JPH106547A - 直接静電印刷装置の画像予備処理装置 - Google Patents
直接静電印刷装置の画像予備処理装置Info
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- JPH106547A JPH106547A JP7672797A JP7672797A JPH106547A JP H106547 A JPH106547 A JP H106547A JP 7672797 A JP7672797 A JP 7672797A JP 7672797 A JP7672797 A JP 7672797A JP H106547 A JPH106547 A JP H106547A
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/34—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner
- G03G15/344—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner by selectively transferring the powder to the recording medium, e.g. by using a LED array
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
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- H04N1/295—Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
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- H04N1/40025—Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
- H04N1/40031—Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2217/00—Details of electrographic processes using patterns other than charge patterns
- G03G2217/0008—Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member
- G03G2217/0025—Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member where the toner starts moving from behind the electrode array, e.g. a mask of holes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像の品質を改善する。
【解決手段】 トナー移送装置;トナー受取り部材基
質;複数の孔を有する電子的にアドレス可能な印刷ヘッ
ド構造物;各孔のための少なくとも1個の制御電極とを
具備し、画像信号を該駆動信号に変換する前に画像信号
を補正するための予備処理装置を含んでいる。
質;複数の孔を有する電子的にアドレス可能な印刷ヘッ
ド構造物;各孔のための少なくとも1個の制御電極とを
具備し、画像信号を該駆動信号に変換する前に画像信号
を補正するための予備処理装置を含んでいる。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は静電印刷法、特に直接静電印刷
法(DEP)に使用される方法、および画像予備処理装
置にする。DEPにおいては電子的にアドレス可能な
(addressable)印刷ヘッド構造物106に
よりトナー移送装置101から直接受像部材基質109
上へと静電的な印刷が行われる。
法(DEP)に使用される方法、および画像予備処理装
置にする。DEPにおいては電子的にアドレス可能な
(addressable)印刷ヘッド構造物106に
よりトナー移送装置101から直接受像部材基質109
上へと静電的な印刷が行われる。
【0002】
【従来技術及びその課題】DEP(直接静電印刷法)に
おいては、トナー、即ち現像材料を受像基質109の上
に画像に従って直接沈積させるが、受像基質は静電的な
潜在画像をもっていないことが好ましい。 従来法の代表
的なDEP装置100をも表している図1を参照して以
下の説明を行う。この基質は中間的な無端の可撓性のベ
ルト(例えばアルミニウム、ポリイミド等)であること
ができる。この場合画像に従って沈積したトナーは他の
最終的な基質109に転写されなければならない。トナ
ーは直接最終的な受像基質109の上に沈積され、最終
的な受像基質109、例えば白紙、透明基質等の上に直
接画像をつくる可能性を与える方が好適である。この沈
積工程の後に最終的な融着工程が続く。
おいては、トナー、即ち現像材料を受像基質109の上
に画像に従って直接沈積させるが、受像基質は静電的な
潜在画像をもっていないことが好ましい。 従来法の代表
的なDEP装置100をも表している図1を参照して以
下の説明を行う。この基質は中間的な無端の可撓性のベ
ルト(例えばアルミニウム、ポリイミド等)であること
ができる。この場合画像に従って沈積したトナーは他の
最終的な基質109に転写されなければならない。トナ
ーは直接最終的な受像基質109の上に沈積され、最終
的な受像基質109、例えば白紙、透明基質等の上に直
接画像をつくる可能性を与える方が好適である。この沈
積工程の後に最終的な融着工程が続く。
【0003】この点でDEPは古典的な電気的印刷法と
異なっている。後者の場合、電荷保持表面上にある潜在
的な画像を適当な方法により、例えば粉末画像法によっ
て現像して画像を眼に見えるようにする。次いで粉末画
像を該電荷保持表面に直接融着させて直接電気的印刷物
にするか、または粉末画像を最終的な基質に転写してこ
の媒体に融着させる。後者の方法では間接的な電気的印
刷物が得られる。最終的な基質は透明な媒体、不透明な
重合体フィルム、紙等であることができる。
異なっている。後者の場合、電荷保持表面上にある潜在
的な画像を適当な方法により、例えば粉末画像法によっ
て現像して画像を眼に見えるようにする。次いで粉末画
像を該電荷保持表面に直接融着させて直接電気的印刷物
にするか、または粉末画像を最終的な基質に転写してこ
の媒体に融着させる。後者の方法では間接的な電気的印
刷物が得られる。最終的な基質は透明な媒体、不透明な
重合体フィルム、紙等であることができる。
【0004】DEPはまた潜在的な静電画像をつくる付
加的な工程および付加的な部材が導入されている点で電
子写真法と著しく異なっている。さらに詳細に述べれ
ば、光伝導体を使用し、帯電/露出サイクルが必要であ
る。
加的な工程および付加的な部材が導入されている点で電
子写真法と著しく異なっている。さらに詳細に述べれ
ば、光伝導体を使用し、帯電/露出サイクルが必要であ
る。
【0005】DEP装置100は例えば米国特許第3,
689,935号に記載されている。この特許明細書に
は − 分離層と呼ばれる絶縁材料の層106、 − 該分離層の片側にある伝導性材料の連続層から成る
遮蔽電極106b、 − 分離層の他の側にある分画された層によってつくら
れた多数の制御電極106a、および − 少なくとも一列の孔107 から成る多層構造の粒子変調器または印刷ヘッド構造物
106を有する静電的ラインプリンターが記載されてい
る。1個の孔107の周りに各制御電極106aがつく
られ、他の制御電極106aと互いに絶縁されている。
689,935号に記載されている。この特許明細書に
は − 分離層と呼ばれる絶縁材料の層106、 − 該分離層の片側にある伝導性材料の連続層から成る
遮蔽電極106b、 − 分離層の他の側にある分画された層によってつくら
れた多数の制御電極106a、および − 少なくとも一列の孔107 から成る多層構造の粒子変調器または印刷ヘッド構造物
106を有する静電的ラインプリンターが記載されてい
る。1個の孔107の周りに各制御電極106aがつく
られ、他の制御電極106aと互いに絶縁されている。
【0006】それぞれの制御電極106aに或る選ばれ
た電圧をかけ、同時に遮蔽電極106bにも一定の電圧
をかける。トナー移送装置101と受像部材支持物との
間にかけられた全体としての推進電場によって、帯電し
たトナー粒子は印刷ヘッド構造物106の一列の孔10
7を通って飛び出して行く。粒子の流れの強さは制御電
極106bにかけられた電圧のパターンによって変調さ
れる。変調された帯電粒子の流れはその流れの間に配置
された受像部材基質109に衝突する。受像部材基質1
09は孔107の列に対して垂直な方向に移動し、一行
毎に掃引された印刷物ができる。特定の具体化例におい
ては、遮蔽電極106bはトナー移送装置101に面し
ており、制御電極106bは受像部材基質109に面し
ている。印刷ヘッド構造物106と受像部材支持物の裏
側にある単一の裏電極105との間に直流電圧をかける
ことができる。この推進電圧により印刷ヘッド構造物1
06と裏電極105との間にある受像部材基質109に
トナーが吸引される。
た電圧をかけ、同時に遮蔽電極106bにも一定の電圧
をかける。トナー移送装置101と受像部材支持物との
間にかけられた全体としての推進電場によって、帯電し
たトナー粒子は印刷ヘッド構造物106の一列の孔10
7を通って飛び出して行く。粒子の流れの強さは制御電
極106bにかけられた電圧のパターンによって変調さ
