JPH1066800A - 物干し挟み - Google Patents

物干し挟み

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JPH1066800A
JPH1066800A JP8227183A JP22718396A JPH1066800A JP H1066800 A JPH1066800 A JP H1066800A JP 8227183 A JP8227183 A JP 8227183A JP 22718396 A JP22718396 A JP 22718396A JP H1066800 A JPH1066800 A JP H1066800A
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JP
Japan
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laundry
holding
clothespin
clipping
pressing
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JP8227183A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Osugi
泰啓 大杉
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NKG Co Ltd
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NKG Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F55/00Clothes-pegs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F55/00Clothes-pegs
    • D06F55/02Clothes-pegs with pivoted independent clamping members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Table Equipment (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 挟持対象物の取込みを簡便にそしてスムーズ
に行い得る物干し挟み。 【解決手段】 物干し挟み10は、洗濯物を挟んで固定
する挟み部1とこれを吊り掛けする吊り部4とを備えて
構成されている。挟み部1は上下方向中間にて枢支され
る一対の挟持部材2,2備え、挟持部材2の下端部分の
押圧部21,21は夫々の対向側に挟持面21a,21
aを有している。挟持面21aには、断面U字形状を有
し、上下方向に両端部まで削成された溝部21bが幅方
向に等ピッチで形成されている。挟持面21aにて挟持
された洗濯物を、下方向に引っ張って押圧部21から抜
き取ることにより、簡単に洗濯物を取り外すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯物のような懸
吊物を挟む物干し挟みに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の物干し挟みの構造を示す
斜視図であり、使用状態での向きを示している。物干し
挟み50は、対向する一対の挟持部材51,51をその
上下方向略中間部分で枢支せしめ、C型バネ52の弾性
力により、挟持部材51の下端部分である押圧部54を
接近する方向に付勢している。押圧部54の互いに対向
する側の挟持面54a夫々には、断面V字形状を有し、
上下方向に直交する幅方向の溝が幅方向両端縁部まで削
成され、この溝が上下方向に複数形成されて挟持面54
aの断面形状を鋸歯状にしている。対向する挟持面54
a,54aは、押圧部54,54が接触した際に、挟持
面54a,54aの鋸歯状が螺合するような形状、即ち
互いの挟持面54aの溝の形成部分と非形成部分とが嵌
まる形状に形成されている。また、C型バネ52には吊
り部53が取付けられており、吊り部53の上部に設け
られたループ部を取付け箇所に掛止することにより、物
干し挟み50が吊り下げられるようになっている。
【0003】このような構造の物干し挟み50に、洗濯
された衣類等を挟む際には、挟持部材51の上部分であ
るつまみ部55をつまんで押圧部54を開き、押圧部5
4で洗濯物を挟む。洗濯物は鋸歯状の挟持面54aで両
側面から押圧されて固定される。挟持面54aが鋸歯状
に形成してあることにより、洗濯物の乾燥中に、自身の
重みで挟持部材51から脱落したり、何らかの衝撃を受
