JPH1066400A - 回転機械の制御方法、前記方法を実施するサーボシステム、およびこのようなシステムを具備する回転機械 - Google Patents

回転機械の制御方法、前記方法を実施するサーボシステム、およびこのようなシステムを具備する回転機械

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JPH1066400A
JPH1066400A JP9149099A JP14909997A JPH1066400A JP H1066400 A JPH1066400 A JP H1066400A JP 9149099 A JP9149099 A JP 9149099A JP 14909997 A JP14909997 A JP 14909997A JP H1066400 A JPH1066400 A JP H1066400A
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stator
vector
computer
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JP9149099A
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Jean Luc Thomas
ジヤン−リユツク・トマス
Serge Poullain
セルジユ・プーラン
Olivier Bethoux
オリビエ・ベトウー
Guy Bornard
ギ・ボルナール
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel Alsthom Compagnie Generale dElectricite
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/30Direct torque control [DTC] or field acceleration method [FAM]
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/24Vector control not involving the use of rotor position or rotor speed sensors
    • H02P21/28Stator flux based control
    • H02P21/30Direct torque control [DTC] or field acceleration method [FAM]

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
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  • Turning (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可能な全状態の中から最適なステータ相の電
圧ベクトルVsを供給する制御方法を提供する。 【解決手段】 電磁トルクTemおよび/またはステータ
束φSがそれぞれ設定値である電磁トルクTemrefおよび
/またはステータ束φSrefから離れている過渡的回転速
度についての制御方法において、ステータ相の電圧ベク
トルVsの可能な全状態Viの中から、電磁トルクTem
よびステータ束φSをそれぞれ電磁トルクTemrefおよび
ステータ束φSrefにするのに最適な状態を選択し、ステ
ータ相の電圧ベクトルVsの選択された状態に対応する
SPmLL(4)の切り換えを指令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機械の管理制
御方法、前記方法を実施するサーボシステム、およびこ
のようなシステムを具備する回転機械に関する。より詳
細には、本発明は、回転機械のトルクおよびステータ束
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータ束のベクトル制御装置が知られて
いる。この制御は、ロータの磁気状態および機械のトル
クの実際の制御に基くものである。しかしながらこの種
の装置の場合、計算に必要な力学量を検出するために
は、機械の回転部分上にセンサを設置する必要がある。
またこれらの装置は、機械のパラメータの変化に対する
感応性が非常に高い。最後に、これらの装置の場合、ト
ルクまたは速度におけるステップの際、機械の応答時間
のレベルにおいて遅延をもたらすパルス幅型変調器(M
