JPH1055925A - 小形トランス - Google Patents
小形トランスInfo
- Publication number
- JPH1055925A JPH1055925A JP9134514A JP13451497A JPH1055925A JP H1055925 A JPH1055925 A JP H1055925A JP 9134514 A JP9134514 A JP 9134514A JP 13451497 A JP13451497 A JP 13451497A JP H1055925 A JPH1055925 A JP H1055925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- winding
- flange
- bobbin
- cores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発熱の少ない高効率の小形トランスを提供す
ること。 【解決手段】 中間鍔44cと一方の端鍔44aの間に
第1巻線区分45を、中間鍔44cと他方の端鍔44b
の間に第2巻線区分46を各々有し、かつ、中間鍔44
cにはI形コア59を嵌合させる割状溝47を有するボ
ビン44と、周囲コア57a、58aと内部コア57
b、58bとより形成した主コア57、58とを設け、
主コア57、58とI形コア59とを上記ボビン44に
組付けてこれら主コアとI形コアとを連結し、さらに、
第1の一次、二次コイル部分をボビン44の第1巻線区
分に、第2の一次、二次コイル部分をボビン44の第2
巻線区分に各々巻装し、第1、第2の一次コイル部分と
第1、第2の二次コイル部分を接続した構成となってい
る。
ること。 【解決手段】 中間鍔44cと一方の端鍔44aの間に
第1巻線区分45を、中間鍔44cと他方の端鍔44b
の間に第2巻線区分46を各々有し、かつ、中間鍔44
cにはI形コア59を嵌合させる割状溝47を有するボ
ビン44と、周囲コア57a、58aと内部コア57
b、58bとより形成した主コア57、58とを設け、
主コア57、58とI形コア59とを上記ボビン44に
組付けてこれら主コアとI形コアとを連結し、さらに、
第1の一次、二次コイル部分をボビン44の第1巻線区
分に、第2の一次、二次コイル部分をボビン44の第2
巻線区分に各々巻装し、第1、第2の一次コイル部分と
第1、第2の二次コイル部分を接続した構成となってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機器、通信
機器その他写真撮影用の閃光放電発光器などに利用する
ところの小形トランスに関する。
機器その他写真撮影用の閃光放電発光器などに利用する
ところの小形トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】小形トランスには様々な構成のものがあ
るが、その一例を図5に示す。この図において、11は
小形トランスである。12、13はフエライト材からな
る同形状のE形コアで、これらは各脚端を接合固定させ
て閉磁路14、15を形成するようになっている。
るが、その一例を図5に示す。この図において、11は
小形トランスである。12、13はフエライト材からな
る同形状のE形コアで、これらは各脚端を接合固定させ
て閉磁路14、15を形成するようになっている。
【0003】16は低圧側コイル、17は高圧側コイル
で、これらは上記コア12、13の中央脚に装備されて
いる。なお、上記コア12、13の中央脚間に多少のギ
ャップを設けたものもあり、また、コイル16、17は
ボビンの筒状部に巻線され、ボビン筒状部内にコア1
2、13の中央脚を挿入させた構成のものが多い。
で、これらは上記コア12、13の中央脚に装備されて
いる。なお、上記コア12、13の中央脚間に多少のギ
ャップを設けたものもあり、また、コイル16、17は
ボビンの筒状部に巻線され、ボビン筒状部内にコア1
2、13の中央脚を挿入させた構成のものが多い。
【0004】図6は上記した小形トランス11を写真撮
影用の閃光放電発光器に組み込んだ回路図である。この
回路図では、小形トランス11が発振トランジスタ1
8、19、時定回路を形成する抵抗20及びコンデンサ
21、ダイオ−ド22などと共にDC−DCコンバ−タ
を形成しており、低圧側に接続された電池電源24の直
流電圧を昇圧し、その出力電圧によってメ−ンコンデン
サ23を充電する構成となっている。
影用の閃光放電発光器に組み込んだ回路図である。この
