JPH1065644A - Ｏｆｄｍ信号伝送方法およびｏｆｄｍ信号受信装置 - Google Patents
Ｏｆｄｍ信号伝送方法およびｏｆｄｍ信号受信装置Info
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- JPH1065644A JPH1065644A JP8218486A JP21848696A JPH1065644A JP H1065644 A JPH1065644 A JP H1065644A JP 8218486 A JP8218486 A JP 8218486A JP 21848696 A JP21848696 A JP 21848696A JP H1065644 A JPH1065644 A JP H1065644A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基準搬送周波数信号を正確かつ安定的に再生
する。 【解決手段】 受信されたＯＦＤＭ信号中から、送信側
から間欠的に送信されＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の
所定位置に挿入されると共にＯＦＤＭ伝送周波数帯域の
中心周波数である基準搬送周波数信号を検出する基準搬
送周波数信号検出回路（ｆc 検出回路）１１１と、基準
搬送周波数信号検出回路１１１で検出された基準搬送周
波数信号１１２と電圧制御発振器１０５の出力信号１０
６との位相差に基づき電圧制御発振器１０５の発振周波
数をｆc にロックする位相同期回路（移動比較器１１
７、ループフィルタ１１８、制御回路１１９）とを備え
る。
する。 【解決手段】 受信されたＯＦＤＭ信号中から、送信側
から間欠的に送信されＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の
所定位置に挿入されると共にＯＦＤＭ伝送周波数帯域の
中心周波数である基準搬送周波数信号を検出する基準搬
送周波数信号検出回路（ｆc 検出回路）１１１と、基準
搬送周波数信号検出回路１１１で検出された基準搬送周
波数信号１１２と電圧制御発振器１０５の出力信号１０
６との位相差に基づき電圧制御発振器１０５の発振周波
数をｆc にロックする位相同期回路（移動比較器１１
７、ループフィルタ１１８、制御回路１１９）とを備え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルテレビ
ジョン放送、ディジタル音声放送またはディジタルテレ
ビジョン素材伝送装置用として好適なＯＦＤＭ信号伝送
方法に係わり、特に、受信側で基準搬送周波数信号を正
確かつ安定に再生するＯＦＤＭ信号伝送方法およびＯＦ
ＤＭ信号受信装置に関する。
ジョン放送、ディジタル音声放送またはディジタルテレ
ビジョン素材伝送装置用として好適なＯＦＤＭ信号伝送
方法に係わり、特に、受信側で基準搬送周波数信号を正
確かつ安定に再生するＯＦＤＭ信号伝送方法およびＯＦ
ＤＭ信号受信装置に関する。
【０００２】［発明の概要］本発明は、ＯＦＤＭ（直交
周波数分割多重：Orthogonal Frequency DivisionMulti
plexing）信号を伝送する方式に関するもので、１種類
以上の無変調キャリア信号をＯＦＤＭ信号の同期信号区
間内の所定位置に挿入して間欠的に送信し、受信装置側
では、それらの信号を取り出し、基準搬送周波数の信号
を発生する電圧制御発振器の周波数をロックする周波数
ロックループを構成することにより、正確で安定した基
準搬送周波数のキャリアを再生するものである。
周波数分割多重：Orthogonal Frequency DivisionMulti
plexing）信号を伝送する方式に関するもので、１種類
以上の無変調キャリア信号をＯＦＤＭ信号の同期信号区
間内の所定位置に挿入して間欠的に送信し、受信装置側
では、それらの信号を取り出し、基準搬送周波数の信号
を発生する電圧制御発振器の周波数をロックする周波数
ロックループを構成することにより、正確で安定した基
準搬送周波数のキャリアを再生するものである。
【０００３】
【従来の技術】ＯＦＤＭ信号伝送方式は、マルチパスに
強い、周波数利用効率が比較的高い、スペクトルが白色
ガウス雑音に近く、他のサービスに妨害を与えにくいな
どの多くの特長を有しており、特に移動体向けディジタ
ル音声放送や、ディジタルテレビジョン放送、またはデ
ィジタルテレビジョン素材伝送などに優れた伝送方式で
ある。
強い、周波数利用効率が比較的高い、スペクトルが白色
ガウス雑音に近く、他のサービスに妨害を与えにくいな
どの多くの特長を有しており、特に移動体向けディジタ
ル音声放送や、ディジタルテレビジョン放送、またはデ
ィジタルテレビジョン素材伝送などに優れた伝送方式で
ある。
【０００４】従来、ＯＦＤＭ変調信号を復調するための
基準搬送周波数信号の再生については、再生されたフレ
ーム同期信号に基づいて周波数ロックすることにより再
生する方法や、受信されたデータの位相誤差検出によっ
て周波数ずれの補正を行う方法などが用いられている。
基準搬送周波数信号の再生については、再生されたフレ
ーム同期信号に基づいて周波数ロックすることにより再
生する方法や、受信されたデータの位相誤差検出によっ
て周波数ずれの補正を行う方法などが用いられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
レーム同期信号に基づいて周波数ロックすることにより
再生する方法、および受信されたデータの位相誤差検出
によって周波数ずれの補正を行う方法のいずれの方法に
あっても、正確でかつ安定した基準搬送周波数信号の再
生はできないという問題があった。
レーム同期信号に基づいて周波数ロックすることにより
再生する方法、および受信されたデータの位相誤差検出
によって周波数ずれの補正を行う方法のいずれの方法に
あっても、正確でかつ安定した基準搬送周波数信号の再
生はできないという問題があった。
【０００６】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、正確で安定した基準搬送周波数信
号の再生を可能とするＯＦＤＭ信号伝送方法およびＯＦ
ＤＭ信号受信装置を提供することにある。
であり、その目的は、正確で安定した基準搬送周波数信
号の再生を可能とするＯＦＤＭ信号伝送方法およびＯＦ
ＤＭ信号受信装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項１の発明は、送信側では、ＯＦＤＭ信号の同
