JPH1056627A - 自己エージング機能付電子機器及びそのエージング方法 - Google Patents

自己エージング機能付電子機器及びそのエージング方法

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JPH1056627A
JPH1056627A JP8210660A JP21066096A JPH1056627A JP H1056627 A JPH1056627 A JP H1056627A JP 8210660 A JP8210660 A JP 8210660A JP 21066096 A JP21066096 A JP 21066096A JP H1056627 A JPH1056627 A JP H1056627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来例のエージング装置または手段は、エー
ジングの専用設備、スペースが必要であり、エージング
可能な処理台数に制約があり、工程検査との相互干渉の
ためエージング場所を量産工程ライン付近に設定できな
かった。 【解決手段】 電子機器をエージングモードに設定する
入力手段、任意のエージング時間を設定し入力出来る手
段、設定したエージング時間を表示出来る手段、エージ
ング中に残り時間を表示出来る手段、エージング時間を
過ぎると自動的に元の通常モードに復帰する手段、を含
むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に関し、特
に量産工程においてエージングを必要とする自己エージ
ング機能付電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】エージングを必要とする自己エージング
機能付電子機器の一例としてCATVホームターミナル
を例にとり従来技術について説明する。まず、図6を用
いて従来例のホームターミナルの機能概要を説明し、そ
の後、従来のエージング手段について説明する。
【0003】従来例のホームターミナルについては、例
えば、特開平6−121312号公報、ホームターミナ
ル(出願人:シャープ株式会社)などがある。特開平6
−121312号公報は、ホームターミナルに関するも
ので、図6に示されるように、使用予定の被制御機器を
製造したメーカー名をオンスクリーン表示するホームタ
ーミナルである。
【0004】まず、ホームターミナルの機能ブロック図
である図6を用いてホームターミナルの機能概要を説明
する。70はCATV入力端子、71は分配器、72は
チューナー、73はIF増幅検波回路、74はOSD
(ON SCREEN DISPLAY)回路、75は
RFモジュレータ、76は出力端子、77はテレビ、7
8はデータ受信機、79は制御回路、80はホームター
ミナル本体、81はリモコン送信機、82はリモコン受
光部、83はキー入力、84はチャンネル表示器、85
はブザー、86は電源、87は内部電源スイッチであ
る。(特開平6−121312号公報の図1には、85
はブザー85、電源86、内部電源スイッチ87は記載
されていない。) CATV端子70から入力された信号aは分配器71に
よってa1とa2とに分岐される。分岐信号a1はチュ
ーナー72によって選局したチャンネルのIF信号if
に変換された後、IF増幅検波回路73にて増幅検波さ
れて、映像信号pと音声信号sとになる。映像信号pは
OSD回路74を通り、アルファベット、数字、文字な
どと合成されてp1、となり、音声信号sと共にRFモ
ジュレータ75に加えられて、テレビの空きチャンネル
に対応する特定の周波数信号rに変換され、出力端子7
6を介して出力される。この出力端子76にテレビ77
を接続することによりCATVを視聴出来る。
【0005】一方、分岐信号a2はデータ受信機78を
通り、データ信号bに復調され制御回路(マイコン)7
9に入力される。制御回路79は主にマイコンで構成さ
れ、データ信号bの制御内容に基づき、ホームターミナ
ル本体80の全体の制御を行う。
【0006】リモコン送信機81からの赤外線信号はリ
モコン受光部82によって電気信号c1に変換されて制
御回路79に加えられる。また、操作キー入力83から
の信号がデータ信号c2に変換されて制御回路79に加
えられる。リモコン送信機81からのデータ信号c1ま
