JPH1058220A - エンドミル加工装置 - Google Patents

エンドミル加工装置

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JPH1058220A
JPH1058220A JP21843196A JP21843196A JPH1058220A JP H1058220 A JPH1058220 A JP H1058220A JP 21843196 A JP21843196 A JP 21843196A JP 21843196 A JP21843196 A JP 21843196A JP H1058220 A JPH1058220 A JP H1058220A
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JP
Japan
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end mill
cooling liquid
liquid
cutting
passage
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JP21843196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takahashi
孝幸 高橋
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/28Features relating to lubricating or cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドミルの寿命の長期化と高度の加工精度
の確保とを両立し得るようにしたエンドミル加工装置を
提案する。 【解決手段】 加工ヘッド4の回転軸12にエンドミル
5を取り付けて切削加工を行うエンドミル加工装置にお
いて、上記エンドミル5の内部に液通路30を設け、該
液通路30に冷却液を供給し得るように構成する。かか
る構成により、上記冷却液を液通路30に供給しながら
切削作業を行うことで、切削熱作業に伴って切刃の刃先
部分に生じる切削熱は熱伝導によりエンドミル5の内部
側へ移動して順次上記冷却液側に放出される。従って、
切削熱の放熱除去が安定的であり、刃先部分の「ヒート
ショック」による破壊が可及的に抑制され、エンドミル
5の寿命の長期化が図られることになる。また、冷却液
の冷却作用によりエンドミル5の温度上昇が抑制される
ことで該エンドミル5の熱膨張が低く抑えられ、それだ
けエンドミル5による加工精度が良好に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、エンドミル加工
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5には、一般的なエンドミルによる溝
の切削加工の状態を示している。このエンドミル加工
は、シャンク部53aと切刃部53bとを備えたエンド
ミル53を回転駆動されるツールホルダー52に装着
し、該切刃部53bをワーク51に対してその軸方向に
押し当て、該切刃部53bの外周切刃53cで溝の側壁
部52bを、また先端切刃53dで底部52aを、それ
ぞれ同時に切削しながらこれを所定速度で横方向に移動
させて溝を形成するものである。 【0003】この場合の切削方法としては、従来より
「湿式切削」と「乾式切削」とが知られている。「湿式
切削」は、切削加工に際して、切刃部53b部分に外部
から切削液をかけながら切削作業を行うものである。ま
た、「乾式切削」は、切削液を用いずに切削加工を行う
ものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、「湿式切
削」を行う場合、エンドミル53の材質によっては、工
具寿命が非常に短くなるという問題がある。これは、
「湿式切削」においては、エンドミル53が高速で回転
して切削を行う場合、その回転に伴って切刃部53bの
刃先部分が、「切削熱による急激な加熱」と「切削液に
よる急激な冷却」とを高い周波数で交互に受けること
で、所謂「ヒートショック」により早期に破壊に至るも
のである。 【0005】従って、かかる「ヒートショック」による
エンドミル53の寿命の短小化を防止するためには、
「乾式切削」を採用することが必要である。ところが、
「乾式切削」によれば、切削加工に伴って発生する切削
熱の除去は大気への放熱作用のみであることからその除
去率は極めて低く、このためエンドミル53の温度が大
きく上昇し熱膨張を生じる。この場合、熱膨張は、当
然、エンドミル53の軸方向と径方向の両方に生じる