LI)を使用する必要がある。
【0003】制御量が電磁トルクおよびステータ束であ
る代替方法が知られている。この方法ではMLIは必要
ではない。
【0004】この方法は、機械および電圧インバータの
ベクトルモデリングを介して行うものである。
【0005】機械に関しては、電磁トルクは、ロータ束
回転ベクトルおよびステータ束回転ベクトルとこれらの
束ベクトルの係数との間に存在する角度によって決ま
る。言い換えれば、電磁トルクは回転束ベクトルのベク
トル積によって決まる。すなわち Tem=K(φR×φS) 各相が二状態スイッチ(SP2LL:単極2論理レベ
ル)を含む三相電圧インバータから、ステータ電圧ベク
トルVsが送出される。従ってステータ電圧ベクトルVs
は、インバータの三つのSP2LLの組み合せにより八
つの状態V1からV8(23)をとることができ、うち
1、V8はステータ固定基準点(α、β)において振幅
が0(0の状態)である。
【0006】ステータ基準点(α、β)で、ヒステリシ
ス帯H内のステータ束φSの回転ベクトルの絶対値│φS
│を維持し、トルクTem(二つの束ベクトル間の角度)
を増加させるためにロータ束ベクトルφRに対しステー
タ束φSの回転ベクトルを加速し、ロータ束ベクトルφR
がステータ束のベクトルφSを取り戻し、そのトルク
(二つの束ベクトル間の角度)を減少させるために、ス
テータ束のベクトルを停止するDTC(ダイレクトトル
ク制御)と呼ばれるシステムが知られている(図1)。
【0007】ステータ束のベクトルφSの制御は有限表
を介して行われる。この表は、ステータ(α、β)の面
内で回転するステータ束のベクトルφSのある一定の位
置Ni(i=1から6)について、ステータ束のベクト
ルを停止することができる(0の状態V1、V8)ステー
タ相の電圧ベクトルVSの状態V1からV8および、ステ
ータ束のベクトルφSをヒステリシス帯H内に維持しな
がら束ベクトルφS、φR間の角度を大きくすることがで
きる状態を含む。以下の有限表および図1はこの方法を
示す。
【0008】
【表1】
【0009】例えば図1で、φSはゾーンN6にあり、そ
の端部はステータ相の電圧ベクトルVsの状態V2に従
う。状態V2は│φS│を増加させる状態である。この方
法は、│φS│がヒステリシス帯Hの上限に達した時点
でV3に切り替わる。
【0010】この方法は幾つもの欠点を有する。例え
ば、有限表は、回転機械についてあり得る動的状態を全
て網羅していない。機械の状態を網羅するような表を作
成することは考えられない(三つのSP2LLを有する
インバータという簡単な場合でもすでに六つのドメイン
が得られ、各ドメイン内では四つの状態を使用すること
ができる)。さらに、SP2LLのうちの一つに動作異
常があると、ステータ相のベクトルVsで可能な状態の
うちの三つが使えなくなり、制御有限表が著しく小さく
なり、回転機械が制御不可能な状態(トルクのピーク)
におちいることがある。
【0011】提供される技術は、ステータ束φSの制御
(ステータ束の絶対値をヒステリシス帯H内に維持する
こと)をトルクTemの制御にあてるものである。トルク
emの制御と同時に行うステータ束φSの制御を行う形
態は想定されていない。
【0012】ロータの低速回転時の負方向へのトルクの
ステップ(トルクの段階的減少)の場合、前記方法の動
的応答は非常に悪い。とくに負方向へのステップの応答
時間は、同振幅の正方向へのステップの応答時間の約4
倍である。
【0013】事実、トルク低減の形態では、装置により
ステータ束の回転が停止し(0の状態)、ロータ束はス
テータ束を取り戻し、その結果、角度、トルクが減少す
る。モータが低速で回転している時はロータ束も低速で
回転し、そのため、トルクの動的応答が著しく影響を受
ける。
【0014】この低速回転の形態の特徴は、駆動側を起
動することと、駆動側のホイールの空転のため動力性が
悪いこと(トルクの減少が遅すぎること)である。
【0015】過渡的回転速度(束およびトルクの瞬間値
が設定値から大きく離れている)にある場合であれ、一
定回転速度(束およびトルクの瞬間値が設定値を中心と
して振動する)にある場合であれ、電圧インバータの切
り換え方法は同じである。従って、一定回転速度域での
電圧インバータの平均スイッチング周波数は制御可能で
はなく、混沌とした状態である。最大電圧および最大電
流が高い場合、これにより、すぐ幾つかのSP2LLの
非可逆的破損をきたし、従って前記に記載の理由によ
り、回転機械が制御不可能な状態におちいることがあ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的のうちの
