JPH1065528A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH1065528A
JPH1065528A JP8234771A JP23477196A JPH1065528A JP H1065528 A JPH1065528 A JP H1065528A JP 8234771 A JP8234771 A JP 8234771A JP 23477196 A JP23477196 A JP 23477196A JP H1065528 A JPH1065528 A JP H1065528A
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JP
Japan
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signal
output signal
offset
data
gain
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JP8234771A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sato
寧 佐藤
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Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回路内の種々の特性が経時的に変化しても、そ
の変化を適正に補正することが可能な極めて信頼性の高
いPLL回路を提供すること。 【解決手段】制御電圧に応じた周波数の出力信号を発生
する電圧制御発振器10と、電圧制御発振器の出力信号
と基準入力信号との位相を比較する位相比較器18と、
該位相比較器からの比較出力信号に応じて上記制御電圧
を発生する制御電圧発生器とを有するPLL回路におい
て、位相比較器の比較出力信号を受ける可変利得増幅器
22と、この可変利得増幅器の出力信号にオフセット信
号を加算する加算器24と、可変利得増幅器の利得及び
上記オフセット信号を制御する制御手段16とを具え、
この制御手段は、上記オフセット信号に既知の外乱信号
を重畳し、この外乱信号をPLL回路から抽出してサー
ボゲイン(オープン・ループ・ゲイン)を算出し、上記
可変利得増幅器の利得及びオフセット信号を制御して上
記サーボゲインを最適調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL回路、特
に、温度変化や経年変化等に伴う回路特性の変化に拘わ
らず高安定性かつ高信頼性を有するPLL回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】PLL
(Phase Locked Loop)回路は、種々の機器に広く用い
られており、基準信号に同期した出力信号を安定的に発
生するのに好適な回路である。この回路では、出力信号
を発生するのに電圧制御発振器を用い、この出力信号の
位相と基準信号との位相差を位相検出器で検出し、その
誤差電圧に応じて電圧制御発振器の制御電圧を制御する
ことにより、ループ回路のサーボ制御による安定した周
波数及び位相の出力信号を発生させることができる。
【0003】しかし、このような安定的な出力信号も電
圧制御発振器付近の温度が変化すると発振特性等の変化
の影響を受け、温度依存性を有するという問題があっ
た。そこで、例えば、特公平5−64488号に開示さ
れているように、温度に応じた補正回路を有する温度補
正型PLL回路も知られている。ところが、PLL回路
の不安定要因は、温度だけではなく、経時的に、回路内
の種々のパラメータが微妙に変化し、長期間が経過する
と、全体として大きな特性の変化が生じることがある。
このような場合には、単純に温度補正を行うだけでは不
十分であり、経時的な特性変化による発振状態の変動を
避けることが困難であった。
【0004】したがって、本発明の目的は、回路内の種
々の特性が経時的に変化しても、その変化を適正に補正
することが可能な極めて信頼性の高いPLL回路を提供
することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明のPLL回路は、制
御電圧に応じた周波数の出力信号を発生する電圧制御発
振器と、該電圧制御発振器の出力信号と基準入力信号と
の位相を比較する位相比較器と、該位相比較器からの比
較出力信号に応じて上記制御電圧を発生する制御電圧発
生器とを有するPLL回路において、位相比較器の比較
出力信号を受ける可変利得増幅器と、この可変利得増幅
器の出力信号にオフセット信号を加算する加算器と、可
変利得増幅器の利得及び上記オフセット信号を制御する
制御手段とを具え、この制御手段は、上記オフセット信
号に既知の外乱信号を重畳し、、この外乱信号をPLL
回路から抽出してサーボゲイン(オープン・ループ・ゲ
イン)を算出し、上記可変利得増幅器の利得及びオフセ
ット信号を制御して上記サーボゲインを最適調整するこ
とを特徴とする。
【0006】これにより、経時的に回路の種々の特性が
変化しても、正確にサーボゲインを測定し、最適調整で
きるので、極めて安定性の高いPLL回路を実現でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のPLL回路の好
適な実施の形態の一例を示すブロック図である。電圧制
御発振器(VCO)10は、入力制御電圧に対応した周
波数で発振する周知の発振器である。この電圧制御発振
器10には、熱的に結合した温度センサ12を設けてい
る。電圧制御発振器10の出力信号は、1/N分周カウ
ンタ14に供給され、N(整数)分の1の周波数に分周
される。この分周比1/Nは、制御回路16からの周波
数制御データにより制御される。1/N分周カウンタ1
4の出力信号は、位相比較器18に供給され、基準発振
器20の基準出力信号と位相比較がされ、位相差に対応
する出力電圧が出力される。位相比較器18の出力信号
は利得可変増幅器22に供給される。この利得可変増幅
器22の利得は、制御回路16からの利得制御信号によ
り制御される。この場合、利得可変増幅器22は、アナ
ログ制御型の可変利得増幅器でも良いし、デジタル制御
型の乗算用デジタル・アナログ変換器を採用しても良
い。よって、アナログ制御型の利得可変増幅器を採用し
た場合は、制御回路16から供給される利得制御信号は
アナログ信号であり、乗算用デジタル・アナログ変換器
を採用した場合は、デジタル制御信号により利得が制御
される。
【0008】可変利得増幅器22の出力信号は、オフセ
ット用の電圧加算器24に供給される。オフセット電圧
は、制御回路16からのオフセット制御データをデジタ
ル・アナログ変換器26によりアナログ・オフセット電
圧に変換したものである。制御回路16は、メモリ28
に接続されており、このメモリ28には、周波数制御デ
ータ、利得制御データ、オフセット制御データが記憶さ
れている。ただし、後述するように、これらの制御デー
タは、温度データと関連した2組の3次元テーブルとし
て記憶されている。電圧加算器24の出力電圧が電圧制
御発振器10の制御電圧となる。
【0009】可変利得増幅器22の出力信号は、スイッ
チ30の第1入力(A)となり、電圧加算器24の出力
信号は、スイッチ30の第2入力(B)となり、温度セ
ンサ12の検出出力は、スイッチ30の第3入力(C)
となる。これら第1〜第3入力の何れかが選択され、ス
イッチ30の出力としてアナログ・デジタル変換器32
に供給され、デジタル信号に変換されて制御回路16に
供給される。制御回路16は、コンピュータを含む周知
の構成であり、検出温度データ、可変利得増幅器の出力
データ、及びオフセット用電圧加算器24の出力データ
に応じてこのPLL回路を適正に制御する。
【0010】メモリ28には、校正された制御データに
関する2組の3次元テーブルが記憶されている。まず、
第1の3次元テーブルは、電圧制御発振器10の温度デ
ータ、可変利得増幅器22の利得制御データ及び周波数
設定データの相互関係を表すものである。この第1の3
次元テーブルにおいて、温度データと周波数設定データ
とが決まれば、それらに対応する可変利得増幅器22の
利得制御データが直ちに決まる。したがって、制御回路
16は、スイッチ30により温度センサ12の検出出力
を選択し、その検出温度データとその時点における周波
数設定データとから、対応する利得制御データを読み出
し、この利得制御データにより可変利得増幅器22の利
得を制御することにより、PLL回路のサーボゲイン
(オープン・ループ・ゲイン)を適正値に維持し、回路
全体の動作を適正に維持することができる。また、第2
の3次元テーブルは、電圧制御発振器10の温度デー
タ、オフセット制御データ及び周波数設定データの相互
関係を表すものである。この第2の3次元テーブルにお
いては、温度データと周波数設定データとが決まれば、
それらに対応するオフセット制御データが直ちに決ま
る。したがって、制御回路16は、温度センサ12から
の温度データとその時点における周波数設定データとか
ら、対応する最適なオフセット制御データを読み出し、
このオフセット制御データによりPLL回路のオフセッ
ト値を最適制御することができる。
【0011】以上のような構成により、温度センサ12
により検出した温度データ及びその時の周波数設定デー
タとにより、最適な利得制御データ及びオフセット制御
データが夫々決まるので、電圧制御発振器10の温度変
化及び1/N分周カウンタ14の周波数設定値に応じて
PLL回路のサーボゲインの値及びオフセット値を最適
値に維持し、適正な動作を常に行うように制御すること
が可能である。
【0012】しかし、上述のメモリ28に記憶された制
御データは、校正時のデータであり、経時的に回路の種
々のパラメータが微妙に変化し、長期間の経過により全
体として大きな特性の変化が生じることがある。したが
って、本発明のPLL回路では、経時的な特性変化が生
じても適正に回路動作を補正するために、PLL回路の
サーボゲインを正確に求めるようにしている。このため
に、制御回路16は、電圧加算器24に供給するオフセ
ット信号に既知の振幅及び周波数を有する外乱信号を重
畳する。この外乱信号は、図1のPLL回路のスイッチ
30をBに設定し、抽出される。この外乱信号は、PL
L回路のサーボゲイン(オープン・ループ・ゲイン)に
より変動するので、抽出した外乱信号の振幅を測定すれ
ば、PLL回路のサーボゲインを計算することができ
る。スイッチ30により抽出された外乱信号は、アナロ
グ・デジタル変換器32によりデジタル値に変換され、
制御回路16に戻される。制御回路16は、このデータ
