JPH105913A - 曲げ加工装置用曲げ角度調整機構、アングルセッタ−および曲げ加工装置 - Google Patents

曲げ加工装置用曲げ角度調整機構、アングルセッタ−および曲げ加工装置

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JPH105913A
JPH105913A JP18688396A JP18688396A JPH105913A JP H105913 A JPH105913 A JP H105913A JP 18688396 A JP18688396 A JP 18688396A JP 18688396 A JP18688396 A JP 18688396A JP H105913 A JPH105913 A JP H105913A
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disc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性にすぐれ、設計の自由を損なわない曲
げ角度調整機構。 【構成】 センタ−シャフトと連動するシャフト16に、
ディスク12が、皿ばね18の変形による摩擦のもとで、シ
ャフト16と連動可能で、かつシャフト16に対して回動自
在に取付けられている。センタ−シャフトのためのモ−
タの駆動を制御する一対のセンサ−のうち、一方(キッ
カ−24)をディスク14に設けて回動とし、他方(リミッ
トスイッチLSW)を固定させている。ディスク14、皿ばね
18、一対のセンサ−24、LSWからアングルセッタ−12を構
成し、たとえば3つのディスク14がシャフト16に離間し
て設けられることにより、曲げ角度調整機構10は3組の
アングルセッタ−12U、12M、12L を有して構成されてい
る。また、曲げ角度調整機構10はユニット化されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モ−タからの駆
動力によって曲げロ−ラがセンタ−ロ−ラの回りを回動
して、長尺物に曲げ加工を施す曲げ加工装置のための曲
げ角度調整機構、アングルセッタ−および曲げ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】モ−タの駆動力を減速機構で減速して回
動ア−ム上の曲げロ−ラに伝え、曲げロ−ラが水平面に
おいてセンタ−ロ−ラの回りを回動して、曲げロ−ラ、
センタ−ロ−ラ間の長尺物を曲げる長尺物の曲げ加工装
置が知られている。一般に、この種の曲げ加工装置は、
ボックス形状(箱形)のハウジングにモ−タ、ギヤボッ
クス(減速歯車機構)等を内蔵しているため、箱ベン
(箱形ベンダ−)と称されている。ここで、センタ−ロ
−ラはセンタ−シャフトの上端に回動自在に取付けら
れ、曲げロ−ラはセンタ−シャフトに固定された回動ア
−ムに軸支されている。
【0003】曲げ加工装置においては、曲げロ−ラの回
動角度に応じて、直角曲げ(90°曲げ)、フック曲げ(1
35°曲げ)、折り返し曲げ(180°曲げ)などの曲げ加工
が行われる。曲げロ−ラの回動角度はモ−タの駆動時間
に対応し、モ−タの駆動はハウジング上のメインスイッ
チ(押しボタンスイッチ)の押込みで制御される。しか
し、作業者が鉄筋のような長尺物を押さえながら曲げ加
工をするため、メインスイッチを押込むことが難しく、
最近では、メインスイッチと直列にフ−トスイッチを設
け、メインスイッチをオンにしたままフ−トスイッチで
モ−タの駆動を制御することが多い。
【0004】通常、曲げロ−ラが所定角度回動したと思
われる時点でスイッチを切って、曲げロ−ラの回動角度
が決められる。しかし、この方法では、不正確であると
ともに、同じ曲げ加工を繰り返す時、非能率であるた
め、曲げロ−ラの回動角度設定手段(曲げ角度調整機
構)が曲げ加工装置(箱ベン)に装着されている。
【0005】たとえば、実公平2-017727 号公報では、
センタ−シャフトに固定されてセンタ−シャフトと一体
的に回動する円盤(歯車)にキッカ−(ピン)を配置す
るとともに、センタ−シャフトにウォ−ムギヤを回転自
在に取付け、ウォ−ムギヤ上面にリミットスイッチを配
置し、ウォ−ムギヤにウォ−ムを噛み合わせたアングル
セッタ−から曲げ角度調整機構が構成されている。
【0006】この構成では、ウォ−ムを外部から回動し
てウォ−ムギヤ上のリミットスイッチを動かし、キッカ
−、リミットスイッチの相対位置を適当に設定すれば、
曲げ角度調整機構は180 °までの曲げ角度を設定でき
る。そして、曲げ角度調整機構を利用すれば、曲げ角度
が自由に設定でき、建築現場等においても、所定の曲げ
加工が手軽に行える。
