JPH1058661A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JPH1058661A
JPH1058661A JP22004696A JP22004696A JPH1058661A JP H1058661 A JPH1058661 A JP H1058661A JP 22004696 A JP22004696 A JP 22004696A JP 22004696 A JP22004696 A JP 22004696A JP H1058661 A JPH1058661 A JP H1058661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print medium
print
drum
printing
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22004696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP22004696A priority Critical patent/JPH1058661A/ja
Publication of JPH1058661A publication Critical patent/JPH1058661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4078Printing on textile

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】布のようにそれ自体では形状を保ち得ないプリ
ント媒体へのプリントを可能とすると共に、紙やプラス
チックシートのように形状を保ちつつフィード送りが可
能なプリント媒体に対してはプリント媒体支持ドラムの
円周長以上の長さのプリントを可能とするインクジェッ
トプリンタを提供する。 【解決手段】このインクジェットプリンタは、プリント
媒体が巻回固定され、このプリント媒体をステップ状に
回転して副走査を行うプリント媒体支持ドラム2を有
し、このプリント媒体支持ドラム2の副走査送り方向か
ら見てプリントヘッド14の上流側に設けられたガイド
ローラ40により、上記プリント媒体はそのしわ、浮
き、及び斜行等が矯正されて、上記プリント媒体支持ド
ラム2の支持面に沿うように送り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ、特に、布のように腰が弱くて形状が不安定で、
カットシート状態ではローラ搬送が困難なプリント媒体
へのプリントに好都合なインクジェットプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント画信号に従い、インク滴
の形成、飛行を制御してプリント媒体上にインクを付着
させるプリント方法は、インクジェットプリンタとして
公知であり、広く実用化されている。多くのインクジェ
ットプリンタは、紙やプラスチックシートをプリント媒
体(対象)として作られているために、プリントヘッド
を主走査方向へ往復移動させるとともに、プリント媒体
を搬送ローラによって副走査方向へ移動させる構成とな
っている。
【0003】最近、インクジェットプリントの適用が、
多様なプリント媒体へ拡大するに従い、布のように腰が
弱くてそれ自身では平面形状を保ち得ない媒体へのプリ
ントの要求が生じている。このために、布の裏面から裏
当ての紙を接着して支障なくローラ搬送できるようにす
る等、布に対して腰を強くするような加工を施すことが
行われている。しかし、このような対応は自在に各種の
布にプリントしたいという要求に反するものである。
【0004】プリント媒体の物理的な性質に関わりな
く、プリントを可能とするインクジェットプリンタとし
ては、平面状の板にプリント媒体を貼り付け、プリント
ヘッドを主並びに副走査方向へ移動させるものが知られ
ている。しかし、この装置では、大型のプリント媒体を
対象とした場合、装置が複雑かつ大型化してしまい、操
作性も悪くなるという欠点がある。
【0005】そこで、この欠点を除くものとして、ドラ
ムにプリント媒体を巻き付けて固定し、このドラムの回
転によって副走査送りするように構成した装置が知られ
ている。例えば、図12に示すドラム副走査型のインク
ジェットプリンタは、以下のように構成されている。こ
のドラム副走査型のインクジェットプリンタ100は、
マルチノズルインクジェットプリントヘッド101、同
プリントヘッドの主走査ユニット102、プリント媒体
支持ドラム103、同ドラムの回転支持軸104、上記
主走査ユニット102とプリント媒体支持ドラムの回転
支持軸104を支持するフレーム105、このプリンタ
を操作するためのコントロールパネル106からなって
いる。
【0006】上記マルチノズルインクジェットプリント
ヘッド101は、下向きにインクを噴射する姿勢で使用
される。従って、主走査ユニット102はプリント媒体
支持ドラム103の上部に配置されている。
【0007】上記プリントヘッド101は、図12
(a)において左右方向に移動して主走査を行い、プリ
ント媒体支持ドラム103は図12(b)において矢印
方向へステップ状に回転して副走査を行う。このドラム
103へのプリント媒体の装着は、テープ等を用いて、
プリント媒体の端部をドラム103の表面に貼り付ける
作業によって行う。
【0008】このように、上記ドラム103にプリント
媒体を保持させて副走査送りを行うプリンタでは、布の
ように腰が弱く、それ自身で平面性を保てないようなプ
リント媒体であっても、支障なく保持でき、副走査送り
ができる。また、凹凸加工を施した紙等、従来の搬送ロ
ーラ送りでは変形や破損してしまうような媒体に対して
も、プリントすることができる。しかも、上記プリンタ
は平板にプリント媒体を貼り付けて、プリントヘッド1
01を主並びに副走査する装置に比べて、著しく小型化
でき操作性もよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のドラム副走査型
インクジェットプリンタ100は、布等のようにそれ自
身では形状を保ち得ないプリント媒体を支持搬送するに
は好都合であり、しかも、装置を小型化できて、操作し
やすいという利点がある。
【0010】しかしながら、プリント可能なプリント媒
体の最大の長さは、プリント媒体支持ドラムの円周長以
内に制限され、それ以上のものはプリントできないとい
う問題を有している。この点は平板にプリント媒体を支
持させたプリンタの場合も同様である。
【0011】プリント媒体が多様化すると、同一のプリ
ンタで各種のプリント媒体へプリントを行いたいという
要求が生ずる。この場合に、布のような特殊媒体への最
大プリントサイズはプリント媒体支持ドラムの円周長に
制限されることはやむを得ないとしても、紙やプラスチ
ックシートに対してもこの様な制約があることは不便で
ある。
【0012】そこで本発明は、布のようにそれ自体では
形状を保ち得ないプリント媒体へのプリントを可能とす
ると共に、紙やプラスチックシートのように形状を保ち
つつフィード送りが可能なプリント媒体に対してはプリ
ント媒体支持ドラムの円周長以上の長さのプリントを可
能とするインクジェットプリンタを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリンタは、プリント媒体
が巻回固定され、このプリント媒体をステップ状に回転
して副走査を行うプリント媒体支持ドラムと、インクを
噴射してプリントを行うプリントヘッドと、上記プリン
ト媒体支持ドラムに対向し、該プリント媒体支持ドラム
の回転軸と平行に上記プリントヘッドを往復移動させて
主走査を行う移動走査台とからなるプリントヘッドユニ
ットを有するインクジェットプリンタにであって、上記
プリント媒体支持ドラムの副走査送り方向から見て上記
プリントヘッドの上流側に、上記プリント媒体を上記プ
リント媒体支持ドラムの支持面に沿わせて送り込むガイ
ド手段を設けたことを特徴とする。
【0014】また、本発明のインクジェットプリンタ
