JPH1063204A - カラー表示装置 - Google Patents
カラー表示装置Info
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- JPH1063204A JPH1063204A JP8229446A JP22944696A JPH1063204A JP H1063204 A JPH1063204 A JP H1063204A JP 8229446 A JP8229446 A JP 8229446A JP 22944696 A JP22944696 A JP 22944696A JP H1063204 A JPH1063204 A JP H1063204A
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Abstract
おいて各色の良好な輝度のバランスと良好な白色表示を
両立させる。 【解決手段】 赤、緑、青の各色別の発光を行うLED
3r1、3g1、3b1を備えた光源1と、前記LED
をそれぞれ独立に駆動する光源駆動回路6と、前記光源
からの入射光の通過を制御して表示を行う液晶シャッタ
ー7と、該液晶シャッターの動作を制御するシャッター
制御回路9を備えたカラー表示装置において、前記赤色
LEDとしてピーク発光波長λpがλp=630±10
nmの発光色(SD)のLED3r1を用いることによ
り、白色に対する赤と緑の色調のバランスを改良し、前
記各色別の発光の輝度の良好なバランスをとりつつ白バ
ランスの良好な白色表示をすることのできるカラー表示
装置を構成することができる。
Description
光素子を備えた光源と、該光源からの入射光の通過を制
御して表示を行う光シャッターを備えたカラー表示装置
に関する。
素子等を用いた光シャッターを備えた受動型の表示装置
は小型・薄型に適し、また消費電力も少ないという長所
を有するので、情報機器や事務機器の表示装置として広
く用いられている。そして近年これらの表示装置につい
ても、表示の訴求力および多様性を高めるためカラー表
示が要求されている。受動型のカラー表示装置として
は、光源を白色発光素子または外部の自然光とし光シャ
ッターの各表示画素毎に色別のカラーフィルタを設けた
第1の方式のものと、特公昭63ー41078号公報に
記載するように光源自体を色別の発光素子とする第2の
方式のものがある。
方式のものは、前記公報に記載するように前記第1の方
式のものに比して光シャッターの構造が簡単になるとと
もに、表示の明るさおよび解像度を上げることができ
る。ところで前記公報に記載された第2の方式のものの
カラー表示の原理は光の三原色(赤色、緑色、青色また
はR、G、B)の発光素子をタイミングをずらせて発光
させ、それに液晶光シャッターの対応するセグメントを
同期して開閉し、経時的な加法混色法により、所望のセ
グメントに所望の色を表示するものであり、フィールド
順次型といわれるものである。
緑色、青色またはR、G、B)の発光素子としては、実
用に適した発光ダイオード(LED)が用いられること
が多い。そして、カラー表示装置において赤色LEDの
任務としては、他のLEDとの混色による白色と単独点
灯での赤色に色分けをした表示が要求されることがあ
る。
して三原色の発光素子を用いた表示装置に関し、特にL
EDの発光素子を用いたものについては、次のような問
題点があった。すなわち、上記のような色分け表示を行
う場合、背景色として白色に表示したい部分を前記三原
色のバランスを調整して純粋の白色で表示した場合、三
原色の発光素子の輝度(明るさ)において、赤色の輝度
が緑色および青色の輝度に比べて大幅に低下し色のバラ
ンスが崩れてしまうという問題があった。また逆に、赤
色、緑色および青色の輝度を均等にすると、これらを混
色して白色を表示しようとしても純粋の白色が得られ
ず、赤みががった色となり、表示の鮮明さを損ねるとい
う問題があった。
説明する。図9はCIE色度図といわれるものであり、
座標の位置により色調を表すものである。xは赤の割合
を、yは緑の割合を示す。そして、図には示していない
が、zを青の割合とし、常に x+y+z=1 の関係があるとしている。従ってxy座標上の位置がき
まれば、zは一義的に決まってしまい、赤、緑、青の割
合が定まり、色調の特定ができる。純粋の白の座標Wは x=y=(z)=1/3≒0.33 である。三原色のR、Gのように青色の割合がゼロのと
きの色は x+y=1 の直線m上に位置し、赤が強いときは直線m上を下降し
下端のx=1(y=0)の点に近づき、緑が強いときは
直線m上を上昇し、上端のy=1(x=0)の点に近づ
く。なお、一般的には単色光のスペクトルの波長の増加