期信号区間内の所定位置に１種類以上の異なる周波数の
無変調キャリア信号を同一の繰り返しパターンで挿入し
て間欠的に送信し、受信側では、前記無変調キャリア信
号の内、最もレベルの高い無変調キャリア信号の周波数
にロックして、ＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信
号を再生することを特徴とするものである。
めに請求項１の発明は、送信側では、ＯＦＤＭ信号の同
期信号区間内の所定位置に１種類以上の異なる周波数の
無変調キャリア信号を同一の繰り返しパターンで挿入し
て間欠的に送信し、受信側では、前記無変調キャリア信
号の内、最もレベルの高い無変調キャリア信号の周波数
にロックして、ＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信
号を再生することを特徴とするものである。
【０００８】上記の構成によれば、ＯＦＤＭ信号は伝送
路上の周波数特性等に起因してレベル低下をするが、複
数の無変調キャリア信号の内でレベル低下の最も小さい
無変調キャリア信号の周波数にロックして基準搬送周波
数信号を再生するようにしたので、正確で安定した基準
搬送周波数信号の再生が可能となる。
路上の周波数特性等に起因してレベル低下をするが、複
数の無変調キャリア信号の内でレベル低下の最も小さい
無変調キャリア信号の周波数にロックして基準搬送周波
数信号を再生するようにしたので、正確で安定した基準
搬送周波数信号の再生が可能となる。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１記載のＯＦＤ
Ｍ信号伝送方法において、送信側では、前記無変調キャ
リア信号の挿入レベルを他の情報伝送用信号よりも大き
くすることを特徴とするものである。
Ｍ信号伝送方法において、送信側では、前記無変調キャ
リア信号の挿入レベルを他の情報伝送用信号よりも大き
くすることを特徴とするものである。
【００１０】上記の構成によれば、無変調キャリア信号
の挿入レベルを他のＯＦＤＭ信号（情報伝送用信号）よ
りも大きくするようにしたので、より安定した再生が可
能となる。
の挿入レベルを他のＯＦＤＭ信号（情報伝送用信号）よ
りも大きくするようにしたので、より安定した再生が可
能となる。
【００１１】請求項３の発明は、送信側においてＯＦＤ
Ｍ信号の同期信号区間内の所定位置に１種類以上の異な
る周波数の無変調キャリア信号を同一の繰り返しパター
ンで挿入して間欠的に送信されたＯＦＤＭ信号を受信し
て、この受信信号中から１種類以上の異なる周波数の無
変調キャリア信号を取り出す手段と、これらの信号の
内、最もレベルの高い無変調キャリア信号を抽出する手
段と、この抽出された無変調キャリア信号の周波数にロ
ックする電圧制御発振器ループ手段と、このループ手段
からＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再生す
る手段と、を具備することを特徴とするものである。
Ｍ信号の同期信号区間内の所定位置に１種類以上の異な
る周波数の無変調キャリア信号を同一の繰り返しパター
ンで挿入して間欠的に送信されたＯＦＤＭ信号を受信し
て、この受信信号中から１種類以上の異なる周波数の無
変調キャリア信号を取り出す手段と、これらの信号の
内、最もレベルの高い無変調キャリア信号を抽出する手
段と、この抽出された無変調キャリア信号の周波数にロ
ックする電圧制御発振器ループ手段と、このループ手段
からＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再生す
る手段と、を具備することを特徴とするものである。
【００１２】上記の構成によれば、請求項１の発明と同
様、正確で安定した基準搬送周波数信号の再生が可能と
なる。
様、正確で安定した基準搬送周波数信号の再生が可能と
なる。
【００１３】請求項４の発明は、請求項３記載のＯＦＤ
Ｍ信号受信装置において、前記受信信号中から無変調キ
ャリア信号を取り出す手段は、ＯＦＤＭ信号の同期信号
区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア信号の挿
入期間を検出するための無変調キャリアの周波数の帯域
阻止フィルタと、このフィルタの出力から生成したゲー
ト信号により受信信号中の無変調キャリア信号の挿入期
間をゲートする手段とを具備することを特徴とするもの
である。
Ｍ信号受信装置において、前記受信信号中から無変調キ
ャリア信号を取り出す手段は、ＯＦＤＭ信号の同期信号
区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア信号の挿
入期間を検出するための無変調キャリアの周波数の帯域
阻止フィルタと、このフィルタの出力から生成したゲー
ト信号により受信信号中の無変調キャリア信号の挿入期
間をゲートする手段とを具備することを特徴とするもの
である。
【００１４】上記の構成によれば、ＯＦＤＭ信号の同期
信号区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア信号
を帯域阻止フィルタを利用して検出するようにしたの
で、無変調キャリア信号を抽出するために、他にゲート
信号生成用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送信
される無変調キャリア信号のみからゲート信号を作成す
ることが可能となり、効率的な伝送方法を構成すること
ができる。また、ＯＦＤＭ信号の周波数がずれた場合で
あっても、そのずれよりも帯域阻止フィルタの減衰周波
数幅を広くとることにより、無変調キャリア信号の送信
期間を安定的に検出することが可能となる。
信号区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア信号
を帯域阻止フィルタを利用して検出するようにしたの
で、無変調キャリア信号を抽出するために、他にゲート
信号生成用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送信
される無変調キャリア信号のみからゲート信号を作成す
ることが可能となり、効率的な伝送方法を構成すること
ができる。また、ＯＦＤＭ信号の周波数がずれた場合で
あっても、そのずれよりも帯域阻止フィルタの減衰周波
数幅を広くとることにより、無変調キャリア信号の送信
期間を安定的に検出することが可能となる。
【００１５】
＜第１の実施の形態＞図１は本発明に係るＯＦＤＭ信号
