JPH1065569A - 無線通信機のリセット装置 - Google Patents
無線通信機のリセット装置Info
- Publication number
- JPH1065569A JPH1065569A JP8238689A JP23868996A JPH1065569A JP H1065569 A JPH1065569 A JP H1065569A JP 8238689 A JP8238689 A JP 8238689A JP 23868996 A JP23868996 A JP 23868996A JP H1065569 A JPH1065569 A JP H1065569A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- reset
- memory
- input port
- reset switch
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コストが安くしかも操作が簡単な無線通信機
のリセット装置を提供する。 【解決手段】 全体動作を制御するマイクロコンピュー
タと、周波数情報等を記憶するメモリ手段と、前記マイ
クロコンピュータのリセット入力ポートにリセット信号
を供給するリセット手段とを有する無線通信機におい
て、前記リセット手段に接続された前記信号入力ポート
と、前記信号入力ポートに供給される前記リセット手段
の信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に応じて前記メモリ手段を初期化する初期化手段
とを備えたものである。
のリセット装置を提供する。 【解決手段】 全体動作を制御するマイクロコンピュー
タと、周波数情報等を記憶するメモリ手段と、前記マイ
クロコンピュータのリセット入力ポートにリセット信号
を供給するリセット手段とを有する無線通信機におい
て、前記リセット手段に接続された前記信号入力ポート
と、前記信号入力ポートに供給される前記リセット手段
の信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に応じて前記メモリ手段を初期化する初期化手段
とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機のリセ
ット装置に関する。
ット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信機において、全体動作を制御す
るマイクロコンピュータ(以下マイコンという)の制御
回路は、静電気や車載サージ、雷等のサージ電圧の影響
を受けて、暴走したり、メモリ内容が異常な値に書き換
えられたりする異常状態がごくたまに発生することがあ
る。従来は、これをハードウェア的に解決する目的で、
例えば図4に従来回路例を示すように、リセットスイッ
チSW2を設けて異常時にマイコン3を初期化してい
る。すなわち、図4において、マイコン3は、その電源
入力ポートVDDに、電源より電源スイッチSW1と定
電圧を出力するマイコン電源回路1とを介して電源電圧
が供給され、リセット入力ポートRESに、パワーオン
リセット回路2よりパワーオン時のリセット信号と、リ
セットスイッチSW2のリセット信号が供給される。マ
イコン3はEEPROM等からなるメモリ4の記憶内容
を制御する。しかし、図4のリセットスイッチSW2で
は、マイコン3の初期化しかできず、メモリ4の初期化
はできない。
るマイクロコンピュータ(以下マイコンという)の制御
回路は、静電気や車載サージ、雷等のサージ電圧の影響
を受けて、暴走したり、メモリ内容が異常な値に書き換
えられたりする異常状態がごくたまに発生することがあ
る。従来は、これをハードウェア的に解決する目的で、
例えば図4に従来回路例を示すように、リセットスイッ
チSW2を設けて異常時にマイコン3を初期化してい
る。すなわち、図4において、マイコン3は、その電源
入力ポートVDDに、電源より電源スイッチSW1と定
電圧を出力するマイコン電源回路1とを介して電源電圧
が供給され、リセット入力ポートRESに、パワーオン
リセット回路2よりパワーオン時のリセット信号と、リ
セットスイッチSW2のリセット信号が供給される。マ
イコン3はEEPROM等からなるメモリ4の記憶内容
を制御する。しかし、図4のリセットスイッチSW2で
は、マイコン3の初期化しかできず、メモリ4の初期化
はできない。
【0003】そこで、他の従来回路としてリセットスイ
ッチを操作したときにマイコンの初期化と同時にメモり