をデジタルフィルタ演算により検波し、振幅値のデータ
を求める。この結果得られたデータと最初にPLL回路
に供給した外乱信号のデータとから、PLL回路のサー
ボゲインを正確に算出することができる。なお、スイッ
チ30をBの位置に設定して該乱信号を抽出したが、ス
イッチ30をAの位置に設定して、可変利得増幅器22
の出力信号から抽出してもサーボゲインを計算すること
ができる。
【0013】図2は、PLL回路のサーボゲインを求め
るために用いる外乱信号の一例を示す波形図である。こ
の場合、振幅及び周波数が既知の正弦波信号を採用して
いるが、かかる正弦波信号に限定されるものではないこ
とは勿論である。制御回路16は、図2に示すような既
知の外乱信号の波形データをオフセット・データに重畳
してDAC26に供給し、電圧加算器24により可変利
得増幅器22の出力に加算し、この加算器24の出力電
圧で電圧制御発振器10を駆動する。外乱信号は、PL
L回路のサーボゲイン(オープン・ループ・ゲイン)の
影響により振幅が変化するので、外乱信号を抽出するこ
とにより、PLL回路のサーボゲインが計算できる。こ
の計算により求めたサーボゲインが最適値でない場合
は、制御回路16は、可変利得増幅器22の利得を調整
して、サーボゲインを所望値に合わせることができる。
サーボゲインの最適値からの偏差(ずれ)が所定範囲
(例えば、30%)を超えた場合には、メモリ28に記
憶した制御データの第1の3次元テーブルの内容を適正
に校正する。即ち、第1の3次元テーブルに記憶された
制御データである電圧制御発振器10の温度データ、可
変利得増幅器22の利得制御データ及び周波数設定デー
タの中の、可変利得増幅器22の利得制御データを書き
換える。これにより、最適なサーボゲインの値を維持す
るように3次元テーブルが校正されるので、たとえ、経
時的に回路の特性が変化したとしても、常に最適なサー
ボゲインを維持することが可能になる。
【0014】図1において、制御回路16は、スイッチ
30をAの位置に設定し、可変利得増幅器22の出力の
直流レベルをモニタする。この可変利得増幅器22の出
力レベルが所定値、例えば0ボルトになるように、DA
C26に制御データを供給する。このように、可変利得
増幅器22の出力レベルが0ボルトに維持されると、オ
フセット信号のレベルがVCO10の制御電圧となる。
制御回路16は、このオフセット信号に対応する制御デ
ータの値と第2の3次元テーブルの対応する制御データ
の値とを比較して、偏差(ずれ)が所定範囲(例えば、
30%)を超えていたら、第2の3次元テーブルの制御
データを校正する。つまり、第2の3次元テーブルの中
のオフセット制御データの内容を適正な値に書き換え
る。これにより、第2の3次元テーブルの制御データに
より、経時的なPLL回路の特性変化に拘わらず、適正
なオフセットの制御が可能になる。
【0015】図3は、制御回路16が実行するPLL回
路の制御方法の処理の流れの一例を示す流れ図である。
先ず、ステップ100では、分周カウンタ14の分周比
Nを設定する。次のステップ102では、温度センサ1
2からの温度検出データに基づき、第1及び第2の3次
元テーブルから該当する利得制御データ及びオフセット
制御データを読み出し、これらの制御データに基づいて
可変利得増幅器22の利得及びデジタル・アナログ変換
器26のオフセット・レベルを設定する。次に、ステッ
プ104で、既知の外乱信号をPLL回路のオフセット
信号に重畳し、PLL回路から外乱信号を抽出すること
により、PLL回路のサーボゲインを求める。次のステ
ップ106では、求めたサーボゲインが最適値より所定
以上(例えば30%以上)ずれていたら、第1の3次元
テーブルの制御データを適正値に書き換えて校正する。
次に、ステップ108で、スイッチ30をAに設定し、
可変利得増幅器22の出力レベルをモニタし、可変利得
増幅器22の出力レベルが0ボルトになるようにオフセ
ット制御データを調整する。この調整データ量が第2の
3次元テーブルに記憶されたオフセット制御データに対
して所定以上(例えば30%以上)ずれていたら、制御
回路16は、メモリ28内の第2の3次元テーブルの制
御データを適正に書き換えて校正する(ステップ11
0)。なお、ステップ108及び110の制御は、常
時、繰り返し実行することにより、正確な動作を維持す
ることが望ましい。
【0016】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形及
び修正を加え得ることは当業者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の回路で使用する外乱信号の一例を示す波
形図である。
【図3】本発明の制御の手順の一例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 電圧制御発振器(VCO) 12 温度センサ 14 1/N分周カウンタ 16 制御回路 18 位相比較器 20 基準発振器 22 可変利得増幅器 24 電圧加算器 26 デジタル・アナログ変換器 28 メモリ 30 スイッチ 32 アナログ・デジタル変換器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電圧に応じた周波数の出力信号を発
