JPH1066802A - 超音波脱泡装置 - Google Patents

超音波脱泡装置

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JPH1066802A
JPH1066802A JP22679196A JP22679196A JPH1066802A JP H1066802 A JPH1066802 A JP H1066802A JP 22679196 A JP22679196 A JP 22679196A JP 22679196 A JP22679196 A JP 22679196A JP H1066802 A JPH1066802 A JP H1066802A
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JP
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liquid
defoamed
gas
vibrator
pipe
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JP22679196A
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Inventor
Hitoshi Mitsutake
均 三竹
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真用乳剤のような液体に対しても脱泡を十
分行うことができて、しかも添加剤の凝集も含めた液体
の変質や槽壁や管壁の侵食を防止できる超音波脱泡装置
の提供。 【解決手段】 内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音
波振動を与える振動子を備えるとともに、前記被脱泡液
体からガスが離脱するガス分離部を有する送液管と、該
送液管に送る被脱泡液体の粘度情報を与える粘度情報検
出部と、該粘度情報検出部よりの粘度情報に基いて前記
振動子の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする超音波脱泡装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波脱泡装置に
関し、特に、写真用乳剤のような各種分散質添加剤を含
んで気泡が生じ易く、気泡があるとその液体を用いた製
品に致命的な欠陥が生じるようになる液体に対して好適
に用いられる脱泡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真用乳剤のような液体の脱泡について
は、特開昭52−119576号、同53−13927
4号、同59−69108号、実開昭58−10810
7号、特開平3−157103号各公報に記載されてい
るように、貯液槽のような大きな断面積で移動する液体
に外部から一定周波数の超音波振動を与えて脱泡するよ
うにしたのでは、振動が均一に与えられず脱泡が不十分
となるだけでなく、超音波振動によって添加剤が凝集し
て塗布不良を起こし易いと言う問題があるので、それを
改善するものとして、比較的小さな移送断面積で移送す
る間の上部にガス溜まり部分のある送液管か上下方向に
液体を移送する送液管で被脱泡液体を移送している間に
管の外側から被脱泡液体に一定周波数の超音波振動を与
えるようにする方法や装置が提案されている。
【0003】一方、宇宙機器の流体容器内の脱泡や高粘
度印刷用インク、ダンパオイル内の脱泡に適用される超
音波脱泡装置として、液体を貯留する容器内に周波数が
高次共鳴周波数から低次共鳴周波数まで変化する超音波
振動の発振子を設けたものが特開平7−16402号公
報によって知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の脱
泡方法や装置では、写真用乳剤のような液体の脱泡を十
分に行おうとすると添加剤の凝集や発熱による液体の変
質さらには槽壁や管壁の侵食が起こり易いと言う問題が
ある。
【0005】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたものであり、写真用乳剤のような液体に対しても脱
泡を十分行うことができて、しかも添加剤の凝集も含め
た液体の変質や槽壁や管壁の侵食を防止できる超音波脱
泡装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
特許請求の範囲の請求項1の、内部を一方向に流れる被
脱泡液体に超音波振動を与える振動子を備えるととも
に、前記被脱泡液体からガスが離脱するガス分離部を有
する送液管と、該送液管に送る被脱泡液体の粘度情報を
与える粘度情報検出部と、該粘度情報検出部よりの粘度
情報に基いて前記振動子の出力を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする超音波脱泡装置にあり、この構
成によって前記目的を達成する。
【0007】すなわち請求項1の脱泡装置は、送液管を
流れる被脱泡液体の粘度が高くて脱泡しにくいときは振
動子の発信出力を高くし、粘度が低くて脱泡し易いとき
は振動子の発信出力を下げるように、被脱泡液体の粘度