けて洗濯物が挟持部材51から外れることが防止され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】洗濯物が乾燥すると、
つまみ部55をつまんで押圧部54を開き、洗濯物を取
り外す。この作業は洗濯物を取り込む都度行なわれ、洗
濯物の量が多い場合には煩わしい作業である。この作業
を嫌厭して洗濯物を押圧部54に挟持された状態で下方
向に引っ張った場合は、洗濯物が破れたり、物干し挟み
が損傷したりする虞があるという問題があった。
【0005】また、ハンカチーフ又はストッキングのよ
うな薄物を図10に示すような物干し挟み50に挟んだ
場合は、乾燥後のハンカチーフに鋸歯状の跡形が残った
り、ストッキングを取り外す際に挟持面54aに引っ掛
かって破損したりする虞があった。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、挟持対象物の取込みを簡便にそしてスムーズ
に行い得、また、軽量で薄手の対象物が損傷することな
く簡便に取込める物干し挟み及び薄手の対象物に挟持の
跡形を残さない物干し挟みを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る物干し挟
みは、中間で枢支された一対の挟持部材が、弾性力によ
り、夫々の一側を相互に接近せしめる方向に付勢され、
前記一側夫々の対向する挟持面にて対象物を挟持する物
干し挟みにおいて、前記挟持面は、前記挟持部材の枢支
位置から前記挟持面に向かう方向の溝を、該方向と交わ
る方向に複数並設してあることを特徴とする。
【0008】第1発明にあっては、挟持面に複数の溝が
形成されているので、洗濯物を挟持した場合に洗濯物と
挟持面との接触面積が大きくなり、洗濯物を確実に挟持
固定できる。また、挟持された洗濯物の重心方向となる
方向に溝が形成されているので、挟持された洗濯物を取
り外す際には、溝方向と同方向に引っ張ることにより、
両挟持面を開くことなく洗濯物を挟持面から引抜くこと
ができ、物干し挟みから簡便に取り外すことができる。
【0009】第3発明に係る物干し挟みは、中間で枢支
された一対の挟持部材が、弾性力により、夫々の一側を
相互に接近せしめる方向に付勢され、前記一側夫々の対
向する挟持面にて対象物を挟持する物干し挟みにおい
て、前記挟持面は、前記挟持部材の枢支位置から前記挟
持面に向かう方向に凹凸を連ねる波形曲面を備えること
を特徴とする。
【0010】第3発明にあっては、挟持面が凹凸の波形
状に形成されており、この凹凸は挟持された洗濯物の重
心方向に連ねてあるので、洗濯物の挟持固定が確実にな
る。また挟持された洗濯物を取り外す際には、重心方向
に引っ張ることにより洗濯物が波形曲面を滑らかに移動
し、両挟持面を開くことなく洗濯物を挟持面から引抜く
ことができ、物干し挟みから簡便に取り外すことができ
る。
【0011】第2発明に係る物干し挟みは、第1発明に
おいて、前記対向する挟持面は噛合すべく前記溝を備え
ることを特徴とする。また、第4発明に係る物干し挟み
は、第2発明において、前記対向する挟持面は噛合すべ
く前記凹凸を備えることを特徴とする。
【0012】第2発明にあっては、挟持された洗濯物
は、一方の挟持面の溝の形成部分と他方の挟持面の溝の
非形成部分とで押圧されるので、溝の側面にも洗濯物が
接触する。また第4発明にあっては、一方の挟持面の凹
部と他方の挟持面の凸部とで押圧され、洗濯物が挟持面
全面と接触する。これらにより、洗濯物と挟持面との接
触面積がさらに大きくなり、洗濯物を確実に挟持固定で
きる。
【0013】第5発明に係る物干し挟みは、中間で枢支
された一対の挟持部材が、弾性力により、夫々の一側を
相互に接近せしめる方向に付勢され、前記一側の対向す
る挟持面にて対象物を挟持する物干し挟みにおいて、前
記挟持面は平坦に形成してあることを特徴とする。
【0014】第5発明にあっては、薄手の洗濯物は軽量
であるために、平坦な形状の挟持面でも確実に挟持固定
され、また挟持された洗濯物を引っ張って物干し挟みか
ら取り外した際に、洗濯物が挟持面に引っ掛かったり、
破れたりする虞がなく、スムーズに取り外すことができ
る。また、挟持面が平坦であるので、ハンカチーフのよ
うな薄物に跡形が残ることもない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。 第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の物干し挟み10の構成を示す
斜視図であり、使用状態での向きを示している。本実施
の形態の物干し挟み10は、洗濯物を挟んで固定する挟
み部1とこれを吊り掛けする吊り部4とを備えて構成さ
れており、挟み部1は上下方向中間にて枢支される一対
