JPH1067760A - アンモニウムオキサゾール及びアミノオキサゾリウム中間体、その製造方法並びに殺虫性アリールピロールの製造におけるその使用 - Google Patents
アンモニウムオキサゾール及びアミノオキサゾリウム中間体、その製造方法並びに殺虫性アリールピロールの製造におけるその使用Info
- Publication number
- JPH1067760A JPH1067760A JP9183258A JP18325897A JPH1067760A JP H1067760 A JPH1067760 A JP H1067760A JP 9183258 A JP9183258 A JP 9183258A JP 18325897 A JP18325897 A JP 18325897A JP H1067760 A JPH1067760 A JP H1067760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- halogen
- hydrogen
- alkyl
- integer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D207/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D207/30—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D207/34—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D207/36—Oxygen or sulfur atoms
- C07D207/40—2,5-Pyrrolidine-diones
- C07D207/416—2,5-Pyrrolidine-diones with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to other ring carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D263/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
- C07D263/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
- C07D263/30—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D263/34—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D263/48—Nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
な中間体の提供。 【解決手段】 式Iのアンモニウムオキサゾール中間体
及び式IIのアミノオキサゾリウム中間体。 【化1】
Description
は、独特の作用様式及び広い範囲の活性を有する高度に
有効な殺虫(insecticidal),殺ダニ(acaricidal)及
び殺線虫剤(nematocidal agent)である。殊に、2−
アリール−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−
カルボニトリル化合物は広範囲の有害生物(pest)を防
除し、そして耐性の有害生物、例えばピレスロイド、有
機リン酸塩、シクロジエン、有機塩素、有機スズ、カル
バメート及びベンゾフェニル尿素耐性の生物タイプのヘ
リコベルパ種(Helicoverpa spp.)/ヘリオチス種(He
liothis spp.)、スポドプテラ種(Spodoptera sp
p.)、トリコプルシア種(Trichoplusia spp.)、プソイ
ドプルシア種(Pseudoplusia spp.)及びテトラニクス
種(Teranychusspp.)を防除し得る。
ール−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カル
ボニトリル化合物及びその誘導体は、耐性管理プログラ
ムに用いることができる。更に、該ピロールは有益な種
に対して殆ど影響がないために、これらのものは統合し
た管理プログラムにも優れた候補となる。これらのプロ
グラムは今日の作物生産において必要不可決なものであ
る。
中間体の製造方法は大いに利用できるものである。現在
の製造規模での2−アリール−5−(トリフルオロメチ
ル)ピロール−3−カルボニトリルの製造方法には3−
オキサゾリン−5−オンと2−クロロアクリロニトリル
との1,3−双極性環式付加(米国特許第5,030,
735号)及び適当なオキサゾールアミン誘導体と2−
クロロアクリロニトリルまたは2,3−ジクロロプロピ
オニトリルとの環式付加反応(米国特許第5,446,
170号)がある。
1301〜1308に記載されるように、適当なアルキンを用い
るReissert化合物の酸触媒された環化のメシオニック
(mesionic)中間体生成物の1,3−双極性環式付加に
より、N−置換されたピロール生成物を生じさせること
は公知である。しかしながらこれらのメシオニック中間
体はエチレン性ジエネオフィル(ethylenic dieneophil
e)により1,4−環式付加反応を受け、殺虫性アリール
ピロール先駆体としては有用でないアリールピロール誘
導体を生成する。
有用である重要な中間体オキサゾールアンモニウム及び
アミノオキサゾリウム化合物の源を提供することが本発
明の目的である。
が本発明の他の目的である。
剤、殺ダニ剤及び殺線虫剤に転化させ得る式Iのアリー
ルピロール先駆体を生成させる製造方法に利用し得るこ
とが本発明の利点である。
物を提供することが本発明の特徴である。本発明のこれ
らの及び他の特徴並びに目的は以下に記載の詳細な説明