伝送方法の第１の実施の形態において送信側から送出さ
れる基準搬送周波数の無変調キャリア信号の一例を示し
ており、図２は本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第
１の実施の形態の回路構成を示している。
伝送方法の第１の実施の形態において送信側から送出さ
れる基準搬送周波数の無変調キャリア信号の一例を示し
ており、図２は本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第
１の実施の形態の回路構成を示している。
【００１６】図１に示すように、送信側では、ＯＦＤＭ
信号の同期信号区間内の所定位置に、ＯＦＤＭ伝送周波
数帯域の中心周波数である基準搬送周波数信号（周波数
ｆcの無変調キャリア信号、以下、適宜“ｆc 信号”と
もいう。）が挿入されこれが間欠的に送信される。受信
側では間欠的に送信されるｆc 信号を周波数ロック用と
して利用し、基準搬送周波数信号を再生する。これによ
り、正確で安定した基準搬送周波数信号の再生が可能と
なる。また、基準周波数ロック用のｆc 信号のレベルを
他のＯＦＤＭ信号（情報伝送用信号）よりも大きくする
ようにすれば、より安定した再生が可能となる。
信号の同期信号区間内の所定位置に、ＯＦＤＭ伝送周波
数帯域の中心周波数である基準搬送周波数信号（周波数
ｆcの無変調キャリア信号、以下、適宜“ｆc 信号”と
もいう。）が挿入されこれが間欠的に送信される。受信
側では間欠的に送信されるｆc 信号を周波数ロック用と
して利用し、基準搬送周波数信号を再生する。これによ
り、正確で安定した基準搬送周波数信号の再生が可能と
なる。また、基準周波数ロック用のｆc 信号のレベルを
他のＯＦＤＭ信号（情報伝送用信号）よりも大きくする
ようにすれば、より安定した再生が可能となる。
【００１７】ＯＦＤＭ信号を再生する装置は、図２に示
すように、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）１０１と、マル
チプレクサ１０３，１０４と、電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）１０５と、π／２移相器１０８とを備えている。ま
た、基準搬送周波数信号検出回路（以下、「ｆc 検出回
路」という。）１１１と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）
１１３と、１／Ｎ分周器１１４，１１６と、位相比較器
１１７と、ループフィルタ１１８と、制御回路１１９と
を備えて構成されている。
すように、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）１０１と、マル
チプレクサ１０３，１０４と、電圧制御発振器（ＶＣ
Ｏ）１０５と、π／２移相器１０８とを備えている。ま
た、基準搬送周波数信号検出回路（以下、「ｆc 検出回
路」という。）１１１と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）
１１３と、１／Ｎ分周器１１４，１１６と、位相比較器
１１７と、ループフィルタ１１８と、制御回路１１９と
を備えて構成されている。
【００１８】帯域通過フィルタ１０１は、受信ＩＦ信号
１００を入力してＯＦＤＭ変調信号１０２を生成して出
力する。
１００を入力してＯＦＤＭ変調信号１０２を生成して出
力する。
【００１９】マルチプレクサ１０３では、電圧制御発振
器１０５の出力信号１０６に基づいてＯＦＤＭ変調信号
１０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＩ信号１０９
が生成される。また、マルチプレクサ１０４では、電圧
制御発振器１０５の出力信号をπ／２だけ移相した移相
器１０８の出力信号１０７に基づいてＯＦＤＭ変調信号
１０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＱ信号１１０
が生成される。生成されたこれらベースバンドＩ信号お
よびＱ信号は、ＦＦＴ回路（図示せず）に供給され、こ
こで離散フーリエ変換されて受信データとなる。
器１０５の出力信号１０６に基づいてＯＦＤＭ変調信号
１０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＩ信号１０９
が生成される。また、マルチプレクサ１０４では、電圧
制御発振器１０５の出力信号をπ／２だけ移相した移相
器１０８の出力信号１０７に基づいてＯＦＤＭ変調信号
１０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＱ信号１１０
が生成される。生成されたこれらベースバンドＩ信号お
よびＱ信号は、ＦＦＴ回路（図示せず）に供給され、こ
こで離散フーリエ変換されて受信データとなる。
【００２０】一方、ｆc 検出回路１１１では、帯域通過
フィルタ１０１から出力されるＯＦＤＭ変調信号１０２
を入力して基準搬送周波数信号１１２が生成されてバン
ドパスフィルタ１１３へ供給されると共に、この基準搬
送周波数信号は周波数ロック制御を行う期間を示す信号
１２０として制御回路１１９に供給される。このｆc検
出回路１１１の構成は、図３に示すように、帯域阻止フ
ィルタ（ＢＥＦ）２０１と、ゲート信号作成回路２０３
と、基準周波数信号抽出回路２０５とから構成されてい
る。
フィルタ１０１から出力されるＯＦＤＭ変調信号１０２
を入力して基準搬送周波数信号１１２が生成されてバン
ドパスフィルタ１１３へ供給されると共に、この基準搬
送周波数信号は周波数ロック制御を行う期間を示す信号
１２０として制御回路１１９に供給される。このｆc検
出回路１１１の構成は、図３に示すように、帯域阻止フ
ィルタ（ＢＥＦ）２０１と、ゲート信号作成回路２０３
と、基準周波数信号抽出回路２０５とから構成されてい
る。
【００２１】帯域阻止フィルタ２０１は基準搬送周波数
信号を減衰させるものであり、その周波数特性を図４に
示す。同図において、ＯＦＤＭスペクトラムが破線で示
されており、帯域阻止フィルタ（ＢＥＦ）２０１は中心
キャリアである基準搬送波ｆc において相対レベルが急
激に低下する特性を有している。したがって、この帯域
阻止フィルタ２０１では、図５（Ａ）に示すＯＦＤＭ信
号２００中から同図（Ｂ）に示すようにｆc 信号が送信
された期間がほぼ無信号になるような信号（ＢＥＦ通過
信号）２０２が生成される。このＢＥＦ通過信号２０２
はゲート信号作成回路２０３に入力され、ここで同図
（Ｃ）に示すゲート信号２０４が生成される。そして、
基準搬送周波数信号抽出回路２０５では、生成されたゲ
ート信号がアクティブ時間だけｆc 信号を通過する。こ
れによりＯＦＤＭ信号２００中からｆc 信号のみが抽出
される。
信号を減衰させるものであり、その周波数特性を図４に
示す。同図において、ＯＦＤＭスペクトラムが破線で示
されており、帯域阻止フィルタ（ＢＥＦ）２０１は中心
キャリアである基準搬送波ｆc において相対レベルが急
激に低下する特性を有している。したがって、この帯域
阻止フィルタ２０１では、図５（Ａ）に示すＯＦＤＭ信
号２００中から同図（Ｂ）に示すようにｆc 信号が送信
された期間がほぼ無信号になるような信号（ＢＥＦ通過
信号）２０２が生成される。このＢＥＦ通過信号２０２
はゲート信号作成回路２０３に入力され、ここで同図
（Ｃ）に示すゲート信号２０４が生成される。そして、
基準搬送周波数信号抽出回路２０５では、生成されたゲ
ート信号がアクティブ時間だけｆc 信号を通過する。こ
れによりＯＦＤＭ信号２００中からｆc 信号のみが抽出
される。
【００２２】したがって、このｆc 検出回路１１１によ
れば、基準搬送周波数信号を抽出するために、他にゲー
ト信号生成用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送
信される基準搬送周波数信号のみからゲート信号を作成
することが可能となり、効率的な伝送方式を構成するこ
とができる。
れば、基準搬送周波数信号を抽出するために、他にゲー
ト信号生成用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送
信される基準搬送周波数信号のみからゲート信号を作成
することが可能となり、効率的な伝送方式を構成するこ
とができる。
【００２３】また、図４のＢＥＦ特性に示すように、伝
搬中におけるドップラ効果による周波数ずれや、受信機
の局部信号発振器の周波数ずれがあっても、そのずれよ
りもＢＥＦの減衰周波数幅を広くとることにより、基準
搬送周波数信号の送信期間を検出することが可能とな
り、安定した基準搬送周波数信号の再生が可能となる。
搬中におけるドップラ効果による周波数ずれや、受信機
の局部信号発振器の周波数ずれがあっても、そのずれよ
りもＢＥＦの減衰周波数幅を広くとることにより、基準
搬送周波数信号の送信期間を検出することが可能とな
り、安定した基準搬送周波数信号の再生が可能となる。
【００２４】バンドパスフィルタ１１３では、ｆc 信号
のみが通過して分周器１１４に出力される。１／Ｎ分周
器１１４では、供給されたｆc 信号の周波数がＩ／Ｎに
分周されて位相比較器１１７に供給される。
のみが通過して分周器１１４に出力される。１／Ｎ分周
器１１４では、供給されたｆc 信号の周波数がＩ／Ｎに
分周されて位相比較器１１７に供給される。
【００２５】位相比較器１１７と、ループフィルタ１１
８により位相同期回路（ＰＬＬ）が構成されており、１
／Ｎ分周器１１４でｆc 信号の周波数がＩ／Ｎに分周さ
れた信号と、電圧制御発振器１０５からの出力信号が１
／Ｎ分周器１１４で１／Ｎ分周された信号との位相が比
較されその位相差に比例した信号がループフィルタ１１
８を介して制御回路１１９に供給される。
８により位相同期回路（ＰＬＬ）が構成されており、１
／Ｎ分周器１１４でｆc 信号の周波数がＩ／Ｎに分周さ
れた信号と、電圧制御発振器１０５からの出力信号が１
／Ｎ分周器１１４で１／Ｎ分周された信号との位相が比
較されその位相差に比例した信号がループフィルタ１１
８を介して制御回路１１９に供給される。
【００２６】制御回路１１９では、前記位相差に比例し
た信号と、ｆc 検出回路１１１から出力される周波数ロ
ック制御を行う期間を示す信号１２０とが入力され、周
波数ロック制御を行う期間について、すなわちｆc 信号
が受信された時にのみ電圧制御発振器１０５の出力信号
１０６が周波数ｆc に収斂するように制御される。
た信号と、ｆc 検出回路１１１から出力される周波数ロ
ック制御を行う期間を示す信号１２０とが入力され、周
波数ロック制御を行う期間について、すなわちｆc 信号
が受信された時にのみ電圧制御発振器１０５の出力信号
１０６が周波数ｆc に収斂するように制御される。
【００２７】このように、第１の実施の形態によれば、
送信側では、ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の所定位置
に、ＯＦＤＭ伝送周波数帯域の中心周波数ｆc の基準搬
送周波数信号を挿入して間欠的に送信し、ＯＦＤＭ信号
受信装置では、受信信号中から前記基準搬送周波数ｆc
信号を取り出し、このｆc 信号の周波数にロックする電
圧制御発振器ループによって、基準搬送周波数信号を再
生するようにしたので、基準搬送周波数信号を正確かつ
安定的に再生することが可能となる。
送信側では、ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の所定位置
に、ＯＦＤＭ伝送周波数帯域の中心周波数ｆc の基準搬
送周波数信号を挿入して間欠的に送信し、ＯＦＤＭ信号
受信装置では、受信信号中から前記基準搬送周波数ｆc
信号を取り出し、このｆc 信号の周波数にロックする電
圧制御発振器ループによって、基準搬送周波数信号を再
生するようにしたので、基準搬送周波数信号を正確かつ
安定的に再生することが可能となる。
【００２８】＜第２の実施の形態＞図６は本発明に係る
ＯＦＤＭ信号伝送方法の第２の実施の形態において送信
側から送出される無変調キャリア信号の一例を示してお
り、図２は本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第２の
実施の形態の回路構成を示している。
ＯＦＤＭ信号伝送方法の第２の実施の形態において送信
側から送出される無変調キャリア信号の一例を示してお
り、図２は本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第２の
実施の形態の回路構成を示している。
【００２９】図６に示すように、送信側では、ＯＦＤＭ
伝送周波数帯域の中心周波数ｆc に対して、 ｆc ×Ａ／Ｎ＝ｆ1 ×Ｂ／Ｎ ｆc ×Ｃ／Ｎ＝ｆ2 ×Ｄ／Ｎ （Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｎは
任意の整数） なる関係にある２つの周波数ｆ1 ，ｆ2 の信号をＯＦＤ
Ｍ信号の同期信号区間内の所定位置に挿入されこれが間