一つは、制御量が電磁トルクおよびステータ束であっ
て、ある時点における回転機械の状態の如何にかかわら
ず、可能な全状態の中から最適なステータ相の電圧ベク
トルVsを供給することにより、所望の制御方法を最も
良く満たす方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、ステータ相の電圧ベクトルVsのmn個の状態V
i(i∈{1、・・、mn})を規定するn個のSPmL
Lを含む電圧インバータを介して交流電流が供給される
n相回転機械1であって、該回転機械は、検出値が観測
装置に送信されるセンサアセンブリを含むサーボ制御シ
ステムにより、電磁トルクTemおよびステータ束φS
電磁トルクTemrefおよびステータ束φSrefにサーボ制
御し、観測装置の出力が計算機内に投入され、該計算機
が、電圧インバータのSPmLLを制御するための制御
信号を出力側に供給する回転機械の制御方法に関する。
【0018】本発明によれば、電磁トルクTemおよび/
またはステータ束φSがそれぞれ設定値である電磁トル
クTemrefおよび/またはステータ束φSrefから離れて
いる過渡的回転速度についての制御方法において、計算
機は、ステータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態Vi
の中から、電磁トルクTemおよびステータ束φSをそれ
ぞれ設定値である電磁トルクTemrefおよびステータ束
φSrefにするのに最適な状態を選択し、計算機は、ステ
ータ相の電圧ベクトルVsの選択された状態に応じて、
SPmLLを制御するための制御信号を供給する。
【0019】従って、負トルクの差動機に対する動的応
答性は、先行技術における場合よりも優れている。
【0020】nおよび/またはmの値が大きいと、可能
な状態の数が多い。従って本発明は、SPmLLのうち
の一つがある形態について最適ではない位置に偶発的に
止まった場合でも、本方法は、設定値に近づくために、
残っている可能な状態のうちで可能な最良の状態を選択
し続けるという別の長所を有する。制御の動的性能は影
響を受けるが、発散またはトルクのピーク化の危険性は
最小化される。
【0021】電磁トルクTemおよびステータ束φSがそ
れぞれTemrefの周りの範囲±ΔTemの中およびφSref
の周りの範囲±ΔφSの中に含まれる一定回転速度につ
いての制御方法において、計算機は、インバータのあら
かじめ決められた平均スイッチング周波数について、ス
テータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態Viの中か
ら、設定値であるトルクTemrefおよびステータ束φ
Srefを中心とするトルクTemおよびステータ束φSの振
動の振幅の最小化および/または、トルクTemについて
の周波数の種類の遵守に最適な状態を選択し、計算機
は、ステータ相の電圧ベクトルVsの選択された状態に
応じて、SPmLLを制御するための制御信号を供給す
る。
【0022】本方法の一実施の形態では、本方法の初期
化の段階における最適な状態を判定するために、計算機
内に、軸のうちの一つyが電磁トルクを示し他方の軸x
がステータ束を示す仮想出力面Pを設定し、トルクおよ
びステータ束の設定値を点Arefで示し、瞬間トルクお
よび瞬間ステータ束を点Aで示し、点Arefを中心とし
て面要素(±Δx、±Δy)を規定し、計算機は、点A
が面要素の内側にあるときには一定回転速度域制御方法
を使用し、点Aが面要素の外側にあるときには過渡的回
転速度域制御方法を使用し、出力ベクトルSが出力面P
のベクトルであって制御ベクトルCが相の電圧ベクトル
sである回転機械の状態モデルを計算機に入力し、過
渡的回転速度域においてサンプリング毎に、計算機はベ
クトル(A−Aref)を計算し、計算機は、相の電圧ベ
クトルVsの可能な状態Viのそれぞれについて出力ベク
トルSの方向導関数
【0023】
【数3】
【0024】(以下、本願明細書の式および図面中にお
いては、この記載を使用するが、文章中においては、S
*と表記する。他のベクトルの導関数の表記も同様であ
る。)を計算し、計算機は、ベクトル(A−Aref)を
使用して、出力ベクトルSの方向導関数S*(Vi)の
それぞれのスカラ積を計算し、計算機は、計算したスカ
ラ積に最も結合する相の電圧ベクトルVsの状態Viを制
御ベクトルCとして選択する。
【0025】本方法の初期化の段階ではさらに、計算機
内に、面要素内の点Arefの周りに点Aを循環する周期
的経路を設定し、計算機内に、インバータについての平