からより明らかになるであろう。
または8の整数であり;qは1、2または3の整数であ
り;Aは
M及びQは各々独立して水素、ハロゲン、CN、N
O2、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜
C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、
またはM及びQが隣接する位置である場合、これらのも
のはこれらのものが結合する炭素原子と一緒になってM
Qが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;XはOまたはSであり;そし
て陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体であ
る;のアンモニウムオキサゾール中間体またはその互変
異性体を提供する。
対する上記のものであり、そしてRは随時C1〜C4アル
コキシまたはフェニル基1個で置換されていてもよいC
1〜C6アルキルである、のオキサゾリウム中間体または
その互変異性体を提供する。
に殺虫、殺ダニ及び殺線虫性のアリールピロール化合物
の製造におけるその使用を提供する。
に重要な中間体化合物(高度に定量的な収率で得ること
ができ、単離の際かまたはその場のいずれかで安定であ
り、単純であるかまたは容易に入手される出発物質から
製造することができ、そして最小の反応工程で、最適な
収率及び純度で、そして適当ならば位置または立体特異
的に所望の製造の最終生成物に容易に転化し得る)を包
含する。
体及び式IIの5−アミノオキサゾリウム中間体並びにそ
の互変異性体は2−アリール−5−(トリフルオロメチ
ル)ピロール−3−カルボニトリル殺虫、殺ダニ及び殺
線虫剤の製造において有効な中間体であることが見いだ
された。
ミノオキサゾリウム化合物はそれぞれ式I及び式II
または8の整数であり;qは1、2または3の整数であ
り;Aは
Rは随時1個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル基で
置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり;M及び
Qは各々独立して水素、ハロゲン、CN、NO2、C1〜
C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコ
キシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチ
オ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、またはM
及びQが隣接する位置である場合、これらのものはこれ
らのものが結合する炭素原子と一緒になってMQが構造
式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;XはOまたはSであり;そし
て陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体であ
る;の構造またはその互変異性体を有する。
ハロゲンなる用語はCl、Br、FまたはIを表し、そ
してハロアルキルなる用語は同一もしくは相異なること
ができる1〜2x+1のハロゲン原子を含有し得る炭素
原子x個のいずれかのアルキル基を含む。
体及び式IIの5−アミノオキサゾリウム中間体はそのそ
れぞれの互変構造Ia及びIIaにより表し得る。該互変
異性体はn、q、A、R及び陰イオン-qが上記のもので
ある下記のものである。
はqが1であり、ここにq=1が特に好ましい化合物で
ある。式Iの化合物には次のものが含まれるが、これに
限定されない:5−アミノ−4−(p−クロロフェニ
ル)−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、メタ
ンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(p−クロロフェニ
ル)−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、p−
トルエンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(3,5−ジ
クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)オキサ
ゾール、トリフルオロメタンスルホン酸塩;5−アミノ
−4−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(トリフル
オロメチル)オキサゾール、メタンスルホン酸塩;5−
アミノ−4−[p−(α,α,α−トリフルオロ)トリ
ル]−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、p−
トルエンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(3,4,5
−トリクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)
オキサゾール、p−トルエンスルホン酸塩;5−アミノ
−4−[p−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2
−(トリフルオロメチル)オキサゾール、トリフルオロ
メタンスルホン酸塩;または5−アミノ−4−[2−
(3,4,5−トリクロロ)チエニル]−2−(トリフ
ルオロメチル)オキサゾール、メタンスルホン酸塩。
れるが、これに限定されない:テトラフルオロ硼酸5−
アミノ−4−(p−クロロフェニル)−3−メチル−2
−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;メタンスル
