JPH1057319A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JPH1057319A
JPH1057319A JP8237225A JP23722596A JPH1057319A JP H1057319 A JPH1057319 A JP H1057319A JP 8237225 A JP8237225 A JP 8237225A JP 23722596 A JP23722596 A JP 23722596A JP H1057319 A JPH1057319 A JP H1057319A
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eye
light
imaging
axis
photographing
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JP8237225A
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Tatsuya Kasahara
達也 笠原
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KONAN KK
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KONAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】眼科撮影装置で光学部である撮影系を眼軸方向
に移動させ、眼軸方向の広い範囲から角膜面、水晶体面
等任意部位を選択して撮影するとき一定のアライメント
で撮影すると良好な撮影ができないので、該任意部位の
撮影に対応してアライメントを変更して良好な撮影をで
きるようにする。 【解決手段】被検眼に向けスリット光束を投射し、眼部
からの反射光を照明光軸10と角度を持つ方向からテレビ
カメラ8で撮影するようにした撮影系3被検眼の眼軸方
向に移動させ、撮影系3が眼軸方向に移動中撮影系3に
設けた位置検知用受光素子30に順次入射する反射光を位
置検出信号として選択して使用し、予めモニタ33の画面
のメニューに対しマウス40を操作してメニュー上の表示
を変換させて撮影部位を選択設定するとき右眼、左眼及
び水晶体面等選択した部位に対応してアライメントを変
更させ、前記選択設定した部位をストロボ13を発光させ
て撮影するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、被検眼の角膜面、水
晶体面、又は装着した眼内レンズ上面等、被検眼の眼軸
上の任意部位を選択して撮影するための撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズの影響を見るためや、
白内障手術の術前術後の診療に角膜内皮細胞の状態を観
察する必要があり、従来から、被検者の眼球の角膜内皮
細胞の拡大観察乃至拡大写真撮影のため、被検者の眼球
面に対し顕微鏡の対物レンズを非接触型又は接触型とし
てスリット照明光を眼軸に対し斜方向から被観察部に向
け照射し、角膜表面からの反射光と内皮細胞の像光線と
を分離して被検部の角膜内皮細胞をテレビカメラ等によ
り撮影するようにした装置が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、被検部の
角膜内皮細胞を撮影する装置や他に眼底を撮影する眼底
カメラが用いられているが、被検眼の眼軸方向の広い範
囲から所望の部位、すなわち角膜上皮、角膜内皮、水晶
体上面、水晶体後面などを自動的に選択撮影することが
できるものは存在していなかった。また、様々な要因に
よる白内障の研究や早期処置のために、現在、水晶体の
詳細な観察撮影が重要となって来ている。しかし、水晶
体は眼軸方向にも厚く、従来の観察撮影方法ではその詳
細な研究が困難であった。このような実情に鑑み、本出
願人は先に特願平7−306553号に於て「眼科撮影
装置における被検眼の眼軸方向の任意部位の撮影方法」
