JPH1063218A - データロード回路 - Google Patents

データロード回路

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JPH1063218A
JPH1063218A JP8217432A JP21743296A JPH1063218A JP H1063218 A JPH1063218 A JP H1063218A JP 8217432 A JP8217432 A JP 8217432A JP 21743296 A JP21743296 A JP 21743296A JP H1063218 A JPH1063218 A JP H1063218A
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Hisao Kitatsume
久雄 北爪
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カスケード接続された複数の集積回路へのデ
ータの誤保持を防止する。 【解決手段】 カスケード接続された前段の集積回路に
おけるイネーブル出力信号EOは、その集積回路内部の
カウンタ25が27を計数した時点でローレベルに立ち
下がる。次段の集積回路のイネーブル入力信号EIは集
積回路間の配線の持つ時定数により遅延するが、次段の
集積回路におけるORゲート37出力Aは前段の集積回
路内部のカウンタが29を計数した時点でハイレベルと
なり、RSフリップフロップ出力Bは次段の集積回路の
カウンタ25の計数値が0になった時点でハイレベルと
なり、これより、各集積回路の保持回路44には、正し
い表示データが連続して保持されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定ビットデータ
を保持する保持回路を内蔵した集積回路を複数個カスケ
ード接続し、所定ビットデータを初段の集積回路から次
段の集積回路に向けて各集積回路単位で順次保持させて
ゆくデータロード回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ、プラズマディスプレ
イ等において、文字表示を行う場合、文字表示の為の表
示データ(例えば「1」が表示、「0」が無表示を表
す)を表示位置に対応して保持し、上記ディスプレイに
供給して表示駆動を行う集積回路が使用される。しか
し、1個の集積回路では、保持できる表示データのビッ
ト数に限界がある為、複数個の集積回路をカスケード接
続し、上記ディスプレイに1度にパラレルに供給できる
表示データのビット数を多くできる様にしている。例え
ば、1個の集積回路に内蔵された保持回路が240ビッ
トの表示データを保持できるものとして、720ビット
の表示データをパラレル表示させたい仕様の場合、3個
の集積回路をカスケード接続すればよいことになる。以
下、3個の集積回路をカスケード接続した従来のデータ
ロード回路について、図7を用いて説明する。
【0003】図7において、(1)(2)(3)は、各
々、初段、2段目、3段目の集積回路であり、各集積回
路(1)(2)(3)はプリント基板上において配線
(4)を介して接続されている。初段の集積回路(1)
は、240個のDフリップフロップ(図示せず)を従属
接続した、240ビットの表示データを保持できる保持
回路(5)を内蔵している。該保持回路(5)には、8
ビット単位の表示データDATAがクロックCLK1に
同期してパラレルに印加され、即ち、8ビット単位の表
示データDATAを30個のクロックCLK1に同期し
て順次保持回路(5)に取り込むことにより、保持回路
(5)は全ての各Dフリップフロップに240ビットの
表示データを保持した状態となる。尚、表示データDA
TAは、8ビットのデータバス(6)を通って保持回路
(5)に印加され、また、集積回路(1)をイネーブル
とするイネーブル端子EI1はローアクティブであり、
接地されている。また、集積回路(1)は、クロックC
LK1を計数する5ビットのカウンタ(7)を内蔵して
おり、クロックCLK1を30個計数した時に「1」と
なるオーバーフロー信号OF1を出力する構成となって
いる。更に、集積回路(1)は、クロックCLK1を作
成する為のANDゲート(8)を内蔵しており、該AN
Dゲート(8)には、以下の3入力、即ち、イネーブル
端子EI1の状態及びカウンタ(7)のオーバーフロー
出力OF1が反転印加されると共に原クロックCLKが
印加される。従って、初段の集積回路(1)はイネーブ