に伴い光の色はxy座標上を曲線Fに沿って時計回りに
移動する。
おいてR、G、Bのなす略三角形に囲まれた範囲とな
る。従って、この略三角形の範囲に白色の座標Wが含ま
れることが必要であり、更に略三角形の面積については
なるべく広いほうが良いと一般的に考えられてきた。三
原色の発光素子としてLEDを用いた場合も、従来は同
様の観点からR、G、Bの色あいを選択していた。すな
わち、Rとしては発光波長のピーク値λpがλp=66
0±10nmの発光色(以後URと呼ぶ。)のLED
が、Gとしてはλp=570±10nmの発光色(以後
YGと呼ぶ。)のLEDまたはλp=557±5nmの
発光色(以後PGと呼ぶ。)のLEDが、Bとしてはλ
p=440nm±20nmの発光色(以後SBと呼
ぶ。)のLEDが用いられてきた。これらのR、G、B
の色度図上の位置を図9に示す。なお、Gについては色
表現の範囲を広げる上ではPGが適しているのである
が、PGは発光効率が低いという理由により、輝度を上
げにくいので、実際にはGとしてYGが用いられること
が多い。
り、前記略三角形の内部に位置する任意の色を表示する
ことができる。この比率はおおまかに言えば、表示しよ
うとする色の点が重心となるようにR、G、Bの各点に
紙面に垂直に力を加えた場合の力の比率に等しいと考え
られる。従って、純粋の白色であるWの点を表示しよう
とすると、R、G、Bの輝度をLr、Lg、Lbとした
ときおおまかに考えて 、 Lg=(X1/X2)・Lr (1) Lb=(Y1/Y2)・(Lr+Lg) =(Y1/Y2)・(1+X1/X2)・Lr (2) となる。ただし、B、Wを通る直線と直線RGの交点を
Pとしたとき、RP、PGの長さをそれぞれ、X1,X
2とし、PW、WBの長さをそれぞれY1、Y2とす
る。
YG(λp=570nm)、BがSB(λp=440n
m)の場合は、図9に示すように、Wの点は略三角形R
GBの辺GBにかなり接近している。そして図から、 X1/X2=8 Y1/Y2=1 と考えると、三原色R、G、Bの輝度の比率Lr:L
g:Lbは式(1)および式(2)より1:8:9とな
り、大幅にバランスが崩れる。この数値は、R、G、B
を単色光と仮定して計算した値であるが、実際のLED
のR、G、Bはピーク波長λpを中心とした連続スペク
トルであり、輝度についても、ピーク値だけでなく分布
の巾も考慮しなければならない。
R(λp=660nm)、YG(λp=570nm)、
SB(λp=440nm)のLEDを用いて、輝度バラ
ンスを調整して、純粋の白色を合成した場合の放射強度
の波長分布の実測値(実線で示す値)を示す図である。
横軸は波長を、縦軸は放射強度の相対的な値を示す。こ
の実線のカーブは赤色(R)が他の原色、緑(G)およ
び青(B)に比べて格段に暗くなっていることを示して
いる。そして、この状態で、いわゆる白バランスが丁度
とれているので、赤色を他の原色のように明るくしよう
とし、UR(λp=660nm)のピーク値を高くして
図の2点鎖線で示すレベルにすると、白バランスがくず
れ、(後に詳述するように)合成色は赤みかかった色と
なる。なお、上記実測値(実線で示す値)についていえ
ば、R、G、Bの輝度の比率は分布巾(および視感度に
基づく輝度と放射強度の関係)まで考慮すると、前記の
計算結果と一致した傾向を示す。
の輝度の比率を1:1:1とした場合には、(1)式お
よび(2)式より、 X1=X2 Y2=2Y1 となり、これにより定められる合成色をW1とすると、
図9に示すように合成色W1の座標は、純粋の白色Wの
座標よりも大幅に右にずれており、かなり赤みかかった
色となり、いわゆる白バランスが大幅に崩れる。
のLEDを用いた場合でも図9に示すようにほぼ X1/X2=3 Y1/Y2=1 となり、三原色R、G、Bの輝度の比率Lr:Lg:L
bは式(1)および式(2)より1:3:4となり、か
なりバランスが崩れる。そして逆にLr:Lg:Lbを
1:1:1とした場合には前記と同様の理由により、図
示は省略するが合成色の座標は、純粋の白色Wの座標よ
りもかなり右にずれ、赤みかかった色となる。
有する受動型のカラー表示装置における上記の問題を課
題として解決し、三原色の輝度バランスと白色表示(白
バランス)が共に良好なカラー表示装置を提供すること
を目的とする。
の第1の手段として本発明は赤、緑、青の各色別の発光
を行うLEDを備えた光源と、前記LEDをそれぞれ独
立に駆動する光源駆動回路と、前記光源からの入射光の
通過を制御して表示を行う光シャッターと、該光シャッ
ターの動作を制御するシャッター制御回路を備えたカラ
ー表示装置において、前記赤色LEDとしてSDの色を
