JPH1058983A - 車両用折畳式ルーフの開閉装置 - Google Patents

車両用折畳式ルーフの開閉装置

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JPH1058983A
JPH1058983A JP24145296A JP24145296A JPH1058983A JP H1058983 A JPH1058983 A JP H1058983A JP 24145296 A JP24145296 A JP 24145296A JP 24145296 A JP24145296 A JP 24145296A JP H1058983 A JPH1058983 A JP H1058983A
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JP
Japan
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vehicle
main arm
roof
closing device
toothed
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JP24145296A
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Tetsuya Kato
哲也 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバーチブル形の自動車に装着する折畳式
ルーフの開閉装置において、設置スペースを小さく、製
造コストを安価に、また、装着を容易にする。 【解決手段】 リンク機構4に幌5を張った折畳式ルー
フ3を開閉するためのメインアーム11の軸23に、歯付プ
ーリ24を取付ける。モータユニット25の軸26に歯付プー
リ27を取付け、歯付プーリ24,27間に歯付ベルト28を巻
装する。制御スイッチ15を操作してモータユニット25を
作動させ、歯付プーリ24,27および歯付ベルト28を介し
てメインアーム11を回動させて折畳式ルーフ3を開閉す
る。油圧シリンダ等の油圧装置を用いていないので、作
動油の漏れによる不具合が生じることがない。作動油を
流通させる接続管を不要としたので、車両に容易に装着
することができる。また、設置スペースを小さくするこ
とができる。さらに、部品が安価であり、製造コストを
安くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、格納可能な幌張り
の折畳式ルーフを有するコンバーチブル形の自動車に装
着される車両用折畳式ルーフの開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】格納可能な幌張りの折畳式ルーフを備
え、オープントップ(屋根なし)およびクローズトップ
(屋根あり)の形態を自由に選択できるようにした、い
わゆるコンバーチブル形の自動車がある。一般的なコン
バーチブル形の自動車について、図4を参照して説明す
る。なお、図4(A)はクローズトップの状態、図4
(B)はルーフの折り畳み途中の状態、また、図4
(C)はオープントップの状態を示す。
【0003】図4に示すように、コンバーチブル形の自
動車1は、オープントップ形の車体2に、折畳式ルーフ
3が装着されている。折畳式ルーフ3は、ルーフの骨組
みを形成するリンク機構4(図4(B)参照)に、キャ
ンバス製の幌5を張った構造となっている。そして、キ
ャビン6の後方に配置された格納部7からリンク機構4
を立ち上げ(図4(B)参照)、折畳式ルーフ3の先端
部のヘッダ8をフロントウインドウ9の上部のストライ
カ10に結合させてロックすることによってクローズトッ
プ(図4(A)参照)とすることができる。また、ヘッ
ダ8とストライカ10との結合を解除した後、リンク機構
4を折り畳み(図4(B)参照)、折畳式ルーフ3を格
納部7に収容することによってオープントップ(図4
(C)参照)とすることができる。
【0004】ここで、折畳式ルーフ3のリンク機構4に
は、ルーフに沿って車幅方向に延ばされ、両端部が車体
2に回動可能に支持された略コの字形のメインアーム11
が組込まれており、このメインアーム11を図4(A),
(B),(C)に示すように回動させることにより、リ
ンク機構4を伸縮させて折畳式ルーフ3を開閉できるよ
うになっている。
【0005】一般に、折畳式ルーフ3は、手動によって
開閉されるようにしたものが多いが、リンク機構4のメ
インアーム11を油圧シリンダを用いて駆動することによ
り、自動的に開閉するようにしたものもある。このよう
に、折畳式ルーフ3を油圧シリンダを用いて開閉するよ