ホン酸5−アミノ−4−(p−ブロモフェニル)−3−
メチル−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;
p−クロロトルエンスルホン酸5−アミノ−4−(3,
5−ジクロロフェニル)−3−ベンジル−2−(トリフ
ルオロメチル)オキサゾリウム;テトラフルオロ硼酸5
−アミノ−4−(3,4,5−トリクロロフェニル)−
3−イソプロピル−2−(トリフルオロメチル)オキサ
ゾリウム;重硫酸5−アミノ−4−(p−クロロフェニ
ル)−3−メチル−2−(トリフルオロメチル)オキサ
ゾリウム;p−クロロトルエンスルホン酸5−アミノ−
4−[(α,α,α−トリフルオロ)トリル]−3−ベ
ンジル−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;
テトラフルオロ硼酸5−アミノ−4−[p−(トリフル
オロメトキシ)フェニル]−3−エチル−2−(トリフ
ルオロメチル)オキサゾリウム;またはメタンスルホン
酸5−アミノ−4−[2−(3,4,5−トリクロロ)
チエニル]−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウ
ム。
ゾール中間体及び式IIの5−アミノオキサゾリウム中間
体は式IIIのアミドニトリルを酸及び溶媒の存在下にて
本質的には無水条件下で環化させることにより得られ
る。反応は流れ図Iに示され、ここにqは1であり、
R’は水素またはRであり、そしてn、A、R及び陰イ
オン-は上記のものである。
たはクロマトグラフィーにより単離され、そして殺虫性
ピロールの製造または将来の誘導体化に対する重要な中
間体の便利な原料として機能し得る。
的な無水状態及び式IIIのアミドニトリル化合物の部分
的か、または完全な溶解を維持させ得る有機溶媒であ
る。該溶媒には次のものが含まれる:芳香族炭化水素例
えばベンゼン、キシレン、トルエンなど、好ましくはト
ルエン;塩素化された芳香族炭化水素例えばクロロベン
ゼン;カルボン酸アミド例えばジメチルホルムアミド、
N−メチルピロリドンなど、好ましくはジメチルホルム
アミド;ニトリル例えばアセトニトリル、プロピオニト
リルなど;アルコール例えばイソプロパノール、t−ブ
タノール、sec−ブタノールなど、好ましくはt−ブ
タノール。これらの溶媒は単独にか、または2つまたは
それ以上の組み合わせで使用し得る。
る酸は相対的な脱水を行い得るいずれかの酸である。適
当な酸には硫酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、リン酸、テト
ラフルオロ硼酸、テトラフルオロ硼酸錯塩などがある。
また三フッ化ホウ素錯塩例えば三フッ化ホウ素酢酸、三
フッ化ホウ素二水和物も適当な酸である。
化合物及びその製造は米国特許第5,426,225号
に記載される。R’がRである式IIIのアミドニトリル
化合物は式IVの適当なアミノニトリルのパーフルオロア
セチル化を介して得ることができる。式IVのアミノニト
リルは十分公知のストレッカー(Strecker)反応を介し
てその入手できるベンズアルデヒド、フルフリルアルデ
ヒドまたはチエニルメチルアルデヒド先駆体から対応し
て容易に得られる。反応順序は流れ図IIに示され、ここ
にn、A及びRは式I及びIIに対する上記のものであ
り、mは1または2の整数であり、X1はCl、OR10
またはOであり、そしてR10は水素またはC1〜C6アル
キルであり、但しX1がOである場合、mは2でなけれ
ばならず、そしてX1がClまたはOR10である場合、
mは1でなければならない。
在下及び本質的には水を存在させない少なくとも1モル
当量の式Vのジエネオフィル(dieneophile)の1,3−
双極性環式付加により2−アリール−5−パーフルオロ
アルキルピロールに転化し得る。転化は流れ図IIIに示
され、ここにn、A及びRは上記のものであり、そして
Qは1であり、WはCN、NO2、COOR1またはCO
R2であり;R1及びR2は各々独立してC1〜C4アルキ
ルであり;そしてYはH、ClまたはBrであり、但し
中間体化合物が式Iである場合、YはClまたはBrで
なければならない。
的に無水状態及び式IIIのアミドニトリルの部分的また
は完全な溶解を保持させ得る有機溶媒である。ある程度
水が存在する場合、低い生成物収率及び減少された純度
が予期される。該溶媒には次のものが含まれる:芳香族
炭化水素例えばベンゼン、キシレン、トルエンなど好ま
しくはトルエン;塩素化された芳香族炭化水素例えばク
ロロベンゼン;カルボン酸アミド例えばジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリドンなど、好ましくはジメチ
ルホルムアミド;ニトリル例えばアセトニトリル、プロ
ピオニトリルなど;アルコール例えばイソプロパノー
ル、t−ブタノール、sec−ブタノールなど、好まし
くはt−ブタノール。これらの溶媒は単独にか、または
2つまたはそれ以上の組み合わせで使用し得る。
に、次の実施例を下に示す。これらの実施例は単に説明
的なものであり、そして本発明の範囲または基礎となる
原理をいずれにおいても限定しないことを理解された
い。事実、本明細書に示され、そして記載されるものに
加えて本発明の種々の変法が次の実施例及び上記の記載
から本分野に精通せる者には明らかになろう。またかか
る変法は付属の特許請求の範囲の範囲内のものである。
MRなる用語はそれぞれプロトン、炭素13及びフッ素
19核磁気共鳴を表す。HPLCなる用語は高速液体ク
ロマトグラフィーを表す。
ニトリルの製造
ル)を25〜30℃で水中の濃塩酸(125ml、1.
5モル)の水溶液に加えた。生じた混合物を順次30℃
で水中のシアン化ナトリウム(53.9g、1.1モル)
の溶液及び塩化メチレンで処理し、35℃に加熱し、塩
化メチレン中のp−クロロベンズアルデヒド(140.
