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のプリテンショナーの要
部の完全組立状態を示す平面図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】図4のC矢視図である。
【図6】本発明に係るプリテンショナーの第2実施形態
の要部の斜視図である。
【図7】本発明に係るプリテンショナーの第2実施形態
で使用するコネクタ固定具の斜視図である。
【図8】本発明に係るプリテンショナーの第3実施形態
の要部の斜視図である。
【図9】本発明に係るプリテンショナーの第3実施形態
で使用するコネクタ固定具の斜視図である。
【図10】本発明に係るプリテンショナーの第4実施形
態の要部の斜視図である。
【図11】本発明に係るプリテンショナーの第4実施形
態で使用するコネクタ固定具の斜視図である。
【図12】本発明に係るプリテンショナーの第4実施形
態におけるコネクタ固定具の動作説明図である。
【図13】従来のプリテンショナーにおける要部の断面
図である。
【図14】図13に示したプリテンショナーの要部の側
面図である。
【図15】図14のA矢視図である。
【符号の説明】
2 ガス発生器 4 ガス発生器収容管部 5 ガス発生器収容ケース 9 コネクタ差込み口 10 通電用コネクタ 11 電線 16 ガス発生器固定キャップ 18 雄ねじ 19 筒部 20 コネクタ用開口 21 蓋部 30,43,47,54 プリテンショナー 31,44,48,55 コネクタ固定具 33 キャップ係合部 35 コネクタ押え部 36 挿通穴 38 ヒンジ部 39 ロック片 40 係合孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略棒状をなすと共に後端にはコネクタ差
    込み口が装備され、前記コネクタ差込み口に差込み接続
    した通電用コネクタを介した通電によって先端部からガ
    スを発生するガス発生器と、 前記ガス発生器を先端側から収容するガス発生器収容管
    部が基端側に設けられると共に、先端側は巻取り軸駆動
    手段の受圧部に連絡して、前記ガス発生器の発生したガ
    スを巻取り軸駆動手段の受圧部に作用させるガス発生器
    収容ケースと、 前記ガス発生器の挿入口となる前記ガス発生器収容管部
    の開口端の外周に形成されたねじ部に螺着する筒部と、
    該筒部の端部を覆うと共に前記ガス発生器のコネクタ差
    込み口を露出させるコネクタ用開口を有した蓋部とを備
    えた構成とされて、前記筒部をガス発生器収容管部の開
    口端のねじ部に螺着することによって、前記ガス発生器
    収容管部に収容したガス発生器の抜け止めをするガス発
    生器固定キャップとを備え、 車両衝突時等の緊急時には、前記ガス発生器の発生する
    ガス圧力で前記巻取り軸駆動手段を作動させて、シート
    ベルト用リトラクターの巻取り軸をシートベルトの弛み
    が除去される方向に回転させるシートベルト用リトラク
    ターのプリテンショナーにおいて、 前記ガス発生器固定キャップの筒部先端に当接して前記
    ガス発生器のコネクタ差込み口に差込まれた通電用コネ
    クタ側への移動が規制されるキャップ係合部と、該キャ
    ップ係合部から延出して前記ガス発生器のコネクタ差込
    み口に差込まれた通電用コネクタの背面を押えるコネク
    タ押え部とを有するコネクタ固定具を装備したことを特
    徴としたシートベルト用リトラクターのプリテンショナ
    ー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088143A (ja) * 2000-07-14 2002-03-27 Toray Ind Inc 成形用ポリエステルフィルム

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