JPH1065074A - 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造 - Google Patents

二輪車用半導体フラッシャの放熱構造

Info

Publication number
JPH1065074A
JPH1065074A JP8241356A JP24135696A JPH1065074A JP H1065074 A JPH1065074 A JP H1065074A JP 8241356 A JP8241356 A JP 8241356A JP 24135696 A JP24135696 A JP 24135696A JP H1065074 A JPH1065074 A JP H1065074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
semiconductor
flasher
heat
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8241356A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Inoue
和久 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP8241356A priority Critical patent/JPH1065074A/ja
Publication of JPH1065074A publication Critical patent/JPH1065074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体フラッシャ本体に放熱量に応じてヒー
トシンクを後付け挿置した二輪車用半導体フラッシャを
提供する。 【解決手段】 ケース5の側面にヒートシンク7の挿入
孔5aを設け、またケース5の側面にヒートシンク挿入
孔5bを形成し、上記ヒートシンク7は先端部に左右の
係合突部7a,7a、略中央部分に左右に係合突部7
b,7bを形成し、又所望形状の基部7cを設け、これ
らの構成でヒートシンク7を形成し、このヒートシンク
7を半導体フラッシャ本体Bに後付け構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二輪車用に装着する
半導体フラッシャに於いて、半導体フラッシャからの放
熱量と負荷に応じて対応できるようにした二輪車用半導
体フラッシャの放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種、二輪車用に装着する半導体
フラッシャは図3に示すような構造であった。すなわ
ち、コネクタハウジング1に回路基板2を収容し、これ
を樹脂で封止する。そして、その上部をヒートシンク3
で覆設した構成である。尚、図中4は半導体チップ素子
である。
【0003】従来の技術はこのような構成であるので、
上記ヒートシンク3が定型状のものであり、半導体フラ
ッシャの負荷の大小によっても画一的な放熱処理しかで
きなかった。また、従来の半導体基盤の構造を示す例と
しては実開平1−108972号が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、従来の技術に
於いてはヒートシンク3の形や大きさが固定化してお
り、各種の二輪車や排気量に於ける半導体フラッシャの
負荷容量に対応できない。従って、放熱効果が満足のい
くものではなかった。
【0005】又、ヒートシンク3の後付けでの取付けが
困難であり、ヒートシンクの取付け工数が増大し、具現
性に乏しいものであった。
【0006】本発明は、ヒートシンクを二輪車の半導体
フラッシャ本体に後付け工程で容易に装着できると共
に、該半導体フラッシャの各種の負荷による放熱量にも
耐えるように該ヒートシンクの形状を予め他種類準備
し、このヒートシンクをフラッシャ本体に後付けし具現
性の高い二輪車用半導体フラッシャの放熱構造を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ケース内に基板及び半導体
チップ素子を樹脂封止してなる半導体フラッシャ本体に
於いて、上記ケース側面にヒートシンク挿入孔を設け、
該ヒートシンク挿入孔内にヒートシンクを挿入配置した
二輪車用半導体フラッシャの放熱構造である。
【0008】また、請求項2記載の発明は、ヒートシン
クが先端及び中央部分に左右の係合突部を、基端に矩形
の基部を設けた請求項1記載の二輪車用半導体フラッシ
ャの放熱構造である。
【0009】また、請求項3記載の発明は、ヒートシン
クの中央部分を略直角に折曲げて基部を構成すると共に
その基部の一辺に固定片を形成した請求項1又は2記載
の二輪車用半導体フラッシャの放熱構造である。
【0010】また、請求項4記載の発明は、ヒートシン
クを略コ字状に形成した請求項1又は2記載の二輪車用
半導体フラッシャの放熱構造である。
【0011】また、請求項5記載の発明は、ヒートシン
クの先端及び中央部分にバンド係止孔及びバンド挿入孔
を設けた請求項1又は2記載の二輪車用半導体フラッシ
ャの放熱構造である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
図面に基づき説明する。図1(a)は本発明の半導体フ
ラッシャの本体の上面図である。図1(b)は上記図1
(a)の下面図である。図1(c)は図1(a)の矢視
A−A線方向からの断面図を示す。
【0013】Bは導体等フラッシャの本体であり、ケー
ス5及びケース5と一体形成したコネクタ6を有してい
る。ケース5内には基板2を敷設しており、基板2の上
面には半導体チップ素子8を固着している。ケース5の
上面は凹陥状になっており、これに樹脂で封止の処理を
行なう。上記基板2の下面にはヒートシンク7を配設す
る。ヒートシンク7は図1(b)に示すように、先端部
の左右に係合突部7a,7aを略中央左右に係合突部7
b,7bを、基端部に略四角形等矩形でなるヒートシン
ク基部7cを一体的に形成してなるものである。図中、
9はコネクタ6内に挿置された複数の端子である。
【0014】而して、上記ヒートシンク7の先端の係合
突部7a,7aをケース5の側面に設けたヒートシンク
挿入孔5bに挿入嵌合し、該ケース5の側壁に設けたヒ
ートシンク挿入孔5aにヒートシンク7の係合突部7a
と係合する。又、該ヒートシンク7の係合突部7b,7
bを上記ヒートシンク挿入孔5bに係合させる。これで
上記ヒートシンク7を半導体フラッシャ本体Bに固着で
きる。
【0015】上記ヒートシンク7の外の実施例としては
図2(a)〜(d)に示す。図2(a)はBKT型とい
われるもので、ヒートシンク7の中央部を下方に略直角
方向に折り曲げ成型した構造である。又、基部7cの一
辺には固定片7dを突設形成し、この固定片7dにねじ
孔7eを設け。このねじ孔7eにビス13等のねじ止め
部品を挿入し車体に半導体フラッシャ本体B及びヒート
シンク7をねじ止めする。
【0016】図2(b)はヒートシンク7の基部7cに
略L字状に折曲し全体として略コ字状にした構成例であ
り、図2(c)に示すようにこのコ字状のスペース10
内に車体フレーム11から突出した支持バー(枠)11
aを挿入配置し、該ヒートシンク7に固着した半導体フ
ラッシャ本体Bを車体に装着するものである。
【0017】図2(d)はヒートシンク7の中央部分に
バンド挿入孔7fに設け、このバンド挿入孔7fとバン
ド係止孔7gに結束バンド12に挿入し車体フレーム1
1等に該半導体フラッシャ本体Bを固定するものであ
る。
【0018】このようにヒートシンク7の基部7cの大
きさ、形状、厚み等適宜変更を加えて予め用意し、半導
体フラッシャに係る負荷の放熱容量に対応して適当なヒ
ートシンク7を選定してこれを半導体フラッシャ本体に
後付け装置し、いかなる放熱量が発生してもそれに妥当
な該ヒートシンク7を設定することによって放熱効果を
合理的に挙げることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、請求項1によれば、半導体フ
ラッシャ本体にヒートシンクを単に挿入する工程のみで
後付け装着することができ、生産性の高い半導体フラッ
シャを提供できる。
【0020】また本発明は、請求項2によれば、ヒート
シンクの基部の形状を変更させることにより半導体フラ
ッシャの放熱容量の大小にも適宜対応させることがで
き、広範囲の用途に応用できる。
【0021】また本発明は、請求項3〜5によれば、ヒ
ートシンクを二輪車体に容易に取付けることができ、別
異の締結部材を要せず、半導体フラッシャを迅速に設置
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態を示す構造図であり、
(a)は上面からみた斜視図を示し、(b)は下面から
みた斜視図を示す。(c)は図1(a)の矢視A−A線
方向からみた斜視図である。
【図2】本発明のヒートシンクの外の実施形態を示す斜
視図であり、(a)はいわゆるBKT型のヒートシンク
の例を示す。(b)はクリップ型のヒートシンクの例を
示し、(c)は(b)の構成に於いて二輪車体フレーム
にヒートシンクが取付けられた状態を示す。(d)はヒ
ートシンクをバンドで車体に取付ける場合の例を示した
ものである。
【図3】従来の技術に於ける半導体フラッシャの構造を
示す斜視図である。
【符号の説明】
2 基板 5 ケース 5a ヒートシンク挿入孔 5b ヒートシンク挿入孔 6 コネクタ 7 ヒートシンク 8 半導体チップ素子 9 端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に基板及び半導体チップ素子を
    樹脂封止してなる半導体フラッシャ本体に於いて、上記
    ケース側面にヒートシンク挿入孔を設け、該ヒートシン
    ク挿入孔内にヒートシンクを挿入配置した二輪車用半導
    体フラッシャの放熱構造。
  2. 【請求項2】 ヒートシンクが先端及び中央部分に左右
    の係合突部を、基端に矩形の基部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の二輪車用半導体フラッシャの放熱構
    造。
  3. 【請求項3】 ヒートシンクの中央部分を略直角に折曲
    げて基部を構成すると共にその基部の一辺に固定片を形
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載の二輪車用
    半導体フラッシャの放熱構造。
  4. 【請求項4】 ヒートシンクを略コ字状に形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の二輪車用半導体フラ
    ッシャの放熱構造。
  5. 【請求項5】 ヒートシンクの先端及び中央部分にバン
    ド係止孔及びバンド挿入孔を設けたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の二輪車用半導体フラッシャの放熱構
    造。
JP8241356A 1996-08-23 1996-08-23 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造 Pending JPH1065074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241356A JPH1065074A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241356A JPH1065074A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1065074A true JPH1065074A (ja) 1998-03-06

Family

ID=17073084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8241356A Pending JPH1065074A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1065074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101428933B1 (ko) * 2013-07-05 2014-08-08 현대오트론 주식회사 방열판을 이용한 차량의 전자 제어 장치 및 그 제조 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101428933B1 (ko) * 2013-07-05 2014-08-08 현대오트론 주식회사 방열판을 이용한 차량의 전자 제어 장치 및 그 제조 방법
US9185831B2 (en) 2013-07-05 2015-11-10 Hyundai Autron Co., Ltd. Electronic control apparatus for vehicle using radiation board and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377919B2 (ja) 電気接続箱
EP0521335B1 (en) Semiconductor device mounted on a substrate
US6791183B2 (en) Power semiconductor module and cooling element for holding the power semiconductor module
JPH11215657A (ja) 配電ボックス
JP3097478U (ja) 構造体取付用の締結ユニット
JPH1065074A (ja) 二輪車用半導体フラッシャの放熱構造
JP2536470Y2 (ja) プリント基盤固定構造
JPH0983184A (ja) 複合電子部品の放熱構造
JP2003031979A (ja) コントロールユニット及びその製造方法
JPH10262317A (ja) 電気接続箱
JP2722909B2 (ja) 半導体装置
JP3275763B2 (ja) 電気接続箱における丸形板端子の取付構造
JPH11251101A (ja) 電子・電気部品の放熱構造
JP3212021B2 (ja) 電気接続箱
JP2002246780A (ja) プリント基板へのヒートシンク取付方法
JP3275762B2 (ja) 電気接続箱における丸形板端子の取付構造
JP2800744B2 (ja) 半導体装置のパッケージ
JP2006186144A (ja) パワーモジュールおよび空気調和機
JP2940528B2 (ja) トランジスタ組立取付用放熱板
JP2506808Y2 (ja) 放熱板用半導体固定装置
KR100627172B1 (ko) 히트싱크 조립체 및 이를 이용한 자동차용 오디오 조립체
JP4377850B2 (ja) 回路モジュール構造
JPH09116284A (ja) 放熱器
JP2509277Y2 (ja) 放熱部品の取付構造
JPH0316314Y2 (ja)