JPH1058893A - 清掃器具 - Google Patents

清掃器具

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JPH1058893A
JPH1058893A JP24844696A JP24844696A JPH1058893A JP H1058893 A JPH1058893 A JP H1058893A JP 24844696 A JP24844696 A JP 24844696A JP 24844696 A JP24844696 A JP 24844696A JP H1058893 A JPH1058893 A JP H1058893A
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JP
Japan
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powder
cylinders
rotating body
rotating
characters
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JP24844696A
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English (en)
Inventor
Masao Tanaka
正男 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】黒板等に記載の文字等を消去しながら、発生す
る粉体等を収納容器に集め、粉体等が周囲に飛散するの
を防止する。 【構成】一方向にのみ回転する円筒を黒板等に接触さな
がら円筒の垂直方向に移動する。円筒面はフェルト等で
構成され、回転しない円筒は黒板等を擦り文字等を消去
し、同円筒上に粉体等を転移させる。回転時には、転移
された粉体等は除去部品により掻き落とされ、粉体等は
容器に収納される。回転可能な方向が異なる2本の円筒
を並列に配置し、上記の移動を反復すると、それぞれの
円筒は前記の作用を交互に行う。本構成は一般の塵埃の
清掃にも利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、黒板や白板ボード等に
白墨やマーカ等で記載された文字や図等を拭き取って消
去する、イレーザを主目的とした。物体の表面を擦っ
て、その表面から粉体等の物質を除去させる目的(例え
ば塵埃の清掃等)に様々利用できるが、以下には主とし
てイレーザを例として説明する。
【0002】
【従来の技術】最も一般的なイレーザは、一定の面を使
って何度も消去を繰り返し、その面に白墨等の粉体等が
相当量に付着すると、その面を殴打するとか、洗い流す
等の方法で付着物を除去し、再度イレーザとして使用し
ている。他の例として、イレーザの面に多数枚の布状の
ものが重ねてあり、粉体等が相当量に付着すると、表面
のの布状のものを剥がして新しい布状の面を使うことが
できるようにしたイレーザもある。しかし、何れにして
もイレーザの表面に粉体等が相当量に付着する事には変
わりない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のイレーザでは、
その表面に粉体等が相当量に付着してから、この粉体等
を除去して再度使用するため、使用の途中で粉体等が周
囲に飛散して、周囲を汚染し、又人体の健康にも好まし
くない。本発明では、黒板や白板ボード等に記載の文字
等を消去しながらイレーザの表面に付着した粉体等を除
去して、所定の容器にこの粉体等を収納してしまうこと
で、粉体等の飛散を防止しようとするものである。ま
た、従来のイレーザでは付着した粉体等の除去にも不便
さもあり、本発明ではこの改善をも目的とした。このよ
うな不都合はイレーザに限らず、例えば加工等で発生し
た粉体等の除去作業や一般的な塵埃等の付着物の清掃作
業等で、常に問題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のイレーザは、文
字等を消去しながら、一方ではイレーザ表面に付着した
粉体等を除去し、該粉体等を主として容器等に収納する
ことで課題を簡便に解決する装置を提供するものであ
る。この基本となる技術は、円筒(又は円柱)や回転ベ
ルト等の回転体を黒板や白板ボード等の面上に接触しな
がら移動させ、回転体が黒板等面を擦って記載された文
字等を消去する。この消去は、文字等を表現していた粉
体等が黒板等面から回転体の面へ転移(付着)すること
に相当する。この転移の効率は、回転体の表面の周速度
と移動速度の差が大きい程、向上する。本発明の文字等
の消去では、回転体を一方向に移動した時は回転体をロ
ックして回転を止め、黒板等面を回転体が擦るように
し、粉体等を回転体の面へ転移させる。一方、回転体を
黒板等面に接触させ反対方向に移動した時は、回転体は
ロック状態から解放され、回転体は回転する。この回転
時には回転体と接触した粉体等の除去部品が回転体から
粉体等を掻き落とし、粉体等は所定の場所に収納され
る。
【0005】
【作用】本発明の装置の主たる要素は、黒板等の面に接
して移動することで回転する円筒等の回転体の要素、こ
の回転体が一方向には回り反対方向には回らないように
作用する回転制御部品の要素、この回転体の表面に転移
された粉体等を掻き落とすための除去部品の要素、掻き
落とされた粉体等を収納する容器の要素、これらの要素
を一体的に組立てるための外形体の要素で構成される。
【0006】回転体の表面は、黒板等の面を擦ると(特
に回転体が回転せずに)黒板等の面に付着していた粉体
等を回転体へ転移させ易い材料(例えばフェルト、モヘ
ア等の布やスポンジ状のもの等)で構成される。回転体
の軸にはギヤーや突起部が固定されており、ストッパー
等との組み合わせで回転可能な方向を制御ずる。回転体
へ転移した粉体等の除去は、力学的や静電気的等の方法
があり、特に限定されないが、簡便さの点で力学的な方
法が都合がよい。回転体に接する除去部品は回転体が回
転すると、回転体の表面の粉体等を掻き落とす。この除
去部品は固定式でも回転式でも構わない。掻き落とされ
た粉体等はガイドを通るか直接に収納容器に溜まり、必
要に応じて蓋が取りつけられる。又、簡易には、本装置
の下部に粉体等を収納しても構わない。
【0007】
【実施例1】図1A、B、Cには2つの回転体1、2を
配置した実施例1の装置全体の正面図、b−b線断面の
側面図、a−a線断面の上面図を示す。実施例1の装置
は、歯車4、5とストッパー6を除いて、上下左右が対
象になっており、装置を上下逆さにも使用でき便利であ
るが、この例に限定されるものではない。図2には、回
転体1、2の回転方向を制御するための軸3に固定され
た歯車4、5とストッパー6の拡大図を示す。ストッパ
ー6は固定軸17とそれに固定された金属板18と軟質
プラスチック19で構成されている。軟質プラスチック
19は金属板18の方向には殆ど曲がらないが、金属板
18と反対方向には曲がる。従って、歯車4はR1の方
向へは回転するが、L1の方向へは回転しない。歯車5
はL2方向へ回転するが、R2方向には回転しない。A
の装置で回転体1、2を黒板等の面に押しあて図2のL
3の方向へ移動すると、軸3に固定された歯車4はL1
の方向へ回転しようとするがストッパー6でで回転を抑
制されるため、回転体1は回転せずに黒板等の面を擦り
黒板等の面上の粉体等を回転体1の面へ転移させる(即
ち、黒板等に記載された文字等を消去する)。軸3に固
定された歯車5はL2方向に回転可能で、回転体2もL
2方向に回転し、回転体2に接する弾性板の除去部品8
が回転体2に転移されていた粉体等を掻き落とし、その
粉体等は開口部12から収納容器9へ入る。開口部12
には重り16を付加した蓋14が設けられ、Aの図の状
態では蓋14は開き、蓋15は閉じているので、収納容
器10に収納された粉体等は落下しない。支柱13は蓋
14、15の開口状態を調整する補助的なものである。
【0008】前記と反対にR3の方向へ移動すると、歯
車4、5とストッパー6の作用で、回転体1が回転し、
回転体2は回転しない。回転体1と回転体2の作用はL
3へ移動した時の各作用と交代したものとなる。即ち、
L3方向とR3方向に交互に移動させると、回転体1と
2は交互に黒板等の文字等の消去と粉体等の除去を繰り
返す。また、装置をAの状態から上下逆さに使用すると
蓋14が閉じ、蓋15が開き前記と同じ動作が可能にな
る。本実施例の回転体1、2の表面は倒伏加工した布2
0(日本シール製A12)を使用した。図3A、Bは動
作の拡大モデル図で、Aでは黒板等21から粉体等22
が回転体1の布20へ転移する図を、Bでは回転体1の
布20から粉体等22が除去部品8によって掻き落とさ
れる図を示した。図から明らかなように布20は摩擦す
る方向に依存して、表面の繊維の反り具合がことなり、
本発明の作用には都合が良いが、実施例の布にかぎられ
るものではない。除去部品8の回転体1に接する端部は
平面で直線端になっているが、直線端が鋸歯であった
り、面が凹凸状であってもよい。
【0009】
【実施例2】実施例2は、特に回転方向の制御と粉体等
の除去の方法について、実施例1とは別の方法を利用し
ている。図4のAは装置の全体正面図、Bは上面図、C
は側面図、Dはa−a線の断面図、Eはb−b線の断面
図、Fはc−c線の断面図を示す。図5は回転体1、2
の軸3に固定された歯車23、24とストッパー25、
26と軸3が左右に移動できる軸穴28を拡大したモデ
ルを示す。Aの装置で回転体1、2を黒板等の面に押し
あて図5のR3の方向へ移動すると、回転体1、2は摩
擦抵抗で左側に寄り、回転体1、2の軸3は軸穴28の
左端に寄る。歯車23はストッパー25と噛み合い回転
できないので、歯車23と軸3で連結した回転体1は回
転せずに、黒板等の面を擦りその面の粉体等を回転体1
へ転移させる。歯車24はストッパー26と離れフリー
になるので、歯車24と軸3で連結した回転体2は回転
する。同時に、回転体2は回転型の除去部品27に接触
し、除去部品27を回転さぜながら、回転体2に転移さ
れていた粉体等が掻き落とされる。掻き落とされた粉体
等は開口部12から収納容器9に落ちる(収納容器9の
代わりに装置の下部全体を粉体等の溜め部にしてもよ
い)。除去部品27から開口部12へ粉体等を誘導する
ガイドを設けてもよく、特にAの装置を下側に向け(即
ち、水平面上の粉体等の清掃に使用する場合)て使用す
る目的には、図6に示すガイド29を設ける。
【0010】図5のL3の方向へ移動すると、回転体
1、2、軸3、歯車23、24は右側に寄り、回転体1
は回転し、回転体2は回転せず、前記のそれぞれの役割
が交代する。従って、装置を左右(即ちR3とL3)に
移動すると、黒板等の文字等の消去と粉体等除去を回転
体1、2で交互に繰り返す。回転体が一つの場合は、例
えば右移動で消去、左移動で粉体等の除去をし、左右の
移動を繰り返すことで消去、除去を繰り返すことにな
る。本実施例では回転体1、2の表面にはフエルトを使
用した。その他にモヘア等の布やスポンジ状の材料が都
合がよい。回転型の除去部品27の表面にはブラッシ形
状のものを用いたが、表面に複数の突起部を設けたもの
やスプンジ状のものなどでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は主にイレーザに関するものであ
って、黒板等に記載された文字等を消去しながら、発生
する粉体等を除去し収納するので、粉体等を周囲に飛散
させず、またイレーザの浄化を頻繁に行わないで済む。
更には、物体面に付着した粉体等の清掃で、粉体等をか
き集め収納することを簡便にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の図で、Aは正面図、Bはb−b線断
面の側面図、Cはa−a線断面の上面図。
【図2】回転を制御するための歯車とストッパーの拡大
図。
【図3】Aは回転体表面へ粉体等が転移し、Bは掻き落
とされるモデル図。
【図4】実施例2の図で、Aは正面図、Bは上面図、C
は側面図、Dはa−a線断面図、Eはb−b線断面図、
Fはc−c線断面図。
【図5】回転を制御する歯車、ストッパー、軸穴の拡大
モデル図。
【図6】ガイドの配置を示す図。
【符号の説明】
1、2は回転体。3は軸。4、5、23、24は歯車。
6、25、26はストッパー。7、8、27は除去部
品。9、10は収納容器。11は外形体。12は開口
部。13は支柱。14、15は蓋。16は重り。17は
固定軸。18は金属板。19は軟質プラスチック。20
は布。21は黒板等。22は粉体等。28は軸穴。29
はガイド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の表面に回転体を接触させ一方向に移
    動した時は該回転体は回転し、反対方向に移動した時は
    該回転体は回転せずに該物体の表面を擦って該物体から
    粉体等の物質を該回転体へ転移させ、該回転体が回転し
    ている時に該物質を該回転体から除去し、該物質を収納
    する装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、回転が可能な方向の異
    なる該回転体のそれぞれ一つ以上を並列に配置した装
    置。
JP24844696A 1996-08-16 1996-08-16 清掃器具 Pending JPH1058893A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24844696A JPH1058893A (ja) 1996-08-16 1996-08-16 清掃器具

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JP24844696A JPH1058893A (ja) 1996-08-16 1996-08-16 清掃器具

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Publication Number Publication Date
JPH1058893A true JPH1058893A (ja) 1998-03-03

Family

ID=17178260

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JP24844696A Pending JPH1058893A (ja) 1996-08-16 1996-08-16 清掃器具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7721372B2 (en) * 2005-05-31 2010-05-25 S.C. Johnson & Son, Inc. Fabric sweeper
US8015650B2 (en) 2005-05-31 2011-09-13 S.C. Johnson & Son, Inc. Fabric sweeper
JP2013255660A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Kao Corp 清掃具

Cited By (4)

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