たは操作キー入力83からのデータ信号c2がチャンネ
ル選局であれば、制御回路79からチューナー72へチ
ャンネル選局データdを出力すると共に、チャンネル表
示器84にデータhを、OSD回路74にデータgをそ
れぞれ出力し、選局したチャネルをチャンネル表示器8
4で表示するのと同時に、テレビ77の画面上にオンス
クリーン表示する。
【0007】加えて、CATV入力70から情報により
データ受信機78のデータbが告知データであれば、ブ
ザー85を鳴らして告知動作する。
【0008】最後に内部電源スイッチ87の動作につい
て述べる。内部電源スイッチ87はテレビを映すために
必要な回路、即ち、チューナー72、IF増幅検波回路
73、OSD回路74、RFモジュレータ75のそれぞ
れへの電源86の供給をON/OFF制御し、図6の+
Bは電源86からこれらへの電源供給を示している。ま
た、内部電源スイツチ87は制御回路79でコントロー
ルされ、テレビ電源ONのときのみ内部電源スイッチ8
7をONさせることにより、テレビ電源OFF時の消費
電力を低くしている。
【0009】前記で述べた動作をするホームターミナル
は回路部品の初期動作不良を検出し、除去するために、
量産工程途中でエージングを実施する必要がある。この
エージングにより、市場における傾向不良、品質異常の
発生防止、販売直後の初期不良の低減、量産品の品質安
定化等を図ることができる。エージング時間は生産者の
品質管理方法により異なるが、一般的には数百時間程度
である。
【0010】次に、この量産工程途中での従来のエージ
ング方法について述べる。従来量産工程で実施している
エージング方法は下記の(1)、(2)の方法がある。
【0011】(1)専用のタイマーが内蔵されたエージ
ング設備を用いる。即ち、ホームターミナルをエージン
グ設備に接続するとタイマーで設定された時間だけ自動
的にホームターミナルに通電される。
【0012】(2)作業者の手によってホームターミナ
ルの電源をONし、作業者がエージング時間を測り、規
定のエージング時間が過ぎると手動でOFFする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では次に述べる問題点があった。
【0014】前記(1)の方法の専用のタイマーが内蔵
されたエージング設備を用いることに関しては、 [1] 専用設備が必要で、その費用が必要である。
【0015】[2] エージング可能な最大台数が設備
に接続出来る最大台数により制約される。即ち、量産台
数の増加には設備の増設が必要であり、短期対応が困難
である。また、設備コストの増加となる。
【0016】[3] ホームターミナル量産の有無にか
かわらず、専用設備を設置するスペースが必要となる。
【0017】また、前記(2)の方法の作業者が手動で
ホームターミナルの電源をON/OFFするエージング
方法を用いることに関しては、 [4] 作業者が手動で行うため、エージング台数に比
例して人件費が増大する。
【0018】[5] 数多くのホームターミナルを同時
にエージング開始終了することが難しく、少しずつタイ
マー設定開始時間がずれるため、設定誤りが発生しやす
い。
【0019】[6] 量産台数の日々の変化が大きい場
合、作業者の人数が変化し、量産ラインの作業者の管理
が大変である。
【0020】また、前記(1)及び(2)に関して、 [7] エージング場所が量産工程ライン付近にあれ
ば、工程検査でリモコン送信機を用いてホームターミナ
ルの動作検査を実施しているので、作業者が気づかない
内にそのリモコン送信機の赤外線信号をエージング中の
ホームターミナルが受信し、エージング中に電源がOF
Fしたり、エージングの設定条件が変化する。[8]
上記[7]の問題を避けるために、エージング場所を工
程検査のリモコン送信機の信号が届かない場所に設置す
るか、あるいは、工程検査場所とエージング場所に遮蔽
板を設置する必要があり、検査工程からエージング場所
までの距離が長くなったり、遮蔽板により工程間の見通
しが悪くなるなどの弊害が生じる。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自己エージング機能付電子機器は、エージングモードに
設定する入力手段、任意のエージング時間を設定し入力
出来る手段、設定したエージング時間を表示出来る手
段、エージング中に残り時間を表示出来る手段、エージ