均スイッチング周波数を入力し、計算機は、面要素を、
周期的経路に適した切り換えゾーンZiに分割し、計算
機は、各ゾーンZiについて、前記ゾーンZi内で周期的
経路を通過するために、ステータ相の電圧ベクトルVs
の現在の状態Vaおよび過去の状態Vpに応じてステータ
相の電圧ベクトルVsのこれからの最適な状態Vfを対応
させる切り換え表を作成し、一定回転速度域においてサ
ンプリング毎に、計算機は、機械における瞬間的な形態
に応じて切り換えゾーンZiの大きさを計算し、選択さ
れた平均スイッチング周波数を守り、計算機は、点Aお
よびステータ相の電圧ベクトルVsの現在の状態Vaおよ
び過去の状態Vpが存在するゾーンZiに応じて、切り換
え表を基にしてステータ相の電圧ベクトルVsのこれか
らの最適な状態Vfを制御ベクトルCとして選択する。
【0026】一実施の形態では、回転機械の状態モデル
は、
【0027】
【数4】
【0028】S=h(E) の型の制御に洗練された非線形状態モデルである。
【0029】ここでEは状態ベクトルであり、f、g、
hは状態ベクトルEの解析関数であり、出力ベクトルS
の方向導関数S*は状態モデルに従い
【0030】
【数5】
【0031】である。
【0032】本方法は切り換え表方式に基くものである
が、一定回転速度域では比較的確実である。実際、点A
を発散させ面要素から逸脱するようにすることもでき
る。その場合、システムは、過渡的回転速度域制御方法
に従って可能な最適状態Viが選択される過渡的回転速
度側に振れる。
【0033】面要素は、点Aがヒステリシス帯の内部境
界を超えた時に、過渡的回転速度域制御方法から一定回
転速度域制御方法への切り換えがおこなわれ、点Aがヒ
ステリシス帯の外部境界を超えた時に、一定回転速度域
制御方法から過渡的回転速度域制御方法への切り換えが
おこなわれるような、内部境界および外部境界を有する
ヒステリシス帯を含むことが有利である。
【0034】インバータの平均スイッチング周波数を制
御することは、切り換えによるSPmLL内の損失を大
幅に制限し従ってその寿命を長くすることができるとい
う長所となる。
【0035】本発明はまた、前記に記載の方法を使用す
るサーボ制御システムにも関する。
【0036】最後に本発明は、このようなサーボ制御シ
ステムを含む回転機械に関する。
【0037】本発明の他の長所および特徴は、添付の図
面を参照して行う以下の説明から明らかになろう。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明は、ステータ相の電圧ベク
トルVsのmn個の状態Vi(i∈{1、・・・、mn})
を規定するm個の位置(以降単極m論理レベルをSPm
LLで表す)を含むn個のスイッチ4を有する電圧イン
バータ3を介して交流電流が供給され、設定値である電
磁トルクTemrefおよびステータ束φSrefにサーボ制御
されるn相の回転機械1の調整方法に関する。
【0039】機械のサーボシステムは、検出値7、8、
9が観測装置10に送信されるセンサアセンブリを含
む。観測装置10の出力は、回転機械の瞬間電磁トルク
emおよび瞬間ステータ束φSを示す値である。多少な
りとも洗練されたセンサおよび観測装置10が多数存在
する。
【0040】電磁トルクTemおよびステータ束φSを示
す値は、本発明による方法を使用する計算機13内に投
入される。この計算機はまた、電磁トルクおよびステー
タ束の設定値Temref、φSrefの値を入力側で受け取
る。計算機13は、電圧インバータ3のSPmLL4を
制御するための制御信号6を出力側に供給する。
【0041】より正確には本発明は、計算機13内で行
われる方法の諸段階に関する。
【0042】本発明による方法は、機械の形態に応じて
二つの制御方法を提供する。その形態とは、電磁トルク
emおよび/またはステータ束φSがそれぞれ設定値で
ある電磁トルクTemrefおよび/またはステータ束φ
Srefから離れている過渡的回転速度域と、電磁トルクT
emおよびステータ束φSがそれぞれTemrefを中心とする
範囲±ΔTemの中およびφSrefを中心とする範囲±Δφ
Sの中に含まれる一定回転速度域である。
【0043】過渡的回転速度域では、本発明による方法
は、ステータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態V
i(i∈{1、・・・、mn})の中から、電磁トルクT
emおよびステータ束φSをそれぞれ設定値である電磁ト
ルクTemrefおよびステータ束φSrefにするのに最適な
状態を選択する段階と、ステータ相の電圧ベクトルVs