の挟持部材2,2と、前記挟持部材2,2の下端側を接
近せしめる向きに付勢する金属製のC型バネ3とを備え
ている。挟み部1及び吊り部4を構成する部材は、C型
バネ3を除いていずれも合成樹脂製である。
【0016】図2は、図1に示す片側の挟持部材2の構
造を示す斜視図であり、使用状態での向きを示してい
る。図3は図2に示す挟持部材2の押圧部21をIII −
III 線から見た断面図である。図2に示すように、対を
なす一側の挟持部材2は、上下方向に長く、他側の挟持
部材2との対向側(裏側)に開口する箱形状を有してい
る。また挟持部材2は、下端部分に、上下方向及び正背
方向に厚肉の押圧部21を備え、押圧部21を除く周縁
部分にはリブ2a,2b,2cが突設されている。リブ
2a,2cは上下方向に沿って設けられ、リブ2bは上
下方向に直交する幅方向に沿って設けられている。リブ
2a,2cの略中央には、リブ2a,2cよりも高い第
1の合わせ部23a及び第2の合わせ部23bが並設さ
れている。第1の合わせ部23aは、先端部分に幅方向
に所定長離隔して平行に立設された略半円形状の1対の
受け片を備え、第2の合わせ部23bは、先端部分に、
前記第1の合わせ部23aの受け片の間隙に挿入可能な
寸法の略半円形状の挿入片を備えている。
【0017】また、挟持部材2の箱形状の底部分の略中
央には上下方向に沿って長い長円形状の空間部25が形
成されている。空間部25の下端部分には挟持部材2の
表側に、C型バネ3の先端を嵌入するためのバネ受け凹
部25a(図1参照)が形成されている。
【0018】押圧部21,21は夫々の対向側に挟持面
21a,21aを有している。挟持面21aには、図2
及び図3に示すように、断面U字形状を有し、上下方向
に両端部まで削成された溝21bが幅方向に等ピッチで
形成されており、挟持面21aの幅方向両端部のいずれ
か一方に溝21bが形成された形状を有している。これ
により、図3の破線にて示すように、同型の挟持部材
2,2を対向せしめた際に、挟持面21a同士が螺合す
る、即ち夫々の挟持面21a,21aの溝部21bの形
成部分と非形成部分とが嵌合するようになっている。ま
た、対をなす挟持部材2,2に、同形状のものを用いる
ことができる。
【0019】図1に示すように、吊り部4は、杆状本体
41の下端にC型バネ4が遊貫可能なバネ通し孔42を
備え、杆状本体41の上端に吊り部4の長さ方向に長い
ループ部43を備えて一体成形されている。吊り部4は
前述したように合成樹脂製で素材弾力性を有しており、
ループ部43はその形状が変形可能であり、挟み部1が
挿通可能な程度の寸法を有している。
【0020】このような構成の物干し挟み10を組み立
てる場合は、同型の挟持部材2,2を対向せしめて合わ
せ部23a,23bを嵌め合わせ、相互に枢支せしめる
(受け片と挿入片とを合わせる)。そして図1に示す如
く吊り部4を取付けたC型バネ3を空間部25に挿通さ
せて、C型バネ3の両端部をバネ受け凹部25aに夫々
挿嵌する。このC型バネ3により、挟み部1の押圧部2
1,21が接近する向きに付勢される。吊り部4を掛け
対象場所に掛止することにより、挟み部1は吊り掛けさ
れる。
【0021】以上の如き物干し挟み10に掛持対象物で
ある洗濯物Wを挟持する場合について以下に説明する。
対向する挟持部材2,2の上端部分であるつまみ部2
2,22をつまんで押圧部21,21を開き、洗濯物W
を押圧部21,21間に配してつまみ部22から手を離
す。洗濯物Wは対向する押圧部21,21に両面側から
挟まれ、溝21bが形成された挟持面21aにて押圧さ
れる。図4は、物干し挟み10に洗濯物Wを挟持した状
態の挟持面を示した斜視図であり、挟持部材2,2の片
方は省略して示している。図4に示すように、溝21b
内には洗濯物Wが入り込み、対向する挟持面21aの溝
の非形成部分で押圧されている。これにより、洗濯物W
と挟持面21aとの接触面積が大きくなり、押圧部21
による洗濯物Wの挟持が確実となる。
【0022】そして洗濯物Wが乾燥した後は、洗濯物W
を下方向(図4に示す矢符方向)に引っ張って押圧部2
1から抜き取る。溝21bは挟持面21aの上下方向に
両端縁部まで削成されているので、下方向の力が付与さ
れたときに洗濯物Wが下向きに移動する際の抵抗は小さ
く、円滑に引き抜かれる。このように、洗濯物Wを下方
向に引っ張ることにより、無理に引き離すことなく押圧
部21から取り外せ、乾燥後の洗濯物Wを取り込む手間
を省くことができる。
【0023】なお、上述した第1の実施の形態では、挟
持面21aに断面U字状の溝21aが形成される場合を
説明しているが、これに限るものではなく、例えば断面
V字状であっても良く、形状に関わらず同様の効果を得
ることができる。また、挟持面21に形成される溝21
