JPH1066030A - テレビ信号のフィールド周波数を変更する方法及び装置 - Google Patents

テレビ信号のフィールド周波数を変更する方法及び装置

Info

Publication number
JPH1066030A
JPH1066030A JP9161453A JP16145397A JPH1066030A JP H1066030 A JPH1066030 A JP H1066030A JP 9161453 A JP9161453 A JP 9161453A JP 16145397 A JP16145397 A JP 16145397A JP H1066030 A JPH1066030 A JP H1066030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raster
lines
line
sync
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9161453A
Other languages
English (en)
Inventor
Pascal Maetz
マエツ パスカル
Jose Magion
マンジョン ジョゼ
Jacques Pauthion
ポティオン ジャック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technicolor SA
Original Assignee
Thomson Multimedia SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Multimedia SA filed Critical Thomson Multimedia SA
Publication of JPH1066030A publication Critical patent/JPH1066030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0127Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level by changing the field or frame frequency of the incoming video signal, e.g. frame rate converter
    • H04N7/0132Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level by changing the field or frame frequency of the incoming video signal, e.g. frame rate converter the field or frame frequency of the incoming video signal being multiplied by a positive integer, e.g. for flicker reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、異なるラスタ周波数を有するテレ
ビ画像を発生させる方法において、ソース画像から発生
した画像を構成するラインの同期誤りを防ぐ方法及び装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、F2 とは異なるラスタ周波数
1 を有するソース画像から、フィールド又はラスタ周
波数F2 を有するテレビ画像を発生させる方法に関す
る。本発明によれば、一方では信号Hsync及びVsync
び他方では夫々の受信されたラスタを構成するラインの
数及びこれらのラインを構成するピクセル数は、f1
は異なる周波数f2 を有するライン同期信号H2sync
び周波数F2を有するラスタ同期信号V2sync を発生さ
せるために使用される。本発明は特に、50Hz(又は
60Hz)規格の画像から100Hz(又は120H
z)規格のテレビ画像を発生させる方法及び装置に関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、F2 とは異なるラ
スタ周波数F1 を有するソース画像から、フィールド又
はラスタ周波数F2 を有するテレビ画像を発生させる方
法に関する。本発明はまた、ソース画像を構成するライ
ン同期信号Hsync及びラスタ同期信号Vsyncを受信させ
るための獲得ユニットと、発生した画像を構成するライ
ン同期信号H2sync 及びラスタ同期信号V2sync を供給
するための偏向ユニットと、ソース画像の輝度及び色度
を示す有用なラインを記憶する少なくとも1つの手段と
を有する上記の方法を実施するための装置に関する。
【0002】本発明は特に、50Hz(又は60Hz)
規格の画像から100Hz(又は120Hz)規格のテ
レビ画像を発生させる方法及び装置に関する。
【0003】
【従来の技術】50Hz規格の画像から100Hz規格
のテレビ画像を発生させることは、AABB又はABA