ング時間を過ぎると自動的に元の通常モードに復帰する
手段、を含むことを特徴とするものである。
【0022】また、本発明の請求項2記載の自己エージ
ング機能付電子機器は、エージング中はリモコン送信機
または電子機器本体の操作キー入力からの信号データの
受信を無効とする手段を含むことをことを特徴とするも
のである。
【0023】また、本発明の請求項3記載の自己エージ
ング機能付電子機器のエージング方法は、電子機器をO
FFにして初期設定するステップ、2つの異なる入力キ
ーを同時押しするステップ、1つのキーを所定時間押し
続けるステップ、所定時間経過後エージングモードに入
りるステップ、2つの異なる入力キーを操作して任意の
エージング時間を入力するステップ、2つの異なる入力
キーを同時押してエージング時間を確定するステップ、
エージングするステップ、エージング終了後通常モード
に復帰して電子機器の電源をOFFするステップ、を含
むことを特徴とするものである。
【0024】[発明の作用]前記で述べた本発明の手段
の作用について説明する。ホームターミナル本体のキー
(操作ボタン)又は、リモコン送信機のキー(操作ボタ
ン)によって、ホームターミナルはエージングモードに
設定される。同時にエージング時間も任意に設定出来、
設定時間はホームターミナル本体のチャンネル表示部と
テレビを接続すれば画面上にオンスクリーン表示され
る。エージング中は同様にして残り時間を表示する。加
えて、エージング中はリモコン送信機からの受信データ
及びホームターミナル本体の操作キー入力を無効とし、
エージング時間を過ぎると本体内蔵のブザーを鳴らして
エージングが終了したことを知らせた後、自動的に元の
通常モードに復帰する。
【0025】
【発明の実施の形態】エージングを必要とする電子機器
の一例としてCATVホームターミナルを例にとり、本
発明の一実施の形態よりなる自己エージング機能付電子
機器について図1〜図5を用いて説明する。
【0026】図1は本発明の一実施の形態よりなる自己
エージング機能付電子機器(ホームターミナル本体)の
機能ブロック図を示し、制御回路19の動作に自己エー
ジング機能20を付与したものである。図1において、
10はCATV入力端子、11は分配器、12はチュー
ナー、13はIF増幅検波回路、14はOSD(ONS
CREEN DISPLAY)回路、15はRFモジュ
レータ、16は出力端子、17はテレビ、18はデータ
受信機、19は制御回路、20は制御回路19の自己エ
ージング機能を表示したもの、21はホームターミナル
本体、22はリモコン送信機、23はリモコン受光部、
24はキー入力、25はCH表示器、26はブザー、2
7は電源、28は内部電源スイッチである。
【0027】CATV端子10から入力された信号aは
分配器11によってa1とa2とに分岐される。分岐信
号a1はチューナー12によって選局したチャンネルの
IF信号ifに変換された後、IF増幅検波回路13に
て増幅検波されて、映像信号pと音声信号sとになる。
映像信号pはOSD回路14を通り、アルファベット、
数字、文字などと合成されてp1、となり、音声信号s
と共にRFモジュレータ15に加えられて、テレビの空
きチャンネルに対応する特定の周波数信号rに変換さ
れ、出力端子16を介して出力される。この出力端子1
6にテレビ17を接続することによりCATVを視聴出
来る。
【0028】一方、分岐信号a2はデータ受信機18を
通り、データ信号bに復調され制御回路(マイコン)1
9に入力される。制御回路19は主にマイコンで構成さ
れ、20は制御回路19の自己エージング機能を表示し
たものであり、データ信号bの制御内容に基づき、ホー
ムターミナル本体21の全体の制御を行う。
【0029】リモコン送信機22からの赤外線信号はリ
モコン受光部23によって電気信号c1に変換されて制
御回路19に加えられる。また、操作キー入力24から
の信号がデータ信号c2に変換されて制御回路19に加
えられる。リモコン送信機22と操作キー入力24とは
同じ機能を果たし、リモコン送信機22からのデータ信
号c1または操作キー入力24からのデータ信号c2が
チャンネル選局であれば、制御回路19からチューナー
12へチャンネル選局データdを出力すると共に、CH
表示器25にデータhを、OSD回路5にデータgをそ
れぞれ出力し、選局したチャネルをCH表示器25で表
