JPH1069059A - レチクルマスクの作成方法 - Google Patents
レチクルマスクの作成方法Info
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- JPH1069059A JPH1069059A JP14545897A JP14545897A JPH1069059A JP H1069059 A JPH1069059 A JP H1069059A JP 14545897 A JP14545897 A JP 14545897A JP 14545897 A JP14545897 A JP 14545897A JP H1069059 A JPH1069059 A JP H1069059A
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- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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- G03F1/50—Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アライメントミスによる不良発生の心配がな
いレチクルマスクの作成方法を提供する。 【解決手段】 四辺形の回路パターン領域及びスクライ
ブライン領域を配置したレチクルパターンをもつ原形レ
チクルマスクを縮小元として縮小パターンレチクルマス
クを作成するレチクルマスクの作成方法において、四辺
形の回路パターン領域14の2辺にスクライブライン領
域16a,bを設けると共に少なくとも残りの1辺にダ
ミースクライブライン領域16c,dを設けたレチクル
パターン27をもつ原形レチクルマスクを縮小元にし、
前記2辺のスクライブライン領域16a,bのいずれか
と前記ダミースクライブライン領域16c,dとを合わ
せるようにして縮小パターンレチクルマスクの複数の回
路パターン領域を作成することを特徴とする。
いレチクルマスクの作成方法を提供する。 【解決手段】 四辺形の回路パターン領域及びスクライ
ブライン領域を配置したレチクルパターンをもつ原形レ
チクルマスクを縮小元として縮小パターンレチクルマス
クを作成するレチクルマスクの作成方法において、四辺
形の回路パターン領域14の2辺にスクライブライン領
域16a,bを設けると共に少なくとも残りの1辺にダ
ミースクライブライン領域16c,dを設けたレチクル
パターン27をもつ原形レチクルマスクを縮小元にし、
前記2辺のスクライブライン領域16a,bのいずれか
と前記ダミースクライブライン領域16c,dとを合わ
せるようにして縮小パターンレチクルマスクの複数の回
路パターン領域を作成することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造工程に使用されるステップアンドリピート縮小投影
露光装置(step-and-repeat reduotion projection syst
em) のためのレチクルマスクを作成する方法に関するも
のであり、特に、CADのようなコンピュータ支援エン
ジニアリングシステム(computer-aided engineering sy
stem) を使用したレチクルマスクの作成方法に関する。
製造工程に使用されるステップアンドリピート縮小投影
露光装置(step-and-repeat reduotion projection syst
em) のためのレチクルマスクを作成する方法に関するも
のであり、特に、CADのようなコンピュータ支援エン
ジニアリングシステム(computer-aided engineering sy
stem) を使用したレチクルマスクの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、5インチや8インチの半導体ウエ
ーハには数百ないし数千個のデバイスが製作される。こ
の集積回路製造の中のリソグラフィ工程で、ウエーハに
回路像を転写するためにマスクが使用されている。マス
クは、これに描かれた回路パターンをウエーハに焼き付
けて現像するために使用されるものでガラス板からな
り、レジストに合わせてポジ型とネガ型がある。そし
て、露光装置のタイプに応じてフルフィールドマスク(f
ull-field mask) とレチクルマスクに分けられる。
ーハには数百ないし数千個のデバイスが製作される。こ
の集積回路製造の中のリソグラフィ工程で、ウエーハに
回路像を転写するためにマスクが使用されている。マス