の選択された状態Viに対応するSPmLLの切り換え
を指令する段階とを含む。
【0044】一定回転速度域では、インバータのあらか
じめ決められた平均スイッチング周波数について、ステ
ータ相の電圧ベクトルVsの可能な全状態Vi(i∈
{1、・・・、mn})の中から、設定値であるトルク
emrefおよびステータ束φSrefを中心とするトルクT
emおよびステータ束φSの振動の振幅の最小化および/
または、トルクTemについての周波数の種類の遵守に最
適な状態を選択し、ステータ相の電圧ベクトルVsの選
択された状態Viに対応するSPmLLの切り換えを指
令する。
【0045】周波数の種類の遵守は、電磁トルクTem
対しある周波数またはある帯域の周波数を禁じることを
意味する。
【0046】図2から図3Eに示す方法の実施の形態で
は、最適な状態を判定するために、計算機13内に、軸
のうちの一つyが電磁トルクを示し他方の軸xがステー
タ束を示す出力面Pを設定し、前記面内に、トルクおよ
びステータ束の設定値を示す点Arefと機械の瞬間的な
形態を示す点Aを規定し、点Arefを中心として、点A
がその内側にあるときには一定回転速度域であって点A
がその外側にあるときには過渡的回転速度域であるよう
な面要素5±Δx、±Δyを規定する。従って面Pは二
つの部分に分割され、それぞれが回転速度域のうちの一
つを表す。
【0047】過渡的回転速度域では、応答時間を短縮す
るためにできるだけ素早く設定値に近づくことが必要で
ある。そのために本方法は、面P内で、ステータ相の電
圧ベクトルVsの可能な状態Vi(i∈{1、...、m
n})の集合の中から、理想的接近方向(A−Aref)に
近い方向において点Aの最も速い変化速度をもたらす状
態を選択する。
【0048】この目的のため、初期化の段階で、出力ベ
クトルSが出力面Pのベクトルであって制御ベクトルC
が相の電圧ベクトルVsである回転機械の状態モデルを
計算機13に入力し、過渡的回転速度域においてサンプ
リング毎に、計算機13はベクトル(A−Aref)を計
算し、計算機13は、相の電圧ベクトルVsの可能な状
態Viのそれぞれについて出力ベクトルSの方向導関数
S*を計算し、計算機13は、ベクトル(A−Aref
を使用して、出力ベクトルSの方向導関数S*(Vi)
のそれぞれのスカラ積を計算し、計算機は、計算したス
カラ積に最も結合する相の電圧ベクトルVsの状態Vi
制御ベクトルCとして選択する。
【0049】図2は、過渡的回転速度域での本方法の動
作を示す図である。点線15は、AがArefに最も速く
到達するのに理想的な経路である。各サンプリング周期
毎にベクトル(A−Aref)および最適状態が再計算さ
れる。その結果、例えば曲線14に示すような経路がで
きることがある。
【0050】負トルクの差動機に対する動的応答性は、
先行技術における場合よりも優れている。
【0051】nおよび/またはmの値が大きい(可能な
状態の数が多い)場合、そのことは、SPmLLのうち
の一つがある形態について最適ではない位置に偶発的に
止まった場合でも、本方法は、設定値に近づくために、
残っている可能な状態のうちで可能な最良の状態を選択
し続けるという別の長所を有する。制御の動的性能は影
響を受けるが、発散またはトルクのピーク化の危険性は
回避される。
【0052】さらに(図3から図3Eを参照のこと)、
同じく初期化の段階では、計算機13内に、面要素5内
の点Arefの周りに点Aを循環する周期的経路15を設
定し、計算機内に、インバータ3についての平均スイッ
チング周波数を入力し、計算機は、面要素5を、周期的
経路15に適した切り換えゾーンZiに分割し、計算機
は、各ゾーンZiについて、前記ゾーンZi内で周期的経
路15を通過するために、ステータ相の電圧ベクトルV
sの現在の状態Vaおよび過去の状態Vpに応じてステー
タ相の電圧ベクトルVsのこれからの最適な状態Vfを対
応させる切り換え表を作成し、一定回転速度域において
サンプリング毎に、計算機13は、機械の瞬間的な形態
に応じて切り換えゾーンZiの大きさを計算し、選択さ
れた平均スイッチング周波数を守り、計算機は、点Aお
よびステータ相の電圧ベクトルVsの現在の状態Vaおよ
び過去の状態Vpが存在するゾーンZiに応じて、切り換
え表を基にしてステータ相の電圧ベクトルVsのこれか
らの最適な状態Vfを制御ベクトルCとして選択する。
ステータ相の電圧ベクトルVsの過去の状態Vpは、前回
の切り換えの状態であると理解しなければならない。
【0053】図3から図3Eならびに下記の切り換え表
は、一定回転速度域での本方法の実施例を示す。
【0054】
【表2】
【0055】図3は、選択されたサイクル15を示す図
である。図3Aから図3Eならびに上の表は、選択され
たサイクル15に従う点Aの循環の例を示す。
【0056】ゾーンZiの位置および寸法がインバータ
の平均スイッチング周波数に影響を与えることおよびイ
ンバータの平均スイッチング周波数もゾーンZiの位置
および寸法に影響を与えることが容易に理解できよう。
従って、ゾーンZiの設定時にはインバータの平均スイ
ッチング周波数を考慮しなければならない。
【0057】インバータの平均スイッチング周波数を制
御することは、SPmLL内の損失を大幅に少なくし従
ってその寿命を長くすることができるという長所とな
る。
【0058】図3Aで、点AはゾーンZ2またはゾーン
4にあり、現在の状態はV3であり、過去の状態はV2
である。これから後、点AはゾーンZ5、Z1またはZ3
に移ることができる。切り換え表から、AがゾーンZ2
またはゾーンZ4に留まる限りこれからの状態も現在の
状態V3のままであること、および、点AがゾーンZ5
1またはZ3に移るとこれからの状態はV1となること
がわかる。
【0059】図3Bから図3Eは、切り換え表を使用し
て同じように説明することができる。
【0060】本方法は切り換え表方式に基くものである
が、一定回転速度域では比較的確実である。実際、点A
を発散させ面要素から逸脱するようにすることもでき
る。その場合、システムは、過渡的回転速度域制御方法
に従って可能な最適状態Viが選択される過渡的回転速
度側に振れる。
【0061】面要素5は、点Aがヒステリシス帯の内部
境界12を超えた時に、過渡的回転速度域制御方法から
一定回転速度域制御方法への切り換えがおこなわれ、点
Aがヒステリシス帯の外部境界11を超えた時に、一定
回転速度域制御方法から過渡的回転速度域制御方法への
切り換えがおこなわれる、ような内部境界12および外
部境界11を有するヒステリシス帯を含むのが有利であ
る。
【0062】一実施の形態では、回転機械の状態モデル
は、
【0063】
【数6】
【0064】S=h(E) の型の制御に洗練された非線形状態モデルである。
【0065】ここでEは状態ベクトルであり、f、g、
hは状態ベクトルEの解析関数であり、出力ベクトルS
の方向導関数S*は状態モデルに従い
【0066】
【数7】
【0067】である。
【0068】一実施の形態では、yの軸は直接、電磁ト
ルクを表し、xの軸はステータ束の自乗を表す。面Pの
点は、
【0069】
【数8】
【0070】を座標値として持つのが有利である。
【0071】ここでλは、回転機械のユーザによって値
が決められる加重係数である。この係数により、出力の
一つに他と比べてより大きな重みを与えること、あるい
はより少ない重みを与えることができる。
【0072】本発明はまた、前記に記載の方法を使用す
るサーボ制御システムにも関する。
【0073】最後に本発明は、このようなサーボ制御シ
ステムを含む回転機械に関する。
【0074】もちろん本発明は記述し例示した実施の形
態に限定されるものではなく、当業者であれば本発明か
ら逸脱することなく多くの変形形態が可能である。とく
に本発明の範囲内で、提供されるサイクルを、独自の切
り換えゾーンおよび独自の切り換え表をもたらす別のサ
イクルに替えることができる。さらに、本発明の範囲内
で、三つのSP2LLをn個のSPmLLに替えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の方法の固定ステータ面内の概略図で
ある。
【図2】過渡的回転速度の場合の本発明による方法の概
略図である。
【図3】例としてのあるサイクルを基にした一定回転速
度の場合の本発明による方法の概略図である。
【図3A】例としてのあるサイクルを基にした一定回転
速度の場合の本発明による方法の概略図である。
【図3B】例としてのあるサイクルを基にした一定回転
速度の場合の本発明による方法の概略図である。
【図3C】例としてのあるサイクルを基にした一定回転
速度の場合の本発明による方法の概略図である。
【図3D】例としてのあるサイクルを基にした一定回転
速度の場合の本発明による方法の概略図である。
【図3E】例としてのあるサイクルを基にした一定回転
速度の場合の本発明による方法の概略図である。
【符号の説明】
