JPH1058736A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1058736A JPH1058736A JP22354996A JP22354996A JPH1058736A JP H1058736 A JPH1058736 A JP H1058736A JP 22354996 A JP22354996 A JP 22354996A JP 22354996 A JP22354996 A JP 22354996A JP H1058736 A JPH1058736 A JP H1058736A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メンテナンス性に優れ、トナーの混色を防止
できるような画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 画像形成装置には、4個の画像記録ユニ
ット40A〜40Dが設けられている。各画像記録ユニ
ットのそれぞれのケース51には、切り欠き部101が
あり、対向するカートリッジ58には突起部102が、
配置されている。突起部101と、切り欠き部102
は、各色毎の画像記録ユニットによって場所が異なるた
め、誤って異なる色のカートリッジ58を取り付けるこ
とを防止することができる。
できるような画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 画像形成装置には、4個の画像記録ユニ
ット40A〜40Dが設けられている。各画像記録ユニ
ットのそれぞれのケース51には、切り欠き部101が
あり、対向するカートリッジ58には突起部102が、
配置されている。突起部101と、切り欠き部102
は、各色毎の画像記録ユニットによって場所が異なるた
め、誤って異なる色のカートリッジ58を取り付けるこ
とを防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極アレーに形成
した複数の通過部を通過する荷電体を記録媒体に付着さ
せて記録する画像形成装置に関し、特に、電極アレーを
有する画像記録ユニットを複数備えた画像形成装置に関
する。
した複数の通過部を通過する荷電体を記録媒体に付着さ
せて記録する画像形成装置に関し、特に、電極アレーを
有する画像記録ユニットを複数備えた画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、可撓性の絶縁性シートに多数の微
小な開口部(アパチャ)を形成するとともに、各開口部
の外周に制御電極を形成してなるアパチャ電極体と、ア
パチャ電極体の多数の開口部に対応する多数の制御電極
に画像記録媒体と反対側からマイナスに帯電させたトナ
ーを供給するトナー供給機構と、アパチャ電極体の各制
御電極に供給する電圧を個別に制御する為の電極駆動回
路とを備えた画像記録ユニットを設け、アパチャ電極体
に対してトナー供給機構と反対側から複数の制御電極に
近接状に対向する背面電極を設け、制御ユニットにより
電極駆動回路を介して、画像信号に基づいて、各制御電
極への印加電圧を制御し、制御電極と背面電極間の電界
を介して、トナー搬送ローラーの表面のトナーを開口部
を通過させて画像記録媒体(用紙)に記録するように構
成した静電記録方式の画像形成装置が、種々提案されて
いる(例えば、特開平2−297570号公報参照)。
小な開口部(アパチャ)を形成するとともに、各開口部
の外周に制御電極を形成してなるアパチャ電極体と、ア
パチャ電極体の多数の開口部に対応する多数の制御電極
に画像記録媒体と反対側からマイナスに帯電させたトナ
ーを供給するトナー供給機構と、アパチャ電極体の各制
御電極に供給する電圧を個別に制御する為の電極駆動回
路とを備えた画像記録ユニットを設け、アパチャ電極体
に対してトナー供給機構と反対側から複数の制御電極に
近接状に対向する背面電極を設け、制御ユニットにより
電極駆動回路を介して、画像信号に基づいて、各制御電
極への印加電圧を制御し、制御電極と背面電極間の電界
を介して、トナー搬送ローラーの表面のトナーを開口部
を通過させて画像記録媒体(用紙)に記録するように構
成した静電記録方式の画像形成装置が、種々提案されて
いる(例えば、特開平2−297570号公報参照)。
【0003】前記アパチャ電極体において、多数の制御
電極とそれらの導線とは、絶縁性シートの表面にエッチ
ングで被膜状に形成される関係上、前記電極駆動回路と
しての駆動用集積回路は、絶縁性シートの表面に実装さ
れる。
電極とそれらの導線とは、絶縁性シートの表面にエッチ
ングで被膜状に形成される関係上、前記電極駆動回路と
しての駆動用集積回路は、絶縁性シートの表面に実装さ
れる。
【0004】一方、特開平5−124248号公報に
は、イエロー、マゼンダ、シアンの3色のトナーに対応
する3組の画像記録ユニットを、画像記録媒体の搬送方
向に所定間隔おきに直列状に配設して、カラー画像を形
成できるように構成した画像形成装置が記載されてい
る。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4色
のトナーに対応する4組の画像記録ユニットを、画像記
録媒体の搬送方向に所定間隔おきに直列状に配設する場
合もある。
は、イエロー、マゼンダ、シアンの3色のトナーに対応
する3組の画像記録ユニットを、画像記録媒体の搬送方
向に所定間隔おきに直列状に配設して、カラー画像を形
成できるように構成した画像形成装置が記載されてい
る。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4色
のトナーに対応する4組の画像記録ユニットを、画像記
録媒体の搬送方向に所定間隔おきに直列状に配設する場
合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記画
像形成装置に内蔵される各画像記録ユニットに関して、
複数の色のトナーを使用するための弊害が発生してい
た。すなわち、使用者がトナーを補給したりする際に、