うにした従来の車両用折畳式ルーフの開閉装置につい
て、図5を参照して説明する。なお、図4に示すものと
同様の部分には同一の符号を付して説明する。
【0006】図5に示すように、従来の車両用折畳式ル
ーフの開閉装置12は、折畳式ルーフ3のリンク機構4に
組込まれたメインアーム11を駆動する一対の油圧シリン
ダ13と、この油圧シリンダ13に作動油を給排する油圧ポ
ンプユニット14と、油圧ポンプユニット14を操作する制
御スイッチ15と、油圧ポンプユニット14に電力を供給す
る電源(図示せず)とを備えている。
【0007】折畳式ルーフ3は、ルーフの骨組みを形成
するリンク機構4に、キャンバス製の幌5を張った構造
となっている。リンク機構4の基端部は、車体2に固定
されたブラケット16に支持されており、先端部にはヘッ
ダ8が取付けられている。そして、リンク機構4を構成
する左右のリンクロッドがヘッダ8、クロスメンバ17お
よびボウ18によって互いに連結されている。
【0008】また、リンク機構4には、ルーフに沿って
車幅方向に延ばされ、両端部がブラケット16に回動可能
に支持された略コの字形のメインアーム11が組込まれて
いる。そして、このメインアーム11を後方に回動させる
ことにより、リンク機構4が折り畳まれて、折畳式ルー
フ3が格納部7に収容され、また、前方に回動させるこ
とにより、リンク機構4が立ち上げられて、折畳式ルー
フ3が閉じられるようになっている。
【0009】メインアーム11の両端部から延ばされたア
ーム部19には、車体2に取付けられた一対の油圧シリン
ダ13の作動ロッド20がそれぞれ連結されており、作動ロ
ッド20の伸縮によってメインアーム11が前後に回動する
ようになっている。油圧シリンダ13には、接続管21を介
して、ポンプ、モータおよび切換弁等からなる油圧ポン
プユニット14が接続されており、油圧ポンプユニット14
には、導線21a を介して、電源(図示せず)およびキャ
ビン6に配置された制御スイッチ15が接続されている。
そして、制御スイッチ15を操作して油圧ポンプユニット
14を作動させることにより、油圧シリンダ13に作動油を
給排して作動ロッド20を伸縮させるようになっている。
【0010】この構成により、クローズトップの状態
(図4(A)参照)から折畳式ルーフ3を開く場合は、
ヘッダ8とストライカ10との結合を解除した後、キャビ
ン6から制御スイッチ15を操作して油圧ポンプユニット
14を作動させ、油圧シリンダ13の作動ロッド20を短縮さ
せることにより、メインアーム11を後方へ回動させてリ
ンク機構4を折り畳み(図4(B)参照)、折畳式ルー
フ3を格納部7に収容してオープントップ(図4(C)
参照)とすることができる。
【0011】また、オープントップの状態(図4(C)
参照)から折畳式ルーフ3を閉じる場合は、制御スイッ
チ15を操作して油圧ポンプユニット14作動させ、油圧シ
リンダ13の作動ロッド20を伸長させることにより、メイ
ンアーム11を前方へ回動させてリンク機構4を立ち上げ
(図4(B)参照)、ヘッダ8をストライカ10に結合さ
せ、ロックしてクローズトップ(図4(A)参照)とす
ることができる。このようにして、制御スイッチ15を操
作することにより、折畳式ルーフ3を自動的に開閉する
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧による車両用折畳式ルーフの開閉装置12では、
次のような問題がある。作動油の漏れによるキャビン6
および格納部7の汚染並びにオイル臭の発生等の不具合
が生じる虞がある。作動油を給排するための接続管21の
配管に手間がかかる。また、油圧シリンダ13および油圧
ポンプユニット14を設置するために大きなスペースが必
要であり、これらが高価であるために製造コストも高く
なる。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、設置スペースが小さく、安価で、しかも、装着
が容易な車両用折畳式ルーフの開閉装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、ルーフに沿って車幅方向に延
ばされ、両端部が車体に回動可能に支持された略コの字
形のメインアームの回動によって、幌張りの折畳式ルー
フを開閉するようにした車両用折畳式ルーフの開閉装置
であって、前記メインアームをベルト伝動手段を介して
モータによって駆動するようにしたことを特徴とする。
【0015】このように構成したことにより、モータを
作動させ、ベルト伝動手段を介してメインアームを回動
させて折畳式ルーフを開閉させる。
【0016】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
おいて、ベルト伝動手段は、歯付ベルトおよび歯付プー
リからなることを特徴とする。
【0017】このように構成したことにより、モータを
作動させ、歯付ベルトおよび歯付プーリを介してメイン
アームを回動させて折畳式ルーフを開閉させる。
【0018】請求項3の発明は、ルーフに沿って車幅方
向に延ばされ、両端部が車体に回動可能に支持された略
コの字形のメインアームの回動によって、幌張りの折畳
式ルーフを開閉するようにした車両用折畳式ルーフの開
閉装置であって、前記メインアームを歯車伝動手段を介
してモータによって駆動するようにしたことを特徴とす
る。
【0019】このように構成したことにより、モータを
作動させ、歯車伝動手段を介してメインアームを回動さ
せて折畳式ルーフを開閉させる。
【0020】請求項4の発明は、上記請求項3の構成に
おいて、歯車伝動手段は、扇形歯車および小歯車からな
ることを特徴とする。
【0021】このように構成したことにより、モータを
作動させ、扇形歯車および小歯車を介してメインアーム
を回動させて折畳式ルーフを開閉させる。
【0022】また、請求項5の発明は、上記請求項3の
構成において、歯車伝動手段は、ウォームホィールおよ
びウォームからなることを特徴とする。
【0023】このように構成したことにより、モータを
作動させ、ウォームホィールおよびウォームを介してメ
インアームを回動させて折畳式ルーフを開閉させる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態は、図5に
示す従来例に対して、装着される車両および折畳式ルー
フついては、概して同様の構造であるから、図4をも参
照し、図4および図5に示すものと同様の部分には同一
の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に説明す
る。
【0025】本発明の第1実施形態について図1を参照
して説明する。図1に示すように、第1実施形態の車両
用折畳式ルーフの開閉装置22では、メインアーム11の両
端部にそれぞれ結合され、ブラケット16に回動可能に支
持されて、メインアーム11と共に回動する軸23に、それ
ぞれ歯付プーリ24が取付けられている。車体2側には、
一対のモータユニット25(モータ)が取付けられてお
り、モータユニット25のそれぞれの駆動軸26には、歯付
プーリ24よりも小径の歯付プーリ27が取付けられてい
る。そして、歯付プーリ24,27間に、歯付ベルト28が巻
装されて、これらによってベルト伝動手段を構成してい
る。また、車体2側には、歯付ベルト27に適度な張力を
付与するためのテンションプーリ29が設けられている。
【0026】ここで、モータユニット25は、モータ(図
示せず)の軸と駆動軸26との間に減速歯車を介装するこ
とによって、モータの負荷を軽減することができる。し
かしながら、モータの軸を駆動軸26(歯付プーリ27)に
直結するようにしてもよい。また、従動側の歯付プーリ
24に対して駆動側の歯付プーリ27を小径として、駆動軸
26に減速比を付与するようにしているが、スペース上の
制約を考慮して、歯付プーリ27よりも歯付プーリ24を小
径としてもよい。
【0027】モータユニット25は、導線30によって、キ
ャビン6に配置された制御スイッチ15および車載バッテ
リ等の電源(図示せず)に接続されており、制御スイッ
チ15を操作することにより、その駆動軸26を正逆両方向
に選択的に回転させることができるようになっている。
そして、駆動軸26の回転方向に応じて、歯付プーリ24,
27および歯付ベルト28を介してメインアーム11を前方お
よび後方へ回動させることができ、その回動位置に連動
させたリミットスイッチ(図示せず)によって、メイン
アーム11がクローズトップの状態に対応する前方位置
(図4(A)参照)およびオープントップの状態に対応
する後方位置(図4(C)参照)まで回動したとき、モ
ータユニット25を停止させるようになっている。
【0028】以上のように構成した第1実施形態の作用
について次に説明する。
【0029】クローズトップの状態(図4(A)参照)
から折畳式ルーフ3を開く場合は、ヘッダ8とストライ
カ10との結合を解除した後、キャビン6から制御スイッ
チ15を操作し、モータユニット25を作動させてメインア
ーム11を後方へ回動させる。メインアーム11の後方への
回動により、リンク機構4が折り畳まれて折畳式ルーフ
3が開かれ(図4(B)参照)、さらに、折畳式ルーフ
3が格納部7に収容され、リミットスイッチ(図示せ
ず)によってモータユニット25が停止する(図4(C)
参照)。このようにして、オープントップとすることが
