JPH1059513A - 粉粒体の排出装置 - Google Patents
粉粒体の排出装置Info
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- JPH1059513A JPH1059513A JP22352596A JP22352596A JPH1059513A JP H1059513 A JPH1059513 A JP H1059513A JP 22352596 A JP22352596 A JP 22352596A JP 22352596 A JP22352596 A JP 22352596A JP H1059513 A JPH1059513 A JP H1059513A
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- lifting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉粒体を収納したコンテナを架台に載置し、
下方からアダプタを上昇させてコンテナの排出口に接続
する排出装置において、架台の高さを低く抑えるように
すると共に、昇降装置のメンテナンスを容易に行えるよ
うにすることである。 【解決手段】 架台11の外側に昇降装置16を配置
し、該昇降装置16は、架台11の外側に設置されると
共に1対の垂直なガイドレール18を有する固定フレー
ム17と、該固定フレーム17に上方向に伸縮するよう
に設けられたシリンダ22と、ガイドレール18に昇降
自在に支持されると共に架台11内へと延びて前記アダ
プタ15に連結する昇降フレーム21とを備え、上記シ
リンダ22の伸縮により、アダプタ15を昇降させる。
また、シリンダ22の代わりとして、回転ねじ及びこれ
に螺合するナットを備えることもできる。
下方からアダプタを上昇させてコンテナの排出口に接続
する排出装置において、架台の高さを低く抑えるように
すると共に、昇降装置のメンテナンスを容易に行えるよ
うにすることである。 【解決手段】 架台11の外側に昇降装置16を配置
し、該昇降装置16は、架台11の外側に設置されると
共に1対の垂直なガイドレール18を有する固定フレー
ム17と、該固定フレーム17に上方向に伸縮するよう
に設けられたシリンダ22と、ガイドレール18に昇降
自在に支持されると共に架台11内へと延びて前記アダ
プタ15に連結する昇降フレーム21とを備え、上記シ
リンダ22の伸縮により、アダプタ15を昇降させる。
また、シリンダ22の代わりとして、回転ねじ及びこれ
に螺合するナットを備えることもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉粒体を充填し
たコンテナを所定の架台上に載置し、コンテナの下端排
出口にシュート管のアダプタを下方から接続して粉粒体
を排出する排出装置に関し、特に、アダプタが伸縮自在
にシュート管に接続すると共に、昇降装置により架台内
を昇降するように構成されている粉粒体の排出装置に関
する。
たコンテナを所定の架台上に載置し、コンテナの下端排
出口にシュート管のアダプタを下方から接続して粉粒体
を排出する排出装置に関し、特に、アダプタが伸縮自在
にシュート管に接続すると共に、昇降装置により架台内
を昇降するように構成されている粉粒体の排出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例を示しており、コンテナC
が載置される架台2と、床面Fを階下へ貫通するように
設置されたシュート管5と、該シュート管5の上端部に
伸縮自在なベロー管7を介して接続されたアダプタ6を
備え、該アダプタ6はシュート管5内に突入する内筒8
を一体に有すると共に昇降装置として備えられたシリン
ダ9に連結されている。
が載置される架台2と、床面Fを階下へ貫通するように
設置されたシュート管5と、該シュート管5の上端部に
伸縮自在なベロー管7を介して接続されたアダプタ6を
備え、該アダプタ6はシュート管5内に突入する内筒8
を一体に有すると共に昇降装置として備えられたシリン
ダ9に連結されている。
【0003】シリンダ9は、架台2内のアダプタ両側に
1対配置されると共にアダプタ6の支持枠体6aに直接
連結されており、架台2内で伸縮することにより、アダ
プタ6を昇降するようになっている。
1対配置されると共にアダプタ6の支持枠体6aに直接
連結されており、架台2内で伸縮することにより、アダ
プタ6を昇降するようになっている。
【0004】コンテナCは、たとえば自動搬送車のリフ
ト爪に載置されて架台2の前まで運ばれ、上記リフト爪
を架台2内へと延ばすことによりコンテナCを架台2の
上方へと移動し、リフト爪を下降させることにより、コ