誤ってトナーカセットを異なる色の画像記録ユニットに
装着してトナーの混色が発生したり、また、画像記録ユ
ニットそのものを装置本体の予め定められた所定の位置
に搭載せず、間違った色合いの画像出力を起こさせてし
まうという問題点がある。
像形成装置に内蔵される各画像記録ユニットに関して、
複数の色のトナーを使用するための弊害が発生してい
た。すなわち、使用者がトナーを補給したりする際に、
誤ってトナーカセットを異なる色の画像記録ユニットに
装着してトナーの混色が発生したり、また、画像記録ユ
ニットそのものを装置本体の予め定められた所定の位置
に搭載せず、間違った色合いの画像出力を起こさせてし
まうという問題点がある。
【0006】本画像形成装置は、階調性に非常に優れて
いるため、フルカラー画像形成装置として非常に適して
いる。さらには、金色、銀色や蛍光色などの特色系トナ
ーも使用できるため、装置内の色数が必然的に多くなっ
ている。したがって、色の異なる画像記録ユニットを間
違えなく配置して、メンテナンスする事が非常に重要な
機能としてクローズアップされてきた。
いるため、フルカラー画像形成装置として非常に適して
いる。さらには、金色、銀色や蛍光色などの特色系トナ
ーも使用できるため、装置内の色数が必然的に多くなっ
ている。したがって、色の異なる画像記録ユニットを間
違えなく配置して、メンテナンスする事が非常に重要な
機能としてクローズアップされてきた。
【0007】本発明の目的は、画像形成装置内の画像記
録ユニットに関わる部材を、各色ごとに間違えることな
くセットできる画像形成装置を提供することである。
録ユニットに関わる部材を、各色ごとに間違えることな
くセットできる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、荷電体
が通過するための複数の通過部を列状に形成すると共に
複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成してなる
電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備えた画像
形成装置において、画像記録ユニットが電極アレーが配
置されたケースと、そのケースに着脱可能に形成されて
荷電体を供給するためのカートリッジとから構成され、
各画像記録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニ
ットのケースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成され
ている。
ため、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、荷電体
が通過するための複数の通過部を列状に形成すると共に
複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成してなる
電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備えた画像
形成装置において、画像記録ユニットが電極アレーが配
置されたケースと、そのケースに着脱可能に形成されて
荷電体を供給するためのカートリッジとから構成され、
各画像記録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニ
ットのケースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成され
ている。
【0009】また、請求項2記載の画像形成装置は、ケ
ース及びカートリッジにはその画像記録ユニット毎にお
のおの異なる凹凸部分がそれぞれ形成されている。
ース及びカートリッジにはその画像記録ユニット毎にお
のおの異なる凹凸部分がそれぞれ形成されている。
【0010】そして、請求項3記載の画像形成装置は、
荷電体が通過するための複数の通過部を列状に形成する
と共に複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成し
てなる電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備え
た画像形成装置において、画像記録ユニットが電極アレ
ーが配置されたケースと、そのケースに着脱可能に形成
されて荷電体を供給するためのカートリッジとから構成
され、ケース及びカートリッジには、その画像記録ユニ
ット毎の識別を可能にする表示が施されている。
荷電体が通過するための複数の通過部を列状に形成する
と共に複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成し
てなる電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備え
た画像形成装置において、画像記録ユニットが電極アレ
ーが配置されたケースと、そのケースに着脱可能に形成
されて荷電体を供給するためのカートリッジとから構成
され、ケース及びカートリッジには、その画像記録ユニ
ット毎の識別を可能にする表示が施されている。
【0011】更に、請求項4記載の画像形成装置は、荷
電体が通過するための複数の通過部を列状に形成すると
共に複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成して
なる電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備えた
画像形成装置において、複数の画像記録ユニットが装置
本体の予め定められた所定位置にのみそれぞれ装着可能
なように構成されている。
電体が通過するための複数の通過部を列状に形成すると
共に複数の通過部の各々に対応して制御電極を形成して
なる電極アレーを有する画像記録ユニットを複数備えた
画像形成装置において、複数の画像記録ユニットが装置
本体の予め定められた所定位置にのみそれぞれ装着可能
なように構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。