【0007】ここで、曲げロ−ラが所定の位置まで回動
すると、曲げロ−ラサイドのキッカ−がリミットスイッ
チに触れてモ−タの駆動回路を切る。すると、リタ−ン
ばね(コイルばね)、チェ−ンを利用した復帰機構によ
って、センタ−シャフト、曲げロ−ラは初期位置に戻さ
れる。
【0008】無論、曲げ角度調整機構のリミットスイッ
チの電気回路を開いて曲げ角度調整機構を無効化すれ
ば、フ−トスイッチを押し続けることによって、曲げロ
−ラの回動角度が任意に設定できる。
【0009】また、実公昭63−002172号公報では、セン
タ−シャフトと連動可能に第2のシャフトを並設して設
け、ハウジングに固定されたブラケットによって第2の
シャフトと同心に2つのアングルセッタ−ディスク(デ
ィスク)を離間して回動可能に取付けた曲げ角度調整機
構が開示されている。ここでは、2組のアングルセッタ
−が設けられている。
【0010】この曲げ角度調整機構においては、キッカ
−、リミットスイッチに代えて、たとえば、発光センサ
−、受光センサ−のようなセンサ−が利用され、一方の
センサ−はディスクに、他方のセンサ−は第2のシャフ
トにそれぞれ取付けられている。勿論、キッカ−、リミ
ットスイッチの組合せも利用できる。
【0011】上下2組のアングルセッタ−のうち、たと
えば、上のアングルセッタ−のディスクを直角曲げに相
当する角度(90 °)だけ、下のアングルセッタ−のディ
スクをフック曲げに相当する角度(135°)だけ第2のシ
ャフトに対してそれぞれ回動して、2つのアングルセッ
タ−を設定する。そして、センタ−シャフトとともに曲
げロ−ラを所定の位置まで回動させれば、センタ−シャ
フトに連動して第2シャフトも回動して、第2シャフト
上の(可動サイドの)センサ−がディスク上の(固定サ
イドの)センサ−に整列して、モ−タの駆動回路を切ら
れる。
【0012】ここで、センサ−によるモ−タの制御は公
知の電気回路を利用してなされ、2組のセンサ−を所望
の順序で有効に動作させて対応するアングルセッタ−を
機能させるようなシ−ケンスプログラムが、たとえば、
曲げ加工装置の制御盤に予め組込まれている。
【0013】この構成では、ディスクの角度設定と、ア
ングルセッタ−の機能を制御して加工順序を決めるシ−
ケンスプログラミングとによって、曲げ加工が連続的に
行える。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】曲げ加工として、直角
曲げ(90 °曲げ)、フック曲げ(135°曲げ)、折り返し
曲げ(180°曲げ)があり、たとえば、フ−プの成形で
は、フック曲げ、直角曲げ、直角曲げ、フック曲げ、直
角曲げが順次行われる。
【0015】実公平2-017727 号公報の曲げ角度調整機
構では、アングルセッタ−を一組しか備えておらず、加
工すべき曲げ角度の変更がキッカ−(ピン)の差し替え
で行われるため、加工順序に従って、フック曲げ(135°
曲げ)、直角曲げ(90 °曲げ)、フック曲げ(135°曲
げ)、直角曲げ(90 °曲げ)の位置にキッカ−を繰り返
し設定する必要があり、操作性に劣る。また、キッカ−
を外部から差し替え可能とするために、回動ア−ム、セ
ンタ−シャフトを曲げ加工装置のハウジングの側壁に隣
接して設けなければならず、設計の自由が制限される。
【0016】他方、実公昭63−002172号公報の曲げ角度
調整機構では、2組のアングルセッタ−を備えているた
め、2種類の曲げ、つまり直角曲げ、フック曲げを所定
の順序で連続的に行え、操作性については問題ない。し
かし、第2シャフト上のセンサ−が第2シャフトと一体
的に回動するため、その回動軌跡を空所として確保する
必要があり、この点で設計の自由が制限される。
【0017】この発明は、操作性にすぐれ、設計上の自
由度の高い曲げ加工装置用曲げ角度調整機構およびその
ためのアングルセッタ−の提供を目的としている。ま
た、この発明は、操作性にすぐれ、設計上の自由度の高
い曲げ角度調整機構を備えた曲げ加工装置の提供を別の
目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では、センタ−ロ−ラと連動するアングル
セッタ−シャフト(シャフト)にアングルセッタ−ディ
スク(ディスク)を、シャフトと連動可能で、かつシャ
フトに対して回動可能に取付けている。
【0019】そして、センタ−ロ−ラのためのモ−タの
駆動を制御する、たとえば、キッカ−、リミットスイッ
チの組合せのような一対のセンサ−のうち、一方をシャ
フト上のディスクに設けて可動とし、他方を固定させて
いる。
【0020】具体的には、ディスクは皿ばねを介してシ
ャフトに取付けられ、皿ばねの変形による弾性が摩擦と
してディスク、シャフト間に作用している。