6g、1モル)の溶液で15〜25分間にわたって処理
し、加熱し、45℃で3時間保持し、そして室温に冷却
した。相を分離し、有機相を水で洗浄し、そして真空中
で濃縮し、残渣を生成させた。残渣をヘプタンから結晶
化させ、表題の生成物を淡黄色の結晶性固体として生成
させた、190.3g(収率91.2%)、融点72.0
〜73.0℃、1H及び13C NMR分析により同定。
−トリフルオロ−N−イソプロピルアセトアミドの製造
ミノ(p−クロロフェニル)アセトニトリル(25.0
g、0.12モル)のスラリーを一般に還流温度で20
時間加熱し、そして真空中で濃縮し、油状残渣を生成さ
せた。油をトルエン/ヘプタンから結晶化させ、表題の
生成物を白色固体として生成させた、26.5g(収率
72.4%)、融点78.5〜79.5℃、1H、13C及び
19F NMR分析により同定。
ル)−2,2,2−トリフルオロ−N−イソプロピルア
セトアミドの製造
62.5ml、0.75モル)を<20℃でベンジルアミ
ン(80.4g、0.75モル)で処理し、次に順次水中
のシアン化ナトリウム(27.0g、0.55モル)及び
塩化メチレンで処理し、35℃に加熱し、塩化メチレン
中のp−クロロベンズアルデヒド(70.3g、0.5モ
ル)で処理し、50℃に加熱し、そして45℃で3.5
時間保持した。相を分離し、有機相を水で洗浄し、そし
てシロップ状の残渣に濃縮した。残渣をトルエン及び酢
酸エチルに溶解し、20〜30℃で30分間にわたって
無水トリフルオロ酢酸(105.0g、0.5モル)で処
理し、そしてヘプタンで希釈した。生じた羽毛状固体沈
殿を濾過し、そして乾燥し、表題の生成物を生成させ
た、119.8g(収率70.7%)、融点131〜13
2℃、1H、13C及び19F NMR分析により同定。
フルオロメチル)オキサゾール、トリフルオロメタンス
ルホン酸塩の製造
ノベンジル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
(21.0g、0.08モル)の溶液を窒素雰囲気下にて
室温でトリフルオロメタンスルホン酸(24.0g、0.
16モル)で処理した。エーテルを18時間にわたって
徐々に蒸発させ、ペースト状固体残渣を生成させた。残
渣をエーテルで処理し、そして濾過ケーキを乾燥し、黄
色固体を生成させた、26.7g(収率81%)。少量
の固体を酢酸エチルから再結晶させ、表題の生成物を生
成させた、融点147〜150℃(分解)、1H及び19
F NMR並びに質量スペクトル分析により同定。
−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、p−トル
エンスルホン酸塩の製造
和物(16.7g、0.088モル)のスラリーをディー
ン−スターク(Dean-Stark)トラップを用いて共沸蒸留
し、無水の酸を得た。生じた乾燥トルエン溶液を冷却
し、N−(p−クロロ−α−シアノベンジル)−2,
2,2−トリフルオロアセトアミド(21.0g、0.0
8モル)で処理し、100℃で18時間加熱し、冷却
し、そしてエーテルで希釈した。生じた混合物を濾過
し、そして濾過ケーキをトルエンから結晶化させ、黄色
の固体11.0g(収率29%)を生成させた。少量の
部分をトルエンから再結晶し、表題の生成物を白色針状
物質として生成させた、融点164〜165℃、HPL
C、1H及び19F NMR並びに質量スペクトル分析に
より同定。
−ピロール−3−カルボニトリルの製造
−(p−クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチ
ル)オキサゾール、トリフレート塩(16.5g、0.0
4モル)の溶液を窒素雰囲気下にて10℃で2−クロロ
アセトニトリル(5.25g、0.06モル)を用いて処
理し、室温に加熱し、室温で4時間保持し、そして酢酸
エチル及び水の混合物で処理した。相を分離し、有機相
を水で洗浄し、そして濃縮し、湿潤した固体残渣を生成
させた。ヘプタン中の15%酢酸エチルを用いて充填
し、そしてヘプタン中の20%酢酸エチルを用いて溶出
させたシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラ
フィーにより、酢酸エチル/ヘプタンから結晶化させた
際に表題の生成物が淡黄色の固体として生成された、
7.1g(収率65%)、融点238.0〜241.0
℃、NMR分析により同定。
3−メチル−2−(トリフルオロメチル)−オキサゾリ
ウムの製造
ノベンジル)−2,2,2−トリフルオロ−N−メチル
アセトアミド)(13.8g、0.05モル)の溶液を室
温でテトラフルオロ硼酸、ジエチルエーテラート(その
ままで10.5g、実際は8.9g、0.055モル)で
処理した。黄色の固体として沈殿した表題のオキサゾリ
ウム塩を濾過し、乾燥エーテルで洗浄し、そして窒素雰
囲気下で乾燥した。19F NMR(−60ppm DM
SO−d6での単線)分析により表題の生成物が同定さ
れた。
りである。
または8の整数であり;qは1、2または3の整数であ
り;Aは
M及びQは各々独立して水素、ハロゲン、CN、N
O2、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜
C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、
またはM及びQが隣接する位置である場合、これらのも
のはこれらのものが結合する炭素原子と一緒になってM
Qが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;XはOまたはSであり;そし
て陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体であ
る;の化合物またはその互変異性体。
ホネート、トリフルオロメタンスルホネート、ベンゼン
スルホネート、p−トルエンスルホネート、ナフタレン
スルホネート及びテトラフルオロボレートよりなる群か
ら選ばれ;nが1または2であり;Aが基
そしてM及びQが各々独立して水素、ハロゲンまたはC
1〜C4ハロアルキルである、上記1に記載の化合物。
ル)−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、メタ
ンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(p−クロロフェニ
ル)−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、p−
トルエンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(3,5−ジ
クロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)オキサ
ゾール、トリフルオロメタンスルホン酸塩;5−アミノ
−4−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(トリフル
オロメチル)オキサゾール、メタンスルホン酸塩;5−