ンテナCを架台2上に載置するようになっている。
ト爪に載置されて架台2の前まで運ばれ、上記リフト爪
を架台2内へと延ばすことによりコンテナCを架台2の
上方へと移動し、リフト爪を下降させることにより、コ
ンテナCを架台2上に載置するようになっている。
【0005】架台2上にコンテナCが載置されると、ア
ダプタ6を上昇させてコンテナCの下端排出口4の端面
に圧接し、コンテナCの開閉弁3を開くことにより、粉
粒体を排出する。
ダプタ6を上昇させてコンテナCの下端排出口4の端面
に圧接し、コンテナCの開閉弁3を開くことにより、粉
粒体を排出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】架台2の載置面L1と
下降状態のアダプタ6との間は、リフト爪を前方から挿
入し、かつ、リフト爪を一定量昇降できるような上下方
向幅を有する空間X1を確保する必要があるので、アダ
プタ6の昇降ストロークS1も上記空間X1の上下幅よ
りも大きい長さを確保する必要があり、そのためには、
少なくとも上記必要ストロークS1よりも長いストロー
クを有する長いシリンダ9を備えなければならない。
下降状態のアダプタ6との間は、リフト爪を前方から挿
入し、かつ、リフト爪を一定量昇降できるような上下方
向幅を有する空間X1を確保する必要があるので、アダ
プタ6の昇降ストロークS1も上記空間X1の上下幅よ
りも大きい長さを確保する必要があり、そのためには、
少なくとも上記必要ストロークS1よりも長いストロー
クを有する長いシリンダ9を備えなければならない。
【0007】ところが、図6のようにシリンダ9を架台
2の内側に配置し、アダプタ6に直結する構造では、上
記のように長いストロークのシリンダ9を備えると、必
然的に下降状態のアダプタ6の高さH1も高くなってし
まい、それに伴って架台2の高さH2も高くなってしま
う。このように架台2が高くなると、コンテナCの移載
時及び載置時の安定性が低下すると共に、排出装置を設
けるために高い天井の工場あるいは倉庫が必要となる。
2の内側に配置し、アダプタ6に直結する構造では、上
記のように長いストロークのシリンダ9を備えると、必
然的に下降状態のアダプタ6の高さH1も高くなってし
まい、それに伴って架台2の高さH2も高くなってしま
う。このように架台2が高くなると、コンテナCの移載
時及び載置時の安定性が低下すると共に、排出装置を設
けるために高い天井の工場あるいは倉庫が必要となる。
【0008】また、シリンダ9を架台2の内部に装着し
ていると、シリンダ9のメンテナンス作業に手間がかか
る。特に、この種排出装置では、架台2の周囲はカバー
などにより覆われているので、メンテナンスの作業が一
層困難になる。
ていると、シリンダ9のメンテナンス作業に手間がかか
る。特に、この種排出装置では、架台2の周囲はカバー
などにより覆われているので、メンテナンスの作業が一
層困難になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本願請求項1記載の発明は、下端に排出口を有する
コンテナが載置される架台と、架台下方の床面に設けら
れたシュート管と、該シュート管に上方向に伸縮自在に
接続されたアダプタと、該アダプタに連結する昇降装置
とを備え、昇降装置によりアダプタを上昇させてコンテ
ナの排出口に接続し、コンテナ内の粉粒体をアダプタ及
びシュート管を通して排出する粉粒体の排出装置におい
て、上記昇降装置は、架台の外側に配置されると共に1
対の垂直なガイドレールを有する固定フレームと、上方
へと伸縮自在に固定フレームに設けられたシリンダと、
上記ガイドレールに上下方向摺動自在に支持されると共
に架台内へと延びて前記アダプタに連結する昇降フレー
ムとを備え、前記シリンダの伸縮により昇降フレームを
介してアダプタを昇降させるようにしていることを特徴
としている。
め、本願請求項1記載の発明は、下端に排出口を有する
コンテナが載置される架台と、架台下方の床面に設けら
れたシュート管と、該シュート管に上方向に伸縮自在に
接続されたアダプタと、該アダプタに連結する昇降装置
とを備え、昇降装置によりアダプタを上昇させてコンテ
ナの排出口に接続し、コンテナ内の粉粒体をアダプタ及
びシュート管を通して排出する粉粒体の排出装置におい
て、上記昇降装置は、架台の外側に配置されると共に1
対の垂直なガイドレールを有する固定フレームと、上方
へと伸縮自在に固定フレームに設けられたシリンダと、
上記ガイドレールに上下方向摺動自在に支持されると共
に架台内へと延びて前記アダプタに連結する昇降フレー
ムとを備え、前記シリンダの伸縮により昇降フレームを
介してアダプタを昇降させるようにしていることを特徴
としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明のシリンダに代えて、固定フレームに回転自在に支持
された垂直な回転ねじと、該回転ねじに螺合すると共に
昇降フレームに結合する昇降ナットとを備え、回転ねじ
の回転により昇降フレームを介してアダプタを昇降する
ようにしている。
明のシリンダに代えて、固定フレームに回転自在に支持
された垂直な回転ねじと、該回転ねじに螺合すると共に
昇降フレームに結合する昇降ナットとを備え、回転ねじ
の回転により昇降フレームを介してアダプタを昇降する
ようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本願請求項1記載の発明を
適用した粉粒体の排出装置の平面図であり、床面Fに設
置された架台11は、ステンレス鋼製の角パイプにより
角箱形に形成されると共に前方が開口しており、上端載
置面の後側及び左右両側には、傾斜状のガイド兼ストッ
パー12が設けられ、前方から挿入されるコンテナCを
架台11上の所定位置に載置できるようになっている。
架台11の前方には、昇降自在かつ後方へ進退自在なリ
フト爪13を有する自動搬送車14の軌道が設けられて
おり、架台前に停止した自動搬送車14からリフト爪1
3を架台内へと突出させることにより、コンテナCを架
台11上へと移載するようになっている。
適用した粉粒体の排出装置の平面図であり、床面Fに設
置された架台11は、ステンレス鋼製の角パイプにより
角箱形に形成されると共に前方が開口しており、上端載
置面の後側及び左右両側には、傾斜状のガイド兼ストッ
パー12が設けられ、前方から挿入されるコンテナCを
架台11上の所定位置に載置できるようになっている。
架台11の前方には、昇降自在かつ後方へ進退自在なリ
フト爪13を有する自動搬送車14の軌道が設けられて
おり、架台前に停止した自動搬送車14からリフト爪1
3を架台内へと突出させることにより、コンテナCを架
台11上へと移載するようになっている。
【0012】架台11の内部中央位置には円筒形のアダ
プタ15が配置され、架台11の右側外部には昇降装置
16が配置されている。昇降装置16は、床面Fに固定
された固定フレーム17と、該固定フレーム17の門形
支柱17aに設けられた前後1対の垂直なガイドレール
18と、該ガイドレール18に上下方向摺動自在に噛み
合うスライダ20を有する昇降フレーム21とを備えて
いる。固定フレーム17内には、昇降フレーム21に連
結する空圧シリンダ22と、アキュームレータ23が備
えられ、また、架台11の後端部には、空圧シリンダ2
2への空気の流通を制御する制御弁25が設けられてい
る。制御弁25は、その操作レバー25aの操作によ
り、たとえば上昇、停止及び下降位置に切り換えること
ができ、上昇位置では、図示しないエア供給源からの圧
縮エアをアキュームレータ23を介してシリンダ22内
へ供給し、下降位置では、シリンダ22内のエア室をド
レンポートに接続し、停止位置では、エア供給源からの
エアを停止してシリンダ内のエア室を閉塞するようにな
っている。
プタ15が配置され、架台11の右側外部には昇降装置
16が配置されている。昇降装置16は、床面Fに固定
された固定フレーム17と、該固定フレーム17の門形
支柱17aに設けられた前後1対の垂直なガイドレール
18と、該ガイドレール18に上下方向摺動自在に噛み
合うスライダ20を有する昇降フレーム21とを備えて
いる。固定フレーム17内には、昇降フレーム21に連
結する空圧シリンダ22と、アキュームレータ23が備
えられ、また、架台11の後端部には、空圧シリンダ2
2への空気の流通を制御する制御弁25が設けられてい
る。制御弁25は、その操作レバー25aの操作によ
り、たとえば上昇、停止及び下降位置に切り換えること
ができ、上昇位置では、図示しないエア供給源からの圧
縮エアをアキュームレータ23を介してシリンダ22内
へ供給し、下降位置では、シリンダ22内のエア室をド
レンポートに接続し、停止位置では、エア供給源からの
エアを停止してシリンダ内のエア室を閉塞するようにな
っている。
【0013】昇降フレーム21は架台11内へと延びる
延長部21aを一体に有し、その先端部には矩形状のア
ダプタ支持枠26が形成されている。該支持枠26の上
面には、図4に示すようにアダプタ取付孔29を有する
支持プレート27が固着されており、該支持プレート2
7にアダプタ15のフランジ部15aが載せられ、ビス
30により固定されている。
延長部21aを一体に有し、その先端部には矩形状のア
ダプタ支持枠26が形成されている。該支持枠26の上
面には、図4に示すようにアダプタ取付孔29を有する
支持プレート27が固着されており、該支持プレート2
7にアダプタ15のフランジ部15aが載せられ、ビス
30により固定されている。