B処理により、水平及び垂直の両方の画像のフリッカ
(ちらつき)効果を弱めることを目的とし、元の625
/50/1:2型の走査を625/100/1:2型の
走査へと変形することからなる。従って、全く同様に飛
び越し走査されたライン(625又は525)の数に対
して、ラスタ走査周波数は2倍され、つまりライン走査
周波数に2をかけたものを意味する。
【0004】図1の(a)に系統的に示されるように、
テレビ信号に関する現時の規格、即ち50Hz規格で
は、テレビ画像は、夫々が64マイクロ秒の持続時間を
有する2つの312.5ラインの飛び越し走査されたラ
スタで構成される。夫々のラスタは22のラスタブラン
キングラインと、それに続く288のアクティブライン
から開始し、2.5の前均等化ラインが続く。60Hz
規格では、図1の(b)に系統的に示されるように、画
像は、夫々が64マイクロ秒の持続時間を有する2つの
262.5ラインの飛び越し走査されたラスタで構成さ
れる。夫々のラスタは16のラスタブランキングライン
と、それに続く244のアクティブラインから開始し、
2.5の前均等化ラインが続く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実際には、上記におい
て定義された規格は、いくらかは守られている。一方で
は、例えばラインの数といった幾つかのパラメータは1
つの画像ラスタから他の画像ラスタへ変化してもよく、
他方では、ラスタ同期信号はそれらを生じさせるビデオ
装置(規格テレビジョン伝送、衛星テレビジョン伝送、
ゲームコンソール、ビデオレコーダ、ビデオCD等)に
接続される。これらの装置のアイテムが所与の規格に従
っていても、所与の操作モードでは周期的であるはずの
ラスタ及びライン帰線同期信号は、概して装置の1つの
アイテムから他のアイテムへのとき、又は装置の同じア
イテムの異なる操作モードのときは周期的ではない。更
に、これらの信号は欠除しているか、ラスタが互いに近
すぎることがあり、それはソース画像から発生した画像
を構成するラインの同期誤りを招く。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、様々なソース
から生成された画像から、ラインの数がソース画像を構
成するラスタのラインの数と全く同じラスタによって形
成される画像を得ることを可能にする方法及び装置を提
供することを目的とする。本発明の方法によれば、ソー
ス画像ラスタからは、夫々が該ソース画像のライン及び
ラスタの同期信号Hsync及びVsync及び、輝度情報及び
色度情報を示す有用なラインが抽出され、周波数f1
抽出された情報は記憶され、夫々のラスタを構成するラ
インの数が計数され、これらのラインを構成するピクセ
ルの数が計数され、このピクセル数が記憶され、一方で
は信号Hsync及びVsyncが、他方では夫々の受信された
ラスタを構成するラインの数及びこれらのラインを構成
するピクセル数が、f1 と異なる周波数f2 を有するラ
イン同期信号H2sync 及び周波数F2 を有するラスタ同
期信号V2sync を発生させるために使用される。
【0007】本発明による方法によれば、一般的な機構
は、2つの連続するラスタのライン数が多様である場
合、又は該受信されたラスタのラインのピクセル数が多
様である場合に自動的に適合することが可能なように受
信された画像ラスタ周波数を変更するために提供されて
いる。本発明の装置の重要な特徴によれば、獲得ユニッ
トは、発生されるべき画像を構成するラスタの同期を、
ソース画像を構成するラスタの多数の有用なラインに従
わせる手段を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点を、添
付の図面を参照して、以下非制限的な例により説明す
る。以下の定義は、以下の説明において、その理解を容
易にするために使用される。
【0009】ビデオライン:ライン帰線の2つの連続す
る前端によって時間に関して制限されたビデオ信号のサ
ンプリングから生じる画素の組合せである。夫々のライ
ンの持続時間は64マイクロ秒であり、50Hz又は6
0Hzのビデオ信号は13.5Mhzでサンプリングさ
れ、その結果、夫々のラインは864ピクセルからな
る。
【0010】有用な信号:画像の輝度及び色度を示すビ
デオ信号の部分である。 有用なライン:有用な信号を含むビデオラインである。 本発明は、ラスタ周波数F1 を有するソース画像から、
ラスタ周波数F2 を有する画像を発生させることを目的
とする。このために、ソース画像ラスタからは、夫々が
該ソース画像のライン及びラスタの同期信号Hsync及び
sync及び、輝度情報及び色度情報を示す有用なライン
が抽出され、周波数f1 で抽出された情報は記憶され、
夫々のラスタを構成するラインの数が計数され、これら
のラインを構成するピクセルの数が計数され、このピク
セル数が記憶され、一方では信号Hsync及びVsyncが、
他方では夫々の受信されたラスタを構成するラインの数
及びこれらのラインを構成するピクセル数が、f1 とは