て図面を参照しつつ説明する。
【0013】図1に示すように、カラー画像形成用の画
像形成装置1は、装置本体としての本体フレーム2内
に、用紙カセット収容部3と、用紙搬送機構10と、定
着機構30と、4組の画像記録ユニット40A〜40D
と、4組の背面電極8A〜8Dと、転写ユニット80
と、制御ユニット70等を組み込み、用紙P(画像記録
媒体)に一度にカラー画像を形成できるように構成した
ものである。
像形成装置1は、装置本体としての本体フレーム2内
に、用紙カセット収容部3と、用紙搬送機構10と、定
着機構30と、4組の画像記録ユニット40A〜40D
と、4組の背面電極8A〜8Dと、転写ユニット80
と、制御ユニット70等を組み込み、用紙P(画像記録
媒体)に一度にカラー画像を形成できるように構成した
ものである。
【0014】本体フレーム2の下部内の用紙カセット収
容部3には、多数の用紙Pを収容した用紙カセット4が
装着され、本体フレーム2の上部には、用紙搬送機構1
0から排出される画像形成後の用紙Pを受ける排紙トレ
イ5も設けられている。
容部3には、多数の用紙Pを収容した用紙カセット4が
装着され、本体フレーム2の上部には、用紙搬送機構1
0から排出される画像形成後の用紙Pを受ける排紙トレ
イ5も設けられている。
【0015】前記用紙搬送機構10は、給紙ローラー1
1と、搬送ローラー12〜15と、用紙ガイド21、2
2と、ローラー駆動機構(図示略)とを有し、用紙カセ
ット4の用紙Pを1枚ずつ、本体フレーム2の前端部か
ら後端部にわたる用紙搬送経路に沿って垂直に搬送する
ように構成してある。定着機構30は、ハロゲンランプ
を内蔵した加熱ローラー31と、押圧ローラー83とで
構成されている。
1と、搬送ローラー12〜15と、用紙ガイド21、2
2と、ローラー駆動機構(図示略)とを有し、用紙カセ
ット4の用紙Pを1枚ずつ、本体フレーム2の前端部か
ら後端部にわたる用紙搬送経路に沿って垂直に搬送する
ように構成してある。定着機構30は、ハロゲンランプ
を内蔵した加熱ローラー31と、押圧ローラー83とで
構成されている。
【0016】4組の画像記録ユニット40A〜40D
は、イエローのトナー6aで黄色の画素を記録する画像
記録ユニット40Aと、マゼンタのトナー6bで赤色の
画素を記録する画像記録ユニット40Bと、シアンのト
ナー6cで青色の画素を記録する画像記録ユニット40
Cと、ブラックのトナー6dで黒色の画素を記録する画
像記録ユニット40Dとである。これら4組の画像記録
ユニット40A〜40Dは、中間転写体81を中心にし
て、対称に配置されている。
は、イエローのトナー6aで黄色の画素を記録する画像
記録ユニット40Aと、マゼンタのトナー6bで赤色の
画素を記録する画像記録ユニット40Bと、シアンのト
ナー6cで青色の画素を記録する画像記録ユニット40
Cと、ブラックのトナー6dで黒色の画素を記録する画
像記録ユニット40Dとである。これら4組の画像記録
ユニット40A〜40Dは、中間転写体81を中心にし
て、対称に配置されている。
【0017】4組の画像記録ユニット40A〜40Dに
夫々対応する4組の背面電極8A〜8Dが、4組の画像
記録ユニット40A〜40Dに対峙して中間転写体81
を隔てて、近接状に配設されている。
夫々対応する4組の背面電極8A〜8Dが、4組の画像
記録ユニット40A〜40Dに対峙して中間転写体81
を隔てて、近接状に配設されている。
【0018】さらに、背面電極8A〜8Dに沿って、中
間転写体81が巻装されていて、その両端には駆動ロー
ラ82と、押圧ローラ83が配置されている。駆動ロー
ラ83には、図示しないモータにより駆動され、前記中
間転写体81を図中矢印方向に搬送させる。押圧ローラ
83は、前記加熱ローラ32と協動して定着機構として
作用すると共に、中間転写体81を与圧駆動することが
できる。
間転写体81が巻装されていて、その両端には駆動ロー
ラ82と、押圧ローラ83が配置されている。駆動ロー
ラ83には、図示しないモータにより駆動され、前記中
間転写体81を図中矢印方向に搬送させる。押圧ローラ
83は、前記加熱ローラ32と協動して定着機構として
作用すると共に、中間転写体81を与圧駆動することが
できる。
【0019】前記中間転写体83は、ポリイミド、ポリ
エステル等の樹脂フィルムもしくはニッケル、ステンレ
ス等の金属材料からなる、無端状ベルトである。ベルト
表面には、トナー定着性の向上のため、フッ素もしくは
シリコンのコーティング層が設けられている。
エステル等の樹脂フィルムもしくはニッケル、ステンレ
ス等の金属材料からなる、無端状ベルトである。ベルト
表面には、トナー定着性の向上のため、フッ素もしくは
シリコンのコーティング層が設けられている。
【0020】次に、4組の画像記録ユニット40A〜4
0Dについて、図2を参照して説明するが、これらはト
ナー6a〜6dの色以外については同一の構造であるの
で、画像記録ユニット40Aについてのみ説明する。
0Dについて、図2を参照して説明するが、これらはト
ナー6a〜6dの色以外については同一の構造であるの
で、画像記録ユニット40Aについてのみ説明する。
【0021】この画像記録ユニット40Aは、トナー供
給機構50と、アパチャ電極体60と、アパチャ電極体
60に付設された駆動用集積回路65A等をユニット化
したものであり、それぞれケース51に配置されてい
る。前記トナー供給機構50は、トナー供給ローラー5
3と、トナー搬送ローラー54と、トナー攪拌羽根56
と、トナー規制ブレード57等で構成されている。
給機構50と、アパチャ電極体60と、アパチャ電極体
60に付設された駆動用集積回路65A等をユニット化
したものであり、それぞれケース51に配置されてい
る。前記トナー供給機構50は、トナー供給ローラー5
3と、トナー搬送ローラー54と、トナー攪拌羽根56
と、トナー規制ブレード57等で構成されている。
【0022】この画像記録ユニット40Aの外形斜視図
を図6に示す。前記プラスチック製のケース51は、左
右方向(図2の紙面直交方向)に用紙Pの最大幅よりも
