JPH1061892A - ガス充填機 - Google Patents

ガス充填機

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Publication number
JPH1061892A
JPH1061892A JP22129396A JP22129396A JPH1061892A JP H1061892 A JPH1061892 A JP H1061892A JP 22129396 A JP22129396 A JP 22129396A JP 22129396 A JP22129396 A JP 22129396A JP H1061892 A JPH1061892 A JP H1061892A
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JP
Japan
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filling
gas
valve
nozzle
container
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Pending
Application number
JP22129396A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
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MEIKO IND CORP Ltd
Meiko Sangyo Co Ltd
Original Assignee
MEIKO IND CORP Ltd
Meiko Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by MEIKO IND CORP Ltd, Meiko Sangyo Co Ltd filed Critical MEIKO IND CORP Ltd
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Publication of JPH1061892A publication Critical patent/JPH1061892A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス充填中に万一ガス漏れやその他の異常が発
生した場合、これを自動的に検出することができる新規
なガス充填機を提供する。 【解決手段】ガス充填中に万が一にも充填ノズル7から
微量のガス漏れ等が生じたとしても、これによりガス充
填流量が基準値を越えたことを第一判定手段101で判
定し、異常発生として判断する。流量計8の故障やガス
供給経路途中において何等かの異常が発生したとして
も、これによりガス充填流量が基準値に満たないことを
第二判定手段102で判定し、異常発生として判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス容器に所要量の
LPガス等を自動的に充填するガス充填機に関し、詳し
くは、ガス充填中に万一ガス漏れ等の異常が生じた場
合、これを自動的に検出することができるガス充填機に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ガス容器にLPガス等を充填する
作業を合理化するものとして、種々の提案がなされて
る。
【0003】例えば本願出願人による特公昭63−61
560号等には、ターンテーブルに搬入路、搬出路を連
設し、ターンテーブルの上面周上には所定間隔をおいて
容器載部(充填場)を複数配列すると共に、各載部毎に
充填ノズルを配設し、容器載部に載せられたガス容器の
充填口に充填ノズルを接続して、該ガス容器が搬出口ま
で移送される間に所要量のLPガスを充填する回転式の
ガス充填装置において、搬入路に電子秤を設置し、各充
填ノズル毎に流量計と充填弁を配し、電子秤からのデー
タに基づいて各ガス容器毎のガス充填流量を設定すると
共に、該設定された流量が流量計で検出された時に充填
弁を閉じ動作させるようにすることが開示されている。
【0004】また本願出願人は、ガス容器の充填口に対
する充填ノズルの位置合せと接続作業、容器充填口のバ
ルブ開閉作業等を自動化し、これによりガス充填作業を
より合理化し得るガス充填機を提案し、先に出願してい
る(特公平7−99238号、特開平7−190298
号,特願平7−285659号等)。
【0005】これら先提案のガス充填機は、ガス容器の
充填口に接続してガスを流入充填する充填ノズルと、容
器載部に載承されたガス容器の充填口との位置合せを行
う位置合せ手段、該位置合せがなされた充填ノズルを充
填口に接続させるノズル進退手段、該接続がなされたガ