発光するLEDを用いたことを特徴とする。
て本発明は、前記第1の手段のカラー表示において、前
記緑色LEDとしてピーク発光波長λpがλp=557
±5nmの色を発光するLEDを、前記青色LEDとし
てλpがλp=440±20nmの色を発光するLED
を用いたことを特徴とする。
て本発明は、前記第1の手段のカラー表示において、前
記緑色LEDとしてピーク発光波長λpがλp=570
±10nmの色を発光するLEDを、前記青色LEDと
してλpがλp=440±20nmの色を発光するLE
Dを用いたことを特徴とする。
ー表示装置の実施の形態を実施例について説明する。図
1、図2および図3は本発明の好適な第1の実施例を示
す図であり、図1はカラー表示装置の構造を示す斜視図
である。図2は図1のA−A断面図、図3は光源1の平
面図である。図1において、1は光源でその構成は、基
板2上に赤色の発光素子として発光の波長のピーク値λ
pがλp=630±10nmである発光色(以後SDと
呼ぶ。)のLED3r1を、緑色の発光素子としてλp
=557±5nmであるPGのLED3g1を、青色の
発光素子としてλp=440±20nmであるSBのL
ED3b1を順次並べてLEDブロック3を構成し、該
LEDブロックから配列方向に若干離れて、同一構成の
もう1つのLEDブロック3を配列し、2つのLEDブ
ロック3を構成する。
射、集光する略矩形形状の反射枠4と、該反射枠4と基
板1からの反射光およびLEDブロック3からの直接光
を面状に拡散し外部に投射する拡散板5を有し、該拡散
板5は反射枠4の端面に取付けられている。光源1のL
EDブロック3の各LEDは光源駆動回路6により独立
に駆動るすることができる。光源1の前面には該光源1
から入射する光の通過を制御する光シャッターとしての
液晶シャッター7を配置する。液晶シャッター7は表示
セグメント8を有し、シャッター制御回路9は各表示セ
グメント8の光の透過状態を制御する。液晶シャッター
7はセグメントタイプに限らずマトリクスタイプでもよ
い。この場合もシャッター制御回路9は各画素の光の透
過状態を制御する。
源駆動回路6から供給する点灯信号によって光源1にお
いてLEDを赤、緑、青の色ごとにタイミングをずらせ
て、一定の順序で点灯させる。すなわち、フィールド順
次型の照明により、表示の1フィールドを3つのサブフ
ィールドに分割し、例えば第1のサブフィールドには赤
色として前記のSDのLED3r1を、第2のサブフィ
ールドには緑色として前記のPGのLED3g1を、第
3のサブフィールドには青色として前記のSBのLED
3b1をサブフィールド毎に切り替えて点灯する。
ター制御回路9から色別のデータ信号に基づく制御信号
により液晶シャッター7の各表示セグメント8の透過状
態を制御しフルカラー表示を行う。この方法自体は特公
昭63ー41078号公報に記載された方法と同一であ
り、公知である。
るときは、そのセグメント8を第1、第2および第3の
すべてのサブフィールドにおいて透過状態とするように
シャッター制御回路9により制御し、前記の三原色のL
EDの発光をすべて混色して白色を表示する。そして同
時に他のセグメントを上記の原理により、赤、緑、青の
いずれかに着色して表示することができる。
表示するための三原色のLEDの輝度の比率につき図面
を用いて説明する。図4は本実施例の光源のR、G、B
の色の位置を示す色度図である。図4における記号で
「発明が解決しようとする課題」の項において図9に示
したのと同じ記号は同じ対象を表す記号である。本実施
例においては、Rとして従来のUR(λp=660n
m)よりもピーク波長の低いλp=630±10nmで
あるSDのLEDを用いているため、色度図においてR
の位置が直線m上を従来よりも上昇し、Gに近づく形と
なり、 X1/X2=1.5 Y1/Y2=1 程度になり、純粋の白色を合成するR、G、Bの輝度の
比率Lr:Lg:Lbは、前記の式(1)および(2)
から概算すると1:1.5:2.5となり従来例より
は、大幅に輝度のバランスが改善されることになる。
成した場合の光源の波長分布の実測値を示す図である。
横軸は波長を、縦軸は放射強度の相対的な値を示す。こ
の図5の実測値を図10に示した従来例における放射強
度分布の実測値と対照させると、本実施例における
R、G、Bの輝度のバランスが従来に比して大幅に改善
されていることがわかる。すなわち赤色(R)はSDと
なって、純粋の赤よりも黄味かかっつた橙色となるもの
の、赤色(R)の明るさが他の原色、緑(G)および青
(B)に比べて格別見劣りはしない。そして、この状態
で、いわゆる白バランスが丁度とれているのである。図
5においてR、G、Bの輝度の比率は分布巾(および視
感度に基づく輝度と放射強度の関係)まで考慮すると、
前記の計算結果と一致した傾向を示す。
の輝度の比率Lr:Lg:Lbを1:1:1とした場合
には(1)式および(2)式より、 X1=X2 Y2=2Y1 となり、これにより定められる合成色をW1とすると、
図4に示すように合成色W1の座標は、純粋の白色Wの
座標よりも右にずれるが、そのずれの量は図9に示す従
来例に比して少なくなっている。従って、この場合でも
従来よりも純粋の白に近い合成色を表示することができ
る。このように本実施例によれば、赤表示の色調は真の
赤から多少ずれるが、従来と異なり、三原色の色分け表
示等における輝度の良好なバランスをとりつつ白バラン
スのとれた良好な白色表示をすることのできるカラー表
示装置を構成することができる。
青色のLEDの発光素子3r1、3g1、3b1がブロ
ック別の配列により、色ごとにかたまっておらず、互い
に分散して配置されている。色ごとにかたまっている場
合には、拡散板を用いても、光の拡散が理想的に行われ
ないかぎり、拡散板から出て光シャッターに入射する光
の強さは拡散板面の場所に依存して不均一となる。従っ
て、表示される原色は色ごとに明るさのムラを生じ、表
示される中間色は色調のムラを生ずる。しかし本実施例
においては、光源において前記の色ごとの発光素子同士
が適切な間隔をおいて配置されるので、表示における色
ごとの明るさの場所による均一性がそこなわれず、色ご
との明るさのムラや、中間色の色調のムラを低減または
阻止することができる。
記のフィールド順次型に限らない。例えば画像を色分け
をせずに表示する場合には、本実施例のカラー表示装置
において、LEDブロック3の一部または全部を継続し
て発光させることにより、液晶シャッター7のセグメン
ト8の一部また全部に三原色の各色のいずれか1つの
色、中間色、または白色を表示することができる。これ
らの表示について、本実施例はすでに説明したのと同様
の同等の作用・効果を有するものである。
置の実施の形態を他の実施例について図面を用いて説明
する。図6は本発明のカラー表示装置の第2の実施例の
光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のそ
の他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様
である。図6に示すように光源1の構成は、基板2上に
赤色の発光素子として発光の波長のピーク値λpがλp
=630±10nmであるSDのLED3r1を、緑色
の発光素子としてλp=570±10nmであるYGの
LED3g2を、青色の発光素子としてλp=440±
20nmであるSBのLED3b1を順次並べてLED
ブロック3を構成し、該LEDブロック3から配列方向
に若干離れて、同一構成のもう1つのLEDブロック3
を配列し、2つのLEDブロック3を構成する。光源1
に於けるその他の部分の構成およびその表示番号は第1
の実施例と同様である。
の方法により、光源1および液晶シャッター7を駆動す
ることにより、赤色、緑色、青色、白色の色分け表示
や、中間色表示等を行うことができる。本実施例の表示
装置において純粋の白色を表示するための三原色のLE
Dの輝度の比率につき図面を用いて説明する。図7は本
実施例の光源のR、G、Bの色の位置を示す色度図であ
る。図7における記号は「発明が解決しようとする課
題」の項において図9に示したのと同じ記号は同じ対象
を表す記号である。
Rとして従来のUR(λp=660nm)よりもピーク
波長の短いλp=630nmであるSDのLEDを用い
ているため、従来よりもX1が減少する。しかし、Gに
ついては=570±10nmであるYGのLED3g2
を用いたので、第1の実施例よりは波長が長くなり、G
の位置は直線m上を下方に移動し、結果として第1の実
施例よりは前記X2が減少し、GとしてYGのLEDを
用いた従来例(図9参照)のX2と同じになる。よっ
て、X1/X2はこのような従来例(図9に示したよう
な従来例)よりは小さくなるが、第1の実施例よりは大
きくなり、結果として純粋の白を表示するための、R、
G、BのLEDの輝度のバランスはこのような従来例よ
りは改善されるが、第1の実施例よりは劣ったものとな
る。しかし、本実施例はGの発光素子としてYGのLE
Dを使用しているのでPGのLEDを使用する第1の実
施例に対し、YGの方がPGに比べ発光効率が高いた
め、Rの輝度LrおよびBの輝度Lbも高くすることが
でき、高輝度化が容易となる。
置の実施の形態を他の実施例について図面を用いて説明
する。図8は本発明のカラー表示装置の第3の実施例の
光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のそ
の他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様
である。図8に示すように光源1の構成は、基板2上に
Rの発光素子として発光の波長のピーク値λpがλp=
630±10nmであるSDのLED3r1を、Gの発
光素子としてλp=557±5nmであるPGのLED
3g1を、Bの発光素子としてλp=440±20nm
であるSBのLED3b1を緑赤緑青の順すなわち、3
g1、3r1、3g1、3b1に順次並べてLEDブロ
ック3を構成し、該LEDブロックから配列方向に若干
離れて、同一構成のもう1つのLEDブロック3を配列
し、2つLEDブロック3を構成する。光源1に於ける
その他の部分の構成およびその表示番号は第1の実施例
と同様である。
するLED発光素子の種類は第1の実施例と同様であ
り、従って、第1の実施例と同様にして三原色の色分け
表示等における輝度の良好なバランスをとりつつ白バラ
ンスのよい白色表示をすることのできるカラー表示装置
を構成することができる。
発光素子を構成するLEDの数の比率が順に1:2:1
となっているので、Gとして用いられたPGのLEDが
他のLEDに比して1個当たりの輝度を上げるのに不利
であるにも拘らず、G全体としての輝度を他の色(R、
B)と同じレベルに上げることが容易となっている点が
第1の実施例よりも優れている。
LEDの発光素子3r1、3g1、3b1がブロック内
配列およびブロック別の配列により、色ごとにかたまっ
ておらず、互いに分散して配置されている。従って、第
1の実施例と同様の理由により、色ごとの明るさのムラ
や、中間色の色調のムラを低減または阻止することがで
きる。
赤、緑、青の各色別の発光を行うLEDを備えた光源
と、前記LEDをそれぞれ独立に駆動する光源駆動回路
と、前記光源からの入射光の通過を制御して表示を行う
光シャッターと、該光シャッターの動作を制御するシャ
ッター制御回路を備えたカラー表示装置において、前記
赤色LEDとしてSDの色を発光するLEDを用いるこ
とにより、従来では困難であった各色の輝度のバランス
と白色表示の両立を可能とし、前記各色別の発光の輝度
の良好なバランスをとりつつ白バランスの良好な白色表
示をすることのできるカラー表示装置を構成することが
できる。
斜視図である。
る。
調を表示するCIE色度図である。
ときの光源のR、G、Bの発光の放射強度の測定結果を
示す分光放射強度図である。
る。
調を表示するCIE色度図である。
る。
調を表示するCIE色度図である。
たときの光源のR、G、Bの発光の放射強度の測定結果
を示す分光放射強度図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 赤、緑、青の各色別の発光を行うLED
を備えた光源と、前記LEDをそれぞれ独立に駆動する
光源駆動回路と、前記光源からの入射光の通過を制御し
て表示を行う光シャッターと、該光シャッターの動作を
制御するシャッター制御回路を備えたカラー表示装置に
おいて、前記赤色LEDとしてピーク発光波長λpがλ
p=630±10nmの色を発光するLEDを用いたこ
とを特徴とするカラー表示装置。 - 【請求項2】 前記緑色LEDとしてピーク発光波長λ
pがλp=557±5nmの色を発光するLEDを、前
記青色LEDとしてλpがλp=440±20nmの色
を発光するLEDを用いたことを特徴とする請求項1記
載のカラー表示装置。 - 【請求項3】 前記緑色LEDとしてピーク発光波長λ
pがλp=570±10nmの色を発光するLEDを、
前記青色LEDとしてλpがλp=440±20nmの
色を発光するLEDを用いたことを特徴とする請求項1
記載のカラー表示装置。
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JP22944696A JP3672279B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | カラー表示装置 |
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-
1996
- 1996-08-13 JP JP22944696A patent/JP3672279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3672279B2 (ja) | 2005-07-20 |
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