【0014】アダプタ15は外周にシール嵌着溝31を
有し、下端にはテーパー部を介して下方へと延びる内筒
33を有しており、上記嵌着溝31には上方突出状に環
状のゴムシール32が嵌着されており、上昇時にコンテ
ナCの下端排出口34のフランジ面34aに圧接するよ
うになっている。また、アダプタ15のフランジ部15
aの上面には門形の取手35が設けられている。
有し、下端にはテーパー部を介して下方へと延びる内筒
33を有しており、上記嵌着溝31には上方突出状に環
状のゴムシール32が嵌着されており、上昇時にコンテ
ナCの下端排出口34のフランジ面34aに圧接するよ
うになっている。また、アダプタ15のフランジ部15
aの上面には門形の取手35が設けられている。
【0015】図1のII−II断面図を示す図2において、
床面Fには階下へと貫通する貫通孔38が形成され、該
貫通孔38内には階下まで突出するシュート管40が配
置されている。該シュート管40は、上端フランジ部4
1が貫通孔38の上端に設けられた内向きのフランジ部
42にビス等により着脱自在に固定されている。シュー
ト管40の上端部には、上方へと伸縮自在なベロー管
(蛇腹)44がバンド等により着脱可能に固着されてお
り、該ベロー管44の上端部はアダプタ15の下端部に
固着されている。
床面Fには階下へと貫通する貫通孔38が形成され、該
貫通孔38内には階下まで突出するシュート管40が配
置されている。該シュート管40は、上端フランジ部4
1が貫通孔38の上端に設けられた内向きのフランジ部
42にビス等により着脱自在に固定されている。シュー
ト管40の上端部には、上方へと伸縮自在なベロー管
(蛇腹)44がバンド等により着脱可能に固着されてお
り、該ベロー管44の上端部はアダプタ15の下端部に
固着されている。
【0016】シリンダ22は、固定フレーム17に垂直
姿勢で設けられると共にロッド22aが上方へと進退す
るようになっており、該ロッド22aの上端部に昇降フ
レーム21の上端ブラケット47が連結されている。
姿勢で設けられると共にロッド22aが上方へと進退す
るようになっており、該ロッド22aの上端部に昇降フ
レーム21の上端ブラケット47が連結されている。
【0017】昇降フレーム21は、前記スライダ20を
各ガイドレール18毎に上下1対備えており、延長部2
1aは、昇降フレーム21の本端部分の下端からL字形
に架台11へと延び、上端部に前記支持枠体26が設け
られている。
各ガイドレール18毎に上下1対備えており、延長部2
1aは、昇降フレーム21の本端部分の下端からL字形
に架台11へと延び、上端部に前記支持枠体26が設け
られている。
【0018】なお、架台11の構造は、図面では枠組し
か描いていないが、実際には左右側面及び後面はカバー
プレートにより覆われており、右側面のカバープレート
には、昇降フレーム21の延長部20aが通過して昇降
しうる程度の切欠きが形成されている。
か描いていないが、実際には左右側面及び後面はカバー
プレートにより覆われており、右側面のカバープレート
には、昇降フレーム21の延長部20aが通過して昇降
しうる程度の切欠きが形成されている。
【0019】作動を説明する。コンテナCの載置前に
は、図2のように昇降フレーム21を下降させてアダプ
タ15を下降状態としている。
は、図2のように昇降フレーム21を下降させてアダプ
タ15を下降状態としている。
【0020】図1のようにコンテナCを積載した自動搬
送車14が架台11の前の所定位置で停止し、リフト爪
13を架台11内へと突出させることにより、コンテナ
Cを架台11の上方所定位置まで移送し、リフト爪13
を下降することにより、架台11上にコンテナCを載置
し、リフト爪13を前方へと抜く。
送車14が架台11の前の所定位置で停止し、リフト爪
13を架台11内へと突出させることにより、コンテナ
Cを架台11の上方所定位置まで移送し、リフト爪13
を下降することにより、架台11上にコンテナCを載置
し、リフト爪13を前方へと抜く。
【0021】次に制御弁25を上昇位置に切り換えるこ
とにより、シリンダ22に圧縮エアを供給して伸長さ
せ、昇降フレーム21を介してアダプタ15を上昇さ
せ、図4のようにアダプタ15をコンテナCの排出口端
面34aに一定圧力で押し付け、シール32を圧縮する
ことにより、一定のシール圧でアダプタ15と排出口3
4とを接続し、シリンダ22は停止する。その後、制御
弁25を停止位置へと回動し、上記アダプタ15と排出
口34との接続状態を保つ。
とにより、シリンダ22に圧縮エアを供給して伸長さ
せ、昇降フレーム21を介してアダプタ15を上昇さ
せ、図4のようにアダプタ15をコンテナCの排出口端
面34aに一定圧力で押し付け、シール32を圧縮する
