JPH1065751A - ブロックデータ伝送処理システム - Google Patents

ブロックデータ伝送処理システム

Info

Publication number
JPH1065751A
JPH1065751A JP8222618A JP22261896A JPH1065751A JP H1065751 A JPH1065751 A JP H1065751A JP 8222618 A JP8222618 A JP 8222618A JP 22261896 A JP22261896 A JP 22261896A JP H1065751 A JPH1065751 A JP H1065751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
read
block data
write
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8222618A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisataka Taki
久貴 瀧
Kojiro Matsumoto
光二郎 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8222618A priority Critical patent/JPH1065751A/ja
Publication of JPH1065751A publication Critical patent/JPH1065751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速連続処理を行う蓄積装置に同期してブロ
ックデータの読み出し処理及び書き込み処理を実現する
こと。 【解決手段】 ファイルサーバ5等のデータをブロック
データに分割してデータ蓄積装置15から読み出し又は
書き込むとき、ブロックデータ伝送装置3はブロックデ
ータの記録位置情報を各々書込シーケンスバッファ及び
読出シーケンスバッファに割り当てる。そしてブロック
データ書込処理手段及びブロックデータ読出処理手段が
これらのシーケンスバッファを参照してブロックデータ
を処理する。また、読出開始フラグ及び書込開始フラグ
により、ブロックデータ書込処理手段及びブロックデー
タ読出処理手段の間で同期をとる。次に、読み出し/書
き込み処理を行うブロックデータを各々書込データメモ
リ及び読出データメモリに設定し、その内容をデータ蓄
積装置15に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された蓄積装置及びリアルタイムエンコーダなどの周
辺機器から出力される映像データを、一定のデータ長を
もつブロックデータに分割して書き込むと共に、伝送路
の伝送速度に同期して読み出すブロックデータ伝送処理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データをブロック化してLANな
どのネットワークを介して伝送するシステムとして、U
NIXにおけるNFS(Network File System) やオンラ
インデータベースシステムなどがある。これらのシステ
ムはサーバ・クライアントシステム構成をとり、サーバ
はクライアントからの要求を受けると、サーバの管理す
るファイルシステムよりクライアントの指定するファイ
ルを読み出し、クライアントに対してブロックデータと
して伝送する。従って、クライアントは任意の時点で任
意のファイルにアクセス可能である。またサーバはクラ
イアントが特定のファイルにアクセスの要求をした時点
で、ファイルのデータをブロック化し、伝送路を介して
ネットワークの負荷状態に応じてクライアントに適応的
に伝送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のシステ
ムは、一般のデータに対してデータ蓄積装置へランダム
に入出力処理を行うため、データ蓄積装置の入出力伝送
速度を保証することが不可能であった。また、サーバの
扱うデータがエンコードされた映像情報及び音声情報の
ように、伝送速度に依存したデータであるとき、ユーザ
端末がサーバからデータを受信して再生処理を行う場
合、ネットワークにかかる負荷を軽減するために、予め
サーバから読み出したファイル全体をユーザ端末の蓄積
装置に一度記録した後、再生処理を行っていた。
【0004】このような方式では、ユーザ端末には大容
量の蓄積装置が必要であった。例えばMPEG2でエン
コードされた再生速度4Mbpsの2時間の映像ソフト
の蓄積容量は3.6GBである。また再生時の品質を保
証するために大容量のメインメモリ(数MByte)が
必要であった。また非同期の処理は、OS(Opera
ting System)のマルチタスク処理により行
われ、データ蓄積装置に対するアクセス制御が行われて
いなかった。このため映像データの記録再生処理を常に
同期させて制御することが不可能であった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ネットワークに接続された蓄
積装置及びリアルタイムエンコーダなどの周辺機器から
出力される映像データを、一定のデータ長をもつブロッ
クデータに分割してデータ蓄積装置に書き込み、データ
蓄積装置から映像データの再生速度に同期して読み出す
ことにより、ユーザ端末に必要なメモリ容量を大幅に軽
減することのできるブロックデータ伝送処理システムを
実現することを目的とする。更に、読み出し同時書き込
み処理、上書き同時読み出し処理、及び再配置処理など
多様な処理を行うことのできるブロックデータ伝送処理
システムを実現するものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1記載の発明は、一定データ長を持つ
ブロックデータを複数ブロックに分割して蓄積するデー
タ蓄積装置と、複数チャンネルの番組を発生する信号源
からデータを受信し、受信データを一時保持する書込デ
ータメモリと、前記書込データメモリ上に記録したデー
タを複数のブロックデータに変換し、前記データ蓄積装
置に記録するブロックデータ書込処理手段と、前記デー
タ蓄積装置から読み出したデータを一時保持する読出デ