できる。
【0030】また、オープントップの状態(図4(C)
参照)から折畳式ルーフ3を閉じる場合は、制御スイッ
チ15を操作し、モータユニット25を作動させて、メイン
アーム11を前方へ回動させる。メインアーム11の前方へ
の回動により、リンク機構4が立ち上げられて、折畳式
ルーフ3が閉じられ(図4(B)参照)、リミットスイ
ッチ(図示せず)によってモータユニット25が停止す
る。その後、ヘッダ8をストライカ10に引き寄せ、結合
させることによってクローズトップ(図4(A)参照)
とすることができる。このようにして、制御スイッチ15
を操作することにより、折畳式ルーフ3を自動的に開閉
することができる。
【0031】第1実施形態の車両用折畳式ルーフの開閉
装置22では、油圧シリンダおよび油圧ポンプユニット等
の油圧装置を用いていないので、作動油の漏れによるキ
ャビン6および格納部7の汚染並びにオイル臭の発生等
の不具合が生じることがない。導線30の配線のみを必要
とし、作動油を流通させる接続管不要としたので、車両
に容易に装着することができる。また、油圧装置を用い
たものに対して、設置スペースを小さくすることができ
る。さらに、油圧装置を用いたものに対して、部品が安
価であり、製造コストを安くすることができる。
【0032】なお、上記第1実施形態では、歯付プーリ
24,27および歯付ベルト28を介してモータユニット25の
駆動力をメインアーム11に伝達するようにしているが、
例えば、平ベルト、Vベルト、コグベルトまたは丸ベル
トを用いた他のベルト伝動手段によって駆動力を伝達す
るようにすることもできる。また、プーリおよびベルト
の代わりにスプロケットおよびチェーンを用いて駆動力
を伝達するようにすることもできる。
【0033】次に、本発明の第2実施形態について、図
2を参照して説明する。なお、第2実施形態は、上記第
1実施形態に対して、モータユニットとメインアームと
の間の駆動力の伝動手段が異なる以外は、概して同様の
構造であるから、上記第1実施形態のものと同様の部分
には同一の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に
説明する。
【0034】図2に示すように、第2実施形態の車両用
折畳式ルーフの開閉装置31では、メインアーム11の両端
部の軸23には、それぞれ扇形歯車32が取付けられ、一対
のモータユニット25の駆動軸26には、それぞれ小歯車33
が取付けられている。そして、扇形歯車32と小歯車33と
を噛み合わせるようにモータユニット25が配置されてお
り、扇形歯車32および小歯車33によって歯車伝動手段を
構成している。
【0035】この構成により、モータユニット25の駆動
軸26の回転方向に応じて、小歯車33および扇形歯車32を
介して、メインアーム11を前方および後方へ回動させる
ことができ、上記第1実施形態と同様に、制御スイッチ
15を操作することにより、折畳式ルーフ3を自動的に開
閉することができる。そして、上記第1実施形態と同様
の効果を奏することができる。
【0036】次に、本発明の第3実施形態について、図
3を参照して説明する。なお、第3実施形態は、上記第
1実施形態に対して、モータユニットとメインアームと
の間の駆動力の伝動手段が異なる以外は、概して同様の
構造であるから、上記第1実施形態のものと同様の部分
には同一の符号を付して異なる部分についてのみ詳細に
説明する。
【0037】図3に示すように、第2実施形態の車両用
折畳式ルーフの開閉装置34では、メインアーム11の両端
部の軸23には、それぞれウォームホィール35が取付けら
れ、一対のモータユニット25の駆動軸26には、それぞれ
ウォーム36が取付けられている。そして、ウォームホィ
ール35とウォーム36とを噛み合わせるようにモータユニ
ット25が配置されており、ウォームホィール35およびウ
ォーム36によって歯車伝動手段を構成している。
【0038】この構成により、モータユニット25の駆動
軸26の回転方向に応じて、ウォーム36およびウォームホ
ィール35を介して、メインアーム11を前方および後方へ
回動させることができ、上記第1実施形態と同様に、制
御スイッチ15を操作することにより、折畳式ルーフ3を
自動的に開閉することができる。そして、上記第1実施
形態と同様の効果を奏することができる。
【0039】なお、上記第2、第3実施形態では、それ
ぞれ、扇形歯車32および小歯車33、ウォーム36およびウ
ォームホィール35の2つの歯車からなる歯車伝動手段を
介してモータユニット25の駆動力をメインアーム11に伝
達しているが、他の種類の歯車の組合せ、または、3つ
以上の歯車の組合せからなる歯車伝動手段によって駆動