ことにより、一定のシール圧でアダプタ15と排出口3
4とを接続し、シリンダ22は停止する。その後、制御
弁25を停止位置へと回動し、上記アダプタ15と排出
口34との接続状態を保つ。
【0022】コンテナCの排出弁53を開くことによ
り、コンテナ内の粉粒体は、アダプタ15から内筒33
及びシュート管40を介して階下の容器あるいは搬送管
に供給され、次工程に送られる。
り、コンテナ内の粉粒体は、アダプタ15から内筒33
及びシュート管40を介して階下の容器あるいは搬送管
に供給され、次工程に送られる。
【0023】排出終了後は、図1の制御弁25を下降位
置へと切り換えることにより、昇降フレーム21及びア
ダプタ15を自重で下降させ、再び架台11内にリフト
爪13を挿入して、コンテナCを持ち上げ、前方へと取
り出す。
置へと切り換えることにより、昇降フレーム21及びア
ダプタ15を自重で下降させ、再び架台11内にリフト
爪13を挿入して、コンテナCを持ち上げ、前方へと取
り出す。
【0024】シュート管40等を清掃する場合には、図
4のビス30を外すと共に図2のベロー管44をシュー
ト管40から取り外し、アダプタ15を内筒33ごと上
方へと引き抜き、その後、シュート管40を貫通孔38
から取り外し、清掃する。
4のビス30を外すと共に図2のベロー管44をシュー
ト管40から取り外し、アダプタ15を内筒33ごと上
方へと引き抜き、その後、シュート管40を貫通孔38
から取り外し、清掃する。
【0025】
【別に実施の形態】図5は、請求項2記載の昇降装置1
6を示しており、図2のシリンダの代わりに、固定フレ
ーム17には垂直な回転ねじ50を設け、該回転ねじ5
0に螺合した筒形の昇降ナット51を、昇降フレーム2
1の上端ブラケット47に固着している。回転ねじ50
は、図示しない減速機を介してモータに連結している。
6を示しており、図2のシリンダの代わりに、固定フレ
ーム17には垂直な回転ねじ50を設け、該回転ねじ5
0に螺合した筒形の昇降ナット51を、昇降フレーム2
1の上端ブラケット47に固着している。回転ねじ50
は、図示しない減速機を介してモータに連結している。
【0026】モータを駆動して回転ねじ50を回転する
ことにより、昇降ナット51と共に昇降フレーム21を
昇降させるようになっている。その他の構造は図2の場
合と同様である。
ことにより、昇降ナット51と共に昇降フレーム21を
昇降させるようになっている。その他の構造は図2の場
合と同様である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)シリンダ22あるいは回転ねじ50を利用した昇
降装置16を、架台11の外側に配置して、昇降フレー
ム21を介して架台11内のアダプタ15に連結してい
るので、図2のように必要な昇降ストロークS1を確保
しながらも、下降状態におけるアダプタ15の高さH1
を低く抑えることができ、これにより架台高さH2を低
く抑えることができる。したがって、排出装置を備える
工場内の上方空間を節約できると共に、コンテナCの移
載時あるいは載置時の安定性も向上する。
降装置16を、架台11の外側に配置して、昇降フレー
ム21を介して架台11内のアダプタ15に連結してい
るので、図2のように必要な昇降ストロークS1を確保
しながらも、下降状態におけるアダプタ15の高さH1
を低く抑えることができ、これにより架台高さH2を低
く抑えることができる。したがって、排出装置を備える
工場内の上方空間を節約できると共に、コンテナCの移
載時あるいは載置時の安定性も向上する。
【0028】(2)昇降装置16の固定フレーム17
に、1対の垂直なガイドレール18を備え、該ガイドレ
ール18に摺動自在に支持した昇降フレーム21にアダ
プタ15を連結し、昇降するようにしているので、たと
えばシリンダを複数本設けなくとも、アダプタ15を安
定した姿勢で昇降させ、かつ、コンテナCの排出口34
に対してシール性能を十分保ちながら圧接させることが
できる。
に、1対の垂直なガイドレール18を備え、該ガイドレ
ール18に摺動自在に支持した昇降フレーム21にアダ
プタ15を連結し、昇降するようにしているので、たと
えばシリンダを複数本設けなくとも、アダプタ15を安
定した姿勢で昇降させ、かつ、コンテナCの排出口34
に対してシール性能を十分保ちながら圧接させることが
できる。
【0029】(3)シリンダ22あるいは回転ねじ50
を備えた昇降装置16を、架台11の外部に配置してい
るので、シリンダ22等のメンテナンスが容易である。
を備えた昇降装置16を、架台11の外部に配置してい
るので、シリンダ22等のメンテナンスが容易である。
【図1】 本願請求項1記載の発明を適用した排出装置
の平面図である。