に応じて振動子の発信出力が制御されるから、脱泡が行
われるのに必要十分な超音波振動を被脱泡液体に与える
ことができて、液体の変質や送液管壁の侵食を発生させ
ることなく十分な脱泡を行うことができる。
【0008】また本発明の第2の発明は、請求項2の、
内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音波振動を与える
振動子を備えるとともに、前記被脱泡液体からガスが離
脱するガス分離部を有する送液管と、該送液管の送る被
脱泡液体の流速情報を与える流速情報検出部と、該流速
情報検出部よりの流速情報に基いて前記振動子の出力を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする超音波脱
泡装置にあり、この構成によって前記目的を達成する。
【0009】すなわち請求項2の脱泡装置は、送液管を
流れる被脱泡液体の流速が速くて脱泡しにくいときは振
動子の発信出力を高くし、流速が遅くて脱泡し易いとき
は振動子の発信出力を下げるように、被脱泡液体の流速
に応じて振動子の発信出力が制御されるから、脱泡が行
われるのに必要十分な超音波振動を被脱泡液体に与える
ことができて、液体の変質や送液管壁の侵食を発生させ
ることなく十分な脱泡を行うことができる。
【0010】また本発明の第3の発明は、請求項3の、
内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音波振動を液体の
流れ方向と逆らう方向であって、液体流れ方向と振動伝
達方向の成す角度θが0°≦θ<90°であるように与
える振動子を備えるとともに、前記被脱泡液体からガス
が離脱するガス分離部を有する送液管を用いたことを特
徴とする超音波脱泡装置にあり、この構成によって前記
目的を達成する。
【0011】すなわち請求項3の脱泡装置は、送液管を
流れる被脱泡液体に超音波振動を液体の流れに逆らう方
向でθ=0°の完全に液体の流れ方向と反対の方向から
θが90°より小さい液体の流れ方向の真横よりも若干
斜めの方向までの間の方向に向かうように伝達すること
で、超音波振動による脱泡効率を高めて液体の変質や送
液管壁の侵食を起こさせることなく十分な脱泡が行われ
るようにしており、この効果はθが60°以下で小さい
程容易に得られる。
【0012】また本発明の第4の発明は、請求項4の、
内部を上下方向に流れる該被脱泡液体に超音波振動を与
える振動子を備えた送液管部と、該送液管部の上部に連
結されて前記被脱泡液体から離脱したガスを貯留し、被
脱泡液体の液面を検出する液面センサーを備えたガス分
離部と、該ガス分離部に連結されてガス分離部に貯留さ
れたガスを排出するポンプを備えたガス抜き管路と、前
記液面センサーの検出情報に基づいて前記ポンプの駆動
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする超音波
脱泡装置にあり、この構成によって前記目的を達成す
る。
【0013】すなわち請求項4の脱泡装置は、送液管部
の超音波振動を与えられて脱泡される被脱泡液体の流れ
高さを安定させることができ、分離したガスの除去を確
実に行うことができるから、脱泡を十分に行って、しか
も液体の変質や送液管壁の侵食を起こさせないようにで
きる。この装置で用いるガス排出用のポンプは、送液管
部を流れる被脱泡液体の単位時間当たり流量の1%以内
の単位時間当たり流量であることが、送液管部の被脱泡
液体の流れに変動を与えることが少なくて、脱泡不十分
となることがないので好ましい。
【0014】また本発明の第5の発明は、請求項5の、
内部の被脱泡液体に周波数が5〜40kHzの超音波振
動を与える振動子を備えるとともに、前記被脱泡液体か
らガスが離脱するガス分離部を有する貯液槽又は送液管
を用いたことを特徴とする超音波脱泡装置にあり、この
構成によって前記目的を達成する。
【0015】すなわち請求項5の脱泡装置は、貯液槽又
は送液管の被脱泡液体に周波数が5〜40kHzの範囲
にある超音波振動を与えるようにしたことによって、脱
泡が効率よく行われるから、十分な脱泡を行って、しか
も液体の変質や送液管壁の侵食を起こさせないようにで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0017】図1は請求項1及び請求項3〜5のすべて
の構成を備えた脱泡装置の例を示す概要構成図、図2は
請求項2〜5のすべての構成を備えた脱泡装置の例を示
す概要構成図、図3は図1の装置の使用条件と脱泡効果
の関係を示すグラフである。
【0018】図1,図2の装置において、1は写真用乳
剤等の液体を調製する調合釜と言った貯液槽、2は貯液
槽1から液体を取り出すために貯液槽1の底に設けた排
液管、3は排液管2に設けたバルブ、4は貯液槽1の上
蓋、5は貯液槽1の内部の液体を撹拌するための撹拌
翼、6は加熱または冷却用流体を通して貯液槽1の側壁
から底壁にかけてを加熱または冷却し、貯液槽1内部の
液体を加熱または冷却するためのジャケットである。
【0019】ジャケット6を有する図1の貯液槽1はジ
ャケット6の外壁に、またジャケットを設けていない図
2の貯液槽1は貯液槽1の槽壁に、それぞれ振動子7を