ル端子EI1が常にローレベルに固定されている為、ク
ロックCLK1の発生はカウンタ(7)のオーバーフロ
ー信号OF1のみに依存し、即ち、クロックCLK1が
30個発生して保持回路(5)が240ビットの表示デ
ータを全て保持し終えると、オーバーフロー信号OF1
が「1」となって、ANDゲート(8)からは、クロッ
クCLK1の発生は停止される。これより、保持回路
(5)の内容は240ビットの表示データを保持した状
態そのままで固定され、カウンタ(7)は「1」のオー
バーフロー信号OF1を出力した状態で固定される。該
カウンタ(7)のオーバーフロー信号OF1はインバー
タ(9)を介して端子EO1から出力される。オーバー
フロー信号OF1が「1」であれば、端子EO1出力は
2段目の集積回路(2)のイネーブル信号となる。集積
回路(1)(2)(3)は、保持回路(5)に表示デー
タを保持させる所謂データロードを行う前に、ロード信
号LOADが印加されることによって、内部の保持回路
(5)及びカウンタ(7)がリセットされる。
【0004】2段目の集積回路(2)及び3段目の集積
回路(3)は、初段の集積回路(1)と同様の構成を有
する為、集積回路(2)(3)の内部素子で集積回路
(1)と同一構成のものについては、同一番号を記し、
その説明を省略するものとする。但し、3段目の集積回
路(3)は、次段へのイネーブル信号を発生する必要が
ない為、インバータ(9)は省略されている。
【0005】(10)(11)(12)は240段のD
フリップフロップであり、各々、集積回路(1)(2)
(3)内部の保持回路(5)の保持内容が、上記ディス
プレイに表示すべきタイミングでセットされるものであ
る。各集積回路(1)(2)(3)の保持回路(5)を
構成する個々のDフリップフロップは、各々、Dフリッ
プフロップ(10)(11)(12)の240個の個々
に対応している。これらDフリップフロップ(10)
(11)(12)には、ロード信号LOADの発生によ
り、前段の保持回路(5)の内容がロードされ、集積回
路(1)(2)(3)はロード信号LOADでリセット
される。
【0006】以上の構成において、初段の集積回路
(1)に240ビット(=8ビット×30)の表示デー
タ1−1、1−2、・・・1−30(それぞれ8ビット
単位の表示データ)が保持されると、カウンタ(7)の
オーバーフロー信号OF1が「1」となる為、ANDゲ
ート(8)からのクロックCLK1出力は停止され、保
持回路(5)の内容がそのまま保持されると共にカウン
タ(7)が停止し、端子EO1出力が「0」となる。
【0007】初段の集積回路(1)の端子EO1出力は
配線(4)を介して2段目の集積回路(2)のイネーブ
ル端子EI2に印加される。このイネーブル端子EI2
が端子EO1の「0」に従いローレベルになると、2段
目の集積回路(2)はイネーブル状態となり、ANDゲ
ート(8)からクロックCLK2が発生し始める。これ
により、2段目の集積回路(2)に次の240ビットの
表示データ2−1、2−2、・・・2−30(それぞれ
8ビット単位の表示データ)が保持される。すると、カ
ウンタ(7)のオーバーフロー信号OF2が「1」とな
る為、ANDゲート(8)からのクロックCLK2出力
は停止され、保持回路(5)の内容がそのまま保持され
ると共にカウンタ(7)が停止し、端子EO2出力が
「0」となる。
【0008】2段目の集積回路(2)の端子EO2出力
は配線(4)を介して3段目の集積回路(3)のイネー
ブル端子EI3に印加される。このイネーブル端子EI
3が端子EO2の「0」に従いローレベルになると、3
段目の集積回路(3)はイネーブル状態となり、AND
ゲート(8)からクロックCLK3が発生し始める。こ
れにより、3段目の集積回路(2)に次の240ビット
の表示データ3−1、3−2、・・・3−30(それぞ
れ8ビット単位の表示データ)が保持される。すると、
カウンタ(7)のオーバーフロー信号OF3が「1」と
なる為、ANDゲート(8)からのクロックCLK3出
力は停止され、保持回路(5)の内容がそのまま保持さ
れると共にカウンタ(7)が動作を停止する。
【0009】こうして集積回路(1)(2)(3)に保
持された表示データは、所定の表示タイミングで、上記
ディスプレイに表示を行う為に、Dフリップフロップ
(10)(11)(12)に保持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7の動作波形を示し
たのが図8のタイムチャートである。図7の構成では、
集積回路(1)(2)(3)のそれぞれのイネーブル信
号の為の入出力端は配線(4)を介して接続されるの
は、先に述べた通りである。しかし、配線(4)は、基
板上で各集積回路(1)(2)(3)の間を接続するこ
とで、配線(4)自体の持つ抵抗値及び容量により、信
号に遅延を生じさせる時定数回路を構成することにな
る。
【0011】具体的には、集積回路(1)内部において
保持回路(5)へのデータ保持が完了すると、端子EO
1は急峻にハイレベルからローレベルに立ち下がるが、
端子EO1と直接接続される集積回路(2)のイネーブ
ル端子EI2は、配線(4)の持つ時定数により徐々に
しか立ち下がることができない。集積回路(2)の保持
回路(5)にデータを保持させる為のクロックCLK2
は、イネーブル端子EI2の状態及びカウンタ(7)の
オーバーフロー信号OF2に依存して原クロックCLK
をANDゲート(8)から通過させることにより発生す
るものであるが、イネーブル端子EI2の入力が立ち下
がる過程において、イネーブル端子EI2の状態がAN
Dゲート(8)のスレッショルド電圧VTより高い期間
はANDゲート(8)はゲートを閉じている為、集積回
路(2)の保持回路(5)に最初の表示データ2−1を
保持させる為にクロックCLK2を供給しようとして
も、本来であれば破線の如くクロックCLK2が発生し
たいところ、このクロックCLK2がANDゲート
(8)によって遮断されて保持回路(5)に供給され
ず、表示データ2−1を保持回路(5)に保持し損なっ
てしまう不都合が生じる。この結果、2段目の集積回路
(2)の保持回路(5)には、表示データ2−1を保持
すべき位置から表示データ2−2以降が順次保持され、
表示データ2−1が欠落してしまう問題がある。また、
集積回路(2)の保持回路(5)の最後には集積回路
(3)の保持回路(5)に最初に保持すべき表示データ
3−1が保持されてしまう問題がある。この問題は、配
線(4)の持つ時定数が大きいほど深刻な問題となり、
集積回路(2)内部において、表示データ2−1のみな
らず表示データ2−2までも保持回路(5)から欠落さ
せてしまい、表示データ3−1のみならず表示データ3
−2までも本来保持してはいけないのに保持してしまう
危惧がある。
【0012】集積回路(2)(3)はカスケード接続さ
れている為、集積回路(2)の表示データの保持ミスは
集積回路(3)にも明らかに影響を与えることになる。
具体的には、表示データ3−1、3−2を保持させる為
の2周期分のクロックCLK3がANDゲート(8)か
ら出力されず、集積回路(3)の保持回路(5)にはい
きなり表示データ3−3から保持が開始される。
【0013】この結果、集積回路(1)(2)(3)の
保持回路(5)に保持された表示データは各々Dフリッ
プフロップ(10)(11)(12)に保持されて、デ
ィスプレイ等への表示に使用されるが、表示データの欠
落及び表示データの保持位置が一部ずれてしまっている
為、正しい表示を行えない問題がある。そこで、本発明
は、カスケード接続された各集積回路の保持回路に対し
て、データを欠落させることなく正しい保持位置に保持
させることのできる、データロード回路を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、所定ビット数のデータをクロックに同期して保持
する保持回路を内蔵した集積回路を複数個カスケード接
続し、前段の集積回路から出力されるイネーブル信号に
基づいて後段の集積回路を順次イネーブル状態とするこ
とにより、所定ビット数のデータを各集積回路単位で順
次ロードさせてゆくデータロード回路の各集積回路にお
いて、前記保持回路が前記所定ビット数のデータを保持
するのに必要な原クロック数を計数するカウンタ回路
と、前記カウンタ回路の計数値が所定ビット数のデータ
が前記保持回路に保持された時点の最大値となる以前
に、次段の集積回路をイネーブル状態とする為に前記イ
ネーブル信号を一方の論理値から他方の倫理値に変化さ
せるイネーブル信号出力回路を、備え、前記イネーブル
信号出力回路は、前段の集積回路と後段の集積回路とを
接続する配線の有する時定数によって、後段の集積回路
に印加されるイネーブル信号が、前記カウンタ回路が前
記最大値を計数し終える前に他方の論理値となる様に、
イネーブル信号を所定のタイミングで一方の論理値から
他方の論理値へ変化させる点である。また、前記各集積
回路は、前段の集積回路から印加されたイネーブル信号
が他方の倫理値となった後、前記カウンタ回路が前記最
大値の直後の初期値に戻った時の出力に基づき、前記保
持回路へのデータ保持を許可する許可回路を設けたこと
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明のデータロード回路の全
体図を示す回路ブロック図である。尚、図1の構成でD
フリップフロップを除く構成は、各集積回路毎に設けら
れるものである。
【0016】図1において、各集積回路には、イネーブ
ル入力端子EI、各集積回路にデータをロードする際に
各集積回路をリセットする為のロード信号LOADが印
加される端子(13)、端子(14)、原クロックCL
Kが印加される端子(15)、イネーブル出力端子E
O、及び、8ビット単位の表示データDATAが印加さ
れる端子(図示せず)が設けられている。図7の従来の
回路と同様に、3個の集積回路をカスケード接続するも
のとする。この場合、初段、2段目、3段目の集積回路
のイネーブル入力端子を、EI1、EI2、EI3と
し、イネーブル出力端子をEO1、EO2、EO3とす
る。即ち、初段の集積回路のイネーブル出力端子EO1
と2段目の集積回路のイネーブル入力端子EI2とが配
線(図示せず)を介して接続され、また、2段目の集積
回路のイネーブル出力端子EO2と3段目の集積回路の
イネーブル入力端子EI3とが配線(図示せず)を介し
て接続された状態となっている。
【0017】各集積回路には、エッジ検出回路(16)
が設けられている。このエッジ回路(16)の効果につ
いて以下に説明する。各集積回路は、データ保持が完了
し、後述するDフリップフロップにデータ転送が行われ
てしまうと、その後は、新たなデータ保持を行う為にロ
ード信号LOADによってリセットされる。イネーブル
入力端子EI及びイネーブル出力端子EOは共にローア
クティブであり、各集積回路がリセットされると、イネ
ーブル出力端子EOはローレベルとなる。ところで、初
段及び2段目の集積回路のイネーブル出力端子EO1、
EO2がロード信号LOADによりローレベルからハイ
レベルに急峻に立ち上がったとしても、2段目及び3段
目の集積回路のイネーブル入力端子EI2、EI3の状
態は前記配線の持つ時定数によって徐々にしか立ち上が
ることができない。尚、初段の集積回路は、ロード信号
LOADでリセットされた後直ちにデータロード動作を
行える構成となっている。この点については、後で説明
する。この時の問題点は、本来、初段、2段目及び3段
目の集積回路が同時にロード信号でリセットされた後、
初段の集積回路がデータロード動作を完了した時点で2
段目の集積回路がデータロード動作を開始し、2段目の
集積回路がデータロード動作を完了した時点で3段目の
集積回路がデータロード動作を行わなければならないの
に対し、2段目及び3段目の集積回路のイネーブル入力
端子EI2、EI3の状態が初段の集積回路がデータロ
ードを行う際にローレベルと認識されてしまう期間が生
じ(2段目及び3段目の集積回路がイネーブルとな
り)、この結果、3個の集積回路が初段の集積回路に保
持すべきデータを同時に保持し始めてしまう問題があ
る。
【0018】そこで、エッジ検出回路(16)は、ロー
ド信号LOADにより3個の集積回路がリセットされた
後、2段目及び3段目の集積回路のイネーブル入力端子
EI2、EI3の状態が徐々に立ち上がる過程におい
て、イネーブル入力端子EI2、EI3の状態が2段目
及び3段目の集積回路でローレベルと認識されても、2
段目及び3段目の集積回路がイネーブルとなるのを禁止
するものである。以下、エッジ検出回路(16)の構成
について、図3の回路ブロック図を用いて説明する。
【0019】図3において、イネーブル入力端子EI
1、EI2、EI3は図1のイネーブル入力端子EIで
ある。(17)は前段のDフリップフロップであり、そ
のD(データ)入力は2段の直列接続されたインバータ
(18)(19)を介してイネーブル入力端子EI1、
EI2、EI3と接続される。(20)は後段のDフリ
ップフロップであり、D端子は前段のDフリップフロッ
プ(17)のQ(出力)端子と接続される。また、Dフ
リップフロップ(17)(20)のC(クロック)端子
には原クロックCLKが共通印加され、R(リセット)
端子にはハイアクティブのロード信号LOADがインバ
ータ(21)を介して反転印加される。(22)はNA
NDゲートであり、Dフリップフロップ(17)の*Q
(反転出力)端子の出力とDフリップフロップ(20)
のQ端子出力との論理積を反転出力するものである。N
ANDゲート(23)(24)はRSフリップフロップ
を構成し、セット端子となるNANDゲート(23)の
一方の入力はNANDゲート(22)の出力と接続さ
れ、リセット端子となるNANDゲート(24)の一方
の入力にはロード信号LOADがインバータ(21)を
介して印加される。
【0020】以下、図3のエッジ検出回路の動作を図4
のタイムチャートを用いて説明する。先ず、初期設定と
して、ロード信号LOADがハイレベルとなって所定時
間だけ発生すると、3個の集積回路内部の初期化が同時
に行われる。すると、後述するが、初段の集積回路のイ
ネーブル出力端子EO1の出力は急峻にハイレベルに立
ち上がり、次段の集積回路をディセーブル状態にしよう
とする。しかし、2段目の集積回路のイネーブル入力端
子EI2の入力は、初段の集積回路のイネーブル出力端
子EO1と2段目の集積回路のイネーブル入力端子EI
2との間に介在する配線の有する時定数によって、イネ
ーブル出力端子EO1が急峻に立ち上がったとしても、
徐々に立ち上がることしかできない。このイネーブル入
力端子EI2の徐々なる立ち上がりは、図3回路によ
り、原クロックCLKの立ち上がりでサンプリングされ
るが、この徐々なる立ち上がりがインバータ(18)
(19)によりローレベルからハイレベルに変化したこ
とが検出されたとしても、前記RSフリップフロップの
出力はローレベルのままであり、エッジ検出回路(1
6)の出力はイネーブル入力端子EI2の立ち上がりに
は応答せず変化しない。
【0021】その後、詳細は後述するが、初段の集積回
路内部へのデータ保持が完了すると、イネーブル出力端
子EO1はローレベルとなり、2段目の集積回路をイネ
ーブル状態にしようとする。が、しかし、2段目の集積
回路は、初段の集積回路のイネーブル出力端子EO1と
2段目の集積回路のイネーブル入力端子EI2との間の
配線の有する時定数によって、徐々にしか立ち下がるこ
とができない。そして、このイネーブル入力端子EI2
の徐々なる立ち下がりを、インバータ(19)のスレッ
ショルド電圧Vthを境に原クロックCLKの立ち上が
りでサンプリングすることにより、データDATAが初
段の集積回路に保持すべき最後の8ビット単位のデータ
1−30と2段目の集積回路が最初に保持すべき8ビッ
ト単位のデータ2−1との境に生じる原クロックCLK
の立ち上がりに同期して、前記RSフリップフロップの
出力はハイレベルに立ち上がる。従って、エッジ検出回
路(16)は、イネーブル入力端子EI2の立ち下がり
に応答してハイレベルに立ち上がる。よって、ロード信
号LOADで3個の集積回路がリセットされた後に3個
の集積回路が同時にイネーブルとなる不都合を解消する
信号を発生できることになる。
【0022】さて、図1に戻り、(25)は原クロック
CLKの立ち上がりを30回(0〜29)計数して再び
初期値の0に戻るカウンタであり、5ビットで構成され
る。カウンタ(25)には、ANDゲート(26)を介
して原クロックCLKが印加される。このANDゲート
(26)の開閉を制御するのは、後述するデコーダの出
力ENDが印加されるNANDゲートの出力である。ま
た、カウンタ(25)は、そのリセット端子*Rに対し
てハイアクティブのロード信号LOADがインバータ
(27)を介して印加され、ロード信号LOADの発生
期間だけリセットされる。
【0023】(28)はデコーダであり、カウンタ(2
5)の出力に基づいてデコード出力D0〜D29、C、
及びENDを出力するものである。以下、デコーダ(2
8)の詳細とカウンタ(25)の関係とについて、図5
及び図5の動作を表す図6のタイムチャートを用いて説
明する。図5において、カウンタ(25)は5ビットを
出力するが、それはQ0〜Q4、*Q0〜*Q4の合計
10ビットから任意に選択された5ビットである。カウ
ンタ(25)が原クロックCLKの立ち上がりを計数す
る度に10進の0〜29に相当する5ビットの2進デー
タが出力される。カウンタ(25)の5ビット出力は、
30個のANDゲート(29)にパラレルに印加され、
30個の個々のANDゲート(29)は、図5の左側か
ら、カウンタ(25)が10進の0〜29に相当する5
ビットの2進データを出力する毎に順次ゲートを開く。
即ち、ANDゲート(29)は原クロックCLKの1周
期分だけ順次ゲートを開いてゆく。30個のANDゲー
ト(30)は、一方の入力が前段のANDゲート(2
9)の各々の出力と接続され、他方の入力にはインバー
タ(31)を介して原クロックCLKが印加される。従
って、30個のANDゲート(30)からは、原クロッ
クCLKのローレベル期間だけハイレベルとなるデコー
ド出力D0〜D29が、図5の左側のANDゲート(3
0)から順次出力される。
【0024】NANDゲート(32)(33)はRSフ
リップフロップを構成しており、ANDゲート(32)
の一方の入力にはロード信号LOADの反転信号*LO
ADが印加され、ANDゲート(33)の一方の入力は
インバータ(47)を介してデコード出力D29を発生
するANDゲート(30)の出力と接続される。即ち、
このRSフリップフロップでは、ロード信号LOADが
発生すると、END信号はローレベルとなり、その後、
ANDゲート(30)のデコード出力D29がハイレベ
ルに立ち上がった時点でEND信号はハイレベルに立ち
上がる。
【0025】同様に、NANDゲート(34)(35)
もRSフリップフロップを構成しており、NANDゲー
ト(34)の一方の入力には反転信号*LOADが印加
され、NANDゲート(35)の一方の入力にはインバ
ータ(36)を介してデコード出力D27を発生するA
NDゲート(30)の出力と接続されている。即ち、こ
のRSフリップフロップでは、ロード信号LOADが発
生すると、その出力である信号Cはローレベルとなり、
その後、ANDゲート(30)のデコード出力D27が
ハイレベルに立ち上がった時点で信号Cはハイレベルに
立ち上がる。
【0026】さて、再び図1に戻り、ORゲート(3
7)にはエッジ検出回路(16)の出力と端子(14)
の状態とが印加される。ORゲート(37)の出力はA
で表されているが、初段、2段目及び3段目の集積回路
における個々のORゲート(37)の出力はA−1、A
−2、A−3とする。NANDゲート(38)の入力に
は、ORゲート(37)の出力とデコーダ(28)のデ
コード出力D0とが印加される。NANDゲート(3
9)(40)はRSフリップフロップを構成し、NAN
Dゲート(39)の一方の入力はNANDゲート(3
8)の出力と接続され、NANDゲート(40)の一方
の入力にはインバータ(27)を介してロード信号LO
ADが印加される。このRSフリップフロップの出力は
Bで表すが、初段、2段目及び3段目の集積回路におけ
る個々のNANDゲート(39)の出力はB−1、B−
2、B−3で表すことにする。30個のANDゲート
(41)の個々の一方の入力はデコーダ(28)のデコ
ード出力D0〜D29と接続され、他方の入力にはNA
NDゲート(39)(40)にて構成されるRSフリッ
プフロップの出力であるBが共通して印加される。ま
た、NANDゲート(42)には信号Bと信号Cとが印
加され、次段の集積回路をイネーブルとする為のイネー
ブル出力信号EOを出力する。ここで、イネーブル入力
信号はEI、イネーブル出力信号はEOで表している
が、初段及び2段目の集積回路のイネーブル出力信号は
各々EO1、EO2で表し、2段目及び3段目の集積回
路のイネーブル入力信号はEI2、EI3で表すものと
する。更に、NANDゲート(43)には信号BとEN
D信号とが印加され、その出力はANDゲート(26)
の他方の入力に印加され、ANDゲート(26)の開閉
を制御している。
【0027】(44)は8個のDフリップフロップから
成る保持回路であり、データバス(45)に8ビット単
位で転送されてくる表示データDATAをANDゲート
(41)から出力されるデコーダ(28)のデコード出
力の立ち上がり(原クロックCLKの立ち下がり)に同
期して保持するものである。この保持回路(44)はパ
ラレルに30個設けられている。(46)は図7の従来
回路に示したDフリップフロップ(10)(11)(1
2)と同様のものである。
【0028】以下、図1の動作を図2のタイムチャート
を用いて説明する。尚、図2において、初段、2段目、
3段目の集積回路における各カウンタ(25)の出力を
10進数で表しているが、このカウンタ(25)の内容
の変化は原クロックCLKの立ち上がりに同期して変化
しており、即ち、データバス(45)に転送される表示
データDATAはカウンタ(25)の変化と同じタイミ
ングで変化する。
【0029】先ず、初段の集積回路を考えると、前段か
らのイネーブル入力信号EIは存在しない為、初段の集
積回路に限って端子(14)をハイレベルにプルアップ
し、その他の2段目及び3段目の集積回路の端子(1
4)は接地しておく。初めに、ロード信号LOADが発
生すると、集積回路内部の初期化が行われるが、カウン
タ(25)はリセットされた後直ちにその内容が10進
数の29に対応する5ビットデータになる。NANDゲ
ート(43)の出力はEND信号が0である為に1であ
り、ANDゲート(26)がゲートを開き、カウンタ
(25)が原クロックCLKを計数し始める。最初の原
クロックCLKの立ち上がりでカウンタ(25)の内容
が0になると、デコーダ(28)のデコード出力D0が
1となる為、NANDゲート(39)(40)から成る
RSフリップフロップがセットされて信号Bはハイレベ
ルとなり、ANDゲート(41)及びNANDゲート
(42)(43)は全てゲートを開く。そして、デコー
ド出力D0の立ち上がり(ロード信号LOADによるリ
セット後の最初の原クロックCLKの立ち下がり)で表
示データが保持回路(44)に保持される。この動作が
図1の右側の保持回路まで繰り返し行われる。即ち、カ
ウンタ(25)の計数値が10進数の29になるまで行
われる。これにより、240ビットの表示データが初段
の集積回路内の30個の保持回路(44)に保持完了し
たことになる。カウンタ(25)が10進数の29を計
数した時点でEND信号が1となる為、カウンタ(2
5)への原クロックCLK入力は遮断され、カウンタ
(25)の計数値は29のままで停止する。
【0030】ところで、初段の集積回路のイネーブル出
力信号EO1は、ロード信号LOADの発生と同時にハ
イレベルとなり、カウンタ(25)が10進数の27を
計数した時点でローレベルに立ち下がる。このイネーブ
ル出力信号EO1は、初段の集積回路の出力EO1と2
段目の集積回路の入力EI2との間に介在される配線
(図示せず)を通って2段目の集積回路の為のイネーブ
ル入力信号EI2となる。以下、2段目の集積回路の内
部動作について説明する。
【0031】このイネーブル入力信号EI2は2段目の
集積回路に印加されるが、前記配線の持つ時定数によっ
て、イネーブル入力信号EI2は図2の如く立ち上がり
及び立ち下がりが遅延する。しかし、エッジ検出回路
(16)の効果により、イネーブル入力信号EI2の立
ち下がりがカウンタ(25)が28及び29を計数する
時の原クロックCLKの立ち上がりの間でハイレベルか
らローレベルに変化したものとエッジ検出回路(16)
内部のインバータ(19)にて判断され、エッジ検出回
路(16)の出力はカウンタ(25)が29を計数する
時の原クロックCLKの立ち上がりでハイレベルに立ち
上がる。従って、ORゲート(37)の出力A−2もエ
ッジ検出回路(16)の立ち上がりと同時にハイレベル
に立ち上がる。この状態では、ANDゲート(41)及
びNANDゲート(42)(43)はゲートを閉じてお
り、2段目の集積回路における表示データの保持動作は
実行されない。そして、カウンタ(25)が0を計数す
ると、デコード出力D0が1となってNANDゲート
(39)(40)より構成されるRSフリップフロップ
の出力B−2がハイレベルとなり、ANDゲート(4
0)及びNANDゲート(41)がゲートを開いて、表
示データの保持動作が可能となる。即ち、初段の集積回
路が表示データの保持を完了した後、直ちに2段目の集
積回路は表示データの保持動作を開始することになる。
従って、初段及び2段目の集積回路において、データバ
ス(45)から転送されてくる8ビット単位の表示デー
タは、正しい位置の8ビット単位の保持回路(44)に
保持されることになる。
【0032】2段目の集積回路から出力されるイネーブ
ル出力信号EO2は、カウンタ(25)が2回目の27
を計数する時の原クロックCLKの立ち上がりでローレ
ベルに立ち下がる。3段目の集積回路における動作は2
段目の集積回路の動作と同様である。これより、初段、
2段目及び3段目の集積回路は、それらの内部の保持回
路(44)に正しい表示データを保持することができ、
従来生じていた表示データを誤った保持回路に書き込ん
でしまったり表示データの欠落が生じてしまったりとい
う問題を確実に解消でき、正しい表示を可能とできる。
【0033】尚、イネーブル出力信号EO1及びEO2
を、カウンタ(25)が10進数の27を計数する時の
原クロックCLKの立ち上がりに同期して立ち下げる様
にしたが、ORゲート(37)の出力であるA−2、A
−3が、各集積回路間の配線の時定数にもよるが、遅く
ともカウンタ(25)が10進数の29を計数した時ま
でにハイレベルに立ち上がることができるのであれば、
イネーブル出力信号EO1、EO2の立ち下がりタイミ
ングはこれに限定されるものではない。具体的にいうな
らば、前記配線の持つ時定数が大きければ、イネーブル
出力信号EO1、EO2を、カウンタ(25)が10進
数の27を計数する以前にローレベルに立ち下げておく
必要があり、また、前記配線の持つ時定数が小さけれ
ば、イネーブル出力信号EO1、EO2を、カウンタ
(25)が10進数の27を計数した後にローレベルに
立ち下げておく様にしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、複数の集積回路をカス
ケード接続する為に各集積回路間に設けた配線の時定数
により、前段の集積回路から次段の集積回路をイネーブ
ルとする指示が遅延したとしても、各集積回路に正しい
データを保持でき、正確な表示を実現できる利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータロード回路を示す回路ブロック
図である。
【図2】図1の動作を示すタイムチャートである。
【図3】図1のエッジ検出回路の具体回路を示す回路図
である。
【図4】図3の動作を示すタイムチャートである。
【図5】図1のデコーダを示す回路図である。
【図6】図5の動作を示すタイムチャートである。
【図7】従来のデータロード回路を示す回路ブロック図
である。
【図8】図7の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
(16) エッジ検出回路 (25) カウンタ (28) デコーダ (37) ORゲート (38)(39)(40)(42)(43) NAND
ゲート (41) ANDゲート (44) 保持回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ビット数のデータをクロックに同期
    して保持する保持回路を内蔵した集積回路を複数個カス
    ケード接続し、前段の集積回路から出力されるイネーブ
    ル信号に基づいて後段の集積回路を順次イネーブル状態
    とすることにより、所定ビット数のデータを各集積回路
    単位で順次ロードさせてゆくデータロード回路の各集積
    回路において、 前記保持回路が前記所定ビット数のデータを保持するの
    に必要な原クロック数を計数するカウンタ回路と、 前記カウンタ回路の計数値が所定ビット数のデータが前
    記保持回路に保持された時点の最大値となる以前に、次
    段の集積回路をイネーブル状態とする為に前記イネーブ
    ル信号を一方の論理値から他方の倫理値に変化させるイ
    ネーブル信号出力回路を、備え、 前記イネーブル信号出力回路は、前段の集積回路と後段
    の集積回路とを接続する配線の有する時定数によって、
    後段の集積回路に印加されるイネーブル信号が、前記カ
    ウンタ回路が前記最大値を計数し終える前に他方の論理
    値となる様に、イネーブル信号を所定のタイミングで一
    方の論理値から他方の論理値へ変化させることを特徴と
    するデータロード回路。
  2. 【請求項2】 前記各集積回路は、前段の集積回路から
    印加されたイネーブル信号が他方の倫理値となった後、
    前記カウンタ回路が前記最大値の直後の初期値に戻った
    時の出力に基づき、前記保持回路へのデータ保持を許可
    する許可回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    データロード回路。
JP8217432A 1996-08-19 1996-08-19 データロード回路 Pending JPH1063218A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339582B2 (en) 2003-01-29 2008-03-04 Nec Electronics Corportion Display device including a plurality of cascade-connected driver ICs

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US7339582B2 (en) 2003-01-29 2008-03-04 Nec Electronics Corportion Display device including a plurality of cascade-connected driver ICs

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