数cm広幅のもので、このケース51の内部には、左右
方向に用紙Pの最大幅以上の長さのトナー供給ローラー
53と、トナー搬送ローラー54と、トナー攪拌羽根5
6と、トナー規制ブレード57等が組み込まれている。
ケース51の側面には、ケース51内に荷電体としての
トナーを供給するためのカートリッジ58がケース51
に着脱自在に設けられている。
を図6に示す。前記プラスチック製のケース51は、左
右方向(図2の紙面直交方向)に用紙Pの最大幅よりも
数cm広幅のもので、このケース51の内部には、左右
方向に用紙Pの最大幅以上の長さのトナー供給ローラー
53と、トナー搬送ローラー54と、トナー攪拌羽根5
6と、トナー規制ブレード57等が組み込まれている。
ケース51の側面には、ケース51内に荷電体としての
トナーを供給するためのカートリッジ58がケース51
に着脱自在に設けられている。
【0023】前記トナー供給ローラー53は、シリコン
発泡体製で、その支軸を介して回転自在に支持されてい
る。トナー供給ローラー53は、トナー搬送ローラー5
4に接触し、ローラー駆動機構(図示略)により、トナ
ー搬送ローラー54と同期して矢印の方向へ回転駆動さ
れ、トナー6aとの摩擦接触を介してトナー6aをマイ
ナス極性に帯電させ、そのトナー6aをトナー搬送ロー
ラー54へ供給するように構成してある。
発泡体製で、その支軸を介して回転自在に支持されてい
る。トナー供給ローラー53は、トナー搬送ローラー5
4に接触し、ローラー駆動機構(図示略)により、トナ
ー搬送ローラー54と同期して矢印の方向へ回転駆動さ
れ、トナー6aとの摩擦接触を介してトナー6aをマイ
ナス極性に帯電させ、そのトナー6aをトナー搬送ロー
ラー54へ供給するように構成してある。
【0024】前記トナー搬送ローラー54は、金属製の
ローラー部材の全外周面を半導電性被膜で被覆した構造
であり、その支軸を介して回転自在に支持され、トナー
供給ローラー53と同期して矢印の方向へ回転駆動され
る。トナー搬送ローラー54の周面に層状に付着したト
ナー6aは、絶縁材料製のトナー規制ブレード57によ
り、所定の層厚(約40〜50μm)となるように規制
される。前記ケース51の上端部には、合成樹脂製のカ
ートリッジ58が着脱自在に装着されている。前記トナ
ー攪拌羽根56は、ローラー駆動機構により低速度で回
転駆動され、トナー6aをトナー供給ローラー53の方
へ移動させる。
ローラー部材の全外周面を半導電性被膜で被覆した構造
であり、その支軸を介して回転自在に支持され、トナー
供給ローラー53と同期して矢印の方向へ回転駆動され
る。トナー搬送ローラー54の周面に層状に付着したト
ナー6aは、絶縁材料製のトナー規制ブレード57によ
り、所定の層厚(約40〜50μm)となるように規制
される。前記ケース51の上端部には、合成樹脂製のカ
ートリッジ58が着脱自在に装着されている。前記トナ
ー攪拌羽根56は、ローラー駆動機構により低速度で回
転駆動され、トナー6aをトナー供給ローラー53の方
へ移動させる。
【0025】前記アパチャ電極体60について、図3、
図4を参照して説明する。
図4を参照して説明する。
【0026】電極アレーとしてのアパチャ電極体60
は、合成樹脂(例えば、ポリイミド)製の例えば厚さ2
5μmの絶縁性シート61と、この絶縁性シート61に
形成された多数の微小な通過部としての開口部62(ア
パチャ)と、絶縁性シート61の表面において多数の開
口部62の外周部に形成された環状の制御電極63と、
絶縁性シート61の表面において多数の制御電極63か
ら夫々延びる多数の導線64と、多数の制御電極63と
導線64の表面を覆う絶縁被膜(図示略)と、その絶縁
被膜の表面を覆う帯電防止被膜(図示略)とで構成され
ている。
は、合成樹脂(例えば、ポリイミド)製の例えば厚さ2
5μmの絶縁性シート61と、この絶縁性シート61に
形成された多数の微小な通過部としての開口部62(ア
パチャ)と、絶縁性シート61の表面において多数の開
口部62の外周部に形成された環状の制御電極63と、
絶縁性シート61の表面において多数の制御電極63か
ら夫々延びる多数の導線64と、多数の制御電極63と
導線64の表面を覆う絶縁被膜(図示略)と、その絶縁
被膜の表面を覆う帯電防止被膜(図示略)とで構成され
ている。
【0027】前記開口部62は直径が例えば65μmの
円形孔で、多数の開口部62は、用紙Pの搬送方向と直
交する水平方向に1列状に形成され、開口部62同士間
のピッチは例えば125μmであり、A4版対応の場合
には、開口部62の数、つまり制御電極63の数は17
00個である。
円形孔で、多数の開口部62は、用紙Pの搬送方向と直
交する水平方向に1列状に形成され、開口部62同士間
のピッチは例えば125μmであり、A4版対応の場合
には、開口部62の数、つまり制御電極63の数は17
00個である。
【0028】前記多数の制御電極63と導線64とは、
エッチングにて銅製の被膜状に形成される関係上、これ
ら制御電極63を駆動する為の例えば19個の駆動用集
積回路チップ65が、絶縁製シート61の一端側部分に
実装され、多数の導線64が19グループにグループ化
され19個の駆動用集積回路チップ65に接続されてい
る。
エッチングにて銅製の被膜状に形成される関係上、これ
ら制御電極63を駆動する為の例えば19個の駆動用集
積回路チップ65が、絶縁製シート61の一端側部分に
実装され、多数の導線64が19グループにグループ化
され19個の駆動用集積回路チップ65に接続されてい
る。
【0029】図2に示すように、アパチャ電極体60の
うちの、多数の開口部62と制御電極63とを含む電極
体本体部60aは、ケース51の側面に用紙搬送面と平
行に装着され、また、アパチャ電極体60のうちの、電
極体本体部60aから延び且つ電極駆動回路としての駆
動用集積回路65A(これは、19個の駆動用集積回路
チップ65からなる)が付設された電極体延長部60b
は、用紙搬送面から遠ざかる下方へ湾曲状に90度方向
変換してケース51の後側壁51bの外面に密着して沿
うように装着されている。
うちの、多数の開口部62と制御電極63とを含む電極
体本体部60aは、ケース51の側面に用紙搬送面と平
行に装着され、また、アパチャ電極体60のうちの、電
極体本体部60aから延び且つ電極駆動回路としての駆
動用集積回路65A(これは、19個の駆動用集積回路
チップ65からなる)が付設された電極体延長部60b
は、用紙搬送面から遠ざかる下方へ湾曲状に90度方向
変換してケース51の後側壁51bの外面に密着して沿
うように装着されている。
【0030】前記電極体本体部60aは、多数の制御電
極63が側面に位置するように配設され、電極体本体部
60aの多数の開口部62は、トナー搬送ローラー54
に近接して対向する状態に配置される。それ故、駆動用
集積回路65Aは、電極体延長部60bの外面側に位置
する状態になる。
極63が側面に位置するように配設され、電極体本体部
60aの多数の開口部62は、トナー搬送ローラー54
に近接して対向する状態に配置される。それ故、駆動用
集積回路65Aは、電極体延長部60bの外面側に位置
する状態になる。
【0031】次に、図6から図10を使用して、本発明
の要部である画像記録ユニットのケースとカートリッジ
との装着機構について説明する。図6において、前述し
た通り、画像記録ユニット40Aは、ケース51とカー
トリッジ58とにて概略構成され分割することが可能で
ある。そして、画像記録ユニット40A〜40Dに関し
て分割された様子を、図7から図10に示す。分割され
たケース51には、切り欠き部101、またカートリッ
ジ58には突起部102が設けられている。もちろんこ
の突起部102と、切り欠き部101は一つの画像記録
ユニットにおいては、対向する位置に配置されている。
の要部である画像記録ユニットのケースとカートリッジ
との装着機構について説明する。図6において、前述し
た通り、画像記録ユニット40Aは、ケース51とカー
トリッジ58とにて概略構成され分割することが可能で
ある。そして、画像記録ユニット40A〜40Dに関し
て分割された様子を、図7から図10に示す。分割され
たケース51には、切り欠き部101、またカートリッ
ジ58には突起部102が設けられている。もちろんこ
の突起部102と、切り欠き部101は一つの画像記録
ユニットにおいては、対向する位置に配置されている。
【0032】図7から図10では、4色のトナーに対す
る画像記録ユニット40A〜40Dの比較を行うために
示した。この四色の画像記録ユニット40A〜40Dで
は、それぞれ突起部102と、切り欠き部101とを異
なる位置に設けている。このため、異なった色のカート
リッジ58とケース51とは、勘合することができな
い。よって、この突起部102と切り欠き部101とが
本発明の凹凸部分を構成している。尚、各画像記録ユニ
ット40A〜40Dにおいて、突起部102と切り欠き
部101とのそれぞれの位置を変えることによって、異
なった色のカートリッジ58とケース51とが勘合する
ことができないようにしているが、突起部102と切り
欠き部101との形状をそれぞれ変えることによって、
異なった色のカートリッジ58とケース51とが勘合す
ることができないようにしてもよい。
る画像記録ユニット40A〜40Dの比較を行うために
示した。この四色の画像記録ユニット40A〜40Dで
は、それぞれ突起部102と、切り欠き部101とを異
なる位置に設けている。このため、異なった色のカート
リッジ58とケース51とは、勘合することができな
い。よって、この突起部102と切り欠き部101とが
本発明の凹凸部分を構成している。尚、各画像記録ユニ
ット40A〜40Dにおいて、突起部102と切り欠き
部101とのそれぞれの位置を変えることによって、異
なった色のカートリッジ58とケース51とが勘合する
ことができないようにしているが、突起部102と切り
欠き部101との形状をそれぞれ変えることによって、
異なった色のカートリッジ58とケース51とが勘合す
ることができないようにしてもよい。
【0033】次に、画像記録ユニット40A〜40Dの
制御系について説明する。
制御系について説明する。
【0034】画像記録ユニット40A〜40Dを制御す
る為、外部から画像信号を受信する制御ユニット70
と、各画像記録ユニット40A〜40Dの駆動用集積回
路65A〜65Dに駆動電圧を供給する駆動電圧発生回
路71と、4組の背面電極8A〜8Dに夫々所定の背面
電圧を供給する為の背面電圧発生回路72とが設けら
れ、制御ユニット70は、多数の制御用信号線の束から
なる制御線73A〜73Dを介して、画像記録ユニット
40A〜40Dの駆動用集積回路65A〜65Dに夫々
接続されている。
る為、外部から画像信号を受信する制御ユニット70
と、各画像記録ユニット40A〜40Dの駆動用集積回
路65A〜65Dに駆動電圧を供給する駆動電圧発生回
路71と、4組の背面電極8A〜8Dに夫々所定の背面
電圧を供給する為の背面電圧発生回路72とが設けら
れ、制御ユニット70は、多数の制御用信号線の束から
なる制御線73A〜73Dを介して、画像記録ユニット
40A〜40Dの駆動用集積回路65A〜65Dに夫々
接続されている。
【0035】駆動電圧発生回路71は、駆動用集積回路
65A〜65Dに駆動電圧(0Vと+40V)を夫々供
給するように2芯の駆動電圧線74A〜74Dを介して
接続され、各駆動用集積回路65A〜65Dにおいて
は、制御ユニット70から供給される制御信号に基づい
て、各制御電極63へ供給する駆動電圧を制御する。即
ち、画素を記録する制御電極63には、+40Vの駆動
電圧を供給し、また、画素を記録しない制御電極63に
は、0Vの駆動電圧を供給する。
65A〜65Dに駆動電圧(0Vと+40V)を夫々供
給するように2芯の駆動電圧線74A〜74Dを介して
接続され、各駆動用集積回路65A〜65Dにおいて
は、制御ユニット70から供給される制御信号に基づい
て、各制御電極63へ供給する駆動電圧を制御する。即
ち、画素を記録する制御電極63には、+40Vの駆動
電圧を供給し、また、画素を記録しない制御電極63に
は、0Vの駆動電圧を供給する。
【0036】一方、画像記録ユニット40A〜40Dの
トナー搬送ローラー54は夫々接地されており、画像記
録ユニット40A〜40Dに対応する4組の背面電極8
A〜8Dには、背面電圧発生回路72から、背面電圧線
75A〜75Dを介して、共通の背面電圧(例えば、+
1000V)が夫々供給されている。尚、駆動電圧発生
回路71と背面電圧発生回路72は、制御ユニット70
からの起動信号により起動し、また、停止信号により作
動停止するように構成してある。
トナー搬送ローラー54は夫々接地されており、画像記
録ユニット40A〜40Dに対応する4組の背面電極8
A〜8Dには、背面電圧発生回路72から、背面電圧線
75A〜75Dを介して、共通の背面電圧(例えば、+
1000V)が夫々供給されている。尚、駆動電圧発生
回路71と背面電圧発生回路72は、制御ユニット70
からの起動信号により起動し、また、停止信号により作
動停止するように構成してある。
【0037】次に、画像記録ユニット40Aと、背面電
極8Aとで、画像を記録する画像形成作用について、画
像記録ユニット40Aを例として説明する。
極8Aとで、画像を記録する画像形成作用について、画
像記録ユニット40Aを例として説明する。
【0038】図5に示すように、マイナス極性に帯電し
たトナー6aはトナー搬送ローラー54の周面に層状に
付着した状態で、下方のアパチャ電極体60の多数の開
口部62の方へ搬送される。そこで、制御電極63に+
40Vが印加された場合には、制御電極63からトナー
搬送ローラー54へ向かう電界により静電気力を受けて
制御電極63の方へ飛翔し、更に、背面電極8Aから制
御電極63へ向かう強力な電界により静電気力を受けて
背面電極8Aの方へ飛翔し、中間転写体81に衝突して
付着し、画素が記録される。これに対して、制御電極6
3に0Vが印加された場合には、前記とは逆向きの電界
が発生するため、トナー6aは飛翔せず、画素が記録さ
れない。
たトナー6aはトナー搬送ローラー54の周面に層状に
付着した状態で、下方のアパチャ電極体60の多数の開
口部62の方へ搬送される。そこで、制御電極63に+
40Vが印加された場合には、制御電極63からトナー
搬送ローラー54へ向かう電界により静電気力を受けて
制御電極63の方へ飛翔し、更に、背面電極8Aから制
御電極63へ向かう強力な電界により静電気力を受けて
背面電極8Aの方へ飛翔し、中間転写体81に衝突して
付着し、画素が記録される。これに対して、制御電極6
3に0Vが印加された場合には、前記とは逆向きの電界
が発生するため、トナー6aは飛翔せず、画素が記録さ
れない。
【0039】次に、以上説明した画像形成装置1におけ
るカラー画像形成作用について説明する。制御ユニット
70は、カラー画像を3原色と黒色に分解した4種類の
画像信号(イエローの画像信号、マゼンダの画像信号、
シアンの画像信号、ブラックの画像信号)に基いて、駆
動用集積回路65A〜65Dを夫々制御する。但し、こ
の場合、画像記録ユニット40A〜40Dが中間転写体
81の搬送方向に等しい所定間隔おきに配置され、その
所定間隔だけ中間転写体81を搬送する搬送時間をτと
すると、制御ユニット70は、イエローの画像信号に基
づく制御信号を出力後、時間τ,2τ、3τだけ夫々遅
延して、マゼンダの画像信号に基づく制御信号、シアン
の画像信号に基づく制御信号、ブラックの画像信号に基
づく制御信号を夫々出力する。従って、中間転写体81
を1回搬送する間に、中間転写体81にカラー画像が記
録され、その記録後転写ユニット80及び定着機構30
により、トナー6a〜dが用紙Pに転写定着される。
るカラー画像形成作用について説明する。制御ユニット
70は、カラー画像を3原色と黒色に分解した4種類の
画像信号(イエローの画像信号、マゼンダの画像信号、
シアンの画像信号、ブラックの画像信号)に基いて、駆
動用集積回路65A〜65Dを夫々制御する。但し、こ
の場合、画像記録ユニット40A〜40Dが中間転写体
81の搬送方向に等しい所定間隔おきに配置され、その
所定間隔だけ中間転写体81を搬送する搬送時間をτと
すると、制御ユニット70は、イエローの画像信号に基
づく制御信号を出力後、時間τ,2τ、3τだけ夫々遅
延して、マゼンダの画像信号に基づく制御信号、シアン
の画像信号に基づく制御信号、ブラックの画像信号に基
づく制御信号を夫々出力する。従って、中間転写体81
を1回搬送する間に、中間転写体81にカラー画像が記
録され、その記録後転写ユニット80及び定着機構30
により、トナー6a〜dが用紙Pに転写定着される。
【0040】以上説明したように、本実施の形態の画像
形成装置1においては、各記録ユニット40には、内蔵
するトナーの色ごとに、突起部102と、切り欠き部1
01が設けられている。もし、使用者がトナー交換の際
に、補給トナーを内蔵したカートリッジ58を、ケース
51に取り付けようとする。この時に、色が異なるトナ
ーのケース51とカートリッジ58とは勘合が不可能で
あるため、誤って組み付けることがない。これにより、
従来、使用者がトナー交換時に発生していたトラブル
を、未然に防ぐことができる。
形成装置1においては、各記録ユニット40には、内蔵
するトナーの色ごとに、突起部102と、切り欠き部1
01が設けられている。もし、使用者がトナー交換の際
に、補給トナーを内蔵したカートリッジ58を、ケース
51に取り付けようとする。この時に、色が異なるトナ
ーのケース51とカートリッジ58とは勘合が不可能で
あるため、誤って組み付けることがない。これにより、
従来、使用者がトナー交換時に発生していたトラブル
を、未然に防ぐことができる。
【0041】次に、各画像記録ユニット40A〜40D
の本体フレーム2への装着について図1を参照して説明
する。
の本体フレーム2への装着について図1を参照して説明
する。
【0042】画像記録ユニット40A〜40Dには、そ
れぞれ異なる位置に凹部110が形成され、本体フレー
ム2には各画像記録ユニット40A〜40Dが予め定め
られた正しい所定位置に配置された場合のみ、凹部11
0と係合可能な凸部112がそれぞれ形成されている。
れぞれ異なる位置に凹部110が形成され、本体フレー
ム2には各画像記録ユニット40A〜40Dが予め定め
られた正しい所定位置に配置された場合のみ、凹部11
0と係合可能な凸部112がそれぞれ形成されている。
【0043】従って、各画像記録ユニット40A〜40
Dを本体フレーム2内の異なる位置に装着しようとして
も、凹部110と凸部112とが合わないため装着でき
ず、これにより、従来、使用者が画像記録ユニットの交
換時に発生していたトラブルを、未然に防ぐことができ
る。尚、この凹部110と凸部112とは、逆に形成し
てもよいし、形状をそれぞれ変えることによって、異な
った色の画像記録ユニット所定位置のみに装着可能なよ
うにしてもよい。
Dを本体フレーム2内の異なる位置に装着しようとして
も、凹部110と凸部112とが合わないため装着でき
ず、これにより、従来、使用者が画像記録ユニットの交
換時に発生していたトラブルを、未然に防ぐことができ
る。尚、この凹部110と凸部112とは、逆に形成し
てもよいし、形状をそれぞれ変えることによって、異な
った色の画像記録ユニット所定位置のみに装着可能なよ
うにしてもよい。
【0044】次に、前記実施の形態を部分的に変更する
変形例について説明する。
変形例について説明する。
【0045】上記実施の形態においては、画像記録ユニ
ットのケース51とカートリッジ58との切り欠き部1
01及び突起部102の形成位置を色ごとに変えること
により、使用者による誤操作を防止するようにしてい
る。しかし、使用者がある程度の注意を行うことができ
ることを前提とすれば、次のような変形例も考えられ
る。図11は、本発明の第二の実施の形態の画像記録装
置の断面図である。本図において、第一の実施の形態と
同様の機能を呈する部材には、同じ図番を配した。各画
像記録ユニット40A〜40Dは、カートリッジ58と
ケース51との一部に、各色に合わせて識別できるよう
にマーキングが施されている。これにより使用者は、色
を合わせてセッティングすることにより、各色のカート
リッジ58とケース51とを誤りなく装着することがで
きる。
ットのケース51とカートリッジ58との切り欠き部1
01及び突起部102の形成位置を色ごとに変えること
により、使用者による誤操作を防止するようにしてい
る。しかし、使用者がある程度の注意を行うことができ
ることを前提とすれば、次のような変形例も考えられ
る。図11は、本発明の第二の実施の形態の画像記録装
置の断面図である。本図において、第一の実施の形態と
同様の機能を呈する部材には、同じ図番を配した。各画
像記録ユニット40A〜40Dは、カートリッジ58と
ケース51との一部に、各色に合わせて識別できるよう
にマーキングが施されている。これにより使用者は、色
を合わせてセッティングすることにより、各色のカート
リッジ58とケース51とを誤りなく装着することがで
きる。
【0046】また、このマーキングに関しては、各色の
画像記録ユニット40A〜40Dを装置本体2に設置す
る時にも応用できる。
画像記録ユニット40A〜40Dを装置本体2に設置す
る時にも応用できる。
【0047】上記実施の形態においては、4色の画像記
録ユニットを配置したが、2つ以上の画像記録ユニット
を内蔵した画像記録装置であれば、本発明が適用できる
ことは当然である。例えば、ブラック用の画像記録ユニ
ット40Dは必要に応じて省略してもよい。
録ユニットを配置したが、2つ以上の画像記録ユニット
を内蔵した画像記録装置であれば、本発明が適用できる
ことは当然である。例えば、ブラック用の画像記録ユニ
ット40Dは必要に応じて省略してもよい。
【0048】さらに、本実施の形態では、転写ベルトを
中央に配置した小型画像形成装置について説明したが、
複数の画像記録ユニット装置を直列に配置したいわゆる
タンデムタイプの画像形成装置にも本発明が適用できる
のは勿論である。
中央に配置した小型画像形成装置について説明したが、
複数の画像記録ユニット装置を直列に配置したいわゆる
タンデムタイプの画像形成装置にも本発明が適用できる
のは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したことから明らかなよう
に、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、各画像記
録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニットのケ
ースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成されているた
め、異なる色の荷電体が入ったカートリッジをケースに
取り付けてしまい、荷電体が混色してしまうことを防止
することができる。
に、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、各画像記
録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニットのケ
ースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成されているた
め、異なる色の荷電体が入ったカートリッジをケースに
取り付けてしまい、荷電体が混色してしまうことを防止
することができる。
【0050】また、請求項2記載の画像形成装置は、ケ
ース及びカートリッジにその画像記録ユニット毎におの
おの異なる凹凸部分をそれぞれ形成することにより、各
画像記録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニッ
トのケースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成されて
いるため、異なる色の荷電体が入ったカートリッジをケ
ースに取り付けてしまい、荷電体が混色してしまうこと
を簡単な構成によって防止することができる。
ース及びカートリッジにその画像記録ユニット毎におの
おの異なる凹凸部分をそれぞれ形成することにより、各
画像記録ユニットのカートリッジがその画像記録ユニッ
トのケースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成されて
いるため、異なる色の荷電体が入ったカートリッジをケ
ースに取り付けてしまい、荷電体が混色してしまうこと
を簡単な構成によって防止することができる。
【0051】そして、請求項3記載の画像形成装置は、
ケース及びカートリッジに、その画像記録ユニット毎の
識別を可能にする表示が施されているため、作業者に視
覚的にケースとカートリッジとの正しい組合せを認識さ
せることができ、異なる色の荷電体が入ったカートリッ
ジをケースに取り付けてしまい、荷電体が混色してしま
うことを防止することができる。
ケース及びカートリッジに、その画像記録ユニット毎の
識別を可能にする表示が施されているため、作業者に視
覚的にケースとカートリッジとの正しい組合せを認識さ
せることができ、異なる色の荷電体が入ったカートリッ
ジをケースに取り付けてしまい、荷電体が混色してしま
うことを防止することができる。
【0052】更に、請求項4記載の画像形成装置は、複
数の画像記録ユニットが装置本体の予め定められた所定
位置にのみそれぞれ装着可能なように構成されているた
め、使用者は、装置本体の予め定められた正しい位置に
画像記録ユニットを装着することができる。
数の画像記録ユニットが装置本体の予め定められた所定
位置にのみそれぞれ装着可能なように構成されているた
め、使用者は、装置本体の予め定められた正しい位置に
画像記録ユニットを装着することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
側面図である。
側面図である。
【図2】前記画像形成装置の要部拡大縦断側面図であ
る。
る。
【図3】図1の画像形成装置のアパチャ電極体の斜視図
である。
である。
【図4】前記アパチャ電極体の開口と制御電極と導線の
一部拡大斜視図である。
一部拡大斜視図である。
【図5】前記画像形成装置のトナー搬送ローラーとアパ
チャ電極体と背面電極等の要部拡大縦断側面図である。
チャ電極体と背面電極等の要部拡大縦断側面図である。
【図6】画像記録ユニットの外観斜視図である。
【図7】画像記録ユニットを分解した状態の外観斜視図
である。
である。
【図8】画像記録ユニットを分解した状態の外観斜視図
である。
である。
【図9】画像記録ユニットを分解した状態の外観斜視図
である。
である。
【図10】画像記録ユニットを分解した状態の外観斜視
図である。
図である。
【図11】本発明の第二の実施の形態の断面図である。
1 画像形成装置 6a〜6d トナー 40A〜40D 画像記録ユニット 51 ケース 58 カートリッジ 60 アパチャ電極体 62 開口部 63 制御電極 101 突起部 102 切り欠き部 110 凹部 112 凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 荷電体が通過するための複数の通過部を
列状に形成すると共に複数の通過部の各々に対応して制
御電極を形成してなる電極アレーを有する画像記録ユニ
ットを複数備えた画像形成装置において、 前記画像記録ユニットは、前記電極アレーが配置された
ケースと、そのケースに着脱可能に形成されて前記荷電
体を供給するためのカートリッジとから構成され、 各画像記録ユニットのカートリッジは、その画像記録ユ
ニットのケースにのみ装着可能なようにそれぞれ構成さ
れていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記ケース及びカートリッジは、その画
像記録ユニット毎におのおの異なる凹凸部分がそれぞれ
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】 荷電体が通過するための複数の通過部を
列状に形成すると共に複数の通過部の各々に対応して制
御電極を形成してなる電極アレーを有する画像記録ユニ
ットを複数備えた画像形成装置において、 前記画像記録ユニットは、前記電極アレーが配置された
ケースと、そのケースに着脱可能に形成されて前記荷電
体を供給するためのカートリッジとから構成され、 前記ケース及びカートリッジは、その画像記録ユニット
毎の識別を可能にする表示が施されていることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項4】 荷電体が通過するための複数の通過部を
列状に形成すると共に複数の通過部の各々に対応して制
御電極を形成してなる電極アレーを有する画像記録ユニ
ットを複数備えた画像形成装置において、 前記複数の画像記録ユニットは、装置本体の予め定めら
れた所定位置にのみそれぞれ装着可能なように構成され
ていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22354996A JPH1058736A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22354996A JPH1058736A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1058736A true JPH1058736A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16799905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22354996A Pending JPH1058736A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1058736A (ja) |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22354996A patent/JPH1058736A/ja active Pending
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