JPH1065981A - アクセス制限データの自動判別方法及び装置 - Google Patents

アクセス制限データの自動判別方法及び装置

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JPH1065981A
JPH1065981A JP23471496A JP23471496A JPH1065981A JP H1065981 A JPH1065981 A JP H1065981A JP 23471496 A JP23471496 A JP 23471496A JP 23471496 A JP23471496 A JP 23471496A JP H1065981 A JPH1065981 A JP H1065981A
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JP23471496A
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Osamu Oda
收 織田
Yasuko Mutsukawa
泰子 六川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入方法の異なる複数のアクセス制限データ
の自動判別を可能にする。 【解決手段】 コントロール・マイコン10は、常時、
複数のデータ挿入位置にあるデータを順番に調べ、暴力
シーンアクセス制御が行われているかどうかの判断を行
う。暴力シーンアクセス制御がすでに行われているデー
タを検出しているときは、他の暴力シーンアクセス制御
データの検出は行わず、検出した暴力シーンアクセス制
御データのみの検出を続けるようにする。ただし、一つ
の方式の暴力シーンアクセス制御データを検出中でも、
同時に他の複数のデータの検出し続けてもよい。さら
に、自国の規格の暴力シーンアクセス制御データが検出
できなくても、他国の暴力シーンアクセス制御データを
検出した場合は、そのデータに基づいて、暴力シーンア
クセス制御を行うこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号に挿入さ
れている暴力シーンアクセス制御(米国ではV−CHI
Pと呼んでいる)のためのデータのようなアクセス制限
データを判別する装置及び方法に関し、特に挿入位置が
異なる複数種類のアクセス制限データを自動的に判別す
ることにより、多種の規格に基づくアクセス制限データ
を含んだ映像信号が混在して入力されるような場合の使
い勝手を向上させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばテレビジョン受像機、チュ
ーナー、ビデオテープレコーダ等の映像信号受信・再生
・伝送装置等の分野においては、放送局等から送られて
くる映像等には、暴力シーン等のような子供に見せると
悪影響があるのではないかと懸念される内容が含まれて
いる場合がある。
【0003】そこで、放送局等から映像を送信する時点
で暴力度等のデータを映像と同時に送り、親等が子供等
に見せる内容を決められるようにする方法が提案されて
いる。例えば米国においては、クローズド・キャプショ
ン信号のフォーマットを拡張したEDS(Extede
d Data Service)を用いて前述したV−
CHIPデータを挿入することが決定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このデータを
どのように映像信号を挿入するかは各国の国内規格で定
めるところであり、必ずしも各国で共通ではない。そし
て、従来、映像信号受信・再生・伝送装置等において
は、映像信号に挿入したデータの検出はそれぞれの国の
検出方法に固定した検出しか行っていなかった。
【0005】このため、暴力シーンアクセスデータの検
出をそれぞれの国の検出方法に固定した場合には、国境
など複数のテレビジョン信号が混在する場所では、他国
の規格で送られてくる暴力シーンアクセス制御データは
検出できず、暴力的な映像がそのまま見えてしまうおそ
れがある。したがって、挿入方法が異なる複数の暴力シ
ーンアクセス制御データの自動的な検出が行えることが
望まれている。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みて提案され
たものであって、挿入方法の異なる複数のアクセス制限
データの自動判別を可能にすることを目的とする。そし
て、これにより、複数のアクセス制限データの信号が混
在する地域での使い勝手を向上させるとともに、生産工
場での出荷時に仕向け地毎に出荷設定を行う必要をなく
すものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクセス制
限データの自動判別方法及び装置は、挿入方法の異なる
複数のアクセス制限データの有無を順番に判別するよう
に構成されている。
【0008】本発明においては、アクセス制限データの
検出を行うときに、挿入方法が異なる複数のアクセス制
限データの検出も行うので、挿入方法が異なる複数のア
クセス制限データが混在する地域でも、使い勝手が向上
する。また工場出荷時でも、仕向け地ごとに出荷設定を
行う必要がなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を適用した具体的な実
施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0010】図1は本発明を適用したテレビジョン受像
機のブロック図である。このテレビジョン受像機は、ア
ンテナ1で受信したテレビ放送の電波から希望するチャ
ンネルを選択するチューナー2と、チューナー2で選択
されたRF信号を復調する映像中間周波回路3と、映像
中間周波回路3で復調された映像信号に対して増幅及び
後述するアクセス制限等を行う映像増幅,コントロール
回路4と、映像増幅,コントロール回路4の出力を表示
する表示装置5と、映像中間周波回路3の出力から音声
信号を復調する音声中間周波回路6と、音声中間周波回
路6で復調された音声信号に対して増幅及び後述するア
クセス制限等を行う音声増幅,コントロール回路7と、
音声増幅,コントロール回路7の出力を音声に変換する
スピーカー8とを備えている。そして、映像中間周波回
路3の出力側には、映像中間周波回路3の出力と外部入
力とを切り換えるスイッチSWが設けられている。外部
入力としては、記録済みのビデオテープやビデオディス
クなどからの再生信号等がある。
【0011】また、このテレビジョン受像機は、映像中
間周波回路3で復調された映像信号に挿入されているア
クセス制限データを検出するアクセス制限検出ブロック
9と、このテレビジョン受像機全体の制御等を行うコン
トロール・マイコン10とを備えている。コントール・
マイコン10には、ROM(EEPROM等を含む)や
RAM等のメモリ11が接続されている。また、リモー
トコマンダ(図示せず)からユーザーコントロール入力
を受けとるように構成されている。
【0012】次に図1に示したテレビジョン受像機の動
作を説明する。アンテナ1で受信したテレビ電波はチュ
ーナー2に送られ、ここで希望するチャンネルが選択さ
れる。チューナー2の出力は映像中間周波回路3により
映像信号に復調される。
【0013】復調された映像信号は、スイッチSWを通
って映像増幅・コントロール回路4に送られ、ここで画
質調整、画面表示文字の重畳、画面を一時的に消す等の
処理が行われ、その出力がCRT等の表示装置5に送ら
れる。
【0014】映像中間周波回路3の出力に含まれている
FM音声信号は音声中間周波回路6により復調され、音
声増幅・コントロール回路7に送られる。そして、ここ
で増幅、及び音声を一時的に消す等の処理を受け、その
出力がスピーカー8に送られる。
【0015】アクセス制限検出ブロック9では、コント
ロール・マイコン10からの指示により、映像信号中の
検出すべき場所からアクセス制限に関する情報を抜き出
す処理を行う。コントロール・マイコン10は、アクセ
ス制限検出ブロック9からの検出出力に従い、アクセス
制限を行うべきかどうかを判断する。
【0016】そして、アクセス制限を行うべきであると
判断した場合には、映像増幅・コントロール回路4に対
して、画面を一時的に消すようなコントロールを行う。
この時に、ユーザーにわかりやすいように、映像信号が
消された状態の画面中にメッセージを表示する等のこと
を行うことも可能である。また、音声増幅・コントロー
ル回路7に対して、音声を一時的に消すようなコントロ
ールを行う。さらに、映像のみ又は音声のみのアクセス
制限情報があれば、それに従ったコントロールを行うこ
とも可能である。
【0017】コントロール・マイコン10においてどの
ようなアクセス制限を行うかについては、ユーザーコン
トロール入力に従って決定される。例えば前述したED
Sの場合には、図2に示すように“G”から“X”まで
の6レベルのアクセス制限データが映像信号に挿入され
るので、どのレベル以上のアクセス制限を行うのかにつ
いてユーザーがメニュー画面等を用いて入力する。
【0018】図3は、図1のアクセス制限検出ブロック
9の内部構成及びコントロール・マイコン10との接続
関係の一例を示すブロック図である。この図に示すよう
に、アクセス制限検出ブロック9は、映像信号から水平
同期信号(HSync)及び垂直同期信号(VSyn
c)を分離する同期分離回路21と、この水平同期信号
と垂直同期信号を用いてサンプリングクロック(CL
K)を生成するPLL回路22と、このサンプリングク
ロックにより、映像信号の垂直ブランキング期間の所定
のラインに重畳されているアクセス制限データをサンプ
リングするサンプリング装置23と、コントロール・マ
イコン10から供給されるサンプリングのパラメータを
記憶するレジスタ24と、サンプリングされたアクセス
制限データを格納するメモリ25とを備えている。
【0019】同期分離回路21は、入力される映像信号
から水平同期信号と垂直同期信号を分離し、PLL回路
22へ供給する。PLL回路22は、この水平同期信号
及び垂直同期信号と、レジスタ24に記憶されているサ
ンプリングクロック周波数に関するパラメータを受け
て、水平同期信号及び垂直同期信号に同期したサンプリ
ングクロック(CLK)を作成する。
【0020】サンプリング装置23は、映像信号と、サ
ンプリングクロックと、レジスタ24からのパラメータ
とを受けて、アクセス制限データをサンプリングする。
この時、垂直ブランキング期間のアクセス制限データを
取り込むラインナンバー(EDSの場合には、第2フィ
ールドの第21ライン)、取り込むデータのバイト数、
データのスライスレベル等がレジスタ24から供給され
る。
【0021】サンプリング装置23でサンプリングされ
たデータはメモリ25に格納された後、コントロール・
マイコン10により読み出される。コントロール・マイ
コン10は読み出したデータを見てアクセス制限を行う
べきかどうか判断し、その結果に従って前述したアクセ
ス制限を行う。
【0022】本実施の形態の暴力シーンアクセス制御デ
ータの自動判別は、暴力シーンアクセス制御のためのコ
ントロールデータが各国で挿入位置が違っていても、こ
れを順次自動的に検出・判別し、信号が混在した場合の
使い勝手を向上させるものである。
【0023】現在、ユーザーに対するアクセス制限のた
めのコントロールデータである暴力シーンアクセス制御
のデータを送信しようとしている国は、アメリカとカナ
ダが予定されている。いずれも、現在その規格を検討中
である。しかしながら、暴力シーンアクセス制御データ
の映像信号への挿入方法は統一されない見込みである。
【0024】暴力シーンアクセス制御のデータの映像信
号への挿入方法は、基本的には、現在実施中のクローズ
ド・キャプションのデータの中に入れられるが、そのデ
ータの挿入ビット位置が違ってしまう見込みである。こ
のため、アメリカ向けの装置は、アメリカの国内規格で
定められる位置に存在するデータを検出し、カナダ向け
装置は、カナダの国内規格で定められる位置に存在する
データを検出するようになる。
【0025】この結果、両国の国境付近では、同じNT
SC信号でありチャンネル配置も同じなので他国のテレ
ビ信号を見られるが、他国のテレビ信号による放送を見
るときは暴力シーンアクセス制御が働かないことになっ
てしまう。子供に見せたくない親などの管理者は、この
状態に対処できない。さらに衛星放送等の広域での放送
を受信する場合では、国境から遠く離れた場所でも同様
の問題が発生してしまう。また、他国で買ったテレビジ
ョン受像機などを使用した場合にも、暴力シーンアクセ
ス制御が働かないことになる。また、製造側もセット仕
向け管理項目が増えることになり、余分な経費がかかる
ことになる。
【0026】そこで、本実施の形態では、この複数ある
暴力シーンアクセス制御データをそれぞれ検出を行うよ
うにして上記問題を解決する。
【0027】暴力シーンアクセス制御データの検出を制
御しているコントロール・マイコン10は、常時、複数
のデータ挿入位置にあるデータを順番に調べ、暴力シー
ンアクセス制御が行われているかどうかの判断を行う。
暴力シーンアクセス制御がすでに行われているデータを
検出しているときは、他の暴力シーンアクセス制御デー
タの検出は行わず、検出した暴力シーンアクセス制御デ
ータのみの検出を続けるようにする。これは、同時に複
数のデータが有効になることはないと予想されるからで
ある。また、このようにすることにより暴力シーンアク
セス制御データの変化に、より高速に追従することが可
能になる。
【0028】ただし、一つの方式の暴力シーンアクセス
制御データを検出中でも、同時に他の複数のデータの検
出し続けてもよい。この場合は、現在セットが設置され
ている場所で有効なデータの状態を優先して制御を行っ
たり、より禁止レベルが高いデータを有効とするなどの
処置を行うことができる。さらに、自国(1つの方式)
の規格の暴力シーンアクセス制御データが検出できなく
ても、他国(他の方式)の暴力シーンアクセス制御デー
タを検出した場合は、そのデータに基づいて、暴力シー
ンアクセス制御を行うこともできる。
【0029】このように、複数ある暴力シーンアクセス
制御データの自動的な検出を行うことにより、ユーザー
の使い勝手の大幅な向上を期待でき、また製造側でも経
費の削減を行うことができる。
【0030】図4はコントロール・マイコン10の動作
フローチャートの一例を示している。この例は、2つの
方式の検出を行うが1つの方式のアクセス制限データが
検出された場合には残りの方式のアクセス制限データの
検出は行わない処理を示している。さらに、事前にユー
ザーがアクセス制限のレベル指定を行う場合を含んでい
る。このプログラムは一定時間ごとに周期的にスタート
される。
【0031】まずステップS1で、A方式(想定してい
る2方式の一方)でアクセス制限データが送られてきて
いるか検出を行う。もし、アクセス制限データが検出で
きれば、ステップS2で、ユーザーが設定している禁止
レベル以上の制限データであるかを判断する。ユーザー
が設定している禁止レベル以上の制限データである場合
は、ステップS3の処理で映像信号を表示装置5に送ら
ないように映像増幅,コントロールブロック4をコント
ロールし、かつ音声信号をスピーカー8に送らないよう
に音声増幅,コントロールブロック7をコントロールし
て、この一連の処理を終了する。
【0032】ステップS2で、ユーザーが設定している
禁止レベル以下の制限データである場合は、ステップS
6で映像信号を表示装置5に送り、かつ音声信号をスピ
ーカー8に送るようなコントロールを行い、この一連の
処理を終了する。
【0033】ステップS1で、A方式でアクセス制限デ
ータが送られてきていないと判断された場合には、ステ
ップS4で、B方式でアクセス制限データが送られてき
ているか検出を行う。もし、アクセス制限データが検出
できれば、ステップS5で、ユーザーが設定している禁
止レベル以上の制限データであるかを判断する。ユーザ
ーが設定している禁止レベル以上の制限データである場
合は、ステップS3の処理で映像信号を表示装置5に送
らないようにコントロールし、かつ音声信号をスピーカ
ー8に送らないようにコントロールして、この一連の処
理を終了する。
【0034】ステップS5で、ユーザーが設定している
禁止レベル以下の制限データである場合は、ステップS
6で、映像信号を表示装置5に送り、かつ音声信号をス
ピーカー8に送るようなコントロールを行い、この一連
の処理を終了する。
【0035】図5はコントロール・マイコン10の動作
フローチャートの他の例を示している。この例は前回検
出した方式のアクセス制限データを優先的に検出する場
合を示している。さらに、事前にユーザーがアクセス制
限のレベル指定を行う場合を含んでいる。プログラムは
一定時間ごとに周期的にスタートされる。
【0036】まず、ステップS11で前回検出した方式
がA方式(想定している2方式の一方)であったかどう
か判別する。そして、A方式であれば、ステップS12
へ移行する。ステップS12〜S17の処理は、図4の
ステップS1〜S6の処理と同じであるため、以後の処
理は図4と同じである。
【0037】ステップS11で、前回検出した方式がA
方式でなかった場合は、ステップS18へ移行し、前回
検出した方式がB方式であったかどうか判別する。そし
て、B方式であれば、ステップS19へ移行し、B方式
でアクセス制限データが送られてきているか検出を行
う。もし、アクセス制限データが検出できれば、ステッ
プS16へ移行する。
【0038】ステップS18で、前回検出した方式がB
方式でなかった場合は、ステップS12へ移行し、以後
図4と同じ処理を行う。
【0039】ステップS19で、B方式でのアクセス制
限データが検出できなかった場合は、ステップS20
で、A方式でのアクセス制限データが送られてきている
かどうか検出を行う。そして、A方式でのアクセス制限
データが検出できればステップS13へ移行し、検出で
きなければステップS17へ移行する。
【0040】図6はコントロール・マイコン10の動作
フローチャートのさらに他の例を示している。この例は
1つの方式のアクセス制限データが検出されても残りの
方式の検出を行う場合を示している。さらに、事前にユ
ーザーがアクセス制限のレベル指定を行う場合を含んで
いる。プログラムは一定時間ごとに周期的にスタートさ
れる。
【0041】まずステップS21で、A方式(想定して
いる2方式の一方)でアクセス制限データが送られてき
ているか検出を行う。もし、アクセス制限データが検出
できれば、さらにステップS22で、B方式(想定して
いる2方式の他方)でアクセス制限データが送られてき
ているか検出を行う。A,Bの両方式ともにアクセス制
限データが検出された場合は、ステップS23で、A方
式でのアクセス制限データがユーザーが設定している禁
止レベル以上の制限データであるかを判断する。ユーザ
ーが設定している禁止レベル以上の制限データである場
合は、ステップS25の処理で映像信号を表示装置5に
送らないようにコントロールし、かつ音声信号をスピー
カー8に送らないようにコントロールして、この一連の
処理を終了する。
【0042】ステップS23で、A方式でのアクセス制
限データがユーザーが設定している禁止レベル以上の制
限データでない場合は、ステップS24で、B方式での
アクセス制限データがユーザーが設定している禁止レベ
ル以上の制限データであるかを判断する。ユーザーが設
定している禁止レベル以上の制限データである場合は、
ステップS25の処理で映像信号を表示装置5に送らな
いようにコントロールし、かつ音声信号をスピーカー8
に送らないようにコントロールして、この一連の処理を
終了する。
【0043】ステップS24で、でユーザーが設定して
いる禁止レベル以下の制限データである場合は、ステッ
プS27の処理で映像信号を表示装置5に送り、かつ音
声信号をスピーカー8に送るようなコントロールを行
い、この一連の処理を終了する。
【0044】ステップS21で、A方式でアクセス制限
データが送られてきていないと判断された場合には、ス
テップS28で、B方式でアクセス制限データが送られ
てきているか検出を行う。もし、アクセス制限データが
検出できれば、ステップS24で、ユーザーが設定して
いる禁止レベル以上の制限データであるか判断する。そ
して、ユーザーが設定している禁止レベル以上の制限デ
ータである場合は、ステップS25の処理で映像信号を
表示装置5に送らないようにコントロールし、かつ音声
信号をスピーカー8に送らないようにコントロールし
て、この一連の処理を終了する。
【0045】ステップS24で、ユーザーが設定してい
る禁止レベル以下の制限データである場合は、ステップ
S27の処理で映像信号を表示装置5に送り、かつ音声
信号をスピーカー8に送るようなコントロールを行い、
この一連の処理を終了する。
【0046】また、ステップS28で、B方式でアクセ
ス制限データが送られてきていないと判断された場合
も、ステップS27の処理で映像信号を表示装置5に送
り、かつ音声信号をスピーカー8に送るようなコントロ
ールを行い、この一連の処理を終了する。
【0047】ステップS22で、B方式のアクセス制限
データがないと判断された場合は、ステップS26へ移
行し、すでに検出したA方式のアクセス制限データの処
理を行う。
【0048】そして、ユーザーが設定している禁止レベ
ル以上の制限データである場合は、ステップS25の処
理で映像信号を表示装置5に送らないようにコントロー
ルし、かつ音声信号をスピーカー8に送らないようにコ
ントロールして、この一連の処理を終了する。
【0049】また、ユーザーが設定している禁止レベル
以下の制限データである場合は、ステップS27の処理
で映像信号を表示装置5に送り、かつ音声信号をスピー
カー8に送るようなコントロールを行い、この一連の処
理を終了する。
【0050】なお、前記実施の形態では、アクセス制限
検出ブロックの出力をコントロール・マイコンに送り、
このコントロール・マイコンがアクセス制限データの自
動判別を行っているが、アクセス制限検出ブロックが自
動判別の機能を含むように構成してもよい。また、アク
セス制限検出ブロックを複数個設け、それらが挿入位置
の異なるアクセス制限データを個別に検出するように構
成してもよい。
【0051】また、放送された信号での例を示している
が、入力される信号源は、記録済みのビデオテープやビ
デオディスクなどからの再生信号でもかまわない。さら
に、暴力シーンアクセス制御以外のアクセス制限の方式
にも本発明が適用できる。また、テレビ放送やラジオ放
送の音声信号に付加されたアクセス制限データを検出・
判別することもできる。さらに、1つの映像信号に挿入
方法の異なる複数のアクセス制限データが付加されてい
る場合にも、適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上の詳細に説明したように、本発明で
は、暴力シーンアクセス制御データや同様なユーザーに
対するアクセス制限のためのコントロールデータの検出
を行うときに複数の規格が違うデータ検出も行い、自動
的に複数のアクセス制御データ挿入方法の検出を行う。
従って、この暴力シーンアクセス制御データや同様なユ
ーザーに対するアクセス制限のためのコントロールデー
タの自動判別においては、その効果が発揮され、複数の
データ挿入方法の信号が混在する地域での使い勝手が向
上する。また、工場出荷時に仕向け地毎に出荷設定を行
う必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテレビジョン受像機のブロッ
ク図である。
【図2】EDSにおけるアクセス制限のレートを示す図
である。
【図3】図1のアクセス制限検出ブロックの内部構成及
びコントロール・マイコンとの接続関係の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】コントロール・マイコンの動作フローチャート
の一例を示す図である。
【図5】コントロール・マイコンの動作フローチャート
の他の一例を示す図である。
【図6】コントロール・マイコンの動作フローチャート
のさらに他の一例を示す図である。
【符号の説明】
9…アクセス制限検出ブロック、10…コントロール・
マイコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に含まれるアクセス制限データ
    を自動判別する方法であって、 挿入方法の異なる複数のアクセス制限データの有無を順
    番に判別することを特徴とするアクセス制限データの自
    動判別方法。
  2. 【請求項2】 一つのアクセス制限データがあることが
    判別された場合には、他のアクセス制限データの有無の
    判別を行わない請求項1に記載のアクセス制限データの
    自動判別方法。
  3. 【請求項3】 一つのアクセス制限データがあることが
    判別されても、他のアクセス制限データの有無の判別を
    行う請求項1に記載のアクセス制限データの自動判別方
    法。
  4. 【請求項4】 映像信号に含まれるアクセス制限データ
    を自動判別する装置であって、 映像信号中のアクセス制限データを検出する第1の手段
    と、該手段が検出したアクセス制限データを判別する第
    2の手段とを備え、該第2の手段は挿入方法の異なる複
    数のアクセス制限データの有無を順番に判別することを
    特徴とするアクセス制限データの自動判別装置。
JP23471496A 1996-08-16 1996-08-16 アクセス制限データの自動判別方法及び装置 Withdrawn JPH1065981A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006086576A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Brother Ind Ltd 配信装置、受信装置、及び情報配信システム等

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