    生する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力信号
    と基準入力信号との位相を比較する位相比較器と、該位
    相比較器からの比較出力信号に応じて上記制御電圧を発
    生する制御電圧発生器とを有するPLL回路において、 上記位相比較器の比較出力信号を受ける可変利得増幅器
    と、 該可変利得増幅器の出力信号にオフセット信号を加算す
    る加算器と、 上記可変利得増幅器の利得及び上記オフセット信号を制
    御する制御手段とを具え、 該制御手段は、上記オフセット信号に既知の外乱信号を
    重畳し、該外乱信号を上記PLL回路から抽出してサー
    ボゲインを算出し、上記可変利得増幅器の利得及びオフ
    セット信号を制御して上記サーボゲインを最適調整する
    ことを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 上記電圧制御発振器の温度を検出する温
    度検出器と、 上記電圧制御発振器の出力端と上記位相差検出器の入力
    端との間に設けられ、上記電圧制御発振器の出力信号を
    周波数設定データに対応する可変分周比で分周する可変
    分周器と、 上記電圧制御発振器の温度データ、上記オフセット制御
    データ及び上記周波数設定データの相互関係を表す3次
    元データ・テーブルを記憶したメモリとを具え、 上記制御手段は、上記温度検出器の検出温度及び上記周
    波数設定データに応じて上記メモリから読み出した上記
    オフセット制御データに基づいて、上記オフセット信号
    を制御することを特徴とする請求項1記載のPLL回
    路。
  3. 【請求項3】 上記電圧制御発振器の温度を検出する温
    度検出器と、 上記電圧制御発振器の出力端と上記位相差検出器の入力
    端との間に設けられ、上記電圧制御発振器の出力信号を
    周波数設定データに対応する可変分周比で分周する可変
    分周器と、 上記電圧制御発振器の温度データ、上記可変利得増幅器
    の利得制御データ及び上記周波数設定データの相互関係
    を表す3次元データ・テーブルを記憶したメモリとを具
    え、 上記制御手段は、上記温度検出器の検出温度及び上記周
    波数設定データに応じて上記メモリから読み出した上記
    利得制御データに基づいて、上記可変利得増幅器の利得
    を制御することを特徴とする請求項1記載のPLL回
    路。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、上記可変利得増幅器の出
    力の直流レベルを監視し、該直流レベルを一定値に維持
    するように、上記オフセット制御データを調整し、該オ
    フセット制御データの値が上記メモリ内の対応するオフ
    セット制御データの値から所定以上ずれている場合に、
    上記メモリ内の上記オフセット制御データを適正値に書
    き換えて校正することを特徴とする請求項2記載のPL
    L回路。
  5. 【請求項5】 上記可変利得増幅器は、上記利得制御デ
    ータと上記位相比較器の出力信号とを乗算する乗算用デ
    ジタル・アナログ変換器であることを特徴とする請求項
    3記載のPLL回路。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記サーボゲインの値
    を最適値に調整するのに必要な上記可変利得増幅器の利
    得制御データの値が上記メモリに記憶された値から所定
    以上ずれている場合に、上記メモリ内の上記利得制御デ
    ータを適正値に書き換えて校正することを特徴とする請
    求項3記載のPLL回路。
  7. 【請求項7】 制御電圧に応じた周波数の出力信号を発
    生する電圧制御発振器と、 該電圧制御発振器の出力信号を周波数設定データに対応
    する可変分周比で分周する可変分周器と、 該可変分周器の出力信号と基準入力信号との位相を比較
    する位相比較器と、 該位相比較器からの比較出力信号を受ける可変利得増幅
    器と、 該加算利得増幅器の出力信号とオフセット信号とを加算
    し、上記制御電圧を発生する加算器と、 上記電圧制御発振器の温度を検出する温度検出器と、 上記電圧制御発振器の温度データ、上記可変利得増幅器
    の利得制御データ及び上記周波数設定データの相互関係
    を表す3次元データを記憶したメモリと、 該メモリの内容並びに上記温度検出器の検出結果に応じ
    て、上記可変増幅器の利得、上記オフセット信号及び上
    記周波数分周比を制御する制御手段とを具えることを特
    徴とするPLL回路。
  8. 【請求項8】 上記可変増幅器の出力信号、上記加算器
    の出力信号又は上記温度検出器の出力信号の何れか1つ
    の信号を選択する選択手段と、 該選択手段の出力信号をデジタル信号に変換し、上記制
    御手段に供給するアナログ・デジタル変換器と、 上記オフセット制御データを上記オフセット信号に変換
    し、上記加算器に供給するデジタル・アナログ変換器と
    を具えることを特徴とする請求項7記載のPLL回路。
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