の出願を、また、特願平7−336051号に於て「被
検眼の眼軸方向の任意部位付近の複数部位の撮影方法と
その装置」の出願を行い、眼科撮影装置で被検眼の眼軸
方向の撮影部位を任意に変更設定できるようにして、角
膜上皮、内皮、水晶体上面及び後面のみならず、その間
の部位でも任意に撮影できるものの提案を行った。
【0004】ところが、前記撮影の場合、眼軸方向の任
意部位の撮影に対応してアライメントを変更せず一定の
アライメントで撮影しているため良好な撮影を行うこと
ができなかった。これは次に述べる理由による。図3に
一例として右眼撮影時に於けるスリット照明光Lとその
反射光Rの状態が示されている。該図に示すように眼に
は視軸SR と眼軸OR があり、視軸は眼軸に対し5°傾
いている(SR ,OR はそれぞれ右眼の視軸と眼軸を示
す)。角膜撮影装置においては、アライメントは患者に
固視灯を固視させて行うため視軸SR をもとに行ってい
る。つまり、視軸SR の通る角膜2の頂点を撮影するこ
とになる。そのままのアライメントで光学系を進めて水
晶体Cr 前面を撮影すると水晶体前面では角度の付いた
傾いた面(アライメントのずれた面)を光学設計撮影軸
P方向から撮影することになり、予め想定している鏡面
反射光Rをとらえることができず良好な撮影ができな
い。本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので
あって、眼科撮影装置で光学部である撮影系を眼軸方向
に移動させ眼軸方向の広い範囲から、角膜面、水晶体面
等任意部位を選択して撮影するとき、該任意部位の撮影
に対応してアライメントを変更して良好な撮影を可能に
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の眼科撮影装置においては、被検眼にスリッ
ト光束を照射する照明光学系と、被検眼の前記スリット
光束による照明部位の反射光による被検部位の眼部拡大
像をテレビカメラの撮像画面に結像させるための拡大撮
影光学系と、前記撮像画面に被検部位の眼部拡大像が合
焦状態で結像するとき該被検部位の反射光を受光する位
置に、前記撮像画面とは別光路を介して設定した位置検
知用受光素子と、該位置検知用受光素子に眼軸方向の撮
影部位を設定する撮影部位設定手段と、被検眼の前眼部
を観察する前眼部観察光学系と、被検眼に向けアライメ
ント指標光を投影するアライメント指標光投影光学系
と、該アライメント指標光の角膜反射光を受光する角膜
反射光受光手段と、該受光手段からの出力に応じて前記
位置検知用受光素子を含み前記各光学系からなる撮影系
を動かして、アライメント指標光の角膜反射光を前記撮
像画面の所定位置へ移動させる手段と、該撮影系を設定
した被検部位の撮影位置に来るように眼軸方向に移動せ
しめる手段と、前記位置検知用受光素子により被検部撮
影位置を検出した信号に基づき撮影信号を発生させる手
段とから之を構成し、眼軸方向に設定した撮影部位に対
応して前記撮像画面上の所定位置を眼軸と垂直方向に所
定量変位せしめるようにしたことを特徴とする。
【0006】これにより、被検部からの反射光軸を光学
設計撮影軸に合致せしめることができ、被検部の鏡面反
射光を正確にとらえて良好な撮影を行うことができる。
例えば、図3に示す右眼の水晶体面撮影時には、耳側
(右側)に所定量アライメントを変えることにより視軸
R と垂直な水晶体面を撮影することになり良好な撮影
をすることができる。同様に、左眼の水晶体面撮影時に
は耳側(左側)に所定量アライメントを変えることによ
り良好な撮影ができる。なお、眼の状態により視軸の眼
軸に対するずれは正確な左右方向でなく眼の状態により
斜左右方向等他の方向も考えられる。
【0007】本発明装置では、撮影に先立ち被検眼が右
眼か左眼かを指定した後、撮影部位設定手段により眼軸
方向の撮影部位を設定することにより、撮像画面上のア
ライメント指標光の角膜反射光を位置させるべき所定位
置は被検部位に対応して移動させられ、且つ、撮影系が
眼軸方向に移動中、位置検知用受光素子に設定された眼
軸方向の撮影部位を該位置検知用受光素子に順次入射す
る反射光の山から撮影位置検出信号として、該位置検知
用受光素子が検出することにより設定された撮影部位の
撮影が良好に行われる。
【0008】すなわち、前記のごとくして撮影系に撮影
条件(撮影モード)を設定した後、撮影釦やモニタ画面
のメニューを用いて撮影を開始せしめると、アライメン
ト指標光が点灯するとともに照明光学系により被検眼に
スリット光束が投射されて撮影系は手動乃至自動的にア
ライメントさせられ被検眼方向に前進せしめられる。こ
のとき、前記観察撮影光学系にその撮影位置を検知せし
めるべく付設した撮影画面と一定関係位置にある位置検
知用受光素子には、順次眼軸上の各眼部の反射光が入射
し信号の山ができ、信号が得られる。すなわち1番目
(1st)に角膜上面(上皮)、2番目(2nd) に角膜内皮、
3番目(3rd) に水晶体上面、4番目(4th)に水晶体後面
の信号が得られる(図4参照)。従って、之等の信号を
撮影系の位置検出信号として選択使用することにより、
被検眼の眼軸方向の所望部位を撮影することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、実施例で
ある自動化された眼科撮影装置につき、添付の図面に基
づいて説明する。図1は、本発明眼科撮影装置の実施例
の光路図で、図2は該実施例の電気回路のブロック図で
ある。
【0010】図1において、被検眼1の眼球面2にスリ
ット光束を投射する照明光学系と、被検眼に向け撮影光
軸位置合わせのためのアライメント用指標光を投影して
その被検眼部からの反射光を前眼部像とともにテレビカ
メラ8で撮像するようにした前眼部観察光学系を備える
とともに、眼球面に投射したスリット投射光に基づき前
記前眼部観察光学系と別光路を介して前記テレビカメラ
8により被検眼部の拡大観察乃至拡大写真撮影を行う拡
大撮影光学系を備えた観察撮影光学系とからなる撮影系
3が示されており、該撮影系3は、前眼部観察光学系の
光軸4に直交する紙面に垂直なX方向及び紙面の上下方
向であるY方向と、前眼部観察光学系光軸4の方向であ
るZ方向の3方向に、それぞれ後述するX軸駆動機構、
Y軸駆動機構、Z軸駆動機構によって移動させられる。
【0011】眼球面2の被検部の照明光源として、前記
観察撮影光学系による撮影位置検出時に用いる照明ラン
プ11と、被検部細胞の拡大写真撮影時に用いるストロ
ボ放電管13とが、照明ランプ11の発する光の集光レ
ンズ12による集束位置とストロボ放電管13の発する
光の集光レンズ14による集束位置とが同一位置になる
ように、照明ランプ11の光は可視光透過・赤外光反射
ミラー15によりその赤外光が反射される一方、ストロ
ボ放電管13の光(可視光)は、該ミラー15を通過し
てそれぞれスリット16の位置に集束するように配置さ
れている。この場合、必要に応じて照明ランプ11と該
可視光透過・赤外光反射ミラー15との間の光路に可視
光カットフィルターを挿入し、ストロボ放電管13と集
光レンズ14との間の光路に赤外光カットフィルターを
挿入する。スリット16を通過した光は投影レンズ17
を通して被検者の眼球1の角膜2乃至水晶体を斜方向か
ら、撮影系3の撮影位置検出時には照明ランプ11によ
る照明光により、また撮影時にはストロボ光により、眼
軸4に対して所定角度で投射するようになっている。
【0012】撮影系3のアライメントをするべく前眼部
を観察するための光学系では、眼軸上に位置すべき前眼
部観察光学系光軸4上に、前方より順次所定位置にビー
ムスプリッター5、前眼部撮影レンズ6、及び該光軸4
と45°交叉した赤外光透過・可視光反射ミラー7が配
設されて、前眼部撮影レンズ6により後方のテレビカメ
ラ8前面のCCD受光面9に前眼部像が結像するととも
に、後述する撮影系光軸合わせ(アライメント)のため
の近赤外光が投影結像するようになっている。
【0013】また、前記照明光学系の投射光軸10と前
記前眼部観察光学系光軸4を挾んで反対側には、眼球部
に対する照明ランプ11又はストロボ放電管13による
斜のスリット状照明光線の反射光を受けて被観察部の眼
部細胞を拡大観察撮影乃至拡大写真撮影する一方、撮影
系3の撮影位置合わせをするための拡大撮影光学系が設
けられ、被検部の拡大撮影像が前記テレビカメラ8前面
のCCD受光面9に結像するとともに後述する位置検知
用受光素子(PSD)30上に結像するようになってい
る。すなわち、前眼部観察光学系の光軸4を挾んで照明
光学系の投射光軸10と対称位置にある光軸18上の所
定位置に、眼球面側に対物レンズ19が、また該対物レ
ンズ19から所定距離をおいてミラー20が該光軸18
と所定角度交叉して眼球部からの前記投射光の反射光に
よる像光線を前記前眼部観察光学系光軸4上の所定位置
に直交するように折曲げるべく配置され、ミラー20に
より反射した像光線は視野絞り21及び結像レンズ22
を通って前記観察光学系光軸4と45°交叉した赤外光
透過・可視光反射ミラー7により拡大像光線のうちスト
ロボ光による可視光は全反射して、テレビカメラ8のC
CD受光面9上に被観察面の眼部細胞の拡大撮影像とし
て結像するとともに、拡大像光線のうち赤外光は該赤外
光透過・可視光反射ミラー7を通過して後述する位置検
知用受光素子(PSD)30上に結像される。
【0014】一方、前眼部観察光学系には、前記前眼部
観察光学系光軸4上のビームスプリッター5に対し該光
軸4と直角方向の側方から、被検者に対して固視標を提
示するための固視標光と、眼軸と前記光軸4とを合致せ
しめるためのアライメント光である近赤外光とを入射し
て、これら光線を該前眼部観察光学系光軸4上を進行せ
しめて眼球面2に入射せしめるようになっている。すな
わち、前眼部観察光学系の側方の所定位置にアライメン
ト光である近赤外光の発光ダイオード23と固視標光で
ある明滅可視光の発光ダイオード24とが、それぞれの
光線の光軸が前記観察光学系の光軸4と平行になるよう
に配設され、近赤外光発光ダイオード23からの近赤外
光は集光レンズ25、ミラー26、近赤外光反射・可視
光透過ミラー27、ミラー28、集光レンズ29を通っ
てビームスプリッター5内の反射面で反射されて前眼部
観察光学系光軸4上を眼球面に入射するようになってい
るとともに、明滅可視光の発光ダイオード24からの明
滅可視光は前記近赤外光反射・可視光透過ミラー27を
通過し、前記近赤外光と同じくミラー28、集光レンズ
29、ビームスプリッター5を経て前眼部観察光学系光
軸4上を進行し眼球面2に入射するようになっている。
【0015】また、前記拡大撮影光学系の光軸18がミ
ラー20で折曲げられて前記前眼部観察光学系光軸4と
直交する光軸上で、前記テレビカメラ8のCCD受光面
9と、前記前眼部観察光学系光軸4に45°交叉して配
設された前記赤外光透過・可視光反射ミラー7の反射面
に関して共役位置に、前記スリット投射光に基づく被検
眼部の撮影位置を検知するために位置検知用受光素子
(PSD)30が配設されており、前記照明光学系と、
前記アライメント用指標光の近赤外光と固視標の可視光
を被検眼に投影する手段を設けた前記前眼部観察光学系
と前記拡大撮影光学系を備えた観察撮影光学系とからな
る撮影系3が、被検眼方向に前進するとき、前記拡大撮
影光学系による、角膜上皮、角膜内皮、水晶体上面、水
晶体後面の撮影位置を順次検出するようになっている。
【0016】そして、テレビカメラ8の結像面であるC
CD受光面9で結像した画像により得られた受像信号
は、図2のブロック図に示す画像入出力制御回路31に
入力する。次に該制御回路31からの映像信号を受けた
モニタ表示器33の画面に、光軸位置合わせ(アライメ
ント)時には、前眼部像とともに眼球面2からのアライ
メント用の近赤外光の反射光による光点が表示され、後
述する被検眼部選択のモード設定後、モニタ表示器のメ
ニュー上で撮影信号である表示「RECORD」をマウ
スを用いてONするとき、自動的に撮影系3はX・Y方
向に動かされて被検眼に対し光軸合わせするときのアラ
イメント状況が確認できるようになっている。
【0017】被検部の撮影に当っては、撮影に先立ち後
述する被検部の撮影モードを設定した後、近赤外線発光
ダイオード23、可視光発光ダイオード24を点灯せし
め、固視標である可視光発光ダイオード24からの明滅
可視光の固視を被検者に指示する。そしてモニタ表示器
33(以下モニタと称す)にテレビカメラ8からの前眼
部像を出さしめる。このときモニタ33には制御状態で
はアライメント用指標光の角膜反射像である光点が写っ
ているが、該モニタ33上に光点が入っていないようで
あれば、アゴ台を操作し高さを調整して上記光点をモニ
タ33上に出す。次いでモニタ33のメニュー上で「R
ECORD」表示をONする。これにより、画像入出力
制御回路31からの電気信号をXY方向位置検出回路3
4に入力し、XY方向位置検出回路34で位置検出され
た光点の位置検出信号をX・Y方向位置制御回路36に
入力し、該位置制御回路36からの制御信号により、撮
像画面上の光点が右眼又は左眼及び設定した被検部位に
対応して変位せしめられた所定位置にくるように、X軸
駆動機構38とY軸駆動機構39とが駆動される。
【0018】前記X・Y方向位置検出回路31において
被検眼反射光による光点が前記所定位置を囲んだ縮小し
た所定領域に入ったことを検出すると電気信号をZ方向
位置制御回路37に入力し、該Z方向位置制御回路37
からの駆動信号でZ軸駆動機構44を作動せしめ、撮影
系3、具体的には撮影系3を搭載した架台を当初の待機
位置より被検眼の眼球面2に向け前進を開始せしめ、こ
の前進開始と同時に照明ランプ11を点灯して眼球面2
に向け赤外スリット光を投射し、拡大撮影光学系による
被検眼部の撮影を開始せしめる。
【0019】一方、モニタ33には、画像入出力回路3
1を介してマウス40が接続されており、撮影前に該マ
ウス40を操作してモニタ画面の一隅(例えばモニタ画
面の右下)にあるメニュー45(図5参照)で撮影部位
を選択できるようになっている。該メニュー45は、上
部の所定の長方形の区画45a内に、左方にLeye
(左眼)、右方にReye(右眼)の文字が表示されて
被検眼が右眼か左眼かを選択できるようになっており、
その下方の所定の矩形区画45bの分割した区画内に、
「AUTO」の文字とその上方に数字〔1〕が表示され
るとともに、2つの小三角形の表示「△」と「▽」とが
表示されており、マウス40を操作し、モニタ画面上の
矢印等のアイコンを之等表示上に移動させ、その位置で
マウスボタンをONしてクリックすることにより撮影位
置を任意に選ぶことができる。この実施例では、電源O
Nによるメニュー表示で区画45b内の「AUTO」表
示の上に〔1〕が表示されて上皮が設定されるようにな
っており、「AUTO」を選びクリックを続けるとクリ
ックの度に文字は〔1〕→〔2〕→〔3〕→〔4〕→
〔1〕と変化し、〔1〕では角膜上面(上皮)が、
〔2〕では角膜内皮が、〔3〕では水晶体上面が、
〔4〕では水晶体後面が選択され、撮影モードが設定さ
れるようになっている〔図8参照〕。また、この場合、
右眼又は左眼を選択し水晶体上面又は水晶体後面を撮影
するとき、撮影モード設定時、撮像画面上の被検眼反射
光による光点を位置せしめるべき所定位置は右眼の場合
は右耳側に、左眼の場合は左耳側に所定量変位せしめら
れる。
【0020】一方、前記選択した部位以外の任意部位を
撮影する場合は、前記小三角形の表示「△」又は「▽」
を選びクリックすると文字「AUTO」は4桁数字00
01になり、クリック後ボタンをホールドすることによ
り「△」のときは0001→0256と変化し、「▽」
のときは0256→0001と変化し、ボタンを開放す
ると数字は止まるようになっており、メニュー45上で
設定停止せしめた数字分、角膜上面よりカウントした位
置を撮影位置として設定できるようになっている。な
お、この場合、この実施例では角膜上面検知が確実なこ
とから角膜上面をカウントの始点としているが、他の部
位検知をカウントの始点に用いてもよい。このときは、
メニューの「AUTO」上方の数字を希望の部位の表
示、例えば水晶体上面の〔3〕にすることにより、水晶
体上面をカウントの始点として変位量を設定することが
できる。これにより眼軸上のどの部位でも撮影モードを
設定できる。また、前記区画45bの下方の長方形区画
45c内に撮影を表示する「RECORD」文字が、さ
らにその下方の長方形区画45d内に印刷を表示する
「PRINT」の文字がそれぞれ表示されている(図5
参照)。
【0021】前記のごとくメニュー45上の「RECO
RD」表示をクリックして被検眼部の撮影を開始せしめ
ると、撮影系3が被検眼1方向に前進するに伴い、被検
眼1の眼軸上の各眼部からの反射光による拡大像光線
(赤外線)が、拡大撮影光学系の光路を経て前記位置検
知用受光素子30に順次入光し、該受光素子30からの
受光信号がスリット光反射検出回路41に入力して、角
膜上面(上皮)による第1合焦位置検出、角膜内皮によ
る第2合焦位置検出、水晶体上面による第3合焦位置検
出、水晶体後面による第4合焦位置検出が順次行われ
る。すなわち、位置検知用受光素子30に前記の順でで
きた信号の山から眼軸上の各眼部の検出が行われる。こ
のとき、前記マウス40のメニュー45上での選択操作
により画像入出力制御回路31介してスリット光反射検
出回路41に設定された撮影部位を検出したスリット光
反射検出回路41からの信号がZ方向位置制御回路37
に入力してZ軸駆動機構44が撮影系3の移動を停止せ
しめる。
【0022】この撮影系3の移動停止と同時に、スリッ
ト光反射検出回路41からの信号でストロボ発光制御回
路42が作動してストロボ放電管13が発光し(このと
き近赤外光発光ダイオード23はアライメントを終り消
灯している)、被検眼部からの反射光が拡大撮影光学系
の光路を経て被検眼部の拡大像がテレビカメラ8の受光
面に結像し、テレビカメラ8からの被検眼部の細胞拡大
像の映像信号は、画像入出力制御回路31よりフレーム
メモリ32に書き込まれる一方、モニタ表示器33に該
拡大像が表示される。また、このようにして自動的に撮
影された被検眼部の細胞拡大像はフレームメモり32か
ら必要に応じ画像入出力制御回路31で読み出して、ビ
デオプリンタ35から打出すことができ、被検眼の選択
した眼部細胞拡大像の画像プリント(撮影写真)をカル
テにつけることができる。
【0023】また、前記選択した部位以外の任意部位を
撮影する場合、この実施例ではマウス40操作によるモ
ニタのメニュー45の小三角形「△」又は「▽」指定
(図8の符号203参照)後、ホールドしたボタンを開
放してメニュー上の0001(図8の符号204参照)
から変化する数字を所定数字(例えば0055:図8の
符号204’参照)に停止せしめ、角膜上面撮影位置よ
り任意量変位せしめた撮影位置の設定を行う。この設定
後、前記と同様にメニュー45の「RECORD」表示
45cをクリックすることによりX軸駆動機構38、Y
軸駆動機構39及びZ軸駆動機構44を作動せしめて撮
影系3を当初の待機位置よりアライメントを行って被検
眼の眼球面2に向け前進を開始せしめるが、撮影系3の
前進量はは撮影系3に付設されたエンコーダ等のZ方移
動量検出器43が撮影系3の眼軸方向の変位量をパルス
カウントして検出して行く。このとき、マウス40によ
り、画像入出力制御回路31を介してスリット光反射検
出回路41に設定した検出撮影部位である角膜上面の撮
影位置検出後の撮影系3の変位量は、これをカウントし
たZ方向移動量検出器(エンコーダ)43からの信号と
してZ方向位置制御回路37に入力し、該Z方向位置制
御回路37からの信号でZ軸駆動機構44の駆動を停止
して撮影系3の移動を停止させると同時に、ストロボ発
光制御回路42を作動せしめてストロボ放電管13が発
光し、前記角膜上面撮影位置から前記設定した数字(例
えば0055)をカウント変位した撮影位置で自動的に
撮影を行うことができる。
【0024】次に、前記の撮影系3により、被検眼の眼
軸方向の所要部位を選択して自動的に撮影するときの操
作手順を、図6,図7に示すフローチャートに基づいて
説明する。この場合、撮影に先立ち、被検眼の撮影準備
(モード設定)を行う。ステップ101〜105は、被
検眼が右眼か左眼か、及び該被検眼の眼軸上のどの部位
を撮影するか選択設定する場合の手順を示している。先
ず、マウス40を操作してモニタ33の画面上の一隅
(画面の右下等)に表示されたメニュー45上で区画4
5aから右目(Reye)又は左目(Leye)を選び
クリックする(ステップ101)。これにより右目(R
eye)又は左目(Leye)が表示される(ステップ
102)。次にマウス40を操作し、モニタ33の画面
のメニュー45の区画45bから「AUTO」を選びク
リックし、撮影部位を選択する。すなわち「AUTO」
表示へのクリック操作により「AUTO」表示上方の数
字を切替えて所望の撮影部位を選択する(ステップ10
3)。これにより、モニタ画面のメニュー45の区画4
5bに選択された撮影部位が〔1〕は角膜上面、〔2〕
は角膜内面、〔3〕は水晶体上面、〔4〕は水晶体後面
として表示され、位置検知用受光素子30に該撮影部位
が設定される(ステップ104)。そして、撮像画面上
の被検眼反射光によるアライメント用の光点を位置させ
るべき所定位置は、被検部位(例えば右眼の水晶体上
面)に対応して移動させられる(ステップ105)。
【0025】このようにして撮影部位を設定した後、ア
ライメントのため撮影系3の近赤外線発光ダイオード3
3、可視光発光ダイオード24を点灯し、固視標である
可視光発光ダイオード24からの明滅可視光の固視を被
検者に指示して固視せしめ、モニタ33の画面にテレビ
カメラ8からの前眼部像を出さしめる。そして、アライ
メント用指標光の角膜反射像の光点を、被検者頭部が固
定されたアゴ台を操作して高さを調整し、モニタ33上
に出さしめる(ステップ106)。
【0026】次にマウス40を操作してモニタ画面のメ
ニュー45上で「RECORD」表示を指示し、マウス
釦をONする(ステップ107)。これにより、XY方
向位置検出回路34で位置検出された撮像画面上の光点
の位置に応じて該光点が撮像画面上の前記所定位置に来
るように自動的にX軸・Y軸が駆動されて、被検眼に対
して撮影系3は移動させられXYアライメントが行われ
(ステップ108)、Z軸が駆動して撮影系3は前進せ
しめられ同時に照明ランプ11が点灯して被検眼が赤外
スリット光で照明される(ステップ109)。
【0027】この撮影系3の前進途中でPSD(位置検
知用受光素子)30に順次入射するスリット反射光から
スリット光反射検出回路41で、被検眼1の眼軸上の眼
部各位置、すなわち、角膜上面、角膜内皮、水晶体上
面、水晶体後面からのスリット光反射の光量の山のピー
クが順次検出されて行き、前記選択してメニュー45上
に表示された所望の撮影位置が検出されると(ステップ
110)、Z軸の駆動は停止し(ステップ111)、撮
影系3の前進を停止させると同時に、ストロボを発光せ
しめてテレビカメラ8で撮影を行い、フレームメモリ3
2へ眼軸上の選択した部位の細胞拡大像が書き込まれる
とともに、該部位の細胞拡大像がモニタ33に表示され
(ステップ112)、撮影は終了する(ステップ11
3)。このとき、撮影部位として水晶体後面を選択した
ときは、モニタ33の画面には、水晶体後面の細胞拡大
像が表示されるとともに、該画面のメニューに撮影部位
として「AUTO」表示の上に数字「4」が表示され
る。なお、水晶体前面又は後面等水晶体面の撮影を無散
瞳で行う場合、良好に撮影するには、本出願人が先に特
願平7−306553(平成7年10月30日出願)に
於て述べたごとく、スリット光の投射光軸を眼軸方向に
対して25°から15°の間に設定することが望まし
い。
【0028】このように、本発明の眼科撮影装置では、
被検眼にスリット光束を照射する照明光学系と、被検眼
の前記スリット光束による照明部位の反射光による被検
部位の眼部拡大像をテレビカメラの撮像画面に結像させ
るための拡大撮影光学系を有する撮影系を被検眼の眼軸
方向に移動せしめ、眼軸方向の広い範囲から、角膜面、
水晶体面等所要部位を選択して撮影するとき、拡大撮影
光学系の光学設計撮影軸が予め想定しているスリット照
明光による被検部位の鏡面反射光を良好にとらえるべ
く、眼軸方向の任意部位の撮影に対応してアライメント
を変更せしめて良好に撮影することができるものであ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の眼科撮影装置に
よれば、眼軸方向の任意部位の撮影に対応してアライメ
ントを変更することにより、光学部である撮影系を眼軸
方向に移動させ、撮影位置を位置検知用受光素子により
検出して被検眼の角膜上面、角膜内皮、水晶体上面、水
晶体後面、或いは眼内レンズ上面など、眼軸方向の広い
範囲から選択して撮影するとき、良好に所望部位を撮影
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光路図である。
【図2】本発明の実施例のブロック図である。
【図3】水晶体上面(右眼)撮影時における、スリット
照明光の反射光と光学設計撮影軸とのズレを示す説明図
である。
【図4】撮影位置検出順と被検眼の撮影部位との関係図
である。
【図5】モニタ画面のメニュー表示である。
【図6】右眼か左眼の所要部位を選択して自動的に撮影
するときの手順を示すフローチャートである。
【図7】図6に続く撮影手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】撮影前に撮影部位を選択するときの模式図であ
る。
【符号の説明】
1…眼球(被検眼)、 2…角膜(眼球面)、 3…撮
影系、 4…前眼部観察光学系光軸又は眼軸、 6…前
眼部撮影レンズ、 7…赤外光透過・可視光反射ミラ
ー、 8…テレビカメラ、 9…CCD受光面、 10
…照明光軸、11…照明ランプ、 13…ストロボ放電
管、 15…可視光透過・赤外光反射ミラー、 18…
拡大撮影光学系光軸、 19…対物レンズ、 22…結
像レンズ、 23…近赤外線発光ダイオード、 24…
可視光発光ダイオード、 30…位置検知用受光素子
(PSD)、 33…モニタ表示器、 40…マウス、
45…メニュー、 Cr …水晶体、 L…照明光、 R
…反射光、 P…光学設計撮影軸、 OR …眼軸(右
眼)、 SR …視軸(右眼)。
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検眼の角膜
面、水晶体面、又は装着した眼内レンズ上面等、被検眼
の眼軸上の任意部位を選択して撮影するための撮影装置
に関する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼にスリット光束を照射する照明光学
    系と、被検眼の前記スリット光束による照明部位の反射
    光による被検部位の眼部拡大像をテレビカメラの撮像画
    面に結像させるための拡大撮影光学系と、前記撮像画面
    に被検部位の眼部拡大像が合焦状態で結像するとき該被
    検部位の反射光を受光する位置に、前記撮像画面とは別
    光路を介して設定した位置検知用受光素子と、該位置検
    知用受光素子に眼軸方向の撮影部位を設定する撮影部位
    設定手段と、被検眼の前眼部を観察する前眼部観察光学
    系と、被検眼に向けアライメント指標光を投影するアラ
    イメント指標光投影光学系と、該アライメント指標光の
    角膜反射光を受光する角膜反射光受光手段と、該受光手
    段からの出力に応じて前記位置検知用受光素子を含み前
    記各光学系からなる撮影系を動かして、アライメント指
    標光の角膜反射光を前記撮像画面の所定位置へ移動させ
    る手段と、該撮影系を設定した被検部位の撮影位置に来
    るように眼軸方向に移動せしめる手段と、前記位置検知
    用受光素子により被検部撮影位置を検出した信号に基づ
    き撮影信号を発生させる手段とからなり、眼軸方向に設
    定した撮影部位に対応して前記撮像画面上の所定位置を
    眼軸と垂直方向に所定量変位せしめるようにしたことを
    特徴とする眼科撮影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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