力を伝達することもできる。
【0040】また、上記第1、第2および第3実施形態
では、伝動手段およびモータユニットをメインアームの
両側に配置するようにしているが、充分な駆動力が得ら
れる場合は、こららをメインアームの片側のみに配置す
るようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用折
畳式ルーフの開閉装置は、折畳式ルーフを開閉するメイ
ンアームをベルトまたは歯車伝動手段を介してモータに
よって駆動するようにしたので、モータを作動させ、ベ
ルトまたは歯車伝動手段を介してメインアームを回動さ
せて折畳式ルーフを開閉させることができる。その結
果、油圧シリンダおよび油圧ポンプユニット等の油圧装
置を用いていないので、作動油の漏れによる不具合が生
じることがない。作動油を流通させる接続管を不要とし
たので、車両に容易に装着することができる。また、油
圧装置を用いたものに対して、設置スペースを小さくす
ることができる。さらに、油圧装置を用いたものに対し
て、部品が安価であり、製造コストを安くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用折畳式ルー
フの開閉装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る車両用折畳式ルー
フの開閉装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る車両用折畳式ルー
フの開閉装置の概略構成を示す斜視図である。
【図4】車両用折畳式ルーフを装着したコンバーチブル
形の自動車の側面図である。
【図5】従来の車両用折畳式ルーフの開閉装置の概略構
成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 車体 3 折畳式ルーフ 5 幌 11 メインアーム 22,31,34 車両用折畳式ルーフの開閉装置 23,27 歯付プーリ(ベルト伝動手段) 25 モータユニット(モータ) 28 歯付ベルト(ベルト伝動手段) 32 扇形歯車(歯車伝動手段) 33 小歯車(歯車伝動手段) 35 ウォームホィール(歯車伝動手段) 36 ウォーム(歯車伝動手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフに沿って車幅方向に延ばされ、両
    端部が車体に回動可能に支持された略コの字形のメイン
    アームの回動によって、幌張りの折畳式ルーフを開閉す
    るようにした車両用折畳式ルーフの開閉装置であって、
    前記メインアームをベルト伝動手段を介してモータによ
    って駆動するようにしたことを特徴とする車両用折畳式
    ルーフの開閉装置。
  2. 【請求項2】 ベルト伝動手段は、歯付ベルトおよび歯
    付プーリからなることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用折畳式ルーフの開閉装置。
  3. 【請求項3】 ルーフに沿って車幅方向に延ばされ、両
    端部が車体に回動可能に支持された略コの字形のメイン
    アームの回動によって、幌張りの折畳式ルーフを開閉す
    るようにした車両用折畳式ルーフの開閉装置であって、
    前記メインアームを歯車伝動手段を介してモータによっ
    て駆動するようにしたことを特徴とする車両用折畳式ル
    ーフの開閉装置。
  4. 【請求項4】 歯車伝動手段は、扇形歯車および小歯車
    からなることを特徴とする請求項3に記載の車両用折畳
    式ルーフの開閉装置。
  5. 【請求項5】 歯車伝動手段は、ウォームホィールおよ
    びウォームからなることを特徴とする請求項3に記載の
    車両用折畳式ルーフの開閉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151382A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Ford Global Technologies Llc 自動車のためのルーフ収容機構及び同機構を備えた自動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151382A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Ford Global Technologies Llc 自動車のためのルーフ収容機構及び同機構を備えた自動車

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