が、その熱膨張量は膨張部分の長さの関係から、径方向
の膨張よりも軸方向の膨張の方が大きくなる。この結
果、エンドミル53の切込量Hは、エンドミル53の温
度上昇に伴って設計値から次第に増大変化し、結果的
に、加工面、即ち、底部52aの深さ寸法に設計値との
狂いが生じ、適正な加工精度を維持することができなく
なる。 【0006】そこで本願発明は、「湿式切削」と「乾式
切削」の利点を併せ持つことにより、エンドミルの寿命
の長期化と高度の加工精度の確保とを両立し得るように
したエンドミル加工装置を提案することを目的としてな
されたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。 【0008】本願の第1の発明では、加工ヘッド4に備
えられた回転軸12に、その軸方向の一端側にシャンク
部5aを、他端側の端面と外周面にそれぞれ切刃を有す
る切刃部5bを、それぞれ設けたエンドミル5を取り付
け、該切刃部5bの切削作用によりワークに対して溝加
工を行うようにしたエンドミル加工装置において、上記
エンドミル5の内部に液通路30を設け、該液通路30
に冷却液を供給し得るように構成したことを特徴として
いる。 【0009】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかるエンドミル加工装置において、上記液通路30
を、上記エンドミル5のシャンク部5a及び切刃部5b
に跨がって設けたことを特徴としている。 【0010】本願の第3の発明では、上記第2の発明に
かかるエンドミル加工装置において、上記液通路30
を、上記シャンク部5a側に冷却液の入口30aと出口
30bとがそれぞれ開口し、且つ該入口30a及び出口
30bから上記切刃部5b側に向かって略U字状に延び
る循環路としたことを特徴としている。 【0011】本願の第4の発明では、上記第1、第2又
は第3の発明にかかるエンドミル加工装置において、冷
却液の供給及び回収を行う冷却液ユニット6を備え、該
冷却液ユニット6からの冷却液を上記エンドミル5の液
通路30に供給するとともに、該液通路30を循環した
後の冷却液を上記冷却液ユニット6に回収する冷却液循
環系Aを構成したことを特徴としている。 【0012】本願の第5の発明では、上記第4の発明に
かかるエンドミル加工装置において、上記冷却液循環系
Aを閉回路で構成したことを特徴としている。 【0013】本願の第6の発明では、上記第4の発明に
かかるエンドミル加工装置において、上記冷却液循環系
Aを開回路で構成したことを特徴としている。 【0014】 【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。 【0015】 本願の第1の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、エンドミル5の内部に設けた液通路
30に冷却液を供給するようにしているので、該冷却液
を液通路30に供給しながら切削作業を行うことで、切
削作業に伴って切刃の刃先部分に生じる切削熱は熱伝導
によりエンドミル5の内部側へ移動して順次上記冷却液
側に放出される。 【0016】従って、切削熱の放熱除去が安定的であ
り、従来の「湿式切削」の如き刃先部分において加熱作
用と冷却作用とが高周波数で繰り返えされるということ
がなく、刃先部分の「ヒートショック」による破壊が可
及的に抑制され、結果的にエンドミル5の寿命の長期化
が図られることになる。 【0017】また、冷却液の冷却作用によりエンドミル
5の温度上昇が抑制されることで該エンドミル5の熱膨
張が低く抑えられるので、切削作業中におけるエンドミ
ル5の切り込み量の変化が極めて少なく、それだけエン
ドミル5による加工精度が良好に維持されるものであ
る。 【0018】 本願の第2の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、上記第1の発明にかかるエンドミル
加工装置において、上記液通路30を、上記エンドミル
5のシャンク部5a及び切刃部5bに跨がって設けてい
るので、主として該エンドミル5の寿命に影響する上記
切刃部5bの冷却作用と、主としてエンドミル5の熱膨
張に影響するシャンク部5aの冷却作用とが共に良好に
維持され、上記に記載の効果がより一層確実ならしめ
られるものである。 【0019】 本願の第3の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、上記第2の発明にかかるエンドミル
加工装置において、上記液通路30を、上記シャンク部
53a側に冷却液の入口30aと出口30bとがそれぞ
れ開口し、且つ該入口30a及び出口30bから上記切
刃部5b側に向かって略U字状に延びる循環路としてい
るので、該循環路を通って冷却液が常時循環することと
なり、例えば冷却液が液通路30内で滞留し易い構成で
ある場合に比して、冷却液による冷却作用が常時安定的
に行われ、上記に記載の効果がより一層確実ならしめ
られるものである。 【0020】 本願の第4の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、上記第1、第2又は第3の発明にか
かるエンドミル加工装置において、冷却液の供給及び回
収を行う冷却液ユニット6を備え、該冷却液ユニット6
からの冷却液を上記エンドミル5の液通路30に供給す
るとともに、該液通路30を循環した後の冷却液を上記
冷却液ユニット6に回収する冷却液循環系Aを構成して
いるので、冷却液の再利用が可能となり、例えば使用後
の冷却液を廃棄する構成の場合に比して、運転経費の低
減が図れるものである。 【0021】 本願の第5の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、上記第4の発明にかかるエンドミル
加工装置において、上記冷却液循環系Aを閉回路で構成
しているので、冷却液に切削屑等の異物が混入すること
がなく、例えば回収された冷却液から異物を除去してこ
れを再利用する必要がある場合に比して、装置の簡略化
及び運転経費の低減が図れるものである。 【0022】 本願の第6の発明にかかるエンドミル
加工装置によれば、上記第4の発明にかかるエンドミル
加工装置において、上記冷却液循環系Aを開回路で構成
しているので、例えばこれを閉回路で構成する場合に比
して、該冷却液循環系Aの構造が簡略化されるとともに
その製作が容易であり、それだけ装置の低廉化が図れる
ものである。 【0023】 【発明の実施の形態】第1の実施の形態 図1には、本願発明の第1の実施形態にかかるエンドミ
ル加工装置Z1を示している。このエンドミル加工装置
1は、床面上に固定配置される基台部1に、次述する
加工ヘッド4を備えた刃物台2とワーク(図示省略)を
保持するワーク支持台3とを対向配置するとともに、該
刃物台2の後方側に冷却水の供給と回収を行う冷却水ユ
ニット6を備えて構成される。 【0024】上記加工ヘッド4は、図2に示すように、
上記刃物台2に固定される有底筒状のヘッドボディ11
と、該ヘッドボディ11内において軸受20,20を介
して回転自在に支承されるとともに図示しない駆動機構
により回転駆動される回転軸12と、該回転軸12の先
端に嵌着ピース14を介してテーパー嵌合により取り付
けられたツールホルダー13とを備えて構成される。そ
して、上記ツールホルダー13は、図示しない挟着機構
により、エンドミル5を着脱自在に保持し得るように構
成されている。 【0025】上記エンドミル5は、軸方向の一端側にシ
ャンク部5aを、他端側に切刃部5bを、それぞれ備え
ている。そして、この切刃部5aには、その外周に設け
られた外周切刃と端面に設けられた先端切刃(図5参
照)とが備えられている。また、このエンドミル53の
内部には、上記シャンク部5aの軸端寄りの外周面に入
口30aと出口30bとを開口させるとともにこれら入
口30aと出口30bから上記切刃部5bの先端寄り位
置に向けて略U字状に延びる液通路30が形成されてい
る。そして、この液通路30は、次述の冷却液循環系A
を介して上記冷却水ユニット6に接続されている。 【0026】上記冷却液循環系Aは、閉経路で構成され
るものであって、上記ツールホルダー13内に設けられ
て上記エンドミル5の入口30aに接続される液通路3
1と、上記回転軸12の内部に設けられて上記液通路3
1に接続される液通路32と、上記ヘッドボディ11の
内部に設けられて上記液通路32に接続される液通路3
3と、該液通路33と上記冷却水ユニット6の供給口6
aとを接続する冷却液供給管7とでなる供給経路と、上
記ツールホルダー13内に設けられて上記エンドミル5
の出口30bに接続される液通路34と、上記回転軸1
2の内部に設けられて上記液通路34に接続される液通
路35と、上記ヘッドボディ11の内部に設けられて上
記液通路35に接続される液通路36と、該液通路36
と上記冷却水ユニット6の回収口6bとを接続する冷却
液回収管8とでなる回収経路とで構成される。 【0027】かかる構成の加工ヘッド4に上記エンドミ
ル5を装着してワークに適宜の切削加工を行う場合に
は、先ず、上記冷却水ユニット6からの冷却水(特許請
求の範囲中の「冷却液」に該当する)を上記冷却液循環
系Aの供給経路を介して上記エンドミル5の液通路30
に供給するとともに、該液通路30に供給された冷却水
を上記回収経路を介して上記冷却水ユニット6側に回収
し、常時、冷却水を上記エンドミル5の液通路30内に
流通させる。かかる状態下において、上記エンドミル5
