JP2954886B2 - トナークラウドを与えるためにガス流を用いた直接静電印刷装置 - Google Patents

トナークラウドを与えるためにガス流を用いた直接静電印刷装置

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JP2954886B2
JP2954886B2 JP26141196A JP26141196A JP2954886B2 JP 2954886 B2 JP2954886 B2 JP 2954886B2 JP 26141196 A JP26141196 A JP 26141196A JP 26141196 A JP26141196 A JP 26141196A JP 2954886 B2 JP2954886 B2 JP 2954886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電印刷方法、より
詳しくは直接静電印刷(DEP)に関する。DEPにお
いては、静電印刷は電子的にアドレス可能なプリントヘ
ッドにより基体に直接行われる。
【0002】
【従来の技術】DEP(直接静電印刷)においてはトナ
ー又は現像材料が直接的に像に従って基体に付着され、
前記基体は像に従った静電潜像を何ら有していない。前
記基体は中間物であってもよい(この場合、前記の形成
された画像を他の基体(例えばアルミニウム等)に転写
するのが好ましい)が、最優先的にそれは最終受容体で
あり、かくして最終溶解段階後には最終受容体(例えば
普通紙、透明ポジ等)に画像を直接的に生ぜしめること
の可能性をもたらすものである。このことはこの方法を
古典的なエレクトログラフ法(電荷保持面上の静電潜像
が適当な材料で現像されて前記潜像を見えるようにし、
粉末像が溶融されて直接に前記電荷保持面に付着され、
その結果、直接エレクトログラフィクプリントとなる
か、又は、粉末像が次いで最終基体へ転写されてそこで
溶融されてその媒体に付着され、その結果これは間接エ
レクトログラフィクプリントとなる)と異ならしめる。
最終基体は透明な媒体、不透明重合体フィルム、紙等の
如く種々な材料でありうる。
【0003】DEPはまた電子写真とも顕著に異なり、
そこでは静電潜像を生ぜしめるために追加的な段階およ
び追加的な部材が導入され、より詳しくは、光伝導体が
用いられかつ帯電/露出サイクルが必要である。
【0004】DEP装置はUS−P3689935に開
示されている。この文献は多層粒子モジュレータからな
る静電ラインプリンタ、あるいは絶縁材料の層、この絶
縁材料の層の一側面に設けられた導電性材料の連続層、
および前記絶縁材料の層の他側面に設けられた導電性材
料の区分化された層からなるプリントヘッドを開示す
る。このプリントヘッドは又、少なくとも一列の開口を
有する。導電性材料の区分化された層の各区分は開口の
部分のまわりに形成されかつ区分化された導電性層の他
の区分から互いに隔離されている。一定の電位が連続導
電性層に印加されている一方で選択された電位が区分化
された導電性層の各区分に印加されている。全体に印加
された電界は帯電された粒子を粒子変調器(プリントヘ
ッド)の列状の開孔を通って放出し、その粒子流の強さ
は区分化された導電性層の区分に印加された電位のパタ
ーンに従って変調される。帯電粒子の変調された流れは
変調粒子流中に介在され粒子変調器(プリントヘッド)
に対してライン毎の走査プリントを与える方向に移送さ
れるプリント受容媒体に当る。区分された電極は制御電
極と呼ばれ連続電極は遮蔽電極と呼ばれる。遮蔽電極は
例えばトナー電極に面し、制御電極は画像記録部材に面
する。プリントヘッドと背面電極との間に置かれた像受
容材料へトナーを引きつけるようにプリントヘッドと背
面電極との間に直流電界が印加される。
【0005】静電印刷においては、高品質印刷が可能に
なる前に次の二つの問題が解決されなければならない: − 調色粒子の均一なクラウド(cloud )をプリントヘ
ッドに提供すること − 十分な帯電調色粒子をプリントヘッド構造体へ、こ
れらをまき散らすこと なくまたはプリントヘッド構造体や駆動まわりを汚すこ
となく、供給すること。
【0006】GB2108432には、トナー粒子の均
一なクラウドをプリントヘッドへもたらす別の手段が開
示されている。それ故、運搬部材が設けられその上にト
ナー粒子の層が付着されこのトナー運搬部材とプリント
ヘッド構造体上の導電性材料の層との間に交流電圧が印
加される。この交流電圧の故にトナー粒子はトナー運搬
部材とこのトナー運搬部材に面するプリントヘッドの表
面との間を跳躍し、「トナークラウド」(toner - clou
d )を形成する。この交流電圧はトナー粒子がプリント
ヘッド構造体へ達するのを許容するように調節され、か
くしてプリントヘッド構造体と基体担持部材との間にあ
る全体的な直流電圧が前記粉状クラウドから変調後に前
記トナー粒子を抽出できるようにする。全体的な直流電
圧は、前記変調の後の、トナー粒子を像受容部材(プリ
ントヘッドと背面電極との間に置かれている)へ推進さ
せる。
【0007】DE−OS3411948においては、調
色粒子がプリントヘッド構造体へ運搬部材上の層の形で