ス容器のバルブを開閉するバルブ開閉手段、それら各手
段の作動を制御する制御ユニットを備え、容器載部に載
承されたガス容器の充填口に充填ノズルを自動接続し、
該接続に前後して充填弁、容器バルブを自動的に開い
て、所要量のガスを充填するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した各
先行技術は、ガス充填作業の自動化については言及して
いるが、ガス充填中に万一ガス漏れ等の異常が生じた場
合のシステムについては言及しなかった。しかるに、上
記した従来のガス充填機についてより詳細に検討する
と、以下の点に改良の余地を残していた。
【0007】すなわちこの種充填機は、ガス充填中にお
ける充填ノズル7先端部分からのガス漏れを防止するた
めに、充填ノズル7の先端外周やその他の所定箇所に夫
々パッキン37を外装してある(図3参照)。しかし乍
ら長期の使用に伴い前記パッキン37が摩耗した場合、
ガス充填中に充填ノズル7先端部位から微量のガス漏れ
が生じる虞れがある。
【0008】また、容器充填口に対する充填ノズルの位
置合せに誤差が生じたり、ガス供給経路途中において流
量計等の各種機器に異常が生じることが無いとは言えな
い。このようなガス漏れやその他の異常が万が一にも生
じた場合、ガス容器へのガス充填量の誤差が生じたり思
わぬ事故につながる虞れもある。
【0009】このような不具合を未然に防止するため
に、上記したパッキンやガス供給経路等の保守点検、消
耗品の交換等を頻繁に行う、ガス充填中の充填ノズル近
傍にガス検出器を近付けてガス漏れをブザー等で検知す
る等の検査手法を専用の作業者が行う等の手段を採用し
ているが、非能率であると共に多大な労力を要し、また
確実性に欠けるという問題もあった。
【0010】本発明は上述したような従来事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、ガス容器に
所要量のLPガス等を自動的に充填するガス充填機にお
いて、充填作業中における充填ノズルからのガス漏れや
ガス供給経路中での異常等が万が一にも発生した場合、
それら異常等を自動的に検知できるようにして、安全・
確実且つ精度良くガス充填を行え、充填作業の合理化,
少人化を大幅に促進し得る新規なガス充填機を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、容器載部に載承されたガス容器の
充填口に充填ノズルを自動的に接続して所要量のガスを
充填するガス充填機において、ガス充填開始から所定時
間経過した時点でのガス充填流量が、基準値を越えるか
否か、基準値未満であるか否かを判定し、基準値を越え
た場合にガス漏れ異常として判断する一方、基準値未満
である場合に装置異常として判断するよう構成したこと
を特徴とする。
【0012】また本発明は、ガス容器の充填口に接続し
てガスを流入充填する充填ノズル、容器載部に載承され
たガス容器の充填口と前記充填ノズルの位置合せを行う
位置合せ手段、該位置合せがなされた充填ノズルを充填
口に接続させるノズル進退手段、該接続がなされたガス
容器のバルブを開閉するバルブ開閉手段、上記充填ノズ
ルとガス供給源を連絡する配管途中に設けた流量計及び
充填弁、前記位置合せ手段,ノズル進退手段,バルブ開
閉手段,充填弁の作動を制御する制御ユニットを備え、
容器充填口に対して充填ノズルを位置合せした後、充填
ノズルを前進させて充填口に接続し、該接続に前後して
充填弁及び容器バルブを開いてガス充填を開始し、設定
されたガス充填流量が流量計で検出された時に充填弁及
び容器バルブを閉じて充填を終了するよう構成したガス
充填機において、上記制御ユニットが、上記流量計から
入力されるデータに基づいてガス充填流量を計測する計
測手段と、ガス充填開始からの経過時間を計時する計時
手段と、ガス充填開始から所定時間経過した時点でのガ
ス充填流量が基準値を越えるか否かを判定し、基準値を
越えた場合に異常判断する第一判定手段と、ガス充填開
始から所定時間経過した時点でのガス充填流量が基準値
未満であるか否かを判定し、基準値未満である場合に異
常判断する第二判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】ここで、ガス充填の開始とは、充填ノズル
が充填口に接続すると共に充填弁及び容器バルブが開い
て実際にガス充填が開始された時点に限らず、充填ノズ
ルを充填口に接続するべくノズル進退手段の作動指令が
出された時点、充填ノズルが充填口に接続した時点、該
接続に前後して充填弁,容器バルブの何れか一方又は双
方が開いた時点、充填弁,容器バルブを開くべく作動指
令が出された時点等をも含み、設置場所や稼働環境等の
各種条件に合せて、前記各タイミングの中から任意に設
定するものである。
【0014】また、ガス容器へのガス充填流量を計測す
る手段は、上記流量計に限定されず、例えば容器載部に
台秤、電子秤等の重量計を設置して容器載部にあるガス
容器の重量を計測し、該重量データに基づいてガス充填
流量を演算するようにすることも可能である。
【0015】以上の構成によれば、制御ユニットからの
指令で位置合せ手段、ノズル進退手段、バルブ開閉手
段、充填弁が適時に作動し、容器充填口に対して充填ノ
ズルを位置合せした後、充填ノズルを前進させて充填口
に接続し、該接続に前後して充填弁及び容器バルブを開
いてガス充填を開始し、設定されたガス充填流量が流量
計で検出された時に充填弁及び容器バルブを閉じて充填
を終了する一連の作業を行うが、ガス充填を開始してか
ら所定時間経過後の流量計からのガス充填流量データが
基準値を越える場合、充填ノズルからのガス漏れ異常と
して判断する一方、ガス充填を開始してから所定時間経
過後の流量計からのガス充填流量データが基準値未満の
場合は、流量計若しくはガス供給経路途中等における異
常発生として判断し、何れの場合も、周知な報知手段に
より異常発生として報知するか、或いは制御ユニットか
らの指令によって、充填ノズルを充填口から離間させ
る、容器バルブを閉じる、充填弁を閉じる等の作業を遂
行する。
【0016】而して、本発明のガス充填機によれば、例
えば長期の使用に伴いノズル先端のパッキンが摩耗し、
充填ノズルを容器充填口に接続した状態において両者の
間に若干の隙間が生じたり、容器充填口に対する充填ノ
ズルの位置合せに誤差が生じる等の要因から、万が一に
もガス充填中に充填ノズルから微量のガス漏れが生じた
としても、これによりガス充填流量が基準値を越えたこ
とを第一判定手段で判定し、異常発生として判断する一
方、流量計の故障やガス供給経路途中において何等かの
異常が発生したとしても、これによりガス充填流量が基
準値に満たないことを第二判定手段で判定し、異常発生
として判断することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、ターンテーブル1の定位
置に搬入口2と搬出口3を設け、搬入口2には搬入路4
を、搬出口3には搬出路5を夫々連設する一方、ターン
テーブル1の上面周上には所定間隔をおいて容器載部
(充填場)6を複数配列すると共に、各載部6毎に、本
発明に係るガス充填機aを構成し、容器載部6に載せら
れたガス容器Tの充填口T4 に充填ノズル7を接続し
て、該ガス容器Tが搬出口3まで移送される間に所要量
のLPガスを充填する回転式のガス充填装置を示す。
【0018】該回転式ガス充填装置の基本的構造は、上
述した本願出願人による先提案のガス充填装置(特公昭
63−61560号等)に開示されたものと同様である
ので、以下に要部のみ簡単に説明するが、搬入路4に電
子秤(不図示)を設置し、各充填ノズル7毎に流量計8
と充填弁9を備え、電子秤からのデータに基づいて各ガ
ス容器T毎のガス充填流量を設定すると共に、該設定さ
れた流量が流量計8で検出された時に充填弁9を閉じ動
作させるように構成したものである。
【0019】ターンテーブル1上にはその中心部にガス
分配器10の回転部10aをテーブル1と一体回転する
ように取り付け、該回転部10aには容器載部6に対応
する数のガス供給管11を連結し、各供給管11の先端
を充填ノズル7に接続して各充填ノズル7にLPガスを
供給するようにする。各供給管11には夫々上記流量計
8、充填弁9を設ける。
【0020】またターンテーブル1上の中心部には、集
電器12、光ファイバーケーシング13、表示器ボック
ス14、制御ユニット15等を配設する。
【0021】ガス容器Tは、容器本体T1 の頂部に容器
バルブT2 を備えた周知のLPガスボンベで、通常、容
量50kg程度から10kg程度のものまで数種存在す
る。
【0022】容器バルブT2 は、略円筒状のバルブ本体
T3 周面の正面側と背面側に、充填口T4 と安全弁T5
とを各々背向状に突設し、且つバルブ本体T3 の上端に
は充填口T4 を開閉するためのハンドルT6 を上下螺動
自在に装着した周知の構造のものである。
【0023】ガス充填機aは、本願出願人による先提案
のガス充填装置(特願平7−285659号、特願平7
−312869号等)にも開示されるが、ガス容器Tの
充填口T4 に接続してガスを流入充填する充填ノズル
7、容器載部6に載承されたガス容器Tの充填口T4 と
充填ノズル7の位置合せを行う位置合せ手段、該位置合
せがなされた充填ノズル7を充填口T4 に接続させるノ
ズル進退手段、該接続がなされたガス容器TのバルブT
2 を開閉するバルブ開閉手段、上記充填ノズル7とガス
供給源を連絡する配管途中に設けた前述の流量計8及び
充填弁9、前記位置合せ手段,ノズル進退手段,バルブ
開閉手段,充填弁9等の作動を制御する前述の制御ユニ
ット15を備え、容器充填口T4 に対して充填ノズル7
を位置合せした後、充填ノズル7を前進させて充填口T
4 に接続し、該接続に前後して充填弁9及び容器バルブ
T2 を開いてガス充填を開始し、設定されたガス充填流
量が流量計8で検出された時に充填弁9及び容器バルブ
T2 を閉じて充填を終了する基本構成を備えたものであ
る。
【0024】以下、まず該基本構成部分について説明す
る。すなわちガス充填機aは、容器載部6に設置された
ガス容器Tを、該容器の軸芯T’を容器載部6に設定さ
れた基準芯Lに一致させた状態で正立状に保持するセン
タリング機構a1 と、前記ガス容器Tの容器バルブT2
をカバー体16で囲繞して充填口T4 位置を検出するバ
ルブ方向検出機構a2 と、該バルブ方向検出機構a2 が
充填口T4 位置を検出したときに充填口T4 との位置合
せがなされ、且つ充填口T4 に対して接離するよう進退
自在に装備される充填ノズル7と、バルブ方向検出機構
a2 の検出信号に基づいて駆動しカバー体16と充填ノ
ズル7を容器バルブT2 に対して一体的に回転させ充填
ノズル7と充填口T4 の位置合せを行う回転駆動機構a
3 と、容器バルブT2 を開閉するバルブ開閉機構a4
と、充填ノズル7,バルブ方向検出機構a2 ,バルブ開
閉機構a4 等をガス容器Tの高さに合せて一体的に昇降
させる昇降駆動機構a5 と、カバー体16を昇降させる
昇降駆動部a6 と、ガス充填機aを進退させて充填ノズ
ル7を充填口T4 に接離させる進退駆動部a7 と、バル
ブ開閉機構a4 のバルブ開閉ヘッド17を昇降及び回転
駆動させるヘッド駆動部a8 とを備えており、前記各構
成部分a1 〜a8 及び充填ノズル7は機枠18に装備さ
れる。
【0025】上記バルブ方向検出機構a2 、回転駆動機
構a3 、昇降駆動機構a5 等が上述した位置合せ手段を
構成し、上記進退駆動部a7 が上述したノズル進退手段
を構成し、上記バルブ開閉機構a4 、ヘッド駆動部a8
等が上述したバルブ開閉手段を構成する。
【0026】また前記各構成部分a1 〜a8 及び各流量
計8と充填弁9は、マイクロコンピュータやパーソナル
コンピュータ等によって構成される制御ユニット15に
電気的に連絡してその作動を制御され、容器載部6に搬
入されたガス容器Tをセンタリング機構a1 で保持した
後、ガス容器Tの容器バルブT2 をカバー体16で囲繞
し、充填口T4 位置を検出すると共に充填ノズル7と充
填口T4 の位置合せを行い、その後カバー体16が上昇
すると共にガス充填機aが前進して充填ノズル7が充填
口T4 に接続し、該接続に前後して充填弁9を開き動作
させると共に、バルブ開閉機構a4 が充填口T4 を開い
てガス充填機aによるガス充填を行い、所要量充填した
後に充填弁9を閉じ動作させると共にバルブ開閉機構a
4 が充填口T4 を閉じ、且つ充填ノズル7が後退して充
填口T4 から離間するまでの作業を自動的に遂行するよ
う構成する。
【0027】機枠18は容器載部6の後方に立設され、
その上縁部分に昇降駆動機構a5 を移動不能に設置する
一方、容器載部6と正対する面にはガイドレール18a
を縦設して回転駆動機構a3 を上下摺動可能に支承す
る。
【0028】回転駆動機構a3 は昇降駆動機構a5 によ
り昇降動可能に支持される。回転駆動機構a3 の下面側
には支持板19を介して、充填ノズル7,バルブ方向検
出機構a2 ,バルブ開閉機構a4 ,昇降駆動部a6 ,進
退駆動部a7 ,ヘッド駆動部a8 等が装備される。機枠
18下部にはセンタリング機構a1 が配設される。
【0029】昇降駆動機構a5 は、モータの駆動によっ
て正逆方向に回転する滑車20を複数備え、夫々の滑車
20に巻回したチェーン21の繰出し量を前記モータの
駆動により適宜に調整し、これにより回転駆動機構a3
及び後述する上側クランプ24が昇降して、充填ノズル
7,バルブ方向検出機構a2 ,バルブ開閉機構a4 ,上
側クランプ24等がガス容器Tの高さに対応する所定位
置にて支持されるよう構成する。
【0030】センタリング機構a1 は、駆動シリンダ2
2の駆動で接近してガス容器Tの外周面を両側から挟む
一対のアーム23を備えた上下のクランプ24からな
り、下側クランプ24は機枠18の下端に固定し、上側
クランプ24はガス容器Tの高さに対応して昇降駆動機
構a5 の駆動により昇降する。そうして、容器載部6に
設置されたガス容器Tをアーム23でクランプし、該容
器の軸芯T’を容器載部6に設定された基準芯Lに一致
させた状態で正立状に保持するよう構成する。
【0031】回転駆動機構a3 は、昇降駆動機構a5 の
駆動により昇降するケーシング25の下面に、基準芯L
と同芯状に配設されモータの駆動で回転する駆動軸26
を有し、該駆動軸26下端に上記支持板19を固定し
て、駆動軸26の回転駆動で支持板19が基準芯Lを中
心に360゜以上の範囲で回転し、これに伴い、カバー
体16が基準芯Lと同芯状に回転し、且つ支持枠27に
より支持された充填ノズル7が基準芯Lを中心にカバー
体16と一体に回転するよう構成する。
【0032】支持板19の一端側には軸27aで支持枠
27を揺動自在に支持し、該支持枠27下端に充填ノズ
ル7を設置して、回転駆動機構a3 の駆動で充填ノズル
7が前述の如く回転し、且つ支持枠27の揺動に伴い充
填ノズル7が前後進退して、充填口T4 に対する充填ノ
ズル7の接続,離脱が行われるよう構成する。
【0033】また支持板19の下方には方形状の枠体2
8を支持し、該枠体28上面に進退駆動部a7 を設置す
る。また枠体28内部にはバルブ方向検出機構a2 を昇
降させる昇降駆動部a6 と、バルブ開閉ヘッド17を昇
降及び回転駆動させるヘッド駆動部a8 とを設置する。
【0034】バルブ方向検出機構a2 は、本願出願人に
よる先提案の特願平7−285659号に詳述したもの
で、以下要部のみ説明すると、容器バルブT2 を囲繞す
るカバー体16内に、容器バルブT2 の両側部を投射す
るよう配設した第1,第2光センサー30,31と、容
器バルブT2 を横切る方向に投射するよう配設した第3
光センサー32とを装備し、前記第1,第2光センサー
30,31のいずれか一方と第3光センサー32とが検
知状態にある時を正規の方向として検出する一方、該正
規の方向が検出されない時を不正の方向として検出する
ものである。夫々の光センサー30,31,32は、各
々対向状に設置される投光部と受光部を備えた周知の光
型センサーからなる。
【0035】そうして、該不正の方向にある時は上記回
転駆動機構a3 の駆動によりカバー体16と充填ノズル
7(支持枠27)が一体に回転し正規の方向が検出され
た時点で回転駆動機構a3 の駆動が停止するよう構成す
る。
【0036】このような構成によれば、図4に示すよう
に容器軸芯T’と基準芯Lに若干のずれsが生じていて
も、充填ノズル7と充填口T4 の位置合せを精度良く行
うことができる。尚、上記バルブ方向検出機構a2 によ
る位置合せ方法については、本願出願人による先提案の
特願平7ー342948号,特願平8−29251号等
に開示された構成や、その他、光センサーを用いたこの
種技術分野で周知な構成、或いは特開平7−19029
8号,特公平7−99238号に開示されるような機械
的な位置合せ機構を採用することも可能である。
【0037】カバー体16は、容器バルブT2 の側周を
囲繞可能な上下面を開口する円筒体で、その上縁に、昇
降駆動部a6 を構成する駆動シリンダのロッド33を固
定して、センタリング機構a1 で保持されるガス容器T
の容器バルブT2 直上位置にて、その軸芯が基準芯Lに
一致するよう昇降駆動部a6 で昇降自在に支持され、下
降位置にて容器バルブT2 を囲繞するようになってい
る。
【0038】またカバー体16は、昇降駆動部a6 を設
置した枠体28を介して支持板19に支持され、回転駆
動機構a3 の駆動により基準芯Lと同芯状に360゜以
上の範囲で駆動回転するようになっている。
【0039】充填ノズル7は、実公平3−51600
号、実公平3−71598号等に開示されるように、ノ
ズル本体7aの左右両側にクランプ7bを開閉動自在に
装備すると共に、ノズル本体7a先端にノズル部7cを
弾圧摺動自在に突設し、充填口T4 に接続した状態にお
いて、ノズル部7cが充填口T4 に挿入されると共に、
クランプ7bが閉動してバルブ本体T3 を抱着し、且つ
ノズル部7cがノズル本体7aに向けて摺動して内蔵さ
れたノズル弁(不図示)が開き、供給管11から供給さ
れるガスを導出するよう構成した、この種技術分野で周
知なものである。
【0040】充填ノズル7は、上記支持枠27の下端部
位に、ノズル部7cが基準芯L方向に向くよう設置され
る。支持枠27は、中高部位に進退駆動部(本例では駆
動シリンダからなる)a7のロッド34先端を回転自在
に連結し、進退駆動部a7 の伸動により後方へ揺動して
充填ノズル7が後退し充填口T4 から離間する後退位置
と、進退駆動部a7の縮動により前方へ揺動して充填ノ
ズル7が前進し充填口T4 に接続する前進位置とにわた
って、進退(前後揺動)するよう構成する。
【0041】バルブ開閉機構a4 は、ハンドルT6 に上
方から係合可能なカバー状のバルブ開閉ヘッド17と、
該開閉ヘッド17を昇降及び回転駆動させるヘッド駆動
部a8 を備え、センタリング機構a1 で保持されたガス
容器Tの容器バルブT2 直上位置にて、その軸芯が基準
芯Lに一致するようヘッド駆動部a8 の昇降駆動シリン
ダ35でバルブ開閉ヘッド17を昇降自在に支持し、同
開閉ヘッド17が下降位置にてハンドルT6 に係合する
よう構成する。
【0042】またバルブ開閉ヘッド17は、ヘッド駆動
部a8 の回転駆動機構36の駆動により基準芯Lを中心
に正逆方向に駆動回転して、ハンドルT6 を開閉方向に
回転させるようになっている。回転駆動機構36は駆動
モータと歯車列を組み合わせて、開閉ヘッド17の主軸
17aを正逆方向に回転させるものである。
【0043】制御ユニット15は、図示しないリミット
スイッチやセンサー及び上記バルブ方向検出機構a2 の
各光センサー30〜32、流量計8からの検出信号やデ
ータの入力に応じて各種判断等を行う中央処理装置(C
PU)15aと、該中央処理装置15aからの指令で作
動して前述の如くガス充填作業がなされるよう、センタ
リング機構a1 ,バルブ方向検出機構a2 ,回転駆動機
構a3 ,バルブ開閉機構a4 のヘッド駆動部a8 ,昇降
駆動機構a5 ,昇降駆動部a6 ,進退駆動部a7 ,充填
弁9等の作動を適時に制御する制御部15bとを備え
る。
【0044】而してガス充填機aは、制御ユニット15
により、容器充填口T4 に対して充填ノズル7を位置合
せした後、充填ノズル7を前進させて充填口T4 に接続
し、該接続により充填ノズル7に内蔵したノズル弁が開
くと共に、該接続に前後して充填弁9及び容器バルブT
2 を開いてガス充填を開始し、設定されたガス充填流量
が流量計8で検出されると、充填ノズル7が充填口T4
から離間してノズル弁が閉じると共に、充填弁9及び容
器バルブT2 を閉じて充填を終了するよう制御される。
【0045】次に、本発明の要旨である、ガス漏れやそ
の他の異常が発生したことを検知する構成について説明
する。
【0046】流量計8は、分配器10から充填ノズル7
に向けてガス供給管11内をガスが流動すると回転する
羽車を備え、該羽車の回転数をパルス数に変換して制御
ユニット15に送るよう構成する。尚、本例では、ガス
流動量1ccに対して1パルスを発生するよう構成す
る。
【0047】充填弁9は、制御ユニット15からの指令
で開き動作、閉じ動作を行うもので、エアー開閉弁或い
は電磁開閉弁等で構成する。
【0048】制御ユニット15の中央処理装置15a
は、流量計8から入力されるデータ(パルス数)に基づ
いてガス充填流量を計測する計測手段と、充填口T4 に
充填ノズル7が接続され該充填ノズル7からのガス流入
充填がなされる状態からの経過時間を計時する第一計時
手段と、該第一計時手段によって所定時間(本例では4
秒程度とする)計時される直前でのガス充填流量が基準
値(本例では10パルス、すなわち20ccとする)を
越えるか否かを判定し、該基準値を越えた場合に異常判
断する第一判定手段101を備える。また中央処理装置
15aは、充填ノズル7が接続された後に容器バルブT
2 が開いてガス容器Tへのガス流入充填がなされる状態
からの経過時間を計時する第二計時手段と、該第二計時
手段によって所定時間(本例では3秒程度とする)計時
される直前でのガス充填流量が基準値未満であるか否か
を判定し、基準値未満である場合に異常判断する第二判
定手段102を備える。
【0049】また制御ユニット15は、上記第一判定手
段101、第二判定手段102の何れか一方又双方が異
常判断をなした時に、その異常判定信号を制御部15b
に送り、該制御部15bからの指令で充填弁9、容器バ
ルブT2 を閉じると共に、充填ノズル7を後退させ充填
口T4 から離間せしめてノズル弁を閉じ、さらに該制御
部15bをリセット状態に復帰させるよう構成する。
【0050】さらに、上記第一,第二計時手段が上述し
た所定時間を計測しても、第一判定手段101、第二判
定手段102の双方が異常判断をなさない時は、正常に
ガス充填がなされていると判断(正常判断)し、上述し
たように、電子秤からのデータに基づいて設定されたガ
ス充填流量が流量計8で検出されるまで充填作業を続行
し、該設定流量が検出された時点で正常充填完了と判断
して、その充填完了信号を制御部15bに送り、該制御
部15bからの指令で充填弁9、容器バルブT2 を閉じ
ると共に、充填ノズル7を後退させ充填口T4 から離間
せしめてノズル弁を閉じ、さらに該制御部15bをリセ
ット状態に復帰させるよう構成する。
【0051】而して、以上のように構成した本発明のガ
ス充填機aによれば、ガス容器Tが容器載部6に搬入さ
れると、昇降駆動機構a6 の作動でセンタリング機構a
1 、バルブ方向検出機構a2 、バルブ開閉機構a4 等の
高さ方向の位置合せ(大まかな位置合せ)がなされ、次
いでセンタリング機構a1 が作動してそのガス容器Tを
正立状態で保持すると共に容器軸芯T’を基準芯Lに一
致させる。
【0052】その後昇降駆動部a6 の作動でカバー体1
6が下降して容器バルブT2 を囲繞し、さらに回転駆動
機構a3 の作動でカバー体16と充填ノズル7を一体に
回転させて、充填口T4 の位置検出及び充填口T4 に対
する充填ノズル7の位置合わせを行う(図2〜図5参
照)。
【0053】該位置合せがなされた以降の作動制御を、
図8に示すフローチャート及び図6を参照して説明する
と、昇降駆動部a6 の作動でカバー体16が上昇し、充
填弁9を開き作動させ、進退駆動部a7 の作動で支持枠
27が前方へ揺動して充填ノズル7が前進し、ノズル部
7cが充填口T4 に挿入されノズル弁が開く。
【0054】このようにして充填口T4 に充填ノズル7
が接続されると、第一計時手段が計時を開始する。さら
に昇降駆動シリンダ35の作動によりバルブ開閉ヘッド
17が下降してハンドルT6 に係合し、その後回転駆動
機構36の作動によりバルブ開閉ヘッド17が所定方向
に回転して充填口T4 を開く。この時、第二計時手段が
計時を開始すると共に、ガス容器Tへのガス充填が始ま
る。
【0055】第一計時手段が所定時間を計時する直前
(0.2秒程度前)になると、第一判定手段101が、
流量計8からのデータに基づくガス充填流量が上記基準
値を越えるか否かを判定し、該基準値を越えた場合に異
常判断する。
【0056】第二計時手段が所定時間を計時する直前
(0.2秒程度前)になると、第二判定手段102が、
流量計8からのデータに基づくガス充填流量が上記基準
値を越えるか否かを判定し、該基準値を越えた場合に異
常判断する。
【0057】第一判定手段101が異常判断をなすと、
制御部15bからの指令で充填弁9、容器バルブT2 を
閉じると共に、充填ノズル7が充填口T4 から離間して
ノズル弁を閉じ、さらに該制御部15bがリセット状態
に復帰する。
【0058】よって作業者は、充填ノズル7先端のパッ
キン37の摩耗、或いは充填ノズル7の位置合せに若干
の誤差が生じる等して微量のガス漏れが生じたことを認
識でき、摩耗したパッキン37の交換やガス容器Tの位
置修正等を行えば、引き続き安全且つ確実で精度良くガ
ス充填作業を行うことができる。
【0059】また、第一判定手段101が異常判断をな
さなくとも、第二判定手段102が異常判断をなすと、
制御部15bからの指令で充填弁9、容器バルブT2 を
閉じると共に、充填ノズル7が充填口T4 から離間して
ノズル弁を閉じ、さらに該制御部15bがリセット状態
に復帰する。
【0060】よって作業者は、ガス供給源から充填ノズ
ル7までのガス供給経路中の何処か、例えば、流量計
8、充填弁9、分配器10、充填ノズル7等に異常が発
生したことを認識でき、各所の保守点検を行うことで、
ガス漏れ等の事故発生を未然に防止することができる。
【0061】第一,第二計時手段が上述した所定時間を
計測しても、第一判定手段101、第二判定手段102
の双方が異常判断をなさない時は、正常判断をなし、所
要量のガス充填を行った後、充填弁9、容器バルブT2
を閉じると共に充填ノズル7を後退させ、作業を終了す
る。
【0062】図9は、上述した流量計8に代えて、重量
計38を用いた場合の実施形態を示す。すなわちこの例
では、容器載部6に電子秤等からなる重量計38を設置
し、搬入路4に設けた電子秤からのデータに基づいて設
定されたガス充填流量、第一,第二判定手段101,1
02の判定基準となるガス充填流量を、ガス容器Tの重
量に換算して前記重量計38で検出するよう構成したも
のである。該例においても、ガス充填機aによるガス充
填作業及び第一,第二判定手段101,102による異
常検知手順は前述の説明とほぼ同様のため、ここでは省
略する。
【0063】以上、上述した実施形態では、本発明に係
るガス充填機aを、回転式ガス充填装置のターンテーブ
ル1上に配列された容器載部6毎に構成するものとして
説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ガス
充填工場の適宜箇所に配した容器載部6上に構成する単
機のガス充填機としても対応可能であることはいうまで
もない。
【0064】さらにこの場合、ガス容器Tの搬入,搬出
は各種コンベアによって形成される搬入路,搬送路で行
うものに限定されず、作業者が手作業で搬送するように
しても良い。
【0065】また、ガス充填機aにおける充填ノズル7
と充填口T4 の位置合せや両者の接続等を自動的に行う
ための構成も前述のものに限定されず、この種技術分野
において周知或いは本出願人による先提案の構成、例え
ば、充填口T4 への接続を充填ノズル7の水平方向への
進退動により行うタイプ、固定されたカバー体16と充
填ノズル7に対してガス容器Tを容器載部6上にて回転
させるタイプ、充填ノズル7を手動で進退させてノズル
部7cを充填口T4 に接離させるセミオートタイプ等、
各種に対応可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明に係るガス充填機
は、ガス充填開始から所定時間経過した時点でのガス充
填流量が、基準値を越えるか否か、基準値未満であるか
否かを判定し、基準値を越えた場合にガス漏れ異常とし
て判断する一方、基準値未満である場合に装置異常とし
て判断するという新規な構成を採用したので、パッキン
の磨耗や充填ノズルの位置ずれ等に起因するガス漏れ、
或いは流量計の故障やガス供給経路途中での異常の発生
等を自動的に検出することができる。従って、保守点検
や消耗品の交換等を必要以上に頻繁に行ったり、専用の
作業者が手作業で検査を行うような非能率な作業を要す
る従前の技術に比べ、ガス充填中の異常発生を精度良く
且つ能率的に検知することができ、ガス容器にLPガス
等を充填する作業を少人化,無人化する上で極めて有用
である等、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス充填機を搭載した回転式ガス
充填装置の側面図。
【図2】本発明に係るガス充填機の実施の形態を示す正
面図。
【図3】充填ノズルの位置合せに係る作動状態を示す要
部拡大図。
【図4】図3の平面図。
【図5】充填ノズルの位置合せがなされた状態を示す要
部平面図。
【図6】位置合せ終了後に充填ノズルを充填口に接続し
てガス充填を行う作動状態図。
【図7】制御ユニットの構成を示すブロック図。
【図8】制御ユニットによる制御の手順を示すフローチ
ャート。
【図9】流量計に代えて重量計を用いた実施形態を示す
ブロック図。
【符号の説明】
a:ガス充填機 6:容器載部 7:充填ノズル 8:流量計 9:充填弁 11:ガス供給管 15:制御ユニット 15a:中央処理装置 15b:制御部 101:第一判定手段 102:第二判定手段 a1:センタリング機構 a2:バルブ方向検出機構 a3:回転駆動機構 a4:バルブ開閉機構 a5:昇降駆動機構 a6:昇降駆動部 a7:進退駆動部 a8:ヘッド駆動部 T:ガス容器 T2:容器バルブ T4:充填口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器載部に載承されたガス容器の充填口
    に充填ノズルを自動的に接続して所要量のガスを充填す
    るガス充填機において、 ガス充填開始から所定時間経過した時点でのガス充填流
    量が、基準値を越えるか否か、基準値未満であるか否か
    を判定し、基準値を越えた場合にガス漏れ異常として判
    断する一方、基準値未満である場合に装置異常として判
    断するよう構成したことを特徴とするガス充填機。
  2. 【請求項2】 ガス容器の充填口に接続してガスを流入
    充填する充填ノズル、容器載部に載承されたガス容器の
    充填口と前記充填ノズルの位置合せを行う位置合せ手
    段、該位置合せがなされた充填ノズルを充填口に接続さ
    せるノズル進退手段、該接続がなされたガス容器のバル
    ブを開閉するバルブ開閉手段、上記充填ノズルとガス供
    給源を連絡する配管途中に設けた流量計及び充填弁、前
    記位置合せ手段,ノズル進退手段,バルブ開閉手段,充
    填弁の作動を制御する制御ユニットを備え、容器充填口
    に対して充填ノズルを位置合せした後、充填ノズルを前
    進させて充填口に接続し、該接続に前後して充填弁及び
    容器バルブを開いてガス充填を開始し、設定されたガス
    充填流量が流量計で検出された時に充填弁及び容器バル
    ブを閉じて充填を終了するよう構成したガス充填機にお
    いて、 上記制御ユニットが、上記流量計から入力されるデータ
    に基づいてガス充填流量を計測する計測手段と、ガス充
    填開始からの経過時間を計時する計時手段と、ガス充填
    開始から所定時間経過した時点でのガス充填流量が基準
    値を越えるか否かを判定し、基準値を越えた場合に異常
    判断する第一判定手段と、ガス充填開始から所定時間経
    過した時点でのガス充填流量が基準値未満であるか否か
    を判定し、基準値未満である場合に異常判断する第二判
    定手段と、を備えたことを特徴とするガス充填機。
JP22129396A 1996-08-22 1996-08-22 ガス充填機 Pending JPH1061892A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170085549A (ko) * 2014-11-12 2017-07-24 엘피지 스위스 아게 가스 보틀용 충전 스테이션 및 충전 방법
US10738945B2 (en) 2014-11-12 2020-08-11 CleanTech Swiss AG Fitting for liquid gas cylinders and filling method

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