回路図では、小形トランス11が発振トランジスタ1
8、19、時定回路を形成する抵抗20及びコンデンサ
21、ダイオ−ド22などと共にDC−DCコンバ−タ
を形成しており、低圧側に接続された電池電源24の直
流電圧を昇圧し、その出力電圧によってメ−ンコンデン
サ23を充電する構成となっている。
【0005】その他、この図において、25はメ−ンコ
ンデンサ23が所定の電圧まで充電されることによって
点灯するネオンランプ、26はトリガ−回路、27はキ
セノン放電管、28、29は動作安定用のコンデンサ、
30は発振トランジスタ18、19を保護するダイオ−
ド、31は電源スイッチである。
ンデンサ23が所定の電圧まで充電されることによって
点灯するネオンランプ、26はトリガ−回路、27はキ
セノン放電管、28、29は動作安定用のコンデンサ、
30は発振トランジスタ18、19を保護するダイオ−
ド、31は電源スイッチである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような小形ト
ランス11は外形を小形化し、可能なるかぎりパワ−ア
ップさせることが重大な問題である。例えば、図6に示
したように閃光放電発光器に利用する場合には、組み込
みスペ−スが少なく、その上、メ−ンコンデンサ23の
充電時間を可能なるかぎり短縮させるものであることが
必要になる。
ランス11は外形を小形化し、可能なるかぎりパワ−ア
ップさせることが重大な問題である。例えば、図6に示
したように閃光放電発光器に利用する場合には、組み込
みスペ−スが少なく、その上、メ−ンコンデンサ23の
充電時間を可能なるかぎり短縮させるものであることが
必要になる。
【0007】一方、このように利用される小形トランス
11は、かなり高温の熱が発生するため、トランス自体
の絶縁破壊のみならず、周囲の回路部品に対する加熱の
問題がある。
11は、かなり高温の熱が発生するため、トランス自体
の絶縁破壊のみならず、周囲の回路部品に対する加熱の
問題がある。
【0008】この発熱の問題は、閃光放電発光器がカメ
ラに内蔵される場合に、上記小形トランス11が各回路
部品と共にカメラ内の狭い空間に組み込まれる関係で、
特にその弊害が大きくなる。
ラに内蔵される場合に、上記小形トランス11が各回路
部品と共にカメラ内の狭い空間に組み込まれる関係で、
特にその弊害が大きくなる。
【0009】本発明は上記した問題点にかんがみ、極め
て発熱の少ない高効率の小形トランスを開発することを
目的とする。
て発熱の少ない高効率の小形トランスを開発することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コアを内装させる筒状の巻線部分の両側に
端鍔を、これら端鍔の間に中間鍔を各々設けて一方の端
鍔と中間鍔の間に第1巻線区分を、他方の端鍔と中間鍔
との間に第2巻線区分を各々有するボビンを有し、コイ
ルがこれら第1、第2巻線区分に装備されている昇圧用
の小形トランスにおいて、下面と一側面とを開放させ、
上面と他の周側面を一連に形成した複数面の周囲コア
と、上記一側面に対向する上記周囲コアの他側面からそ
の一側面に向かって突出させた内部コアとから形成した
同形状の2つの主コアを設け、一方の主コアの内部コア
を一方の端鍔外より、他方の主コアの内部コアを他方の
端鍔外より各々巻線部分の内孔に各々挿入するようにし
て上記ボビンに組付け、上記ボビンの中間鍔には、鍔外
面部と巻線部分の内孔とを連通させるように鍔幅方向に
形成した割状溝を設け、I形コアを上記割状溝に嵌合さ
せて上記ボビンに組付けてこのI形コアを上記主コアに
連結し、さらに、上記第1巻線区分には第1の一次コイ
ル部分と二次コイル部分を、上記第2巻線区分には第2
の一次コイル部分と二次コイル部分を各々巻装すると共
に、第1、第2の一次コイル部分を、第1、第2の二次
コイル部分を各々接続して構成したことを特徴とする小
形トランスを提案する。
するために、コアを内装させる筒状の巻線部分の両側に
端鍔を、これら端鍔の間に中間鍔を各々設けて一方の端
鍔と中間鍔の間に第1巻線区分を、他方の端鍔と中間鍔
との間に第2巻線区分を各々有するボビンを有し、コイ
ルがこれら第1、第2巻線区分に装備されている昇圧用
の小形トランスにおいて、下面と一側面とを開放させ、
上面と他の周側面を一連に形成した複数面の周囲コア
と、上記一側面に対向する上記周囲コアの他側面からそ
の一側面に向かって突出させた内部コアとから形成した
同形状の2つの主コアを設け、一方の主コアの内部コア
を一方の端鍔外より、他方の主コアの内部コアを他方の