データの初期化もされるように構成したものがあるが、
この場合は、リセット時に貴重なメモリ内容が消えてし
まうという不都合があった。
ッチを操作したときにマイコンの初期化と同時にメモり
データの初期化もされるように構成したものがあるが、
この場合は、リセット時に貴重なメモリ内容が消えてし
まうという不都合があった。
【0004】さらに、上記の不都合を解決するための従
来回路として、図5に示すように、リセットスイッチS
W2に他にスイッチSW3を設けたものがある。図5で
は、スイッチSW3の操作信号が、マイコン3の入力ポ
ートSW3に供給されており、リセットスイッチSW2
でマイコン3を初期化した後に、マイコン3のソフトウ
ェアのメインルーチンでスイッチSW3の操作状態をチ
ェックし、押されていれば、メモリ4の初期化とマイコ
ン3の初期化を行ない、00H番地に飛ぶ。したがっ
て、図5の回路では、マイコン3のみの初期化をしたい
ときはリセットスイッチW2のみを押し、マイコン3と
メモリ4の両方を初期化したいときには、リセットスイ
ッチSW2に引き続いてスイッチSW3を押せば良い。
しかし、図5の回路では、スイッチの追加によるコスト
アップと複数操作が必要であることなどの問題があっ
た。
来回路として、図5に示すように、リセットスイッチS
W2に他にスイッチSW3を設けたものがある。図5で
は、スイッチSW3の操作信号が、マイコン3の入力ポ
ートSW3に供給されており、リセットスイッチSW2
でマイコン3を初期化した後に、マイコン3のソフトウ
ェアのメインルーチンでスイッチSW3の操作状態をチ
ェックし、押されていれば、メモリ4の初期化とマイコ
ン3の初期化を行ない、00H番地に飛ぶ。したがっ
て、図5の回路では、マイコン3のみの初期化をしたい
ときはリセットスイッチW2のみを押し、マイコン3と
メモリ4の両方を初期化したいときには、リセットスイ
ッチSW2に引き続いてスイッチSW3を押せば良い。
しかし、図5の回路では、スイッチの追加によるコスト
アップと複数操作が必要であることなどの問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点を解決した無線通信機のリセット装置を提
供することにある。
従来の問題点を解決した無線通信機のリセット装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信機
のリセット装置は、全体動作を制御するマイクロコンピ
ュータと、周波数情報等を記憶するメモリ手段と、前記
マイクロコンピュータのリセット入力ポートにリセット
信号を供給するリセット手段とを有する無線通信機にお
いて、前記リセット手段に接続された前記信号入力ポー
トと、前記信号入力ポートに供給される前記リセット手
段の信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の
判定結果に応じて前記メモリ手段を初期化する初期化手
段とを備えたものである。
のリセット装置は、全体動作を制御するマイクロコンピ
ュータと、周波数情報等を記憶するメモリ手段と、前記
マイクロコンピュータのリセット入力ポートにリセット
信号を供給するリセット手段とを有する無線通信機にお
いて、前記リセット手段に接続された前記信号入力ポー
トと、前記信号入力ポートに供給される前記リセット手
段の信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の
判定結果に応じて前記メモリ手段を初期化する初期化手
段とを備えたものである。
【0007】
【作用】リセットスイッチを操作すると、マイコンのリ
セット入力ポートにリセット信号が供給されてマイコン
が初期化される。また、リセット手段に接続された信号
入力ポートに、リセットスイッチの所定時間継続する操
作による信号が入力されたと判定されると、その判定結
果に応じてメモリが初期化される。したがって、リセッ
トスイッチの操作時間によって、マイコンのみの初期化
と、マイコン及びメモリの両方の初期化を選択的に実行
することができ、リセットスイッチ1つだけで済むので
コストが安くしかも操作が簡単である。
セット入力ポートにリセット信号が供給されてマイコン
が初期化される。また、リセット手段に接続された信号
入力ポートに、リセットスイッチの所定時間継続する操
作による信号が入力されたと判定されると、その判定結
果に応じてメモリが初期化される。したがって、リセッ
トスイッチの操作時間によって、マイコンのみの初期化
と、マイコン及びメモリの両方の初期化を選択的に実行
することができ、リセットスイッチ1つだけで済むので
コストが安くしかも操作が簡単である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る無線通信機
のリセット装置の一実施例の回路図である。図1におい
て、SW1は無線機の電源スイッチ、1はマイコン4と
メモリ5用の定電圧電源を作るマイコン電源回路、2は
パワーオンリセット回路、3はマイコン電源回路1の入
力電圧の減少を検出する減電圧検出回路、4は全体動作
を制御するマイコン、5は送受信周波数等を記憶するメ
モリ(EEPROM等)、SW2はリセットスイッチで
ある。パワーオンリセット回路2の出力はトランジスタ
Q1のベースに接続され、トランジスタQ1のコレクタ
及びエミッタは、それぞれマイコン4のリセット入力ポ
ートRESと接地に接続されている。また、リセット入
力ポートRESには、マイコン電源回路1の出力と接地
間に直列接続された抵抗R1とコンデンサC1の接続点
も接続されている。
のリセット装置の一実施例の回路図である。図1におい
て、SW1は無線機の電源スイッチ、1はマイコン4と
メモリ5用の定電圧電源を作るマイコン電源回路、2は
パワーオンリセット回路、3はマイコン電源回路1の入
力電圧の減少を検出する減電圧検出回路、4は全体動作
を制御するマイコン、5は送受信周波数等を記憶するメ
モリ(EEPROM等)、SW2はリセットスイッチで
ある。パワーオンリセット回路2の出力はトランジスタ
Q1のベースに接続され、トランジスタQ1のコレクタ
及びエミッタは、それぞれマイコン4のリセット入力ポ
ートRESと接地に接続されている。また、リセット入
力ポートRESには、マイコン電源回路1の出力と接地
間に直列接続された抵抗R1とコンデンサC1の接続点
も接続されている。
【0009】減電圧検出回路3の出力はトランジスタQ
2のベースに接続され、トランジスタQ2のコレクタは
マイコン4の電圧検出ポートVDに接続されている。こ
の電圧検出ポートVDには、抵抗R2を介してマイコン
電源回路1の出力も接続されている。リセットスイッチ
SW2は、一端がマイコン電源回路1の出力に接続さ
れ、他端はコンデンサC2を介してトランジスタQ3の
ベースに接続されている。トランジスタQ3のベースに
は抵抗R3が接続され、コレクタはマイコン4のリセッ
ト入力ポートRESに接続され、エミッタは接地されて
いる。さらに、リセットスイッチSW2の他端は、ダイ
オードD1を介してマイコン4の信号入力ポートRPに
も接続されている。さらに、信号入力ポートRPには抵
抗R4が接続されている。
2のベースに接続され、トランジスタQ2のコレクタは
マイコン4の電圧検出ポートVDに接続されている。こ
の電圧検出ポートVDには、抵抗R2を介してマイコン
電源回路1の出力も接続されている。リセットスイッチ
SW2は、一端がマイコン電源回路1の出力に接続さ
れ、他端はコンデンサC2を介してトランジスタQ3の
ベースに接続されている。トランジスタQ3のベースに
は抵抗R3が接続され、コレクタはマイコン4のリセッ
ト入力ポートRESに接続され、エミッタは接地されて
いる。さらに、リセットスイッチSW2の他端は、ダイ
オードD1を介してマイコン4の信号入力ポートRPに
も接続されている。さらに、信号入力ポートRPには抵
抗R4が接続されている。
【0010】上記の構成の動作を、図2に示す各部の信
号波形のタイミングチャートを用いて説明する。図2に
おいて、(A)はマイコン3の電源入力ポートVDDの
電源電圧波形、(B)はマイコン3のリセット入力ポー
トRESのリセット信号波形、(C)はマイコン3の信
号入力ポートRPの信号波形である。
号波形のタイミングチャートを用いて説明する。図2に
おいて、(A)はマイコン3の電源入力ポートVDDの
電源電圧波形、(B)はマイコン3のリセット入力ポー
トRESのリセット信号波形、(C)はマイコン3の信
号入力ポートRPの信号波形である。
【0011】まず、パワーオン時のリセット動作(図2
の)について説明する。時刻t1に電源スイッチSW
1をオンにすると、マイコン電源回路1から電源がマイ
コン4とメモリ5に供給される。この時、減電圧検出回
路3の出力はハイとなり、トランジスタQ2がオンし、
マイコン3の電圧検出ポートVDはローとなる。それと
同時に、パワーオンリセット回路2は、時刻t2にマイ
コン電源回路3の出力電圧が所定電圧以上になったこと
を検出してハイからローに出力が変化する。同時にトラ
ンジスタQ1がオフし、抵抗R1からコンデンサC1に
充電が始まる。その結果、時定数R1×C1でコンデン
サC1に充電されるため、所定時間td後の時刻t3に
立ち上がるリセットパルスが発生してリセット入力ポー
トRESに供給され、マイコン4はリセット(初期化)
され、0番地から動作を始める。
の)について説明する。時刻t1に電源スイッチSW
1をオンにすると、マイコン電源回路1から電源がマイ
コン4とメモリ5に供給される。この時、減電圧検出回
路3の出力はハイとなり、トランジスタQ2がオンし、
マイコン3の電圧検出ポートVDはローとなる。それと
同時に、パワーオンリセット回路2は、時刻t2にマイ
コン電源回路3の出力電圧が所定電圧以上になったこと
を検出してハイからローに出力が変化する。同時にトラ
ンジスタQ1がオフし、抵抗R1からコンデンサC1に
充電が始まる。その結果、時定数R1×C1でコンデン
サC1に充電されるため、所定時間td後の時刻t3に
立ち上がるリセットパルスが発生してリセット入力ポー
トRESに供給され、マイコン4はリセット(初期化)
され、0番地から動作を始める。
【0012】次に、パワーオフ時の動作(図2の)を
説明する。時刻t10に電源スイッチSW1をオフにす
ると、減電圧検出回路3の出力はローとなり、トランジ
スタQ2はオフ、マイコン4の電圧検出ポートVD端子
はハイとなる。これをマイコン4のソフトウェアプログ
ラムが検出してマイコン4の電源オフ作業が始まる。
説明する。時刻t10に電源スイッチSW1をオフにす
ると、減電圧検出回路3の出力はローとなり、トランジ
スタQ2はオフ、マイコン4の電圧検出ポートVD端子
はハイとなる。これをマイコン4のソフトウェアプログ
ラムが検出してマイコン4の電源オフ作業が始まる。
【0013】次に、リセットスイッチSW2の動作につ
いて説明する。リセットスイッチSW2は、ちょん押し
(所定時間(例えば1秒)未満押す)でマイコン3の初
期化の動作(図2の)を行ない、じわ押し(所定時間
(例えば1秒)以上押し続ける)でマイコン4の初期化
と同時にメモり5のクリア(初期化)の動作(図2の
)を行なう。
いて説明する。リセットスイッチSW2は、ちょん押し
(所定時間(例えば1秒)未満押す)でマイコン3の初
期化の動作(図2の)を行ない、じわ押し(所定時間
(例えば1秒)以上押し続ける)でマイコン4の初期化
と同時にメモり5のクリア(初期化)の動作(図2の
)を行なう。
【0014】リセットスイッチSW2を(図2の時刻t
4またはt7に)オンすると、まず、マイコン電源回路
1の出力がダイオードD1を介してマイコン3の信号入
力ポートRPをハイにする。信号入力ポートRPのハイ
は、リセットスイッチSW2を押し続けている間継続す
る(図2の時刻t6またはt9)。抵抗R4はリセット
スイッチSW2がオフの時に信号入力ポートをローにす
るためのプルダウン抵抗であり、ダイオードD1は万一
信号入力ポートRPからハイが出力されてもコンデンサ
C2、抵抗R4が作用してリセットパルスが出ないよう
にする働きをする。
4またはt7に)オンすると、まず、マイコン電源回路
1の出力がダイオードD1を介してマイコン3の信号入
力ポートRPをハイにする。信号入力ポートRPのハイ
は、リセットスイッチSW2を押し続けている間継続す
る(図2の時刻t6またはt9)。抵抗R4はリセット
スイッチSW2がオフの時に信号入力ポートをローにす
るためのプルダウン抵抗であり、ダイオードD1は万一
信号入力ポートRPからハイが出力されてもコンデンサ
C2、抵抗R4が作用してリセットパルスが出ないよう
にする働きをする。
【0015】さらに、リセットスイッチSW2のオン
時、上記作用と同時に、コンデンサC2及び抵抗R3の
微分回路でトランジスタQ3がC2×R4の時定数で決
まる所定時間オンになり、リセット入力ポートRESが
ローになり、所定時間経過後(時刻t5に)トランジス
タQ3はオフしてリセット入力ポートRESがハイにな
り、結果として立ち上がりリセットパルスが出力され
る。リセットパルスが出力されると、マイコン4内のプ
ログラムカウンタが0000番地にセットされ、同時に
アキュムレータ、スタックポインタ、各ポート等が初期
化される。
時、上記作用と同時に、コンデンサC2及び抵抗R3の
微分回路でトランジスタQ3がC2×R4の時定数で決
まる所定時間オンになり、リセット入力ポートRESが
ローになり、所定時間経過後(時刻t5に)トランジス
タQ3はオフしてリセット入力ポートRESがハイにな
り、結果として立ち上がりリセットパルスが出力され