れる。変調された帯電粒子の流れはその流れの間に配置
された受像部材基質109に衝突する。受像部材基質1
09は孔107の列に対して垂直な方向に移動し、一行
毎に掃引された印刷物ができる。特定の具体化例におい
ては、遮蔽電極106bはトナー移送装置101に面し
ており、制御電極106bは受像部材基質109に面し
ている。印刷ヘッド構造物106と受像部材支持物の裏
側にある単一の裏電極105との間に直流電圧をかける
ことができる。この推進電圧により印刷ヘッド構造物1
06と裏電極105との間にある受像部材基質109に
トナーが吸引される。
【0007】上記特許明細書に記載されたDEP装置1
00は中間調の画像および連続調の画像を印刷するのに
非常に適している。中間調の画像の視覚可能な密度の変
動は個々の制御電極106aにかける電圧をオン/オフ
変調することによって得ることができる。連続調のレベ
ルまたは多数の異なった密度レベルはこのような電圧を
連続的に変調することによって得ることができる。大部
分のDEPシステムにおいては、密度に対して高分解能
を得るために、即ち多数の異なった密度レベルから成る
画像を得るために、大きな孔107を使用する。しかし
良品質のテキストを得るためには空間的な分解能が高い
必要がある。このことは印刷ヘッド構造物106のプラ
スチックス材料、制御電極106aおよび遮蔽電極10
6bに開ける孔107を小さくしなければならないこと
を意味する。
00は中間調の画像および連続調の画像を印刷するのに
非常に適している。中間調の画像の視覚可能な密度の変
動は個々の制御電極106aにかける電圧をオン/オフ
変調することによって得ることができる。連続調のレベ
ルまたは多数の異なった密度レベルはこのような電圧を
連続的に変調することによって得ることができる。大部
分のDEPシステムにおいては、密度に対して高分解能
を得るために、即ち多数の異なった密度レベルから成る
画像を得るために、大きな孔107を使用する。しかし
良品質のテキストを得るためには空間的な分解能が高い
必要がある。このことは印刷ヘッド構造物106のプラ
スチックス材料、制御電極106aおよび遮蔽電極10
6bに開ける孔107を小さくしなければならないこと
を意味する。
【0008】高度の空間的分解能および高度の密度分解
能を得るために印刷ヘッド構造物106の中で孔107
を多数使用する場合には、個々の孔107によって得ら
れる全体としての印刷密度が極めて一定に且つ再現性良
く得られるようにし、いずれかの方向に縞を生じること
なく均一なグレースケールが得られるようにしなければ
ならない。
能を得るために印刷ヘッド構造物106の中で孔107
を多数使用する場合には、個々の孔107によって得ら
れる全体としての印刷密度が極めて一定に且つ再現性良
く得られるようにし、いずれかの方向に縞を生じること
なく均一なグレースケールが得られるようにしなければ
ならない。
【0009】密度の制御および/または空間的な制御が
増強されている印刷ヘッド構造物は文献に記載されてい
る。米国特許第4,860,036号には、少なくとも
3列(好ましくは4列以上)の孔107から成り、これ
によって白い縞を生じることなしに頁全体に亙って滑ら
かな密度のスケールをもった画像を印刷することが可能
な印刷ヘッド構造物106が記載されている。この種の
印刷ヘッド構造物の主な欠点は、帯電したトナー粒子を
すべての印刷用の孔107の近傍で殆ど同じフラックス
111をもって付与しなければならないトナー粒子付与
モジュールに影響を与える。
増強されている印刷ヘッド構造物は文献に記載されてい
る。米国特許第4,860,036号には、少なくとも
3列(好ましくは4列以上)の孔107から成り、これ
によって白い縞を生じることなしに頁全体に亙って滑ら
かな密度のスケールをもった画像を印刷することが可能
な印刷ヘッド構造物106が記載されている。この種の
印刷ヘッド構造物の主な欠点は、帯電したトナー粒子を
すべての印刷用の孔107の近傍で殆ど同じフラックス
111をもって付与しなければならないトナー粒子付与
モジュールに影響を与える。
【0010】米国特許第5,214,451号には、す
べての印刷用の孔107の近傍で殆ど同じフラックス1
11をもってトナー粒子を付与する問題を、印刷ヘッド
構造物106の上に異なった組の遮蔽電極106bを取
り付け、各遮蔽電極106bを異なって列の孔107に
対応させることによって解決しようとしている。印刷の
際異なった列の孔107に対応した異なった遮蔽電極1
06bにかけられる電圧を変化させ、トナー付与モジュ
ールから裏電極の孔195へ向かうにつれて大きな静電
的推進電場がかかるようにトナー付与モジュールから遠
い位置に配置されたこれらの孔107を調節し、これに
よって増強された密度の輪郭が得られるようにする。
べての印刷用の孔107の近傍で殆ど同じフラックス1
11をもってトナー粒子を付与する問題を、印刷ヘッド
構造物106の上に異なった組の遮蔽電極106bを取
り付け、各遮蔽電極106bを異なって列の孔107に
対応させることによって解決しようとしている。印刷の
際異なった列の孔107に対応した異なった遮蔽電極1
06bにかけられる電圧を変化させ、トナー付与モジュ
ールから裏電極の孔195へ向かうにつれて大きな静電
的推進電場がかかるようにトナー付与モジュールから遠
い位置に配置されたこれらの孔107を調節し、これに
よって増強された密度の輪郭が得られるようにする。
【0011】米国特許第5,404,155号において
は、互いにトナー・フラックス111に影響を与える隣
合った通路に対する補正方法が記載されている。
は、互いにトナー・フラックス111に影響を与える隣
合った通路に対する補正方法が記載されている。
【0012】上記の各装置は隣接したピクセルにおける
画像の密度に無関係にすべての印刷用の孔107の近傍
において殆ど同じフラックス111をもって帯電したト
ナー粒子を付与するという問題を多かれ少なかれ解決し
てはいるが、印刷の方向およびそれと直交した方向の両
方で最適化された密度輪郭を得るという問題に対しては
全く解答を与えていない。
画像の密度に無関係にすべての印刷用の孔107の近傍
において殆ど同じフラックス111をもって帯電したト
ナー粒子を付与するという問題を多かれ少なかれ解決し
てはいるが、印刷の方向およびそれと直交した方向の両
方で最適化された密度輪郭を得るという問題に対しては
全く解答を与えていない。
【0013】一定で再現可能な密度輪郭を得るために
は、DEPの原理に従って動作する装置の中にもっと多
くの補正方法を含ませなければならない。
は、DEPの原理に従って動作する装置の中にもっと多
くの補正方法を含ませなければならない。
【0014】従って本発明の第1の目的は優れたグレー
スケールの品質をもった画像を与える画像予備処理装置
および改善された直接静電印刷(DEP)装置を提供す
ることである。
スケールの品質をもった画像を与える画像予備処理装置
および改善された直接静電印刷(DEP)装置を提供す
ることである。
【0015】本発明の他の目的は高度の空間分解能およ
び密度分解能をもった優れた画像品質が高い印刷速度と
長期に亙る良好な安定性および信頼性とが組み合わされ
た画像予備処理装置および改善されたDEP装置を提供
することである。
び密度分解能をもった優れた画像品質が高い印刷速度と
長期に亙る良好な安定性および信頼性とが組み合わされ
た画像予備処理装置および改善されたDEP装置を提供
することである。
【0016】本発明のさらに他の目的は該DEP装置の
種々の非理想的な印刷特性に対し、印刷すべきディジタ
ル画像を最適化する画像予備処理装置および改善された
DEP装置を提供することである。
種々の非理想的な印刷特性に対し、印刷すべきディジタ
ル画像を最適化する画像予備処理装置および改善された
DEP装置を提供することである。
【0017】本発明のさらに他の目的および利点は以下
の説明によって明らかになるであろう。
の説明によって明らかになるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は添付特許請求
の範囲請求項1に規定される特徴によって実現される。
本発明の好適具体化例は本明細書末尾の実施態様に記載
されている。
の範囲請求項1に規定される特徴によって実現される。
本発明の好適具体化例は本明細書末尾の実施態様に記載
されている。
【0019】本発明の目的は好ましくは少なくとも一つ
の下記の工程によりディジタル画像データを補正するD
EP装置100に対する画像前処理装置を提供すること
により達成される。
の下記の工程によりディジタル画像データを補正するD
EP装置100に対する画像前処理装置を提供すること
により達成される。
【0020】1.所望のグレースケールの値を得るため
に第1の参照テーブル(LUT)に従って画像の入力密
度を補正する。
に第1の参照テーブル(LUT)に従って画像の入力密
度を補正する。
【0021】2.異なった印刷用の孔107を通るトナ
ー・フラックスを変化させるための第2のLUTにより
グレースケールの値を補正する。この第2のLUTはト
ナー・フラックス111を異なった列に属する印刷用の
孔107の距離の差に従って調節し、また孔の種々の直
径または形をもつ種々の印刷用の孔107を通るトナー
・フラックス111を調節するために必要である。この
種の補正は印刷方向に直交する方向における陰影の補正
と言われる。
ー・フラックスを変化させるための第2のLUTにより
グレースケールの値を補正する。この第2のLUTはト
ナー・フラックス111を異なった列に属する印刷用の
孔107の距離の差に従って調節し、また孔の種々の直
径または形をもつ種々の印刷用の孔107を通るトナー