クは、これに描かれた回路パターンをウエーハに焼き付
けて現像するために使用されるものでガラス板からな
り、レジストに合わせてポジ型とネガ型がある。そし
て、露光装置のタイプに応じてフルフィールドマスク(f
ull-field mask) とレチクルマスクに分けられる。
【0003】フルフィールドマスクは、1回の露光でウ
エーハ全面へ一度に転写可能なマスクである。即ちフル
フィールドマスクには、ウエーハに形成される全デバイ
ス数ほどの回路パターンが反復して形成されている。こ
れに対してレチクルマスクは、1〜数個の回路パターン
をもち、ステップアンドリピートでウエーハの一部分ず
つ順次に縮小投影露光していくものである。従って、フ
ルフィールドマスクに比べてアライメント誤差が小さく
てすむという利点がある。
エーハ全面へ一度に転写可能なマスクである。即ちフル
フィールドマスクには、ウエーハに形成される全デバイ
ス数ほどの回路パターンが反復して形成されている。こ
れに対してレチクルマスクは、1〜数個の回路パターン
をもち、ステップアンドリピートでウエーハの一部分ず
つ順次に縮小投影露光していくものである。従って、フ
ルフィールドマスクに比べてアライメント誤差が小さく
てすむという利点がある。
【0004】図1は、ウエーハ上の回路実寸に対し5倍
(5×)に拡大された回路パターンをもつ拡大率の大き
い原形レチクルマスクの例を概略的に示している。この
5×レチクルマスクではレチクルフレーム2の中心部
に、四辺形のレチクルパターン7が位置する。レチクル
パターン7は回路パターン領域4と2辺のスクライブラ
イン領域6a,6bとをもち、スクライブライン領域6
a,6bは、図示のように回路パターン領域4の下側及
び右側に沿って配置されている。また、レチクルフレー
ム2のパターン領域7以外の所定位置には、アライメン
トのためのアラインメントマーク(alignment mark)8
a,8b,8cやパターン解像度を測定するためのレジ
ストレーションマーク(registeration mark)などのマー
クが形成されている。
(5×)に拡大された回路パターンをもつ拡大率の大き
い原形レチクルマスクの例を概略的に示している。この
5×レチクルマスクではレチクルフレーム2の中心部
に、四辺形のレチクルパターン7が位置する。レチクル
パターン7は回路パターン領域4と2辺のスクライブラ
イン領域6a,6bとをもち、スクライブライン領域6
a,6bは、図示のように回路パターン領域4の下側及
び右側に沿って配置されている。また、レチクルフレー
ム2のパターン領域7以外の所定位置には、アライメン
トのためのアラインメントマーク(alignment mark)8
a,8b,8cやパターン解像度を測定するためのレジ
ストレーションマーク(registeration mark)などのマー
クが形成されている。
【0005】図2は、ウエーハ上の回路実寸に対し 2.5
倍( 2.5×)に拡大された回路パターンをもつ拡大率の
小さい縮小パターンレチクルマスクの例を概略的に示し
ている。この 2.5×レチクルマスクは、6つの回路パタ
ーン領域4a〜4fを3×2のアレイにして備え、その
各回路パターン領域4a〜4fの間、図1同様に1回路
パターン領域の下側及び右側それぞれに計12本のスク
ライブライン領域6a 1 〜6b6 を形成してある。各回
路パターン領域4a〜4f及びスクライブライン領域6
a1 〜6b6 の模様や大きさは同一である。
倍( 2.5×)に拡大された回路パターンをもつ拡大率の
小さい縮小パターンレチクルマスクの例を概略的に示し
ている。この 2.5×レチクルマスクは、6つの回路パタ
ーン領域4a〜4fを3×2のアレイにして備え、その
各回路パターン領域4a〜4fの間、図1同様に1回路
パターン領域の下側及び右側それぞれに計12本のスク
ライブライン領域6a 1 〜6b6 を形成してある。各回
路パターン領域4a〜4f及びスクライブライン領域6
a1 〜6b6 の模様や大きさは同一である。
【0006】一般的に縮小投影式のリソグラフィ工程で
は、微細で精巧な部分の回路を焼き付ける場合に5×レ
チクルマスクを使用し、それ以外のときにはスループッ
トを上げるために 2.5×レチクルマスクを使用するよう
にしている。勿論、これら使用される5×と 2.5×のレ
チクルには互換性がある。
は、微細で精巧な部分の回路を焼き付ける場合に5×レ
チクルマスクを使用し、それ以外のときにはスループッ
トを上げるために 2.5×レチクルマスクを使用するよう
にしている。勿論、これら使用される5×と 2.5×のレ
チクルには互換性がある。