アミノ−4−[p−(α,α,α−トリフルオロ)トリ
ル]−2−(トリフルオロメチル)オキサゾール、p−
トルエンスルホン酸塩;5−アミノ−4−(3,4,5
−トリクロロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)
オキサゾール、p−トルエンスルホン酸塩;5−アミノ
−4−[p−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2
−(トリフルオロメチル)オキサゾール、トリフルオロ
メタンスルホン酸塩;または5−アミノ−4−[2−
(3,4,5−トリクロロ)チエニル]−2−(トリフ
ルオロメチル)オキサゾール、メタンスルホン酸塩であ
る、上記1に記載の化合物。
または8の整数であり;qは1、2または3の整数であ
り;Rは随時1個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル
基で置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり;A
は
M及びQは各々独立して水素、ハロゲン、CN、N
O2、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜
C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、
またはM及びQが隣接する位置である場合、これらのも
のはこれらのものが結合する炭素原子と一緒になってM
Qが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R3、R4及びR5は各
々独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、
またはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒
になってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;XはOまたはSであり;そし
て陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体であ
る;の化合物またはその互変異性体。
り;Rがメチルまたはベンジルであり;Aが基
そしてM及びQが各々独立して水素、ハロゲンまたはC
1〜C4ハロアルキルである、上記4に記載の化合物。
(p−クロロフェニル)−3−メチル−2−(トリフル
オロメチル)オキサゾリウム;メタンスルホン酸5−ア
ミノ−4−(p−ブロモフェニル)−3−メチル−2−
(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;p−クロロト
ルエンスルホン酸5−アミノ−4−(3,5−ジクロロ
フェニル)−3−ベンジル−2−(トリフルオロメチ
ル)オキサゾリウム;テトラフルオロ硼酸5−アミノ−
4−(3,4,5−トリクロロフェニル)−3−イソプ
ロピル−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;
重硫酸5−アミノ−4−(p−クロロフェニル)−3−
メチル−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;
p−クロロトルエンスルホン酸5−アミノ−4−
[(α,α,α−トリフルオロ)トリル]−3−ベンジ
ル−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウム;テト
ラフルオロ硼酸5−アミノ−4−[p−(トリフルオロ
メトキシ)フェニル]−3−エチル−2−(トリフルオ
ロメチル)オキサゾリウム;またはメタンスルホン酸5
−アミノ−4−[2−(3,4,5−トリクロロ)チエ
ニル]−2−(トリフルオロメチル)オキサゾリウムで
ある、上記4に記載の化合物。
または8の整数であり;qは1、2または3の整数であ
り;Rは随時1個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル
基で置換されていてもよいC1〜C6アルキルであり;A
は
M及びQは各々独立して水素、ハロゲン、CN、N
O2、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜
C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、
またはM及びQが隣接する位置である場合、これらのも
のはこれらのものが結合する炭素原子と一緒になってM
Qが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R3、R4及びR5は各
々独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、
またはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒
になってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;XはOまたはSであり;そし
て陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体であ
る;の化合物またはその互変異性体を製造する際に、式
III
てR’はHまたはRである、の化合物を溶媒の存在下及
び本質的に水を存在させずに少なくとも1モル当量の酸
と反応させることからなる、式IまたはIIの化合物の製
造方法。
ルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−ト
ルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、テトラフル
オロ硼酸、テトラフルオロ硼酸エーテラート及びテトラ
フルオロ硼酸アルコラートから選ばれ;そして溶媒がト
ルエン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、プロ
ピオニトリル、t−ブタノール及びその混合物から選ば
れる、上記7に記載の方法。
COR2であり;R1及びR2は各々独立してC1〜C4ア
ルキルであり;R’は水素またはRであり;Rは随時1
個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル基で置換されて
いてもよいC1〜C6アルキルであり;nは1、2、3、
4、5、6、7、または8の整数であり;Aは
M及びQは各々独立して水素、ハロゲン、CN、N
O2、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜
C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ア
ルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニルであるか、
またはM及びQが隣接する位置である場合、これらのも
のはこれらのものが結合する炭素原子と一緒になってM