1 回転機械 3 電圧インバータ 4 SPmLL 5 面要素 6 制御信号 7、8、9 検出値 10 観測装置 13 計算機 15 周期的経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルジユ・プーラン フランス国、91700・サント・ジユヌビエ ーブ・デ・ボワ、アブニユ・グラブリエ ル・ペリ・87 (72)発明者 オリビエ・ベトウー フランス国、75015・パリ、リユ・カスタ ニヤリー・114 (72)発明者 ギ・ボルナール フランス国、38402・サン・マルタン・デ ール、ベー・ペー・46、ラボラトワール・ ドートマテイツク・ドウ・グルノーブル・ イ・エヌ・ペ・ジエ−セ・エヌ・エール・ エス・ユ・エール・ア・228気付

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ相の電圧ベクトルVsのmn個の
    状態Vi(i∈{1、・・・mn})を規定するn個のS
    PmLL(4)を含む電圧インバータ(3)を介して交
    流電流が供給されるn相回転機械(1)であって、該回
    転機械は、検出値(7、8、9)が観測装置(10)に
    送信されるセンサアセンブリを含むサーボ制御システム
    により、電磁トルクTemおよびステータ束φSを電磁ト
    ルクTemrefおよびステータ束φSrefにサーボ制御し、
    前記観測装置(10)の出力が計算機(13)内に投入
    され、前記計算機(13)が、前記電圧インバータ
    (3)のSPmLL(4)を制御するための制御信号
    (6)を出力側に供給する前記回転機械の制御方法であ
    って、 前記電磁トルクTemおよび/またはステータ束φSがそ
    れぞれ設定値である前記電磁トルクTemrefおよび/ま
    たはステータ束φSrefから離れている過渡的回転速度に
    ついての制御方法において、 前記計算機(13)が、前記ステータ相の電圧ベクトル
    sの可能な全状態Viの中から、前記電磁トルクTem
    よびステータ束φSをそれぞれ設定値である前記電磁ト
    ルクTemrefおよびステータ束φSrefにするのに最適な
    状態を選択し、 前記計算機が、前記ステータ相の電圧ベクトルVsの選
    択された状態に応じて、前記SPmLL(4)を制御す
    るための制御信号(6)を供給することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 電磁トルクTemおよびステータ束φS
    それぞれTemrefの周りの範囲±ΔTemの中およびφ
    Srefの周りの範囲±ΔφSの中に含まれる一定回転速度
    についての制御方法において、 計算機(13)が、インバータ(3)のあらかじめ決め
    られた平均スイッチング周波数について、ステータ相の
    電圧ベクトルVsの可能な全状態Viの中から、 設定値である前記トルクTemrefおよびステータ束φ
    Srefの周りの前記トルクTemおよびステータ束φSの振
    動の振幅の最小化および/または、 前記トルクTemについての周波数の種類の遵守に最適な
    状態を選択し、 前記計算機(13)が、前記ステータ相の電圧ベクトル
    sの選択された状態に応じて、SPmLL(4)を制
    御するための制御信号(6)を供給することを特徴とす
    る請求項1に記載の回転機械の制御方法。
  3. 【請求項3】 方法の初期化の段階において、 計算機(13)内に、軸のうちの一つyが電磁トルクを
    示し他方の軸xがステータ束を示す仮想出力面Pを設定
    し、トルクおよびステータ束の設定値を点Arefで示
    し、瞬間のトルクおよび瞬間のステータ束を点Aで示
    し、前記点Arefの周りに面要素(5)(±Δx、±Δ
    y)を規定し、前記計算機(13)が、前記点Aが前記
    面要素(5)の内側にあるときには一定回転速度域制御
    方法を使用し、前記点Aが前記面要素(5)の外側にあ
    るときには過渡的回転速度域制御方法を使用し、 出力ベクトルSが前記出力面Pのベクトルであって制御
    ベクトルCが相の電圧ベクトルVsである回転機械の状
    態モデルを前記計算機(13)に入力し、 過渡的回転速度域においてサンプリング毎に、 前記計算機(13)はベクトル(A−Aref)を計算
    し、 前記計算機(13)が、前記相の電圧ベクトルVsの可
    能な状態Viのそれぞれについて前記出力ベクトルSの
    方向導関数S*を計算し、 前記計算機(13)が、前記ベクトル(A−Aref)を
    使用して、前記出力ベクトルSの方向導関数S*(V
    i)のそれぞれのスカラ積を計算し、 前記計算機が、計算したスカラ積に最も結合する前記相
    の電圧ベクトルVsの状態Viを前記制御ベクトルCとし