ータメモリと、前記読出データメモリに保持された複数
のブロックデータをリアルタイム再生速度より高速に読
み出し、ネットワークに接続されたユーザ端末にブロッ
ク伝送するブロックデータ読出処理手段と、前記ブロッ
クデータ読出処理手段を制御するための読出開始フラグ
を生成する読出開始フラグ生成手段と、前記ブロックデ
ータ書込処理手段を制御するための書込開始フラグを生
成する書込開始フラグ生成手段と、前記データ蓄積装置
に記録したデータに関する属性情報を記録データ情報フ
ァイルとして記録するデータベース蓄積装置と、前記デ
ータ蓄積装置、前記読出開始フラグ生成手段、前記書込
開始フラグ生成手段、前記ブロックデータ書込処理手
段、前記ブロックデータ読出処理手段、前記データベー
ス蓄積装置の動作シーケンスを制御することにより、複
数の番組データをブロック単位で高速で繰り返し発生さ
せ、ユーザ端末に伝送制御を行う制御処理手段と、から
構成されることを特徴とするものである。
【0007】また本願の請求項2記載の発明では、前記
制御処理手段は、複数のデータ蓄積装置をリソースとす
るとき、前記リソースに対する1回あたりの書き込み処
理及び読み出し処理を、複数ブロックデータからなるフ
レーム単位で行うとともに、前記リソースの動作時間隔
及び入出力伝送速度及び前記フレーム内のブロックデー
タ数を含むリソース制御情報を基に前記リソースを制御
し、前記リソース制御情報を前記データベース蓄積装置
に与えることを特徴とするものである。
【0008】また本願の請求項3記載の発明では、前記
データベース蓄積装置は、記録データの伝送速度及び再
生時間間隔を含む属性情報をファイル情報データベース
とし、前記リソース内のデータ記録位置を含む情報を読
み出し情報データベースとし、前記リソースの制御情報
をリソース情報データベースとするとき、前記3つのデ
ータベースを蓄積するものであり、前記制御処理手段
は、ブロックデータ書き込み処理時に前記ファイル情報
データベース、前記読み出し情報データベース、前記リ
ソース情報データベースを各々更新し、ブロックデータ
読み出し処理時に前記ファイル情報データベース及び前
記読み出し情報データベースから読み出しデータに関す
る情報を読み出し、前記リソース情報データベースから
リソースに関する情報を読み出すことにより、前記ブロ
ックデータ読み出し処理及び前記リソースの制御を行う
ことを特徴とするものである。
【0009】また本願の請求項4記載の発明では、前記
制御処理手段は、書込シーケンスバッファ及び読出シー
ケンスバッファを設定し、読出開始フラグ、書込開始フ
ラグを設定するよう前記書込開始フラグ生成手段、書込
開始フラグ生成手段に各々指示し、前記ブロックデータ
書込処理手段は、前記制御処理手段からの要求に応じて
書込開始フラグを参照し、前記書込データメモリにブロ
ックデータを書き込み、前記制御処理手段からの要求に
応じて読出開始フラグを参照し、読出データメモリから
ブロックデータを読み出すことを特徴とするものであ
る。
【0010】また本願の請求項5記載の発明では、ブロ
ックデータ書込処理手段は、ファイル情報データベース
に記録されている記録データ情報ファイル及び読み出し
情報データベースに記録されている読み出し情報ファイ
ルのデータを基に、複数チャンネルの番組を発生する信
号源であるファイルサーバ及びリアルタイムエンコーダ
に同期して前記データ蓄積装置への書き込み処理を行う
ことを特徴とするものである。
【0011】このような構成により、データ蓄積装置か
らのブロックデータの読出処理手段と書込処理を独自に
処理することにより、映像データの再生速度及びファイ
ルサーバ及びリアルタイムエンコーダなどの周辺機器に
同期した映像データの記録再生処理が可能となる。また
ユーザ端末に必要なメモリ容量を大幅に軽減することが
でき、読み出し同時書き込み処理、上書き同時読み出し
処理及び再配置処理など多様な処理を行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るブロックデータ伝送システムについて図面を参照しな
がら説明する。図1は本実施の形態におけるブロックデ
ータ伝送システムの全体構成を示すブロック図であり、
図2はブロックデータ伝送装置の構成図である。
【0013】図1において制御端末1はデータベース蓄
積装置2の制御データを用いてブロックデータ伝送装置
3を制御する端末である。ブロックデータ伝送装置3は
データ蓄積装置15からブロックデータを読み出し、ネ
ットワーク17を介してユーザ端末18に伝送する装置
である。
【0014】データベース蓄積装置2はデータベースを
蓄積するもので、データ蓄積装置15に書き込まれた記
録データのファイル名、再生速度、再生時間間隔、再生
時間などの情報(以後、属性情報という)を記録した記
録データ情報ファイルを保持する。またデータベース蓄
積装置2はデータベースとして、データ蓄積装置15内
の書き込み位置を記録した読み出し情報ファイルを保持
する。データ蓄積装置15はブロックデータ伝送装置3
の指示によりブロックデータを記録再生する蓄積装置で
ある。
【0015】図2に示すようにブロックデータ伝送装置
3は、制御処理手段6、ブロックデータ書込処理手段
9、ブロックデータ読出処理手段12、書込シーケンス
バッファ7、読出シーケンスバッファ8、書込開始フラ
グ生成手段10、読出開始フラグ生成手段11、書込デ
ータメモリ13、読出データメモリ14を含んで構成さ
れる。
【0016】制御処理手段6はデータ記録開始時にブロ
ックデータ書込処理手段9に記録データ情報ファイルを
渡すと共に、書込シーケンスバッファ7及び読出シーケ
ンスバッファ8を設定する。ブロックデータ書込処理手
段9は記録データ情報ファイルを基に、ネットワークに
接続しているリアルタイムエンコーダ4及びファイルサ
ーバ5などの信号源から記録データを受信し、制御処理
手段6より設定される書込シーケンスバッファ7からデ
ータ蓄積装置15の記録位置データを取り出し、書込デ
ータメモリ13のデータを一定長のブロックデータに変
換してデータ蓄積装置15に記録する。
【0017】次に制御処理手段6は、制御端末1からの
記録データの書き込み要求に応じて、制御端末1より設
定される記録データの属性情報を記録データ情報ファイ