欠的に送信される。受信側では間欠的に送信されるｆ1
信号またはｆ2 信号のうちのいずれかレベルの高い方の
信号を周波数ロック用として利用し、基準搬送周波数信
号を再生する。これにより、いずれかの無変調キャリア
信号が伝送路上の周波数特性の変動などによりレベル低
下する場合でも、より一層正確かつ安定した基準搬送周
波数信号の再生が可能となる。また、基準周波数ロック
用のｆ1 信号またはｆ2 信号ｆのレベルを他のＯＦＤＭ
信号（情報伝送用信号）よりも大きくするようにすれ
ば、さらに安定した再生が可能となる。
伝送周波数帯域の中心周波数ｆc に対して、 ｆc ×Ａ／Ｎ＝ｆ1 ×Ｂ／Ｎ ｆc ×Ｃ／Ｎ＝ｆ2 ×Ｄ／Ｎ （Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｎは
任意の整数） なる関係にある２つの周波数ｆ1 ，ｆ2 の信号をＯＦＤ
Ｍ信号の同期信号区間内の所定位置に挿入されこれが間
欠的に送信される。受信側では間欠的に送信されるｆ1
信号またはｆ2 信号のうちのいずれかレベルの高い方の
信号を周波数ロック用として利用し、基準搬送周波数信
号を再生する。これにより、いずれかの無変調キャリア
信号が伝送路上の周波数特性の変動などによりレベル低
下する場合でも、より一層正確かつ安定した基準搬送周
波数信号の再生が可能となる。また、基準周波数ロック
用のｆ1 信号またはｆ2 信号ｆのレベルを他のＯＦＤＭ
信号（情報伝送用信号）よりも大きくするようにすれ
ば、さらに安定した再生が可能となる。
【００３０】第２の実施形態におけるＯＦＤＭ信号を再
生する装置は、図７に示すように、帯域通過フィルタ
（ＢＰＦ）３０１と、マルチプレクサ３０３，３０４
と、電圧制御発振器（ＶＣＯ）３０５と、π／２移相器
３０８とを備えている。また、無変調キャリア周波数ｆ
1 信号検出回路（以下、「ｆ1 検出回路」という。）３
１１と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）３１３と、レベル
検出器３１４と、Ｂ／Ｎ分周器３１５と、Ａ／Ｎ分周器
３１７と、位相比較器３１８と、ループフィルタ３１９
とを備えている。さらに、無変調キャリア周波数ｆ2 信
号検出回路（以下、「ｆ2 検出回路」という。）３２１
と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）３２３と、レベル検出
器３２４と、Ｄ／Ｎ分周器３２５と、Ｃ／Ｎ分周器３２
６と、位相比較器３２７と、ループフィルタ３２８と、
制御回路３３２とを備えて構成されている。
生する装置は、図７に示すように、帯域通過フィルタ
（ＢＰＦ）３０１と、マルチプレクサ３０３，３０４
と、電圧制御発振器（ＶＣＯ）３０５と、π／２移相器
３０８とを備えている。また、無変調キャリア周波数ｆ
1 信号検出回路（以下、「ｆ1 検出回路」という。）３
１１と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）３１３と、レベル
検出器３１４と、Ｂ／Ｎ分周器３１５と、Ａ／Ｎ分周器
３１７と、位相比較器３１８と、ループフィルタ３１９
とを備えている。さらに、無変調キャリア周波数ｆ2 信
号検出回路（以下、「ｆ2 検出回路」という。）３２１
と、帯域通過フィルタ（ＢＰＦ）３２３と、レベル検出
器３２４と、Ｄ／Ｎ分周器３２５と、Ｃ／Ｎ分周器３２
６と、位相比較器３２７と、ループフィルタ３２８と、
制御回路３３２とを備えて構成されている。
【００３１】この受信装置においても図２に示した第１
の実施形態における受信装置と同様、帯域通過フィルタ
３０１によって受信ＩＦ信号３００から生成されたＯＦ
ＤＭ変調信号３０２が、マルチプレクサ３０３，３０４
に供給され、マルチプレクサ３０３では電圧制御発振器
３０５の出力信号３０６に基づいてＯＦＤＭ信号のベー
スバンドＩ信号３０９が生成され、マルチプレクサ３０
４では電圧制御発振器３０５の出力信号をπ／２だけ移
相した移相器３０８の出力信号３０７に基づいてＯＦＤ
Ｍ変調信号３０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＱ
信号３１０が生成される。生成されたこれらベースバン
ドＩ信号およびＱ信号は、ＦＦＴ回路（図示せず）に供
給され、ここで離散フーリエ変換されて受信データとな
る。
の実施形態における受信装置と同様、帯域通過フィルタ
３０１によって受信ＩＦ信号３００から生成されたＯＦ
ＤＭ変調信号３０２が、マルチプレクサ３０３，３０４
に供給され、マルチプレクサ３０３では電圧制御発振器
３０５の出力信号３０６に基づいてＯＦＤＭ信号のベー
スバンドＩ信号３０９が生成され、マルチプレクサ３０
４では電圧制御発振器３０５の出力信号をπ／２だけ移
相した移相器３０８の出力信号３０７に基づいてＯＦＤ
Ｍ変調信号３０２中からＯＦＤＭ信号のベースバンドＱ
信号３１０が生成される。生成されたこれらベースバン
ドＩ信号およびＱ信号は、ＦＦＴ回路（図示せず）に供
給され、ここで離散フーリエ変換されて受信データとな
る。
【００３２】また、ｆ1 検出回路３１１では、図３に示
した回路構成と同様、阻止周波数がｆ1 である帯域阻止
フィルタを用いて、帯域通過フィルタ３０１から出力さ
れるＯＦＤＭ変調信号３０２中から無変調キャリア周波
数ｆ1 信号３１２が抽出されてバンドパスフィルタ３１
３へ供給される。バンドパスフィルタ３１３では、ｆ1
信号のみが通過されレベル検出器３１４に供給される。
レベル検出器３１４では、供給されたｆ1 信号の信号レ
ベルが所定値以上であればｆ1 レベル信号３３０が生成
されて制御回路３３２に供給されると共に、ｆ1 信号は
Ｂ／Ｎ分周器３１５に供給される。Ｂ／Ｎ分周器３１５
では、供給されたｆ1 信号の周波数がＢ／Ｎに分周され
て位相比較器３１８に供給される。
した回路構成と同様、阻止周波数がｆ1 である帯域阻止
フィルタを用いて、帯域通過フィルタ３０１から出力さ
れるＯＦＤＭ変調信号３０２中から無変調キャリア周波
数ｆ1 信号３１２が抽出されてバンドパスフィルタ３１
３へ供給される。バンドパスフィルタ３１３では、ｆ1
信号のみが通過されレベル検出器３１４に供給される。
レベル検出器３１４では、供給されたｆ1 信号の信号レ
ベルが所定値以上であればｆ1 レベル信号３３０が生成
されて制御回路３３２に供給されると共に、ｆ1 信号は
Ｂ／Ｎ分周器３１５に供給される。Ｂ／Ｎ分周器３１５
では、供給されたｆ1 信号の周波数がＢ／Ｎに分周され
て位相比較器３１８に供給される。