を回転駆動させてワークに切削加工を行う。 【0028】このように、エンドミル5の液通路30に
冷却水を供給しつつ切削作業を行うと、切削作業に伴っ
て切刃53c,53dの刃先部分に生じる切削熱は、熱
伝導によりエンドミル5の内部側へ移動して順次上記液
通路30内の冷却水側に放出される。従って、切削熱の
放熱除去が安定的であり、従来の「湿式切削」の如き刃
先部分において加熱作用と冷却作用とが高周波数で繰り
返えされるということがなく、刃先部分の「ヒートショ
ック」による破壊が可及的に抑制され、結果的にエンド
ミル5の寿命の長期化が図られることになる。 【0029】また、冷却水の冷却作用によりエンドミル
5の温度上昇が抑制されるので、該エンドミル5の熱膨
張が低く抑えられる。この結果、切削作業中におけるエ
ンドミル5の切り込み量の変化が極めて少なく、それだ
けエンドミル5による加工精度が良好に維持されること
になる。 【0030】さらに、上記液通路30が、上記エンドミ
ル5のシャンク部5a及び切刃部5bに跨がって設けて
いるので、主として該エンドミル5の寿命に影響する上
記切刃部5bの冷却作用と、主としてエンドミル5の熱
膨張に影響するシャンク部5aの冷却作用とが共に良好
に維持され、上記の如きエンドミル5の寿命の長期化と
エンドミル5による加工精度の向上とが、より一層確実
ならしめられるものである。 【0031】また、上記液通路30を、上記シャンク部
5a側に冷却水の入口30aと出口30bとがそれぞれ
開口し、且つ該入口30a及び出口30bから上記切刃
部5b側に向かって略U字状に延びる循環路としている
ので、該循環路を通って冷却水が常時循環することとな
り、例えば冷却水が液通路30内で滞留し易い構成であ
る場合に比して、冷却水による冷却作用が常時安定的に
行われ、上記の如きエンドミル5の寿命の長期化とエン
ドミル5による加工精度の向上とがより一層確実ならし
められるものである。 【0032】さらに、上記冷却液ユニット6からの冷却
水を上記エンドミル5の液通路30に供給するととも
に、該液通路30を循環した後の冷却水を上記冷却液ユ
ニット6に回収するようにしているので、冷却水の再利
用が可能となり、例えば使用後の冷却水を廃棄する構成
の場合に比して、運転経費の低減が図れるものである。
しかも、この場合、上記冷却液循環系Aを閉経路で構成
しているので、冷却液に切削屑等の異物が混入すること
がなく、例えば回収された冷却液から異物を除去してこ
れを再利用する必要がある場合に比して、装置の簡略化
及び運転経費の低減が図れることになる。 【0033】第2の実施の形態 図3には、本願発明の第2の実施形態にかかるエンドミ
ル加工装置Z2を示している。この実施形態のエンドミ
ル加工装置Z2は、上記第1の実施形態のエンドミル加
工装置Z1とその基本構成を同じとするものであって、
これと異なる点は、上記加工ヘッド4における冷却液循
環系Aの構成のみである。従って、ここではこの冷却液
循環系Aの構成についてのみ説明し、その他の部分につ
いては上記第1の実施形態における説明を援用する。 【0034】上記冷却液循環系Aは、その一部を大気に
開放させた開経路で構成されるものであって、上記エン
ドミル5の内部に形成した略U字状の液通路30の入口
30aが開口する上記ツールホルダー13側の空室部4
3と、該空室部43から延びる孔42と、上記嵌着ピー
ス14内に設けられ上記孔42に接続される孔41と、
上記回転軸12の軸心部に設けられ上記孔41に接続す
る内孔15と、該内孔15と上記冷却水ユニット6の供
給口6aとを接続する冷却液供給管7からなる供給経路
と、上記ツールホルダー13に設けられ上記エンドミル
5における液通路30の出口30bに接続される液通路
37と、上記回転軸12に設けられ上記液通路37に接
続される液通路38と、上記ヘッドボディ11に設けら
れ該ヘッドボディ11と上記回転軸12との間隙部17
を介して上記液通路38に接続される液通路39と、該
液通路39に接続されるとともにその一端が上記基台部
1側に形成した排液受口9に臨む放出管10と、該排液
受口9と上記冷却水ユニット6の回収口6bとを接続す
る入口30aとでなる回収経路とで構成される。 【0035】従って、上記冷却水ユニット6から供給さ
れる冷却水は、上記冷却液供給管7から上記加工ヘッド
4の軸心部分を通って上記エンドミル5の液通路30に
導入される。また、上記液通路30に導入された冷却水
は、上記放出管10から上記排液受口9側に放出され、
さらに該排液受口9から冷却液回収管8を介して冷却水
ユニット6側に回収される。 【0036】このように構成されたエンドミル加工装置
2においては、上記冷却液循環系Aを介して上記エン
ドミル5内の液通路30に冷却水を循環させながら切削