・フラックス111を調節するために必要である。この
種の補正は印刷方向に直交する方向における陰影の補正
と言われる。
【0022】3.実際の画像ピクセルをつくるためのト
ナー・フラックス111に影響を及ぼす隣接ピクセルの
グレースケールの値に対しグレースケール値を補正す
る。この種の補正は隣接補償と呼ばれる。
ナー・フラックス111に影響を及ぼす隣接ピクセルの
グレースケールの値に対しグレースケール値を補正す
る。この種の補正は隣接補償と呼ばれる。
【0023】4.実際に印刷する前に、同じ個々の印刷
用の孔107を通って印刷された画像密度に対しグレー
スケール値を補正する。これは以前のピクセルに関する
補償と呼ばれる。
用の孔107を通って印刷された画像密度に対しグレー
スケール値を補正する。これは以前のピクセルに関する
補償と呼ばれる。
【0024】5.印刷ヘッド構造物106のハードウエ
アの設計、即ち制御用ICの数および1個のIC当たり
の出力チャンネル数への画像ピクセルの実際の帰属に対
しグレースケールの補正を行う。
アの設計、即ち制御用ICの数および1個のIC当たり
の出力チャンネル数への画像ピクセルの実際の帰属に対
しグレースケールの補正を行う。
【0025】6.時間変調または電圧変調された出力信
号としてグレースケールの値を表す。
号としてグレースケールの値を表す。
【0026】好ましくは画像出力信号を直列的なデータ
流としてFIFOメモリーへ送り、ここで出力信号を駆
動ICに供給される並列データ流に変換する。これらの
ICはDEP装置100の印刷ヘッド構造物106の個
々の制御電極106aに電圧をかけるのに使用される。
流としてFIFOメモリーへ送り、ここで出力信号を駆
動ICに供給される並列データ流に変換する。これらの
ICはDEP装置100の印刷ヘッド構造物106の個
々の制御電極106aに電圧をかけるのに使用される。
【0027】
【実施例】以下に添付図面を参照して本発明の説明を行
う。
う。
【0028】以下の説明においては好適具体化例に関し
て説明が行われるが、これら具体化例は本発明を限定す
るものではない。反対に本発明は添付特許請求に定義し
た本発明の精神および範囲を逸脱することなく、すべて
の代替物、変更物および同等物を含むものである。
て説明が行われるが、これら具体化例は本発明を限定す
るものではない。反対に本発明は添付特許請求に定義し
た本発明の精神および範囲を逸脱することなく、すべて
の代替物、変更物および同等物を含むものである。
【0029】文献にはDEP(直接電子印刷法)の原理
に従って動作する多くの装置が記載されている。このよ
うなすべての装置では、電圧を変調するかまたは制御電
極106aにかける電圧の時間を変調することによって
グレースケールの印刷が行われる。
に従って動作する多くの装置が記載されている。このよ
うなすべての装置では、電圧を変調するかまたは制御電
極106aにかける電圧の時間を変調することによって
グレースケールの印刷が行われる。
【0030】上記に説明したように、数列の印刷用の孔
107をもった複雑な印刷ヘッド構造物106をもつD
EP装置において、補正装置なしで優れたグレースケー
ルの画像を得ることは易しい仕事ではない。大部分の補
正装置はこのような装置の製造価格に著しい影響を及ぼ
すから、装置の複雑さおよび価格に与える悪影響が最も
少ない素子を使用することが極めて望ましい。
107をもった複雑な印刷ヘッド構造物106をもつD
EP装置において、補正装置なしで優れたグレースケー
ルの画像を得ることは易しい仕事ではない。大部分の補
正装置はこのような装置の製造価格に著しい影響を及ぼ
すから、装置の複雑さおよび価格に与える悪影響が最も
少ない素子を使用することが極めて望ましい。
【0031】本発明においては、廉価で容易に入手し得
る素子を用いた結果、DEP装置に導入された不完全性
に対し元の画像データを適切に補正することにより優れ
たグレースケールの像を得ることができることが見出さ
れた。
る素子を用いた結果、DEP装置に導入された不完全性
に対し元の画像データを適切に補正することにより優れ
たグレースケールの像を得ることができることが見出さ
れた。
【0032】粗い画像データに対して行うことが好まし
い図2における第1の補正(120)はDEP装置の感
度の再生特性およびこれらの再生された密度に対する人
間の眼の応答に関連している。DMAXからDMINまでの光
学的出力密度範囲を直線的な間隔で分割するのではな
く、正の単調増加する凹曲線、即ち正の一次微分係数お
よび二次微分係数をもった曲線で近似させると、人間の
眼は最高の主観的品質をもったグレースケールの画像を
感じ得ることが当業界の専門家には知られている。この
曲線はカナモリ曲線として一般的に知られており、「視
覚効果からのレントゲン画像に対する最適フィルム密度
の決定」と題するヒトシ・カナモリ(Hitoshi
Kanamori)によるActa Radiolog
ica Diagonosis誌第4巻(1966年)
463〜476頁に記載されている。DMINは印刷シス
テムによって得られる最低の光学密度、即ち受像基質1
09にトナーが印刷されない光学密度であり、DMAXは
得られる最高の光学密度、即ち最高の量のトナーを印刷
し得る光学密度である。第1の補正はグレーレベルの直
線的なスケール(本具体化例においては128個のレベ
ル)をカナモリ型のスケールに変換する表参照操作(l
ook up table,LUT)を用いることによ
り行われる。
い図2における第1の補正(120)はDEP装置の感
度の再生特性およびこれらの再生された密度に対する人
間の眼の応答に関連している。DMAXからDMINまでの光
学的出力密度範囲を直線的な間隔で分割するのではな
く、正の単調増加する凹曲線、即ち正の一次微分係数お
よび二次微分係数をもった曲線で近似させると、人間の
眼は最高の主観的品質をもったグレースケールの画像を
感じ得ることが当業界の専門家には知られている。この
曲線はカナモリ曲線として一般的に知られており、「視
覚効果からのレントゲン画像に対する最適フィルム密度
の決定」と題するヒトシ・カナモリ(Hitoshi
Kanamori)によるActa Radiolog
ica Diagonosis誌第4巻(1966年)
463〜476頁に記載されている。DMINは印刷シス
テムによって得られる最低の光学密度、即ち受像基質1
09にトナーが印刷されない光学密度であり、DMAXは
得られる最高の光学密度、即ち最高の量のトナーを印刷
し得る光学密度である。第1の補正はグレーレベルの直
線的なスケール(本具体化例においては128個のレベ
ル)をカナモリ型のスケールに変換する表参照操作(l
ook up table,LUT)を用いることによ
り行われる。
【0033】第2の補正は異なった印刷用の孔107は
同じ光学的なピクセル密度で印刷を行わないことを考慮
に入れる。上記に説明したように、ピクセル密度はトナ
ー移送装置101から受像基質109へ向かうトナー・
フラックス111に関連しており、このトナー・フラッ
クス111はトナー移送装置101の表面に至る印刷用
の孔107の実際の距離に依存している。4列の印刷用
の孔107をもつ印刷ヘッド構造物106に対しては、
トナー移送装置101から最も遠い所にある印刷用の孔
107の列に対する補正値は、近い列の印刷用の孔10
7に対する補正値とは異なっている。さらに同じ列にあ
るすべての印刷用の孔107が変動が全くないピクセル
密度を与える印刷ヘッド構造物106をつくることは不
可能である。この理由のために、すべての印刷用の孔1
07に対してピクセル密度の測定を行った後、印刷ヘッ
ドの幅全体に亙って均一なグレー密度が得られるよう
に、すべての印刷用の孔107に対しピクセル密度を均
す補正表(第2のLUT)をつくる。この種の補正は陰
影の補正と呼ばれる。
同じ光学的なピクセル密度で印刷を行わないことを考慮
に入れる。上記に説明したように、ピクセル密度はトナ
ー移送装置101から受像基質109へ向かうトナー・
フラックス111に関連しており、このトナー・フラッ
クス111はトナー移送装置101の表面に至る印刷用
の孔107の実際の距離に依存している。4列の印刷用
の孔107をもつ印刷ヘッド構造物106に対しては、
トナー移送装置101から最も遠い所にある印刷用の孔
107の列に対する補正値は、近い列の印刷用の孔10
7に対する補正値とは異なっている。さらに同じ列にあ
るすべての印刷用の孔107が変動が全くないピクセル
密度を与える印刷ヘッド構造物106をつくることは不
可能である。この理由のために、すべての印刷用の孔1
07に対してピクセル密度の測定を行った後、印刷ヘッ
ドの幅全体に亙って均一なグレー密度が得られるよう
に、すべての印刷用の孔107に対しピクセル密度を均
す補正表(第2のLUT)をつくる。この種の補正は陰
影の補正と呼ばれる。
【0034】隣接した印刷用の孔107を介して或る与
えられたピクセル密度を与える役目をする隣接した電場
は、或る与えられたピクセル密度で1個のピクセルを印
刷しなければならない実際の印刷用の孔107を通しト
ナー・フラックス111に影響を及ぼす。このような隣
接効果を補正するために、第3の補正装置122が備え
られており、この補正装置には或る補正用のアルゴリズ
ムまたは補正表を使用する。この種の補正は隣接補償と
呼ばれる。
えられたピクセル密度を与える役目をする隣接した電場
は、或る与えられたピクセル密度で1個のピクセルを印
刷しなければならない実際の印刷用の孔107を通しト
ナー・フラックス111に影響を及ぼす。このような隣
接効果を補正するために、第3の補正装置122が備え
られており、この補正装置には或る補正用のアルゴリズ