【0007】このようなレチクルマスクをCADシステ
ムで作成する場合、通常はまず5×の原形レチクルマス
クのレチクルパターン7を作成してから 2.5×の縮小パ
ターンレチクルマスクを作成する。即ち、レチクルパタ
ーン7の行及び列方向をそれぞれ50%縮小して 2.5×
レチクルマスクのレチクルフレーム2aに反復6回複写
する。これによって、スクライブライン領域6a1 〜6
b6 によって分離された3×2アレイ配列の6つの回路
パターン領域4a〜4fが形成される。
ムで作成する場合、通常はまず5×の原形レチクルマス
クのレチクルパターン7を作成してから 2.5×の縮小パ
ターンレチクルマスクを作成する。即ち、レチクルパタ
ーン7の行及び列方向をそれぞれ50%縮小して 2.5×
レチクルマスクのレチクルフレーム2aに反復6回複写
する。これによって、スクライブライン領域6a1 〜6
b6 によって分離された3×2アレイ配列の6つの回路
パターン領域4a〜4fが形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
チクル作成方法によると、回路パターン領域4a〜4f
とスクライブライン領域6a1 〜6b6 とにアライメン
トミスで重なってしまう部分が発生する可能性が高い。
このように回路部分にスクライブ部分が被さってしまっ
た欠陥レチクルマスクが使用されると、当然ながら不良
デバイスを大量に生み出すことになり、最近の8インチ
や12インチのウエーハではその損失もかなり大きくな
ってしまう。
チクル作成方法によると、回路パターン領域4a〜4f
とスクライブライン領域6a1 〜6b6 とにアライメン
トミスで重なってしまう部分が発生する可能性が高い。
このように回路部分にスクライブ部分が被さってしまっ
た欠陥レチクルマスクが使用されると、当然ながら不良
デバイスを大量に生み出すことになり、最近の8インチ
や12インチのウエーハではその損失もかなり大きくな
ってしまう。
【0009】そこで本発明は、このようなミスを抑制で
きるようなレチクルマスクの作成方法を提供するもので
ある。
きるようなレチクルマスクの作成方法を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記のよう
な課題を解決するため、スクライブライン領域によって
3辺以上を囲まれた回路パターン領域をもつレチクルパ
ターンを利用する作成方法とする。
な課題を解決するため、スクライブライン領域によって
3辺以上を囲まれた回路パターン領域をもつレチクルパ
ターンを利用する作成方法とする。
【0011】即ち、本発明によれば、四辺形の回路パタ
ーン領域及びスクライブライン領域を配置したレチクル
パターンをもつ原形レチクルマスクを縮小元として縮小
パターンレチクルマスクを作成するレチクルマスクの作
成方法において、四辺形の回路パターン領域の2辺にス
クライブライン領域を設けると共に少なくとも残りの1
辺にダミースクライブライン領域を設けたレチクルパタ
ーンをもつ原形レチクルマスクを縮小元にし、前記2辺
のスクライブライン領域のいずれかと前記ダミースクラ
イブライン領域とを合わせるようにして縮小パターンレ
チクルマスクの複数の回路パターン領域を作成すること
を特徴とする。
ーン領域及びスクライブライン領域を配置したレチクル
パターンをもつ原形レチクルマスクを縮小元として縮小
パターンレチクルマスクを作成するレチクルマスクの作
成方法において、四辺形の回路パターン領域の2辺にス
クライブライン領域を設けると共に少なくとも残りの1
辺にダミースクライブライン領域を設けたレチクルパタ
ーンをもつ原形レチクルマスクを縮小元にし、前記2辺
のスクライブライン領域のいずれかと前記ダミースクラ
イブライン領域とを合わせるようにして縮小パターンレ
チクルマスクの複数の回路パターン領域を作成すること
を特徴とする。
【0012】この場合、縮小パターンレチクルマスクの
回路パターン領域を4以上作成するときには、原形レチ
クルマスクは、四辺形の回路パターン領域の2辺にスク
ライブライン領域を設けると共に残りの2辺にダミース
クライブライン領域を設けたレチクルパターンをもつも
のとするとよい。
回路パターン領域を4以上作成するときには、原形レチ
クルマスクは、四辺形の回路パターン領域の2辺にスク
ライブライン領域を設けると共に残りの2辺にダミース
クライブライン領域を設けたレチクルパターンをもつも
のとするとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図3〜図5を参照して本発明の実
施形態につき説明する。以下の説明では具体的特定事項
が提示されるが、本発明がこれに限られるものでないこ
とは勿論である。
施形態につき説明する。以下の説明では具体的特定事項
が提示されるが、本発明がこれに限られるものでないこ
とは勿論である。
【0014】図3には、拡大率の大きい原形レチクルマ
スクとして使用する5×レチクルマスクの概略が示され
ている。レチクルフレーム12の中央部分に配置された
四辺形のレチクルパターン27は、回路パターン領域1
4、2辺のスクライブライン領域16a,16b、そし
て2辺のダミースクライブライン領域16c,16dを
備えている。この例でスクライブライン領域16a,1
6bは回路パターン領域14の下側と右側の2辺、ダミ
ースクライブライン領域16c,16dは回路パターン
領域14の上側と左側の2辺に形成される。即ち、対向
する辺にダミー(便宜的にダミーと呼ぶ)が形成される
ことになる。
スクとして使用する5×レチクルマスクの概略が示され
ている。レチクルフレーム12の中央部分に配置された
四辺形のレチクルパターン27は、回路パターン領域1
4、2辺のスクライブライン領域16a,16b、そし
て2辺のダミースクライブライン領域16c,16dを
備えている。この例でスクライブライン領域16a,1
6bは回路パターン領域14の下側と右側の2辺、ダミ
ースクライブライン領域16c,16dは回路パターン
領域14の上側と左側の2辺に形成される。即ち、対向
する辺にダミー(便宜的にダミーと呼ぶ)が形成される
ことになる。
【0015】レチクルフレーム12のレチクルパターン
27以外の部分には、マスクアライメントのためのアラ
インメントマーク18a1 ,18a2 ,18a3 とパタ
ーン解像度測定用のレジストレーションマーク(図示せ
ず)などのマークが設けられる。なお、これらはスクラ
イブライン16a〜16d上にあってもよい。
27以外の部分には、マスクアライメントのためのアラ
インメントマーク18a1 ,18a2 ,18a3 とパタ
ーン解像度測定用のレジストレーションマーク(図示せ
ず)などのマークが設けられる。なお、これらはスクラ
イブライン16a〜16d上にあってもよい。
【0016】図4に、この図3の原形レチクルマスクを
使用して作成される拡大率の小さい2.5×の縮小パター
ンレチクルマスクを概略的に示してある。この 2.5×レ
チクルマスクにおけるレチクルパターン37には、6個
の回路パターン領域14a〜14fが、スクライブライ
ン領域16a1 〜16g7 でそれぞれ4辺を囲って分離
するようにして、3×2のアレイ状に配置させてある。
各回路パターン領域14a〜14fは同じ模様及び大き
さで、例えば1つの回路パターン領域14aは4本のス
クライブライン領域16a1 ,16a2 ,16g1 ,1
6g2 で4辺を囲まれている。
使用して作成される拡大率の小さい2.5×の縮小パター
ンレチクルマスクを概略的に示してある。この 2.5×レ
チクルマスクにおけるレチクルパターン37には、6個
の回路パターン領域14a〜14fが、スクライブライ
ン領域16a1 〜16g7 でそれぞれ4辺を囲って分離
するようにして、3×2のアレイ状に配置させてある。
各回路パターン領域14a〜14fは同じ模様及び大き
さで、例えば1つの回路パターン領域14aは4本のス
クライブライン領域16a1 ,16a2 ,16g1 ,1
6g2 で4辺を囲まれている。
【0017】このようなパターンの 2.5×レチクルマス
クをCADシステムで作成する際の作成方法について、
図5A〜図5Dを参照して説明する。
クをCADシステムで作成する際の作成方法について、
図5A〜図5Dを参照して説明する。
【0018】まず、従来と同じく図3の5×レチクルマ
スクの方を先に作成するが、このときに、回路パターン
領域14の4辺を全て囲むようにスクライブライン領域
16a〜16dを形成する。そして、この5×レチクル
マスクを縦横50%ずつ縮小して、図4の 2.5×レチク
ルマスクにおける各回路パターン領域14a〜14fを
作成していく。
スクの方を先に作成するが、このときに、回路パターン
領域14の4辺を全て囲むようにスクライブライン領域
16a〜16dを形成する。そして、この5×レチクル
マスクを縦横50%ずつ縮小して、図4の 2.5×レチク
ルマスクにおける各回路パターン領域14a〜14fを
作成していく。
【0019】最初に、図3の5×レチクルマスクを縦横
1/2縮小した図5Aのレチクルパターン27’は、図
4中の第1の回路パターン領域14aに相当するものと
なる。即ち、回路パターン領域14’=14a、スクラ
イブライン領域16a’=16g2 、スクライブライン
領域16b’=16g1 、スクライブライン領域16
c’=16a1 、スクライブライン領域16d’=16
a2 である。
1/2縮小した図5Aのレチクルパターン27’は、図
4中の第1の回路パターン領域14aに相当するものと
なる。即ち、回路パターン領域14’=14a、スクラ
イブライン領域16a’=16g2 、スクライブライン
領域16b’=16g1 、スクライブライン領域16
c’=16a1 、スクライブライン領域16d’=16
a2 である。
【0020】続いて、同じく図3の5×レチクルマスク
を縦横1/2縮小した図5Bのレチクルパターン27’
は、図4中の第1の回路パターン領域14aの右側に形
成される第2の回路パターン領域14bに相当する。こ
のときに図5B中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6d′が、第1の回路パターン領域14aを形成した際
の図5Aのスクライブライン領域16b’と合わさって
スクライブライン領域16g1 をなすようにしてある。
この場合、ダミースクライブ領域16d′とスクライブ
ライン領域16b’とは重ねるようにした設計でもよい
し、隣接させるようにした設計でもよい。
を縦横1/2縮小した図5Bのレチクルパターン27’
は、図4中の第1の回路パターン領域14aの右側に形
成される第2の回路パターン領域14bに相当する。こ
のときに図5B中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6d′が、第1の回路パターン領域14aを形成した際
の図5Aのスクライブライン領域16b’と合わさって
スクライブライン領域16g1 をなすようにしてある。
この場合、ダミースクライブ領域16d′とスクライブ
ライン領域16b’とは重ねるようにした設計でもよい
し、隣接させるようにした設計でもよい。
【0021】次いで、同じく図3の5×レチクルマスク
を縦横1/2縮小した図5Cのレチクルパターン27’
は、図4中の第1の回路パターン領域14aの下側に形
成される第3の回路パターン領域14cに相当する。こ
のときに図5C中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6c′が、第1の回路パターン領域14aを形成した際
の図5Aのスクライブライン領域16a’と共にスクラ
イブライン領域16g 2 をなすようにしてある。
を縦横1/2縮小した図5Cのレチクルパターン27’
は、図4中の第1の回路パターン領域14aの下側に形
成される第3の回路パターン領域14cに相当する。こ
のときに図5C中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6c′が、第1の回路パターン領域14aを形成した際
の図5Aのスクライブライン領域16a’と共にスクラ
イブライン領域16g 2 をなすようにしてある。
【0022】更に、同じく図3の5×レチクルマスクを
縦横1/2縮小した図5Dのレチクルパターン27’
は、図4中の第2の回路パターン領域14bの下側に形
成される第4の回路パターン領域14dに相当する。こ
のときに図5D中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6c′が、第2の回路パターン領域14bを形成した際
の図5Bのスクライブライン領域16a’と共にスクラ
イブライン領域16g3をなすようにしてあり、また、
図5D中に示す斜線のダミースクライブ領域16d′
が、第3の回路パターン領域14cを形成した際の図5
Cのスクライブライン領域16b’と共にスクライブラ
イン領域16g4 をなすようにしてある。
縦横1/2縮小した図5Dのレチクルパターン27’
は、図4中の第2の回路パターン領域14bの下側に形
成される第4の回路パターン領域14dに相当する。こ
のときに図5D中に示す斜線のダミースクライブ領域1
6c′が、第2の回路パターン領域14bを形成した際
の図5Bのスクライブライン領域16a’と共にスクラ
イブライン領域16g3をなすようにしてあり、また、
図5D中に示す斜線のダミースクライブ領域16d′
が、第3の回路パターン領域14cを形成した際の図5
Cのスクライブライン領域16b’と共にスクライブラ
イン領域16g4 をなすようにしてある。
【0023】そして、図4中の第3の回路パターン領域
14cの下側に形成される第5の回路パターン領域14
eは、図5Cのレチクルパターン27’から形成される
ことになる。このときに図5C中に示す斜線のダミース
クライブ領域16c′が、第3の回路パターン領域14
cを形成した際の図5Cのスクライブライン領域16
a’と共にスクライブライン領域16g5 をなすように
してある。
14cの下側に形成される第5の回路パターン領域14
eは、図5Cのレチクルパターン27’から形成される
ことになる。このときに図5C中に示す斜線のダミース
クライブ領域16c′が、第3の回路パターン領域14
cを形成した際の図5Cのスクライブライン領域16
a’と共にスクライブライン領域16g5 をなすように
してある。
【0024】最後に、図4中の第4の回路パターン領域
14dの下側に形成される第6の回路パターン領域14
fは、図5Dのレチクルパターン27’から形成される
ことになる。このときに図5D中に示す斜線のダミース
クライブ領域16c′が、第4の回路パターン領域14
dを形成した際の図5Dのスクライブライン領域16
a’と共にスクライブライン領域16g6 をなすように
してあり、また、図5D中に示す斜線のダミースクライ
ブ領域16d′が、第5の回路パターン領域14eを形
成した際の図5Cのスクライブライン領域16b’と共
にスクライブライン領域16g7 をなすようにしてあ
る。
14dの下側に形成される第6の回路パターン領域14
fは、図5Dのレチクルパターン27’から形成される
ことになる。このときに図5D中に示す斜線のダミース
クライブ領域16c′が、第4の回路パターン領域14
dを形成した際の図5Dのスクライブライン領域16
a’と共にスクライブライン領域16g6 をなすように
してあり、また、図5D中に示す斜線のダミースクライ
ブ領域16d′が、第5の回路パターン領域14eを形
成した際の図5Cのスクライブライン領域16b’と共
にスクライブライン領域16g7 をなすようにしてあ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、スクライブ領域で回路
パターン領域の4辺を全て囲うようにした原形レチクル
マスク(上記の例では5倍)を縮小元にして縮小パター
ンレチクルマスク(上記の例では 2.5倍)を作成するよ
うにしたことで、多少整列にズレが生じても前のパター
ンと重なるスクライブ領域が緩衝領域として作用し、回
路パターン領域は保護されることになる。従って、不良
発生率が格段に低くなり、半導体集積回路の生産性向上
に寄与する。
パターン領域の4辺を全て囲うようにした原形レチクル
マスク(上記の例では5倍)を縮小元にして縮小パター
ンレチクルマスク(上記の例では 2.5倍)を作成するよ
うにしたことで、多少整列にズレが生じても前のパター
ンと重なるスクライブ領域が緩衝領域として作用し、回
路パターン領域は保護されることになる。従って、不良
発生率が格段に低くなり、半導体集積回路の生産性向上
に寄与する。
【図1】従来の5×レチクルマスクの概略を示す平面
図。
図。
【図2】従来の 2.5×レチクルマスクの概略を示す平面
図。
図。
【図3】本発明に係る5×レチクルマスクの概略を示す
平面図。
平面図。
【図4】本発明に係る 2.5×レチクルマスクの概略を示
す平面図。
す平面図。
【図5】本発明のレチクルマスク作成方法についての説
明図。
明図。
12,12a レチクルフレーム 14,14’14a〜14f 回路パターン領域 16a,16b,16a’,16b’ スクライブライ
ン領域 16c,16d,16c’,16d’ ダミースクライ
ブライン領域 18a1 ,18a2 ,18a3 アライメントマーク 27,27’,37 レチクルパターン
ン領域 16c,16d,16c’,16d’ ダミースクライ
ブライン領域 18a1 ,18a2 ,18a3 アライメントマーク 27,27’,37 レチクルパターン
Claims (2)
- 【請求項1】 四辺形の回路パターン領域及びスクライ
ブライン領域を配置したレチクルパターンをもつ原形レ
チクルマスクを縮小元として縮小パターンレチクルマス
クを作成するレチクルマスクの作成方法において、 四辺形の回路パターン領域の2辺にスクライブライン領
域を設けると共に少なくとも残りの1辺にダミースクラ
イブライン領域を設けたレチクルパターンをもつ原形レ
チクルマスクを縮小元にし、前記2辺のスクライブライ
ン領域のいずれかと前記ダミースクライブライン領域と
を合わせるようにして縮小パターンレチクルマスクの複
数の回路パターン領域を作成するようにしたことを特徴
とするレチクルマスクの作成方法。 - 【請求項2】 原形レチクルマスクは、四辺形の回路パ
ターン領域の2辺にスクライブライン領域を設けると共
に残りの2辺にダミースクライブライン領域を設けたレ
チクルパターンをもつ請求項1記載のレチクルマスクの
作成方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019960019737A KR100225761B1 (ko) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 레티클 마스크 설계 방법 |
| KR1996P19737 | 1996-06-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069059A true JPH1069059A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=19460736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14545897A Pending JPH1069059A (ja) | 1996-06-04 | 1997-06-03 | レチクルマスクの作成方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5789120A (ja) |
| JP (1) | JPH1069059A (ja) |
| KR (1) | KR100225761B1 (ja) |
| TW (1) | TW335460B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002246281A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法およびそれに用いられるレチクル並びにウェハ |
| JP2005084379A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Renesas Technology Corp | フォトマスクおよび半導体装置の製造方法 |
| JP2008541156A (ja) * | 2005-05-05 | 2008-11-20 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | フォトマスクの製造及び検査のための構造体及び方法 |
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| JP4265722B2 (ja) * | 2000-08-07 | 2009-05-20 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | パターンデータ修正方法及び装置 |
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| US6972576B1 (en) | 2002-05-31 | 2005-12-06 | Advanced Micro Devices, Inc. | Electrical critical dimension measurement and defect detection for reticle fabrication |
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-
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-
1997
- 1997-04-28 TW TW086105578A patent/TW335460B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-06-03 US US08/867,739 patent/US5789120A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-03 JP JP14545897A patent/JPH1069059A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5789120A (en) | 1998-08-04 |
| TW335460B (en) | 1998-07-01 |
| KR100225761B1 (ko) | 1999-10-15 |
| KR980005286A (ko) | 1998-03-30 |
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