【0021】そして、シャフトに設けられたディスク、
皿ばねおよび対応する一対のセンサ−からアングルセッ
タ−を構成し、2ないし3のディスクが離間してシャフ
トに設けられることにより、曲げ角度調整機構は2組な
いし3組のアングルセッタ−を有して構成されている。
【0022】また、シャフト、固定サイドのセンサ−を
フレ−ムにそれぞれ設けるとともに、センサ−のための
配電盤をフレ−ムに取付け、外部からのリ−ド端子と連
結可能に、配電盤にリ−ド端子を設けることによって、
曲げ角度調整機構をユニット化している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0024】直角曲げ(90 °曲げ)、フック曲げ(135°
曲げ)、折り返し曲げ(180 °曲げ)°の3種類の曲げ
加工に対応して、図1に示すように、この発明の曲げ角
度調整機構10は、3組のアングルセッタ−12(12U、12M、1
2L) を備えて構成されるとともに、ユニット化されてい
る。
【0025】3組のアングルセッタ−12(12U、12M、12L)
は、構成的に同一のものであり、設定される角度が異な
るにすぎない。たとえば、上のアングルセッタ−12L に
は 90 °の曲げ角度が、中央のアングルセッタ−12M に
は135 °の曲げ角度が、下のアングルセッタ−12U には
180°の曲げ角度が、それぞれ設定される。つまり、ア
ングルセッタ−12U、12M、12L は、直角曲げ、フック曲
げ、折り返し曲げの曲げ加工にそれぞれ利用される。
【0026】図1では、下のアングルセッタ−12L 付近
で曲げ角度調整機構10を破断しているため、このアング
ルセッタ−に即してその構成を説明する。
【0027】アングルセッタ−12(12L) は、アングルセ
ッタ−ディスク(ディスク)14を持ち、ディスクはアン
グルセッタ−シャフト(シャフト)16に、一体的に回動
可能、かつ、独立して回動可能に取付けられている。
【0028】この発明では、アングルセッタ−12のディ
スク14がシャフト16の回動を伴うことなく回動可能とし
た点に構成的な特徴がある。つまり、この発明では、皿
ばねを変形させ、その弾性を摩擦として有効に利用し
て、一体的な回動と独立した回動とを併存させている。
【0029】図1の破断部分の拡大図に相当する図2お
よびアングルセッタ−12の斜視図である図3からわかる
ように、アングルセッタ−12は、ディスク14の上でシャ
フト14に挿通された皿ばね18と、ディスク、皿ばねを所
定位置に固定する固定具20とを備えている。
【0030】固定具20は皿ばね18を変形しディスク14に
弾性を加えた状態でシャフト16に取付けられ、図示の形
態では、Eリング20a、止めリング20b で上下から挟持し
ている。つまり、Eリング20a がシャフト16の切り溝16
a に嵌合、固定されてディスク14を保持するとともに、
皿ばね18をディスクの上面に押し付けながら皿ばねの上
から止めリング20b を止めボルト20c でシャフトに固定
している。なお、参照符号20c'はばね座金を示す。
【0031】このように皿ばね18を変形させ、皿ばねを
介してディスク14をEリング20a、止めリング20b で挟持
してシャフト12に取付けた構成では、皿ばねの変形によ
る弾性によって、ディスクの回動に抗した摩擦(抵抗
力)がEリング、止めリングを介して、ディスク14、シ
ャフト16間に生じる。ここで、ディスク14が無負荷であ
れば、ディスク、シャフト16の間の摩擦によって、ディ
スクがシャフトと一体的に回動する程度に、皿ばね18の
変形が調整されている。
【0032】ここで、シャフト16は、図1、図2からわ
かるように、その上下端を軸受17で支持させることによ
り回動可能となっている。しかし、図8に示すように、
シャフト16は、たとえば、下端のスプロケット21に巻か
れたチェ−ン22を介して、曲げ加工装置30のセンタ−シ
ャフト34に連動可能に連結されており、センタ−シャフ
トの駆動トルクはきわめて大きい。
【0033】なお、図示の形態では、スプロケット21、
チェ−ン22の組合せでシャフト16、センタ−シャフト34
を連結しているが、連動可能に連結すれば足り、スプロ
ケット、チェ−ンの組合せに限定されない。
【0034】駆動トルクの大きなセンタ−シャフト34に
連結されて一体的に回動可能となっているため、シャフ
ト16を回動させようとすれば、非常に大きな駆動トルク
が必要となり、皿ばね18の変形による摩擦に抗してディ
スク14を回動させる程度の駆動トルクでは、シャフトは
回動しない。
【0035】このように、皿ばね18の変形による摩擦の
もとで、ディスク14をシャフト16に取付けているため、