ムまたは補正表を使用する。この種の補正は隣接補償と
呼ばれる。
【0035】或る与えられた印刷用の孔107を通して
印刷することにより、トナー移送装置101によってつ
くられるトナーのミスト111から帯電した粒子が取り
除かれる。光学的密度DMINを有する大きな区域を印刷
した後、トナー・ミストは飽和され、その結果ピクセル
密度は高くなり過ぎる。従って第4の補正装置123は
以前のピクセル密度を考慮に入れ、以前の印刷時に同じ
印刷用の孔107を通して印刷されたピクセルの密度に
従って実際に印刷されるべきピクセル値を補正し、印刷
方向に対しても均一なグレー密度が得られるようにす
る。これらの以前の効果を補正するためには、いわゆる
以前のピクセルの補償を行うための補正アルゴリズムま
たは補正表を使用することができる。
印刷することにより、トナー移送装置101によってつ
くられるトナーのミスト111から帯電した粒子が取り
除かれる。光学的密度DMINを有する大きな区域を印刷
した後、トナー・ミストは飽和され、その結果ピクセル
密度は高くなり過ぎる。従って第4の補正装置123は
以前のピクセル密度を考慮に入れ、以前の印刷時に同じ
印刷用の孔107を通して印刷されたピクセルの密度に
従って実際に印刷されるべきピクセル値を補正し、印刷
方向に対しても均一なグレー密度が得られるようにす
る。これらの以前の効果を補正するためには、いわゆる
以前のピクセルの補償を行うための補正アルゴリズムま
たは補正表を使用することができる。
【0036】このような補正された画像の一連のビット
マップ情報は、第5の補正装置124によって再構築さ
れ、印刷ヘッド構造物106を駆動するFIFOメモリ
ーの逐次ファイル化が行われる。この印刷ヘッド構造物
106の中の印刷用の孔107は異なった制御用のIC
126に属する制御電極106aを有し、またこれら
のICへの連結線を設計する際の幾何学的形状を考慮す
ることにより1本のライン内隣接した画像ピクセルは必
ずしもこれらのICの連続した出力チャンネルに連結さ
れている必要がないようにすることができるから、この
第5の補正装置124は、印刷ヘッド構造物106の制
御用変換器126に直列的に送ることができるデータ系
列を得るの必要である。
マップ情報は、第5の補正装置124によって再構築さ
れ、印刷ヘッド構造物106を駆動するFIFOメモリ
ーの逐次ファイル化が行われる。この印刷ヘッド構造物
106の中の印刷用の孔107は異なった制御用のIC
126に属する制御電極106aを有し、またこれら
のICへの連結線を設計する際の幾何学的形状を考慮す
ることにより1本のライン内隣接した画像ピクセルは必
ずしもこれらのICの連続した出力チャンネルに連結さ
れている必要がないようにすることができるから、この
第5の補正装置124は、印刷ヘッド構造物106の制
御用変換器126に直列的に送ることができるデータ系
列を得るの必要である。
【0037】基質109上の最終密度に対応して直列的
に並べられた一連のピクセル値は、時間または電圧で変
調された電子的コントローラに供給するのに用いること
ができる。
に並べられた一連のピクセル値は、時間または電圧で変
調された電子的コントローラに供給するのに用いること
ができる。
【0038】直列的なデータの流れはFIFOメモリー
125に供給され、ここから出力信号は並列のデータの
流れに変換され、これが駆動用のIC 126に供給さ
れ、これを使用してDEP装置100の印刷ヘッド構造
物106の個々の制御電極106aへの電圧をつくる。
好適具体化例においては図2に示すような一連の補正を
次々に行う。特定の補正を行いまたは行わない他の系列
および/または配置を用いて上記の有利な効果を得るこ
ともできる。
125に供給され、ここから出力信号は並列のデータの
流れに変換され、これが駆動用のIC 126に供給さ
れ、これを使用してDEP装置100の印刷ヘッド構造
物106の個々の制御電極106aへの電圧をつくる。
好適具体化例においては図2に示すような一連の補正を
次々に行う。特定の補正を行いまたは行わない他の系列
および/または配置を用いて上記の有利な効果を得るこ
ともできる。
【0039】DEP装置の説明 図1を参照すれば、本発明によるトナー粒子を用いるD
EP法を実施するための本発明を限定することのない装
置100は (i)現像剤用の容器102、帯電したトナー・コンベ
ヤ103および磁気ブラシ104から成り、この磁気ブ
ラシは該帯電したトナー・コンベヤ103上に帯電した
トナーの層をつくるトナー移送装置101、(ii)裏
電極105、(iii)プラスチックスの絶縁フィルム
からつくられ、両面を金属フィルムで被覆された印刷ヘ
ッド構造物からなっている。該印刷ヘッド構造物106
は以後「遮蔽電極」106bと呼ばれる一つの連続した
電極表面から成っている。図示のように、遮蔽電極10
6bはトナー移送装置101に面している。印刷ヘッド
構造物106はさらに複雑なアドレス可能な電極構造物
を含み、以後これを「制御電極」106aと呼ぶことに
する。各制御電極106aは印刷用の孔107の周りに
配置されている。図1の具体化例に示されるように、各
電極構造物106aはDEP装置100のトナー受取り
部材109に面している。印刷用の孔107は配列構造
体の中に配置され、該孔の列の総数はかけられる電場に
よって選ぶことができる。本発明によるトナー粒子を使
用するDEP法のための装置100の他の具体化例にお
いては、遮蔽電極106bおよび制御電極106aの位
置および/または形は、図1に示した位置とは異なるこ
とができる。
EP法を実施するための本発明を限定することのない装
置100は (i)現像剤用の容器102、帯電したトナー・コンベ
ヤ103および磁気ブラシ104から成り、この磁気ブ
ラシは該帯電したトナー・コンベヤ103上に帯電した
トナーの層をつくるトナー移送装置101、(ii)裏
電極105、(iii)プラスチックスの絶縁フィルム
からつくられ、両面を金属フィルムで被覆された印刷ヘ
ッド構造物からなっている。該印刷ヘッド構造物106
は以後「遮蔽電極」106bと呼ばれる一つの連続した
電極表面から成っている。図示のように、遮蔽電極10
6bはトナー移送装置101に面している。印刷ヘッド
構造物106はさらに複雑なアドレス可能な電極構造物
を含み、以後これを「制御電極」106aと呼ぶことに
する。各制御電極106aは印刷用の孔107の周りに
配置されている。図1の具体化例に示されるように、各
電極構造物106aはDEP装置100のトナー受取り
部材109に面している。印刷用の孔107は配列構造
体の中に配置され、該孔の列の総数はかけられる電場に
よって選ぶことができる。本発明によるトナー粒子を使
用するDEP法のための装置100の他の具体化例にお
いては、遮蔽電極106bおよび制御電極106aの位
置および/または形は、図1に示した位置とは異なるこ
とができる。
【0040】さらに本発明の装置は、(iv)印刷ヘッ
ド構造物106および裏電極105の間で矢印Aの方向
にトナー受け取り部材109を移動させるコンベヤ装置
108、(v)該トナーを該受取り部材109に固定す
る装置から成っている。
ド構造物106および裏電極105の間で矢印Aの方向
にトナー受け取り部材109を移動させるコンベヤ装置
108、(v)該トナーを該受取り部材109に固定す
る装置から成っている。
【0041】図1においては印刷ヘッド106に2個の
電極106aおよび106bを使用したDEP装置10
0の具体化例が示されているが、印刷ヘッド106の構
造が異なる本発明方法に適したDEP装置をつくること
も可能である。例えば電極構造物106aだけしかもた
ない印刷ヘッド106、および3個以上の電極106
a、106b...等をもった印刷ヘッド106を有す
る装置100を用いてDEP法を実施することができ
る。これらの印刷ヘッド構造物106の中の孔107は
一定の直径をもつか、または入り口または出口の直径を
より大きくすることもできる。
電極106aおよび106bを使用したDEP装置10
0の具体化例が示されているが、印刷ヘッド106の構
造が異なる本発明方法に適したDEP装置をつくること
も可能である。例えば電極構造物106aだけしかもた
ない印刷ヘッド106、および3個以上の電極106
a、106b...等をもった印刷ヘッド106を有す
る装置100を用いてDEP法を実施することができ
る。これらの印刷ヘッド構造物106の中の孔107は
一定の直径をもつか、または入り口または出口の直径を
より大きくすることもできる。
【0042】DEP装置100の裏電極105は印刷ヘ
ッド106と連動するようにつくることができ、この裏
電極105は例えば米国特許第4,568,955号お
よび米国特許第4,733,256号に記載されている
ように、互いに電気的に絶縁され、1個またはそれ以上
の電圧源に連結された異なった針または針金からつくら
れている。印刷ヘッド106と連動する裏電極105は
また1個またはそれ以上の可撓性のPCB(プリント回
路板)を含んでいることができる。
ッド106と連動するようにつくることができ、この裏
電極105は例えば米国特許第4,568,955号お
よび米国特許第4,733,256号に記載されている
ように、互いに電気的に絶縁され、1個またはそれ以上
の電圧源に連結された異なった針または針金からつくら
れている。印刷ヘッド106と連動する裏電極105は
また1個またはそれ以上の可撓性のPCB(プリント回
路板)を含んでいることができる。
【0043】印刷ヘッド構造物106および帯電したト
ナー・コンベヤ103の間、並びに孔107の周りに配
置された制御電極106aおよびトナー受取り部材の後
方並びに単一の電極表面106bの上にある裏電極の