提供される装置が開示されている。前記運搬部材は特殊
な設計であり、AC/DC電界は前記プリントヘッド構
造体に沿う跳躍輸送を実現するために使用される。また
この文献においては「トナークラウド」の質は前記プロ
セスを容易にするためにアドレスされる。
【0008】EP−A266960においては、トナー
送り出しシステムが開示されており、トナー運搬手段の
表面にトナーの単層が多成分現像剤(キャリヤ/トナ
ー)および従来の磁気ブラシを用いて付着される。多成
分現像剤の使用はトナー中の望ましい電荷分布およびプ
リントヘッドの汚れの度合の減少という結果になる。U
S−P5099271においては、トナークラウドが機
械的に生ぜしめられるDEP装置が開示され、トナーク
ラウドはスクレーパー・ブレードを引っかく重合弾力性
毛のブラシを用いて生ぜしめられる。
【0009】EP−A675417、US−P5327
169および日本公開出願JP−A60/263962
においては磁気ブラシから直接にプリントヘッド構造体
へトナークラウドを提供することが開示されている。
【0010】上に示した引用例において開示された種々
の改良案はDEPを実施する際に遭遇する諸問題を少な
くとも部分的に解決するものであるが、諸装置のプリン
ト速度はなおもプリントヘッド構造体へ提供できるトナ
ーの量(トナークラウドの濃度)に強く依存している。
プリント速度を増すことができるためのトナークラウド
の濃度を改良する諸提案がある。例えば欧州出願952
00834(1995年4月3日出願)においては、磁
気ブラシから直接トナークラウドを抽出するDEP装置
において磁気ブラシの速度を印刷が行われる基体の移行
速度に適応させるということが開示されている。それを
行うのに、同じ達成可能最大濃度に対するプリント速度
およびプリントの均一性の両方が強化されうるであろ
う。欧州出願95201048(1995年4月25日
出願)においては、トナークラウドが磁気ブラシから直
接発生されるのではなく帯電トナーコンベヤー(CT
C)の速度が印刷される基体の移行速度に適合されてい
るときのCTCから発生されるDEP装置における同じ
利点が開示されている。プリント速度は重合弾力性毛の
ブラシによりこのブラシの回転速度がUS−P5386
255に記述されている如く良く調整されているときに
トナークラウドが発生されるシステムにおいても強化さ
れうる。これらの解決法は高いプリント速度において良
好な印刷を与えるけれども、磁気ブラシ又はCTCの運
動速度はむしろ高くなり、かくして前記トナークラウド
発生モジュールへの機械的応力を増大させるのである。
【0011】EP−A464741においては、組み合
せトナー帯電および送り出し手段を含むDEP装置が開
示され、そこではトナー粒子は流動床から抽出されそし
て空気流により環状部材を通って制御下のスピードで動
かされる。環状部材を通過することによりトナー粒子は
帯電されプリントヘッド構造体のプリント用開口の近く
にもたらされる。このDEP装置において、可動部品は
極少になされるが、組み合せトナー帯電および送り出し
手段の構造は全く複雑であり、空気流の速度は注意深く
制御されなくてはならず、さもないとトナー帯電はほと
んど制御されえないからである。
【0012】かくしてなおも、密なトナークラウドをプ
リントヘッド構造体へ提供する手段を有する必要性があ
り、かくして、トナークラウド発生の手段はもはやプリ
ント速度を制限する手段ではない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は密なト
ナークラウドがプリントヘッド構造体へ与えられるDE
P(直接静電印刷装置)を提供することである。
【0014】本発明の別の目的はトナークラウドが与え
られうる速度にあまり印刷速度が依存しないDEP装置
を提供することである。
【0015】本発明の更に別の目的はトナーをプリント
用開口へ供給するための手段を速く動かす必要がなくか
くしてその構成要素への機械的応力を小さくして高速印
刷を可能にするDEPを与えることである。
【0016】本発明の更に別の目的はトナー霧(トナー
クラウド)を生ぜしめるためにより少ない機械的可動部
品を要求するDEP装置を与えることである。
【0017】本発明の更に別の目的および本方法の利点
は以下に詳細に述べることから明らかになろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の諸目的は、プリ
ントヘッド構造体(106)、制御電極(106a)に
より電気的に変調できる粒子流が通る前記プリントヘッ
ド構造体(106)内のプリント用開口(107)の配
列、および前記開口(107)の近くに乾燥トナー粒子
のクラウドを与えるトナー送り出し手段(101)から
なるDEP装置において前記トナークラウド(100)
が、前記帯電トナーコンベヤーから前記トナー粒子を引
き離すガス流により、前記開口(107)の近くに形成
される(ただし、前記ガス流は互いに向き合ったガス出
口(111aと111b)により前記トナーコンベヤー
上の前記トナー粒子へ指向される)ことを特徴とするD
EP装置を提供することにより成就される。
【0019】好ましい実施例においては、前記ガス流は
空気の流れである。
【0020】他の好ましい実施例においては、前記トナ
ークラウド(100)は流動床の形の下で与えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるDEP装置の
一実施例を示す概略図である。図2は一つのトナー供給
モジュールに一緒に組み込まれたプリントヘッド構造体
と流動トナー床を示す概略図である。図3は図2に示さ
れたトナー供給モジュールを用いたDEP装置を示す概
略図である。
【0022】密なトナークラウドがDEP装置のプリン
トヘッド構造体の開口へガス流により提供され得ると、
DEP装置での可動部品を極少化できるということが判
った。このガス流はプリント開口の近くに緩い渦巻き雲
状のトナー粒子を持って来る。トナー粒子の前記の緩い
渦巻き雲を形成する前記ガス流にはどんなガスでも用い
ることが出来るが、空気流を用いるのが好ましい。トナ
ークラウドを生ぜしめるのにガス流を用いたDEP装置
の幾つかの機械的実施が可能である。図1において、可
能な実施の一例が示されている(以下実施例1と称
す)。この図において、トナー(102)はトナー容器
(101)から磁気ブラシ(104)を介して帯電トナ
ーコンベヤー(103)に持って来られる。図示の場
合、トナーは磁性キャリヤ粒子と非磁性トナー粒子を含
む多成分現像剤の一部である。CTC(103)上のト
ナーは出口(111a)と(111b)から来る二つの
空気流を受ける。空気の流れの速さおよび空気の量は空
気制御手段(図における空気弁)(112)により各出
口(111a)と(111b)で独立的に調整される。
空気流の為に、CTC上のトナーはプリント用開口(1
07)の近くで渦を巻きそして受容基体(109)に引
きつけられうる。基体(109)は輸送手段(108)
によりプリントヘッド構造体(106)と背面電極(1
05)との間を矢印Aの方向に輸送される。像は基体
(109)へ定着手段(110)により定着される。ま
た、制御手段(112)に設けられた適当なタイミング
手段により連続又は脈動の空気流を得ることが出来る。
脈動の空気流は独立的に所望の値へ調整されうる。出口
(111a)と(111b)からの脈動ガス流は交互に
なされうる。すなわち、出口(111a)からガスがト
ナー粒子へと通過するとき出口(111b)は閉じら
れ、そして逆の場合は逆になされる。前記ガス(空気)
流は10と200Hzの間の周波数で脈動されるのが好
ましい。ガス流は少なくとも1・105 Paの圧力を有
する。
【0023】第1実施例(図1)に示されたプリントヘ
ッド構造体(106)は両側面を金属フィルムで被覆し
たプラスチック絶縁フィルムから作られている。プリン
トヘッド構造体(106)は一つの連続電極表面(以下
「遮蔽電極」(106b)と呼び図示の実施例において
はトナー送り出し手段に面している)と複雑アドレス可
能電極構造体(以下「制御電極」(106a)と呼びプ
リント用開口(107)のまわりにあり図示の実施例に
おいては前記DEP装置のトナー受け取り部材に面して
いる)とを含む。前記プリント用開口(107)は列構
造に配列され、この列構造の列の総数は適用分野に応じ
て選択できる。遮蔽電極(106b)および制御電極
(106a)の場所および/又は形は、本願発明による
トナー粒子を用いたDEP方法に対する装置の他の実施
例において、図1に示された場所とは異なってもよい。
本発明は遮蔽電極(106b)を有さず制御電極(10
6a)のみからなるプリントヘッド構造体を備えたDE
P装置においても使用されうる。又、各プリント用開口
(107)のまわりに、絶縁材を介して、この絶縁材の
一側における各々一つの制御電極(106a)と他側に
おける各々一つの遮蔽電極(106b)が在り、各開口
(107)のまわりに配置された前記のそれぞれの制御
電極(106a)の各一つの電極と前記のそれぞれの遮
蔽電極(106b)の各一つの電極は互いに前記単一開
口(107)を通る金属被覆物により連結され、各開口
(107)のまわりに単一のプリント用電極を形成して
いるプリントヘッド構造体を用いて本発明を実施するこ
とも出来る。
【0024】第1実施例に使用されたプリントヘッド構
造体は例えばEP−B390847およびEP−B47
6030に記述されている如きマトリックス電極と呼ば
れるものであってもよい。
【0025】本発明によるDEP装置の背面電極(10
5)は平らな電極として作られることが出来かつプリン
トヘッド構造体と協同するようにも作られることが出
来、前記背面電極は例えばUS−P4568955およ
びUS−P4733256に記述されている如き電源に
接続され電位的に隔離されているワイヤ又はスタイル
(styli )とは異なって構成される。背面電極は、プリ
ントヘッド構造体と協同し、一つまたはそれ以上の可撓
性PCB(印刷回路基盤)からも構成出来る。
【0026】前記プリントヘッド構造体(106)と帯
電トナーコンベヤー(103)との間、同じく開口(1
07)のまわりの制御電極とトナー受容部材(109)
の背後の背面電極(105)との間、同じく前記プリン
トヘッド構造体(106)の複数電極表面間又は単一電
極表面上に、異なる電界が付与される。図1に示される
本発明によるDEP方法に有用である装置の一つの実施
例(実施例1)においては、電圧V1が帯電トナーコン
ベヤー(103)のスリーブに印加され、電圧V2が遮
蔽電極(106b)に印加され、電圧V3o 以上V3n
までが制御電極(106a)用である。V3の値は像形
成信号の変調に従って、値V3o とV3n との間で、時
間ベース又はグレイレベル・ベースで選択される。電圧
V4はトナー受容部材の後方の背面電極に印加される。
本発明の他の実施例においては、複数電圧V2o 乃至V
n および/又はV4o 乃至V4n が使用できる。電圧
V5が磁気ブラシのスリーブの表面に印加される。実施
例1は多成分現像剤に代って磁性トナーが使用される
(キャリヤ粒子の存在なしで)とき、原理的に正確に同
じ様に作動する。磁性トナーが使用されるとCTC(1
03)は磁性になされてトナー容器(101)から磁性
トナーを直接に引きつける。実施例1に従って、DEP
装置において、例えばドクターブレード上のトナーのか
きときりによりトナーの帯電後にCTCに付与される非
磁性一成分トナーを用いることも出来る。この場合、C
TCはトナー粒子を磁力ではなく静電力で引きつける。
【0027】本発明の他の実施例(実施例2)において
は、図2に示すように、プリントヘッド構造体(10
6)とトナー容器(101)は一緒に組み立てられてト
ナー施与モジュールを形成する。ガス膨張室(113)
におけるガス入口(111)を介して、トナー容器の底
で、ガスが多孔質板(114)(トナー容器の底を形成
している)を浸透してトナー粒子のトナークラウド(1
00)を形成する流動床をトナー容器内で生ぜしめる。
トナー容器(101)において、一つまたはそれ以上の
コロナ(115)が存在してもよくて流動床中のトナー
粒子を帯電させる。コロナの代りに、他の公知の電荷注
入手段(鋭い縁をもつ回転ブレード又は静止ブレードの
如きもの)が使用できる。トナーは使用されるとトナー
容器(101)においてトナーの貯蔵所(図2に示さ
ず)に接続されているトナー入口(116)を介して補
給される。
【0028】図2に示すようにトナー施与モジュールを
形成すべくプリントヘッド構造体(106)とトナー容
器(101)が一緒に組み立てられていると、トナー補
給用入口(116)を設ける必要はない。このような場
合、トナー容器(101)に含まれたすべてのトナーが
使用されると、モジュール全体が交換される。これは新
しいトナー装填毎に新しいプリントヘッド構造体が使用
されるという利点がある。これは従来技術のDEP装置
において必要とされていたようなプリントヘッド構造体
クリーニング用の多少とも複雑な手段の必要性を減じる
(か又は排除する)。
【0029】多孔質板(114)は当業界で公知の任意
の材料から、例えば濾過の分野で通常使用されるような
多孔質ガラスや多孔質ステンレス鋼から作られうる。孔
の寸法はトナーの直径、トナーの比重、トナー容器の寸
法等の関数として選択されて流動床の十分な形成を確実
にする。この孔の寸法の典型的な、好ましい値は0.0
05および0.5μmの間の直径である。
【0030】図3において、図2に示されたトナー施与
モジュールがDEP装置においていかにして設けられう
るかを図解的に示す。この図においてプリントヘッド構
造体(106)はプリント用開口(107)のまわりの
重合体材料の上に制御電極(106a)を有することが
示され、この制御電極はトナー容器(101)に収容さ
れている流動床のトナークラウド(100)とは反対の
方に向いている。プリントヘッド構造体は遮蔽電極を含
んでいない。流動床(トナークラウド(100))か
ら、プリント用開口(107)の近くのトナー粒子が輸
送手段(108)によりプリントヘッド構造体(10
6)と背面電極(105)との間を矢印Aの方向に輸送
される受容基体(109)へ引きつけられうる。像は定
着手段(110)により基体(109)に定着される。
非磁性トナー粒子を用いると、流動床中のトナー粒子を
コロナワイヤ(115)により帯電させることが可能で
ある(他の電荷注入手段がコロナワイヤに替りうる、例
えば鋭い縁を有する回転ブレード又は静止ブレード)。
プリント中に使用されたトナーはトナー貯蔵所(図示せ
ず)に接続されている開口(116)を介して補給され
る。流動床はガス入口(111)を介してガス膨張室
(113)に入るガス流により形成される。ガス流は制
御手段(112)により制御され多孔質板(114)を
通過してトナー容器(101)内にトナー粒子のクラウ
ド(流動床)(100)を形成する。
【0031】プリントヘッド構造体の制御電極(106
a)はトナーを像に従って開口(107)を通過させる
のを可能にする。前記プリントヘッド構造体(106)
とトナー容器(101)との間、開口(107)のまわ
りの制御電極とトナー受容部材(109)の後の背面電
極(105)との間、および単一電極表面に異なる電界
が印加される。図3に示された本発明による、DEP方
法に有用である装置のこの例(実施例2)においては、
電圧V1がトナー容器(101)の壁に印加され(これ
らの壁はプリントヘッド構造体(106)において含ま
れる重合体フィルムによりプリントヘッド構造体の制御
電極から隔離されている)、電圧V3o以上V3n まで
は制御電極(106a)のためである。V3の値は像形
成信号の変調に従って、値V3o とV3n との間で、時
間ベース又はグレイレベル・ベースで選ばれる。電圧V
4はトナー受容部材の後の背面電極に印加される。本発
明の他の実施例においては、多重電圧V2o 乃至V2n
および又はV4o 乃至V4n が使用できる。電圧V6は
コロナワイヤ(115)に印加されてトナー容器(流動
床)におけるトナー粒子を帯電させる。
【0032】流動床の技術の全体は例えば Encycloped
ia of Chemical Technology ,Kirk - Othmer 第4版
第11巻、第138乃至170頁(Wiley と sons NY
,1994,ISBN 0−471−52680−0
(v.11))およびそこに含まれた引用文献に見るこ
とができる。
【0033】トナー粒子と関連して流動床を用いること
が例えばEP−A618510に記述されている。そこ
では導電性の丸められたトナー粒子がトナー粒子の流動
床において生産されうることが開示されている。そし
て、例えばEP−A494454、EP−A62050
5又はDE3213314A1にも古典的なエレクトロ
(フォト)グラフィにおいて流動床のトナーの使用が開
示されている。US4777106においてもトナー粒
子が流動床から施与ローラへ持って来られうるというこ
とが開示されている。前記ローラからトナー粒子が更
に、最終基体に転送される静電潜像(誘電性シリンダー
へのイオン注入により形成される)を現像するために用
いられる。流動床状のトナークラウド形成と直接静電印
刷(DEP)との組み合せは、トナー霧を与えるための
機械的手段又は電気的手段の免除により、そしてDEP
装置に一層少ない可動部品をもたらすことにより、DE
P方法を更に簡潔化する。
【0034】流動床の形成のためのガスはどんなガスで
もよいが、更にまた空気および窒素が本発明に従って好
ましい。図2および図3に示された如きモジュールは一
つのガス入口(111)のみをもつ。しかし、図2およ
び図3に示されたモジュールと基本的に同じであるが一
つ以上のガス入口を有するモジュールを構成することも
出来る。二つのガス入口が存在するとき、両入口は互い
に対向して配置されるのが好ましい。また、この実施例
において、両ガス入口に制御手段(112)を組み込
み、制御手段(112)に組み込まれた適当なタイミン
グ手段により連続するか又は脈動する空気流を得ること
が出来る。複数の空気流の脈動は独立的に所望の値に調
節できる。出口(111a)および(111b)からの
ガス流の脈動は、例えば出口(111a)からトナー粒
子へ向けてガスが通されるとき出口(111b)が閉じ
られ、逆の時は逆の出口が閉じられるように、交互にな
しうる。前記ガス(空気)流は10と200Hzの周波
数の間で脈動されるのが好ましい。ガス流は少なくとも
1・105 Paの圧力を有する。
【0035】実施例2のモジュールの底でのガス入口又
は入口(複数)は任意の形を持ちうるし、モジュールの
壁はガス流における粒子流れを最良にする手段を含みう
る。
【0036】図2に示されているように一側面に個々の
制御電極を含み他側面に連続遮蔽電極(例えばトナー容
器(101)に向く)を含んだ絶縁材料からプリントヘ
ッド構造体が作られているトナー施与モジュールを備え
ることも出来る。その場合、トナー容器の壁は遮蔽電極
から隔離され別の電圧が遮蔽電極に印加されることが好
ましい。また本発明の実施例2は例えばEP−B390
847およびEP−B476030に記述されている如
く織製した電導体のメッシュであるいわゆるマトリック
ス電極であるものを用いても実現できる。
【0037】実施例2において、非磁性トナー粒子を含
む一成分現像剤が使用できる。このトナー粒子の帯電は
粒子、トナー容器(101)の壁、およびガス間の簡単
な摩擦接触により行われる。その帯電は流動床を形成す
るためのガス流の如くイオン化された空気を用いること
により助力できる。空気は当技術分野で公知である何ら
かの手段によりイオン化される。例えばコロナワイヤは
空気をイオン化するのに非常に適している。本発明の実
施例2において例示されている如く流動床に非磁性一成
分現像剤を用いる場合、トナー粒子と接触して電荷をト
ナー粒子へ付与する一層大きな非導電性粒子(電荷注入
ビーズ)を混ぜることが有益である。このような粒子
(好ましくは20と100μmの間の平均直径、より好
ましくは40と80μmの間の平均直径を有する)の付
加は、流動床の形成およびトナー粒子の帯電の両方を容
易にする。これらの付加する粒子は周知の多成分現像剤
において用いられる如きキャリヤ粒子でありうる。
【0038】トナー粒子は好ましくは3と25μmの間
の平均体積直径(dv50 )を有し、好ましくは5と20
μmであり粒度分布は狭いのが好ましい。体積分布の変
動の係数ν(すなわち、分布の標準偏差/dv50 )は
0.33よりも低いのが好ましく、より好ましくは0.
25よりも低い。
【0039】また、本発明において使用するのに適した
トナー粒子は上述のEP−A675417に記述されて
いる。本発明によるプリントヘッド構造体と組み合せて
使用するのに非常に適したトナー粒子は良く規定された
真円度を有するトナー粒子である。このようなトナー粒
子はEP−A715218(ここにも参照として組み入
れられる)に詳細に記述されている。
【0040】ガスの流れにより形成されるトナークラウ
ドを用いる本発明によるDEP装置はそれが黒白を与え
得るようにする方法でアドレスできる。かくして、黒白
テキストおよびグラフィクスに有用でありかつ連続色調
像を与えるための古典的な二レベルハーフトーン化に有
用である「二成分法」でそれは操作されうる。
【0041】本発明によるDEP装置は複数のグレイレ
ベルで像を与えるのに特に適している。グレイレベルプ
リントは制御電極(106a)に印加する電圧V3 の振
幅変調か又はV3 の時間変調かにより制御されうる。あ
る特定の周波数で時間変調のデューティサイクルを変え
ることにより、グレイレベルの正確に細かい差異をプリ
ントすることが出来る。振幅変調と電圧V3 (制御電極
に印加される)の時間変調との組み合せによりグレイレ
ベルプリントを制御することも出来る。
【0042】例えばEP−A634862に記述されて
いるが如き多レベルハーフトーン化技術。その文献に開
示されている制限濃度解像を有する再現装置のためのス
クリーニング法は本発明によるDEP装置のために使用
できる。これはDEP装置が、本発明により、高品質画
像を与えることができるのを可能にする。
【0043】幾つかのDEP装置は、本発明で開示され
たようなガス流によりトナークラウドを形成することと
協同して(各々は異なる色のトナーを有する)、任意の
DEP装置の場合のようにあるいは任意のプリント装置
(例えばインク・ジェット・プリント装置、静電潜像へ
トナーを施与するモジュール等)の如く、単一の装置に
組み合せられることが出来、高品質画像を生ぜしめるカ
ラープリンターを得さしめることを可能にする。これら
のDEP装置はカラー像が整合状態で前記基体に付与さ
れるように像受容基体の近傍において一列、円形等に単
一の装置に組み入れられうる。DEP装置は像受容基体
の両側でカラー像が一回通過において整合状態で形成さ
れるように像受容基体のウエブの側面に沿ってならべら
れることもできる。像受容部材の近くにDEPを位置決
めする可能な一態様は電子写真法に向けられたUS−P
5173735から引き出すことができる。
【0044】トナー施与モジュールをDEP装置によ
り、そして電子感光性ドラムを中間像受容基体により置
換することができる。カラー像を非常に良好な整合品質
でプリントすることは例えば像受容基体(ウエブの形を
している)の変位により駆動されるエンコーダを含む整
合状態制御手段で達成できる。エンコーダは例えば一つ
の回転中間像受容部材に装着できる。このエンコーダは
ウエブ変位を示すパルスを生む。運動するウエブはこの
手段により回転中間像受容部材と正確に同期でき、回転
中間像受容体に別々のカラー像(その色分解は黄、マゼ
ンタ、シアンおよび任意の黒)が別々のDEP装置によ
り付与される。ウエブの形をした像受容基体に直接トナ
ー像を付着する別々のDEP装置を使用することも出来
る。その場合、ウエブの速度は補助装置で正確に整合さ
れる。整合状態制御手段を用いてウエブの形をした材料
(基体)にプリントするカラープリント装置の具体例は
例えばEP−A629924、EP−A629927お
よびEP631204に開示されている。上に引用した
文献に開示された装置は古典的な電子写真装置として設
計されているが、DEP装置を用いるプリント装置に変
えることが出来る。異なるDEP装置を用いたカラープ
リントはウエブ又はシートの形をした像受容基体に行う
ことが出来る。整合手段を用いシート材料の上にプリン
トするカラープリント装置は例えばUS−P51191
28に開示されている。
【0045】ウエブの形をした最終像受容基体、色分解
の正確な整合、ウエブ速度の測定並びにウエブ速度の変
化の測定、幾つかのDEP装置の配置(幾つかのDEP
装置は一回通過でウエブの両側面へプリントが行えるよ
うに配置できる)の組み合せはウエブの形をした受容部
材を用いたDEP(直接静電印刷)に基づくカラープリ
ント装置への道を開くのである。プリント後にウエブは
再び巻き上げられうるし又プリント後ただちにシートに
切断されることもできる。このようにしてDEP技術に
基づき、非常に良好な画質のカラー印刷装置が作られう
る。これらの装置は非常に小さな物品(例えばIDカー
ド、保証印刷等)の印刷並びに非常に大きな表面(例え
ばポスター又はサイン印刷物)を印刷するのに用いるこ
とができる。
【0046】本発明によるDEP装置を一つの装置にお
いて一緒に古典的なエレクトログラフィク又は電子写真
の装置と組み合せることが有利であり、その装置におい
ては電荷保持面上の静電潜像が適当な材料で現像されて
前記潜像を見えるようにする。このような装置において
は、本発明によるDEP装置と古典的エレクトログラフ
ィク装置は二つの異なるプリント装置である。両者は一
つのシート又は基体に種々のグレイレベルでかつ英数字
記号および/又はラインと共に画像をプリントする。こ
のような装置においては本発明によるDEP装置はきれ
いな調色のグレイレベル(例えば、繊細グレイレベルを
含む例えば絵、写真、医学像)をプリントするために使
用でき、そして古典的エレクトログラフィク装置は英数
字記号、線画等をプリントするのに使用できる。このよ
うなグラフィックスはグレイレベルのきれいな調色を必
要としない。このような装置(本発明によるDEP装置
を古典的なエレクトログラフィク装置と組み合せたも
の)においては、両プリント方法の長所が組み合され
る。
【0047】
【実施例】
諸実施例を通じて使用されたDEP装置 各実施例においては、同じDEP装置が使用された。こ
のDEP装置は図1に示される如く、同じトナー粒子と
キャリヤ粒子を用いている。使用されたガスは空気であ
った。異なる実施例においては、空気圧力と空気流の脈
動のみが変化せしめられた。
【0048】トナー送り出し手段は静止コア/回転スリ
ーブタイプの磁気ブラシから帯電トナー粒子が供給され
る帯電トナーコンベヤーであった。現像アセンブリは二
つの混合ロッドと一つの計量ローラとを含む。一つのロ
ッドはユニットを通って現像剤を輸送するために使用さ
れ他の一つはトナーを現像剤と混ぜ合せることである。
【0049】磁気ブラシ・アセンブリ(104)はいわ
ゆる磁気ローラから構成された。この場合、この磁気ロ
ーラはローラ・アセンブリの内側に静止磁気コアを含ん
でいる。この磁気コアは500ガウスの磁界強度の九つ
の磁気ポールを示し磁気ローラから使用済現像剤がこぼ
れ落ちるのを可能にする一開口位置を有する。磁気ロー
ラは又スリーブを収容していて、前記静止磁気コアのま
わりに嵌っており、磁気ブラシ・アセンブリに20mm
の全体径を与える。このスリーブは輸送において助けと
なるべく微粒子で粗面化(Ra=3μm)されたステン
レススチールで作られた。
【0050】スクレーパー・ブレードが使用されて現像
剤を強制的に磁気ローラから去らしめている。そして他
側面でドクターブレードが使用されて前記磁気ブラシ・
アセンブリの表面への小量の現像剤を計量している。ス
リーブは100rpmで回転していた。内方素子は現像
ユニット内での良好な内部輸送に合致するような速度で
回転する。磁気ブラシ・アセンブリ(104)は直流電
源へ−200Vで接続されている(これはV2 であり、
前述の図1の記述で参照されたものである)。前記磁気
ブラシは40mmの直径のテフロン被覆アルミニウム帯
電トナーコンベヤー(103)の表面から650ミクロ
ンの所に配置されている。前記帯電トナーコンベヤーの
スリーブは3.0kHzの周波数で600Vの矩形波振
動電界の交流電源に接続され10V直流オフセットを有
する(この10V直流がV1 であり、図1の記述におい
て前記に参照された)。
【0051】背面電極(105)は600V直流(これ
はV4 であり、図1の記述において前に参照された)に
保持された。
【0052】平均粒子寸法50μm、29emu/g
(36μTm3 /kg)の飽和での磁化のMgZnフエ
ライトからなる巨視的“柔”フエライトキャリヤには1
μm厚のアクリル被覆が設けられている。この材料は事
実上残留磁気を示さなかった。
【0053】実験のために用いたトナーは以下の組成を
有する:18の酸価を有しかつ5.1×1016Ω.cm
の体積抵抗を有するプロポキシル化ビスフェノールAと
フマル酸とのコポリエステル樹脂の97部が実験室こね
混ぜ機内で110℃で30分間、銅フタロシアニン顔料
(カラーインテックスPB15:3)の3部と溶融混合
された。抵抗減少物質(次の構造式を持つ:(CH3
3+1633Br-)がバインダに関して0.5%の
量で加えられた。前記アンモニウム塩の5%と混合する
ことにより、付与バインダ樹脂の体積抵抗は5×1014
Ω.cmへ低下された。これは高抵抗減少能力(減少係
数:100)を証明する。
【0054】冷却後、固化塊体は ALPINE Fliessbett
gegenstrahlmuehle 型100AFG(商品名)を用いて
粉砕され粒状になされた。更に ALPINE 多重ジグザク
分級器型100MZR(商標名)を用いて分級された。
その結果の分けられたトナーの粒子寸法分布は、Coulte
r Counter model Multisizer (商品名)で測定し
て、数平均が6.3μmであり、体積平均が8.2μm
であることが判った。トナー材料の流動性を改善するた
めに、このトナー粒子は疎水性コロイドシリカ粒子(B
ET値130m2 /g)の0.5%と混合された。
【0055】静電写真現像剤は前記のトナー粒子とコロ
イドシリカとの混合物を重量で10%の割合(w/w)
でキャリヤ粒子と混合することにより調整される。
【0056】プリントヘッド構造体(106)の前面と
帯電トナーコンベヤー(103)のスリーブとの間の距
離は400μmになされた。前記トナーコンベヤー(1
03)の表面と磁気ブラシ(104)のスリーブとの間
の距離は650μmになされた。像受容基体(105)
のための支持体(実施例においてはこの支持体は支持機
能と背面電極機能とを組み合せている)とプリントヘッ
ド構造体(106)の裏面(すなわち制御電極(106
a))との間の距離は150μmに設定され紙は1cm
/秒で進行した。
【0057】測定A:印刷品質の測定 図1に示されたDEP装置を用いて、均一な濃度のパッ
チから、表1に示された空気流特性を用いて、プリント
が行われた。プリントされた同一濃度を1cmの距離に
わたってライン走査濃度計で走査してプリントの均質性
が測定された。平均濃度(D)に対する平均濃度の最大
偏倚(△D)の値が計算されて値が与えられた: △D/D ≦0.40に対して1 △D/D ≦0.20に対して2 △D/D ≦0.10に対して3 △D/D ≦0.05に対して4 ここにおいて0.10の△D/Dに対する値が許容でき
る。プリントの結果は表1にも示されている。 * 両方のガス出口(111a)および(111b)へ付与された105 Pa (Bar)** 両方のガス出口(111a)および(111b)へ付与されたHz*** 均一濃度パッチの平均濃度+ 測定Aによる++ ガス出口(111a)と(111b)との間で交互に行う n.m. 測定不可(平均濃度が低すぎる)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるDEP装置の一例を示す概略図。
【図2】プリントヘッド構造体と流動トナー床とが一緒
に組み合されてなるトナー供給モジュールを示す概略
図。
【図3】図2に示されたトナー供給モジュールを用いた
DEP装置を示す概略図。
【符号の説明】
100 トナークラウド 101 トナー送り出し手段 102 トナー 103 帯電トナーコンベヤー 104 磁気ブラシ 111 空気流 105 背面電極 106 プリントヘッド構造体 106a 制御電極 107 プリント用開口 109 基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュド・ジョリ ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 リュク・ヴァン・アカン ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ジャーク・レオナール ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 フラン・バクルジョ ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 アンドレ・ヴァン・ジェイト ベルギー国モートゼール、セプテストラ ート 27 アグファ・ゲヴェルト・ナー ムロゼ・ベンノートチャップ内 (56)参考文献 特開 平4−310761(JP,A) 特開 平7−228387(JP,A) 特開 平5−177865(JP,A) 特開 平6−64216(JP,A) 特開 平4−310761(JP,A) 特開 平4−319451(JP,A) 特開 昭58−94481(JP,A) 実開 平6−42185(JP,U) 実開 平4−67045(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/385 G03G 15/05

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッド構造体(106)、およ
    び前記プリントヘッド構造体に設けられたプリント用開
    口(107)の配列を具備し、この開口を通る粒子流は
    制御電極(106a)により電気的に変調され得るよう
    になっており、およびトナー送り出し手段(101)を
    具備し、このトナー送り出し手段は帯電トナーコンベヤ
    ー(CTC)(103)を含み、前記開口(107)の
    近くに乾燥トナー粒子のクラウド(100)を与えるよ
    うになしたDEP装置において、 前記帯電トナーコンベヤーは帯電トナー粒子を運搬し、 前記帯電トナーコンベヤーから前記トナー粒子を離脱さ
    せるガス流によりトナークラウド(100)が前記開口
    (107)の近くに形成される(ただし、前記ガス流は
    互いに向き合ったガス出口(111aと111b)によ
    り前記トナーコンベヤー上の前記トナー粒子へ指向され
    る)ことを特徴とするDEP装置。
  2. 【請求項2】 プリントヘッド構造体(106)、制御
    電極(106a)により電気的に変調できる粒子流を通
    す前記プリントヘッド構造体(106)のプリント用開
    口(107)の配列、およびトナー送り出し手段(10
    1)を具備し、前記開口の近くに乾燥トナー粒子のクラ
    ウド(100)を与えるDEP装置において、前記トナ
    ー送り出し手段(101)は互いに対向した二つのガス
    入口を含むこと、および前記トナークラウド(100)
    はガス流により形成された流動床として前記トナー送り
    出し手段に在ることを特徴とするDEP装置。
  3. 【請求項3】 前記プリントヘッド構造体(106)お
    よび前記トナー容器(101)は一緒に組み立てられ、
    交換可能トナー施与モジュールを形成する請求項2のD
    EP装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー粒子は非磁性である請求項2
    又は3のDEP装置。
  5. 【請求項5】 前記トナー粒子は4kVと8kVとの間
    の電荷を有した電荷注入手段により帯電される請求項2
    乃至4のいずれか一のDEP装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー粒子は電荷注入ビーズと混合
    される請求項2乃至5のいずれか一のDEP装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス流は脈動している請求項1乃至
    6のいずれか一のDEP装置。
  8. 【請求項8】 前記ガス流は5と200Hzの間の周波
    数で脈動している請求項7のDEP装置。
  9. 【請求項9】 前記ガス流は少なくとも1・10
    aの圧力を有している請求項1乃至8のいずれか一のD
    EP装置。
JP26141196A 1995-09-14 1996-09-09 トナークラウドを与えるためにガス流を用いた直接静電印刷装置 Expired - Lifetime JP2954886B2 (ja)

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