ディスクに負荷(回動力)が加わらなければ、ディスク
は、シャフトの回動に伴ってシャフトと一体的に回動す
る。そして、抵抗となる摩擦より大きな回動力を加えれ
ば、シャフト16の回転を伴うことなくディスク14は直ち
に回動し、ディスクの回動角度が任意に設定できる。ま
た、皿ばね18の変形による摩擦のもとで、ディスク14を
シャフト16に取付けることにより、アングルセッタ−12
が構成的に簡略化され、小型軽量化できる。
【0036】無負荷でディスク14、シャフト16を一体的
に回動可能とする程度の摩擦が常に作用しているため、
設定の前後においても、その摩擦のもとで、ディスクは
所定位置に確実に維持され、正確な回動角度が設定でき
る。
【0037】ディスク14の回動角度はその上面の表示か
ら認識され、図示の形態では、刻印に代えて、回動角度
の記載された目盛りシ−ル14a がディスク上面に貼付さ
れている。目盛りシ−ル14a の貼付によれば、刻印が省
略でき、ディスク14が安価に得られる。
【0038】センサ−としてのキッカ−24がディスク14
に設けられ、このキッカ−が対応するセンサ−であるリ
ミットスイッチLSW をキックしてモ−タの駆動回路を切
る。図示の形態では、図2からわかるように、ディスク
14の下面に螺着されたボルトをキッカ−としており、そ
のボルトヘッドでリミットスイッチLSW の片持ち梁形状
の先端をキック可能に構成されている。リミットスイッ
チLSW は固定され、固定のリミットスイッチを可動のキ
ッカ−14がキックして、リミットスイッチが切り換えら
れる。
【0039】シャフト12にセンサ−を直接設けず、シャ
フト上のディスク14にセンサ−24(キッカ−)を設けて
いるため、センサ−の回動軌跡をさほど考慮する必要は
なく、設計の自由が制限されない。特に、図示のよう
に、ボルトをセンサ−(キッカ−)とし、そのボルトヘ
ッドでリミットスイッチをキックする構成では、突出量
が小さく、センサ−の回動軌跡は設計上ほとんど無視で
きる。
【0040】また、キッカ−24をディスク14に設けれ
ば、可動のディスクからリ−ド線が伸びていないため、
リ−ド線のねじれや配線などを考慮する必要がなく、ア
ングルセッタ−12の構成が簡略化できる。
【0041】図4(A) に示すように、設定前において
は、アングルセッタ−のディスク14は、初期位置、つま
り、回動角度0°の位置にある。たとえば、上のアング
ルセッタ−12U を直角曲げ用に90°に設定するとすれ
ば、矢視のように、ディスク14を反時計方向に回転し
て、目盛りシ−ル14a の90°の目盛りがマ−ク14b に整
列される。
【0042】たとえば、フ−プの加工では、直角曲げ(9
0 °曲げ)に加えて、フック曲げ(135°曲げ)も行われ
るため、目盛りシ−ル14a の135 °の目盛りがマ−ク14
b に整列するまで、中央のアングルセッタ−12M のディ
スク14が回動される。
【0043】フ−プの加工では、折り返し曲げ(180 °
曲げ)はないため、下のアングルセッタ−12L は設定さ
れない(使用されない)。
【0044】たとえば、上記のように、フ−プの曲げ加
工が、フック曲げ、直角曲げ、直角曲げ、フック曲げ、
直角曲げの順序で行われるとすれば、中央のアングル
セッタ−12M 上のアングルセッタ−12U 上のアング
ルセッタ−12U 中央のアングルセッタ−12M 上のア
ングルセッタ−12U の順序で機能するようなシ−ケンス
プログラムが曲げ加工装置30の制御盤(図示しない)に
予め読み込まれる。
【0045】図7に示すように、たとえば、鉄筋(被加
工物)31を曲げ加工装置30のハウジング32の上面に置
き、所定長送ってから、曲げ角度調整機構10のアングル
セッタ−12が設定される。それから、ハウジング右面の
メインスイッチMSW を押し、フ−トスイッチを踏むと、
モ−タが起動し、その駆動力が減速されてセンタ−シャ
フト34(図8参照)に伝達されてセンタ−シャフトを回
動させる。センタ−シャフト34とともに回動ア−ム36も
回動し、回動ア−ム先端の曲げロ−ラ38がセンタ−ロ−
ラ35の回りで回動して、鉄筋31を押し曲げる。
【0046】センタ−シャフト34の回動はチェ−ン22を
介して曲げ角度調整機構10のシャフト16に伝達されて、
シャフトをセンタ−シャフトに連動して回動させ、シャ
フトとともに3つのアングルセッタ−12U、12M、12L の各
ディスク14が回動する。
【0047】ここで、折り返し曲げ(180°曲げ)用の下
のアングルセッタ−12L は不使用とされ、そのリミット
スイッチの電気回路は開かれており、アングルセッタ−
12Lは機能しない。直角曲げ(90 °曲げ)用の上のアン
グルセッタ−12U、フック曲げ(135°曲げ)用の中央のア