は、プリント媒体が巻回固定され、このプリント媒体を
ステップ状に回転して副走査を行うプリント媒体支持ド
ラムと、インクを噴射してプリントを行うプリントヘッ
ドと、上記プリント媒体支持ドラムに対向し、該プリン
ト媒体支持ドラムの回転軸と平行に上記プリントヘッド
を往復移動させて主走査を行う移動走査台とからなるプ
リントヘッドユニットを有するインクジェットプリンタ
であって、上記プリント媒体支持ドラムの副走査送り方
向から見て上記プリントヘッドの上流側に、上記プリン
ト媒体支持ドラムに対向するようにガイドローラ及び又
はプリント媒体供給ロールを設けたことを特徴とする。
【0015】また、さらに本発明のインクジェットプリ
ンタは、上記プリント媒体支持ドラムの円周長以内の長
さのプリント媒体へのプリントを許容する第1のプリン
トモードと、プリント媒体支持ドラムの円周長以上の長
さのプリント媒体へのプリントを許容する第2のプリン
トモードと、上記第1のプリントモード又は上記第2の
プリントモードのいずれかを指定する指定手段と、この
指定手段によって指定された第1のプリントモード又は
第2のプリントモードに従ったプリントレイアウトの設
定及びプリントを実行するプリント制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0016】すなわち、本発明のインクジェットプリン
タは、プリント媒体が巻回固定され、このプリント媒体
をステップ状に回転して副走査を行うプリント媒体支持
ドラムと、インクを噴射してプリントを行うプリントヘ
ッドと、上記プリント媒体支持ドラムに対向し、該プリ
ント媒体支持ドラムの回転軸と平行に上記プリントヘッ
ドを往復移動させて主走査を行う移動走査台とからなる
プリントヘッドユニットを有するインクジェットプリン
タにであって、上記プリント媒体支持ドラムの副走査送
り方向から見て上記プリントヘッドの上流側に設けられ
たガイド手段により、上記プリント媒体はそのしわ、浮
き、及び斜行等が矯正されて、上記プリント媒体支持ド
ラムの支持面に沿うように送り込まれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る第1の実施
の形態のインクジェットプリンタの構成を示す図であ
る。
【0018】図1において、インクが付着されてプリン
トされるプリント媒体は、プリント媒体支持ドラム2に
巻回固定される。このプリント媒体支持ドラム2は、ド
ラム軸4を備えており、不図示の筐体によりこのドラム
軸4にて回転可能に支持される。さらに、このプリント
媒体支持ドラム2はプーリー6を備えており、また、プ
リント媒体を副走査方向に移動させるための副走査モー
タ8が不図示の筐体に保持される。この副走査モータ8
の回転軸にはプーリー10が連結され、上記プーリー6
とプーリー10との間には、上記副走査モータ8の回転
を伝達するベルト12が掛け渡される。
【0019】インクを噴射するインクジェットプリント
ヘッド14は、主走査を行うための移動走査台16に載
設され、上記プリント媒体支持ドラム2の手前側の側面
側に配置される。そして、上記移動走査台16は、ガイ
ドレール18に移動可能に支持され、さらに、このガイ
ドレール18は上記プリント媒体支持ドラム2のドラム
軸4と平行になるように、その両端を不図示の筐体に保
持される。
【0020】図1において、手前側を操作側としたと
き、プリントヘッド14の走行位置が上記プリント媒体
支持ドラム2の手前側に面し、かつドラム軸4とほぼ同
一の水平面又はそれより低い位置を占めるように、上記
インクジェットプリントヘッド14、移動走査台16、
ガイドレール18等からなるプリントヘッドユニット1
4aを配置すると好適である。本第1の実施の形態で
は、図1に示したように上記プリントヘッドユニット1
4aはドラム軸4とほぼ同じ高さ、すなわち、同一水平
面上に配置されている。
【0021】不図示の筐体に保持された主走査モータ1
9の回転軸には、プーリー20が連結され、また上記筐
体にはプーリー22が回転可能に支持される。これらプ
ーリー20,22にはベルト24が掛け渡され、このベ
ルト24には上記移動走査台16が固定される。そし
て、上記主走査モータ19の回転によって移動走査台1
6はガイドレール18上を往復移動し、これにより主走
査が行われる。
【0022】上記筐体に保持されたドラムセンサ28b
と、上記プリント媒体支持ドラム2の右端に取り付けら
れたドラムセンサ28aは、プリント媒体支持ドラム2
の副走査送りのスタート点を検知するために設けられ、
このドラムセンサ28bの出力部はドラムセンサ回路3
0を介して制御回路32に接続される。この制御回路3
2は、本プリンタの全体の動作を制御するものであり、
この出力部は副走査モータドライバ34を介して副走査
モータ8に接続されるとともに、主走査モータドライバ
36を介して主走査モータ19に接続される。さらに、
制御回路32の出力部はプリント画信号回路38に接続
され、このプリント画信号回路38の出力部は上記イン
クジェットプリントヘッド14に接続される。
【0023】また、上記プリント媒体支持ドラム2の副
走査送り方向である図1に示す矢印の方向から見て、プ
リントヘッドユニット14aの上流側、すなわち、図1
における手前下側には、上記プリント媒体支持ドラム2
に対向するように、ガイドローラ40が不図示の筐体に
保持された回転軸42により回転可能に支持される。
【0024】図2は、上記プリント媒体支持ドラム、プ
リントヘッドユニット、及びガイドローラの配置のよう
すを示す側面図である。図2において、プリント媒体支
持ドラム2の右側が操作側(手前側)であって、このプ
リント媒体支持ドラム2の操作側に、プリントヘッド1
4、移動走査台16、ガイドレール18等を含むプリン
トヘッドユニット14aが配置される。そして、プリン
ト時にはプリント媒体支持ドラム2は、好ましくは矢印
にて示したように、操作側から見て下から上へ回転移動
して副走査送りを行う。
【0025】上記ガイドローラ40は、上記副走査送り
方向から見て、プリントヘッドユニット14aの上流、
すなわち、プリントヘッドユニット14aの下側に回転
軸42を軸として回転可能に支持されており、このガイ
ドローラ40のローラ面はプリント媒体支持ドラム2に
圧接している。
【0026】図3は、上記ガイドローラのローラ面の構
造を示す図である。図3に示すように、このガイドロー
ラ40のローラ面は、ベース面である芯金40aと、こ
の芯金40aに巻かれたゴムコード40bからなってい
る。ゴムコード40bは、上記芯金40a上に切られた
溝に沿って、図3に示すようにスパイラル状に、芯金4
0aの左右方向の中心部を境に左右逆方向に巻き付けら
れている。
【0027】これにより、上記ガイドローラ40は、布
等のようにそれ自体では形状を保ち得ないプリント媒体
を幅方向に押し広げながら、プリント媒体のしわ、浮
き、及び斜行を矯正し、プリント媒体をプリント媒体支
持ドラム2の表面に沿わせて送り込む働きを有する。
【0028】次に、第1の実施の形態のインクジェット
プリンタの動作について説明する。このインクジェット
プリンタにおける全体の動作制御は、制御回路32によ
って行われる。まず、 プリント画信号は、スキャナ、
ホスト装置等から径路INを通って、プリント画信号回
路38に送られる。このプリント画信号回路38は、イ
ンクジェットプリントヘッド14のインク噴射部の構成
やプリント動作モードに対応するように、上記プリント
画信号の配列やタイミングを整えて、該インクジェット
プリントヘッド14に付属する不図示のドライバ回路に
画信号を送信する。
【0029】プリント動作は、ドラムセンサ28bによ
り、プリント媒体支持ドラム2が所定位置にあることが
検知され、この検知をドラムセンサ回路30を介して制
御回路32が確認した後に、開始される。上記制御回路
32は副走査及び主走査の動きと上記画信号の関係を、
上記プリント画信号回路38を介して整合させる。上記
副走査は、制御回路32により副走査モータドライバ3
4を介して副走査モータ8が駆動され、プリント媒体支