異なる周波数f2 を有するライン同期信号H2sync 及び
周波数F2を有するラスタ同期信号V2sync を発生させ
るために使用される。
【0011】50Hz規格から100Hz規格への変化
に関する例の場合、周波数f2 の値は、周波数f1 の2
倍である。後者は13.5MHzに等しい。本発明の方
法の重要な特徴によれば、ライン数LCi を有する、階
数iの、受信されたラスタに対しては、夫々がライン数
lci 及びライン数lc’i を有し、以下の条件: lci +lc’i =2*LCi 及び lci =lc’i =LCi を満たすよう、2つのラスタが発生する。
【0012】本発明による方法は、ソース画像のライン
同期信号Hsync及びラスタ同期信号Vsyncを受信させる
ための獲得ユニット2と、発生した画像のライン同期信
号H 2sync 及びラスタ同期信号V2sync を供給するため
の偏向ユニット4と、ソース画像の輝度及び色度を示す
有用なラインを記憶する少なくとも1つの手段(6,
8)とを有する装置によって実行される。
【0013】この装置の重要な特徴によれば、獲得ユニ
ット2は、発生された画像を構成するラスタの同期を、
ソース画像を構成するラスタの有用なラインの数に従わ
せる手段(6,8)を有する。図4から分かるように、
これらの同期を従わせる手段は、第1のクロック周波数
1 に同期し、一方では受信されたラスタの1つのライ
ンを構成するピクセルの数pr を計数させ、他方ではラ
イン同期信号Hsyncの起こりうる欠除を検出させるため
の第1のカウント手段10と、夫々の受信されたラスタ
の終端で再初期化され、偏向ユニットに2つの連続する
受信されたラスタを分割するラインの数ls を供給させ
るための第2のカウント手段12と、一方では獲得ユニ
ットによって発生した信号Mt の同期パルスを生成し、
受信されたラスタの中心を示すため、他方では同期信号
syncの起こりうる欠除を検出させるための第3のカウ
ント手段14とから構成される。
【0014】図5から分かるように、偏向ユニット4
は、発生したラスタの1つのビデオラインを構成するピ
クセル数pg を計数するための、第1のクロック周波数
1 に同期し、その内容が数pr の値に達したときは周
期的に再初期化される第4のカウント手段20と、発生
したラスタのラインの数lg を計数するための、信号M
t 、又は自己再初期化信号V’2sync のいずれかによっ
て再初期化され、該自己再初期化信号V’2sync は、入
力26で数ls を受信し、入力28で数lg を受信し、
数ls 及び数lg が等しいとき、出力29で信号V’
2sync を生成するパルス発生手段24によって発生され
る、第5のカウント手段22とを有する。
【0015】本発明の方法の他の特徴によれば、第1の
カウント手段10は、受信されたラスタのラインの空間
的位置のデコードから発せられる信号Hsync+1/2,H
sync+1 /4及びHsync+3/4を発生し、夫々の信号は、ライ
ンの中央に配置されたピクセルのデコード、最初の4分
の1のラインに配置された第1のピクセルのデコード、
そして最後の4分の1のラインに配置された第1のピク
セルのデコードに同期させる。更に、図6及び図7に示
されるように、信号Hsync+1/4及びHsync+3/4は、夫々
偶数ラスタのラインの数のカウント及び奇数ラスタのラ
インの数のカウントに同期するために使用される。
【0016】作動中は、図4から分かるように、獲得ユ
ニットは、それ自身として既知の方法で受信された画像
を示す複合ビデオ信号から抽出された、同期信号Hsync
及びVsyncを受信する。信号Hsync及びVsyncは、周期
的な矩形パルスである。信号Hsyncの後端は、ライン周
期の時間基準を決定し、同時に信号Vsyncの後端は、ラ
スタ同期の有効な瞬間を決定する。各ラインは64マイ
クロ秒の持続時間を有し、13.5MHzに等しい周波
数で、伝送基準とは無関係の864ピクセルにサンプリ
ングされている。パルスHsyncは、画素カウント手段1
0を初期化する。パルスHsyncが欠除している場合、こ
の画素カウント手段10は、計数された画素の数pr
864の値に達したとき自動的に自己初期化し、擬似同
期パルスH’syncを生成する。このパルスH’syncは1
周期の遅延とともに現れ、カウント手段12及び14の
インクリメントを実行する。受信された画像のラインが
64マイクロ秒以下の持続時間dr を有するならば、ラ
イン帰線は互いに近くなる。この場合、カウント手段1
0は、864ピクセルのカウントと一致するライン帰線
に従わされるため、本物の帰線と同じ周期へ自動的に再
初期化され、パルスH’syncは、これらの本物のライン
帰線と同期して生じる。これにより、ラインカウント手
段12及び14は正確にインクリメントされる。しかし
ながら、カウント手段10は、ライン当たりのピクセル
数に対応する64マイクロ秒の持続時間の間、カウント
する。従って、ライン周期信号Hsyncが欠除している場
合、そして先行するラインが64マイクロ秒以下の持続
時間を有するならば、次のラインの有用な信号は、この