【００３３】位相比較器３１８ではＢ／Ｎに分周された
ｆ1 信号と、Ａ／Ｎ分周器３１７でＡ／Ｎに分周された
電圧制御発振器３０５の出力信号との位相差が演算さ
れ、ループフィルタ３１９を介して位相差比例信号３２
０として制御回路３３２に供給される。
ｆ1 信号と、Ａ／Ｎ分周器３１７でＡ／Ｎに分周された
電圧制御発振器３０５の出力信号との位相差が演算さ
れ、ループフィルタ３１９を介して位相差比例信号３２
０として制御回路３３２に供給される。
【００３４】一方、ｆ2 検出回路３２１では、阻止周波
数がｆ2 である帯域阻止フィルタを用いて、帯域通過フ
ィルタ３０１から出力されるＯＦＤＭ変調信号３０２中
から無変調キャリア周波数ｆ2 信号３２２が抽出されて
バンドパスフィルタ３２３へ供給される。バンドパスフ
ィルタ３２３では、ｆ2 信号のみが通過されレベル検出
器３２４に供給される。レベル検出器３２４では、供給
されたｆ2 信号の信号レベルが所定値以上であればｆ2
レベル信号３３１が生成されて制御回路３３２に供給さ
れると共に、ｆ2 信号はＤ／Ｎ分周器３２５に供給され
る。Ｄ／Ｎ分周器３２５では、供給されたｆ2 信号の周
波数がＤ／Ｎに分周されて位相比較器３２７に供給され
る。
数がｆ2 である帯域阻止フィルタを用いて、帯域通過フ
ィルタ３０１から出力されるＯＦＤＭ変調信号３０２中
から無変調キャリア周波数ｆ2 信号３２２が抽出されて
バンドパスフィルタ３２３へ供給される。バンドパスフ
ィルタ３２３では、ｆ2 信号のみが通過されレベル検出
器３２４に供給される。レベル検出器３２４では、供給
されたｆ2 信号の信号レベルが所定値以上であればｆ2
レベル信号３３１が生成されて制御回路３３２に供給さ
れると共に、ｆ2 信号はＤ／Ｎ分周器３２５に供給され
る。Ｄ／Ｎ分周器３２５では、供給されたｆ2 信号の周
波数がＤ／Ｎに分周されて位相比較器３２７に供給され
る。
【００３５】位相比較器３２７ではＤ／Ｎに分周された
ｆ2 信号と、Ｃ／Ｎ分周器３２６でＣ／Ｎに分周された
電圧制御発振器３０５の出力信号との位相差が演算さ
れ、ループフィルタ３２８を介して位相差比例信号３２
９として制御回路３３２に供給される。
ｆ2 信号と、Ｃ／Ｎ分周器３２６でＣ／Ｎに分周された
電圧制御発振器３０５の出力信号との位相差が演算さ
れ、ループフィルタ３２８を介して位相差比例信号３２
９として制御回路３３２に供給される。
【００３６】制御回路３３２には、各ループフィルタ３
１９，３２８を介して各位相差比例信号３２０，３２９
が入力されると共に、レベル検出器３１４から出力され
るｆ1 レベル信号３３０と、レベル検出器３２４から出
力されるｆ2 レベル信号３３１とが入力されており、こ
れらの信号に基づいてｆ1 信号またはｆ2 信号が検出さ
れた時にのみ、これら両信号のいずれかレベルの大きい
方の信号に係る位相差比例信号３２０または３２９を選
択して得られる制御信号３３３により電圧制御発振器３
０５の出力信号３０６が周波数ｆc に収斂するように制
御される。
１９，３２８を介して各位相差比例信号３２０，３２９
が入力されると共に、レベル検出器３１４から出力され
るｆ1 レベル信号３３０と、レベル検出器３２４から出
力されるｆ2 レベル信号３３１とが入力されており、こ
れらの信号に基づいてｆ1 信号またはｆ2 信号が検出さ
れた時にのみ、これら両信号のいずれかレベルの大きい
方の信号に係る位相差比例信号３２０または３２９を選
択して得られる制御信号３３３により電圧制御発振器３
０５の出力信号３０６が周波数ｆc に収斂するように制
御される。
【００３７】このように、第２の実施の形態によれば、
間欠的に送信される２つの無変調キャリア信号（ｆ1 信
号、ｆ2 信号）を利用して、いずれかの無変調キャリア
信号（ｆ1 信号、ｆ2 信号）が伝送路上の周波数特性の
変動などによりレベルが低下する場合でも、受信装置側
で基準搬送周波数信号を正確かつ安定的に再生すること
が可能となる。
間欠的に送信される２つの無変調キャリア信号（ｆ1 信
号、ｆ2 信号）を利用して、いずれかの無変調キャリア
信号（ｆ1 信号、ｆ2 信号）が伝送路上の周波数特性の
変動などによりレベルが低下する場合でも、受信装置側
で基準搬送周波数信号を正確かつ安定的に再生すること
が可能となる。
【００３８】なお、第２の実施の形態では、無変調キャ
リア信号をｆ1 信号とｆ2 信号の２つの信号としたが、
これを１つあるいは３つ以上の信号としても良い。
リア信号をｆ1 信号とｆ2 信号の２つの信号としたが、
これを１つあるいは３つ以上の信号としても良い。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、送信側では、ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の
所定位置に１種類以上の異なる周波数の無変調キャリア
信号を同一の繰り返しパターンで挿入して間欠的に送信
し、受信側では、前記無変調キャリア信号の内、最もレ
ベルの高い無変調キャリア信号の周波数にロックして、
ＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再生するよ
うにしたので、基準搬送周波数信号を正確かつ安定的に
再生することが可能となる。
よれば、送信側では、ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の
所定位置に１種類以上の異なる周波数の無変調キャリア
信号を同一の繰り返しパターンで挿入して間欠的に送信
し、受信側では、前記無変調キャリア信号の内、最もレ
ベルの高い無変調キャリア信号の周波数にロックして、
ＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再生するよ
うにしたので、基準搬送周波数信号を正確かつ安定的に
再生することが可能となる。
【００４０】請求項２の発明によれば、送信側では、前
記無変調キャリア信号の挿入レベルを他の情報伝送用信
号よりも大きくするようにしたので、より安定した再生
が可能となる。
記無変調キャリア信号の挿入レベルを他の情報伝送用信
号よりも大きくするようにしたので、より安定した再生
が可能となる。
【００４１】請求項３の発明によれば、送信側において
ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の所定位置に１種類以上
の異なる周波数の無変調キャリア信号を同一の繰り返し
パターンで挿入して間欠的に送信されたＯＦＤＭ信号を
受信して、この受信信号中から１種類以上の異なる周波
数の無変調キャリア信号を取り出す手段と、これらの信
号の内、最もレベルの高い無変調キャリア信号を抽出す
る手段と、この抽出された無変調キャリア信号の周波数
にロックする電圧制御発振器ループ手段と、このループ
手段からＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再
生する手段とからＯＦＤＭ信号受信装置を構成したの
で、請求項１の発明と同様に、基準搬送周波数信号を正
確かつ安定的に再生することが可能となる。
ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の所定位置に１種類以上
の異なる周波数の無変調キャリア信号を同一の繰り返し
パターンで挿入して間欠的に送信されたＯＦＤＭ信号を
受信して、この受信信号中から１種類以上の異なる周波
数の無変調キャリア信号を取り出す手段と、これらの信
号の内、最もレベルの高い無変調キャリア信号を抽出す
る手段と、この抽出された無変調キャリア信号の周波数
にロックする電圧制御発振器ループ手段と、このループ
手段からＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再
生する手段とからＯＦＤＭ信号受信装置を構成したの
で、請求項１の発明と同様に、基準搬送周波数信号を正
確かつ安定的に再生することが可能となる。
【００４２】請求項４の発明によれば、受信信号中から
無変調キャリア信号を取り出す手段は、ＯＦＤＭ信号の
同期信号区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア
信号の挿入期間を検出するための無変調キャリアの周波
数の帯域阻止フィルタと、このフィルタの出力から生成
したゲート信号により受信信号中の無変調キャリア信号
の挿入期間をゲートする手段とから構成したので、無変
調キャリア信号を抽出するために、他にゲート信号生成
用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送信される無
変調キャリア信号のみからゲート信号を作成することが
可能となり、効率的な受信が可能となる。また、ＯＦＤ
Ｍ信号の周波数がずれた場合であっても、そのずれより
も帯域阻止フィルタの減衰周波数幅を広くとることによ
って、無変調キャリア信号の送信期間を安定的に検出す
ることが可能となる。
無変調キャリア信号を取り出す手段は、ＯＦＤＭ信号の
同期信号区間内の所定位置に挿入された無変調キャリア
信号の挿入期間を検出するための無変調キャリアの周波
数の帯域阻止フィルタと、このフィルタの出力から生成
したゲート信号により受信信号中の無変調キャリア信号
の挿入期間をゲートする手段とから構成したので、無変
調キャリア信号を抽出するために、他にゲート信号生成
用の信号を送信する必要がなく、間欠的に送信される無
変調キャリア信号のみからゲート信号を作成することが
可能となり、効率的な受信が可能となる。また、ＯＦＤ
Ｍ信号の周波数がずれた場合であっても、そのずれより
も帯域阻止フィルタの減衰周波数幅を広くとることによ
って、無変調キャリア信号の送信期間を安定的に検出す
ることが可能となる。
【図１】本発明に係るＯＦＤＭ信号伝送方法の第１の実
施の形態において送信側から送出される基準搬送周波数
の無変調キャリア信号の一例を示す説明図である。
施の形態において送信側から送出される基準搬送周波数
の無変調キャリア信号の一例を示す説明図である。
【図２】本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第１の実
施の形態における回路構成を示すブロック図である。
施の形態における回路構成を示すブロック図である。
【図３】帯域阻止フィルタ（ＢＥＦ）を用いた基準搬送
周波数信号検出回路の構成例を示す説明図である。
周波数信号検出回路の構成例を示す説明図である。
【図４】帯域阻止フィルタの周波数特性を示す説明図で
ある。
ある。
【図５】図３に示す基準搬送周波数信号検出回路の各部
の信号を示す説明図である。
の信号を示す説明図である。
【図６】本発明に係るＯＦＤＭ信号伝送方法の第２の実
施の形態において送信側から送出される無変調キャリア
信号の一例を示す説明図である。
施の形態において送信側から送出される無変調キャリア
信号の一例を示す説明図である。
【図７】本発明に係るＯＦＤＭ信号受信装置の第２の実
施の形態における回路構成を示すブロック図である。
施の形態における回路構成を示すブロック図である。
１００ 受信ＩＦ信号 １０１，３０１ ＯＦＤＭ信号の帯域通過フィルタ １０２，３０２ ＯＦＤＭ変調信号 １０３，１０４，３０３，３０４ マルチプレクサ １０５，３０５ 電圧制御発振器（ＶＣＯ） １０６，３０６ ＶＣＯ出力信号 １０８，３０８ （π／２）移相器 １０９，３０９ ＯＦＤＭ信号のベースバンドＩ信号 １１０，３１０ ＯＦＤＭ信号のベースバンドＱ信号 １１１ 基準搬送周波数信号検出回路（ｆc 検出回路） １１２ 基準搬送周波数信号 １１３ 帯域通過フィルタ １１４，１１６ （１／Ｎ）分周器 １１７，３１８，３２７ 位相比較器 １１８，３１９，３２８ ループフィルタ １１９，３３２ 制御回路 ２０１ 帯域阻止フィルタ ２０３ ゲート信号作成回路 ２０５ 基準搬送周波数信号抽出回路 ３１１ 無変調キャリア信号検出回路（ｆ1 検出回路） ３１３ （ｆ1 信号）帯域通過フィルタ ３１４，３２４ レベル検出器 ３１５ （Ｂ／Ｎ）分周器 ３１７ （Ａ／Ｎ）分周器 ３２１ 無変調キャリア信号検出回路（ｆ2 検出回路） ３２３ （ｆ2 信号）帯域通過フィルタ ３２５ （Ｄ／Ｎ）分周器 ３２６ （Ｃ／Ｎ）分周器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 政幸 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 土田 健一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 岡野 正寛 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 佐々木 誠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 山崎 滋 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項１】 送信側では、ＯＦＤＭ信号の同期信号区
間内の所定位置に１種類以上の異なる周波数の無変調キ
ャリア信号を同一の繰り返しパターンで挿入して間欠的
に送信し、 受信側では、前記無変調キャリア信号の内、最もレベル
の高い無変調キャリア信号の周波数にロックして、ＯＦ
ＤＭ信号復調用の基準搬送周波数信号を再生することを
特徴とするＯＦＤＭ信号伝送方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のＯＦＤＭ信号伝送方法に
おいて、 送信側では、前記無変調キャリア信号の挿入レベルを他
の情報伝送用信号よりも大きくすることを特徴とするＯ
ＦＤＭ信号伝送方法。 - 【請求項３】 送信側においてＯＦＤＭ信号の同期信号
区間内の所定位置に１種類以上の異なる周波数の無変調
キャリア信号を同一の繰り返しパターンで挿入して間欠
的に送信されたＯＦＤＭ信号を受信して、この受信信号
中から１種類以上の異なる周波数の無変調キャリア信号
を取り出す手段と、 これらの信号の内、最もレベルの高い無変調キャリア信
号を抽出する手段と、 この抽出された無変調キャリア信号の周波数にロックす
る電圧制御発振器ループ手段と、 このループ手段からＯＦＤＭ信号復調用の基準搬送周波
数信号を再生する手段と、 を具備することを特徴とするＯＦＤＭ信号受信装置。 - 【請求項４】 請求項３記載のＯＦＤＭ信号受信装置に
おいて、 前記受信信号中から無変調キャリア信号を取り出す手段
は、ＯＦＤＭ信号の同期信号区間内の所定位置に挿入さ
れた無変調キャリア信号の挿入期間を検出するための無
変調キャリアの周波数の帯域阻止フィルタと、このフィ
ルタの出力から生成したゲート信号により受信信号中の
無変調キャリア信号の挿入期間をゲートする手段とを具
備することを特徴とするＯＦＤＭ信号受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8218486A JPH1065644A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | Ｏｆｄｍ信号伝送方法およびｏｆｄｍ信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8218486A JPH1065644A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | Ｏｆｄｍ信号伝送方法およびｏｆｄｍ信号受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065644A true JPH1065644A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16720688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8218486A Pending JPH1065644A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | Ｏｆｄｍ信号伝送方法およびｏｆｄｍ信号受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065644A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6944216B2 (en) | 1998-05-26 | 2005-09-13 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| WO2005093979A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線システムおよび無線通信装置 |
| WO2007034566A1 (ja) * | 2005-09-26 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線通信装置 |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP8218486A patent/JPH1065644A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6944216B2 (en) | 1998-05-26 | 2005-09-13 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| US7088783B2 (en) | 1998-05-26 | 2006-08-08 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system determining signal-to-noise ratios |
| US7126995B2 (en) | 1998-05-26 | 2006-10-24 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| US7173984B2 (en) | 1998-05-26 | 2007-02-06 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| US7295620B2 (en) | 1998-05-26 | 2007-11-13 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| US7386037B2 (en) | 1998-05-26 | 2008-06-10 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| US7555055B2 (en) | 1998-05-26 | 2009-06-30 | Fujitsu Limited | Digital subscriber line communicating system |
| WO2005093979A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線システムおよび無線通信装置 |
| WO2007034566A1 (ja) * | 2005-09-26 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線通信装置 |
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