JPS6010993Y2 - テ−プリ−ルホルダ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 小型セロハンテープ用のリールホルダーには、リールの
取り替えが可能な分割枠式のものと取り替えができない
片棒式のものがある。

分割枠式は２枚の枠を１組として使用するので割高であ
り、片棒式は安価であるが、テープがなくなればホルダ
ーも廃棄しなければならず、不経済である。

本考案は、片棒式であってリールの取り替えを可能にし
たもので、製造費が安く、幾回も使用できて経済的であ
る。

その構造は、従来の片棒式リールホルダー１のリール芯
枠２を挿入する円筒のうち、円筒の中心を対称として相
対する１７４円筒を取り去り、その一方の平板３に指先
が入る程度の凹部４を設ける。

残った相対する１７４円筒５，５′の頂部に抜は止め小
片６，６′をつけ、１７４円筒５，５′の両方または片
方の基部平板３に１八円筒の間隔て２条の平行な溝７，
７′を設ける。

その機能は、リールを取り替えるとき、１７４円筒５，
５′を内側に倒さなければならないが、１７４円筒は曲
面であるので曲がらない。

しかしその基部の平板部３に平行な２条の溝があるため
、平板部が弾性的に曲って破損することなく １／４円
筒５．５′は内側に倒れ、リールの取り替えができる。

一般に、片棒式テープリールホルダーは合成樹脂製であ
って、テープを切る刃もホルダーと一体に作られている
ため、刃が磨滅しにくいように硬質の合成樹脂が使用さ
れる。

従って材質的に脆く、平板部３の溝の間隔が狭いとリー
ルの取替え時に折損するが、平板部の溝の間隔がリール
枠２を挿入する円筒のｌｌｌ上上れば折損することがな
く、テープを引張り出す時にも倒れないだけの強度があ
る。

使用済のリール芯枠２を取り出すとき、平板３の周囲に
リブ９があるため指が入りにくい。

そのような時、凹部４に指先を入れてリール芯枠２を押
し出すと容易に取り出すこてができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の平面図、第２図は第１図のａ−ａ線に
おける断面図を示す。 図中、符号２は着装を仮想したリール芯枠、３は平板部
、４は押し出し用凹部、５，５′は抜は止め小片６，６
′を有するＩ／４円筒、７，７′は２条の平行溝をそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 片棒式のテープリールホルダにおいて、リール芯枠を挿
   入る円筒のうち、円筒の中心を対称として、相対する１
   ７４円筒を取り去って、その一方の平板に凹部を設け、
   残った相対する１７４円筒の片方または両方の基部平板
   に１７４円筒の間隔で２条の平行な溝をつけ、両方の１
   八円筒の頂部に抜は止め小片をつけたテープリールホル
   ダー。