端鍔外より各々巻線部分の内孔に各々挿入するようにし
て上記ボビンに組付け、上記ボビンの中間鍔には、鍔外
面部と巻線部分の内孔とを連通させるように鍔幅方向に
形成した割状溝を設け、I形コアを上記割状溝に嵌合さ
せて上記ボビンに組付けてこのI形コアを上記主コアに
連結し、さらに、上記第1巻線区分には第1の一次コイ
ル部分と二次コイル部分を、上記第2巻線区分には第2
の一次コイル部分と二次コイル部分を各々巻装すると共
に、第1、第2の一次コイル部分を、第1、第2の二次
コイル部分を各々接続して構成したことを特徴とする小
形トランスを提案する。
【0011】
【作用】第1の一次コイル部分と第1の二次コイル部分
の誘導作用と、第2の一次コイル部分と第2の二次コイ
ル部分の誘導作用とが別々の磁路で行なわれる。したが
って、小形のトランスでありながら、効率が高く、発熱
の少ないトランスとなる。
の誘導作用と、第2の一次コイル部分と第2の二次コイ
ル部分の誘導作用とが別々の磁路で行なわれる。したが
って、小形のトランスでありながら、効率が高く、発熱
の少ないトランスとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は小形トランスのコアとボ
ビンとの分解斜視図、図2は小形トランスの縦断面図で
ある。
図面に沿って説明する。図1は小形トランスのコアとボ
ビンとの分解斜視図、図2は小形トランスの縦断面図で
ある。
【0013】これらの図において、57、58はフエラ
イト材からなる同形状の主コア、59は同じ材料からな
るI形コアである。主コア57、58は、図示するよう
に下面と一側面とを開放させ、上面と他の周側面を一連
に形成した複数面の周囲コア57a、58aと、上記一
側面に対向する上記周囲コアの他側面からその一側面に
向かって突出させた内部コア57b、58bとから形成
してある。また、I形コア59は、主コア57、58の
周囲コア端面に合わせた板幅としてある。
イト材からなる同形状の主コア、59は同じ材料からな
るI形コアである。主コア57、58は、図示するよう
に下面と一側面とを開放させ、上面と他の周側面を一連
に形成した複数面の周囲コア57a、58aと、上記一
側面に対向する上記周囲コアの他側面からその一側面に
向かって突出させた内部コア57b、58bとから形成
してある。また、I形コア59は、主コア57、58の
周囲コア端面に合わせた板幅としてある。
【0014】44は合成樹脂材からなるボビンで、これ
は巻線部分をなす角筒部の両側に端鍔44a、44b
が、中程に中間鍔44cが各々一体形成してあって、第
1巻線区分45と第2巻線区分46とをもっている。
は巻線部分をなす角筒部の両側に端鍔44a、44b
が、中程に中間鍔44cが各々一体形成してあって、第
1巻線区分45と第2巻線区分46とをもっている。
【0015】そして、このボビン44の中間鍔44cに
は図示するように、I形コア59を嵌合させる割状溝4
7が形成してある。割状溝47はI形コア59の板厚と
ほぼ同じ溝幅で鍔肉厚内に沿って形成してあり、角筒部
内孔に連通するようにこの底面に合わせた溝の深さとな
してある。
は図示するように、I形コア59を嵌合させる割状溝4
7が形成してある。割状溝47はI形コア59の板厚と
ほぼ同じ溝幅で鍔肉厚内に沿って形成してあり、角筒部
内孔に連通するようにこの底面に合わせた溝の深さとな
してある。
【0016】また、48a〜48dは端鍔44aに植設
した端子ピン、49a〜49dは中間鍔44cに植設し
た端子ピン、50a〜50dは端鍔44bに植設した端
子ピンである。
した端子ピン、49a〜49dは中間鍔44cに植設し
た端子ピン、50a〜50dは端鍔44bに植設した端
子ピンである。
【0017】上記したトランスの生産に当っては、先
ず、端子ピンが予め植設されたボビン44に巻線する。
この巻線は、例えば、巻始端部を端子ピン48dにから
げた後に巻線区分45に所定の巻回数の巻線を行なって
第1の二次コイル部分51Sを形成し、巻終端部を端子
ピン49dにからげる。
ず、端子ピンが予め植設されたボビン44に巻線する。
この巻線は、例えば、巻始端部を端子ピン48dにから
げた後に巻線区分45に所定の巻回数の巻線を行なって
第1の二次コイル部分51Sを形成し、巻終端部を端子
ピン49dにからげる。
【0018】端子ピン49dのからげに続いて線材を切
断することなく巻線区分46に所定の巻線回数の巻線を
行なって第2の二次コイル部分52Sを形成し、巻終端
部を端子ピン50dにからげて線材を切断する。
断することなく巻線区分46に所定の巻線回数の巻線を