ラインの仮定された開始は所与のライン帰線に関してシ
フトされているため、間違って記憶される。これは、パ
ルスHsyncが発生されない受信された画像の全ての続く
ラインに対して当てはまる。しかしながら、パルスH’
syncが発生すると同時に、カウント手段10は再初期化
され、受信された有用な信号の正確な再配置を生じさせ
る。
【0017】これは、図4から分かるように、受信され
たパルスHsync及びその限界に達したカウント手段10
によって発生したパルスH’syncは、基準を有する論理
ORゲート30の入力に適用される。これにより、規格
に従った作動(パルスHsyncの欠除なし)の間は、パル
スHsync及びH’syncのうちの1つは、ラインカウント
手段12及び14のインクリメントを制御する。よって
ラインカウント手段は受信された画像のライン帰線バー
ストに完全に従わされ、カウント手段12は受信された
画像のラスタ帰線バーストに従わされる。このカウント
手段12は、ゼロから2つの連続するラスタを分割する
ラインls の整数を計数し、それが達する値は、発生し
た100Hzのラスタラインの数を定義する。
【0018】ラスタの飛び越し走査を可能にするため、
受信されたラスタ当たりのラインl r の数は、半分のラ
インの奇数倍であることに注意すべきである。その最大
値はINT(ls )で示され、ls が2つの連続するラ
スタを分割するラインの数であるとすると、INT(l
s )はls −1とls との間の整数を示す。カウント手
段12の初期化は、受信された画像のラスタ帰線と同期
するパルスHsync+1/4及びHsync+3/4の最初のパルスと
一致する。図6及び図7によって夫々系統的に示される
ように、カウント手段12のインクリメントは、受信さ
れたラスタが偶数ならばパルスHsync+1/4、または受信
されたラスタが奇数ならばHsync+3/4パルスのいずれか
によって得られる。従って、受信されたラスタのパリテ
ィーが何であろうと、カウント手段12は常に同じ数の
ラインを計数する。夫々のラスタが312.5ラインで
構成される50Hz規格の場合は、カウント手段12は
ゼロから開始し、偶数の受信されたラスタ及び偶数の受
信されたラスタの両方に対して312ラインを計数す
る。夫々のラスタ帰線Vsyncでは、カウント手段12に
よって達成された値は、図示されていない記憶レジスタ
RSを通じて偏向ユニットへ移される。この値は、次に
発生した画像のラスタ帰線パルスV2sync を発生させる
ために使用される。カウント手段12によって達成され
た値は、それが2つの限界値234及び340の間であ
るときにのみ、記憶レジスタRSへ移されることに注意
すべきである。これは(例えばビデオレコーダといっ
た)ビデオ装置のあるアイテムでは、ラスタ当たりのラ
インの数は、これらの限界値の間に維持されると同時に
変化しうるためである。再初期化の前にカウント手段1
2によって達成された値が2つの連続するラスタについ
てあまりにも異なる場合は、該達成された値が340ラ
イン以上のときはラスタ帰線パルスVsyncの欠除、また
はこの達成された値が234ライン以下のときは伝送チ
ャネルの変化のいずれかによる一時的な機能障害がある
ことを意味する。この場合、発生した画像の大きさにい
くらかの連続性を保つため、カウント手段12によって
達成された値は、記憶レジスタRSには移されない。逆
の場合には、この値は、関係式lci +lc’i =2*
LCi を満たすよう発生したラスタの同期を従わせるた
めに使用される。
【0019】LCi が234乃至340ラインの場合、
そしてLCi が23+288以下又はそれと等しい場合
は、23番目のラインが第1の有用なラインであり、ラ
スタ記憶手段(6,8)の中に記憶されうる有用なライ
ンの最大数は288ラインに等しい。概して、ラスタ記
憶手段(6,8)の中に記憶されうる有用なラインの最
大数は、50Hz規格では2つの値288及び(LCi
−23)のうちの小さい方と等しく(60Hz規格では
夫々(LCi −17))、(288,LCi −23)分
によって示される(60Hz規格では夫々(244,L
i −17))。
【0020】系統的にカウント手段14の内容を示す図
9及び図10から分かるように、後者は信号Vsyncの夫
々の立上りエッジで初期化され、このカウント手段14
が、50Hz規格では160の値、60Hz規格では1
34の値に達したとき、獲得ユニットによって信号Mt
が発生することが分かる。図9及び図10から分かるよ
うに、この信号Mt はカウント手段22を初期化し、続
いて信号V2sync の発生を同期させる。この機構は、発
生したラスタに、LCi と等しいようなls と等しい数
を課すことを可能にする。ラスタの有用な信号は、60
Hz規格ではライン17、又は50Hz規格ではライン
23のいずれかに配置され、明らかにラスタ記憶ユニッ
トから2回、正確に読み取られる。
【0021】図10は、LCi が340ライン以上であ
る50Hz規格に従った受信された信号の場合を示し、
カウント手段14は記憶レジスタRSに記憶された最後
の値に達すると同時にループして戻る。この値は、定義
から340以下又はそれと等しく、また受信された50
Hzのラスタのラインとは異なる数ls と一致する。し
かしながら、23乃至310の数が付けられたラインの
みが記憶され、23+288以上又はそれと等しい数の
全てのラインは、ラスタブランキングの部分を形成する
と考えられる。戻って読むとき、第1の読み出しを開始
するために選択された瞬間を考慮して、全てのアクティ
ブラインは発生した100Hzのラスタの中に存在す
る。これは獲得ユニットが、ラインの数ls よりも大き
いラインの数LCi を有するラスタを受信するからであ
る。しかしながら、(LCi −ls)ラインの終端で
は、本物のラスタ帰線Vsyncが該獲得ユニットによって
受信されている。これはラスタブランキング信号が、先
行するラスタにおいて通常よりも長かったと考えること
と等しい。カウント手段14の限界値を通った再初期化
の後の、即ちこのカウント手段14によって達成された
値がls と等しいとき、数が0乃至(LCi −ls )で
ある全てのラインは、ラスタ帰線ラインであると考慮さ
れる。この結果は、連続するこれから発生した100H
zのラスタは、夫々32マイクロ秒のls ライン及び
(2*LCi )−ls を有する。これらの2つのラスタ
のみが発生される。2つの連続する100Hzのラスタ
は、明らかに同じ数の有用なラインを有し、夫々のラス
タでは、有用な信号は、実際に受信された50Hzのラ
スタのものとなる。従って合成された画像は、乱れなし
に受信された画像に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、夫々50Hz規格、及び
60Hz規格による受信された画像の有用な信号を系統
的に示す図である。
【図2】50Hzのラスタ周波数を有するソース画像か
ら、100Hzのラスタ周波数を有する画像を発生させ
る従来の方法を系統的に示す図である。
【図3】本発明による100Hz規格において画像を発
生させる装置のブロック図を示す図である。
【図4】本発明による装置と一体化された獲得ユニット
のブロック図を示す図である。
【図5】本発明による装置と一体化された偏向ユニット
のブロック図を系統的に示す図である。
【図6】受信された画像の偶数ラスタから奇数ラスタへ
の移行の場合を示すタイミング図である。
【図7】受信された画像の奇数ラスタから偶数ラスタへ
の移行の場合を示すタイミング図である。
【図8】図3の装置によって生じさせられた100Hz
の画像の同期信号の発生を示すタイミング図である。
【図9】図3に示される獲得ユニットによって偏向ユニ
ットを従わせることを示すタイミング図の例を示すであ
る。
【図10】図3に示される獲得ユニットによって偏向ユ
ニットを従わせることを示すタイミング図の例を示すで
ある。
【符号の説明】 2 獲得ユニット 4 偏向ユニット 6,8 記憶手段 10 第1のカウント手段 12 第2のカウント手段 14 第3のカウント手段 20 第4のカウント手段 22 第5のカウント手段 24 パルス発生手段 26,28 入力 29 出力 30 論理ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼ マンジョン フランス国,38400 サン・マルタン・デ レ,アアヴニュ・ジャン−ジョレ 85 (72)発明者 ジャック ポティオン フランス国,38240 メイラン,アレ・ デ・エタン 13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 F2 と異なるラスタ周波数F1 を有する
    ソース画像から、ラスタ周波数F2 を有する画像を発生
    させる方法であって、ソース画像ラスタからは、夫々が
    該ソース画像のライン及びラスタの同期信号Hsync及び
    sync及び、輝度情報及び色度情報を示す有用なライン
    が抽出され、周波数f1 で抽出された情報は記憶され、
    夫々のラスタを構成するラインの数が計数され、これら
    のラインを構成するピクセルの数が計数され、このピク
    セル数は記憶され、一方では信号Hsync及びVsyncが、
    他方では夫々の受信されたラスタを構成するラインの数
    及びこれらのラインを構成するピクセル数が、f1 と異
    なる周波数f2 を有するライン同期信号H2sync 及び周
    波数F2 を有するラスタ同期信号V2sync を発生させる
    ために使用されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ライン数LCi を有する受信されたラス
    タに対しては、夫々がライン数lci 及びライン数l
    c’i を有し、以下の条件: lci +lc’i =2*LCi 及び lci =lc’i =LCi を満たす2つのラスタが発生することを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 周波数f2 は、周波数f1 の2倍の値を
    有することを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ソース画像は、50Hzに等しいラスタ
    周波数F1 を有するテレビジョン画像であること、及び
    発生した画像は100Hzに等しいラスタ周波数F2
    有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 ソース画像のライン同期信号Hsync及び
    ラスタ同期信号Vsy ncを受信させるための獲得ユニット
    (2)と、発生した画像のライン同期信号H 2sync 及び
    ラスタ同期信号V2sync を供給するための偏向ユニット
    (4)と、ソース画像の輝度及び色度を示す有用なライ
    ンを記憶する少なくとも1つの手段(6,8)とからな
    るF2 とは異なるラスタ周波数F1 を有するソース画像
    から、ラスタ周波数F2 を有する画像を発生させる装置
    であって、獲得ユニットは、発生されるべき画像を構成
    するラスタの同期を、ソース画像を構成するラスタの有
    用なラインの数に従わせる手段からなることを特徴とす
    る装置。
  6. 【請求項6】 上記の同期を従わせる手段は、第1のク
    ロック周波数f1 に同期し、一方では受信されたラスタ
    の1つのラインを構成するピクセルの数を計数させ、他
    方ではライン同期信号Hsyncの起こりうる欠除を検出さ
    せるための第1のカウント手段(10)と、夫々の受信
    されたラスタの終端で再初期化され、偏向ユニットに2
    つの連続する受信されたラスタを分割するラインls
    数を供給させるための第2のカウント手段(12)と、
    一方では獲得ユニットによって発生した信号Mt の同期
    パルスを生成し、受信されたラスタの中心を示すため、
    他方では同期信号Vsyncの起こりうる欠除を検出させる
    ための第3のカウント手段(14)とから構成されるこ
    とを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 偏向ユニット(4)は、発生したラスタ
    の1つのビデオラインを構成するピクセル数pg を計数
    するための、第1のクロック周波数f1 に同期し、その
    内容が数pr の値に達したときは周期的に再初期化され
    る第4のカウント手段(20)と、発生したラスタのラ
    インの数lg を計数するための、信号Mt 、又は自己再
    初期化信号V’2sync のいずれかによって再初期化さ
    れ、該自己再初期化信号V’2sync は、入力(26)で
    数ls を受信し、入力(28)で数lg を受信し、数l
    s 及び数lg が等しいとき、出力(29)で信号V’
    2syn c を生成するパルス発生手段(24)によって発生
    される、第5のカウント手段(22)とからなることを
    特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1のカウント手段(10)は、受信さ
    れたラスタのラインの空間的位置のデコードから発せら
    れる信号Hsync+1/2,Hsync+1/4及びHsync +3/4を発生
    し、夫々の信号は、ラインの中央に配置されたピクセル
    のデコード、最初の4分の1のラインに配置された第1
    のピクセルのデコード、そして最後の4分の1のライン
    に配置された第1のピクセルのデコードに同期させるこ
    とを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 信号Hsync+1/4及びHsync+3/4は、夫々
    偶数ラスタのラインの数のカウント及び奇数ラスタのラ
    インの数のカウントに同期するために使用されることを
    特徴とする請求項7記載の装置。
JP9161453A 1996-06-19 1997-06-18 テレビ信号のフィールド周波数を変更する方法及び装置 Pending JPH1066030A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9607629 1996-06-19
FR9607629A FR2750279B1 (fr) 1996-06-19 1996-06-19 Procede et dispositif de modification de la frequence-trame d'un signal de television

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1066030A true JPH1066030A (ja) 1998-03-06

Family

