JPH10568A - 懐中電灯に装着する照明用のカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗い場所でもネジ廻し作業或は筆記が可能と
なる懐中電灯に装着する照明用のカバーの提供。 【解決手段】 懐中電灯１に装着可能な透明資材からな
る筒体２の先端に細長い透明の突出部３を形成し、この
突出部３に穿設した取付孔４にドライバー、ボールペン
の軸等を装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、懐中電灯のライト
の照射を得て暗い場所でもドライバーの使用或は筆記等
を可能にするための懐中電灯に装着するための照明用の
カバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のドライバー、筆記具等は機能自体
に関しては改善されて著しく向上しているが暗い場所で
充分にその機能を発揮し得るものは皆無である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は懐中電灯に装
着可能なカバーにドライバー或は筆記具その他各種部材
を装着し、暗い場所でもその機能を充分に発揮せしめ得
る照明用のカバーを提供することを目的とするものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、懐中電灯１に着脱自在に嵌合可能な透明資
材からなる筒体２の先端に細長い突出部３を前記筒体２
と同資材を以つて形成すると共に該突出部３に各種部材
の取付孔４を穿設した構成としたものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の具体的な構成を図につい
て説明すると、１は棒状の懐中電灯、２は該懐中電灯１
の外側に着脱可能に嵌合する強化プラスチック等の透明
資材からなる筒体であつて、この筒体２は比較的長寸に
形成することが望ましく、該筒体２の先端に同じく透明
資材からなる著しく縮径とした細長い突出部３を一体的
に成形し、この突出部３に取付孔４を穿設してある。こ
の取付孔４はドライバーａを装着するものについては該
ドライバーａの空転を阻止するために角孔にすることが
望ましく、又ボールペンの軸ｂを装着するものについて
は円孔で該軸ｂをネジ止し得るような手段にすることが
望ましい。この突出部３は前記ドライバーａ、ボールペ
ンの軸ｂの他にミミカキ、メン棒、小型ナイフ、小型つ
め切り等が装着し得るように取付孔４をそれぞれ工夫す
ることもできる。尚図中５は止ネジを示す。

【０００６】

【発明の効果】本発明は筒体２及び突出部３が透明資材
からなり、懐中電灯１のライトによつて前方が照射され
るものでドライバーａ及びボールペンの軸ｂ方向が明る
くなり、暗い場所でもドライバーの作業及び筆記作業が
簡便にできる利点があり、又筒体２を長寸に形成すれば
例えばネジ廻し作業をする場合でも筒体２を把持するこ
とにより正確なネジ廻し作業をすることが可能であり、
更に取付孔４の形状を異にする他のカバーに替えること
によりミミカキ、メン棒、小型ナイフ、小型つめ切り等
も装着することが可能となり、利用範囲が実に広く、前
記の効果と相俟つて使用上頗る便利である等の効果を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、

【図１】ドライバー装着状態の要部を示す断面図

【図２】ボールペンの軸を装着した状態の要部断面図

【符号の説明】

１ 懐中電灯 ２ 筒体 ３ 突出部 ４ 取付孔

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 懐中電灯１に着脱自在に嵌合可能な透明
   資材からなる筒体２の先端に細長い突出部３を前記筒体
   ２と同資材を以つて形成すると共に該突出部３に各種部
   材の取付孔４を穿設してなる懐中電灯に装着する照明用
   のカバー。
2. 【請求項２】 前記突出部３に穿設した取付孔４は角
   孔、円孔等各種装着部材に対応する形状にした特許請求
   の範囲第１項記載の懐中電灯に装着する照明用のカバ
   ー。