Qが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式
R6、R7、R8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、
CNまたはNO2であり;そしてXはOまたはSであ
る;の化合物を製造する際に、式IまたはII
ものであり、qは1、2または3の整数であり、そして
陰イオン-qは負のq荷を有するプロトン受容体である、
の中間体化合物を、溶媒の存在下及び本質的に水を存在
させずに少なくともqモル当量の式V
り、そしてYは水素、ClまたはBrである、のジエネ
オフィルと反応させ、但し、該中間体化合物が式Iであ
る場合、YはClまたはBrであらねばならないことか
らなる、式IVの化合物の製造方法。
された芳香族炭化水素、有機アミド、ニトリル、アルカ
ノールまたはその混合物であり;WがCNであり、R’
がメチルであり、nが1または2であり、qが1であ
り、そしてAが随時水素、ハロゲン、C1〜C4ハロアル
キルまたはC1〜C4ハロアルコキシで置換されていても
よいフェニルである、上記9に記載の方法。
Claims (4)
- 【請求項1】 式I 【化1】 式中、nは1、2、3、4、5、6、7、または8の整
数であり;qは1、2または3の整数であり;Aは 【化2】 であり;Lは水素またはハロゲンであり;M及びQは各
々独立して水素、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、
C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1
〜C4アルキルスルフィニルであるか、またはM及びQ
が隣接する位置である場合、これらのものはこれらのも
のが結合する炭素原子と一緒になってMQが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式 【化3】 により表される環を形成することができ;R6、R7、R
8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、CNまたはN
O2であり;XはOまたはSであり;そして陰イオン-q
は負のq荷を有するプロトン受容体である;の化合物ま
たはその互変異性体。 - 【請求項2】 式II 【化4】 式中、nは1、2、3、4、5、6、7、または8の整
数であり;qは1、2または3の整数であり;Rは随時
1個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル基で置換され
ていてもよいC1〜C6アルキルであり;Aは 【化5】 であり;Lは水素またはハロゲンであり;M及びQは各
々独立して水素、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、
C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1
〜C4アルキルスルフィニルであるか、またはM及びQ
が隣接する位置である場合、これらのものはこれらのも
のが結合する炭素原子と一緒になってMQが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R3、R4及びR5は各
々独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、
またはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒
になってR4R5が構造式 【化6】 により表される環を形成することができ;R6、R7、R
8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、CNまたはN
O2であり;XはOまたはSであり;そして陰イオン-q
は負のq荷を有するプロトン受容体である;の化合物ま
たはその互変異性体。 - 【請求項3】 式IまたはII 【化7】 式中、nは1、2、3、4、5、6、7、または8の整
数であり;qは1、2または3の整数であり;Rは随時
1個のC1〜C4アルコキシまたはフェニル基で置換され
ていてもよいC1〜C6アルキルであり;Aは 【化8】 であり;Lは水素またはハロゲンであり;M及びQは各
々独立して水素、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、
C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1
〜C4アルキルスルフィニルであるか、またはM及びQ
が隣接する位置である場合、これらのものはこれらのも
のが結合する炭素原子と一緒になってMQが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R3、R4及びR5は各
々独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、
またはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒
になってR4R5が構造式 【化9】 により表される環を形成することができ;R6、R7、R
8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、CNまたはN
O2であり;XはOまたはSであり;そして陰イオン-q
は負のq荷を有するプロトン受容体である;の化合物ま
たはその互変異性体を製造する際に、式III 【化10】 式中、n及びAは上記のものであり、そしてR’はHま
たはRである、の化合物を溶媒の存在下及び本質的に水
を存在させずに少なくとも1モル当量の酸と反応させる
ことからなる、式IまたはIIの化合物の製造方法。 - 【請求項4】 式IV 【化11】 式中、WはCN、NO2、COOR1またはCOR2であ
り;R1及びR2は各々独立してC1〜C4アルキルであ
り;R’は水素またはRであり;Rは随時1個のC1〜
C4アルコキシまたはフェニル基で置換されていてもよ
いC1〜C6アルキルであり;nは1、2、3、4、5、
6、7、または8の整数であり;Aは 【化12】 であり;Lは水素またはハロゲンであり;M及びQは各
々独立して水素、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4ア
ルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、
C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1
〜C4アルキルスルフィニルであるか、またはM及びQ
が隣接する位置である場合、これらのものはこれらのも
のが結合する炭素原子と一緒になってMQが構造式 −OCH2O−、−OCF2O−または−CH=CH−C
H=CH− を表す環を形成することができ;R1及びR2は各々独立
してC1〜C4アルキルであり;R3、R4及びR5は各々
独立して水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、ま
たはR4及びR5はこれらのものが結合する原子と一緒に
なってR4R5が構造式 【化13】 により表される環を形成することができ;R6、R7、R
8及びR9は各々独立して水素、ハロゲン、CNまたはN
O2であり;そしてXはOまたはSである;の化合物を
製造する際に、式IまたはII 【化14】 式中、n、A及びRは式IVに対する上記のものであり、
qは1.2または3の整数であり、そして陰イオン-qは
負のq荷を有するプロトン受容体である、の中間体化合
物を、溶媒の存在下及び本質的に水を存在させずに少な
くともqモル当量の式V 【化15】 式中、Wは式IVに対する上記のものであり、そしてYは
水素、ClまたはBrである、のジエネオフィルと反応
させ、但し、該中間体化合物が式Iである場合、YはC
lまたはBrであらねばならないことからなる、式IVの
化合物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US67278796A | 1996-06-28 | 1996-06-28 | |
US08/672787 | 1996-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067760A true JPH1067760A (ja) | 1998-03-10 |
JP4261626B2 JP4261626B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=24699995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18325897A Expired - Fee Related JP4261626B2 (ja) | 1996-06-28 | 1997-06-25 | アンモニウムオキサゾール及びアミノオキサゾリウム中間体、その製造方法並びに殺虫性アリールピロールの製造におけるその使用 |
Country Status (22)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0816347B1 (ja) |
JP (1) | JP4261626B2 (ja) |
KR (1) | KR980002036A (ja) |
CN (1) | CN1170721A (ja) |
AR (1) | AR007646A1 (ja) |
AT (1) | ATE365160T1 (ja) |
AU (1) | AU714269B2 (ja) |
BR (1) | BR9703760A (ja) |
CA (1) | CA2208715A1 (ja) |
CZ (1) | CZ196997A3 (ja) |
DE (1) | DE69737823T2 (ja) |
DK (1) | DK0816347T3 (ja) |
ES (1) | ES2287946T3 (ja) |
HU (1) | HUP9701109A3 (ja) |
IL (1) | IL121175A (ja) |
NZ (1) | NZ328195A (ja) |
PL (1) | PL320820A1 (ja) |
PT (1) | PT816347E (ja) |
SK (1) | SK88497A3 (ja) |
TR (1) | TR199700527A2 (ja) |
TW (1) | TW381087B (ja) |
ZA (1) | ZA975700B (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5446170A (en) * | 1994-11-22 | 1995-08-29 | American Cyanamid Company | Process for the manufacture of insecticidal arylpyrroles via oxazole amine intermediates |
-
1997
- 1997-06-18 TW TW086108504A patent/TW381087B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-06-20 TR TR97/00527A patent/TR199700527A2/xx unknown
- 1997-06-23 CZ CZ971969A patent/CZ196997A3/cs unknown
- 1997-06-25 ES ES97304498T patent/ES2287946T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-25 AT AT97304498T patent/ATE365160T1/de active
- 1997-06-25 DK DK97304498T patent/DK0816347T3/da active
- 1997-06-25 EP EP97304498A patent/EP0816347B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-25 DE DE69737823T patent/DE69737823T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-25 PT PT97304498T patent/PT816347E/pt unknown
- 1997-06-25 JP JP18325897A patent/JP4261626B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-26 IL IL12117597A patent/IL121175A/en not_active IP Right Cessation
- 1997-06-26 AU AU27535/97A patent/AU714269B2/en not_active Ceased
- 1997-06-26 NZ NZ328195A patent/NZ328195A/en unknown
- 1997-06-26 KR KR1019970027531A patent/KR980002036A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-06-26 CA CA002208715A patent/CA2208715A1/en not_active Abandoned
- 1997-06-26 ZA ZA975700A patent/ZA975700B/xx unknown
- 1997-06-27 SK SK884-97A patent/SK88497A3/sk unknown
- 1997-06-27 CN CN97113865A patent/CN1170721A/zh active Pending
- 1997-06-27 PL PL97320820A patent/PL320820A1/xx unknown
- 1997-06-27 HU HU9701109A patent/HUP9701109A3/hu unknown