aの位置は、上述の実施の形態に限らず、例えば、挟持
面21の幅方向の両端部に溝が形成された挟持部材と、
形成されていない挟持部材とを対向させて用いても良
い。
【0024】第2の実施の形態 図5は、本発明の第2の実施の形態の物干し挟み20の
構成を示す斜視図である。図6は第1の挟持部材の構造
を示す斜視図であり、図7は第1の挟持部材2と対をな
す第2の挟持部材の構造を示す斜視図である。いずれも
使用状態での向きを示している。第1の挟持部材2及び
第2の挟持部材200は下端部分に、上下方向及び正背
方向に厚肉の押圧部26,260を備えている。押圧部
26,260が有する挟持面26a,260aの形状を
除く他の部分は、上述した第1の実施の形態と同様であ
り、同部分には同符号を付して説明を省略する。
【0025】第1の挟持部材2の押圧部26は、図6に
示すように、第2の挟持部材200に対向する側である
裏側の面に挟持面26aを有している。挟持面26a
は、上下方向に凹凸が繰り返される曲面を有しており、
上端部分及び下端部分が凸状で、中央部分が凹状に形成
されている。また、この曲面を有する挟持面26aは断
面視で波形状を有し、その表面は滑らかに成形されてい
る。
【0026】また、第2の挟持部材200の押圧部26
0は、図7に示すように、前記裏側の面に挟持面260
aを有している。挟持面260aは、上下方向に凹凸が
繰り返される曲面を有しており、上端部分及び下端部分
が凹状で、中央部分が凸状に形成されている。この曲面
を有する挟持面260aは断面視で波形状であり、対向
する挟持面26aと嵌合する形状を有する。またその表
面は滑らかに成形されている。
【0027】このような構成の物干し挟み20は、第1
及び第2の挟持部材2,200を対向せしめ、上述した
第1の実施の形態と同様に組み立てられる。C型バネ3
により、対向する挟持部材2,200の押圧部26,2
60は接近する向きに付勢され、夫々の挟持面26a,
260aの凹状部分と凸状部分とが互いに嵌合する(図
5参照)。物干し挟み20に洗濯物を挟んで乾燥させる
場合は、挟持部材2,200の上端部分であるつまみ部
22,22をつまんで押圧部26,260を開き、洗濯
物Wを押圧部26,260間に配してつまみ部22から
手を離す。洗濯物は対向する押圧部26,260に両面
側から挟まれ、波形状に形成された挟持面26a,26
0aに押圧される。これにより、凹部分及び凸部分に洗
濯物が入り込んで挟持面26a,260aとの接触面積
が広くなり、押圧部26,260による洗濯物の挟持が
確実となる。
【0028】そして洗濯物が乾燥した後は、洗濯物を下
方向に引っ張って押圧部26,260から抜き取る。凹
部分及び凸部分は上下方向に波形状に形成されており、
表面が滑らかであるので、洗濯物に下方向の力が付与さ
れたときに下向きに移動する際の抵抗は小さく、円滑に
引き抜かれる。このように、洗濯物を下方向に引っ張る
ことにより、無理に引き離すことなく押圧部26,26
0から取り外せ、乾燥後の洗濯物を取り込む手間を省く
ことができる。
【0029】なお、ここで説明した物干し挟み20は、
挟持面に1周期半の波形型を形成した場合を説明してい
るが、これに限るものではなく、挟持面の表面が曲面を
有する程度であり、挟持面の寸法に応じて何周期の波形
型を形成してあっても良い。
【0030】第3の実施の形態 図8は本発明の第3の実施の形態の物干し挟み30の構
成を示す斜視図であり、図9は図8に示す挟持部材2の
構造を示す斜視図である。いずれも使用状態での向きを
示している。挟持部材2は下端部分に、上下方向及び正
背方向に厚肉の押圧部27を備えており、押圧部27が
有する挟持面27aの形状を除く他の部分は、上述した
第1の実施の形態と同様であり、同部分には同符号を付
して説明を省略する。
【0031】挟持部材2の押圧部27は、図9に示すよ
うに、挟持部材2に対向する側である裏側の面に挟持面
27aを有している。挟持面27aは凹凸を有さない平
坦形状であり、その表面は滑らかに成形されている。こ
のような構成の物干し挟み30は、同型の挟持部材2,
2を対向せしめ、上述した第1の実施の形態と同様に組
み立てられる。そして、C型バネ3により、対向する挟
持部材2,2の押圧部27,27は接近する向きに付勢
され、対向する挟持面27a,27aが衝合される(図
8参照)。
【0032】物干し挟み30に、薄物の洗濯物を挟んで
乾燥させる。挟持部材2,2の上端部分であるつまみ部
22,22をつまんで押圧部27,27を開き、洗濯物
を押圧部27,27間に配してつまみ部22から手を離
す。洗濯物は対向する押圧部27,27に両面側から挟
まれ、平坦に形成された挟持面27a,27aに挟持さ
れる。例えばハンカチーフ,ストッキングのような薄物