加工を行うことで、上記第1の実施形態におけるエンド
ミル加工装置Z1と同様の作用効果が得られるものであ
る。さらに、この実施形態のものにおいては、上記冷却
液循環系Aの一部を開経路で構成しているので、例えば
上記第1の実施形態におけるエンドミル加工装置Z1
如く、これを閉経路で構成する場合に比して、該冷却液
循環系Aの構造が簡略化されるとともにその製作が容易
であり、それだけ装置の低廉化が図れるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願発明の第1の実施形態にかかるエンドミル
加工装置の全体構成の概略を示す斜視図である。 【図2】図1に示した加工ヘッド部の拡大断面図であ
る。 【図3】本願発明の第2の実施形態にかかるエンドミル
加工装置の全体構成の概略を示す斜視図である。 【図4】図2に示した加工ヘッド部の拡大断面図であ
る。 【図5】エンドミルによる加工状態の説明図である。 【符号の説明】 1は基台部、2は刃物台、3はワーク支持台、4は加工
ヘッド、5はエンドミル、5aはシャンク部、5bは切
刃部、6は冷却液ユニット、7は冷却液送水管、8は冷
却液回収管、9は排液受口、10は放出管、11はヘッ
ドボディ、12は回転軸、13はツールホルダー、14
は嵌着ピース、15は内孔、17は間隙部、20は軸
受、21〜23はシール材、30〜38は液通路、41
及び42は孔、43は空室部、Z1及びZ2はエンドミル
加工装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 加工ヘッド(4)に備えられた回転軸
    (12)に、その軸方向の一端側にシャンク部(5a)
    を、他端側の端面と外周面にそれぞれ切刃を有する切刃
    部(5b)を、それぞれ設けたエンドミル(5)を取り
    付け、該切刃部(5b)の切削作用によりワークに対し
    て溝加工を行うようにしたエンドミル加工装置であっ
    て、 上記エンドミル(5)の内部に液通路(30)を設け、
    該液通路(30)に冷却液を供給し得るように構成した
    ことを特徴とするエンドミル加工装置。 【請求項2】 請求項1において、 上記液通路(30)が、上記エンドミル(5)のシャン
    ク部(5a)及び切刃部(5b)に跨がって設けられて
    いることを特徴とするエンドミル加工装置。 【請求項3】 請求項2において、 上記液通路(30)が、上記シャンク部(5a)側に冷
    却液の入口(30a)と出口(30b)とがそれぞれ開
    口し、且つ該入口(30a)及び出口(30b)から上
    記切刃部(5b)側に向かって略U字状に延びる循環路
    とされていることを特徴とするエンドミル加工装置。 【請求項4】 請求項1,2又は3において、 冷却液の供給及び回収を行う冷却液ユニット(6)を備
    え、該冷却液ユニット(6)からの冷却液を上記エンド
    ミル(5)の液通路(30)に供給するとともに、該液
    通路(30)を循環した後の冷却液を上記冷却液ユニッ
    ト(6)に回収する冷却液循環系(A)が構成されてい
    ることを特徴とするエンドミル加工装置。 【請求項5】 請求項4において、 上記冷却液循環系(A)が閉回路で構成されていること
    を特徴とするエンドミル加工装置。 【請求項4】 請求項4において、 上記冷却液循環系(A)が開回路で構成されていること
    を特徴とするエンドミル加工装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001049448A3 (de) * 1999-12-31 2001-11-15 Volkmar Mauel Werkzeug mit indirekter kühlung, anordnung eines solchen werkzeugs und eines revolvers sowie verfahren zur herstellung des werkzeugs
US6637984B2 (en) 2000-03-03 2003-10-28 Masao Murakawa Heat absorbing throw-away tip and heat absorbing throw-away tool using the throw-away tip
DE102013102456A1 (de) * 2013-03-12 2014-09-18 Karl Keppler Maschinenbau Gmbh Werkzeug für eine Werkzeugmaschine

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