- 1997-06-27 BR BR9703760A patent/BR9703760A/pt active Search and Examination
- 1997-06-27 AR ARP970102850A patent/AR007646A1/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HUP9701109A2 (hu) | 1998-05-28 |
HU9701109D0 (en) | 1997-08-28 |
TR199700527A2 (xx) | 1998-01-21 |
ES2287946T3 (es) | 2007-12-16 |
JP4261626B2 (ja) | 2009-04-30 |
EP0816347B1 (en) | 2007-06-20 |
BR9703760A (pt) | 1998-11-10 |
HUP9701109A3 (en) | 1998-06-29 |
PL320820A1 (en) | 1998-01-05 |
IL121175A (en) | 2001-04-30 |
CZ196997A3 (cs) | 1998-01-14 |
AU2753597A (en) | 1998-01-15 |
ATE365160T1 (de) | 2007-07-15 |
ZA975700B (en) | 1998-12-28 |
SK88497A3 (en) | 1998-03-04 |
TW381087B (en) | 2000-02-01 |
CN1170721A (zh) | 1998-01-21 |
DE69737823D1 (de) | 2007-08-02 |
AR007646A1 (es) | 1999-11-10 |
CA2208715A1 (en) | 1997-12-28 |
NZ328195A (en) | 1999-10-28 |
AU714269B2 (en) | 1999-12-23 |
DK0816347T3 (da) | 2007-10-08 |
IL121175A0 (en) | 1997-11-20 |
EP0816347A1 (en) | 1998-01-07 |
KR980002036A (ko) | 1998-03-30 |
PT816347E (pt) | 2007-07-17 |
DE69737823T2 (de) | 2008-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5380876A (en) | 2-aryl-5(trifluoromethyl)-2-pyrroline compounds useful in the manufacture of insecticidal, nematocidal and acaricidal arylpyrroles | |
JP3746801B2 (ja) | ピロールのアルコキシメチル化 | |
EP0713868B1 (en) | Process for the manufacture of insecticidal arylpyrroles via oxazole amine intermediates | |
JP3064617B2 (ja) | 殺虫剤および該殺虫剤製造の中間体として有用な2−アリール−5−(トリフルオロメチル)ピロールの合成法 | |
US5945538A (en) | Ammonium oxazole and amino oxazolium intermediates, methods for the preparation thereof and the use therefor in the manufacture of insecticidal arylpyrroles | |
JP4261626B2 (ja) | アンモニウムオキサゾール及びアミノオキサゾリウム中間体、その製造方法並びに殺虫性アリールピロールの製造におけるその使用 | |
JP3848382B2 (ja) | 2−ペルフルオロアルキル−3−オキサゾリン−5−オンの製造のための方法 | |
US5631379A (en) | Oxazole amines as intermediates in the manufacture of insecticidal pyrroles | |
US5777132A (en) | Process for the manufacture of 2-aryl-5 perfluoroalkylpyrrole derivatives | |
US5925773A (en) | Ammonium oxazole and amino oxazolium intermediates, methods for the preparation thereof and the use thereof in the manufacture of insecticidal arylpyrroles | |
JP4163771B2 (ja) | 2−アリール−5−パーフルオロアルキルピロール誘導体及びその有用な中間体の製造方法 | |
US5750726A (en) | Process for the manufacture of 2-aryl-5-perfluoroalkylpyrrole derivatives and intermediates useful therefor | |
JPH04308566A (ja) | 2−アリール−1−置換−5−(トリフルオロメチル)ピロールの製造法 | |
MXPA97004319A (en) | Intermediate products of ammonium oxazole and amino oxazolio, methods for the preparation of them and use of them in the manufacture of arilpirroles insectici | |
KR19990072371A (ko) | 엔-(아릴메틸렌)-1-클로로-1-(퍼플루오로알킬)메틸아민화합물로부터2-아릴-5-(퍼플루오로알킬)피롤화합물의제조방법 | |
MXPA97004318A (en) | Process for the manufacture of 2-aril-5-perfluoroalquilpirrol derivatives and useful intermediate products of the mis |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040416 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040416 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090113 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090206 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |