JP2006086576A - 配信装置、受信装置、及び情報配信システム等 - Google Patents

配信装置、受信装置、及び情報配信システム等 Download PDF

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Abstract

【課題】 より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことを可能とした配信装置、受信装置、及び情報配信システム等を提供する。
【解決手段】 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置であって、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段と、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段と、を備える。
【選択図】 図12

Description

本発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信システム及び方法等に関し、特に、コンテンツデータに係るコンテンツの視聴者に対する視聴制限を行う技術分野に関する。
従来から、例えばテレビ番組の映像コンテンツにおける暴力シーンや卑猥なシーン等が子供等の視聴者に悪影響を与えることを防止するため、コンテンツに応じて視聴制限(再生出力制限)を行う技術が種々知られている。
例えば、特許文献1には、視聴者が指定した制限対象番組と共に、受信機識別情報を含む視聴制限情報を放送し、放送された受信機識別情報が設定された受信機において、制限対象番組の視聴制限を行うようにすることにより、視聴者が任意に指定した番組の視聴を、視聴者の受信機において制限させることができるという視聴制限方法が開示されている。
また、特許文献2には、放送局から番組に付加されるパレンタル情報(番組の視聴の制限に用いられる情報)とは別に、ユーザが任意に設定/変更できるセルフパレンタル情報を、番組毎に記憶部に記憶し、番組視聴要求があった場合には、このセルフパレンタル値を視聴制限の判断に用いることにより、視聴者の意思を反映させたパレンタル制御を実現させることができるという視聴制限方法が開示されている。
特開2003−69978号公報 特開2004−7514号公報
このように、電波により放送される番組に対する視聴制限方法については、種々の技術が提案されている。
ところで、近年、インターネットを介してストリーミング方式により映像等のコンテンツデータを配信するシステムが普及され始めている。このようなシステムにおける視聴制限方法は十分とは言えず、適切な視聴制限方法が求められている。
また、上述したような従来の視聴制限方法では、1つの番組(言い換えれば、1つのコンテンツ)単位で視聴を制限するようになっているが、1つの番組全体ではなく、1つの番組の中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限したい、更には、そのようなシーンの映像のみを制限したい場合もある。
本発明は、以上の点などに鑑みてなされたものであり、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことを可能とした配信装置、受信装置、及び情報配信システム等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置であって、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段と、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、当該コンテンツデータを構成する複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加して配信するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配信装置において、前記再生出力制限付加手段は、前記再生出力制限情報を前記データパケットのヘッダ部に付加することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、より簡単に1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部のシーンだけの視聴を制限することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の配信装置において、前記再生出力制限付加手段は、前記再生出力制限情報を全ての前記データパケットの中に付加することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、より細かくシーンの視聴を制限することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の配信装置において、前記再生出力制限情報には、当該再生出力制限情報が付加されたデータパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限する情報が含まれることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の配信装置において、前記一単位のコンテンツデータは、互いに異なる複数の属性により区分される複数の要素から構成されており、前記再生出力制限情報には、何れかの前記属性を示す属性情報が含まれることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置であって、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置であって、前記属性毎に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定された設定情報を記憶する記憶手段と、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に含まれる属性情報にて示される属性に対応する前記設定情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の受信装置において、前記設定情報には、前記属性毎に、少なくとも映像と音声の夫々について別々に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、各受信装置で個々にコンテンツデータの再生出力(視聴)を制限するか否かを設定させることができ、しかも、映像、音声について別々に設定することができる。
請求項9に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置であって、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段と、前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成して配信するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の配信装置において、複数の前記再生出力制限パケットを所定の間隔で前記データパケット間に挿入する再生出力制限パケット挿入手段を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の配信装置において、前記再生出力制限情報には、当該再生出力制限パケットに続いて配信されるデータパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限する情報が含まれることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9又は10に記載の配信装置であって、前記一単位のコンテンツデータは、互いに異なる複数の属性により区分される複数の要素から構成されており、前記再生出力制限情報には、何れかの前記属性を示す属性情報が含まれることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項9乃至11の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置であって、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項12に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置であって、前記属性毎に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定された設定情報を記憶する記憶手段と、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に含まれる属性情報にて示される属性に対応する前記設定情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の受信装置において、前記設定情報には、前記属性毎に、少なくとも映像と音声の夫々について別々に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定されていることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムであって、前記配信装置は、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段と、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段と、を備え、前記受信装置は、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信手段と、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムであって、前記配信装置は、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段と、前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段と、を備え、前記受信装置は、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信手段と、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムにおける情報配信方法であって、前記配信装置が、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する工程と、前記配信装置が、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する工程と、前記受信装置が、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する工程と、前記受信装置が、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する工程と、前記設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムにおける情報配信方法であって、前記配信装置が、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する工程と、前記配信装置が、前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する工程と、前記受信装置が、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する工程と、前記受信装置が、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する工程と、前記受信装置が、前記設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置に含まれるコンピュータを、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段、及び、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段として機能させることを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置に含まれるコンピュータを、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段、及び、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置に含まれるコンピュータを、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段、及び前記複数のデータパケット及び前記挿入された再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段として機能させることを特徴とする。
請求項23に記載の発明は、請求項9乃至11の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置に含まれるコンピュータを、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段、及び、前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項24に記載の発明は、請求項20又は22に記載の配信処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
請求項25に記載の発明は、請求項21又は23に記載の受信処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
本発明によれば、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、当該コンテンツデータを構成する複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加して配信するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
また、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成して配信するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ストリーミング配信システムして本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.ストリーミング配信システムの構成等]
始めに、図1を参照して、ストリーミング配信システムの概要構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係るストリーミング配信システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、ストリーミング配信システムSは、所定のコンテンツデータを通信手段の一例としてのインターネット3を介して配信する配信装置としての配信サーバ1と、当該コンテンツデータを受信し、これを再生出力可能な受信装置としての端末装置2と、を備えて構成されている。
なお、図1の例は、説明の便宜上、1つの端末装置2が示されているが、実際には、複数の端末装置2が存在することになる。
[2.配信サーバの構成等]
図2は、配信サーバ1の概要構成例を示す図である。
配信サーバ1は、図2に示すように、各種データ及びプログラム,更にはコンテンツデータ等を記憶(格納)するHDD(Hard Disc Drive)等から構成された記憶部11と、当該コンテンツデータに含まれる映像情報(ビデオデータ)及び音声情報(オーディオデータ)等をエンコード(データ圧縮や暗号化等)するエンコーダ部12と、インターネット3を通じて端末装置2との間の通信制御を行うための通信部13と、CPU(Central Processing Unit) ,作業用RAM(Random-Access Memory),各種データ及びプログラムを記憶するROM(Read-Only Memory)等から構成された制御部14と、を備えて構成され、これらの各構成要素はバス15を介して相互に接続されている。
制御部14は、CPUが記憶部11等に記憶されたプログラム(本発明の配信処理プログラムを含む)を読み出して実行することにより、配信サーバ1全体を統括制御し、かつ、本発明の再生出力制限付加手段、再生出力制限パケット生成手段、再生出力制限パケット挿入手段、及び配信手段等として機能するようになっている。なお、配信処理プログラムは、例えば、インターネット3上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
具体的には、制御部14は、エンコーダ部12によりエンコードされたコンテンツデータを、所定のデータ量に分割して連続する複数のデータパケットを生成し、これをデータストリームとして通信部13及びインターネット3を介してストリーミング方式で端末装置2に配信する。これにより、端末装置2側では、当該データストリームを受信しながらリアルタイムに順次、コンテンツデータの再生が行なわれることになる。
このコンテンツデータには、映像情報及び音声情報の他にも、映像上に重畳される字幕情報なども含まれており、一単位のコンテンツデータで、例えば、1つの番組や1つの映画等が構成される。このコンテンツデータは、例えば、放送局やコンテンツ製作者等のシステムにおいて生成され、例えば、インターネット3を介して配信サーバ1に送信されて記憶部11に記憶保存される。
また、一単位のコンテンツデータは、互いに異なる複数の属性により区分される複数の要素(例えば、シーン)から構成されている。この属性としては、例えば、恋愛、セクシャル、暴力、恐怖、ギャンブル、犯罪、飲酒、喫煙、麻薬、言葉等が挙げられる。なお、これに限定されるものではなく、その他にも様々な属性(例えば、卑猥なもの)があってもよい。
例えば、あるコンテンツデータは、通常再生(つまり、早送り再生、スキップ再生等でない再生)で、開始から10分までの時間帯は「恋愛」のシーンであり、当該10分から17分の時間帯は「暴力」のシーンであり、当該17分から30分(終了)までの時間帯は「その他(上記何れの属性にも属さない一般的な属性)」のシーンであるように構成されている。また、各属性には、固有の属性IDが割り当てられており、例えば、「恋愛」には属性ID“1”が割り当てられ、「暴力」には属性ID“3”が割り当てられている。
このような各属性により区分されるシーンの時間帯は、コンテンツデータに付加されるシーン管理情報により管理される。このシーン管理情報は、上記コンテンツデータが製作される段階、或いは、記憶部11に記憶される段階、或いは、その後のコンテンツデータの配信前の段階など、何れかの段階において、例えば管理者により作成され、コンテンツデータに付加されることになる。これにより、制御部11は、コンテンツデータのどの時間帯が、何の属性のシーンであるかを判別(認識)することができる。
また、制御部14により生成される各データパケットは、公知の如く、ヘッダ部とペイロード部とからなり、ヘッダ部には、例えば、データパケットの再生等の順番を示すパケット番号、宛先アドレス(IPアドレス等)、送信元アドレス、及びペイロード部におけるデータの内容を表わすフラグ等が含まれ、一方、ペイロード部には、エンコードされたコンテンツデータ(音声情報の場合、例えば1オーディオフレーム分、映像情報の場合、例えば1フレーム(ピクチャ)分)、タイムスタンプ(どこで復号し、いつ再生すればよいかを示す情報)、及び暗号化方式等を示す暗号化情報等が含まれる。
そして、このようなデータパケットを生成する際に、制御部14は、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、上記データストリーム中に含ませ、これを通信部13及びインターネット3を介して端末装置2に配信手段として配信する。
ここで、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限とは、例えば、複数の属性のシーンを有する1つの映画において、「暴力」のシーンだけの再生出力を制限することにより、ユーザ(視聴者)に対して当該シーンだけを視聴制限するという趣旨である。そして、再生出力制限情報には、このような再生出力制限(視聴制限)に用いられる情報、例えば、上記何れかの属性を示す属性情報が含まれており、端末装置2側では、当該再生出力制限情報に基づいてデータパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ(シーン)の再生出力を制限するか否かが設定されることになる。
この再生出力制限情報を上記データストリーム中に含ませる方法として、例えば、以下の2つの方法が考えられる。
第1の方法として、制御部14(再生出力制限付加手段)は、当該再生出力制限情報を、上記複数のデータパケット中、例えば、ヘッダ部に付加する。
図3は、ヘッダ部に再生出力制限情報を含むデータパケットの構成例を示す図である。図3の例では、再生出力制限情報には、当該データパケット51のペイロード部におけるコンテンツデータを構成するシーンの属性(図3の例では、「暴力」)を示す属性情報として、属性IDが含まれるようになっており、これにより、端末装置2では、当該シーンが例えば「暴力」の属性を有することを判別することが可能となり、後述する制限設定情報に基づき当該暴力のシーンの再生出力を制限するか否かを設定することが可能になる。なお、制御部14は、上記シーン管理情報によりコンテンツデータのどの時間帯が何の属性のシーンであるかを認識できるので、かかる認識に従って、各データパケットのヘッダ部に付加すべき属性IDを決定することになる。属性IDと属性との対応関係は、予め、端末装置2で認識している。
なお、再生出力制限情報は、データパケット51のヘッダ部ではなくペイロード部に含まれるように構成してもよい。
第2の方法として、制御部14(再生出力制限パケット生成手段及び再生出力制限パケット挿入手段)は、当該再生出力制限情報を、例えば、ペイロード部に含む再生出力制限パケットを生成し、少なくとも何れか2つのデータパケット間に、上記再生出力制限パケットを挿入する。
図4は、2つのデータパケット間に挿入された再生出力制限パケットの構成例を示す図である。図4の例では、再生出力制限パケット52のペイロード部における再生出力制限情報には、当該再生出力制限パケット52に続いて(直後に)送信されるデータパケット53に含まれるコンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性情報として、属性ビット列(各属性に対応するビットを有するビット列)が含まれており、この例では、属性ビット列は、9ビットで構成され、上位3ビット目が“1”になっているので、当該シーンは「暴力」の属性を有することになる。
これにより、端末装置2では、当該再生出力制限パケット52に続いて(直後に)受信されるデータパケット53に含まれるコンテンツデータを構成するシーンが例えば「暴力」の属性を有することを判別することが可能となり、後述する制限設定情報に基づき当該暴力のシーンの再生出力を制限するか否かを設定することが可能になる。なお、制御部14は、上記シーン管理情報によりコンテンツデータのどの時間帯が何の属性のシーンであるかを認識できるので、かかる認識に従って、どのデータパケットの後に、上記再生出力制限パケットを挿入するかを決定することになる。また、属性ビット列における各ビットと属性との対応関係は、予め、端末装置2で認識している。また、再生出力制限情報は、再生出力制限パケット52のペイロード部ではなくヘッダ部に含まれるように構成してもよい。
[3.端末装置の構成等]
図5は、端末装置2の概要構成例を示す図である。
端末装置2は、図5に示すように、各種データ及びプログラム等を記憶するHDD等から構成された記憶手段としての記憶部21と、受信されたコンテンツデータを一時蓄積するバッファメモリ22と、当該コンテンツデータに含まれるエンコードされた映像情報及び音声情報等をデコード(データ伸張や復号化等)するデコーダ部23と、当該デコードされた映像情報等に対して所定の描画処理を施し映像信号として出力する映像処理部24と、当該映像処理部24から出力された映像信号に基づき映像表示するCRT,液晶ディスプレイ等の表示部25と、上記デコードされた音声情報をアナログ音声信号にD(Digital)/A(Analog)変換した後これをアンプにより増幅して出力する音声処理部26と、当該音声処理部26から出力された音声信号を音波として出力するスピーカ27と、インターネット3を通じて配信サーバ1との間の通信制御を行うための通信部28と、演算機能を有するCPU,作業用RAM,各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成された制御部29と、を備えて構成され、記憶部21、バッファメモリ22、デコーダ部23、通信部28、及び制御部29はバス30を介して相互に接続されている。更に、端末装置2には、ユーザ(視聴者)からの指示(例えば、再生出力指示、設定指示等)を受け付け制御部29に対してその指示信号を与える操作部(例えば、マウス、キーボード、操作パネル、或いはリモコン等)31が備えられている。
制御部29は、CPUが記憶部21等に記憶されたプログラム(本発明の受信処理プログラムを含む)を読み出して実行することにより、端末装置2全体を統括制御し、かつ、本発明の再生出力制限設定手段及び再生出力手段等として機能するようになっている。なお、受信処理プログラムは、例えば、インターネット3上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
具体的には、制御部29は、配信サーバ1から配信されてきたデータストリームを通信部28を介して受信し、データパケット若しくは再生出力制限パケットをバッファメモリ(例えば、蓄積した順にパケットを読み出すリングバッファメモリ)22に一旦蓄積した後、順次、データパケットに含まれるコンテンツデータを読み出して、デコーダ部23、映像処理部24、表示部25、音声処理部26、及びスピーカ27を通じてコンテンツデータを再生出力(表示部25への映像表示、文字(字幕)表示出力、スピーカ27への音声出力)するように制御するようになっている。
更に、配信サーバ1が上記第1の方法により、例えば、ヘッダ部に再生出力制限情報が付加されたデータパケットを配信した場合、制御部29は、再生出力制限設定手段として、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ(コンテンツデータを構成するあるシーン)の再生出力を制限するか否かを設定し、再生出力制御手段として、当該設定に従って、上記コンテンツデータの再生出力を制御することになる。例えば、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる属性IDにて示される属性に対応する設定情報(以下、「制限設定情報」という)に基づいて、当該データパケットに含まれる一部分のコンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する。
図6は、端末装置2が保持する制限設定情報の一例を示す図である。図6の例には、各属性に対応する制限設定情報がテーブル形式で示されており、属性毎に、映像、音声、及び字幕の設定要素の夫々について別々に、上記コンテンツデータ(コンテンツデータを構成するシーン)の再生出力を制限するか否かが設定されている。例えば、属性が「暴力」に対応する制限設定情報では、映像、音声、及び字幕の何れも「制限する」に設定されており、一方、属性が「犯罪」に対応する制限設定情報では、映像は「制限する」に設定されているが、音声及び字幕は「制限しない」に設定されている。このような制限設定情報は、端末装置2のユーザ(視聴者)が操作部31を操作することにより任意に設定可能であり、設定された制限設定情報は、記憶部21に記憶保存されることになる。従って、各ユーザ(視聴者)は、自分の好みで各属性のシーンの再生出力(視聴)を制限するか否かを設定させることができ、しかも、映像、音声、及び字幕について別々に設定させることができる。
そして、例えば、上記再生出力制限情報に含まれる属性IDにて示される属性が「暴力」であった場合、図6の例では、「暴力」に対応する制限設定情報は、映像、音声、及び字幕の何れも「制限する」に設定されているので、当該データパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ、つまり「暴力」のシーンの映像情報、音声情報、及び字幕情報の再生出力が制限されることになり、ユーザ(視聴者)は、暴力のシーンの映像、音声、及び字幕を視聴することができなくなる。
一方、配信サーバ1が上記第2の方法により、上記再生出力制限パケットを上記データストリーム中に含ませて配信した場合、制御部29は、再生出力制限設定手段として、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信されるデータパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ(コンテンツデータを構成するあるシーン)の再生出力を制限するか否かを設定し、再生出力制御手段として、当該設定に従って、上記コンテンツデータの再生出力を制御することになる。例えば、制御部29は、当該再生出力制限パケットに含まれる属性ビット列(再生出力制限情報に含まれる)にて示される属性に対応する制限設定情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信されるデータパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ(例えば、暴力のシーン)の再生出力を制限するか否かを設定する。この場合も、上記第1の方法による場合と同様、図6に示すような制限設定情報が参照され、再生出力を制限するか否かが設定されることになるが、一旦、設定されると、次の再生出力制限パケットが受信されるまで当該設定は変更されず、次の再生出力制限パケットが受信された場合に、その再生出力制限パケットに含まれる上記属性ビット列にて示される属性に対応する制限設定情報に基づいて、上記設定が再びなされることになる。
[4.ストリーミング配信システムの動作]
次に、ストリーミング配信システムの動作について説明する。なお、当該動作の説明においては、上記第1の方法による場合と、上記第2方法による場合とに分けて説明する。
(第1の方法による場合の動作例)
先ず、図7乃至図12等を参照して、第1の方法による場合のストリーミング配信システムの動作例について説明する。
図7は、第1の方法による場合において、データストリームが配信されている様子を示す図である。図8は、第1の方法による場合において、配信サーバ1の制御部14におけるデータストリーム配信処理を示すフローチャートである。図9は、第1の方法による場合において、端末装置2の制御部29におけるデータストリーム受信処理を示すフローチャートであり、図10は、第1の方法による場合において、端末装置2の制御部29におけるデータパケット受信処理を示すフローチャートであり、図11は、端末装置2の制御部29における再生出力制限設定処理を示すフローチャートである。図12は、第1の方法による場合において、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定変化の様子を示す図である。
端末装置2が配信サーバ1に対して所望のコンテンツデータを要求すると、配信サーバ1の制御部14は、図8に示すデータストリーム配信処理を開始し、要求されたコンテンツデータ及びこれに付加されるシーン管理情報を記憶部11から読み出し(ステップS1)、コンテンツデータをエンコーダ部12によりエンコードさせる。
次いで、制御部14は、エンコードされたコンテンツデータを所定のデータ量毎に分割し(ステップS2)、パケット番号、宛先アドレス(IPアドレス等)、及び送信元アドレス等が含まれるヘッダ部を生成(ステップS3)し、当該ヘッダ部及び分割されたコンテンツデータが含まれるペイロード部からなるデータパケットを生成する(ステップS4)。
次いで、制御部14は、上記シーン管理情報を参照して分割された各データパケットに含まれる一部分のコンテンツデータ(シーン)の属性を判別し、各データパケットにおけるヘッダ部に再生出力制限情報(例えば、図3の例のように、当該属性に対応する属性ID)を付加して(ステップS5)、これらのデータパケットを、図7に示すように、データストリームとして通信部13及びインターネット3を介して端末装置2に配信する(ステップS6)。なお、ここでは、全てのデータパケットにおけるヘッダ部に再生出力制限情報を付加するように構成したが、必ずしも全てのデータパケットのヘッダ部に再生出力制限情報を付加しなくてもよい。
一方、端末装置2においては、配信サーバ1に対してコンテンツデータを要求した後、図9に示すデータストリーム受信処理が開始され、先ず、制御部29は、コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定するための各設定スイッチ(つまり、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する各設定スイッチ)を何れもOFFに(再生出力を制限しない)設定する(ステップS11)。これにより、映像、音声、及び字幕の何れの設定要素についてもコンテンツデータの再生出力が制限されないことになる。
次いで、制御部29は、データストリーム受信処理を終了するか否かを判別し(ステップS12)、当該受信処理を終了しない場合には(ステップS12:N)、データパケット受信処理を行う(ステップS13)。当該データパケット受信処理の詳細は後述する。
次に、ステップS14では、上記設定スイッチの何れかがONに(再生出力を制限しない)設定されているか、即ち、後述するデータパケット受信処理において設定スイッチの何れかがONにされたか否かが判別され、ONに設定されている場合には(ステップS14:Y)、再生出力制限設定解除パスワード待ち受けメッセージが表示部25に表示され(ステップS15)、再生出力制限設定解除パスワードが入力された場合には(ステップS16:Y)、映像、音声、及び字幕に対応する設定スイッチが全て強制的にOFFに(再生出力を制限しない)設定される(ステップS17)。これにより、当該コンテンツデータに関する限り、これ以降、再生出力制限情報の有無に拘らず、強制的に再生出力制限の設定が行われなくなる。
次に、ステップS13におけるデータパケット受信処理においては、図10に示すように、制御部29は、配信サーバ1から配信されてきたデータストリームにおけるデータパケットを通信部28を介して受信し(ステップS131)、これをバッファメモリ22に一旦蓄積していく。
そして、制御部29は、バッファメモリ22からデータパケットに含まれるコンテンツデータを読み出して(ステップS132)デコーダ部23に出力し、更に、読み出されたコンテンツデータのデータパケットにおけるヘッダ部に再生出力制限情報が付加されているか否かを判別し(ステップS133)、再生出力制限情報が付加されていない場合には(ステップS133:N)、映像、音声、及び字幕に対応する各設定スイッチの設定に従って当該コンテンツデータが再生出力されるように映像処理部24及び音声処理部26に対して制御信号を与える(ステップS134)。例えば、このとき、各設定スイッチが何れもOFFに(再生出力を制限しない)設定されている場合には、映像処理部24及び音声処理部26は、デコーダ部23から出力されたコンテンツデータを、再生出力制限(視聴制限)をすることなく、表示部25及びスピーカ27に出力することになる。
一方、再生出力制限情報が付加されている場合であって、上記ステップS17において、上記設定スイッチが強制的にOFFに(再生出力を制限しない)設定されていない場合には(ステップS133:Y)、再生出力制限設定処理を行う(ステップS135)。
当該再生出力制限設定処理においては、図11に示すように、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる属性IDにて示される属性に対応する制限設定情報(例えば、図6に示すような制限設定情報)を参照して、当該属性に対応する映像の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS351)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS351:Y)、映像に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS352)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS351:N)、映像に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定する(ステップS353)。
次いで、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる属性IDにて示される属性に対応する制限設定情報を参照して、当該属性に対応する音声の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS354)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS354:Y)、音声に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS355)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS354:N)、音声に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定する(ステップS356)。
次いで、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる属性IDにて示される属性に対応する制限設定情報を参照して、当該属性に対応する字幕の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS357)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS357:Y)、字幕に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS358)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS357:N)、字幕に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定し(ステップS359)、図10に示す処理に戻る。
次いで、ステップS134では、制御部29は、上記再生出力制限設定処理にてなされた、映像、音声、及び字幕に対応する各設定スイッチの設定に従って当該コンテンツデータが再生出力されるように映像処理部24及び音声処理部26に対して制御信号を与え、当該再生出力を制御する。これにより、例えば、音声に対応する設定スイッチのみがONに設定されていた場合には、当該コンテンツデータに含まれる音声情報のみの再生出力が制限されることになる。この場合、表示部26にテキストで画面上部(テレビ放送のニュース速報のイメージ)に「音声制限中」と表示するようにしても良い。また、無音を続けることは不適切な面があるので、同時に音声で「音声制限中」と音声処理部26を介してスピーカ27から出力しても良い。
また、例えば、映像に対応する設定スイッチのみがONに設定されていた場合には、当該コンテンツデータに含まれる映像情報のみの再生出力が制限されることになる。この場合、表示部26にテキストで画面中央に「映像制限中」と表示するようにしても良い。
また、例えば、字幕に対応する設定スイッチのみがONに設定されていた場合には、当該コンテンツデータに含まれる字幕情報のみの再生出力が制限されることになる。この場合、表示部26にテキストで字幕が表示されるべき位置に「字幕制限中」と表示するようにしても良い。
また、音声、映像、字幕に対応する2つ以上の設定スイッチがONに設定されていた場合には、上記組み合わせ(例えば、音声及び映像に対応する設定スイッチがONに設定されていた場合には、音声情報及び映像情報の再生出力が制限されると共に、表示部26に「音声制限中」及び「映像制限中」が表示される)となる。
なお、上記「音声制限中」、「映像制限中」、及び「字幕制限中」の表示データは、デフォルトでは、記憶部21に記憶されるか、或いは、上記パケットに含ませて送信されるようにしても良い。
こうして、図9の処理に戻り、ステップS12においてデータストリーム受信処理が終了されるまで、データパケット毎に、データパケット受信処理(ステップS13)が繰り返し行われることになり、図12に示すように、データパケット毎に、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定が変化していくことになる。従って、より細かく、コンテンツデータの部分的な再生出力を制限することが可能となる。
一方、ステップS12においてデータストリーム受信処理を終了する場合(ステップS12:Y)、例えば、端末装置2から要求したコンテンツデータついてのデータストリームの受信が完了した場合、或いは、ユーザ(視聴者)からの操作部31を介した終了指示があった場合には、当該処理を終了する。
以上説明したように、第1の方法による場合の実施形態によれば、配信サーバ1では、コンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性情報が含まれた再生出力制限情報をデータパケットに付加して配信し、端末装置2では、属性毎に、映像、音声、及び字幕の夫々について上記コンテンツデータを構成するシーンの再生出力を制限するか否かが設定された制限設定情報を参照して、上記再生出力制限情報に含まれる属性に対応する設定情報に基づいて、当該データパケットに含まれるコンテンツデータを構成するシーンの再生出力を制限するか否かを設定して、当該設定に従って、上記コンテンツデータの再生出力を制御するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。更に、再生出力制限情報を全てのデータパケットのヘッダ部に付加すれば、より細かくシーンの再生出力を制限するか否かを設定することができる。
更にまた、上記制限設定情報は、端末装置2のユーザが操作部31を操作することにより任意に設定可能であるので、各端末装置2の各ユーザは、個々に、自分の好みで各属性のシーンの再生出力(視聴)を制限するか否かを設定させることができ、しかも、映像、音声、及び字幕について別々に設定することができるで、例えば、暴力シーンの映像のみの再生出力を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
また、上記実施形態においては、データパケット毎に、再生出力制限情報が付加されていたが、複数データパケット毎であっても良い。連続する複数のデータパケットに共通する再生出力制限を行うときには、初めのデータパケットに再生出力制限情報とパケット数とを付加しても良い。1つのコンテンツの初めのデータパケットに、そのコンテンツを構成する全てのデータパケットに対するデータパケット毎の再生出力制限情報を付加しても良い。
(第2の方法による場合の動作例)
先ず、図9及び図11(第1の方法による場合と共通)、及び図13乃至図16等を参照して、第2の方法による場合のストリーミング配信システムの動作例について説明する。
図13は、第2の方法による場合において、データストリームが配信されている様子を示す図である。図14は、第2の方法による場合において、配信サーバ1の制御部14におけるデータストリーム配信処理を示すフローチャートである。図15は、第2の方法による場合において、端末装置2の制御部29におけるデータパケット受信処理を示すフローチャートである。図16は、第2の方法による場合において、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定変化の様子を示す図である。
端末装置2が配信サーバ1に対して所望のコンテンツデータを要求すると、配信サーバ1の制御部14は、図14に示すデータストリーム配信処理を開始し、要求されたコンテンツデータ及びこれに付加されるシーン管理情報を記憶部11から読み出し(ステップS21)、コンテンツデータをエンコーダ部12によりエンコードさせる。
次いで、制御部14は、エンコードされたコンテンツデータを所定のデータ量毎に分割し(ステップS22)、パケット番号、宛先アドレス(IPアドレス等)、及び送信元アドレス等が含まれるヘッダ部を生成(ステップS23)し、当該ヘッダ部及び分割されたコンテンツデータが含まれるペイロード部からなるデータパケットを生成する(ステップS24)。
次いで、制御部14は、上記シーン管理情報を参照して分割された各データパケットに含まれるコンテンツデータ(シーン)の属性を判別して、再生出力制限情報(例えば、図4の例のように、再生出力制限パケットに続いて(直後に)送信されるデータパケットに含まれるコンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性ビット列を含む)を、例えば、ペイロード部に含む再生出力制限パケットを生成し(ステップS25)、少なくとも何れか2つのデータパケット間に、当該生成した再生出力制限パケットを挿入する(ステップS26)。より具体的には、制御部14は、コンテンツデータを構成するシーンの属性が変化する2つのデータパケットを特定し、その2つのデータパケット間(以下、「属性変化点」という)に、上記再生出力制限パケット(当該2つのデータパケットのうち後から送信されるべきデータパケットに含まれるコンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性ビット列を含む)を挿入する。なお、属性変化点が複数ある場合には、全ての属性変化点に上記再生出力制限パケットが挿入されることになる。つまり、複数の前記再生出力制限パケットが所定の時間間隔でデータパケット間に挿入されることになる。
さらに、最初に送信されるべきデータパケットに含まれるコンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性ビット列を含む再生出力制限情報が含まれた再生出力制限パケットも、このとき生成され、最初に送信されるべきデータパケットの前に挿入される。
次いで、制御部14は、これらのデータパケット及び再生出力制限パケットを、図13に示すように、データストリームとして通信部13及びインターネット3を介して端末装置2に配信する(ステップS27)。
一方、端末装置2においては、配信サーバ1に対してコンテンツデータを要求した後、図9に示すデータストリーム受信処理が開始される。なお、図9示す処理は、上述した第1の方法による場合と同様であるので、重複する説明を省略する。
図15に示すデータパケット受信処理(図9のステップS13)においては、制御部29は、配信サーバ1から配信されてきたデータストリームにおけるデータパケット若しくは再生出力制限パケットを通信部28を介して受信し(ステップS331)、これをバッファメモリ22に一旦蓄積していく。
そして、制御部29は、バッファメモリ22からパケット(データパケット若しくは再生出力制限パケット)に含まれるデータを読み出し(ステップS332)、当該パケットが再生出力制限パケットであるか否かを判別し(ステップS333)、再生出力制限パケットでない(つまり、データパケットである)場合には(ステップS333:N)、当該データパケットに含まれるコンテンツデータをデコーダ部23に出力し、映像、音声、及び字幕に対応する各設定スイッチの設定に従って当該コンテンツデータが再生出力されるように映像処理部24及び音声処理部26に対して制御信号を与える(ステップS334)。
例えば、このとき、各設定スイッチが何れもOFFに(再生出力を制限しない)設定されている場合には、映像処理部24及び音声処理部26は、デコーダ部23から出力されたコンテンツデータを、再生出力制限(視聴制限)をすることなく、表示部25及びスピーカ27に出力することになる。
一方、ステップS333において、再生出力制限パケットであると判別された場合であって、上記ステップS17において、上記設定スイッチが強制的にOFFに(再生出力を制限しない)設定されていない場合には(ステップS333:Y)、制御部29は、再生出力制限設定処理を行う(ステップS335)。
当該再生出力制限設定処理においては、図11(第1の方法による場合と共通なので、同一符号を付している)に示すように、制御部29は、再生出力制限パケットから再生出力制限情報を抽出し、これに含まれる例えば属性ビット列にて示される属性に対応する制限設定情報(例えば、図6に示すような制限設定情報)を参照して、当該属性に対応する映像の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS351)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS351:Y)、映像に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS352)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS351:N)、映像に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定する(ステップS353)。
次いで、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる例えば属性ビット列にて示される属性に対応する制限設定情報を参照して、当該属性に対応する音声の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS354)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS354:Y)、音声に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS355)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS354:N)、音声に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定する(ステップS356)。
次いで、制御部29は、上記再生出力制限情報に含まれる例えば属性ビット列にて示される属性に対応する制限設定情報を参照して、当該属性に対応する字幕の設定要素が「制限する」に設定されているか否かを判別し(ステップS357)、「制限する」に設定されている場合には(ステップS357:Y)、字幕に対応する設定スイッチをONに(再生出力を制限する)設定し(ステップS358)、「制限しない」に設定されている場合には(ステップS357:N)、字幕に対応する設定スイッチをOFFに(再生出力を制限しない)設定し(ステップS359)、図15に示す処理に戻り、更に図9に示す処理に戻る。
こうして、各設定スイッチが設定されると、次に図15のステップS332にてデータパケットから読み出されるコンテンツデータ(つまり、当該再生出力制限パケット以降に受信されるデータパケット(言い換えれば、再生出力制限パケットのパケット番号が大きい(新しい)データパケット)に含まれるコンテンツデータ)は、当該各設定スイッチの設定に従って再生出力されることになり、次に再び図15のステップS333にて再生出力制限パケットであると判別され、再生出力制限設定処理にて各設定スイッチが設定されるまで、上記設定は維持されることになる。言い換えれば、図16に示すように、再生出力制限パケットが受信され各設定スイッチが設定される毎に、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定が変化していくことになる。
以上説明したように、第2の方法による場合の実施形態によれば、配信サーバ1では、コンテンツデータを構成するシーンの属性を示す属性情報を含む再生出力制限情報が含まれた再生出力制限パケットを少なくとも何れか2つのデータパケット間に挿入して配信し、端末装置2では、属性毎に、映像、音声、及び字幕の夫々について上記コンテンツデータを構成するシーンの再生出力を制限するか否かが設定された制限設定情報を参照して、上記再生出力制限情報に含まれる属性に対応する設定情報に基づいて、当該再生出力制限パケットの後に続くデータパケットに含まれるコンテンツデータを構成するシーンの再生出力を制限するか否かを設定して、当該設定に従って、上記コンテンツデータの再生出力を制御するように構成したので、1つのコンテンツ全体ではなく、1つのコンテンツの中でも一部の例えば暴力シーン等だけの視聴を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
更に、上記再生出力制限パケットを配信することにより、データパケットのヘッダ部に再生出力制限情報を付加するよりも、より多くの情報、例えば、一つの再生出力制限情報に含まれる属性ビット列により複数の属性を示す属性情報を含ませることができる。これにより、例えば、「暴力」と「恐怖」といった複数の属性のシーンに対しても対応することができる。この場合、端末装置2では、これらの複数の属性に対応する設定情報のOR条件により上記設定スイッチを設定することになる。
また、再生出力制限パケットには、直後のデータパケットの再生出力制限情報が含まれていたが、連続する複数のデータパケットに共通する再生出力制限を行うときには、再生出力制限パケットに再生出力制限情報とパケット数とを含ませればよい。1つのコンテンツの初めのデータパケットの前に、そのコンテンツを構成する全てのデータパケットに対するデータパケット毎の再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成して送信しても良い。
更にまた、上記制限設定情報は、端末装置2のユーザが操作部31を操作することにより任意に設定可能であるので、各端末装置2の各ユーザは、個々に、自分の好みで各属性のシーンの再生出力(視聴)を制限するか否かを設定させることができ、しかも、映像、音声、及び字幕について別々に設定することができるで、例えば、暴力シーンの映像のみの再生出力を制限することができ、したがって、より柔軟にコンテンツデータの視聴制限(再生出力制限)を行うことができる。
なお、上記実施形態においては、配信サーバ1とこれにインターネット3を介して接続される端末装置2を備えるストリーミング配信システムSに対して本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、複数の端末装置間でデータのやり取りを行うピアツーピア(Peer to Peer(P2P))方式のネットワークシステムに対して本発明を適用することも可能である。特に、コンテンツデータを、連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置としての放送局装置と、当該コンテンツデータを受信し再生可能な複数の受信装置としての複数のノード装置(ピア)を備え、上記放送局装置を最上位として複数のノード装置が複数の階層を形成しつつ、各IPアドレスに基づき、通信経路(インターネット等)を介してツリー状に構築されたツリー型配信システムであって、放送局装置により配信されたコンテンツデータが上位階層のノード装置から下位階層のノード装置に順次転送されるツリー型配信システムに対して本発明を適用すれば、各ノード装置において個別にコンテンツデータの再生出力制限を設定できるので、より効果的である。
また、上記実施形態においては、通信手段としてインターネットを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではばく、例えば、通信手段がCATV(Community Antenna TeleVision)ケーブル等の専用回線であってもよく、この場合、本発明の受信装置は、例えばセットトップボックス等に対して適用される。また、通信手段が移動体通信網(インターネットを含んでもよい)であってもよく、この場合、本発明の受信装置は、例えば携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯型パーソナルコンピュータ等の移動体通信機器に対して適用される。更にまた、通信手段が衛星デジタル放送や地上波デジタル放送等の電波による通信手段であってもよく、この場合、本発明の受信装置は、例えばセットトップボックス等に対して適用される。
また、上記実施形態においては、上記再生出力制限情報には、所定のデータパケットに含まれる一部分のコンテンツデータを構成するシーン(要素)の属性を示す属性情報が含まれるようにし、各端末装置2において任意に設定された制限設定情報に基づいて、コンテンツデータの再生出力が制限されるように構成した場合の例について説明したが、これに限定されるものではなく、上記再生出力制限情報に、上記コンテンツデータの再生出力を制限する情報を直接含めるように構成してもよい。
このような構成を例えば上記第1の方法に適用した場合、配信サーバ1の制御部14は、上記複数のデータパケット中、再生出力を制限するコンテンツデータが含まれるデータパケットのヘッダ部若しくはペイロード部には、再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)を含む再生出力制限情報を含ませ、再生出力を制限しないコンテンツデータが含まれるデータパケットの例えばヘッダ部には再生出力を制限しない情報(例えば、フラグ“0”)を含む再生出力制限情報を含ませて配信することになる。そして、このようなデータパケットを受信した端末装置2の制御部29は、再生出力制限情報に再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)が含まれていると判別した場合には、当該データパケットに含まれるコンテンツデータの再生出力を制限するように制御し、再生出力制限情報に再生出力を制限しない情報(例えば、フラグ“0”)が含まれていると判別した場合には、当該データパケットに含まれるコンテンツデータの再生出力を制限しないように制御することになる。なお、この場合、再生出力制限情報には、映像、音声、及び字幕に分けて夫々個別に、再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)と再生出力を制限しない情報(例えば、フラグ“0”)との何れかを含ませるように構成してもよい。
一方、このような構成を例えば上記第2の方法に適用した場合、配信サーバ1の制御部14は、再生出力を制限するコンテンツデータが含まれるデータパケットの前に挿入される再生出力制限パケットのヘッダ部若しくはペイロード部には、再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)を含む再生出力制限情報を含ませて配信することになる。そして、再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)を含む再生出力制限情報が含まれた再生出力制限パケットを受信した端末装置2の制御部29は、これに続いて送信されたデータパケットに含まれるコンテンツデータの再生出力を制限するように制御することになる。なお、この場合も、再生出力制限情報には、映像、音声、及び字幕に分けて夫々個別に、再生出力を制限する情報(例えば、フラグ“1”)と再生出力を制限しない情報(例えば、フラグ“0”)との何れかを含ませるように構成してもよい。
このような構成によれば、各端末装置2において個々にコンテンツデータの再生出力制限の設定をすることができないが、配信サーバ1側で、再生出力制限すべきコンテンツデータの部分を決定することができるので、端末装置2側で制限設定情報のユーザ(視聴者)による設定操作を省略することができる。
本実施形態に係るストリーミング配信システムの概要構成例を示す図である。 配信サーバ1の概要構成例を示す図である。 ヘッダ部に再生出力制限情報を含むデータパケットの構成例を示す図である。 2つのデータパケット間に挿入された再生出力制限パケットの構成例を示す図である。 端末装置2の概要構成例を示す図である。 端末装置2が保持する制限設定情報の一例を示す図である。 第1の方法による場合において、データストリームが配信されている様子を示す図である。 第1の方法による場合において、配信サーバ1の制御部14におけるデータストリーム配信処理を示すフローチャートである。 端末装置2の制御部29におけるデータストリーム受信処理を示すフローチャートである。 第1の方法による場合において、端末装置2の制御部29におけるデータパケット受信処理を示すフローチャートである。 端末装置2の制御部29における再生出力制限設定処理を示すフローチャートである。 第1の方法による場合において、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定変化の様子を示す図である。 第2の方法による場合において、データストリームが配信されている様子を示す図である。 第2の方法による場合において、配信サーバ1の制御部14におけるデータストリーム配信処理を示すフローチャートである。 第2の方法による場合において、端末装置2の制御部29におけるデータパケット受信処理を示すフローチャートである。 第2の方法による場合において、映像、音声、及び字幕の夫々に対応する設定スイッチの設定変化の様子を示す図である。
符号の説明
1 配信サーバ
2 端末装置
3 インターネット
11 記憶部
12 エンコーダ部
13 通信部
14 制御部
15 バス
21 記憶部
22 バッファメモリ
23 デコーダ部
24 映像処理部
25 表示部
26 音声処理部
27 スピーカ
28 通信部
29 制御部
30 バス
31 操作部
S ストリーミング配信システム

Claims (25)

  1. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置であって、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段と、
    前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする配信装置。
  2. 請求項1に記載の配信装置において、
    前記再生出力制限付加手段は、前記再生出力制限情報を前記データパケットのヘッダ部に付加することを特徴とする配信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の配信装置において、
    前記再生出力制限付加手段は、前記再生出力制限情報を全ての前記データパケットの中に付加することを特徴とする配信装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の配信装置において、
    前記再生出力制限情報には、当該再生出力制限情報が付加されたデータパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限する情報が含まれることを特徴とする配信装置。
  5. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の配信装置において、
    前記一単位のコンテンツデータは、互いに異なる複数の属性により区分される複数の要素から構成されており、
    前記再生出力制限情報には、何れかの前記属性を示す属性情報が含まれることを特徴とする配信装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置であって、
    前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  7. 請求項5に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置であって、
    前記属性毎に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定された設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に含まれる属性情報にて示される属性に対応する前記設定情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  8. 請求項7に記載の受信装置において、
    前記設定情報には、前記属性毎に、少なくとも映像と音声の夫々について別々に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定されていることを特徴とする受信装置。
  9. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置であって、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段と、
    前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする配信装置。
  10. 請求項9に記載の配信装置において、
    前記再生出力制限パケットを所定の間隔で前記データパケット間に挿入する再生出力制限パケット挿入手段を備えたことを特徴とする配信装置。
  11. 請求項9又は10に記載の配信装置において、
    前記再生出力制限情報には、当該再生出力制限パケットに続いて配信されるデータパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限する情報が含まれることを特徴とする配信装置。
  12. 請求項9又は10に記載の配信装置であって、
    前記一単位のコンテンツデータは、互いに異なる複数の属性により区分される複数の要素から構成されており、
    前記再生出力制限情報には、何れかの前記属性を示す属性情報が含まれることを特徴とする配信装置。
  13. 請求項9乃至11の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置であって、
    前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  14. 請求項12に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置であって、
    前記属性毎に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定された設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に含まれる属性情報にて示される属性に対応する前記設定情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  15. 請求項14に記載の受信装置において、
    前記設定情報には、前記属性毎に、少なくとも映像と音声の夫々について別々に、前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かが設定されていることを特徴とする受信装置。
  16. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムであって、
    前記配信装置は、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段と、
    前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信手段と、
    前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  17. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムであって、
    前記配信装置は、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段と、
    前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信手段と、
    前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段と、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  18. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムにおける情報配信方法であって、
    前記配信装置が、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する工程と、
    前記配信装置が、前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する工程と、
    前記受信装置が、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する工程と、
    前記受信装置が、前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する工程と、
    前記設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する工程と、
    を備えることを特徴とする情報配信方法。
  19. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、ストリーミング方式で配信する配信装置と、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置と、を備える情報配信システムにおける情報配信方法であって、
    前記配信装置が、一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する工程と、
    前記配信装置が、前記複数のデータパケット及び前記再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する工程と、
    前記受信装置が、前記配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する工程と、
    前記受信装置が、前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する工程と、
    前記受信装置が、前記設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する工程と、
    を備えることを特徴とする情報配信方法。
  20. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置に含まれるコンピュータを、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を、前記複数のデータパケットのうち少なくとも何れか1つのデータパケット中に付加する再生出力制限付加手段、及び、
    前記再生出力制限情報が付加されたデータパケットを含む前記複数のデータパケットを、通信手段を介して前記受信装置に対して配信する配信手段として機能させることを特徴する配信処理プログラム。
  21. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケットを受信する受信装置に含まれるコンピュータを、
    前記受信された前記データパケットに再生出力制限情報が付加されている場合に、当該再生出力制限情報に基づいて当該データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段、及び、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段として機能させることを特徴する受信処理プログラム。
  22. 所定のコンテンツデータを連続する複数のデータパケットに分割し、前記コンテンツデータを再生出力可能な受信装置に対して、ストリーミング方式で配信する配信装置に含まれるコンピュータを、
    一単位のコンテンツデータの一部分の再生出力制限に用いられる再生出力制限情報を含む再生出力制限パケットを生成する再生出力制限パケット生成手段と、及び、
    前記複数のデータパケット及び前記挿入された再生出力制限パケットを、通信手段を介して受信装置に対して配信する配信手段として機能させることを特徴する配信処理プログラム。
  23. 請求項9乃至11の何れか一項に記載の配信装置から配信されてきた前記複数のデータパケット及び再生出力制限パケットを受信する受信装置に含まれるコンピュータを、
    前記再生出力制限パケットが受信された場合に、当該再生出力制限パケットに含まれる再生出力制限情報に基づいて、当該再生出力制限パケットに続いて受信される前記データパケットに含まれる一部分の前記コンテンツデータの再生出力を制限するか否かを設定する再生出力制限設定手段、及び、
    前記再生出力制限設定手段による設定に従って、前記コンテンツデータの再生出力を制御する再生出力制御手段として機能させることを特徴する受信処理プログラム。
  24. 請求項20又は22に記載の配信処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
  25. 請求項21又は23に記載の受信処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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