ングルセッタ−12M については、その電気回路はリミッ
トスイッチLSW をキッカ−24がキックすることによっ
て、モ−タの駆動回路を開いてモ−タへの駆動力の伝達
を断つようになっている。
【0048】まず、直角曲げ用のアングルセッタ−12U
のキッカ−24が対応するリミットスイッチLSW をキック
する。しかしながら、上記のように、アングルセッタ
−12M アングルセッタ−12U アングルセッタ−12U
アングルセッタ−12M アングルセッタ−12U の順序
で機能するように、シ−ケンスプログラムされているた
め、アングルセッタ−12U のキッカ−24がリミットスイ
ッチLSW をキックしてもモ−タは停止しない。
【0049】その後、フック曲げ用のアングルセッタ−
12M のキッカ−24が対応するリミットスイッチLSW をキ
ックしてリミットスイッチをオフに切り替えると、モ−
タが停止する。このとき、曲げロ−ラ38はセンタ−シャ
フト先端のセンタ−ロ−ラ35の回りをフック曲げに相当
する角度だけ回動して鉄筋31を曲げ加工している。
【0050】モ−タが停止すると、図示しないが公知の
復帰機構、たとえば、実公平2−017727号公報5欄16行
目〜7欄3行目、第1図、第2図記載のコイルばね、チ
ェ−ン等を組合せた復帰機構によって、センタ−シャフ
ト34、曲げロ−ラ38は初期位置に戻される。勿論、セン
タ−シャフト34に連動して、アングルセッタ−12のシャ
フト16も初期位置に復帰する。
【0051】鉄筋31に所定の送りを加えてからフ−トス
イッチを踏めば、同様にして、曲げロ−ラ38が回動する
とともに、シャフト16がセンタ−シャフト34に連動して
回動し、3つのアングルセッタ−12U、12M、12L の各ディ
スク14も回動する。
【0052】この工程では、直角曲げ用のアングルセッ
タ−12U のキッカ−24が対応するリミットスイッチLSW
をキックすると、直ちに、そのリミットスイッチがオフ
に切り替えられて、モ−タが停止し、その後、復帰機構
によって曲げロ−ラ38、センタ−シャフト34、シャフト
16が初期位置に戻って次の加工に備える。以下、所定の
シ−ケンスプログラムに従って、同様の動作が繰り返さ
れて、所定の順序で異なる曲げ加工が連続的に行われ
る。
【0053】この発明では、曲げ角度調整機構10をユニ
ット化した点に別の構成上の特徴がある。つまり、正面
図を示す図1に加えて、平面図の図5、右側面図の図6
を見るとわかるように、開口を持つフロントパネル50の
開口を挟んで左右からサイドプレ−ト50L、50R が、上下
からアッパ−、ロア−のプレ−ト50U、50Loが、それぞれ
たとえばボルト止めされてケ−スを形成している。
【0054】フロントパネル50の開口は、ヒンジ止めさ
れたカバ−50C で覆われており、カバ−は透明のプラス
チック板から成形され、取っ手51a がカバ−前面にボル
ト止めされている。また、カバ−50C をその閉鎖位置に
保持する保持具51b が、取っ手51a に対応してカバ−の
背面に取付けられている。保持具51b は、たとえば鉄
板、マグネットからなる公知のものとされる。
【0055】図6からよくわかるように、フロントプレ
−ト50F がカバ−50C の後方でサイドプレ−ト50L、50R
間に架設されており、フロントプレ−トに形成した切欠
き50F'からディスク14の一部が突出ている。また、ディ
スク14の目盛りシ−ル14a の目盛りの整列される上述の
マ−ク14b は、切欠き50F'の上でこのフロントプレ−ト
50F に設けられている(図1参照)。
【0056】このようには、ディスク14の一部をフロン
トプレ−トの切欠き50F'から突出しているため、ディス
クを容易に外部から回動できる。また、マ−ク14b が目
盛りシ−ル14a の真上に位置するため、ディスクの回動
角度が正確に設定できる。
【0057】ディスク14がフロントプレ−ト50F から突
出するとはいえ、フロントパネル50から突出せず、外部
に露出する突起物はない。そのため、美的な外観意匠の
曲げ角度調整機構10が得られる。他方、ディスク14をフ
ロントパネル50から突出させていないにも拘らず、ディ
スクの回動角度は透明なカバ−50C を介して常に確認で
き、誤った曲げ角度の設定による誤動作が防止できる。
【0058】図2、図5からわかるように、ブラケット
52がサイドプレ−ト50R にボルト止めされ、ブラケット
はディスク14の背面下方まで伸び、ディスクのキッカ−
24にキックされて切り換えられる上述のリミットスイッ
チLSW はこのブラケット先端に取付けられている。
【0059】さらに、この曲げ角度調整機構10において
は、所定の配線を施した配電盤(端子台)54が、サイド