設置している。振動子7は液体を調整して搬送する系の
全体を制御するマイクロコンピュータ等を用いた制御装
置8の制御に従って振動子駆動回路9により駆動され、
調整撹拌を終えた貯液槽1内部の液体に超音波振動を与
えて液体の脱泡を行う。その脱泡が効率的に行われて、
添加剤の凝集も含めた液体の変質及び槽壁やジャケット
外壁の侵食を発生させることなく、十分な脱泡が行われ
るようにするには、振動子7の液体に与える超音波振動
の周波数を5〜40kHzの範囲にあるようにするのが
好ましい。この周波数が5kHzより低いと脱泡の不十
分と槽壁やジャケット外壁の侵食が生じ易くなり、逆に
40kHzより高いと脱泡の不十分と添加剤の凝集等液
体の変質が生じ易くなる。しかし本発明の脱泡装置は、
貯液槽で脱泡を行う態様に限られるものではない。
【0020】10は排液管2に接続されて貯液槽1で調
整された液体を不図示のフィルム等に塗布する塗布装置
等へ送るポンプ、11は制御装置8の制御に従ってポン
プ10を駆動するポンプ駆動回路であり、ポンプ10と
しては容積式ポンプすなわち、プランジャポンプやピス
トンポンプ等の往復ポンプ、ギヤポンプやベーンポンプ
等の回転ポンプが一定した単位時間当たり流量すなわち
流速を得ることができるので好適に用いられるが、それ
に限られるものではなく、ターボ式ポンプを用いてもよ
い。
【0021】図1の12はポンプ10から塗布装置等へ
液体を送る途中に設けた脱泡用の送液管14に送り込む
液体の粘度情報を制御装置8に出力する粘度センサー、
図2の13は同じく送液管14に送り込む液体の流速情
報を制御装置8に出力する流速センサーである。粘度セ
ンサー12には一定流速の流れの中に抵抗線歪みゲージ
や磁歪ゲージあるいは圧電ゲージ等を介して保持された
球体に掛かる抵抗力を電気信号として求めるストークス
の法則を利用したような連続測定方式のものが好適に用
いられ、流速センサー13にはルーツ式流量計や導電性
液体に対する電磁流量計が精度の上から好適に用いられ
るが、それらに限定されるものではなく、粘度情報や流
速情報を電気信号として与えるものであれば利用し得
る。なお、ストークスの法則を利用した粘度センサー
は、求められた抵抗力が粘度と流速に比例するから、粘
度が変わらず流速が変化する条件では流速センサーとし
ても用いることができる。
【0022】脱泡用の送液管14は、内部を送られる液
体の脱泡を効率よく、そして管壁に侵食を発生させるこ
となく行うため、液体に液体の矢印線Fの方向の流れに
逆らう矢印線Sの方向に超音波振動を伝達する振動子7
を設けられている。この振動子7が超音波振動を伝達す
る矢印線Sの方向は矢印線Fと矢印線Sの成す角θが0
°≦θ<90°、好ましくは0°≦θ≦60°の範囲に
あることが良好な脱泡効率を与え、したがって添加剤の
凝集も含めた液体の変質や管壁の侵食を生じさせないよ
うに十分な脱泡を行うことを可能にする。送液管14に
配設された振動子7も周波数が5〜40kHzの範囲の
超音波振動を出力するものとすることによって一層容易
に上述の効果を得ることができる。
【0023】送液管14はまた、上部に液体から分離し
たガスを貯留するガス分離部15を連結しており、ガス
分離部15には下部に液体の上面を検出して検出情報を
制御装置8に出力する液面センサー16と、上部にガス
分離部15の貯えたガスを排出するポンプ17を有する
ガス抜き管路18とが設けられている。ポンプ17は、
液面センサー16の検出情報に基づいて制御装置8が制
御するポンプ駆動回路19によって駆動され、液面を一
定範囲のレベルに維持する。それによって送液管14に
おける液体の脱泡が安定して効率よく行われ、液体の変
質や管壁の侵食を生じさせることなく十分な脱泡を行う
ことを可能にする。そのため、ポンプ17にはギヤポン
プやプランジャーポンプ等の容積式ポンプであって、送
液量がポンプ10の送液量の1%以下のものが好ましく
用いられ、ポンプ17の送液量が多くなり過ぎたり送液
量の変動が大きくなると脱泡が安定して行われなくな
る。
【0024】本発明の脱泡装置は、上述のような送液管
14を備えた態様に限定されるものではなく、液体の種
類等によっては脱泡を貯液槽1においてだけ行うもので
も、また送液管14を用いたもので、送液管14が図示
例とは違って液面センサーやポンプ付きガス抜き管路を
有しない単なるガス分離部を有するものでも、送液管1
4が液体を水平や上方に送るものでも、あるいは配設し
た振動子7が液体の流れに直角な方向から順の方向に超
音波振動を伝達するものであってもよい。
【0025】図1の送液管14に配置された振動子7
は、粘度センサー12からの粘度情報に基づいて制御装
置8が振動子駆動回路9を制御して、液体の粘度が高い
ときには高い音圧を与える超音波振動を出力し、粘度が
低くなると低い音圧を与える超音波振動を出力する。そ
れによって、液体の粘度に拘わらず脱泡を十分に行っ
て、しかも添加剤の凝集等の液体の変質や管壁の侵食を
生じさせないようにできる。また図2の送液管14に配
置された振動子7は、流速センサー13からの流速情報
に基づいて制御装置8が振動子駆動回路9を制御して、
液体の流速が速いときには高い音圧を与える超音波振動
を出力し、流速が遅いときには低い音圧を与える超音波
振動を出力する。それによって、液体の流速に拘わらず