ルとしてデータベース蓄積装置2内のファイル情報デー
タベースに記録する。そして属性情報を基に計算して求
めたデータ蓄積装置15の記録領域及び記録位置を読み
出し情報ファイルとしてデータベース蓄積装置2の読み
出し情報データベースに記録する。次に、読み出し情報
ファイルのデータを書込シーケンスバッファ7に設定
し、ブロックデータ書込処理手段9を起動する。
【0018】制御処理手段6より呼び出されたブロック
データ書込処理手段9は、制御処理手段6より受け取る
記録データ情報ファイルの属性情報を基に、ブロックデ
ータ伝送装置3に接続されるリアルタイムエンコーダ4
及びファイルサーバ5に出力要求を送信する。そして記
録データファイルから読み出した記録データを書込デー
タメモリ13に設定する。
【0019】書込データメモリ13に設定後、書込開始
フラグ生成手段10が書きこみ開始フラグを書き込み可
能状態にすると、書込シーケンスバッファ7から読み出
した記録位置情報を基に、書込データメモリ13の記録
データをブロックデータ化してデータ蓄積装置15に記
録する。
【0020】また制御処理手段6は制御端末1からの記
録データの読み出し要求に応じて、データベース蓄積装
置2のファイル情報データベースより記録データの伝送
速度及び再生時間などの属性情報を記録した記録データ
情報ファイルを読み出す。更に読み出し情報データベー
スより記録データの読み出し情報ファイルを読み出し、
記録位置情報を読出シーケンスバッファ8に設定した
後、ブロックデータ読出処理手段12を起動する。
【0021】ブロックデータ読出処理手段12は、制御
処理手段6で設定された属性情報を基に読み出すブロッ
クデータ数を計算する。そして読出シーケンスバッファ
8に記録されているデータ蓄積装置15の記録位置か
ら、所定のブロックデータ数を1度に読み出し、読出デ
ータメモリ14に設定する。次に、ネットワーク17に
接続されたユーザ端末18に対して伝送路16を介して
出力する。
【0022】なお、制御処理手段6は、ブロックデータ
書込処理手段9及びブロックデータ読出処理手段12か
ら処理の終了を受信すると、読み出し情報ファイルへの
アクセスを解除し、メモリ上に設定したフラグやバッフ
ァを開放する。さらに、制御処理手段6はブロックデー
タ伝送装置3から伝送路に出力する記録データの属性情
報及び再生開始時間を再生データ情報として定期的にユ
ーザ端末18に伝送する。
【0023】以上述べたように、ユーザ端末18はユー
ザより記録データの指定を受けると、ブロックデータ伝
送装置3より受信する再生データ情報を基に、受信を開
始する時間及び受信時間間隔を計算する。そして、計算
結果を基に伝送路16よりブロックデータを受信する。
このようにすると、高速伝送する伝送路より指定記録デ
ータのブロックデータを同期して受信することが可能に
なり、また非同期に高速伝送する伝送路より多チャンネ
ルの同期受信を行うことができる。また、ユーザ端末1
8で、伝送路の受信データから取り込むべきデータを抜
き出すという必要がなくなる。よって従来のシステムと
比較して、伝送効率を大幅に向上することができ、ユー
ザ端末18で必要なメモリを大幅に削減することができ
る。
【0024】ところで、データ蓄積装置15は図3に示
すように複数のハードディスクHD(1) 〜HD(N) からなる
リソースとして管理される。尚図3において、実線の矢
印はリソース構成データ蓄積装置ブロックデータ方向、
一点鎖線の矢印はリソース内入出力処理方向、破線の矢
印は記録データの領域割り当て方向である。図3の斜線
部で示すようにブロックデータのサイズをSbk(Byte) 、
リソースの伝送速度をVr(Byte/s)、リソースの処理時間
間隔をTa(s) 、リソース全領域の走査時間間隔をTr(s)
とすると、Tr/Ta が整数になるようにする。処理時間間
隔Taあたりのブロックデータ数であるフレームサイズSf
は次の(1)式で表現される。 Sf = [Vr ・ Ta/Sbk] ・・・(1) ただし、[x] はx を越えない最大の整数である。
【0025】また、リソースを構成するデータ蓄積装置
15の伝送速度をVhd(B/s)とすると、フレーム内に占め
る1つのハードディスクのブロックデータ数Nhf は次の
(2)式で表現される。 Nhf = [Vhd・ Ta/Sbk] ・・・(2) ただし、[x] はx を越えない最大の整数である。
【0026】したがって、リソースが走査時間間隔Tr内
に処理するフレーム数をn とすると、リソースを構成す
るデータ蓄積装置15の全ブロックデータ数Nhd は
(2)式を用いて次の(3)式で表される。 Nhd = n ・ Nhf ・・・(3)
【0027】また、データ蓄積装置15であるハードデ
ィスクHD(1) 〜HD(N) の台数をN とすると、Sfは(1) 式
より次の(4)式が得られる。
【数1】
【0028】よって、(1)〜(4)式を満たすように
すれば、データ蓄積装置15はリソースを構成すること
が可能となる。
【0029】以上述べたような構成を持つリソースへの
記録データの書き込み処理開始時において、図4(a) に
示すように記録データの再生速度をVp(B/s) 、再生時間
をTp(s) とすると、Tp/Tr は整数になるようにする。こ
のときフレーム内の映像データのブロックデータ数Nt
は、次の(5)式のようになる。 Nt = <Vp・ Tp/(Tr・ Sbk)> ・・・(5) ただし、<x> はx を切り上げ操作したものである。
【0030】よって、映像データの全ブロックデータ数
Npは(5)式より次の(6)式で表される。 Np= n ・ Nt ・・・(6)
【0031】従って制御処理手段6において、図3に示
すように(5),(6)式で割り当てられたブロックデ
ータを、リソース内のSfで示すデータ記録領域割り当て
方向に基づいてフレーム毎にブロックデータの記録位置
を決める。そして、記録位置の情報を読み出し情報ファ
イルとしてデータベース蓄積装置2に記録することによ
り、制御処理手段6がブロックデータ書込処理手段9を
呼び出す前に、記録データの記録位置を求めることがで
きる。
【0032】このとき、図3に示す記録データの領域割
り当て方向は、リソースの入出力処理をバースト的に分
布しないように、Trで示すリソース構成データ蓄積装置
ブロックデータ方向と直交する方向に行う。また、制御
処理手段6は図3に示すようにハードディスクHD(1) 〜
HD(N) に対してバッファサイズNbuf毎に入出力処理を行
う。このときの入出力処理順序は、読み出し/書き込み
処理する方向であるTaのリソース内入出力処理方向で行
う。リソース内の全ブロックデータの入出力処理は走査
時間間隔Tr以内に終了しなければならない。
【0033】図1及び図2に示すブロックデータ転送シ
ステムは、データ蓄積装置15に記録されている番組
を、ネットワークを介して接続された複数のユーザ端末
18に対し一定時間毎に繰り返して放送するようなニア
・ビデオ・オン・デマンド(以下、NVODという)シ
ステムに適していると言える。
【0034】今、走査時間間隔Trの記録データをNVO
Dサービスとして、特開平5−179012号公報で示
されるようなデータフォーマットでリソースに対して入
出力処理を行うには、リソース内入出力データ列34は
図4(b)に示すようなものになる。ここで図4(a)
に示す記録データはリソース内にデータフォーマットに
よりインタリーブされて記録されているため、ブロック
データ読出処理手段12によりデータ蓄積装置15から
読み出される記録データをSf=Nhf= 1とすると、図4
(b)の斜線部のように一定ブロックデータ数毎に出現
することになる。このときアクセスポイントは、図4
(c)の矢印で示すように走査時間間隔Tr毎に記録デー
タの先頭ブロックに来る。
【0035】よって、伝送路16に出力される記録デー
タのストリームはTp/Tr チャネルまで増やすことが可能
である。Tp/Tr=4とすると、図4(d)に示すように伝
送路出力信号は4チャンネルで各チャネルの映像ファイ
ル開始時間間隔をTrで伝送することができる。また、制
御処理手段6がブロックデータ読出処理手段12をチャ
ネル数だけ起動することにより、Tp/Tr チャネルの伝送
が可能となり、NVODサービスを提供することができ
る。
【0036】次に、書込開始フラグ及び読出開始フラグ
を用いた制御について、NVODサービスにおけるデー
タフォーマットを用いて説明する。ここで、書込開始フ
ラグ及び読出開始フラグは、図5に示す処理識別子37
及びフラグ情報38からなる。
【0037】処理識別子37はブロックデータ書込処理
手段9及びブロックデータ読出処理手段12の開始を制
御する識別子である。フラグ情報38はブロックデータ
書込処理手段9及びブロックデータ読出処理手段12の
処理モードを指定したり、データ蓄積装置15の記録位
置を指定したり、同一処理間の優先度情報などを設定す
る情報である。なお、複数の映像データの書き込み/読
み出し処理を行う場合に、書込開始フラグ及び読出開始
フラグは、図5に示すように読み出し/書き込み処理数
だけ制御処理手段6より割り当てられるものとする。こ
れらの処理識別子37やフラグ情報38は書込開始フラ
グ生成手段10及び読出開始フラグ生成手段11で生成
される。
【0038】ブロックデータ伝送装置3が同一の記録デ
ータをデータ蓄積装置15に記録しながら読み出す処理
を『書き込み同時読み出し処理』と呼ぶ。この書き込み
同時読み出し処理の動作について説明する。ブロックデ
ータ書込処理手段9はリアルタイムエンコーダ4及びフ
ァイルサーバ5から受信したデータをブロックデータに
変換して、書込データメモリ13に記録する。そして書
込開始フラグの処理識別子37が書き込み可能状態を示
しており、フラグ情報38のデータ蓄積装置15の記録
位置と書込シーケンスバッファ7より読み出したデータ
蓄積装置15の記録位置が一致すると、読出開始フラグ
の処理識別子37を読み出し不可能状態に設定し、デー
タ蓄積装置15に書き込み処理を行う。
【0039】ここで、フラグ情報38が『書き込み同時
読み出し処理』を示していれば、処理識別子37を読み
出し可能状態に設定する。一方、ブロックデータ読出処
理手段12は、読出開始フラグの処理識別子37が禁止
状態である間は処理待ち状態にあるが、処理識別子37
が開始状態に変更されていることを確認後、フラグ情報
38が『書き込み同時読み出し処理』を示していると、
書込データメモリ13から記録データを読み出して伝送
路16に出力する。
【0040】なお、ブロックデータ読出処理手段12は
『書き込み同時読み出し処理』であっても、書込データ
メモリ13から伝送路16に出力せずに、通常の読み出
し処理と同じく読出データメモリ14から伝送路16に
出力可能な構成とする。
【0041】また、ブロックデータ伝送装置3が既にデ
ータ蓄積装置15に記録されている記録データを読み出
しながら、新たな記録データを上書きする処理(以後、
『読み出し同時書き込み処理』という)において、制御
処理手段6より読み出し要求を受けたブロックデータ読
出処理手段12は、書込開始フラグの処理識別子37
を、書き込み不可能状態に設定する。そして読出シーケ
ンスバッファ8に設定された記録位置情報を基に、デー
タ蓄積装置15より記録データを読み出す。
【0042】読み出し完了後、ブロックデータ読出処理
手段12は、書込開始フラグのフラグ情報38に次の記
録位置情報及び『読み出し同時書き込み処理』であるこ
とを設定するとともに、処理識別子37を書き込み可能
状態に変更する。
【0043】一方、ブロックデータ書込処理手段9は、
書込開始フラグの処理識別子37が書き込み不可能状態
である間は処理待ち状態にあるが、処理識別子37が書
き込み可能状態に変更されると、フラグ情報38の記録
位置情報が書込シーケンスバッファの記録位置と一致し
ていることが検出され、且つフラグ情報38が『読み出
し同時書き込み処理』を示しているならば、読出開始フ
ラグの処理識別子37を読み出し不可能状態に設定す
る。そしてリアルタイムエンコーダ4及びファイルサー
バ5から受信した記録データをブロックデータに変換
し、書込データメモリ13に記録した後、データ蓄積装
置15に書き込む。
【0044】さらに、ブロックデータ伝送装置3がデー
タ蓄積装置15内のデータの記録位置を変換する処理
(以後、『再配置処理』という)において、ブロックデ
ータ読出処理手段12は、読出シーケンスバッファ8の
位置情報を基に、データ蓄積装置15から記録データを
読み出し、読出データメモリ14に設定する。そして、
書込開始フラグの処理識別子37を書き込み可能状態に
変更する。
【0045】一方、ブロックデータ書込処理手段9は、
書込開始フラグの処理識別子37が、書き込み不可能状
態である間は処理待ち状態にある。処理識別子37が書
き込み可能状態に変更されると、フラグ情報38が『再
配置処理』を示しているなら、読出開始フラグの処理識
別子37を読み出し不可能状態に設定する。そして書込
シーケンスバッファ7に設定されている記録位置情報を
基に、読出データメモリ14のデータをデータ蓄積装置
15に書き込む。
【0046】以上述べたように、書込開始フラグ及び読
出開始フラグを用いてブロックデータ書込処理手段9及
びブロックデータ読出処理手段12を制御することによ
り、『書き込み同時読み出し処理』、『読み出し同時書
き込み処理』、及び『再配置処理』などの多様な書き込
み/読み出し処理を行うことができる。
【0047】次に、制御処理手段6の動作について図6
〜8の処理フローを用いて更に詳細に説明する。制御処
理手段6は制御端末1から処理要求を受けると、図6の
ステップS1の初期設定で書込シーケンスバッファ7、
読出シーケンスバッファ8、書込開始フラグ生成手段1
0、読出開始フラグ生成手段11、書込データメモリ1
3、読出データメモリ14を各々初期化する。
【0048】初期化完了後、ステップS2で書き込み又
は読み出し処理を指示する。そしてステップS3で処理
モードの判定をし、読み出し処理であれば図8のフロー
へ進み、書き込み処理であればステップS4に進む。
【0049】ステップS3の処理モード判定で書き込み
処理と判定されると、ステップS4に進み、記録データ
ファイル名、再生時間、再生時間間隔、再生速度などの
ファイル情報を入力する。
【0050】入力完了後はステップS5に進み、データ
ベース蓄積装置15をサーチする。ここでデータベース
蓄積装置15の記録データ情報データベース内に、該当
する記録データ情報ファイルがなければステップS6に
移る。ステップS6において書き込み領域判定を行い、
データ蓄積装置15内に記録領域がなければステップS
2の処理モード入力に戻る。またステップS6でデータ
蓄積装置15内に記録領域があればステップS7に進
み、データ蓄積装置15内の記録位置を計算する。そし
てステップS8に移ると、データベース蓄積装置2に書
き込む。ここでは読み出し情報ファイルとしてデータベ
ース蓄積装置2内の読み出し情報データベースに記録す
る。
【0051】読み出し情報データベースへの記録完了後
はステップS9に進み、読み出し情報データを書込シー
ケンスバッファ7に設定する。次のステップS10で
は、書込開始フラグ生成手段10が書込開始フラグを設
定する。
【0052】一方、ステップS5でデータベース蓄積装
置15内に該当する記録データ情報ファイルがあれば、
図7のステップS11に移る。ステップS11では処理
状態の判定をし、記録データが書き込み処理中であれ
ば、ステップS2の処理モード入力に戻る。ステップS
11で記録データの書き込み処理を行っていなければ、
ステップS12に進み、読み出し位置のデータを読み出
す。即ちデータベース蓄積装置2の読み出し情報データ
ベースから、読み出し情報ファイルを読み出す。次のス
テップS13に進むと、読み出し情報データを読出シー
ケンスバッファ8に設定する。
【0053】次のステップS14では、データ蓄積装置
15内の書き込み位置を計算し、読み出し情報ファイル
に記録する。計算完了後はデータベース蓄積装置2内の
読み出し情報データベースに読み出し情報ファイルを記
録する。次のステップS15に進むと、読み出し情報フ
ァイルのデータを書込シーケンスバッファ7に設定す
る。ステップS16に移ると、読出開始フラグ生成手段
11が読出開始フラグを設定する。また次のステップS
17では、書込開始フラグ設定手段10が書込開始フラ
グを設定する。
【0054】ステップS10又はステップS17からス
テップS18に移ると、ブロックデータ書込処理手段9
を起動する。ブロックデータ書込処理手段9の起動後、
ステップS19でブロックデータ書込処理手段9の終了
を確認すると、ステップS20に移り、バッファ及びフ
ラグをメモリから開放する。
【0055】一方、図6のステップS3の処理モード判
定で読み出し処理と判定された場合、図8のステップS
21以降の処理に移る。ステップS21では記録データ
ファイル名を入力する。次のステップS22に進むと、
データベース蓄積装置15に記録されている記録データ
情報データベースより、該当する記録データ情報ファイ
ルの有無を調べる。ここで該当するファイルがなけれ
ば、ステップS2の処理データ入力に戻る。またステッ
プS22で該当するファイルがあれば、ステップS23
に進み、データベース蓄積装置15に記録されている読
み出し情報データベースより、該当する記録データファ
イルの読み出し情報ファイルを読み出す。
【0056】読み出し情報ファイルの読み出し後はステ
ップS24に進み、読出シーケンスバッファ7を設定す
る。次のステップS25では、読出開始フラグ生成手段
11が読出開始フラグを設定する。ステップS26に進
むと、ブロックデータ読出処理手段12を起動する。ブ
ロックデータ読出処理手段12の起動後、次のステップ
S27でブロックデータ読出処理手段12の終了を確認
すると、ステップS28に移り、バッファ及びフラグを
メモリから開放して処理を終了する。
【0057】次に、ブロックデータ書込処理手段9の動
作に付いて図9及び図10のフローを用いて詳細に説明
する。ブロックデータ書込処理手段9が制御処理手段6
により起動されると、図9のステップS29に移り、制
御処理手段6が設定する書込シーケンスバッファ7よ
り、記録データのデータ蓄積装置15内の記録位置情報
を読み出す。
【0058】シーケンスバッファの取得後はステップS
30に進み、書込開始フラグの処理識別子の内容を判定
する。書込開始フラグの処理識別子37が『書き込み処
理』及び『書き込み同時読み出し処理』であれば、ステ
ップS31に進む。このステップS31では、リアルタ
イムエンコーダ4及びファイルサーバ5に出力要求を送
出することにより記録データを受信する。次のステップ
S32では、受信データを一定長のブロックデータに変
換し、書込データメモリ13に設定する。
【0059】書込データメモリの設定後は、ステップS
33に進んで書込開始フラグの処理識別子37の内容を
判定する。ステップS33で書込開始フラグの処理識別
子37が『書き込み同時読み出し処理』であると判定さ
れると、ステップS34に進み、読出開始フラグのフラ
グ情報38を、読み出し可能状態に設定する。またステ
ップS33で書込開始フラグの処理識別子37が『書き
込み処理』であれば、そのまま次のステップS35に進
む。
【0060】フラグ判定後にステップS35に進むと、
書込データメモリ13から記録データを読み出す。そし
てステップS39に進んで、記録データをデータ蓄積装
置15に書き込む。
【0061】一方、ステップS30において、書込開始
フラグの処理識別子37が『読み出し同時書き込み処
理』及び『再配置処理』と判定された場合は、図10の
ステップS37に進む。このステップS37では、書込
開始フラグにおけるフラグ情報を判定する。書込開始フ
ラグのフラグ情報が書き込み不可能状態であれば、ステ
ップS37の動作を繰り返し、フラグ情報が書き込み可
能状態であれば、ステップS38に進む。ステップS3
8では、読出データメモリ14より記録データを読み出
し、前述したステップS39に進む。このステップS3
9では記録データをデータ蓄積装置15に書き込む。
【0062】データ蓄積装置15に記録後は、ステップ
S39からステップS40に進み、バッファアドレスを
加算することにより、書込シーケンスバッファ7の次の
記録位置情報を読み出す。次のステップS41に進む
と、最終アドレスか否かを判定する。最終の記録位置情
報でなければ、ステップS29の読出シーケンスバッフ
ァ取得に戻る。またステップS41で最終の記録位置情
報と判定された場合は、ステップS42に移り、処理を
終了する。即ち制御処理手段6に処理の終了を通知した
後、ブロックデータ書込処理を終了する。
【0063】次に、ブロックデータ読出処理手段12の
動作について図11及び図12のフローを用いて詳細に
説明する。ブロックデータ読出処理手段12が制御処理
手段6により起動されると、図11のステップS43に
進み、制御処理手段6が設定する読出シーケンスバッフ
ァ8を取得し、記録データのデータ蓄積装置15内の記
録位置情報を読み出す。
【0064】バッファ取得後、ステップS44に進む
と、読出開始フラグの処理識別子37の内容を判定す
る。ここで読出開始フラグの処理識別子が『読み出し処
理』、『読み出し同時書き込み処理』、又は『再配置処
理』のいずれかであれば、ステップS45に進む。この
ステップS45ではデータ蓄積装置15より記録データ
を読み出す。そしてステップS46に進み、記録データ
を読出データメモリ14に設定する。
【0065】読出データメモリ設定後、ステップS47
に進むと、読出開始フラグの処理識別子37の内容を判
定する。ここで読出開始フラグの処理識別子37が『読
み出し同時書き込み処理』又は『再配置処理』であれ
ば、ステップS48に移り、書込開始フラグ生成手段1
0が書込開始フラグを書き込み可能状態に変更する。ス
テップS47で処理識別子37が『書き込み処理』であ
れば、そのまま次のステップS49の処理に進む。フラ
グ判定後はステップS49で読出データメモリ14から
記録データを読み出す。そして図12のステップS52
に進むと、伝送路16に記録データを出力する。
【0066】一方、図11のステップS44において、
読出開始フラグの処理識別子37が『書き込み同時読み
出し処理』と判定された場合は、図12のステップS5
0に進む。ステップS50では読出開始フラグのフラグ
情報を判定する。フラグ情報が読み出し不可能状態であ
れば、ステップS50の動作を繰り返し、フラグ情報が
読み出し可能状態であれば、ステップS51に進んで書
込データメモリ13から記録データを読み出す。そして
次のステップS52に進むと、伝送路16にブロックデ
ータを出力する。
【0067】伝送路に出力後はステップS53に進み、
バッファアドレスを加算することにより、読出シーケン
スバッファ8の次の記録位置情報を読み出す。次のステ
ップS54で最終アドレスの判定を行い、最終の記録位
置情報でなければ、ステップS43に帰り、読出シーケ
ンスバッファ取得に戻る。ステップS54で最終の記録
位置情報であれば、ステップS55に進み、制御処理手
段6に処理の終了を通知した後、ブロックデータ読出処
理を終了する。
【0068】以上詳細に説明したように、制御処理手段
6が制御端末1からの要求に応じて、ブロックデータ書
込処理手段9及びブロックデータ読出処理手段12を起
動する。そして書込開始フラグ及び読出開始フラグによ
りブロックデータ書込処理手段9及びブロックデータ読
出処理手段12の同期をとる。そしてブロックデータ書
込処理手段9が読出データメモリを参照し、ブロックデ
ータ読出処理手段12が書込データメモリ14を参照す
ることにより、通常の書き込み/読み出し処理を高速化
することができる。特に処理時間のかかるリアルタイム
エンコーダ及びファイルサーバなどの周辺機器、及び高
速に動作することが必要なデータ蓄積装置15へのアク
セスを減らすことができる。そして『書き込み同時読み
出し処理』及び『読み出し同時書き込み処理』及び『再
配置処理』などの多様な処理を行うことができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ブロックデータ書込処理手段及びブロックデータ読
出処理手段が読出開始フラグ及び書込開始フラグを用い
ることにより、ブロックデータ書込処理手段が信号源で
あるファイルサーバ及びリアルタイムエンコーダに対し
て記録開始要求を伝送する。そしてファイルサーバ及び
リアルタイムエンコーダを制御する。次にブロックデー
タ書込処理手段が読出データメモリを参照し、ブロック
データ読出処理手段が書込データメモリを参照すること
により、データの再生速度に同期した読み出し/書き込
み処理を行うことができる。従ってユーザ端末において
必要なメモリがブロックデータサイズ並に押さえられ、
大幅にメモリ容量を削減できる。更に『書き込み同時読
み出し処理』、『読み出し同時書き込み処理』、及び
『再配置処理』などの多様な読み出し/書き込み処理を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるブロックデータ伝
送システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態におけるブロックデータ伝送装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のリソースでの信号配置図であ
る。
【図4】NVODサービスによるブロックデータ伝送方
式の説明図である。
【図5】書込開始フラグ及び読出開始フラグを用いた制
御方式の説明図である。
【図6】制御処理手段の動作を説明するフロー図(その
1)である。
【図7】制御処理手段の動作を説明するフロー図(その
2)である。
【図8】制御処理手段の動作を説明するフロー図(その
3)である。
【図9】ブロックデータ書込処理手段の動作を説明する
フロー図(その1)である。
【図10】ブロックデータ書込処理手段の動作を説明す
るフロー図(その2)である。
【図11】ブロックデータ読出処理手段の動作を説明す
るフロー図(その1)である。
【図12】ブロックデータ読出処理手段の動作を説明す
るフロー図(その2)である。
【符号の説明】
1 制御端末 2 データベース蓄積装置 3 ブロックデータ伝送装置 4 リアルタイムエンコーダ 5 ファイルサーバ 6 制御処理手段 7 書込シーケンスバッファ 8 読出シーケンスバッファ 9 ブロックデータ書込処理手段 10 書込開始フラグ生成手段 11 読出開始フラグ生成手段 12 ブロックデータ読出処理手段 13 書込データメモリ 14 読出データメモリ 15 データ蓄積装置 16 伝送路 17 ネットワーク 18 ユーザ端末 34 リソース内入出力データ列 37 処理識別子 38 フラグ情報 Sbk ブロックデータサイズ Tr リソース入出力処理時間間隔 Ta フレーム処理時間 Tp 映像データ再生時間 Sf フレームサイズ Nr フレーム内入出力処理回数 Nhf リソース構成データ蓄積装置フレームサイズ n リソース内フレーム数 Nbuf リソース構成データ蓄積装置バッファサイズ HD(1) 〜HD(N) リソース内構成データ蓄積装置 Np 映像データ内ブロックデータ数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定データ長を持つブロックデータを複
    数ブロックに分割して蓄積するデータ蓄積装置と、 複数チャンネルの番組を発生する信号源からデータを受
    信し、受信データを一時保持する書込データメモリと、 前記書込データメモリ上に記録したデータを複数のブロ
    ックデータに変換し、前記データ蓄積装置に記録するブ
    ロックデータ書込処理手段と、 前記データ蓄積装置から読み出したデータを一時保持す
    る読出データメモリと、 前記読出データメモリに保持された複数のブロックデー
    タをリアルタイム再生速度より高速に読み出し、ネット
    ワークに接続されたユーザ端末にブロック伝送するブロ
    ックデータ読出処理手段と、 前記ブロックデータ読出処理手段を制御するための読出
    開始フラグを生成する読出開始フラグ生成手段と、 前記ブロックデータ書込処理手段を制御するための書込
    開始フラグを生成する書込開始フラグ生成手段と、 前記データ蓄積装置に記録したデータに関する属性情報
    を記録データ情報ファイルとして記録するデータベース
    蓄積装置と、 前記データ蓄積装置、前記読出開始フラグ生成手段、前
    記書込開始フラグ生成手段、前記ブロックデータ書込処
    理手段、前記ブロックデータ読出処理手段、前記データ
    ベース蓄積装置の動作シーケンスを制御することによ
    り、複数の番組データをブロック単位で高速で繰り返し
    発生させ、ユーザ端末に伝送制御を行う制御処理手段
    と、を具備することを特徴とするブロックデータ伝送処
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御処理手段は、 複数のデータ蓄積装置をリソースとするとき、前記リソ
    ースに対する1回あたりの書き込み処理及び読み出し処
    理を、複数ブロックデータからなるフレーム単位で行う
    とともに、前記リソースの動作時間隔及び入出力伝送速
    度及び前記フレーム内のブロックデータ数を含むリソー
    ス制御情報を基に前記リソースを制御し、前記リソース
    制御情報を前記データベース蓄積装置に与えることを特
    徴とする請求項1記載のブロックデータ伝送処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記データベース蓄積装置は、 記録データの伝送速度及び再生時間間隔を含む属性情報
    をファイル情報データベースとし、前記リソース内のデ
    ータ記録位置を含む情報を読み出し情報データベースと
    し、前記リソースの制御情報をリソース情報データベー
    スとするとき、前記3つのデータベースを蓄積するもの
    であり、 前記制御処理手段は、 ブロックデータ書き込み処理時に前記ファイル情報デー
    タベース、前記読み出し情報データベース、前記リソー
    ス情報データベースを各々更新し、ブロックデータ読み
    出し処理時に前記ファイル情報データベース及び前記読
    み出し情報データベースから読み出しデータに関する情
    報を読み出し、前記リソース情報データベースからリソ
    ースに関する情報を読み出すことにより、前記ブロック
    データ読み出し処理及び前記リソースの制御を行うこと
    を特徴とする請求項2記載のブロックデータ伝送処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記制御処理手段は、 書込シーケンスバッファ及び読出シーケンスバッファを
    設定し、読出開始フラグ、書込開始フラグを設定するよ
    う前記書込開始フラグ生成手段、書込開始フラグ生成手
    段に各々指示し、 前記ブロックデータ書込処理手段は、 前記制御処理手段からの要求に応じて書込開始フラグを
    参照し、前記書込データメモリにブロックデータを書き
    込み、前記制御処理手段からの要求に応じて読出開始フ
    ラグを参照し、読出データメモリからブロックデータを