プレ−ト50R の右方でフロントパネル50に装着されてい
る(図6参照)。色分け、または端子符号の付されたさ
れた多数のリ−ド線(図面の複雑化を防ぐために図示し
ない)が配電盤(端子台)から伸びており、そのリ−ド
端子に、曲げ加工装置30の制御盤からのリ−ド端子を連
結すれば、曲げ角度調整機構10の電気回路が機能可能に
構成されている。なお、配電盤54にマイクロプロセッサ
−を設け、曲げ加工装置30の制御盤に代えて、シ−ケン
スプログラムをマイクロプロセッサ−付の配電盤に読み
込ませてもよい。
【0060】このように曲げ角度調整機構10はアングル
セッタ−12のそのメカ系(ディスク14、皿ばね18、固定
具20、リミットスイッチLSW 等)と電気回路系(配電盤
54)とを全て内蔵してユニット化されている。そのた
め、たとえば、フロントパネル50に設けた取付け孔50a
を利用して、図7(B) に示すように、曲げ加工装置30の
ハウジング32の所定位置にボルト止めし、曲げ加工装置
の制御盤からのリ−ド端子を配電盤54のリ−ド端子に結
線するだけで足りる。つまり、曲げ角度調整機構10がユ
ニット化されているため、曲げ加工装置30への曲げ角度
調整機構の組込みが容易に行える。
【0061】また、ユニット化されているため、曲げ角
度調整機構10が任意の位置で曲げ加工装置30に組込めら
れ、この点からも、設計の自由度が飛躍的に増加する。
【0062】さらに、曲げ角度調整機構10のフロントパ
ネル50には手動/自動切換えレバ−56が設けられてお
り、たとえば、レバ−として倒立式レバ−が利用でき
る。たとえば、レバ−56が直立の中立位置に維持すれ
ば、予め読み込まれたシ−ケンスプログラムによって、
3つのアングルセッタ−12が所定の順序で自動的に機能
して異なる曲げ加工が連続的に可能となり、左右上下の
いずれかに倒せば、3つのアングルセッタ−12のうちの
一つが任意に選択され、選択されたアングルセッタ−に
よって同一の曲げ加工が連続して行われる。
【0063】たとえば、レバ−53を上に倒すと上のアン
グルセッタ−12U が、下に倒すと中央のアングルセッタ
−12M が、右または左に倒すと下のアングルセッタ−12
L が機能するものとされる。
【0064】なお、図2において、参照符号58はボルト
よりなるキッカ−59を持つ止めリングであり、アングル
セッタ−12のリミットスイッチLSW が故障等によって機
能しないとき、対応するリミットスイッチLSW-1 をキッ
クしてモ−タの駆動を緊急停止させるように設けられて
いる。このいわゆるオ−バ−ラン防止用のキッカ−59、
リミットスイッチLSW-1 はシャフト16が折り返し曲げの
角度(180°)を越えて回動した直後に機能するような位
置(たとえば、曲げ角度185 °の位置)に取付けられて
いる。
【0065】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るものであり、この発明を何ら限定するものでなく、こ
の発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全
てこの発明に含まれることはいうまでもない。
【0066】たとえば、直角曲げ(90 °曲げ)、フック
曲げ(135°曲げ)、折り返し曲げ(180 °曲げ)°の3
種類の曲げ加工に対応して、図示の実施の形態では、ア
ングルセッタ−12を3組設けているが、フ−プの加工で
は折り返し曲げは行わず、2組のアングルセッタ−で足
りる。つまり、アングルセッタ−12を3組でなく2組設
けた場合でも、異なる曲げ加工を連続的に行え、アング
ルセッタ−は2組、3組のいずれでもよく、汎用性を考
慮して図示の形態のように3組としても、経済性を考慮
して2組としても構わない。
【0067】また、一対のセンサ−としてキッカ−、リ
ミットスイッチを使用しているが、これに限定されず、
発光/受光センサ−等の組み合わせを利用できることは
いうまでもない。勿論、キッカ−として、ボルトの代わ
りにピンやカムを使用してもよいし、リミットスイッチ
の代わりに、近接スイッチ等の各種スイッチが使用でき
る。
【0068】
【発明の効果】上記のようにこの発明の曲げ角度調整機
構によれば、ディスクは無負荷ではシャフトと一体的に
回動可能であるとともに、負荷を加えれば独立して回動
でき、ディスクの回動によって曲げ角度が任意に設定で
きる。特に、無負荷でディスク、シャフトを一体的に回
動可能とする程度の摩擦が常に作用しているため、設定
の前後においても、その摩擦のもとで、ディスクは所定
位置に確実に維持され、正確な回動角度が設定できる。
【0069】シャフトとともに回動するディスクに一方
のセンサ−を設けたため、センサ−の回動軌跡をさほど