の平面図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 アダプタが上昇した状態を示す図2と同じ断
面図である。
面図である。
【図4】 図3の矢印IV部分の拡大図である。
【図5】 本願請求項2記載の発明を適用した排出装置
の昇降装置部分の正面図である。
の昇降装置部分の正面図である。
【図6】 従来例の縦断面図である。
11 架台 15 アダプタ 16 昇降装置 17 固定フレーム 21 昇降フレーム 22 シリンダ 40 シュート管 44 ベロー管 50 回転ねじ 51 昇降ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 下端に排出口を有するコンテナが載置さ
れる架台と、架台下方の床面に設けられたシュート管
と、該シュート管に上方向に伸縮自在に接続されたアダ
プタと、該アダプタに連結する昇降装置とを備え、昇降
装置によりアダプタを上昇させてコンテナの排出口に接
続し、コンテナ内の粉粒体をアダプタ及びシュート管を
通して排出する粉粒体の排出装置において、 上記昇降装置は、架台の外側に配置されると共に1対の
垂直なガイドレールを有する固定フレームと、上方へと
伸縮自在に固定フレームに設けられたシリンダと、上記
ガイドレールに上下方向摺動自在に支持されると共に架
台内へと延びて前記アダプタに連結する昇降フレームと
を備え、上記シリンダの伸縮により昇降フレームを介し
てアダプタを昇降させるようにしていることを特徴とす
る粉粒体の排出装置。 - 【請求項2】 下端に排出口を有するコンテナが載置さ
れる架台と、架台下方の床面に設けられたシュート管
と、該シュート管に、上方向に伸縮自在に接続されたア
ダプタと、該アダプタに連結する昇降装置とを備え、昇
降装置によりアダプタを上昇させてコンテナの排出口に
接続し、コンテナ内の粉粒体をアダプタ及びシュート管
を通して排出する粉粒体の排出装置において、 上記昇降装置は、架台の外側に配置されると共に1対の
垂直なガイドレールを有する固定フレームと、該固定フ
レームに回転自在に支持された垂直な回転ねじと、該回
転ねじに螺合する昇降ナットと、該昇降ナットに結合さ
れると共に上記ガイドレールに昇降自在に支持され、架
台内へと延びて前記アダプタに連結する昇降フレームと
を備え、前記回転ねじの回転により昇降フレームを介し
てアダプタを昇降させるようにしていることを特徴とす
る粉粒体の排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22352596A JPH1059513A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 粉粒体の排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22352596A JPH1059513A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 粉粒体の排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1059513A true JPH1059513A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16799519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22352596A Pending JPH1059513A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 粉粒体の排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1059513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142894A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 荷卸し装置 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22352596A patent/JPH1059513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142894A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 荷卸し装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070410 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |