JPH1057426A - オーバーベッドテーブル - Google Patents

オーバーベッドテーブル

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JPH1057426A
JPH1057426A JP8221985A JP22198596A JPH1057426A JP H1057426 A JPH1057426 A JP H1057426A JP 8221985 A JP8221985 A JP 8221985A JP 22198596 A JP22198596 A JP 22198596A JP H1057426 A JPH1057426 A JP H1057426A
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JP
Japan
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table plate
plate
overbed
plates
user
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JP8221985A
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JP2845317B2 (ja
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Akira Nishimura
章 西村
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブル板の中央箇所に、スライドテーブル
板を設けて、使用者の胴体部が入り込めるような構造と
し、両端側のテーブル板に両ひじをついて身体を支える
ことができるようにする。 【解決手段】 支柱12、12の頂部に取り付けた端部
テーブル板13a、13bと、これら端部テーブル板1
3a、13b間にあって幅方向に摺動可能に端部テーブ
ル板13a、13bに装着した、スライドテーブル板1
3cとを有する。前記スライドテーブル板13cは、基
板16と、基板16に対して起伏調節可能に取り付けた
起伏テーブル板17とを有する。この起伏テーブル板1
7を、起伏テーブル板17裏面に回動可能に取り付けた
ステー21を、基板16側の鋸歯状係止部22に選択的
に係止させることで、所望の傾斜角度で、保持する構造
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドの床部上方
に跨ぐように配置して、食事台や小物置きとして使用す
るテーブル板の中央箇所に、スライドテーブル板を設け
て、使用者の胴体部が入り込めるような構造とし、両端
側のテーブル板に両ひじをついて身体を支えることがで
きるようにした、オーバーベッドテーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、病室には、ベッドの床部上方
に跨ぐように配置して、使用者が食事、読書や書き物を
したりすることができるようなテーブル板を備えたオー
バーベッドテーブルがある。例えば図7に示すように、
テーブル板1の形状が単に長方形のものがある。また、
図9に示すように、テーブル板2に使用者の腹部が当た
るように円弧状の窪み3を形成して、使用者が胴体腹部
をテーブル板2の窪み3に押し当てて、テーブル板2に
肘をついて、身体を保持したり、食事をしやすくするよ
うにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
オーバーベッドテーブルにおける長方形のテーブル板1
では、肘当てがなく、使用者の身体が離れた状態である
ので、自力で食事をとったり、体位保持するのが困難な
状況にあるときは不向きである。また後者のオーバーベ
ッドテーブルでは、テーブル板2の面積がありすぎて、
不使用時には、場所をとったりするなど不都合が多い。
本発明はこのような背景から提案されたもので、ベッド
の床部上方に跨ぐように配置して、食事台や小物置きと
して使用するテーブル板の中央箇所に、スライドテーブ
ル板を設けて、使用者の胴体部が入り込めるような構造
とし、両端側テーブル板に両ひじをついて身体を支える
ことができるようにした、オーバーベッドテーブルを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、テーブル板を一対の支柱によって支
えると共に、調節固定手段により上下に移動調節して固
定支持するようにし、前記テーブル板をベッドの床部上
方を跨ぐように配置するようにした、オーバーベッドテ
ーブルにおいて、前記テーブル板は、一対の支柱の頂部
に取り付けた端部テーブル板と、これら端部テーブル板
間にあって、テーブル板幅方向に移動可能に構成したス
ライドテーブル板とを備え、スライドテーブル板を移動
突出させることで、端部テーブル板間に使用者の上半身
が入り込めるようなスペースを形成する構成とした。前
述の構成において、スライドテーブル板は、基板と、基
板に対して起伏調節可能に取り付けた起伏テーブル板と
を備える構成とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるオーバーベ
ッドテーブルについて、一つの実施の形態を示し、添付
の図面に基づいて以下説明する。図1に、オーバーベッ
ドテーブル10を示し、このオーバーベッドテーブル1
0は、ベッド(図示省略)の床部上方に跨ぐように配置
されるもので、一対の脚部11、11における脚柱11
a、11aに、伸縮可能に装着した支柱12、12を介
して保持したテーブル板13によって構成したものであ
る。前記一対の脚部11、11には、基端部11b、1
1bに移動用キャスタ14、14が取り付けられてお
り、患者の横たわるベッドの床部幅方向に跨ぐように差
し入れて、患者が使用時に背上げなどによって上半身を
起こしたときに、前記テーブル板13が手の届く位置に
移動させるようになっている。
【0006】また、前記支柱12、12は、頂部を長手
方向がベッドの床部幅方向に比較して大きい寸法のテー
ブル板13の両端部側にそれぞれ固定するようにしてい
る。またかかる支柱12、12は、前記テーブル板13
を適宜な高さに保持するように、脚部11、11におけ
る脚柱11a、11aにガススプリング(図示省略)を
構成するシリンダ部(図示省略)を内蔵して、前記支柱
12、12内を前記シリンダ部から伸縮するロッド部
(図示省略)を挿通し、このロッド部の先端を支柱1
2、12のテーブル板13における取り付け箇所におい
て、ロッド部を拘束解除するための解除操作レバー15
を設けて、この解除操作レバー15によってロッド部を
フリー状態として、支柱12、12を昇降させて所望の
位置にテーブル板13を固定保持する構成としている。
【0007】そして前記テーブル板13は、前記支柱1
2、12の頂部に取り付けた端部テーブル板13a、1
3bと、これら端部テーブル板13a、13b間にあっ
てテーブル板13幅方向に摺動可能に端部テーブル板1
3a、13bに装着した、スライドテーブル板13cと
を備えている。前記端部テーブル板13a、13bに
は、例えばメラミン樹脂張りの化粧合板を適用すること
ができ、またスライドテーブル板13cは、基板16
と、基板16に対して起伏調節可能に取り付けた起伏テ
ーブル板17とを備えている。この起伏テーブル板17
は、例えばPP(ポリプロピレン)製の、ブロ−成形体
によって形成している。さらに、これら端部テーブル板
13a、13b並びにスライドテーブル板13cの周縁
には、軟質、且つ弾性に富む樹脂(例えばウレタン樹脂
等)によって構成した周縁部材18を添設している。ま
た、前記スライドテーブル板13cと端部テーブル板1
3a、13bとは、端部テーブル板13a、13bに設
けた摺動溝19に、基板16の対向する端面における突
部20を摺動可能に装着することで接続している。
【0008】前記スライドテーブル板13cにおける起
伏テーブル板17は、基板16に対して、起伏テーブル
板17裏面に回動可能に取り付けたコ型形状のステー2
1を、基板16側に設けた複数の鋸歯状係止部22に選
択的に係止させることで、所望の傾斜角度で、保持する
構造としている。
【0009】以上のように構成されるオーバーベッドテ
ーブル10について、その機能および作用を説明する。
先ず、使用者が横たわるベッドに、床部幅方向にテーブ
ル板13が跨ぐことができるようにテーブル板13の支
持高さを調節する。すなわち、支柱12、12の端部テ
ーブル板13a、13bにおける取り付け箇所におい
て、解除操作レバー15を操作して、ガススプリングに
おけるロッド部をフリ−状態として、支柱12、12を
脚柱11a、11aから出し入れ調節して再び固定保持
し、移動用キャスタ14、14により、前記テーブル板
13が手の届く位置に移動させるようにする。
【0010】そして、使用者は、背上げ機構などによっ
て上半身を起こせば、テーブル板13に使用者の上腕を
載せるようにすることができ、使用者はテーブル板13
を食卓として食事することができ、また書き物をしたり
することができる。また、テーブル板13の中間部のス
ライドテーブル板13cをテーブル板13の幅方向に、
押し込むようにすれば、端部テーブル板13a、13b
の摺動溝19を、基板16の対向する端面の突部20が
摺動移動して、スライドテーブル板13cは、端部テー
ブル板13a、13bから突出する位置にもたらされ
る。これによって、端部テーブル板13a、13b間に
は、空間部が出現し、使用者はこの空間部に腹部を押し
入れることができる。このため、使用者は、端部テーブ
ル板13a、13b上に肘を載せ、上半身を保持するこ
とができる。さらに、スライドテーブル板13cの起伏
テーブル板17を起こして、起伏テーブル板17裏面の
コ型形状のステー21を、基板16側の係止部22の適
宜な係止位置に係止させることで、所望の傾斜角度で、
起伏テーブル板17を保持することができるので、起伏
テーブル板17を書見台としても使用することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ベッドの
床部上方に跨ぐように配置して、食事台や小物置きとし
て使用するテーブル板の中央箇所に、スライドテーブル
板を設けたことにより、スライドテーブル板をスライド
させた状態において、使用者は上半身をあてがうことが
できるので、両ひじをついて身体を支えることができ、
使い勝手のよいものとなる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるオーバーベッドテーブルの一つ
の実施形態を示す、外観斜視図である。
【図2】図1に示すオーバーベッドテーブルにおいて、
反対側から見た、要部外観斜視図である。
【図3】図1に示すオーバーベッドテーブルにおけるテ
ーブル板のセンターである、スライドテーブル板の構造
を示した、概略斜視説明図である。
【図4】図1に示すオーバーベッドテーブルにおけるテ
ーブル板の全体外観斜視図である。
【図5】図1に示すオーバーベッドテーブルの使用時に
おけるテーブル板の全体外観斜視図である。
【図6】図5に示すオーバーベッドテーブルの使用時に
おける平面説明図である。
【図7】現行のオーバーベッドテーブルにおけるテーブ
ル板の一例を示す、模式的な斜視図である。
【図8】図7に示す、オーバーベッドテーブルの使用状
況を示した、模式的な平面図である。
【図9】現行のオーバーベッドテーブルにおけるテーブ
ル板の別例を示す、模式的な斜視図である。
【図10】図9に示す、オーバーベッドテーブルの使用
状況を示した、模式的な平面図である。
【符号の説明】
10 オーバーベッドテー
ブル 11 脚部 11a 脚柱 11b 基端部 12 支柱 13 テーブル板 13a、13b 端部テーブル板 13c スライドテーブル板 14 移動用キャスタ 15 解除操作レバー 16 基板 17 起伏テーブル板 18 周縁部材 19 摺動溝 20 突部 21 ステ− 22 係止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル板を一対の支柱によって支え
    ると共に、調節固定手段により上下に移動調節して固定
    支持するようにし、前記テーブル板をベッドの床部上方
    を跨ぐように配置するようにした、オーバーベッドテー
    ブルにおいて、前記テーブル板は、一対の支柱の頂部に
    取り付けた端部テーブル板と、これら端部テーブル板間
    にあって、テーブル板幅方向に移動可能に構成したスラ
    イドテーブル板とを備え、スライドテーブル板を移動突
    出させることで、端部テーブル板間に使用者の上半身が
    入り込めるようなスペースを形成する構成としたことを
    特徴とするオーバーベッドテーブル。
  2. 【請求項2】 前記スライドテーブル板は、基板と、
    基板に対して起伏調節可能に取り付けた起伏テーブル板
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のオーバーベ
    ッドテーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240181A (ja) * 2011-09-05 2011-12-01 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017153643A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 杉原 治雄

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