る。リセットパルスが出力されると、マイコン4内のプ
ログラムカウンタが0000番地にセットされ、同時に
アキュムレータ、スタックポインタ、各ポート等が初期
化される。
【0016】その後、マイコン4のソフトウェアプログ
ラムが0000番地から走り出して、図3のフローチャ
ートに示すRPポート処理を実行する。まず、ステップ
S1で、マイコン3で信号入力ポートRPがハイか否か
が判定され、ノーならば作業は終了し、イエスならばス
テップS2に進む。ステップS2で、マイコン3内の所
定時間(例えば1秒)を計測するタイマ(例えば1秒タ
イマ)がスタートし、次いでステップS3に進み、1秒
経過したか否かが判定される。ステップS3の答がノー
ならば、ステップS4に進み、信号入力ポートRPがハ
イになっているか否かが判定され、ノーならば(例えば
図2のの時刻t6以降の時刻に該当する)作業は終了
し、イエスならばステップS3に戻る。
ラムが0000番地から走り出して、図3のフローチャ
ートに示すRPポート処理を実行する。まず、ステップ
S1で、マイコン3で信号入力ポートRPがハイか否か
が判定され、ノーならば作業は終了し、イエスならばス
テップS2に進む。ステップS2で、マイコン3内の所
定時間(例えば1秒)を計測するタイマ(例えば1秒タ
イマ)がスタートし、次いでステップS3に進み、1秒
経過したか否かが判定される。ステップS3の答がノー
ならば、ステップS4に進み、信号入力ポートRPがハ
イになっているか否かが判定され、ノーならば(例えば
図2のの時刻t6以降の時刻に該当する)作業は終了
し、イエスならばステップS3に戻る。
【0017】ステップS3の答がイエスならば(例えば
図2のの時刻t7とt9の間の時刻に該当する)、ス
テップS5に進み、1秒タイマがリセットされ、次いで
ステップS6に進み、マイコン4はメモリ5の初期化を
行なう。以上のように、リセットスイッチSW2が1秒
間押され続けなければなにも行わずにメインルーチンに
戻り、1秒間以上押され続ければマイコン4の初期化に
続いてメモり5の初期化も行なう。
図2のの時刻t7とt9の間の時刻に該当する)、ス
テップS5に進み、1秒タイマがリセットされ、次いで
ステップS6に進み、マイコン4はメモリ5の初期化を
行なう。以上のように、リセットスイッチSW2が1秒
間押され続けなければなにも行わずにメインルーチンに
戻り、1秒間以上押され続ければマイコン4の初期化に
続いてメモり5の初期化も行なう。
【0018】なお、上記の例では、メモリ回路にEEP
ROMを用いているが、SRAM、フラッシュメモリ等
を用いても良い。
ROMを用いているが、SRAM、フラッシュメモリ等
を用いても良い。
【0019】以上述べたように、無線通信機において、
静電サージ等でマイコンが暴走したり、メモリ内容が異
常データになった場合に、リセットスイッチの容易な操
作で正常に復帰させることができる。また、マイコンだ
けをリセットさせたい場合にも貴重なメモリデータを初
期化することなく可能であり、リセット後に膨大なメモ
リデータを入力し直すといった手間がなくなるという大
きな効果が得られる。さらに、メモリデータが異常の場
合にも簡単な操作(リセットスイッチ1秒押し)でマイ
コンとメモリの両方の初期化が可能となる。構成も非常
にシンプルなので、安価に省スペースで所望の効果を得
ることができる。
静電サージ等でマイコンが暴走したり、メモリ内容が異
常データになった場合に、リセットスイッチの容易な操
作で正常に復帰させることができる。また、マイコンだ
けをリセットさせたい場合にも貴重なメモリデータを初
期化することなく可能であり、リセット後に膨大なメモ
リデータを入力し直すといった手間がなくなるという大
きな効果が得られる。さらに、メモリデータが異常の場
合にも簡単な操作(リセットスイッチ1秒押し)でマイ
コンとメモリの両方の初期化が可能となる。構成も非常
にシンプルなので、安価に省スペースで所望の効果を得
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、リセット手段の操作時
間によって、マイコンのみの初期化と、マイコン及びメ
モリの両方の初期化を選択的に実行することができ、コ
ストが安くしかも操作が簡単である。
間によって、マイコンのみの初期化と、マイコン及びメ
モリの両方の初期化を選択的に実行することができ、コ
ストが安くしかも操作が簡単である。
【図1】本発明に係る無線通信機のリセット装置の一実
施例の回路図である。
施例の回路図である。
【図2】図1の回路図の各部の信号波形のタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図3】図1の回路図の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図4】従来のリセット装置の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図5】従来のリセット装置の他の例を示す回路図であ
る。
る。
1 マイコン電源回路 2 パワーオンリセット回路 3 減電圧検出回路 4 マイクロコンピュータ 5 メモリ SW2 リセットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 全体動作を制御するマイクロコンピュー
タと、周波数情報等を記憶するメモリ手段と、前記マイ
クロコンピュータのリセット入力ポートにリセット信号
を供給するリセット手段とを有する無線通信機におい
て、前記リセット手段に接続された前記信号入力ポート
と、前記信号入力ポートに供給される前記リセット手段
の信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に応じて前記メモリ手段を初期化する初期化手段
とを備えたことを特徴とする無線通信機のリセット装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238689A JPH1065569A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238689A JPH1065569A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリセット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065569A true JPH1065569A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17033842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8238689A Pending JPH1065569A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 無線通信機のリセット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1065569A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100383240B1 (ko) * | 2001-04-10 | 2003-05-12 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 이동통신 단말기 초기화 장치 및 그 방법 |
KR100694348B1 (ko) | 2006-03-10 | 2007-03-12 | 주식회사 팬택 | 메모리 리셋 장치를 갖는 이동통신단말기 및 그 메모리리셋 방법 |
JP2013025471A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Denso Corp | リセット回路及びマイコン搭載装置 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP8238689A patent/JPH1065569A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100383240B1 (ko) * | 2001-04-10 | 2003-05-12 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 이동통신 단말기 초기화 장치 및 그 방법 |
KR100694348B1 (ko) | 2006-03-10 | 2007-03-12 | 주식회사 팬택 | 메모리 리셋 장치를 갖는 이동통신단말기 및 그 메모리리셋 방법 |
JP2013025471A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Denso Corp | リセット回路及びマイコン搭載装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011218 |