持ドラム2の表面に固定されたプリント媒体の回転が制
御されることによって行われる。また、主走査は、制御
回路32により主走査モータドライバ36を介して主走
査モータ19が駆動され、移動走査台16及びインクジ
ェットプリントヘッド14の移動が制御されることによ
って行われる。
【0030】ここで、上記プリントヘッド14には、各
種タイプのインクジェットプリントヘッドが適用可能で
ある。本実施の形態に好適な代表的なものとしては、プ
リント画信号に応答して、必要なノズルのみからインク
を噴射させるオンディマンド型がある。このプリントヘ
ッドは、図4に示すように副走査方向に離間して多数の
ノズルを設けた各ノズル板Nc、Nm、Ny、Nbを有
するものであり、各色別のプリントヘッド14c、14
m、14y、14bを設けることによってカラープリン
トを行うことができる。
【0031】このようなマルチノズルのオンディマンド
型のインクジェットプリントヘッドは、ノズルプレート
面を水平に置き、これを下へ向けてインクを下へ噴射す
るタイプのものと、ノズルプレート面を垂直に置き、こ
れに対向するように垂直に置かれたプリント媒体へイン
クを噴射するものがある。本実施の形態を構成するプリ
ントヘッド14には、後者の垂直に置かれたプリント媒
体に向けてインク噴射可能なノズルプレート面が垂直に
置かれたプリントヘッドを用いるものとする。
【0032】また、本実施の形態を構成するプリントヘ
ッド14には、別のタイプのコンティニアス型と呼ばれ
るインクジェットプリントヘッドも適用可能である。こ
のプリントヘッドは、連続的にインクを噴射するノズル
と、このインクを帯電させる手段と、このインクの飛行
方向を偏向させる手段を有し、インクの帯電とプリント
画信号とを対応させ、インク帯電の有無、大小によって
インク飛行方向をかえて、特定の方向に飛行するインク
のみを選別してプリント媒体に付着させるものである。
このコンティニアス型のプリントヘッドの場合には、1
回の主走査時に副走査方向に幅を持ったプリントが可能
なプリントヘッドを用いる。このためには、上記プリン
トヘッドにノズルを多数設けるか、または副走査方向へ
インクを偏向して飛行させるための偏向手段を設けるよ
うにする。
【0033】このようなプリントヘッド14が載設され
た移動走査台16を往復移動することによって、プリン
トヘッド14から噴射したインクは帯状のプリント領域
を形成する。この主走査の折り返し時、またはインク噴
射を行わないリターンパスにおいて、上記帯状プリント
領域の副走査方向のプリント帯の幅に対応する量だけ、
プリント媒体支持ドラム2をステップ的に回転させて、
次の主走査を行う。そして、このようなプリント媒体を
次々につなぎ合せて、最終的に希望する全領域のプリン
トを行う。
【0034】なお、画質向上のために公知のインターレ
ース走査を適用することが可能であり、その場合には上
記副走査方向のプリント帯の幅の1/N(N≧2の整
数)の副走査ステップ送りが行われる。
【0035】上記ガイドローラ40にガイドされ、プリ
ント媒体支持ドラム2の表面に沿って送り込まれたプリ
ント媒体Mは、その先端がプリント媒体支持ドラム2の
表面に粘着テープTによって貼り付けられ、このプリン
ト媒体の下端側はガイドローラ40の下方に置かれる。
プリントヘッドユニット14aに近い下流側に置かれた
プリント媒体Mの先端位置がスタート位置、又は基準位
置となり、この位置はドラムセンサ28a,28bによ
って正確に検出することができる。
【0036】プリント動作がスタートすると、プリント
ヘッド14が往復移動して主走査が行われ、主走査に連
動してプリント媒体支持ドラム2がステップ回転して副
走査送りが行われる。プリント媒体Mのセット時及びプ
リント時にはプリント媒体Mは、上記ガイドローラ40
により、そのしわ、浮き、及び斜行等が矯正され、プリ
ント媒体支持ドラム2の表面に沿うように送り込まれ
る。
【0037】プリント媒体支持ドラム2の回転が進み、
プリント媒体Mの先端がガイドローラ40を通過する
と、プリント媒体支持ドラム2上にプリント媒体Mが二
重に巻かれることになる。しかし、プリントヘッド14
とプリント媒体支持ドラム2の表面とのギャップを広目
に設定しておけば、プリント媒体の二重巻きの部分にも
支障なくプリントを行うことができる。
【0038】以上のようにプリントを進めることによっ
て、プリント媒体支持ドラム2の外周長よりも長い寸法
のプリント媒体Mに対してもプリントを行うことができ
る。なお、上記プリント媒体Mには、紙、プラスチック
シート、布等の各種媒体が使用可能である。
【0039】ところで、プリント媒体支持ドラム2は、
もともとその外周面上にプリント媒体が巻回固定され、
ドラム2を回転させて副走査送りを行うことにより、薄
手の布等のそれ自体では形状を保持することが困難で、
ローラによるローラ搬送が困難なプリント媒体に対して
もプリント可能とするために、設けられているものであ
る。
【0040】従って、通常の搬送ローラと異なる点は、
その長さに対するドラムの直径が著しく大きくなってい
ることである。例えば、幅が1メートルのプリント媒体
にプリントを行う場合、通常のローラフィード用の搬送
ローラであれば、その直径は数センチメートル以上、1
0センチメートル以下のものが用いられる。これに対し
て上記プリント媒体支持ドラム2の場合は、ドラムの周
長Lがドラムの長さWに対し(1/1.4)〜1.4倍
程度となるようなドラム直径が好ましい。
【0041】例えば、ドラムの長さを1メートルと仮定
すると、好ましいドラムの直径は23センチメートルか
ら45センチメートル辺りである。JIS、A0サイズ
のプリントを想定すると、ドラムの直径はカットシート
の短辺を巻くための27センチメートルから、長辺を巻
くための39センチメートルが必要である。別の表現を
用いれば、ドラムの長さWに対してカットシートの短辺
を巻く0.25W以上の直径を有するドラムを用いるこ
とが好ましい。
【0042】以上説明したように本第1の実施の形態に
よれば、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも短い寸
法のプリント媒体であれば、布等のように曲がりや変形
に対してほとんど抵抗がなくてそれ自身では形状を保ち
得ないプリント媒体であっても、プリント媒体支持ドラ
ムに巻回固定してプリントを行うことができる。併せ
て、紙やプラスチックシート等のそれ自身で形状を保つ
ことができる媒体であれば、ガイドローラによってしわ
や曲りを防止しながらプリント媒体支持ドラムに沿わせ
ることができ、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも
長い寸法のプリント媒体に対してプリントを行うことが
できる。
【0043】なお、上記第1の実施の形態には、プリン
トヘッドユニットの上流側にガイドローラを設けた例を
示したが、ガイドローラに替えてプリント媒体を供給す
るためのプリント媒体供給ロールを配置してもよい。こ
れについては、後述する実施の形態により詳細に説明す
る。また、ガイドローラに加えて、このガイドローラに
プリント媒体を供給する上流側にプリント媒体供給ロー
ルを配置する構成としてもよい。
【0044】上記プリント媒体供給ローラは、巻き蓄え
られたプリント媒体を持ち、順次、プリント媒体を上記
プリント媒体支持ドラム2の表面に供給する。なお、こ
のプリント媒体供給ローラが単独で用いられる場合、プ
リント媒体供給ローラは上述のようにプリント媒体を供
給すると共に、上記ガイドローラ40と同様にプリント
媒体のしわ、浮き、及び斜行を矯正し、プリント媒体を
プリント媒体支持ドラム2の表面に沿わせて送り込む働
きも有する。
【0045】これらの構成により、プリント媒体供給ロ
ールからプリント媒体支持ドラム面へプリント媒体を供
給するようにすれば、より長尺のプリント媒体に対して
プリントを行うことができる。
【0046】次に、本発明に係る第2の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。このインクジ
ェットプリンタは、動作形態として二つのプリントモー
ドである第1のプリントモードと、第2のプリントモー
ドを有し、これらが選択可能になっている。第1のプリ
ントモードは、プリント媒体支持ドラムの表面にカット
したプリント媒体を先に巻回固定しておいてから、プリ
ントを行うものである。一方、第2のプリントモード
は、プリント媒体支持ドラムの表面へプリント媒体を送
り込みながら、プリントを行うものである。上記第1の
プリントモードにおいては、プリント可能なプリント媒
体の最大の長さはプリント媒体支持ドラムの円周長以下
であり、一方、上記第2のプリントモードにおいては第
1のプリントモードより長い、すなわち、プリント媒体
支持ドラムの円周長以上の長さのプリント媒体に対して
プリントが可能である。
【0047】図5は、本発明に係る第2の実施の形態の
インクジェットプリンタの構成を示す図である。このイ
ンクジェットプリンタは、上記第1の実施の形態のイン
クジェットプリンタが持つ構成に加えて、以下のような
構成を有するものである。
【0048】図5において、パーソナルコンピュータ等
からなるホスト装置44は、画像のレイアウトや色補正
を行い、この画信号をプリント画信号回路38に送信す
る。スキャナ46は、上記ホスト装置44に接続されて
おり、原画像の走査信号をホスト装置44へ送信する。
【0049】上記第1または第2のプリントモードを指
定するモード指定部48は、操作者により設定されたモ
ードを示す指定信号を本プリンタのマシンコントローラ
である制御回路32とホスト装置44へそれぞれ送信す
る。上記第1または第2のプリントモードの設定は、具
体的には、本プリンタの操作パネルから行うこともでき
るし、ホスト装置44のキーボードから行うこともでき
る。
【0050】第1のプリントモードが選択設定された場
合には、プリント可能な副走査方向の最大の長さは、プ
リント媒体支持ドラム2の円周長よりやや短い寸法とな
る。従って、操作者がホスト装置44によりプリント画
像のレイアウトを指定する場合、上記の領域を越えた設
定が行われたときは、エラー信号を出力してその設定を
無効とする。
【0051】一方、第2のプリントモードが選択設定さ
れた場合には、上記プリント可能な長さは、プリント媒
体支持ドラム2の円周長以上の長さとなるが、カットシ
ートの場合にはカットシートの長さ、ロールに巻かれた
媒体の場合にはロールの長さの制限があるために、プリ
ント可能な長さをモード指定と共に入力しておくことが
好ましい。
【0052】以上説明したように本第2の実施の形態に
よれば、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも短い寸
法のプリント媒体であれば、布等のように曲がりや変形
に対してほとんど抵抗がなくてそれ自身では形状を保ち
得ないプリント媒体であっても、プリント媒体支持ドラ
ムに巻回固定してプリントを行うことができる。併せ
て、紙やプラスチックシート等のそれ自身で形状を保つ
ことができる媒体であれば、ガイドローラによってしわ
や曲りを防止しながらプリント媒体支持ドラムに沿わせ
ることができ、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも
長い寸法のプリント媒体に対してプリントを行うことが
できる。さらに、上記モード指定部48のようなモード
指定手段を設けることによって、各プリントモードに対
して不適切なプリントレイアウトが行われることが有効
に防止できる。
【0053】次に、本発明に係る第3の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。上記第2の実
施の形態では、プリントモードの設定をマニュアル、す
なわち、操作者の入力による設定で行うものとして説明
したが、このマニュアルによる設定では、設定ミスとい
うことが起こり得る。そこで、この第3の実施の形態
は、上記設定ミスを防止するために、ガイドローラの位
置よりプリントモードの設定状態を検知する手段を設け
たものである。
【0054】図6は、本発明に係る第3の実施の形態の
インクジェットプリンタの構成を示す図である。このイ
ンクジェットプリンタは、上記第2の実施の形態のイン
クジェットプリンタが持つ構成に加えて、以下のような
構成を有する。
【0055】図6に示すように、ガイドローラ40は、
アーム50a,50bのそれぞれの一端に支持され、さ
らに、このアーム50a,50bのそれぞれの他端は不
図示の筐体に支持されたアーム軸52により回転可能に
支持される。これにより、ガイドローラ40は、プリン
ト媒体支持ドラム2に対して圧接状態または所定距離隔
てた状態での配置が可能になる。さらに、ガイドローラ
40が圧接状態または所定距離隔てた状態のいずれにあ
るかを関接的に検知するために、上記アーム50aの位
置を検知するセンサ54が設けられており、このセンサ
54は上記状態の検知信号を制御回路32へ送信する。
このセンサ54の出力に基づいて、制御回路32は上記
第1のプリントモード、または第2のプリントモードの
自動設定を行う。
【0056】ただし、プリント動作に入る前に、予めプ
リント画面のレイアウト等を行うが、このときにプリン
トモードが指定されていなければならず、そのためにモ
ード指定部48は設けておくことが好ましい。そして、
プリント動作をスタートさせる前に設定したモードと、
検知手段であるセンサ54の出力とを比較し、不一致が
ある場合には、制御回路32はアラーム(警告音)また
はプリント禁止信号を出力する。
【0057】なお、プリント媒体供給用のロールからプ
リント媒体を供給する場合は、このプリント媒体の着脱
を検知するセンサや、ロールから引き出したプリント媒
体をプリント媒体支持ドラムへ送る給送路に設けたセン
サ等からの検知信号を制御回路32へ送り込むようにす
る。これにより、プリントモードの設定に対応したプリ
ント画面のレイアウトと、操作者により実際に設定され
たプリントモードの不一致によるプリントミスの発生
を、自動的に完全に防止することができる。
【0058】図7は、上記ガイドローラがプリント媒体
支持ドラムに対して、圧接する位置と所定距離隔てた位
置とに移動できるようにした移動支持機構の構成を示す
図である。
【0059】図7において、ガイドローラ40はアーム
50bの一端に支持され、このアーム50bの他端はア
ーム軸52に支持される。さらに、アーム50bにはピ
ン55、プリンタ本体にはピン56が設けられており、
両ピンの間にコイルバネ58が掛け渡される。
【0060】上記ピン56、アーム軸52、ピン55に
よって作られる三角形の1辺にコイルバネ58が掛れ渡
され、このコイルバネ58はピン55をピン56の方向
に引き寄せる作用を有する。このため、図7(a)に示
すように、ガイドローラ40はプリント媒体支持ドラム
2に圧接し、上記第2のプリントモードにおけるガイド
手段としての役割をはたす。
【0061】上記ガイドローラ40をプリント媒体支持
ドラム2からバネ力に抗して引き離すと、ガイドローラ
40にはプリント媒体支持ドラム2から離れる方向のバ
ネ力が作用し、図7(b)に示すように、アームストッ
パ60の位置で止まる。この状態では、ガイドローラ4
0とプリント媒体支持ドラム2の間に広いすき間ができ
るので、プリント媒体をプリント媒体支持ドラム2の表
面に巻回固定してプリントを行う第1のプリントモード
のときに、プリント媒体のハンドリングの障害とならな
い。さらに、このすき間がある状態では、ガイドローラ
40が圧接されているとプリント媒体自身の段差により
スムーズな回転に支障が生ずる厚手の媒体や、インクの
乾燥が遅くてガイドローラが接触するとオフセットを生
ずるおそれのある媒体などへ、問題なくプリントを実行
することができる。
【0062】以上説明したように本第3の実施の形態に
よれば、プリント媒体支持ドラム上にプリント媒体を巻
回固定する第1のプリントモードと、プリント媒体支持
ドラムへプリント媒体を送り込みながら、プリント媒体
支持ドラムの円周長よりも長い寸法のプリント媒体に対
してプリントを行うことができる第2のプリントモード
において、プリント画面レイアウトの設定の不一致によ
るプリントミスを事前に防止することができる。さら
に、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも長い寸法の
プリント媒体に対してのプリントを可能とするために加
えた部材、すなわち、ガイドローラが、プリント媒体を
プリント媒体支持ドラムに巻回固定する作業の障害にな
らないようにすることができる。
【0063】次に、本発明に係る第4の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。このインクジ
ェットプリンタは、上記第1の実施の形態において、ガ
イドローラに替えてプリント媒体供給ロールを設置した
ものである。
【0064】図8は、上記プリント媒体供給ロールを設
置した例を示す図である。図8に示すように、プリント
媒体供給ロール80のホルダー用のロール軸82は支持
台の側板84の支持溝にはめ込まれ、支持されている。
【0065】プリント媒体供給ロール80から引き出さ
れたプリント媒体Mの先端が、プリント媒体支持ドラム
2の表面にテープT等を用いて貼り付けられる。これに
より、プリント開始の準備が終了する。プリントが開始
されると、プリント媒体支持ドラム2がステップ的に回
転して副走査を行うと共に、プリントヘッド14が往復
移動して主走査を行う。
【0066】上記プリント媒体供給ロール80からは、
プリント媒体支持ドラム2の円周長より長いプリント媒
体を送り出すことができるため、プリント媒体支持ドラ
ム2の円周長以上の長いプリントを作ることができる。
プリント媒体支持ドラム2の円周長より長いプリントを
可能とするために、本第4の実施の形態においては、上
述したようにプリント媒体支持ドラム2の回転方向に対
してプリントヘッドユニットの上流側に、プリント媒体
供給ロールを設けるようにした。
【0067】以上説明したように本第4の実施の形態に
よれば、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも短い寸
法のプリント媒体であれば、布等のように曲がりや変形
に対してほとんど抵抗がなくてそれ自身では形状を保ち
得ないプリント媒体であっても、プリント媒体支持ドラ
ムに巻回固定してプリントを行うことができる。併せ
て、紙やプラスチックシート等のそれ自身で形状を保つ
ことができる媒体であれば、プリント媒体供給ロールに
よってしわや曲りを防止しながらプリント媒体支持ドラ
ムに沿わせることができ、プリント媒体支持ドラムの円
周長よりも長い寸法のプリント媒体に対してプリントを
行うことができる。
【0068】次に、本発明に係る第5の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。図2及び図8
にて説明したように、プリント媒体の先端はプリント媒
体支持ドラムにテープ等で貼り付けて固定される。した
がって、プリント媒体支持ドラム2が円周長以上の長さ
のプリント媒体を支持搬送するときは、多重にドラム上
にプリント媒体が巻き重ねられる。このとき、プリント
媒体が薄くても、インクがプリント媒体を通り抜けて下
の媒体へ拡散したり、ゴーストイメージがプリントされ
てしまうようなことがない場合はこの使い方で良いが、
プリント媒体が厚くなると、プリントヘッドとプリント
媒体支持ドラムの表面とのギャップが二重巻き部分で著
しく狭くなったり、あるいはプリント媒体がプリントヘ
ッドに突き当ってしまう。
【0069】このような不具合が生じないようにするた
めに、本第5の実施の形態のインクジェットプリンタ
は、上記第4の実施の形態のインクジェットプリンタが
持つ構成に加えて、プリント媒体支持ドラムの回転方向
に対してプリントヘッドユニットの下流側にプリント媒
体巻取りロールを設けたものである。
【0070】図9は、第5の実施の形態のインクジェッ
トプリンタの構成を示す図である。図9に示すように、
プリントヘッドユニット14aの下流側には、プリント
媒体供給ロール80から送り出され、プリントヘッド1
4によりプリントされたプリント媒体Mを巻き取るため
のプリント媒体巻取りロール86が設けられる。この巻
取りロール86の一端には、プーリー88が設けられて
おり、このプーリー88とプリント媒体支持ドラム2の
回転軸に設けられたプーリー90との間にベルト92が
掛け渡される。
【0071】上記ベルト92とプーリー90又はプーリ
ー90とドラム2の回転軸の間の結合はスリップ可能な
ゆるい結合となっている。このため、プリント媒体支持
ドラム2の回転に従動する巻取りロール86の周速は、
プリント媒体支持ドラム2の周速よりも速くなるように
設定しておく。
【0072】プリント媒体Mはプリント媒体供給ロール
80から供給され、プリント媒体支持ドラム2に沿っ
て、固定されない状態でプリントヘッドユニット14a
を通過し、巻取りロール86に巻き取られる。プリント
媒体支持ドラム2の表面は、粗面化加工、あるいは半粘
着性の加工を施しておくことが好ましく、このように摩
擦力を高めておくことによって、プリント媒体Mはプリ
ント媒体支持ドラム2の表面をスリップすることなく正
確に搬送される。
【0073】以上説明したように本第5の実施の形態に
よれば、プリントが終了したプリント媒体はプリント媒
体支持ドラムから離れて巻き取られてしまうために、プ
リント媒体支持ドラムの円周長よりも長い寸法のプリン
ト媒体に対してプリントを行った場合にも、プリント媒
体支持ドラムに多重巻きとなることがない。したがっ
て、多重巻きとなった場合に生ずるプリント画質の劣化
や装置の損傷等の障害の発生を防止することができる。
【0074】また、本第5の実施の形態で説明したよう
に、プリント媒体のロール供給手段及びロール巻取り手
段を設ければ、プリント媒体支持ドラムの表面とロール
表面との間に広いギャップを設けることができるため、
第1のプリントモード、すなわち、直接プリント媒体を
プリント媒体支持ドラムの表面に巻回固定するモードで
使用する場合に操作の障害なることはない。
【0075】次に、本発明に係る第6の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。ガイドローラ
を介し、及び又はプリント媒体供給ロールからプリント
媒体をプリント媒体支持ドラムの表面に供給しながらプ
リントを行う第2のプリントモードを実行する場合に、
プリント媒体の先端をプリント媒体支持ドラム2の表面
にテープ等を用いて貼り付ける必要があることより、プ
リント媒体がプリント媒体支持ドラムの表面に多重巻き
とならないようにするために、本第6の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタは、上記第4の実施の形態のイン
クジェットプリンタが持つ構成に加えて、プリント媒体
支持ドラムの回転方向に対してプリントヘッドユニット
の下流側に、プリント媒体をプリントヘッド支持ドラム
に圧接するピンチローラを設けるようにする。
【0076】図10は、第6の実施の形態のインクジェ
ットプリンタの構成を示す側面図である。図10に示す
ように、プリント媒体支持ドラム2の回転方向に対して
プリントヘッドユニット14aの下流側には、プリント
ヘッド支持ドラム2の表面に圧接するピンチローラ94
が設けられる。このピンチローラ94は、プリント媒体
支持ドラム2に圧接し、プリント媒体をドラム2の表面
に保持させる。この場合、プリント媒体は、ドラム2の
表面に貼り付けておくのではなく、圧接支持しておくも
のとする。
【0077】このインクジェットプリンタでは、プリン
ト媒体Mの先端をピンチローラ94で圧接して、プリン
トをスタートさせる。副走査送りが進み、プリント媒体
Mの先端がピンチローラ94の位置を離れてプリント媒
体支持ドラム2の中心対してプリントヘッドユニット1
4aの反対側の面付近を通過すると、プリント媒体Mの
先端がドラム2の表面から離れてしまう。
【0078】したがって、プリント媒体供給ロール80
から、プリント媒体支持ドラム2の円周長以上のプリン
ト媒体が送り込まれても、プリント媒体支持ドラム2の
後部下に運ばれて留り、プリント媒体支持ドラム2の表
面に多重に巻き取られることがない。なお、好ましくは
上記ピンチローラ94は、プリント媒体支持ドラム2の
表面に圧接する位置P0と、所定距離隔てた位置P1を
とり得る構成としておくとよい。
【0079】以上説明したように本第6の実施の形態に
よれば、プリント媒体をプリント媒体支持ドラムへ送り
込みながらプリントを行う第2のプリントモードにおい
て、プリント媒体がプリント媒体支持ドラム上に多重巻
きされることがなく、多重巻きによって生ずる画質の劣
化や装置の損傷を防止することができる。
【0080】次に、本発明に係る第7の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタについて説明する。上記第6の実
施の形態のインクジェットプリンタでは、ピンチローラ
94を通過したプリント媒体Mはプリント媒体支持ドラ
ム2の下につみ重なって滞留するために、プリントされ
たプリント媒体Mの収容量は少なく、かつ汚損されやす
い。 そこで、このような不具合を防止するために、本
第7の実施の形態のインクジェットプリンタは、上記第
6の実施の形態のインクジェットプリンタが持つ構成に
加えて、プリント媒体支持ドラム2の回転方向に対して
ピンチローラ94の下流側にプリント媒体排出ガイド板
を設けるものである。
【0081】図11は、第7の実施の形態のインクジェ
ットプリンタの構成を示す側面図である。上述したよう
に、プリント媒体支持ドラム2の回転方向に対してプリ
ントヘッドユニット14aの下流側には、プリントヘッ
ド支持ドラム2の表面に圧接するピンチローラ94が設
けられる。そして、このピンチローラ94の下流側に
は、プリント媒体排出用のガイド板96が設けられる。
【0082】上記ガイド板96は、ピンチローラ94か
ら押し出されるプリント済みのプリント媒体Mを、プリ
ント媒体支持ドラム2から離れた位置にガイドすると共
に、プリントを終了したプリント媒体Mがプリント媒体
支持ドラム2に摺擦されて汚損しないように隔離する作
用を有している。
【0083】ピンチローラ94及びガイド板96は、プ
リント媒体支持ドラム2に接近し圧接する位置と、所定
距離隔てた位置をとり得るようにすることが好ましく、
上記圧接する位置は上記第2のプリントモード、上記所
定距離隔てた位置は上記第2のプリントモードに対応さ
せるものとする。
【0084】以上説明したように本第7の実施の形態に
よれば、ピンチローラを通過したプリント媒体がプリン
ト媒体支持ドラムの下につみ重なって滞留し、プリント
媒体支持ドラムに摺擦されて汚損されるのを防止するこ
とができる。さらに、プリント媒体をプリント媒体支持
ドラムへ送り込みながらプリントを行う第2のプリント
モードにおいて、送出されるプリント済のプリント媒体
を多量に収容することができ、かつプリント媒体が汚損
されるのを防止することができる。
【0085】なお、本発明の上記実施の形態によれば、
以下のごとき構成が得られる。 (1) プリント媒体が巻回固定され、このプリント媒
体をステップ状に回転して副走査を行うプリント媒体支
持ドラムと、インクを噴射してプリントを行うプリント
ヘッドと、上記プリント媒体支持ドラムに対向し、該プ
リント媒体支持ドラムの回転軸と平行に上記プリントヘ
ッドを往復移動させて主走査を行う移動走査台とからな
るプリントヘッドユニットを有するインクジェットプリ
ンタにおいて、上記プリント媒体支持ドラムの副走査送
り方向から見て上記プリントヘッドの上流側に、上記プ
リント媒体支持ドラムに対向するように上記プリント媒
体を上記プリント媒体支持ドラムの支持面に沿わせて送
り込むガイドローラ及び又はプリント媒体供給ロールを
設けたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
【0086】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリント媒体支持ドラムの円周長よりも短い寸法の
プリント媒体であれば、布のように曲がりや変形に対し
てほとんど抵抗がなくてそれ自身では形状を保ち得ない
プリント媒体であってもプリント媒体支持ドラムに巻回
固定させてプリントを行うことができる。併せて、紙や
プラスチックシート等のそれ自身で形状を保つことがで
きる媒体であれば、ガイドローラやプリント媒体供給ロ
ールによってしわや曲りを防止しながらプリント媒体支
持ドラムに沿わせることができ、プリント媒体支持ドラ
ムの円周長よりも長い寸法のプリントを行うことができ
る。 (2) 上記プリント媒体支持ドラムの円周長以内の長
さのプリント媒体へのプリントを許容する第1のプリン
トモードと、プリント媒体支持ドラムの円周長以上の長
さのプリント媒体へのプリントを許容する第2のプリン
トモードのいずれかを指定する指定手段と、この指定手
段によって指定された第1のプリントモード又は第2の
プリントモードに従ったプリントレイアウトの設定及び
プリントを実行するプリント制御手段と、を有すること
を特徴とする上記(1)に記載のインクジェットプリン
タ。
【0087】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリント媒体支持ドラムにプリント媒体を予め巻回
固定して使用する場合には、第1のプリントモードを指
定することにより、誤ってプリント媒体の長さ以上のプ
リント指令が出されてもプリントミスが生ずるのを防止
することができる。
【0088】また、ガイドローラ及び又はプリント媒体
供給ロールから、プリント動作と平行してプリント媒体
をプリント媒体支持ドラム面へ送り込む場合には、第2
のプリントモードを指定することによって、プリント媒
体支持ドラムの円周長以上の長さの寸法のプリントを行
うことができる。 (3) 上記プリント媒体支持ドラムに対向し圧接及び
離間位置をとることができる上記ガイドローラ及び又は
着脱可能な上記プリント媒体供給ロールと、上記ガイド
ローラの離接及び又はプリント媒体供給ロールの着脱の
有無を検知する検知手段と、上記検知手段の検知信号に
基いて、上記第1及び第2のプリントモードのいずれか
のモード指定を行う制御手段と、を有することを特徴と
する上記(2)に記載のインクジェットプリンタ。
【0089】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリントモードの指定を自動的に行うことができ、
従ってモード設定ミスによる不良プリントの発生を有効
に防止することができる。 (4) 上記プリント媒体支持ドラムに対向する上記ガ
イドローラを、上記プリント媒体支持ドラムに対して圧
接する位置と離間する位置に移動可能な移動支持機構を
設けたことを特徴とする上記(1)に記載のインクジェ
ットプリンタ。
【0090】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、カットシート状のプリント媒体をプリント媒体支持
ドラムの外周上に巻回固定して使用する場合には、ガイ
ドローラを離間状態とすることにより、プリント媒体を
プリント媒体支持ドラムに貼り付けたり、取り外す作業
の障害とならないようにすることができる。さらに、プ
リント媒体支持ドラムの円周長より長いプリント媒体に
対しては、ガイドローラをプリント媒体支持ドラムに圧
接させ、その圧接部を介してプリント媒体を送り込むこ
とによってプリント媒体のしわやバタツキを防止してプ
リント媒体支持ドラム面に沿わせることができる。 (5) 上記プリントヘッドユニットの上流側にプリン
ト媒体を供給する上記プリント媒体供給ロール、下流側
にプリント済みのプリント媒体を巻き取るプリント媒体
巻取りロールを設けたことを特徴とする上記(1)に記
載するインクジェットプリンタ。
【0091】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリント媒体はプリント媒体供給ロールから送り出
され、プリント媒体巻取りロールに回収されるので、各
ロールの容量の限界はあるが、任意の長さのプリント媒
体に対してプリントを行うことができる。 (6) 上記プリントヘッドユニットの下流側に上記プ
リント媒体支持ドラムに圧接するピンチローラを設けた
ことを特徴とする上記(1)に記載するインクジェット
プリンタ。
【0092】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリント媒体支持ドラムの円周長以上の長さのプリ
ント媒体に対してプリントを行う場合、プリント媒体の
先端をプリント媒体支持ドラムにはりつけて固定するこ
となしに副走査送りを行わせることができるようにな
り、ピンチローラを通り抜けたプリント媒体はプリント
媒体支持ドラムから離れて送り出され、プリント媒体支
持ドラムへ多重巻きすることなくプリントが行える。 (7) 上記ピンチローラの下流側にプリント媒体排出
用のガイド板を設けたことを特徴とする上記(6)に記
載のインクジェットプリンタ。
【0093】このようなインクジェットプリンタによれ
ば、プリントを終えピンチローラ部分を通過したプリン
ト媒体はガイド板を経由して排出されるので、作成され
たプリントを汚損されることなく、貯留させておくこと
ができる。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、布の
ようにそれ自体では形状を保ち得ないプリント媒体への
プリントを可能とすると共に、紙やプラスチックシート
のように形状を保ちつつフィード送りが可能なプリント
媒体に対しては、プリント媒体支持ドラムの円周長以上
の長さのプリントを可能とするインクジェットプリンタ
を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のインクジェットプリンタの
構成を示す図である。
【図2】上記インクジェットプリンタにおけるプリント
媒体支持ドラム、プリントヘッドユニット、及びガイド
ローラの配置のようすを示す側面図である。
【図3】上記ガイドローラのローラ面の構造を示す図で
ある。
【図4】上記インクジェットプリンタにおけるプリント
ヘッドの構成を示す図である。
【図5】第2の実施の形態のインクジェットプリンタの
構成を示す図である。
【図6】第3の実施の形態のインクジェットプリンタの
構成を示す図である。
【図7】上記インクジェットプリンタにおけるガイドロ
ーラの移動支持機構の構成を示す図である。
【図8】第4の実施の形態のインクジェットプリンタの
構成を説明するための側面図である。
【図9】第5の実施の形態のインクジェットプリンタの
構成を説明するための側面図である。
【図10】第6の実施の形態のインクジェットプリンタ
の構成を説明するための側面図である。
【図11】第7の実施の形態のインクジェットプリンタ
の構成を説明するための側面図である。
【図12】従来のインクジェットプリンタの構成を示す
図である。
【符号の説明】
2 プリント媒体支持ドラム 4 ドラム軸 6,10 プーリー 8 副走査モータ 12 ベルト 14 インクジェットプリントヘッド 14a プリントヘッドユニット 16 移動走査台 18 ガイドレール 19 主走査モータ 20,22 プーリー 24 ベルト 28a,28b ドラムセンサ 30 ドラムセンサ回路 32 制御回路 34 副走査モータドライバ 36 主走査モータドライバ 38 プリント画信号回路 40 ガイドローラ 40a 芯金 40b ゴムコード 42 回転軸 44 ホスト装置 46 スキャナ 48 モード指定部48 50a,50b アーム 52 アーム軸 54 センサ 55,56 ピン 58 コイルバネ 60 アームストッパ 80 プリント媒体供給ロール 82 ロール軸 84 側板 86 プリント媒体巻取りロール 88,90 プーリー 92 ベルト 94 ピンチローラ 96 ガイド板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント媒体が巻回固定され、このプリ
    ント媒体をステップ状に回転して副走査を行うプリント
    媒体支持ドラムと、 インクを噴射してプリントを行うプリントヘッドと、上
    記プリント媒体支持ドラムに対向し、該プリント媒体支
    持ドラムの回転軸と平行に上記プリントヘッドを往復移
    動させて主走査を行う移動走査台とからなるプリントヘ
    ッドユニットを有するインクジェットプリンタにおい
    て、 上記プリント媒体支持ドラムの副走査送り方向から見て
    上記プリントヘッドの上流側に、上記プリント媒体を上
    記プリント媒体支持ドラムの支持面に沿わせて送り込む
    ガイド手段を設けたことを特徴とするインクジェットプ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 プリント媒体が巻回固定され、このプリ
    ント媒体をステップ状に回転して副走査を行うプリント
    媒体支持ドラムと、 インクを噴射してプリントを行うプリントヘッドと、上
    記プリント媒体支持ドラムに対向し、該プリント媒体支
    持ドラムの回転軸と平行に上記プリントヘッドを往復移
    動させて主走査を行う移動走査台とからなるプリントヘ
    ッドユニットを有するインクジェットプリンタにおい
    て、 上記プリント媒体支持ドラムの副走査送り方向から見て
    上記プリントヘッドの上流側に、上記プリント媒体支持
    ドラムに対向するようにガイドローラ及び又はプリント
    媒体供給ロールを設けたことを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記プリント媒体支持ドラムの円周長以
    内の長さのプリント媒体へのプリントを許容する第1の
    プリントモードと、 プリント媒体支持ドラムの円周長以上の長さのプリント
    媒体へのプリントを許容する第2のプリントモードと、 上記第1のプリントモード又は上記第2のプリントモー
    ドのいずれかを指定する指定手段と、 この指定手段によって指定された第1のプリントモード
    又は第2のプリントモードに従ったプリントレイアウト
    の設定及びプリントを実行するプリント制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1、2に記載のインク
    ジェットプリンタ。
JP22004696A 1996-08-21 1996-08-21 インクジェットプリンタ Pending JPH1058661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22004696A JPH1058661A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22004696A JPH1058661A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1058661A true JPH1058661A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16745085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22004696A Pending JPH1058661A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1058661A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361855A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタのメディア皺取り装置
JP2009248418A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2013043752A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Fujifilm Corp 用紙搬送装置及びインクジェット記録装置
CN103332020A (zh) * 2013-07-16 2013-10-02 无锡市德赛数码科技有限公司 多工位数码印刷机
CN104085191A (zh) * 2014-07-19 2014-10-08 刘小欣 一种在塑料上喷墨激光打印的方法及应用该方法的喷墨激光打印装置
WO2016117414A1 (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 株式会社ミマキエンジニアリング 搬送部材およびインクジェットプリンター
US9662914B2 (en) 2014-10-23 2017-05-30 Seiko Epson Corporation Printing apparatus with winding rotating drum
KR20170091132A (ko) * 2014-12-23 2017-08-08 허베이 후이진 일렉트로메카니칼 컴퍼니 리미티드 통합 밴딩 및 프린팅 장치에 기초한 프린팅 메커니즘, 인스턴트-로그인 밴딩 및 프린팅 머신 및 그 제어 방법
CN108099417A (zh) * 2016-11-25 2018-06-01 株式会社理光 布料打印、加热装置及保持构件、对布料赋予图像的方法
WO2019092712A1 (en) * 2017-11-07 2019-05-16 Kornit Digital Ltd. Rotary printer for textiles
JP2019072845A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 三菱重工機械システム株式会社 製袋機および印刷機
US10392216B2 (en) 2014-10-23 2019-08-27 Seiko Epson Corporation Web transporting apparatus, web transporting method, image forming apparatus, and image forming method

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361855A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタのメディア皺取り装置
JP2009248418A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2013043752A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Fujifilm Corp 用紙搬送装置及びインクジェット記録装置
CN103332020A (zh) * 2013-07-16 2013-10-02 无锡市德赛数码科技有限公司 多工位数码印刷机
CN104085191A (zh) * 2014-07-19 2014-10-08 刘小欣 一种在塑料上喷墨激光打印的方法及应用该方法的喷墨激光打印装置
US10392216B2 (en) 2014-10-23 2019-08-27 Seiko Epson Corporation Web transporting apparatus, web transporting method, image forming apparatus, and image forming method
US9662914B2 (en) 2014-10-23 2017-05-30 Seiko Epson Corporation Printing apparatus with winding rotating drum
KR20170091132A (ko) * 2014-12-23 2017-08-08 허베이 후이진 일렉트로메카니칼 컴퍼니 리미티드 통합 밴딩 및 프린팅 장치에 기초한 프린팅 메커니즘, 인스턴트-로그인 밴딩 및 프린팅 머신 및 그 제어 방법
JP2016135711A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 株式会社ミマキエンジニアリング 搬送部材およびインクジェットプリンター
WO2016117414A1 (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 株式会社ミマキエンジニアリング 搬送部材およびインクジェットプリンター
CN108099417A (zh) * 2016-11-25 2018-06-01 株式会社理光 布料打印、加热装置及保持构件、对布料赋予图像的方法
US10668740B2 (en) 2016-11-25 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Fabric printing apparatus and heating device
JP2019072845A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 三菱重工機械システム株式会社 製袋機および印刷機
WO2019092712A1 (en) * 2017-11-07 2019-05-16 Kornit Digital Ltd. Rotary printer for textiles
US11673410B2 (en) 2017-11-07 2023-06-13 Kornit Digital Ltd. Rotary printer for textiles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8714541B2 (en) Image recording apparatus and control method thereof
US20160136981A1 (en) Printing apparatus and sheet winding method
JP7433986B2 (ja) 記録装置及び制御方法
JPH1058661A (ja) インクジェットプリンタ
JP5166694B2 (ja) シート処理装置
EP2945805A1 (en) Printing apparatus for printing on a print substrate
JP2003095501A (ja) シート材搬送装置及び画像形成装置
US10137709B2 (en) Recording device and medium feeding method for recording device
EP2156958B1 (en) Carrying device, recording device, and carrying method
US10507678B2 (en) Printing apparatus
JP3935310B2 (ja) プリンタの媒体形状制御用内部紙案内
JP2001268310A (ja) 画像形成装置及びロール状記録媒体切断方法
JP3741243B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4339630B2 (ja) 記録装置用ロール紙供給機構
JP2003237163A (ja) 画像形成装置
JP5700941B2 (ja) 記録装置
JP4375221B2 (ja) プリンタ
JP2004181825A (ja) 記録装置
JP2013043748A (ja) 記録装置
JP2000218880A (ja) 記録媒体搬送装置
JP2023131523A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2006159725A (ja) インクジェット記録装置
WO2019198497A1 (ja) プリンタおよび印刷システム
JP2002234143A (ja) インクジェットプリンタ
JP4419830B2 (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405