示するのと同時に、テレビ17の画面上にオンスクリー
ン表示する。
【0030】図2は本発明の一実施の形態よりなる自己
エージング機能の動作例をまとめたものであり、ステッ
プ#1〜#9について順に説明する。「音量△」キー及
び「音量▽」キーはリモコン22又はホームターミナル
本体21のキー入力24にあるものである。また、「音
量△」は音量をUP(増加)させることを表記し、「音
量▽」音量をDOWN(減少)させることを表記する。
【0031】ステップ#1 通常モードの初期状態である。テレビ電源はOFFして
あるので、ホームターミナル本体21のCH表示器25
の表示もテレビ17のTV画面のオンスクーン表示も
「OFF」を表示している。
【0032】ステップ#2 リモコン又はホームターミナル本体21の「音量△」キ
ーと「音量▽」キーとを同時に押した後、「音量▽」キ
ーを離し、「音量△」キーのみをそのまま6秒間以上押
し続ける。
【0033】ステップ#3 6秒間以上経過するとエージングモードに入り、テレビ
17の電源をONにし、ホームターミナル本体21のC
H表示器25とTV画面上(17)にエージング時間の
初期設定値(例として24時間)を点滅表示する。
【0034】ステップ#4 リモコン又はホームターミナル本体21の「CH△」キ
ーで任意のエージング時間を選択する。エージング時間
を増加させる場合で、この間、エージング時間表示は点
滅したままである。
【0035】ステップ#5 リモコン22又はホームターミナル本体21の「CH
▽」キーで任意のエージング時間を選択する。エージン
グ時間を減少させる場合で、この間、エージング時間表
示は点滅したままである。
【0036】ステツプ#6 「CH△」キーと「CH▽」キーとを同時に押すとエー
ジング時間は設定されて、エ―ジング時間表示は点滅か
ら点灯に変わる。
【0037】ステップ#7 エージング中である。タイマーは減算し、エージング残
時間が1時間減る毎にエージング時間表示も1づつ減っ
ていく。この間、リモコン送信機とホームターミナル本
体のキー入力は無効となる。
【0038】ステップ#8 タイマーがゼロとなると、エージング時間表示もゼロと
なり、エージングは終了する。この時、ホームターミナ
ル本体21に内蔵のブザー26をt秒間鳴らし、エージ
ングが終了したことを告知する。
【0039】ステップ#9 エージングモードから通常モードに復帰して、テレビは
OFFする。これでステップ#1の初期状態に戻る。
【0040】図3〜図5は本発明の一実施の形態よりな
る自己エージング機能のマイコン動作のフローチャート
を示したものであり、これらについて下記に説明する。
【0041】図3は図2のステップ#1〜#3について
の自己エージング機能のマイコン動作のフローチャート
を示したものである。図3において、ステップ#31で
6秒タイマ(カウントタイマー)をゼロにリセットし
(t=0)、ステップ#32でリモコン送信機22また
はホームターミナル本体21からのキー入力24の有無
をチェックし、キー入力があれば#33に進む。#33
では、リモコン22又はホームターミナル本体21のキ
ー入力24の「音量△」キーと「音量▽」キーとが同時
押しされているかをチェックし、同時押しされていれば
ステップ#34に進み、テレビ電源がOFFになってい
るかチェックする。OFFであれば、同時押しフラグを
「1」にしてステップ#32ヘ戻る。
【0042】次に、ステップ#33で「音量△」キーの
み押されていれば、ステップ#35に進み、同時押しフ
ラグが「1」かどうかチェックし、「1」でなければ押
されたキーの処理をした後、ステップ#32へ戻る。フ
ラグ「1」であれば、ステップ#36で6秒タイマを加
算し(インクリメントすること)、ステップ#37でタ
イマが6秒経過したかチェックする。6秒経過していな
ければステップ#32に戻り、6秒経過していればステ
ップ#38に進み、同時押しフラグを「ゼロ」に戻し、
エージングモードフラグを「1」にして終了する。ま
た、「音量△」キーと「音量▽」キーとが同時押しされ
た後、ステップ#33で「音量△」キーのみ押されなけ
れば、ステップ#39で同時押しフラグを「ゼロ」に戻
して、押されたキーの処理をした後、ステップ#32へ
戻る。
【0043】図4は図2のステップ#3〜#6について
の自己エージング機能のマイコン動作のフローチャート
を示したものである。図4において、ステップ#41で
エージングモードフラグをチェックし、「1」であれば
テレビ17の電源をONにし、ステップ#42でエージ
ング時間表示(CH表示器25)を点滅させる。ステッ
プ#43でリモコン22又はホームターミナル本体21
の「CH△」キーか「CH▽」キーかが押されたかチェ
ックし、「CH△」キーが押されると、ステップ#46
でエージング設定時間をUP(増加)し、ステップ#4
2に戻る。「CH▽」キーが押されると、ステップ#4
4でエージング設定時間をDOWN(減少)し、ステッ
プ#42に戻る。「CH△」キーと「CH▽」キーとが
同時押しされると、ステップ#45でエージング時間が
設定され、エージング時間表示(CH表示器25)の点
滅がSTOPし、点灯となり、終了し、「A」を経由し
て、次の図5へ進む。
【0044】図5は図2のステップ#7〜#9について
の自己エージング機能のマイコン動作のフローチャート
を示したものである。図5において、「A」を経由し
て、ステップ#51では図4のステップ#45で設定さ
れた時間でエージングタイマをセットし、ステップ#5
2でタイマは減算し、その間リモコン送信機とホームタ
ーミナル本体のキー入力は無効とする。
【0045】また、タイマの残り時間をCH表示器25
に表示する。次にタイマがゼロになると、ステップ#5
3でエージングの残り時間表示をゼロとし、ブザー26
をt秒間ONした後、エージングモードフラグを「ゼ
ロ」にして、通常モードに復帰させ、テレビ電源をOF
Fし、元の状態のステップ#31に戻る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
自己エージング機能付電子機器によれば、エージングモ
ードに設定する入力手段、任意のエージング時間を設定
し入力出来る手段、設定したエージング時間を表示出来
る手段、エージング中に残り時間を表示出来る手段、エ
ージング時間を過ぎると自動的に元の通常モードに復帰
する手段、を含むことを特徴とするものであり、次の効
果がある。
【0047】[1]マイコンのプログラム制御による自
己エージング機能付電子機器であるため、専用設備の必
要がない。
【0048】[2]エージングの専用設備を設置するス
ペースを必要としない。
【0049】[3]エージング可能な処理台数に制約が
ない。
【0050】[4]マイコンのプログラム制御による自
己エージング機能付電子機器であるため、エージング台
数に比例して人件費が増大しない。
【0051】[5]マイコンのプログラム制御による自
己エージング機能付電子機器であるため、数多くのホー
ムターミナルを同時にエージング開始終了することが出
来て、またタイマー設定時間のずれがない。
【0052】[6]量産台数の日々の変化しても、作業
者の人数が変化せず、量産ラインの作業者の管理が容易
である。
【0053】また、本発明の請求項2記載の自己エージ
ング機能付電子機器は、エージング中はリモコン送信機
または電子機器本体の操作キー入力からの信号データの
受信を無効とする手段を含むことをことを特徴とするも
のであり、次の効果がある。
【0054】[7]エージング場所を量産工程ライン付
近に設定し、工程検査でリモコン送信機を用いてのホー
ムターミナルの動作検査を実施しても相互干渉がなく、
エージングの誤動作がない。
【0055】[8]エージング場所を工程検査のリモコ
ン送信機の信号が届かない場所に設置する必要がない。
【0056】また、本発明の請求項3記載の自己エージ
ング機能付電子機器のエージング方法は、電子機器をO
FFにして初期設定するステップ、2つの異なる入力キ
ーを同時押しするステップ、1つのキーを所定時間押し
続けるステップ、所定時間経過後エージングモードに入
りるステップ、2つの異なる入力キーを操作して任意の
エージング時間を入力するステップ、2つの異なる入力
キーを同時押してエージング時間を確定するステップ、
エージングするステップ、エージング終了後通常モード
に復帰して電子機器の電源をOFFするステップ、を含
むことを特徴とするものであり、次の効果がある。
【0057】[9]マイコンのプログラム制御による自
己エージング機能付電子機器であるため、プログラムの
設定・変更により、任意のまたは最適なエージングを行
うことができる。また、作業者が誤って本体キーに触れ
ても、同様に変化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態よりなる自己エージング
機能付電子機器(ホームターミナル)の機能ブロック図
である。
【図2】本発明の一実施の形態よりなる自己エージング
機能付電子機器(ホームターミナル)の自己エージング
機能の動作例をまとめた図である。
【図3】本発明の一実施の形態よりなる自己エージング
機能付電子機器(ホームターミナル)の自己エージング
機能のマイコン動作のフローチャートを示す図である
(ステップ#1〜#3)。
【図4】本発明の一実施の形態よりなる自己エージング
機能付電子機器(ホームターミナル)の自己エージング
機能のマイコン動作のフローチャートを示す図である
(ステップ#3〜#6)。
【図5】本発明の一実施の形態よりなる自己エージング
機能付電子機器(ホームターミナル)の自己エージング
機能のマイコン動作のフローチャートを示す図である
(ステップ#7〜#9)。
【図6】従来例のホームターミナルの機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
「0」 フラグ「ゼロ」のこと 「1」 フラグ「1」のこと 10 CATV入力端子 11 分配器 12 チューナー 13 IF増幅検波回路 14 OSD(ON SCREEN DISPLAY)
回路 15 RFモジュレータ 16 出力端子 17 テレビ 18 データ受信機 19 制御回路(自己エージング機能付) 20 自己エージング機能 21 ホームターミナル本体 22 リモコン送信機 23 リモコン受光部 24 キー入力 25 CH表示器 26 ブザー 27 電源 28 内部電源スイッチ a 入力信号 a1 分岐信号(チューナ側) a2 分岐信号(データ受信機側) b 復調データ信号 c1 リモコン送信機81からの赤外線信号のデータ信
号 c2 操作キー入力24からのデータ信号 d チューナー72へチャンネル選局データ g OSD回路5へのデータ出力 h データ if 選局したチャンネルのIF信号 p1 アルファベット、数字、文字などと合成さた映像
信号 p 映像信号 r テレビの空きチャンネルに対応する特定の周波数
信号 s 音声信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器をエージングモードに設定する
    入力手段、任意のエージング時間を設定し入力出来る手
    段、設定したエージング時間を表示出来る手段、エージ
    ング中に残り時間を表示出来る手段、エージング時間を
    過ぎると自動的に元の通常モードに復帰する手段、を含
    むことを特徴とする自己エージング機能付電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自己エージング機能付電
    子機器において、エージング中はリモコン送信機または
    電子機器本体の操作キー入力からの信号データの受信を
    無効とする手段を含むことをことを特徴とする自己エー
    ジング機能付電子機器。
  3. 【請求項3】 電子機器をOFFにして初期設定するス
    テップ、2つの異なる入力キーを同時押しするステッ
    プ、1つのキーを所定時間押し続けるステップ、所定時
    間経過後エージングモードに入りるステップ、2つの異
    なる入力キーを操作して任意のエージング時間を入力す
    るステップ、2つの異なる入力キーを同時押してエージ
    ング時間を確定するステップ、エージングするステッ
    プ、エージング終了後通常モードに復帰して電子機器の
    電源をOFFするステップ、を含むことを特徴とする自
    己エージング機能付電子機器のエージング方法。
JP21066096A 1996-08-09 1996-08-09 自己エージング機能付電子機器及びそのエージング方法 Expired - Fee Related JP3287771B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100448644B1 (ko) * 2002-04-12 2004-09-13 에버테크노 주식회사 휴대폰 에이징 장치

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