であり、軽量の洗濯物は、平坦な挟持面27a,27a
で十分に挟持固定される。そして洗濯物が乾燥した後
は、洗濯物を下方向に引っ張って押圧部27,27から
抜き取る。挟持面27aは、平坦で滑らかに成形されて
いるので、洗濯物に下方向の力が付与されたときに下向
きに移動する際の抵抗は小さく、小さな力で簡単に抜き
取ることができる。
【0033】また、ストッキング等が挟持面27aに引
っ掛かって破損する虞もない。さらにハンカチーフのよ
うな薄物に挟持面27aの跡形が残る虞もない。このよ
うに、洗濯物を下方向に引っ張ることにより、無理に引
き離すことなく押圧部27,27から洗濯物を取り外
せ、乾燥後の洗濯物を取り込む手間を省くことができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、洗濯
物を取り外す方向と同方向の溝が挟持面に形成してある
ので、引っ張るだけで簡便に洗濯物を取り外すことがで
きる。また、挟持面が、洗濯物を取り外す方向と同方向
に凹凸が繰り返される波形状の曲面であるので、引っ張
るだけで簡便に洗濯物を取り外すことができる。さら
に、挟持面が凹凸がない平坦な形状を有しているので、
薄物の洗濯物又は破損し易い洗濯物を挟持固定し、取込
みの際には引っ張るだけで簡便に洗濯物を取り外すこと
ができる。またさらに、薄物の洗濯物に挟持面の跡形を
残さない等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の物干し挟みの構成
を示す斜視図である。
【図2】図1の挟持部材の構造を示す斜視図である。
【図3】図2の III−III 線から見た断面図である。
【図4】第1の実施の形態の物干し挟みに洗濯物を挟ん
だ状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の物干し挟みの構成
を示す斜視図である。
【図6】図5の第1の挟持部材の構造を示す斜視図であ
る。
【図7】図5の第2の挟持部材の構造を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態の物干し挟みの構成
を示す斜視図である。
【図9】図8の挟持部材の構造を示す斜視図である。
【図10】従来の物干し挟みの構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 挟み部 2,200 挟持部材 3 C型バネ 4 吊り部 21 押圧部 21a 挟持面 21b 溝部 23a 第1の合わせ部 23b 第2の合わせ部 26 260 押圧部 26a 挟持面 27 押圧部 27a 挟持面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間で枢支された一対の挟持部材が、弾
    性力により、夫々の一側を相互に接近せしめる方向に付
    勢され、前記一側夫々の対向する挟持面にて対象物を挟
    持する物干し挟みにおいて、 前記挟持面は、前記挟持部材の枢支位置から前記挟持面
    に向かう方向の溝を複数並設してあることを特徴とする
    物干し挟み。
  2. 【請求項2】 前記対向する挟持面は噛合すべく前記溝
    を備える請求項1記載の物干し挟み。
  3. 【請求項3】 中間で枢支された一対の挟持部材が、弾
    性力により、夫々の一側を相互に接近せしめる方向に付
    勢され、前記一側夫々の対向する挟持面にて対象物を挟
    持する物干し挟みにおいて、 前記挟持面は、前記挟持部材の枢支位置から前記挟持面
    に向かう方向に凹凸を連ねる波形曲面を備えることを特
    徴とする物干し挟み。
  4. 【請求項4】 前記対向する挟持面は噛合すべく前記凹
    凸を備える請求項3記載の物干し挟み。
  5. 【請求項5】 中間で枢支された一対の挟持部材が、弾
    性力により、夫々の一側を相互に接近せしめる方向に付
    勢され、前記一側夫々の対向する挟持面にて対象物を挟
    持する物干し挟みにおいて、 前記挟持面は平坦に形成してあることを特徴とする物干
    し挟み。
JP8227183A 1996-08-28 1996-08-28 物干し挟み Pending JPH1066800A (ja)

Priority Applications (7)

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JP8227183A JPH1066800A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 物干し挟み
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