    て選択することを特徴とする請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 方法の初期化の段階でさらに、 計算機(13)内に、面要素(5)内の点Arefの周り
    に点Aを循環する周期的経路(15)を設定し、 前記計算機が、前記面要素(5)を、前記周期的経路
    (15)に適した切り換えゾーンZiに分割し、 前記計算機(13)内に、インバータ(3)についての
    平均スイッチング周波数を入力し、 前記計算機(13)が、前記各ゾーンZiについて、該
    ゾーンZi内で前記周期的経路(15)を通過するため
    に、ステータ相の電圧ベクトルVsの現在の状態Vaおよ
    び過去の状態Vpに応じて前記ステータ相の電圧ベクト
    ルVsのこれからの最適な状態Vfを対応させる切り換え
    表を作成し、 一定回転速度域においてサンプリング毎に、 前記計算機(13)が、機械における瞬間的な形態に応
    じて前記切り換えゾーンZiの大きさを計算し、選択さ
    れた前記平均スイッチング周波数を守り、 前記計算機が、前記点Aおよび前記ステータ相の電圧ベ
    クトルVsの現在の状態Vaおよび過去の状態Vpが存在
    するゾーンZiに応じて、前記切り換え表を基にして前
    記ステータ相の電圧ベクトルVsのこれからの最適な状
    態Vfを制御ベクトルCとして選択することを特徴とす
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 回転機械のモデルが、 【数1】 S=h(E) の型の制御に洗練された非線形モデルであって、 ここでEは状態ベクトルであり、f、g、hは前記状態
    ベクトルEの解析関数であり、 出力ベクトルSの方向導関数S*は状態モデルに従い 【数2】 であることを特徴とする請求項3または4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 面要素(5)が、 点Aがヒステリシス帯の内部境界(12)を超えた時
    に、過渡的回転速度域制御方法から一定回転速度域制御
    方法への切り換えがおこなわれ、 前記点Aがヒステリシス帯の外部境界(11)を超えた
    時に、一定回転速度域制御方法から過渡的回転速度域制
    御方法への切り換えがおこなわれるような前記内部境界
    (12)および前記外部境界(11)を有する前記ヒス
    テリシス帯を含むことを特徴とする請求項3から5のい
    ずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステータ相の電圧ベクトルVsのmn個の
    状態Vi(i∈{1、・・・mn})を規定するn個のS
    PmLL(4)を含む電圧インバータ(3)を介して交
    流電流が供給されるn相回転機械(1)のサーボ制御シ
    ステムであって、前記回転機械は、検出値(7、8、
    9)が観測装置(10)に送信されるセンサアセンブリ
    を含む前記サーボ制御システムにより、電磁トルクTem
    およびステータ束φSを電磁トルクTemrefおよびステー
    タ束φSrefにサーボ制御し、前記観測装置(10)の出
    力が計算機(13)内に投入され、前記計算機(13)
    が、前記電圧インバータ(3)のSPmLL(4)を制
    御するための制御信号(6)を出力側に供給し、請求項
    1から6のいずれか一項に記載の方法を使用することを
    特徴とするサーボ制御システム。
  8. 【請求項8】 ステータ相の電圧ベクトルVsのmn個の
    状態Vi(i∈{1、・・・mn})を規定するn個のS
    PmLL(4)を含む電圧インバータ(3)を介して交
    流電流が供給されるn相回転機械であって、該回転機械
    は、検出値(7、8、9)が観測装置(10)に送信さ
    れるセンサアセンブリを含むサーボ制御システムによ
    り、電磁トルクTemおよびステータ束φSを電磁トルク
    emrefおよびステータ束φSrefにサーボ制御し、前記
    観測装置(10)の出力が計算機(13)内に投入さ
    れ、前記計算機(13)が、電圧インバータ(3)のS
    PmLL(4)を制御するための制御信号(6)を出力
    側に供給し、前記サーボ制御システムが請求項7の記載
    によることを特徴とする回転機械。
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