脱泡を十分に行って、しかも添加剤の凝集等の液体の変
質や管壁の侵食を生じさせないようにできる。
【0026】図3のグラフは、図1の装置で貯液槽1に
おいては振動子7を駆動する脱泡を行うことなく、貯液
槽1で調整したゼラチン濃度が2〜10重量%の範囲で
異なる山一電気(株)製粘度センサーFVM−80によ
る粘度が70cp,100cp,120cp,150c
pの液体をそれぞれ1000cc/minの流速で送液
管14に送り込んで、振動子7により液体にθ=45°
と0°で伝達する超音波振動を周波数28kHz、本多
電子(株)製超音波音圧計HUS−5による音圧3m
V,4mV,5mV,6mVの4段階に変化させて脱泡
を行い、次いで塗布装置に送ってフィルムの片面に10
0μmの塗布厚で塗布して塗布面積1m2当たりの泡個
数をカウントした結果を示している。このグラフから、
粘度センサー12で検出された粘度が70cp以下か、
70cpより高くて100cp以下か、100cpより
高いかによって制御装置8が振動子駆動回路9を介して
振動子7にそれぞれ3mVか、4mVか、5mVかの音
圧の超音波振動を出力させるようにすれば、液体の粘度
に拘わらず脱泡を十分に行って、過度な超音波振動の付
与による液体の変質や管壁の侵食を防止することができ
ることが分かる。
【0027】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の超音
波脱泡装置によれば、写真用乳剤のような液体に対して
も脱泡を十分行うことができて、しかも添加剤の凝集も
含めた液体の変質や槽壁や管壁の侵食を防止できると言
う顕著な効果が得られる。なお、本発明の超音波脱泡装
置は、写真用乳剤に用いることに限られるものでないこ
とは勿論であり、例えば塗料、接着剤、粘着剤の他、化
粧品や食料品等にも用いられて同様に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項3〜5のすべての構成を備
えた脱泡装置の例を示す概要構成図である。
【図2】請求項2〜5のすべての構成を備えた脱泡装置
の例を示す概要構成図である。
【図3】図1の装置の使用条件と脱泡効果の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 貯液槽 2 排液管 3 バルブ 4 上蓋 5 撹拌翼 6 ジャケット 7 超音波振動子 8 制御装置 9 振動子駆動回路 10,17 ポンプ 11,19 ポンプ駆動回路 12 粘度センサー 13 流速センサー 14 脱泡用の送液管 15 ガス分離部 16 液面センサー 18 ガス抜き管路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音
    波振動を与える振動子を備えるとともに、前記被脱泡液
    体からガスが離脱するガス分離部を有する送液管と、該
    送液管に送る被脱泡液体の粘度情報を与える粘度情報検
    出部と、該粘度情報検出部よりの粘度情報に基いて前記
    振動子の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする超音波脱泡装置。
  2. 【請求項2】 内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音
    波振動を与える振動子を備えるとともに、前記被脱泡液
    体からガスが離脱するガス分離部を有する送液管と、該
    送液管の送る被脱泡液体の流速情報を与える流速情報検
    出部と、該流速情報検出部よりの流速情報に基いて前記
    振動子の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする超音波脱泡装置。
  3. 【請求項3】 内部を一方向に流れる被脱泡液体に超音
    波振動を液体の流れ方向と逆らう方向であって、液体流
    れ方向と振動伝達方向の成す角度θが0°≦θ<90°
    であるように与える振動子を備えるとともに、前記被脱
    泡液体からガスが離脱するガス分離部を有する送液管を
    用いたことを特徴とする超音波脱泡装置。
  4. 【請求項4】 内部を上下方向に流れる該被脱泡液体に
    超音波振動を与える振動子を備えた送液管部と、該送液
    管部の上部に連結されて前記被脱泡液体から離脱したガ
    スを貯留し、被脱泡液体の液面を検出する液面センサー
    を備えたガス分離部と、該ガス分離部に連結されてガス
    分離部に貯留されたガスを排出するポンプを備えたガス
    抜き管路と、前記液面センサーの検出情報に基づいて前
    記ポンプの駆動を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする超音波脱泡装置。
  5. 【請求項5】 内部の被脱泡液体に周波数が5〜40k
    Hzの超音波振動を与える振動子を備えるとともに、前
    記被脱泡液体からガスが離脱するガス分離部を有する貯
    液槽又は送液管を用いたことを特徴とする超音波脱泡装
    置。
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