JPH1059577A - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置

Info

Publication number
JPH1059577A
JPH1059577A JP21969896A JP21969896A JPH1059577A JP H1059577 A JPH1059577 A JP H1059577A JP 21969896 A JP21969896 A JP 21969896A JP 21969896 A JP21969896 A JP 21969896A JP H1059577 A JPH1059577 A JP H1059577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
recording paper
driven roller
image forming
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21969896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654390B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Nishimura
和博 西村
Iwao Kawamura
巌 川村
Tatsuma Suzuki
竜馬 鈴木
Kensuke Inotsuma
権介 猪妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP21969896A priority Critical patent/JP3654390B2/ja
Publication of JPH1059577A publication Critical patent/JPH1059577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654390B2 publication Critical patent/JP3654390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の盛り上がりを防止した記録媒体搬送
装置を提供する。 【解決手段】従動ローラ10bに隣接してこの従動ロー
ラ10bと同軸に補助ローラ13を配置した。補助ロー
ラ13の外径は従動ローラ10bの外径よりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙などの記録
媒体のうち、画像が形成される画像形成領域に位置する
部分に画像を形成する画像形成装置における、画像形成
領域に記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙に画像を
形成するインクジェット方式画像形成装置が知られてい
る。このインクジェット方式画像形成装置は、例えば、
インクが吐出する印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載
して所定方向に往復動するキャリッジと、この所定方向
に直交する方向に記録紙を搬送する記録媒体搬送装置と
を備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、記録媒体搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の所定方向に往復動させながら、画像情報を担
持した画像信号に基づいて印字ヘッドからインクを吐出
し、記録紙のうち、画像が形成される画像形成領域に位
置する部分に1バンド分の画像を形成する。その後、紙
を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリ
ッジを上記した所定方向に往復動させながら、画像信号
に基づいて印字ヘッドからインクを吐出して、記録媒体
のうち、画像形成領域に新たに位置する部分に画像を形
成する。このような動作を繰り返すことにより、記録紙
に画像を形成する。
【0004】上記の記録媒体搬送装置としては、例え
ば、記録紙搬送方向に直交する方向に延びる駆動ローラ
軸を中心に回転する駆動ローラと、この駆動ローラの外
周面を押圧して従動回転する従動ローラとを備えたもの
が知られている。これら駆動ローラと従動ローラとが記
録紙を挟持して、駆動ローラの外周面に記録紙を張り付
けるようにして画像形成領域に搬送する。
【0005】記録紙を画像形成領域に搬送するに当っ
て、記録紙を円滑に搬送できずに記録紙の一部が盛り上
がるなどすると、記録紙は、その一部が盛り上がったま
まの状態で画像形成領域に搬送されることがある。記録
紙の一部が画像形成領域でも盛り上がったままである
と、この盛り上がりの頂上と斜面及び底部とでは印字ヘ
ッドとの距離が相違する。この場合、この距離の相違に
応じて記録紙にインクが付着する位置(着弾位置)がず
れることとなり、このため、記録紙に形成された画像の
画質が低下する。したがって、記録紙のうち、画像形成
領域に位置する部分と印字ヘッドとの距離を常に一定に
保つ必要がある。
【0006】記録紙のうち、画像形成領域に位置する部
分と印字ヘッドとの距離を一定に保つために、画像形成
領域よりもやや記録紙搬送方向上流側に、この記録紙搬
送方向に直交する方向に延びて記録紙を押さえる記録紙
押え板を配置しておき、一部の盛り上がった記録紙が搬
送されて来ても、この記録紙押え板でその盛り上がった
部分を押えて、画像形成領域には盛り上がりの無い記録
紙を搬送しようとする技術が知られている。
【0007】しかし、記録紙の盛り上がりを確実に押さ
えるために記録紙押え板を記録紙に近付け過ぎると、記
録紙と記録紙押え板とが接触し過ぎて記録紙搬送の障害
となるおそれがある。このため、記録紙押え板を、記録
紙からある程度離れた距離に配置しなければならず、記
録紙の盛り上がった部分を十分に押えることができない
場合がある。
【0008】そこで、上記の記録紙押え板に加え、この
記録紙押え板よりもやや記録紙搬送方向上流側に、上記
の駆動ローラを押圧してこの駆動ローラと共に記録紙を
挟持しながら搬送する複数の従動ローラを所定間隔離し
て配置しておき、一部の盛り上がった記録紙が搬送され
て来ても、この従動ローラでその盛り上がった部分を押
えながら搬送すると共に、上記の記録紙押え板でも盛り
上がった部分を押え、画像形成領域には盛り上りの無い
記録紙を搬送しようとする技術が知られている。しか
し、記録紙のうち、互いに隣接する従動ローラの間の部
分が盛り上がることがあり、この盛り上がりを記録紙押
え板で十分に押えることができない場合がある。
【0009】そこで、記録紙のうち、互いに隣接する従
動ローラの間の部分の盛り上がりを無くすために、隣接
する従動ローラ間の間隔をほとんど無くすように従動ロ
ーラを密に配置したり、記録紙の幅とほぼ同じ程度の長
い幅をもつ従動ローラを配置したりする技術が考えられ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複数の従動
ローラを密に配置すると、従動ローラが記録紙を押える
圧力が従動ローラの個数分だけ増加することとなり、こ
のため、例えば搬送途中で詰まって紙詰まり(ジャム)
を生じた記録紙を取り除きにくいという問題がある。ま
た、各従動ローラの駆動ローラへの当接圧がバラツクと
記録紙の搬送力に差が生じ、記録紙が正しい搬送方向に
対して斜めに搬送される(斜行する)おそれがあるの
で、1個1個の当接圧の管理が必要となり、組立作業性
が悪い。
【0011】また、長い幅の従動ローラを配置する場
合、幅方向の各位置で従動ローラの直径を均一にして均
一な圧力で記録紙を押えるようにしなければ、記録紙が
斜行するおそれがある。このような、斜行を防止するた
めには、この従動ローラの回転軸として、長くて真っ直
ぐなものが必要とされる。このため、これらを精密な金
型を用いて製造する必要があり、この分、金型に費用が
かかりコストが上昇するという問題がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、低コストで記
録媒体の盛り上がりを防止した記録媒体搬送装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の記録媒体搬送装置は、記録媒体のうち、画像
が形成される画像形成領域に位置する部分に画像を形成
する画像形成装置における、前記画像形成領域に記録媒
体を搬送する記録媒体搬送装置において、 (1)記録媒体搬送方向に交差する交差方向に延びる駆
動ローラ軸を中心に回転する駆動ローラ (2)前記画像形成領域よりも前記記録媒体搬送方向上
流側で前記交差方向に所定間隔離れて配置され、前記駆
動ローラとともに記録媒体を挟持して該駆動ローラの回
転に従動して回転することにより記録媒体を前記画像形
成領域に搬送する従動ローラ (3)該従動ローラに隣接して該従動ローラと同軸に配
置された、該従動ローラの外径よりも小さい外径を有す
る補助ローラを備えたことを特徴とするものである。
【0014】ここで、記録媒体搬送装置が、 (4)前記従動ローラ及び前記補助ローラと前記画像形
成領域との間に配置され、前記交差方向に延びる、記録
媒体を前記画像形成領域に案内するガイド部を備えるこ
とが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の記
録媒体搬送装置の実施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の記録媒体搬送装置が用い
られているプロッタの概略構成を示す斜視図である。
【0017】プロッタ1は、キャスタ2a付きのスタン
ド2の上部に固定されている。プロッタ1は、このプロ
ッタ1を操作するための操作部3を備えており、この操
作部3に設置された各種のスイッチ等を操作することに
より、紙サイズ、オンライン/オフライン、コマンドな
どが指示される。矢印A方向から記録媒体挿入口4に挿
入された記録紙は、操作部3からの指示に基づいて、プ
ロッタ1の内部に搬送され、画像が印字されて排出され
る。また、プロッタ1は、内部を覆うカバー5を備えて
おり、このカバー5を開くことにより、後述する印字ヘ
ッド19(図2参照)やこの印字ヘッド19を搭載して
矢印B方向に往復動するキャリッジ16(図2)を見る
ことができる。
【0018】図2を参照して、記録紙の搬送経路と印字
(画像形成)工程を説明する。
【0019】図2は、図1のプロッタを切り欠いて記録
紙の挿入から排出までの経路を示す斜視図である。
【0020】プロッタ1では、記録媒体挿入口4から挿
入されたシート状の記録紙(カット紙)と、ロール状に
巻かれた記録紙(ロール紙)6に印字できる。ここで
は、記録媒体紙挿入口4から挿入されたカット紙の搬送
経路を説明する。
【0021】ロール紙6のカバー7上で、例えば大判の
カット紙を整置して矢印A方向から記録媒体挿入口4に
挿入する。挿入されたカット紙は、カバー7と上ガイド
8との間を通り、搬送コロ支持板9に回転自在に固定さ
れた紙搬送コロ10a及びローラ支持板11に回転自在
に固定された従動ローラ10b双方と駆動ローラ12と
に挟持されながら、印字板14の上方(本発明にいう画
像形成領域の一例である)に搬送される。また、プロッ
タ1には、従動ローラ10bとともに矢印B方向に一列
に並び、従動ローラ10bの回転軸25に取り付けられ
た補助ローラ13が、駆動ローラ12に近接して配置さ
れている。この補助ローラ13は、記録紙の盛り上がっ
た部分を押えてこの盛り上がりを無くすものであり、こ
のため、盛り上がりが無くて全面が平らな記録紙が画像
形成領域に搬送される。印字板14の上方を通過したカ
ット紙は、その後、排出ローラ20とその上方に位置す
る拍車22とに挟持されて排出される。なお、拍車22
は拍車板21に回転自在に固定されている。
【0022】また、プロッタ1は、矢印B方向に往復動
するキャリッジ16を備えている。このキャリッジ16
はヘッドホルダ18を備えており、このヘッドホルダ1
8には、4種類のカラーインク(例えば、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、黒)それぞれが収容された4つの印字
ヘッド19が装着されている。キャリッジ16は、駆動
モータ(図示せず)に掛設されたベルト17に固定され
ており、このベルト17は、駆動モータの正逆回転によ
って矢印B方向に往復動する。ベルト17が矢印B方向
に往復動すると、キャリッジ16も案内レール24に案
内されて矢印B方向に往復動する。
【0023】カット紙は、矢印B方向に直交する方向
(本発明にいう記録紙搬送方向の一例である)に断続的
に搬送される。カット紙に画像を形成するに当たって
は、カット紙を一時的に停止させ、キャリッジ16を矢
印B方向に往復動させながら、印字ヘッド19に入力さ
れた画像情報に基づいてインクを吐出し、カット紙のう
ち、画像形成領域に位置する部分に1バンド分の画像を
形成する。その後、所定長さだけカット紙を搬送して画
像形成領域に新たに位置する部分に次のバンド分の画像
を形成する。この動作をカット紙の全長に亘って繰り返
す。これにより、カット紙に画像が形成される。画像が
形成されたカット紙は、排出ローラ20と拍車22とに
挟持されながら排出ガイド23に沿って排出される。
【0024】図3を参照して、従動ローラ10bと補助
ローラ13とを説明する。
【0025】図3は、ローラ支持板11とこのローラ支
持板11に回転自在に固定された従動ローラ10b及び
補助ローラ13を示す斜視図である。
【0026】ローラ支持板11は、従動ローラ10bを
回転自在に支持した回転軸25を保持する従動ローラ用
支持板40を備えている。従動ローラ10bと補助ロー
ラ13は、回転軸25に回転自在に固定されている。こ
れにより、従動ローラ10bと補助ローラ13とが矢印
B方向に一列に並ぶ。なお、ここでは、従動ローラ用支
持板40に1個の従動ローラ10bを取り付け、この従
動ローラ10bを挟むようにして2個の補助ローラ13
を取り付けた例を示したが、プロッタ1で使用される記
録媒体のサイズなどに応じて、これらローラ10b,1
3の個数を変更し、補助ローラ13を従動ローラ10b
の両側でなく、片側に1個だけ配置してもよい。
【0027】従動ローラ支持板40には、上述したよう
に従動ローラ10bが回転自在に支持されており、この
従動ローラ10bよりも記録媒体搬送方向下流側にガイ
ド部44が形成されている。このガイド部44は、従動
ローラ10bと駆動ローラ12とに挟持されて搬送され
てきた記録紙を画像形成領域に案内するものであり、こ
のガイド部44によって記録紙がスムーズに搬送され
る。従動ローラ10bを挟んでガイド部44とは反対側
には、従動ローラ10bに並行に延びるヒンジ部46が
形成されている。また、このヒンジ部46を挟んで従動
ローラ10bとは反対側に延びるカムレバー(図示せ
ず)が形成されている。このカムレバーの先端部にはコ
イルばね48の一端が接続されており、コイルばね48
の他端48aは、プロッタ1の本体に固定された搬送軸
支持板50に接続されている。これにより、従動ローラ
10bは、従動ローラ支持板40のヒンジ部46を回転
中心にして駆動ローラ12の外周面を押圧するように付
勢される。したがって、従動ローラ10bと駆動ローラ
12とで記録紙を挟持し、駆動ローラ12の回転に伴っ
て従動ローラ10bが回転することにより記録紙が画像
形成領域に搬送される。また、コイルばね48の付勢力
に逆らうようにカムレバーを動かすと、従動ローラ支持
板40がヒンジ部46を中心にして回動し、従動ローラ
10bが駆動ローラ12の外周面から離れる。
【0028】搬送コロ支持板9の先端部には、従動ロー
ラ10bの回転軸にほぼ平行に突出したスライドカム軸
9aが形成されている。従動ローラ10bが駆動ローラ
12の外周面から離れるようにカムレバーを動かすと、
スライドカム軸9aが従動ローラ支持板40のカム面4
0aを滑り、搬送コロ支持板9(図2参照)が駆動ロー
ラ12から遠ざかる方向に移動し、紙搬送コロ10aが
駆動ローラ12の外周面から離れる。このように従動ロ
ーラ10bが駆動ローラ12の外周面から離れると、紙
搬送コロ10aも駆動ローラ12の外周面から離れ、ジ
ャム処理を容易に行える。
【0029】従動ローラ10bの近傍に配置された補助
ローラ13は従動ローラ回転軸25に取り付けられ、か
つ、その外径は従動ローラ10bの外径よりも小さい。
このため、従動ローラ10bが駆動ローラ12に当接し
た際、従動ローラ10bと同軸の補助ローラ13は必ず
駆動ローラ12との間に隙間を形成する。このため、例
えば、従動ローラ10bと補助ローラ13の外径差を
0.8mmとすると、補助ローラ13と駆動ローラ12
との間には0.4mmの隙間を保証できる。上記のこと
から、駆動ローラ12と従動ローラ10bとに挟持され
て搬送されてきた記録紙が盛り上がっても、この補助ロ
ーラ13がその盛り上り部分を押さえるので、画像形成
領域には盛り上がりの無い平らな全面の記録紙が搬送さ
れることとなる。また、補助ローラ13よりも記録媒体
搬送方向下流側にガイド部44が形成されている。この
ガイド部44は、従動ローラ10bと駆動ローラ12と
に挟持されて搬送されてきた記録紙を画像形成領域に案
内するものであり、このガイド部44によって記録紙が
スムーズに搬送される。
【0030】このように、補助ローラ13によって記録
紙の盛り上り部分を押さえ、さらに、ガイド部44によ
って記録紙がスムーズに搬送されるので、画像形成領域
には盛り上がりの無い全面の平らな記録紙がスムーズに
搬送される。この結果、画像形成領域においては、印字
ヘッドと記録紙との距離が一定となり、記録紙にインク
が付着する位置にずれが無く、記録紙に形成された画像
の画質の低下を防止できる。また、補助ローラ13は駆
動ローラ12を押圧していないので、ジャムを生じても
ローラ支持板11の解除力は小さくて済み、容易に記録
紙を取り除くことができる。さらに、従動ローラ10b
は駆動ローラ12の全域には配置されておらず、その数
が少ないため各従動ローラ10bが駆動ローラ12を押
える力を均一にし易いので、記録紙の斜行も防止でき
る。さらにまた、従動ローラ10bは比較的幅が短いの
で、この従動ローラ10bを製造する金型は小さくて済
み、その分、コストを低下できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録媒体
搬送装置によれば、記録媒体搬送方向に交差する交差方
向に、従動ローラに隣接して従動ローラと同軸に補助ロ
ーラが配置されており、補助ローラの外径は従動ローラ
の外径よりも小さく、補助ローラは駆動ローラにわずか
な隙間をもって近接している。このため、隣り合う従動
ローラの間で記録媒体が盛り上がっても、補助ローラが
その盛り上がった部分を押さえて記録紙の盛り上がりを
無くす。この結果、画像形成領域においては、印字ヘッ
ドと記録紙との距離が一定となり、記録紙にインクが付
着する位置のずれが無く、記録紙に形成された画像の画
質の低下を防止できる。また、補助ローラは駆動ローラ
に当接せずに従動ローラのみが駆動ローラに当接するの
で、搬送性に影響する当接圧の管理に関しては従動ロー
ラについてのみ管理すればよい。
【0032】ここで、従動ローラ及び補助ローラと画像
形成領域との間に配置され、交差方向に延びる、記録媒
体を画像形成領域に案内するガイド部を備えた場合は、
記録媒体をスムーズに画像形成領域に搬送でき、画像形
成領域において、いっそう確実に印字ヘッドと記録媒体
との距離を一定にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体搬送装置が用いられているプ
ロッタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のプロッタを切り欠いて記録紙の挿入から
排出までの経路を示す斜視図である。
【図3】ローラ支持板とこのローラ支持板に回転自在に
固定された従動ローラ及び補助ローラを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プロッタ 10b 従動ローラ 13 補助ローラ 12 駆動ローラ 16 キャリッジ 19 印字ヘッド 44 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪妻 権介 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体のうち、画像が形成される画像
    形成領域に位置する部分に画像を形成する画像形成装置
    における、前記画像形成領域に記録媒体を搬送する記録
    媒体搬送装置において、 記録媒体搬送方向に交差する交差方向に延びる駆動ロー
    ラ軸を中心に回転する駆動ローラと、 前記画像形成領域よりも前記記録媒体搬送方向上流側で
    前記交差方向に所定間隔離れて配置され、前記駆動ロー
    ラとともに記録媒体を挟持して該駆動ローラの回転に従
    動して回転することにより記録媒体を前記画像形成領域
    に搬送する従動ローラと、 該従動ローラに隣接して該従動ローラと同軸に配置され
    た、該従動ローラの外径よりも小さい外径を有する補助
    ローラとを備えたことを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記従動ローラ及び前記補助ローラと前
    記画像形成領域との間に配置され、前記交差方向に延び
    る、記録媒体を前記画像形成領域に案内するガイド部を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の記録媒体搬送装
    置。
JP21969896A 1996-08-21 1996-08-21 記録媒体搬送装置 Expired - Lifetime JP3654390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21969896A JP3654390B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 記録媒体搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21969896A JP3654390B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 記録媒体搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1059577A true JPH1059577A (ja) 1998-03-03
JP3654390B2 JP3654390B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=16739570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21969896A Expired - Lifetime JP3654390B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 記録媒体搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3654390B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6702493B2 (en) * 2001-01-31 2004-03-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print media handling apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6702493B2 (en) * 2001-01-31 2004-03-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print media handling apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654390B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007145485A (ja) 記録媒体搬送機構及びこれを備えた画像記録装置
JPH06345284A (ja) ベルト搬送装置及びこれを用いた中間転写型インクジェット記録装置
CN207088749U (zh) 喷墨打印机以及剥离装置
JP2018002365A (ja) 剥離装置およびインクジェットプリンター
JP2004203526A (ja) 記録装置
EP1043167B1 (en) Recording apparatus
JP2004168534A (ja) 記録装置
JPH1059577A (ja) 記録媒体搬送装置
JP7379890B2 (ja) 画像形成装置
JP6638611B2 (ja) デカール装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2002067416A (ja) インクジェット記録装置
JP3774958B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2001277618A (ja) インクジェット画像形成装置
JP3572002B2 (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
JP3278344B2 (ja) インクジェット方式画像形成装置
JP3243169B2 (ja) インクジェット方式画像形成装置
JP3283752B2 (ja) インクジェット方式画像形成装置
JP2023078956A (ja) 印刷装置
JP3319932B2 (ja) インクジェット方式画像形成装置
JPH09315616A (ja) 記録媒体搬送装置
JP5649495B2 (ja) 記録装置の排紙機構
JPH0299369A (ja) 記録装置
JP2002293458A (ja) 画像形成装置および記録ヘッド
JP2006225059A (ja) シート搬送装置
JPH08216469A (ja) インクジェット印字装置の記録紙浮き上がり防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term