間、または該印刷ヘッド構造物106の多数の電極表面
の間には、異なった電場がかけられる。図1に示すよう
な本発明の形状をもつDEP装置100の特定の具体化
例においては、電圧V1を帯電したトナー・コンベヤ1
03にかけ、電圧V2を遮蔽電極106bに、個々の制
御電極の各々にV30〜V3nの電圧をかける。V3Iの
値はV3minとV3maxとの間で時間またはグレーレベル
を基準として画像生成信号によって要求される変調に従
って選ばれる。トナー受取り部材109の後方にある裏
電極には電圧V4がかけられる。本発明の他の具体化例
においては、多くの電圧V20〜V2nおよび/またはV
40〜V4nを個々の画像ピクセルまたは列に対して用い
ることができる。磁気ブラシ104のスリーブの表面に
は電圧V5をかける。
ナー・コンベヤ103の間、並びに孔107の周りに配
置された制御電極106aおよびトナー受取り部材の後
方並びに単一の電極表面106bの上にある裏電極の
間、または該印刷ヘッド構造物106の多数の電極表面
の間には、異なった電場がかけられる。図1に示すよう
な本発明の形状をもつDEP装置100の特定の具体化
例においては、電圧V1を帯電したトナー・コンベヤ1
03にかけ、電圧V2を遮蔽電極106bに、個々の制
御電極の各々にV30〜V3nの電圧をかける。V3Iの
値はV3minとV3maxとの間で時間またはグレーレベル
を基準として画像生成信号によって要求される変調に従
って選ばれる。トナー受取り部材109の後方にある裏
電極には電圧V4がかけられる。本発明の他の具体化例
においては、多くの電圧V20〜V2nおよび/またはV
40〜V4nを個々の画像ピクセルまたは列に対して用い
ることができる。磁気ブラシ104のスリーブの表面に
は電圧V5をかける。
【0044】本発明のDEP装置100は、単一の磁気
ブラシ104を帯電したトナー・コンベヤ103と接触
させて用い、該帯電したトナー・コンベヤ103上にト
ナーの層をつくるようにするとうまく動作させることが
できる。
ブラシ104を帯電したトナー・コンベヤ103と接触
させて用い、該帯電したトナー・コンベヤ103上にト
ナーの層をつくるようにするとうまく動作させることが
できる。
【0045】本発明のDEP装置100に使用される磁
気ブラシ104は好ましくは静止した芯と回転するスリ
ーブをもつ型のものである。
気ブラシ104は好ましくは静止した芯と回転するスリ
ーブをもつ型のものである。
【0046】静止した芯と回転するスリーブをもつ磁気
ブラシ104を使用する本発明のDEP装置100にお
いては、任意の種類の公知の担体粒子およびトナー粒子
を用いてうまく動作させることができる。しかし「柔ら
かい」磁性担体粒子を用いることが好ましい。 本発明の
好適具体化例のDEP装置100に使用される「柔らか
い」磁性担体粒子は、柔らかいフェライトの担体粒子で
ある。このような柔らかいフェライトの担体粒子は、僅
かな残留磁性挙動を示すに過ぎず、保磁力の値が約50
〜最高250 Oe、或いは4000〜20000A/
mである。さらに本発明の好適具体化例によるDEP装
置100に使用される極めて有用な柔らかい磁性担体粒
子は複合担体粒子であり、ヨーロッパ特許B289 6
63号に記載されているように、樹脂接合剤、および異
なった粒径の2種のマグネタイトの混合物から成ってい
る。両方のマグネタイトの粒径は0.05〜3μmの間
で変化している。担体粒子は好ましくは平均容積直径
(dv50)が10〜300μm、さらに好ましくは20
〜100μmである。上記の担体粒子に関するさらに詳
細な説明は参考文献として添付したヨーロッパ特許67
5 417号に記載されている。
ブラシ104を使用する本発明のDEP装置100にお
いては、任意の種類の公知の担体粒子およびトナー粒子
を用いてうまく動作させることができる。しかし「柔ら
かい」磁性担体粒子を用いることが好ましい。 本発明の
好適具体化例のDEP装置100に使用される「柔らか
い」磁性担体粒子は、柔らかいフェライトの担体粒子で
ある。このような柔らかいフェライトの担体粒子は、僅
かな残留磁性挙動を示すに過ぎず、保磁力の値が約50
〜最高250 Oe、或いは4000〜20000A/
mである。さらに本発明の好適具体化例によるDEP装
置100に使用される極めて有用な柔らかい磁性担体粒
子は複合担体粒子であり、ヨーロッパ特許B289 6
63号に記載されているように、樹脂接合剤、および異
なった粒径の2種のマグネタイトの混合物から成ってい
る。両方のマグネタイトの粒径は0.05〜3μmの間
で変化している。担体粒子は好ましくは平均容積直径
(dv50)が10〜300μm、さらに好ましくは20
〜100μmである。上記の担体粒子に関するさらに詳
細な説明は参考文献として添付したヨーロッパ特許67
5 417号に記載されている。
【0047】本発明のDEP装置においては、絶対平均
電荷(|q|)が好ましくは1 fC以上、20 fC
以下、さらに好ましくは1 fC以上、10 fC以下
に対応するトナー粒子を使用する。トナー粒子の絶対平
均電荷は、ドイツのDr.R.EppingのPES−
Laboratorium D−8056 Neufa
hrnから「q−メータ」という名前で販売されている
装置によって測定する。q−メータはトナーの直径の測
定値(10μm単位のd)に関するトナー粒子の電荷の
分布(fC単位のq)を測定するのに用いる。10μm
当たりの絶対平均電荷(|q|/10μm)から絶対平
均電荷|q|を計算する。さらに上記装置を用いて測定
された電荷分布が狭いこと、即ち変動係数(ν)、即ち
標準偏差対平均値の比が0.33以下であるような分布
を示すことが好ましい。 好ましくは本発明の装置に使用
されるトナー粒子は平均容積直径(dv50)が1〜20
μm、さらに好ましくは3〜15μmである。上記のト
ナー粒子に関するさらに詳細な説明は参考文献として添
付したヨーロッパ特許675 417号に記載されてい
る。
電荷(|q|)が好ましくは1 fC以上、20 fC
以下、さらに好ましくは1 fC以上、10 fC以下
に対応するトナー粒子を使用する。トナー粒子の絶対平
均電荷は、ドイツのDr.R.EppingのPES−
Laboratorium D−8056 Neufa
hrnから「q−メータ」という名前で販売されている
装置によって測定する。q−メータはトナーの直径の測
定値(10μm単位のd)に関するトナー粒子の電荷の
分布(fC単位のq)を測定するのに用いる。10μm
当たりの絶対平均電荷(|q|/10μm)から絶対平
均電荷|q|を計算する。さらに上記装置を用いて測定
された電荷分布が狭いこと、即ち変動係数(ν)、即ち
標準偏差対平均値の比が0.33以下であるような分布
を示すことが好ましい。 好ましくは本発明の装置に使用
されるトナー粒子は平均容積直径(dv50)が1〜20
μm、さらに好ましくは3〜15μmである。上記のト
ナー粒子に関するさらに詳細な説明は参考文献として添
付したヨーロッパ特許675 417号に記載されてい
る。
【0048】上記の印刷用トナー粒子を使用するDDE
P装置は、白黒の印刷を可能にする方法でアドレス可能
である。従ってこの装置は白黒のテキストおよび画像に
対して有用であり、また連続色調の画像を与える古典的
な二段階網版印刷に対して有用な「バイナリー法」で動
作させることができる。
P装置は、白黒の印刷を可能にする方法でアドレス可能
である。従ってこの装置は白黒のテキストおよび画像に
対して有用であり、また連続色調の画像を与える古典的
な二段階網版印刷に対して有用な「バイナリー法」で動
作させることができる。
【0049】本発明のDEP装置は多数のグレーレベル
をもった画像を与えるのに特に適している。グレーレベ
ル印刷は制御電極106aにかけられる電圧V3の振幅
を変調するか、またはV3を時間的に変調することによ
って制御することができる。特定の周波数で時間変調の
負荷サイクルを変化させることにより、グレーレベルの
細かい差異を正確に印刷することができる。また制御電
極にかける電圧V3の振幅変調と時間変調とを組み合わ
せてグレーレベルを制御することもできる。
をもった画像を与えるのに特に適している。グレーレベ
ル印刷は制御電極106aにかけられる電圧V3の振幅
を変調するか、またはV3を時間的に変調することによ
って制御することができる。特定の周波数で時間変調の
負荷サイクルを変化させることにより、グレーレベルの
細かい差異を正確に印刷することができる。また制御電
極にかける電圧V3の振幅変調と時間変調とを組み合わ
せてグレーレベルを制御することもできる。
【0050】空間的な分解能が高いこととDEPに対し
て典型的な多数のグレーレベルを与え得る能力をもって
いることを組み合わせると、例えばヨーロッパ特許63
4862号記載のような多段階の網版印刷法に対する道
が開ける。これによって本発明のDEP装置を用いると
高い品質の画像を得ることができる。
て典型的な多数のグレーレベルを与え得る能力をもって
いることを組み合わせると、例えばヨーロッパ特許63
4862号記載のような多段階の網版印刷法に対する道
が開ける。これによって本発明のDEP装置を用いると
高い品質の画像を得ることができる。
【0051】担体粒子 平均粒径が50μm、飽和磁化が29emu/gまたは
29Am2/kgのMgZnフェライトから成る巨視的
な「柔らかい」フェライト担体に厚さ1μmのアクリル
の被膜を取り付けた。この材料は実質的に残留磁気を示
さなかった。
29Am2/kgのMgZnフェライトから成る巨視的
な「柔らかい」フェライト担体に厚さ1μmのアクリル
の被膜を取り付けた。この材料は実質的に残留磁気を示
さなかった。
【0052】トナー粒子 実験に用いたトナーは次の組成をもっていた。フマル酸
とビスプロポキシル化したビスフェノールAとのポリエ
ステル共重合体で、酸価が18、容積抵抗が5.1×1
016Ω.cmのもの97部を、Cu−フタロシアニン顔
料(カラー・インデックスPB15:3)3部と実験室
用の捏和機の中で110℃において30分間熔融し配合
する。式(CH3)3N+C16H33Br-の抵抗低下性物質
を国際特許公開明細書94/027192号記載のよう
にして接合剤に関し0.5%の量で加える。このアンモ
ニウム塩5%と混合すると、被覆した接合剤樹脂の容積
抵抗は5×1014Ω.cmまで低下する。これによって
抵抗を低下させる能力が高いことが立証される(低下因
子:100)。
とビスプロポキシル化したビスフェノールAとのポリエ
ステル共重合体で、酸価が18、容積抵抗が5.1×1
016Ω.cmのもの97部を、Cu−フタロシアニン顔
料(カラー・インデックスPB15:3)3部と実験室
用の捏和機の中で110℃において30分間熔融し配合
する。式(CH3)3N+C16H33Br-の抵抗低下性物質
を国際特許公開明細書94/027192号記載のよう
にして接合剤に関し0.5%の量で加える。このアンモ
ニウム塩5%と混合すると、被覆した接合剤樹脂の容積
抵抗は5×1014Ω.cmまで低下する。これによって
抵抗を低下させる能力が高いことが立証される(低下因
子:100)。
【0053】冷却後、固化した塊を粉砕し、ALPIN
E社の100AFG型(商品名)流動ベッド向流磨砕機
を用いて磨砕し、さらにALPINE社の多重ジグザグ
分級機100MZR(商品名)を用いて分級を行う。コ
ールター・カウンター(Coulter Counte
r)Multisizer型(商品名)により平均粒径
を測定し、数平均で6.3μm、容積平均で8.2μm
であることがわかった。トナーの塊の流動性を改善する
ために、トナー粒子を0.5%の疎水性コロイド状シリ
カ粒子(BET値130m2/g)と混合した。
E社の100AFG型(商品名)流動ベッド向流磨砕機
を用いて磨砕し、さらにALPINE社の多重ジグザグ
分級機100MZR(商品名)を用いて分級を行う。コ
ールター・カウンター(Coulter Counte
r)Multisizer型(商品名)により平均粒径
を測定し、数平均で6.3μm、容積平均で8.2μm
であることがわかった。トナーの塊の流動性を改善する
ために、トナー粒子を0.5%の疎水性コロイド状シリ
カ粒子(BET値130m2/g)と混合した。
【0054】現像剤 トナー粒子とコロイド状シリカとの上記混合物を4%
(w/w)の割合で担体粒子と混合し現像剤をつくっ
た。この混合物を標準的な振盪法により10分間混合す
ることによりトナー−担体混合物を摩擦電気的に帯電さ
せた。この現像剤の混合物を5分間磁気ブラシの中に流
し込んだ後、トナーを採取し、上記ヨーロッパ特許67
5 417号記載の方法で摩擦電気特性を測定した。ト
ナー粒子の平均電荷qは−7.1 fCであった。
(w/w)の割合で担体粒子と混合し現像剤をつくっ
た。この混合物を標準的な振盪法により10分間混合す
ることによりトナー−担体混合物を摩擦電気的に帯電さ
せた。この現像剤の混合物を5分間磁気ブラシの中に流
し込んだ後、トナーを採取し、上記ヨーロッパ特許67
5 417号記載の方法で摩擦電気特性を測定した。ト
ナー粒子の平均電荷qは−7.1 fCであった。
【0055】印刷ヘッド構造物106 印刷ヘッド構造物は厚さ50μmのポリイミド・フィル
ムの片側に厚さ17μmの銅フィルムを被覆してつくっ
た。この印刷ヘッド構造物106の受像部材基質109
に面した裏側には、それぞれ正方形の孔107の周りに
正方形の制御電極106aが配置されている。各制御電
極106aには個別的に高圧電源からアドレス可能であ
る。印刷ヘッド構造物106は4列の孔107をもって
いる。孔107はその幅が100μmである。銅電極の
幅は75μmである。孔107の列はずらされており、
全体としての分解能として250dpiが得られるよう
になっている。印刷ヘッド構造物106の製作法に対し
ては、当業界の専門家には公知の通常の銅エッチング法
およびエキシマ・レーザー焼付け法を使用した。
ムの片側に厚さ17μmの銅フィルムを被覆してつくっ
た。この印刷ヘッド構造物106の受像部材基質109
に面した裏側には、それぞれ正方形の孔107の周りに
正方形の制御電極106aが配置されている。各制御電
極106aには個別的に高圧電源からアドレス可能であ
る。印刷ヘッド構造物106は4列の孔107をもって
いる。孔107はその幅が100μmである。銅電極の
幅は75μmである。孔107の列はずらされており、
全体としての分解能として250dpiが得られるよう
になっている。印刷ヘッド構造物106の製作法に対し
ては、当業界の専門家には公知の通常の銅エッチング法
およびエキシマ・レーザー焼付け法を使用した。
【0056】トナー移送装置101 好適具体化例におけるトナー移送装置101はテフロン
(商品名)被覆を施したアルミニウムのスリーブをも
ち、表面の粗さが2.5μm(AMSI/ASME B
46.1−1985によって測定したRa値)、直径が
20mmの円筒形の帯電トナー・コンベヤ103から成
っている。帯電トナー・コンベヤ103は50rpmの
速度で回転させた。この帯電トナー・コンベヤ103は
20Vの直流オフセット電圧を付加した周波数3.0k
Hzの矩形波振動電圧600Vをもつ交流電源に連結さ
れている。
(商品名)被覆を施したアルミニウムのスリーブをも
ち、表面の粗さが2.5μm(AMSI/ASME B
46.1−1985によって測定したRa値)、直径が
20mmの円筒形の帯電トナー・コンベヤ103から成
っている。帯電トナー・コンベヤ103は50rpmの
速度で回転させた。この帯電トナー・コンベヤ103は
20Vの直流オフセット電圧を付加した周波数3.0k
Hzの矩形波振動電圧600Vをもつ交流電源に連結さ
れている。
【0057】2本の混合棒と1個の計量ローラとから成
る静止した芯/回転するスリーブの型の磁気ブラシ10
4からこのコンベヤ103に帯電したトナーが推進され
て来る。混合棒の一つはこの装置を通して現像剤を輸送
するのに使用され、他の棒はトナーと現像剤とを混合す
るのに使用される。
る静止した芯/回転するスリーブの型の磁気ブラシ10
4からこのコンベヤ103に帯電したトナーが推進され
て来る。混合棒の一つはこの装置を通して現像剤を輸送
するのに使用され、他の棒はトナーと現像剤とを混合す
るのに使用される。
【0058】磁気ブラシ104はいわゆる磁気ローラか
ら構成され、これはこの場合にはローラ・アセンブリー
の中に静止した磁性の芯を含み、この芯は3個の磁極と
1個の開いた場所(磁極が存在しない部分)とを有し、
磁気ローラから使用済みの現像剤が落ちて行くことがで
きるようになっている。この開いた場所は周囲の1/4
を占めており、帯電トナー・コンベヤ103とは反対側
に位置している。
ら構成され、これはこの場合にはローラ・アセンブリー
の中に静止した磁性の芯を含み、この芯は3個の磁極と
1個の開いた場所(磁極が存在しない部分)とを有し、
磁気ローラから使用済みの現像剤が落ちて行くことがで
きるようになっている。この開いた場所は周囲の1/4
を占めており、帯電トナー・コンベヤ103とは反対側
に位置している。
【0059】磁気ブラシ104のスリーブは直径が20
mmであり、細かい粒子で表面を粗くして(AMSI/
ASME B46.1−1985によって測定したRa
値が3μm)輸送を助けるようにしたステンレス鋼から
つくられており、この磁気ブラシ104と帯電トナー・
コンベヤ103との間の区域の外部磁場の強さは、磁気
ブラシ104のスリーブの外表面で測定して0.045
Tである。
mmであり、細かい粒子で表面を粗くして(AMSI/
ASME B46.1−1985によって測定したRa
値が3μm)輸送を助けるようにしたステンレス鋼から
つくられており、この磁気ブラシ104と帯電トナー・
コンベヤ103との間の区域の外部磁場の強さは、磁気
ブラシ104のスリーブの外表面で測定して0.045
Tである。
【0060】削り具の刃を使用して現像剤を強制的に磁
気ローラから外に出す。他の側では、ドクターナイフの
刃を用いて少量の現像剤を計量して磁気ブラシの表面に
供給する。スリーブを100rpmで回転させると内部
の素子はこの速度で回転し、現像装置の内部で良好な輸
送が行われる。磁気ブラシ104は−200Vの直流電
源に連結されている。
気ローラから外に出す。他の側では、ドクターナイフの
刃を用いて少量の現像剤を計量して磁気ブラシの表面に
供給する。スリーブを100rpmで回転させると内部
の素子はこの速度で回転し、現像装置の内部で良好な輸
送が行われる。磁気ブラシ104は−200Vの直流電
源に連結されている。
【0061】帯電トナー・コンベヤ103の基準面は磁
気ブラシ104の基準面から900μm離れた所にあ
る。
気ブラシ104の基準面から900μm離れた所にあ
る。
【0062】印刷エンジン 印刷ヘッド構造物106の前側と帯電トナー・コンベヤ
103のスリーブ(基準面)との間の距離Bは350μ
mに設定した。裏電極105と印刷ヘッド構造物106
の裏側(即ち制御電極106a)との間の距離は150
μmに設定し、紙は6.25mm/秒の速度で動かし
た。個々の制御電極106aに対し、(画像に従った)
電圧V3を、時間変調基準で128個のレベルをもたせ
0V〜−300Vの間でライン・タイム(line t
ime)32ミリ秒でかけた。裏電極105は+600
Vの高圧電源に連結されている。帯電トナー・コンベヤ
には20Vの直流オフセット電圧を付加した周波数3.
0kHzの600Vの交流電圧がかけられている。
103のスリーブ(基準面)との間の距離Bは350μ
mに設定した。裏電極105と印刷ヘッド構造物106
の裏側(即ち制御電極106a)との間の距離は150
μmに設定し、紙は6.25mm/秒の速度で動かし
た。個々の制御電極106aに対し、(画像に従った)
電圧V3を、時間変調基準で128個のレベルをもたせ
0V〜−300Vの間でライン・タイム(line t
ime)32ミリ秒でかけた。裏電極105は+600
Vの高圧電源に連結されている。帯電トナー・コンベヤ
には20Vの直流オフセット電圧を付加した周波数3.
0kHzの600Vの交流電圧がかけられている。
【0063】カラー印刷エンジン 上記と同様な方法で印刷ヘッド構造物をつくった。印刷
用の孔は正方形であって幅が100μmであり、254
dpiの印刷分解能を得るように2列にずらされて配置
されている。銅電極をマスクとして用いエキシマ・レー
ザーによって貫通孔を穿孔した後、短時間等方的なプラ
ズマ・エッチング処理を行うことによりきれいにした。
20922個の孔により210mmの印刷幅を得た。4
個の異なったトナー付加モジュールに対して同様な印刷
ヘット構造物をつくった。
用の孔は正方形であって幅が100μmであり、254
dpiの印刷分解能を得るように2列にずらされて配置
されている。銅電極をマスクとして用いエキシマ・レー
ザーによって貫通孔を穿孔した後、短時間等方的なプラ
ズマ・エッチング処理を行うことによりきれいにした。
20922個の孔により210mmの印刷幅を得た。4
個の異なったトナー付加モジュールに対して同様な印刷
ヘット構造物をつくった。
【0064】帯電したトナー付加モジュールとして、市
販のApple Colour Laserwrite
r 12/600PSの非磁気的な単一成分ユニット
(即ち黄色のトナー・カートリッジM3758 G/
A、マゼンタのトナー・カートリッジM3760 G/
A、シアンのトナー・カートリッジM3757 G/
A、および黒のトナー・カートリッジM3756 G/
A)を使用した。ドクター・ナイフの刃およびトナー・
ローラを周波数が3.0kHz、矩形波振動交流電圧が
300Vrmsで、−200Vの直流成分をもつ高圧電
源に連結する。
販のApple Colour Laserwrite
r 12/600PSの非磁気的な単一成分ユニット
(即ち黄色のトナー・カートリッジM3758 G/
A、マゼンタのトナー・カートリッジM3760 G/
A、シアンのトナー・カートリッジM3757 G/
A、および黒のトナー・カートリッジM3756 G/
A)を使用した。ドクター・ナイフの刃およびトナー・
ローラを周波数が3.0kHz、矩形波振動交流電圧が
300Vrmsで、−200Vの直流成分をもつ高圧電
源に連結する。
【0065】個々の制御電極には画像密度の情報に従っ
て0から−300Vの時間変調電圧をかけた。
て0から−300Vの時間変調電圧をかけた。
【0066】トナー・ローラの表面と、異なった制御電
極をもつ印刷ヘッド構造物の表面との間の距離は300
μに設定した。印刷ヘッド構造物を、ヨーロッパ特許A
0712 056号記載のように、フレームの中で4本
のローラの棒の上に引き伸ばし、印刷エンジンの中にし
っかりと固定し、4個の異なった印刷ヘッド構造物の間
で正しい配置が出来るようにする。
極をもつ印刷ヘッド構造物の表面との間の距離は300
μに設定した。印刷ヘッド構造物を、ヨーロッパ特許A
0712 056号記載のように、フレームの中で4本
のローラの棒の上に引き伸ばし、印刷エンジンの中にし
っかりと固定し、4個の異なった印刷ヘッド構造物の間
で正しい配置が出来るようにする。
【0067】受像用の紙を20mm/秒の速度で印刷ヘ
ッド構造物の裏側にある裏電極から500μ離れたとこ
ろで裏電極の上を通す。裏電極には1500Vの高圧電
源を連結する。
ッド構造物の裏側にある裏電極から500μ離れたとこ
ろで裏電極の上を通す。裏電極には1500Vの高圧電
源を連結する。
【0068】この装置を使用し、さらに次に説明する画
像予備処理装置を用いて多色画像を印刷することができ
る。
像予備処理装置を用いて多色画像を印刷することができ
る。
【0069】画像予備処理装置 画像ファイル(例えばTIFFファイル)を適当な形状
をもったビットマップ・ファイルに変換する。第1の例
では、512個の印刷用の孔107をもつ印刷ヘッド構
造物を使用し、512のピクセル幅をもつ8ビットのグ
レースケール密度のビットマップ・ファイルを使用し幅
5cmのグラフィック画像を得た。
をもったビットマップ・ファイルに変換する。第1の例
では、512個の印刷用の孔107をもつ印刷ヘッド構
造物を使用し、512のピクセル幅をもつ8ビットのグ
レースケール密度のビットマップ・ファイルを使用し幅
5cmのグラフィック画像を得た。
【0070】下記の特徴をもつ方法を次々に行いこのビ
ットマップ・ファイルを上記のように補正した。
ットマップ・ファイルを上記のように補正した。
【0071】感度の補正に対しては、凹のカナモリ曲線
をもつLUTを使用する。
をもつLUTを使用する。
【0072】陰影の補正に対しては、補正を行わない最
初の印刷出力を用い、マイクロ・デンシトメータにより
最高の印刷密度の所で個々のピクセル密度を測定する。
測定された密度の変動に対して補正を行い、再び全密度
をもつ(補正された)画像を印刷し、印刷方向と直交す
る方向で均一な画像密度が得られるまで再び測定を行
う。このようにして得たデータを第2のLUTに入れ
る。
初の印刷出力を用い、マイクロ・デンシトメータにより
最高の印刷密度の所で個々のピクセル密度を測定する。
測定された密度の変動に対して補正を行い、再び全密度
をもつ(補正された)画像を印刷し、印刷方向と直交す
る方向で均一な画像密度が得られるまで再び測定を行
う。このようにして得たデータを第2のLUTに入れ
る。
【0073】隣接の補正に対しては、或るピクセルに対
する密度の値がすぐ隣のピクセルに対する密度の値に対
して5%だけ補正されるようなアルゴリズムを用いる。
する密度の値がすぐ隣のピクセルに対する密度の値に対
して5%だけ補正されるようなアルゴリズムを用いる。
【0074】以前のピクセルに対する補償については、
或る印刷時間における或るピクセルに対する密度の値を
第1の以前の線引き時間における同じ印刷用の孔107
の密度の値によって7%、第2の以前の線引き時間にお
ける同じ印刷用の孔107の密度の値によって2%補正
するようなアルゴリズムを使用する。
或る印刷時間における或るピクセルに対する密度の値を
第1の以前の線引き時間における同じ印刷用の孔107
の密度の値によって7%、第2の以前の線引き時間にお
ける同じ印刷用の孔107の密度の値によって2%補正
するようなアルゴリズムを使用する。
【0075】レイアウトの設計の補正には、個々のピク
セルがどのような方法で多数のICの方へ連結されてい
るか、またどのようにこのICの出力チャネルが使用さ
れているかを考慮したLUTを使用する。
セルがどのような方法で多数のICの方へ連結されてい
るか、またどのようにこのICの出力チャネルが使用さ
れているかを考慮したLUTを使用する。
【0076】グレースケールの印刷には時間変調を使用
した。このため補正されたピクセル値(0〜127の
値)をもつ単一線を印刷する毎に、この線を128回複
製し、128本のサブラインを得る。各サブラインは元
の単一線と同じピクセル値をもっている。各サブライン
は1〜128のサブライン・インデックスをもってい
る。このサブラインを印刷エンジンに送る。サブライン
内部の各ピクセルがサブライン・インデックスよりも大
きな値をもっている場合、それに対応する孔の中にトナ
ー粒子を通すオン(ON)の値または信号パルスが該孔
の上に生じる。サブライン・インデックスよりも小さい
すべてのピクセル値は与えられたピクセルに対しオフ
(OFF)となる。
した。このため補正されたピクセル値(0〜127の
値)をもつ単一線を印刷する毎に、この線を128回複
製し、128本のサブラインを得る。各サブラインは元
の単一線と同じピクセル値をもっている。各サブライン
は1〜128のサブライン・インデックスをもってい
る。このサブラインを印刷エンジンに送る。サブライン
内部の各ピクセルがサブライン・インデックスよりも大
きな値をもっている場合、それに対応する孔の中にトナ
ー粒子を通すオン(ON)の値または信号パルスが該孔
の上に生じる。サブライン・インデックスよりも小さい
すべてのピクセル値は与えられたピクセルに対しオフ
(OFF)となる。
【0077】このようにして得られたビットマップ・フ
ァイルはプリンター・コントローラのFIFO 125
の中に直列的な時系列として送り込まれ、これから直列
/並列変換器を用い個々の制御電極106aに出力電圧
(V3=−300Vまたは0V)を与える。
ァイルはプリンター・コントローラのFIFO 125
の中に直列的な時系列として送り込まれ、これから直列
/並列変換器を用い個々の制御電極106aに出力電圧
(V3=−300Vまたは0V)を与える。
【0078】上記の方法で非磁気的一成分トナー付加器
を使用する20,922個の印刷用の孔をもつカラー印
刷エンジンの各印刷ヘッド構造物に対しも、同等な画像
予備処理装置を使用した。
を使用する20,922個の印刷用の孔をもつカラー印
刷エンジンの各印刷ヘッド構造物に対しも、同等な画像
予備処理装置を使用した。
【0079】以上本発明の好適具体化例を詳細に説明し
たが、当業界の専門家には添付特許請求の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形を行い得ることは明らかであろ
う。
たが、当業界の専門家には添付特許請求の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形を行い得ることは明らかであろ
う。
【0080】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。
る。
【0081】1.− トナー移送装置; − トナー受取り部材基質; − トナーを該トナー移送装置から該トナー受取り部材
基質へと送るための多数の孔を有する電子的にアドレス
可能な印刷ヘッド構造物; − 駆動信号によりトナーが該孔を通過するのを制御す
るために各孔のための少なくとも1個の制御電極とを具
備し、 画像信号を該駆動信号に変換する前に画像信号を補正す
るための予備処理装置を含んでいることを特徴とする画
像信号により表された画像を印刷するための直接静電印
刷装置。
基質へと送るための多数の孔を有する電子的にアドレス
可能な印刷ヘッド構造物; − 駆動信号によりトナーが該孔を通過するのを制御す
るために各孔のための少なくとも1個の制御電極とを具
備し、 画像信号を該駆動信号に変換する前に画像信号を補正す
るための予備処理装置を含んでいることを特徴とする画
像信号により表された画像を印刷するための直接静電印
刷装置。
【0082】2.該画像予備処理装置は印刷装置の感度
特性により画像信号を補正するための装置を有している
上記第1項記載の印刷装置。
特性により画像信号を補正するための装置を有している
上記第1項記載の印刷装置。
【0083】3.該画像予備処理装置は凹の変換曲線、
好ましくはカナモリによる変換曲線によって画像信号を
補正する上記第1または2項記載の印刷装置。
好ましくはカナモリによる変換曲線によって画像信号を
補正する上記第1または2項記載の印刷装置。
【0084】4.該画像予備処理装置は孔の非均一性、
およびトナー移送装置に関するその個々の距離に基づく
補正表により画像信号を補正する装置を有している上記
第1〜3項記載の印刷装置。
およびトナー移送装置に関するその個々の距離に基づく
補正表により画像信号を補正する装置を有している上記
第1〜3項記載の印刷装置。
【0085】5.該画像予備処理装置は該印刷ヘッド構
造物に関する該受取り部材基質の相対的な運動に実質的
に垂直な方向における隣接ピクセルのピクセル値の部分
によって画像信号を補正するための装置をもっている上
記第1〜4項記載の印刷装置。
造物に関する該受取り部材基質の相対的な運動に実質的
に垂直な方向における隣接ピクセルのピクセル値の部分
によって画像信号を補正するための装置をもっている上
記第1〜4項記載の印刷装置。
【0086】6.該画像予備処理装置は該印刷ヘッド構
造物に関する該受取り部材基質の相対的な運動に実質的
に平行な方向における隣接ピクセルのピクセル値の部分
によって画像信号を補正するための装置をもっている上
記第1〜5項記載の印刷装置。
造物に関する該受取り部材基質の相対的な運動に実質的
に平行な方向における隣接ピクセルのピクセル値の部分
によって画像信号を補正するための装置をもっている上
記第1〜5項記載の印刷装置。
【0087】7.該画像予備処理装置は該印刷ヘッド構
造物を駆動する電子素子に従って画像信号を再配置する
装置をもっている上記第1〜6項記載の印刷装置。
造物を駆動する電子素子に従って画像信号を再配置する
装置をもっている上記第1〜6項記載の印刷装置。
【0088】8.該画像予備処理装置は画像信号を該制
御電極にかける時間変調出力信号に変換する装置をもっ
ている上記第1〜7項記載の印刷装置。
御電極にかける時間変調出力信号に変換する装置をもっ
ている上記第1〜7項記載の印刷装置。
【0089】9.該画像予備処理装置は画像信号を該制
御電極にかける電圧変調出力信号に変換する装置をもっ
ている上記第1〜7項記載の印刷装置。
御電極にかける電圧変調出力信号に変換する装置をもっ
ている上記第1〜7項記載の印刷装置。
【図1】本発明のDEP装置の可能な具体化例の模式図
である。
である。
【図2】本発明のDEP装置の画像予備処理装置の可能
な具体化例の模式図である。
な具体化例の模式図である。
【符号の説明】 100 DEP装置 101 トナー移送装置 102 現像剤の容器 103 帯電したトナーのコンベヤ 104 磁気ブラシ 105 裏電極 106 印刷ヘッド構造物 106a 制御電極 106b 遮蔽電極 107 印刷用の孔 108 コンベヤ装置 109 受像基質、トナー受取り部材、受像部材 110 定着装置 111 トナー・フラックス 120 DEPの感度および人間の応答の補正 121 陰影の補正 122 隣接の補正 123 以前のピクセルの補正 124 ピクセル−ラインのレイアウトの設計の再構
築 125 FIFOメモリー 126 制御用IC
築 125 FIFOメモリー 126 制御用IC
フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ドウルト ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 デイルク・ベルメイレン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ジヤツク・レオナール ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 グイド・デジー ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内
Claims (1)
- 【請求項1】 − トナー移送装置; − トナー受取り部材基質; − トナーを該トナー移送装置から該トナー受取り部材
基質へと送るための複数の孔を有する電子的にアドレス
可能な印刷ヘッド構造物; − 駆動信号によりトナーが該孔を通過するのを制御す
るために各孔のための少なくとも1個の制御電極とを具
備し、 画像信号を該駆動信号に変換する前に画像信号を補正す
るための予備処理装置を含んでいることを特徴とする画
像信号により表された画像を印刷するための直接静電印
刷装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP96200690A EP0795792A1 (en) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | An image pre-processor in a device for direct electrostatic printing |
DE96200690.4 | 1996-03-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106547A true JPH106547A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=8223778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7672797A Pending JPH106547A (ja) | 1996-03-14 | 1997-03-13 | 直接静電印刷装置の画像予備処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0795792A1 (ja) |
JP (1) | JPH106547A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE506484C2 (sv) | 1996-03-12 | 1997-12-22 | Ito Engineering Ab | Tryckverk av toner-jet-typ med elektriskt skärmad matris |
US6081283A (en) * | 1998-03-19 | 2000-06-27 | Array Printers Ab | Direct electrostatic printing method and apparatus |
EP0965455A1 (en) * | 1998-06-15 | 1999-12-22 | Array Printers Ab | Direct electrostatic printing method and apparatus |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520500B2 (ja) * | 1990-05-30 | 1996-07-31 | 三田工業株式会社 | 画像形成装置 |
US5193011A (en) * | 1990-10-03 | 1993-03-09 | Xerox Corporation | Method and apparatus for producing variable width pulses to produce an image having gray levels |
US5287127A (en) * | 1992-02-25 | 1994-02-15 | Salmon Peter C | Electrostatic printing apparatus and method |
US5400062A (en) * | 1992-08-19 | 1995-03-21 | Salmon; Peter C. | Electrostatic printing apparatus and method |
US5404155A (en) * | 1992-11-13 | 1995-04-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having an aperture electrode with controlled image potential |
-
1996
- 1996-03-14 EP EP96200690A patent/EP0795792A1/en not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-03-13 JP JP7672797A patent/JPH106547A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0795792A1 (en) | 1997-09-17 |
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