ID=9493214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9161453A Pending JPH1066030A (ja) 1996-06-19 1997-06-18 テレビ信号のフィールド周波数を変更する方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0814608A1 (ja)
JP (1) JPH1066030A (ja)
CN (1) CN1169080A (ja)
FR (1) FR2750279B1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU560269B2 (en) * 1982-09-22 1987-04-02 Philips Electronics N.V. Field number conversion
US4680632A (en) * 1985-07-31 1987-07-14 Rca Corporation Television display system with flicker reduction processor having burst locked clock and skew correction
EP0242123B1 (en) * 1986-04-11 1994-03-23 RCA Thomson Licensing Corporation Television deflection apparatus
NL8700903A (nl) * 1987-04-16 1988-11-16 Philips Nv Beeldweergeefinrichting met een rastertalomzetter.
NL8700902A (nl) * 1987-04-16 1988-11-16 Philips Nv Rastertalverdubbelingsschakeling voor een televisiesignaal.
JPH04188960A (ja) * 1990-11-21 1992-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 垂直同期信号切換装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0814608A1 (en) 1997-12-29
FR2750279A1 (fr) 1997-12-26
FR2750279B1 (fr) 1998-08-07
CN1169080A (zh) 1997-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW453115B (en) Automatic image scanning format converter with seamless switching
EP0096627A2 (en) Interactive computer-based information display system
JP3060799B2 (ja) 順次走査信号処理システム
US4281345A (en) Synchronization of digital memory with TV signal having interlace
KR100330029B1 (ko) 표준신호 처리장치
JPS60102074A (ja) テレビジヨン映像信号スクランブル方式
KR920002839B1 (ko) 필드편향용 제어신호 발생용 회로
EP0459612A2 (en) Flicker processor for cinema video assist
KR950009698B1 (ko) 엔티에스씨/에치디티브이(ntsc/hdtvm) 듀얼 리시버의 라인 트리플러
JPH1066030A (ja) テレビ信号のフィールド周波数を変更する方法及び装置
US4661798A (en) Video field decoder
JP3695861B2 (ja) スキャンコンバータ
US3888385A (en) Vertical synchronization time base error corrector
US6433829B1 (en) Signal processing apparatus for setting up vertical blanking signal of television set
JP4572442B2 (ja) 変換回路およびそれを用いた画像処理装置
KR100196845B1 (ko) 컴퓨터와텔레비젼의영상신호인터페이스장치
KR100296302B1 (ko) 텔레비젼수상기의부가정보처리장치및방법
KR100594237B1 (ko) 주사방식 변환장치 및 주사방식 변환방법
KR100262964B1 (ko) 엠펙 이미지 스케일링 장치
JP2845458B2 (ja) 信号処理方式
JPH03505275A (ja) 制御信号生成装置および方法
JPS62107576A (ja) 画像表示装置
JPH0354781Y2 (ja)
JPH0832832A (ja) 同期信号補償回路
JPS6281892A (ja) コンポジツト信号発生方法