JPH1064554A - 鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置

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JPH1064554A
JPH1064554A JP8238452A JP23845296A JPH1064554A JP H1064554 A JPH1064554 A JP H1064554A JP 8238452 A JP8238452 A JP 8238452A JP 23845296 A JP23845296 A JP 23845296A JP H1064554 A JPH1064554 A JP H1064554A
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JP
Japan
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forming
lead
outer peripheral
molten metal
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JP8238452A
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Inventor
Shuhei Takeshima
修平 竹島
Masakazu Higuchi
雅一 樋口
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Furukawa Battery Co Ltd
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Furukawa Battery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Continuous Casting (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置
により、鋳造される集電格子体の上部枠骨と耳部との間
に湯境を生ずる不都合を解消する。 【解決手段】 回転ドラム鋳型1と、該回転ドラム鋳型
1の外周面1aと合致し且つこれに対し摺動自在の円弧
状内面2aと該円弧状内面2aに開口する鉛溶湯の吐出
用長孔20とを具備する溶湯供給部2とから成り、且つ
該溶湯供給部2の円弧状内面2aに、該回転ドラム鋳型
1の外周面1aに連続的に刻成された複数個の格子体成
形部の夫々の成形溝に夫々嵌合する逆流防止用の突条2
1P1,21c,21c,…,21P2を該長孔20の
上位の内面域に配設して成る鉛蓄電池用集電格子体の連
続鋳造装置において、これらの突条のうち、中間に配設
された突条10c,10c,…,10cの下端は、該長
孔20の上縁に達するものに形成する一方、その両外端
の突条21P1及び21P2のいずれか一方又は両方の
下端と該長孔20の上縁との間に、突条欠落部22を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池用集電格
子体の連続鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉛蓄電池用集電格子体を、回転ド
ラム鋳型と溶湯供給部とにより連続鋳造する装置は公知
である。図7及び図8はその1例を示し、その回転ドラ
ム鋳型Aは、その外周面a1全周に集電格子体を連続鋳
造するための格子体成形部を連続するように複数刻設し
て成る。一方、その該溶湯供給部Bは、内面を該回転ド
ラム鋳型Aの外周面a1に合致する円弧状面bに形成さ
れ、その円弧状内面に、その中央部に、該回転ドラム鋳
型Aの各該格子体成形部に鉛溶湯を供給するための横方
向に延びて開口した長孔Cを凹設して成り、該回転ドラ
ム鋳型Aの外周面a1に該溶湯供給部Bの円弧状内面b
を摺接した状態に設置し、該回転ドラムAを回転せしめ
る一方、該溶湯供給部Bの長孔Cから鉛溶湯を回転する
該回転ドラム鋳型Aの外周面に所要圧力で供給し、各格
子体成形部に連続的に注入し冷却凝固して、各集電格子
体を該回転ドラム鋳型Aと該溶湯供給部Bとの間で順次
鋳造し、このように順次連続的に鋳造された集電格子体
を、回転ドラム鋳型Aの回転に伴いその外周面a1から
案内ローラを介して牽引剥離して一連の集電格子体Pか
ら成る帯状物Dとして連続鋳造される。爾後、この連続
鋳造された夫々の集電格子体に活物質ペーストが充填さ
れ、所定幅で切断して鉛蓄電池用極板として利用され
る。図9はその集電格子体を示す。而して、一般に、該
溶湯供給部Bの円弧状内面bの上部内面域には、通常該
回転ドラム鋳型の外周面にその軸方向に並列して刻成さ
れた各格子体成形部の成形溝内に夫々嵌入する突条b
1,b1,…を、図8に明示のように、その夫々の突条
b1の下端が該長孔Cの上縁まで延びるように配設した
ものが好ましく使用され、これらの突条により、縦方向
の各成形溝に流入した鉛溶湯が、該回転ドラムAの回転
方向とは逆の方向に流れることを防止するようにした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の連続鋳造装置の溶湯供給部Bに配設した各突条b1
は、その下端が該長孔Cの上縁に達しているため、該長
孔Cから吐出した鉛溶湯が回転ドラムAに流入する時点
が異なり、従って、集電格子体Pの上部枠骨P1を鋳造
する上部枠骨成形溝と、その外側に連接して刻成された
耳部PYを鋳造する耳部成形凹部との冷却凝固する時点
も相異するので、鋳造された集電格子体Pは、図9示の
ように、その該上部枠骨P1とこれに連接する耳部PY
の付根との間に湯境(すじ溝)Kが生じて製品の不良、
ロスを生ずる不都合があった。同様の理由で、各集電格
子体の下部枠骨P2に一体に足部PLを有する各集電格
子体Pを連続鋳造する場合にも生ずる場合がある。即
ち、その下部枠骨P2を鋳造する下部枠骨成形溝とその
外方に延長して足部PLを鋳造する足部成形凹部を設け
た回転ドラム鋳型Aを備えた連続鋳造装置により鋳造さ
れた集電格子体を鋳造する場合は、該下部枠骨成形溝と
該足部成形凹部への溶湯の流入の時点が相異し、従って
その冷却凝固の時点が相異するので、鋳造された集電格
子体Pに図9示のように下部枠骨P2と足部PLとの間
に湯境Kが生ずることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明は
上記した従来の装置による上記の不都合を解消した鉛蓄
電池用集電格子体の連続鋳造装置を提供するもので、外
周面全周に集電格子体を鋳造する格子体成形部を連続す
るように複数刻設した回転ドラム鋳型と、鉛溶湯を該回
転ドラム鋳型の外周面に摺接する円弧状内面と該円弧状
内面に横方向に延びて開口した長孔とを有する該格子体
成形部に連続的に供給する溶湯供給部とから成り、且つ
該長孔の上位の内面域部に該回転ドラム鋳型の外周面に
その軸線方向で並列して刻成された各成形溝内に夫々嵌
入する突条を配設して成る鉛蓄電池格子体の連続鋳造装
置において、これらの突条のうち、各格子成形部の集電
格子体の横骨を鋳造する横骨成形溝内に夫々嵌入する突
条をその下端が該長孔の上縁に達するように形成する一
方、各格子体成形部の集電格子体の上部枠骨を鋳造する
上部枠骨成形溝に嵌入する突条又は/及び各格子体成形
部の集電格子体の下部枠骨を鋳造する下部枠骨成形溝に
嵌入する突条を、その下端と該長孔の上縁との間に突条
欠落部を存せしめて設けたことを特徴とする。請求項2
に係る発明は、上記の請求項1に係る発明において、該
突条欠落部の長さは、最大でも該耳部成形凹部又は該足
部成形凹部の幅に等しい長さとすることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて詳述する。図1乃至図3は回転ドラム
鋳型1と、該回転ドラム1の外周面に鉛溶湯を供給する
溶湯供給部2とから成る本発明の鉛蓄電池用集電格子体
の連続鋳造装置の1例の一部を裁除した側面図を示し、
該回転ドラム鋳型1の外周面1aには、その全周に亘
り、図3示のように集電格子体Pを順次連続鋳造するた
めの格子体成形部10の複数個が図3示のように、連続
するように刻成されている。1bは回転軸を示す。
【0006】各格子体成形部10は、具体的には、図3
で示すように、製造すべき図4示の集電格子体Pの外周
囲枠骨の一部を構成する上部枠骨P1と下部枠骨P2と
これらの間に内部の縦横格子の一部を構成する複数本の
横骨c,c,…とを夫々形成するための成形溝10P1
と10P2と10c,10c,…とを回転ドラム鋳型1
の軸線方向に平行し一定の間隔を存して並列して刻成
し、また集電格子体Pの外周囲枠骨の左右の側枠骨d,
eと、これらの間に内部格子の複数本の縦骨f,f,…
とを夫々鋳造するための成形溝10d,10eと10
f,10f,…とを回転ドラム鋳型1の外周面1aに一
定の間隔を存して並列して該刻成し、更に、前記上部枠
骨P1を鋳造する成形溝10P1には、これに連接して
集電格子体Pの耳部PYを鋳造するための耳部成形凹部
10PYを刻成し、下部骨P2を鋳造するための成形溝
10P2には、これに連接して集電格子体Pの2個の足
部PL,PLを鋳造するための足部成形凹部10PL,
10PLを夫々刻成して成り、このように形成された各
格子体成形部10,10,…は回転ドラム鋳型1の外周
面1aにその全周面に亘り、その各相隣る格子体成形部
10,10の成形溝10d,10eで連続するように形
成されている。図中nは相隣る格子体成形部10,10
を爾後裁断すべき中間位置を示している。
【0007】該溶湯供給部2は、図1及び図2示のよう
に、固定鋳型筐体から成り、その内面2aは該回転ドラ
ム鋳型1の外周面1aに合致するように曲率半径を有す
る円弧状面に形成されていると共に、その円弧状内面の
中央部にその幅方向に延びる、即ち、該回転ドラム鋳型
1の軸線方向に平行する前記の各格子体成形部10の耳
部成形凹部10PYと足部成形凹部10PLを含めてカ
バーするに足る長矩形状の開口から成る長孔20が凹設
され、その筐体の幅方向に左右側面を貫通して鉛溶湯を
供給するチューブ21を具備する。このチューブ21
は、図示しないが、その両端開口は、溶湯鉛供給源に接
続され、その一方の開口端より該チューブ21に介入す
る供給ポンプの作動により、溶融鉛が所定圧で該溶湯供
給部2を通り、その他方の開口端より該溶湯供給源に戻
るように循環されるようにした。前記長孔20と該チュ
ーブ21とは、長孔20の開口凹部の底面とこれに対向
する該チューブ21の側面とを開口して互いに連通し且
つ図3に鎖線で示すように、前記回転ドラム鋳型1に刻
成された軸線方向で並列する各成形溝10P1,10
c,10c,…,10P2とに夫々対応する位置に湯口
20P1,20c,20c,…,20P2を配設した。
更に、該溶湯供給部2の円弧状内面2aの該長孔20の
上位の内面域部には、該円弧状内面2aが回転ドラム鋳
型1の外周面1aに摺接させた状態において、回転ドラ
ム鋳型1の軸線方向で並列して配設された各成形溝10
P1,10c,10c,…,10P2に夫々嵌入して該
各成形溝10P1,10c,10c,…,10P2に供
給された鉛溶湯が回転方向とは逆方向に流入して凝固す
ることを未然に防止する夫々の突条21P1,21c,
21c,…,21P2を配設してある。以上の溶湯供給
部2の構成は、従来のものと変わりがない。
【0008】本発明によれば、その実施の1例として、
上記の連続鋳造装置において、図2及び図3に明示のよ
うに、該溶湯供給部2の該突条21P1,21c,21
c,…,21P2のうち、該突条21P1を除き、夫々
の突条の下端は、該長孔20の上縁20aに達する突条
とするが、該突条21P1のみは、その下端は該長孔2
0の上縁に達しないで、その下端と該長孔20の上縁と
の間に突条のない欠落部22を形成したことを特徴とす
る。而して、その突条欠落部22の長さlは、最大でも
前記の耳部成形凹部10PYの幅Wと等しいものとする
ことが好ましい。
【0009】次に、本発明の上記の装置の作動を説明す
る。図示しない駆動装置により回転ドラム鋳型1を図1
の矢示方向に回転する一方、鉛溶湯を該溶湯供給部2に
チューブ21を介して所定圧で供給すると、その所定圧
の鉛溶湯は各湯口20P1,20c,20c,…,20
P2を介して、該長孔20からそれらに対応する該回転
ドラム鋳型1の軸線方向で並列された縦方向の成形溝1
0P1,10c,10c,…,10P2に夫々流入す
る。このとき、その流入した鉛溶湯は、夫々の突条21
P1,21c,21c,…,21P2によって該長孔2
0の上方に逆流することが防止される。かくして、成形
溝10P1,10c,10c,…,10P2に夫々引き
続き流入する鉛溶湯は、更に該回転ドラム鋳型1の軸芯
方向に延びる横方向の成形溝10d,10f,10f,
…,10eに流入し、更に、該耳部成形凹部10PYと
足部成形凹部10PLとに流入し、このようにして各格
子体成形部10の全体に流入した鉛溶湯は該回転ドラム
1面で順次冷却、凝固し順次連続的に鋳造される。
【0010】而して、この場合、本発明によれば、該成
形溝10P1に嵌合している突条21P1は上記のよう
に、その下端と該長孔20の上縁との間に突条欠落部2
2を予め形成してあるので、該回転ドラム鋳型1の回転
に伴い、各格子体成形部10の耳部成形凹部10PY
が、該突条21P1の下端下方の該突条欠落部22に対
応する位置に来ると、その瞬間に、該長孔20より吐出
した鉛溶湯は、該成形溝10P1と該耳部成形凹部10
PYとに同時に流入し、次で、凝固することとなるの
で、該成形溝10P1内に鋳造される上部枠骨P1と該
耳部成形凹部10PY内に鋳造される耳部PYとの間に
湯境を生じない一体に融合した図4示の集電用格子体P
が得られる。このようにして、回転ドラム鋳型1の回転
と該溶湯供給部2からの鉛溶湯の連続供給によって良好
な集電格子体Pの鋳造が順次連続的に鋳造され、該回転
ドラム鋳型1の回転に伴いその外周面1aから、図示し
ないが、案内ローラーを介して牽引装置により牽引剥離
されて帯状に連続的に製造される。その帯状物Dは、そ
の後、活物質ペーストを充填後、図3示の各切断線nに
沿って、切断することにより、図4示の集電格子体P
(充填された活物質ペーストは図示しない)にペースト
充填された極板が多数枚連続製造される。上記の実施例
では、便宜上、足部成形凹部10PLを設けた回転ドラ
ム1及び足部PLがある集電格子体Pを用いて説明した
が、足部PLのない集電格子体(図示しない)の連続鋳
造法に適用する場合は、該回転ドラム1には足部成形凹
部10PLが設けられていないものを用いることができ
る。
【0011】図5及び図6は、本発明の他の実施例の鉛
蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置を示す。この実施例
は、足部PLを有する集電格子体Pに好ましく適用され
る。即ち、この実施例では、図2示と同様に該溶湯供給
部2の円弧状内面2aに配設した突条のうち、該突条2
1P1の下端と該長孔20の上縁との間に突条欠落部2
2を形成したことは、上記実施例と変わりないが、更
に、該突条21P2の下端と該長孔20の上縁との間に
も突条欠落部22を形成したものである。これによれ
ば、該回転ドラム鋳型1の回転に伴い、その該突条欠落
部22に各格子形成凹部10の該足部成形凹部10PL
が来たとき、該長孔20から押し出される溶湯は、その
該突条欠落部22を介して該下部枠骨成形溝10P2に
流入すると同時に該足部成形凹部10PLに流入し、次
で冷却凝固するので、その下部枠骨成形溝10P2に鋳
造される下部枠骨P2とその足部成形凹部10PLに鋳
造される足部PLとの間には、湯境を生ぜず互いに一体
に融合した良質の図4示のような各集電格子体Pが次々
と連続的に鋳造される。この実施例のように、溶湯供給
部2に配設された突条のうち、その両端の突条21P1
及び突条21P2に夫々その下端と該長孔20との間に
突条欠落部22,22を設けることが好ましく一般的で
あるが、突条21P1の下端が該長孔20の上縁まで達
して突条欠落部22を形成せしめないので、該突条21
P2の下端と該長孔20の上端との間にのみ突条欠落部
22を設けた溶湯供給部2を用いても、本発明の目的を
達成することに変わりはない。
【0012】尚、該突条21P1と該長孔20の上縁と
の間の突条欠落部22の長さlは最大でも該耳部成形凹
部10PYの幅Wと同じにとゞめることにより、該耳部
成形凹部の鋳造後、直ちに引き続く該上部枠骨成形溝1
0P1内への溶湯の流入に際し逆流防止作用を生ぜしめ
ることができる。同様に、該突条21P2と該長孔20
の上縁との突条欠落部22の長さlは最大でも該足部成
形凹部10PLの幅W′と同じ長さにとゞめることによ
り、該足部成形凹部10PLの鋳造後、直ちに該下部枠
骨成形溝10P2内への溶湯の流入に際し逆流防止作用
を生ぜしめることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、該回転ド
ラム鋳型の外周面に連続して刻成した複数の各格子体成
形部に、その回転ドラム鋳型の回転に伴い順次連続的に
鉛溶湯を供給する長孔をその円弧状内面に開口して有す
る溶湯供給部を備えた鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造
装置において、該溶湯供給部の円弧状内面に、該長孔の
上位の内面域に該回転ドラムの外周面の各格子体成形部
にその回転方向に配設した成形溝に嵌合する逆流防止用
の突条を配設したもののうち、その両最外端の上部枠骨
成形溝と下部枠骨成形溝に嵌合する夫々の突条のいずれ
か一方又は両方の下端と該長孔の上縁との間に突条欠落
部を存せしめて設けたので、鋳造される上部枠骨と耳部
又は/及び下部枠骨と足部との間に、湯境の生じない良
好な集電格子体を順次連続して鋳造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の1例の鉛蓄電池用集電格子体の
連続鋳造装置の一部を裁除した側面図。
【図2】 図1示の装置の溶湯供給部の斜視図。
【図3】 回転ドラム鋳型の外周面の溶湯供給部との位
置関係で示す部分展開図。
【図4】 鋳造製品の1例の鉛蓄電池用集電格子体の正
面図。
【図5】 本発明の他の実施例の溶湯供給部の斜視図。
【図6】 本発明の他の実施例の鉛蓄電池用集電格子体
の連続鋳造装置の回転ドラム鋳型の外周面の溶湯供給部
との位置関係で示す部分展開図。
【図7】 従来の鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置
の一部を裁除した側面図。
【図8】 図7示の従来の連続鋳造装置の溶湯供給部の
斜視図。
【図9】 図7示の従来の連続鋳造装置により鋳造した
集電格子体の正面図。
【符号の説明】
1 回転ドラム鋳型 2 溶湯供給部 1
0 格子体成形部 10P1,10P2,10c,10d,10e,10f
成形溝 10P1 上部枠骨成形溝 10P2 下部
枠骨成形溝 10PY 耳部成形凹部 10PL 足部
成形凹部 21P1,21P2,21c 突条 22 突条欠落
部 l 突条欠落部の長さ W 耳部成形凹
部の幅 W′ 足部成形凹部の幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面全周に集電格子体を鋳造する格子
    体成形部を連続するように複数刻設した回転ドラム鋳型
    と、鉛溶湯を該回転ドラム鋳型の外周面に摺接する円弧
    状内面と該円弧状内面に横方向に延びて開口した長孔と
    を有する該格子体成形部に連続的に供給する溶湯供給部
    とから成り、且つ該長孔の上位の内面域部に該回転ドラ
    ム鋳型の外周面にその軸線方向に並列して刻成された各
    成形溝内に夫々嵌入する突条を配設して成る鉛蓄電池格
    子体の連続鋳造装置において、これらの突条のうち、各
    格子成形部の集電格子体の横骨を鋳造する横骨成形溝内
    に夫々嵌入する突条をその下端が該長孔の上縁に達する
    ように配設する一方、各格子体成形部の集電格子体の上
    部枠骨を鋳造する上部枠骨成形溝に嵌入する突条又は/
    及び各格子体成形部の集電格子体の下部枠骨を鋳造する
    下部枠骨成形溝に嵌入する突条を、その下端と該長孔の
    上縁との間に突条欠落部を存せしめて設けたことを特徴
    とする鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置。
  2. 【請求項2】 該突条欠落部の長さは、最大でも該耳部
    成形凹部又は該足部成形凹部の幅に等しい長さとするこ
    とを特徴とする請求項1記載の鉛蓄電池用集電格子体の
    連続鋳造装置。
JP8238452A 1996-08-21 1996-08-21 鉛蓄電池用集電格子体の連続鋳造装置 Pending JPH1064554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102124732B1 (ko) * 2019-12-10 2020-06-18 최항식 배터리 극판의 연속 제조금형

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KR102124732B1 (ko) * 2019-12-10 2020-06-18 최항식 배터리 극판의 연속 제조금형

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