考慮する必要はなく、設計の自由が制限されない。
【0070】曲げ角度調整機構がユニット化されたた
め、任意の位置で曲げ加工装置に組込められ、設計の自
由度が飛躍的に増加する。
【0071】勿論、アングルセッタ−を2組ないし3組
設けたため、異なる曲げ加工が連続的に行え、操作性に
すぐれる。
【0072】予め組込まれたシ−ケンスプログラムによ
って、2組ないし3組のアングルセッタ−が所定の順序
で機能して連続的な曲げ加工を可能とすれば、異なる曲
げ加工が迅速、容易に行える。
【0073】自動/手動切換え用レバ−を設ければ、シ
−ケンスプログラムのもとでの自動加工と、シ−ケンス
プログラムと無関係な同一の曲げ加工のための手動加工
とが適宜選択でき、操作性が改善される。
【0074】レバ−を倒立式のものとすれば、自動加
工、手動加工が迅速に選択できる。
【0075】回動角度の記載された目盛りシ−ルをディ
スク上面に貼付すれば、刻印が省略でき、ディスクが安
価に得られる。
【0076】皿ばねの変形による摩擦のもとで角度目盛
り付ディスクを、シャフトと一体的に回動可能、かつ、
独立して回動可能にシャフトに取付けたアングルセッタ
−においては、構成的に簡略化されて、小型軽量化でき
る。
【0077】一対のセンサ−として、リミットスイッ
チ、キッカ−の組合せを利用し、キッカ−をシャフト上
のディスクに、リミットスイッチを固定位置にそれぞれ
配置すれば、可動のディスクからリ−ド線が伸びていな
いため、リ−ド線のねじれや配線などを考慮する必要が
ない。
【0078】また、上記のような曲げ角度調整機構の組
込まれた曲げ加工装置によれば、操作性にすぐれ、設計
の自由を損なうことのない曲げ加工装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係る曲げ角度調整機
構の概略正面図である。
【図2】曲げ角度調整機構のアングルセッタ−の部分拡
大図である。
【図3】アングルセッタ−の分解斜視図である。
【図4】(A)、(B) は回動の前後におけるアングルセッタ
−のディスクの概略平面図である。
【図5】内部を示すようにその一部を破断して示す曲げ
角度調整機構の概略平面図である。
【図6】曲げ角度調整機構の概略右側面図である。
【図7】(A)、(B)、(C) は曲げ角度調整機構の組込まれた
曲げ加工装置の概略的な平面図、正面図、右側面図であ
る。
【図8】曲げ加工装置の主要部品を概略的に示す曲げ加
工装置内部の概略図である。
【符号の説明】
10 曲げ角度調整機構 12(12U、12M、12L) アングルセッタ− 14 ディスク(アングルセッタ−ディスク) 14a、14b 目盛りシ−ル、マ−ク 16 シャフト(アングルセッタ−シャフト) 18 皿ばね 20(20a、20b) 固定具(Eリング、止めリング) 22 (シャフト16、センタ−シャフト34を連結する)チ
ェ−ン 24 キッカ−(可動サイドのセンサ−) LSW リミットスイッチ(固定サイドのセンサ−) 30 曲げ加工装置 32 ハウジング 34 センタ−シャフト 35 センタ−ロ−ラ 36 曲げロ−ラ 50 フロントパネル 50L、50R、50U、50Lo、50F 左右上下および前のプレ−ト 50C カバ− 52 固定サイドのセンサ−のためのブラケット 54 配電盤(端子台) 56 倒立式レバ−

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ−タからの駆動力によってセンタ−シ
    ャフトが回動し、センタ−シャフトに設けられた回動ア
    −ム上の曲げロ−ラが、水平面においてセンタ−シャフ
    ト上端のセンタ−ロ−ラの回りを所定の角度まで回動し
    て長尺物に曲げ加工を施す曲げ加工装置のための曲げ角
    度調整機構において、 センタ−シャフトに連動して回動するシャフトに、角度
    目盛り付のディスクを皿ばねの変形による摩擦のもとで
    挟持することにより、シャフトと一体的に回動可能で、
    かつ独立して回動可能に取付け、 シャフトが所定の角度まで回動したことを検出してモ−
    タの駆動を断つ一対のセンサ−のうち、一方をシャフト
    上のディスクに、他方を固定位置にそれぞれ設け、 シャフトに設けられたディスク、皿ばねおよび対応する
    一対のセンサ−からアングルセッタ−を構成し、2ない
    し3のディスクが離間してシャフトに設けられることに
    より、2組ないし3組のアングルセッタ−を備え、 シャフト、固定サイドのセンサ−をフレ−ムにそれぞれ
    設けるとともに、センサ−のための配電盤をフレ−ムに
    取付け、外部からのリ−ド端子と連結可能に、配電盤に
    リ−ド端子を設けてユニット化したことを特徴とする曲
    げ加工装置用曲げ角度調整機構。
  2. 【請求項2】 予め組込まれたシ−ケンスプログラムに
    よって、2組ないし3組のアングルセッタ−が所定の順
    序で機能して連続的な曲げ加工を可能とした請求項1記
    載の曲げ加工装置用曲げ角度調整機構。
  3. 【請求項3】 シ−ケンスプログラムのもとで異なる曲
    げ加工を連続的に行う自動加工位置と、シ−ケンスプロ
    グラムと無関係にアングルセッタ−のいずれか一つを選
    択しその選択したアングルセッタ−によって同一の曲げ
    加工を連続的に行う手動加工位置とに切換え可能な自動
    /手動切換え用レバ−を設けた請求項2記載の曲げ加工
    装置用曲げ角度調整機構。
  4. 【請求項4】 レバ−は、直立した中立位置と上下左右
    に倒れる倒立式のレバ−であり、中立位置が自動加工位
    置に、倒れた位置が手動加工位置にそれぞれ対応してい
    る請求項3記載の曲げ加工装置用曲げ角度調整機構。
  5. 【請求項5】 目盛りシ−ルをディスクの上面に貼付
    し、皿ばねをディスクに隣接して配置し、Eリング、止
    めリングによって、皿ばね、ディスクを挟持して皿ばね
    を変形させ、Eリング、止めリングを介してシャフト、
    ディスク間に摩擦を作用させた請求項1ないし4のいず
    れか記載の曲げ加工装置用曲げ角度調整機構。
  6. 【請求項6】 回動可能なシャフトと、 シャフトに挿通された皿ばねと、 皿ばねの変形による摩擦のもとで、シャフトと一体的に
    回動可能で、かつ独立して回動可能にシャフトに取付け
    られた角度目盛り付ディスクと、 一方がシャフト上のディスクに、他方が固定位置にそれ
    ぞれ配置され、所定の角度までシャフトが回動したこと
    を検出してシャフトの回動を制御する一対のセンサ−
    と、 を備えて構成されたアングルセッタ−。
  7. 【請求項7】 一対のセンサ−はリミットスイッチ、キ
    ッカ−の組合せからなり、キッカ−がシャフト上のディ
    スクに、リミットスイッチが固定位置にそれぞれ配置さ
    れている請求項6記載のアングルセッタ−。
  8. 【請求項8】 目盛りシ−ルがディスクの上面に貼付さ
    れている請求項6または7記載のアングルセッタ−。
  9. 【請求項9】 モ−タからの駆動力によってセンタ−シ
    ャフトが回動し、センタ−シャフトに設けられた回動ア
    −ム上の曲げロ−ラがセンタ−シャフト上端のセンタ−
    ロ−ラの回りを所定の角度まで回動して長尺物に曲げ加
    工を施す曲げ加工装置において、 曲げ加工装置は曲げロ−ラの回動角度を設定する曲げ角
    度調整機構を備え、 曲げ角度調整機構が、 センタ−シャフトに連動して回動するシャフトと、 シャフトに挿通された皿ばねおよび角度目盛り付のディ
    スクと、 皿ばねを変形させて弾性を生じさせることにより、ディ
    スク、シャフト間に摩擦を作用させるように、皿ばね、
    ディスクを挟持してシャフトに保持させた固定具と、 一方をシャフト上のディスクに、他方を固定位置にそれ
    ぞれ配置し、所定角度へのディスクの回動を検出してモ
    −タの駆動を断つ一対のセンサ−とを有し、 シャフトに設けられたディスク、皿ばねおよび対応する
    一対のセンサ−からアングルセッタ−を構成し、2ない
    し3のディスクが離間してシャフトに設けられることに
    より、2組ないし3組のアングルセッタ−を備え、 シャフト、固定サイドのセンサ−をフレ−ムにそれぞれ
    設けるとともに、センサ−のための配電盤をフレ−ムに
    取付け、外部からのリ−ド端子と連結可能に、配電盤に
    リ−ド端子を設けることにより、曲げ角度調整機構がユ
    ニット化されていることを特徴とする曲げ加工装置。
  10. 【請求項10】 予め組込まれたシ−ケンスプログラム
    によって、2組ないし3組のアングルセッタ−が所定の
    順序で機能して連続的な曲げ加工を可能とした請求項9
    記載の曲げ加工装置。
  11. 【請求項11】 シ−ケンスプログラムのもとで異なる
    曲げ加工を連続的に行う自動加工位置と、シ−ケンスプ
    ログラムと無関係にアングルセッタ−のいずれか一つを
    選択しその選択したアングルセッタ−によって同一の曲
    げ加工を連続的に行う手動加工位置とに切換え可能な自
    動/手動切換え用レバ−を曲げ角度調整機構に設けた請
    求項9または10記載の曲げ加工装置。
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