JPH1068652A - 電子はかり - Google Patents

電子はかり

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Publication number
JPH1068652A
JPH1068652A JP8226816A JP22681696A JPH1068652A JP H1068652 A JPH1068652 A JP H1068652A JP 8226816 A JP8226816 A JP 8226816A JP 22681696 A JP22681696 A JP 22681696A JP H1068652 A JPH1068652 A JP H1068652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction coefficient
value
weight
data
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8226816A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sato
毅 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8226816A priority Critical patent/JPH1068652A/ja
Publication of JPH1068652A publication Critical patent/JPH1068652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外部ノイズによる補正係数の破壊の被害を最小
限にする。 【解決手段】重量検知手段1の出力信号は重量値変換手
段2によって重量値に変換され、重量値表示手段3によ
って表示される。出力信号を重量値に変換するにあたっ
て、スパン係数、温度補正係数などの補正係数を使用す
るが、同じ補正係数を第1の補正係数メモリ4と第2の
補正係数メモリ5に二重に保持しておく。保持されてい
る補正係数の値に異常検出手段6によって異常が検出さ
れた場合には、正常な方のメモリの補正係数値を異常な
方の補正係数メモリにコピーし、正常な値に復帰させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試料の重量(質量)
を測定する電子はかりに関する。
【0002】
【従来の技術】電子はかりでは電磁平衡部で検出した信
号を荷重値に変換するための係数や温度変化による荷重
表示値の変動を補正するための係数などを内部に記憶
し、測定した値をそれらの係数を用いて荷重値に変換し
たり、正確な重量値となるように補正して表示するよう
にしている。
【0003】従来、重量値補正用のデータは電子はかり
に内蔵された電気的メモリに記憶されていたが、記憶す
るエリアが電気的メモリの1箇所に限られていた。ま
た、補正データが正常に記憶されているかどうかの判断
は1が立っているビット数をかぞえるチェックサムによ
るチェックで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】補正係数の記憶エリア
が電気的メモリの1箇所に限られた場合、何らかの原因
でその記憶エリアの内容が破壊されると、再度そのデー
タをはかり外部より書き込まない限り、はかりとして正
常動作しなくなってしまう。電子はかりの補正係数など
は較正することによって新しい値に書き換えられるよう
にしておく必要があるので、EEPROM(電気的な消
去と書き込みが可能なリードオンリーメモリ)に記憶す
るように構成されているが、例えば、電源ラインから大
きなパルス的ノイズが侵入すると補正係数を蓄えておい
たエリアのEEPROMの内容が書き換えられてしまう
可能性がある。このようなことが起こるとこの電子はか
りは正しい重量値を表示することができない。従来技術
においても補正係数が正常であるかはチェックすること
ができるが、正常でないと判った場合にはあらためて正
しい補正係数を書き込んでやる必要があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、外部のノイズなどによる補正係数の破壊
に強く、結果的に信頼性の高い電子はかりを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、重量値補正係数を用いて補正された重量
値を計算表示する電子はかりにおいて、前記重量補正係
数を保持する第1の記憶手段と、前記補正係数と同じ補
正係数を保持する第2の記憶手段を有することを特徴と
する。
【0007】2重に用意された記憶エリアにおいて、そ
れぞれの記憶エリア内のデータが正常かどうかチェック
を行い、片方のデータに異常が発見された場合には正常
データを自動的に丸ごとコピーするので異常データの修
復が可能となる。ここでいう重量値補正係数には、電子
はかり内部の測定量を重量値に変換するスパン係数、内
部測定値と実際の重量値のリニアリティーを補正するリ
ニア係数、周囲温度変化による測定値変化を補正する温
度係数などを含み、その他にも正しい重量値を表示する
ために必要な各種の補正係数を含むものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を用
いて説明する。図1は本発明の概念図であり、図2は補
正係数をチェックするときの動作を示すフローチャート
である。
【0009】図1において、秤量皿にのせられた物体の
重量(質量)は電磁平衡部などの機構からなる重量検知
手段1によって電気的な信号量として検出される。この
信号量は重量値変換手段2によって重量値に変換され、
重量値表示手段3によって数字などで表示される。電気
的な信号量を重量値に変換するにあたっては、その信号
値を重量値に変換するためのスパン係数、信号値と実際
の重量値の間の直線性を補正するリニア係数、周囲温度
変化による信号値変化を補正する温度係数などを用い
て、正しい重量値を計算する。
【0010】それらの各種補正係数はEEPROMから
なるメモリに同じ値を二重に保存しておく。第1の補正
係数メモリ4には第1の補正データが記憶されており、
第2の補正係数メモリ5には第2の補正データが記憶さ
れている。それらの値は当初互いに全く同じとしてお
く。通常の重量測定時には第1の補正係数メモリ4から
第1の補正データを読み出し、重量値計算に利用する。
【0011】ところで、EEPROMに記憶されている
データは、例えば電源ラインから大きなノイズが侵入し
た場合などに、書き換えられてしまう可能性がある。こ
のような現象を監視するために、適当なタイミングで、
補正係数が異常となっていないかどうか検出することを
チェックサムと呼ばれる技法で行っている。この技法で
は、補正係数を表す2進数のデータのうち1が立ってい
るビットの数をかぞえてその値を記憶しておく。データ
の異常検出を行う場合には、チェックサムを行い、その
値が以前に記憶している値と一致していない場合に異常
であると判断する。
【0012】本発明の電子はかりでは、異常検出手段6
によって、上述のようなチェックサムを電源投入時や補
正係数の更新時に行う。そのときの動作を図2のフロー
チャートで説明する。まず、第1の補正係数メモリ4に
記憶されているデータ1をメモリから読み出し(S
1)、チェックサムによるチェックを行う(S2)。こ
の結果が正常であるかどうか(S3)を判断し、もし正
常であればデータ1を第2の補正係数メモリ5にコピー
した(S8)のち、異常検出が終わったことを示すOF
F表示をして(S9)チェックを終わる。S3のステッ
プでデータ1が異常と判断されたら、第2の補正係数メ
モリ5に記憶されているデータ2をメモリから読み出し
(S4)、チェックサムによるチェックを行う(S
5)。この結果が正常であるかどうか(S6)を判断
し、もし正常であればデータ2を第1の補正係数メモリ
4にコピーした(S10)のち、異常検出が終わったこ
とを示すOFF表示をして(S11)チェックを終わ
る。S6のステップでデータ2が異常と判断されたら、
データ1もデータ2も異常なのであるから、データを修
復することはできないのでエラー表示をして(S7)チ
ェックを終わる。
【0013】上述の実施の形態では、第1の補正係数メ
モリ4と第2の補正係数メモリ5はEEPROMで構成
されているが、同時に両方の内容が破壊されることを避
けるために、両者の内部的アドレスは大きく離れている
ようにしておくことが望ましい。アドレスが離れていれ
ば両方が同時に破壊されることは少なくなるからであ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
2重に用意された記憶エリアに補正係数を覚えておき、
それぞれの記憶エリア内のデータが正常かどうかチェッ
クを行い、片方のデータに異常が発見された場合には正
常データを自動的に丸ごとコピーするので異常データの
修復が可能となる。したがって、実質的に外来ノイズな
どによって補正係数の値が破壊される確率が減少し、重
量補正用データの異常による電子はかりのトラブルを減
らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概念図である。
【図2】補正係数チェック時のフローチャートである。
【符号の説明】
1…重量検知手段 2…重量値変換手段 3…重量値表示手段 4…第1の補正係数メモリ 5…第2の補正係数メモリ 6…補正値異常検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量値補正係数を用いて補正された重量
    値を計算表示する電子はかりにおいて、前記重量補正係
    数を保持する第1の記憶手段と、前記補正係数と同じ補
    正係数を保持する第2の記憶手段を有することを特徴と
    する電子はかり。
JP8226816A 1996-08-28 1996-08-28 電子はかり Pending JPH1068652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8226816A JPH1068652A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 電子はかり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8226816A JPH1068652A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 電子はかり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1068652A true JPH1068652A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16851059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8226816A Pending JPH1068652A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 電子はかり

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JP (1) JPH1068652A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102494753A (zh) * 2011-11-25 2012-06-13 云南建水锰矿有限责任公司 电子皮带秤的校准方法
CN102818620A (zh) * 2012-09-14 2012-12-12 莱芜钢铁集团有限公司 一种子电子皮带秤校核方法
JP2013089107A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Rohm Co Ltd 電源回路、及び液晶表示装置
CN111412973A (zh) * 2019-01-04 2020-07-14 致伸科技股份有限公司 具校正功能的电子秤与应用于其上的校正方法
JP2020159994A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社デンソー 検出ユニット
WO2020206853A1 (zh) * 2019-04-11 2020-10-15 深圳市深信信息技术有限公司 一种电子秤的监测方法及系统

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