    読み出すことを特徴とする請求項3記載のブロックデー
    タ伝送処理システム。
  5. 【請求項5】 ブロックデータ書込処理手段は、 ファイル情報データベースに記録されている記録データ
    情報ファイル及び読み出し情報データベースに記録され
    ている読み出し情報ファイルのデータを基に、複数チャ
    ンネルの番組を発生する信号源であるファイルサーバ及
    びリアルタイムエンコーダに同期して前記データ蓄積装
    置への書き込み処理を行うことを特徴とする請求項3記
    載のブロックデータ伝送処理システム。
JP8222618A 1996-08-23 1996-08-23 ブロックデータ伝送処理システム Pending JPH1065751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8222618A JPH1065751A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 ブロックデータ伝送処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8222618A JPH1065751A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 ブロックデータ伝送処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1065751A true JPH1065751A (ja) 1998-03-06

Family

ID=16785284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8222618A Pending JPH1065751A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 ブロックデータ伝送処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1065751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113204538A (zh) * 2021-04-27 2021-08-03 北京百度网讯科技有限公司 用于数据迁移的方法、装置、设备、介质和程序产品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113204538A (zh) * 2021-04-27 2021-08-03 北京百度网讯科技有限公司 用于数据迁移的方法、装置、设备、介质和程序产品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0901249B1 (en) Method of distributed editing of video clips over a network
JP3038668B2 (ja) ビデオ情報配信システム
RU2106758C1 (ru) Способ оптимизации передачи программы многим пользователям, система для оптимизации передачи программы многим пользователям, приемник для приема программы, полученной от системы оптимизации передачи программы, и устройство планирования для системы оптимизации передачи программы
US6429364B1 (en) Data transmitting/receiving device and method
JP4083246B2 (ja) ビデオサーバ
US6223211B1 (en) Apparatus and computer-implemented process for providing real-time multimedia data transport in a distributed computing system
JP3096600B2 (ja) データを供給する装置及びビデオ・オン・デマンドを提供する装置
JP3635169B2 (ja) データ伝送装置
US7194548B1 (en) Data transmission apparatus, receiving apparatus, and sending apparatus
EP1094637B1 (en) IEEE 1394 bus interface
JP3036099B2 (ja) データ管理方法
JPH08294110A (ja) ビデオ情報記録システム
EP0737929B1 (en) Stream scheduling system for real time stream server
JP4401132B2 (ja) 循環記録装置
JP3185863B2 (ja) データ多重化方法および装置
US20050076028A1 (en) Program, data processing method, and system of same
JP3204434B2 (ja) ビデオサーバ
JP2002077818A (ja) 蓄積再生システム、トランスポートストリームの蓄積方法及びトランスポートストリームの再生方法
JPH1065751A (ja) ブロックデータ伝送処理システム
US6658495B1 (en) Data communication apparatus and method for transmitting predetermined address for opening communication ports
JPH08115279A (ja) マルチメディアvodシステムにおけるディスクアクセス方法
JPH09326777A (ja) マルチメディアデータ伝送方法およびシステム
JP3193563B2 (ja) リアルタイムデータ読み出しシステム
JP3123366B2 (ja) 情報記憶管理装置
JP3107557B2 (ja) 画像送信装置および画像送受信装置