行なって第2の二次コイル部分52Sを形成し、巻終端
部を端子ピン50dにからげて線材を切断する。
【0019】次に、一次コイルとなる線材の巻始端部を
端子ピン49aにからげて巻線区分45に巻線して第1
の一次コイル部分51Pを形成し、巻終端部を端子ピン
49bにからげ、続いて線材を切断することなく巻線区
分46に巻線した第2の一次コイル部分52Pを形成
し、巻始端部を端子ピン49aにからげて線材を切断す
る。
端子ピン49aにからげて巻線区分45に巻線して第1
の一次コイル部分51Pを形成し、巻終端部を端子ピン
49bにからげ、続いて線材を切断することなく巻線区
分46に巻線した第2の一次コイル部分52Pを形成
し、巻始端部を端子ピン49aにからげて線材を切断す
る。
【0020】上記した一連の巻線作業は自動巻線機によ
って行なわれるが、巻線終了後は各端子ピンにからげた
コイル端末部を半田付けにより固着する。上記の巻線に
よれば、図3に示すトランス回路の如く第1のコイル5
1と第2のコイル52とが形成される。
って行なわれるが、巻線終了後は各端子ピンにからげた
コイル端末部を半田付けにより固着する。上記の巻線に
よれば、図3に示すトランス回路の如く第1のコイル5
1と第2のコイル52とが形成される。
【0021】主コア57は内部コア57bをボビン44
の角筒部内孔に挿入させるようにして端鍔44aの外側
より嵌め合わせ、また、同様にして主コア58を端鍔4
4bの外側より嵌め合わせる。
の角筒部内孔に挿入させるようにして端鍔44aの外側
より嵌め合わせ、また、同様にして主コア58を端鍔4
4bの外側より嵌め合わせる。
【0022】なお、必要があれば、第1の一次コイル部
分51Pと二次コイル部分51Sとの間、第2の一次コ
イル部分52Pと二次コイル部分52Sとの間、或いは
コイル外周に絶縁テ−プなどを巻き付けてもよい。
分51Pと二次コイル部分51Sとの間、第2の一次コ
イル部分52Pと二次コイル部分52Sとの間、或いは
コイル外周に絶縁テ−プなどを巻き付けてもよい。
【0023】I形コア59は中間鍔44cの割状溝47
に嵌合させると共に主コア57、58各々に接合させ
る。すなわち、I形コア59の一面に主コアの周囲コア
57aと内部コア57bとを、その他面に主コア58の
周囲コア58aと内部コア58bを各々接着剤をもって
固着する。
に嵌合させると共に主コア57、58各々に接合させ
る。すなわち、I形コア59の一面に主コアの周囲コア
57aと内部コア57bとを、その他面に主コア58の
周囲コア58aと内部コア58bを各々接着剤をもって
固着する。
【0024】本発明を実施する場合には、必ずしも図3
に示す回路構成とする必要がなく、一次コイル部分51
Pと52Pとを直列に、或いは、二次コイル部分51S
と52Sとを並列に接続することができ、また、第1の
コイル51と第2のコイル52は上記したように連結巻
線することなく、これを別々に巻線形成してもよい。
に示す回路構成とする必要がなく、一次コイル部分51
Pと52Pとを直列に、或いは、二次コイル部分51S
と52Sとを並列に接続することができ、また、第1の
コイル51と第2のコイル52は上記したように連結巻
線することなく、これを別々に巻線形成してもよい。
【0025】また、二次コイルとしては、図4に示した
如く、コイル51S1、51S2を第1のコイル51とし
て、また、コイル52S1、52S2を第2のコイル52
とする等複数のコイルを備えることができる。
如く、コイル51S1、51S2を第1のコイル51とし
て、また、コイル52S1、52S2を第2のコイル52
とする等複数のコイルを備えることができる。
【0026】また、本発明を実施するに際しては、第1
のコイル51と第2のコイル52の各々の一次コイル部
分に対して同時に給電し、これらのコイル51、52の
二次コイル部分が同時に出力するように構成する。
のコイル51と第2のコイル52の各々の一次コイル部
分に対して同時に給電し、これらのコイル51、52の
二次コイル部分が同時に出力するように構成する。
【0027】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る小形トラン
スは、一方の磁路に第1のコイルを、その他方の磁路に
第2のコイルを設け、第1のコイルの一次、二次コイル
部分及び第2のコイルの一次、二次コイル部分を同時期
に誘導動作させる構成としたので、発熱の少ない高効率
の小形トランスを得ることができる。
スは、一方の磁路に第1のコイルを、その他方の磁路に
第2のコイルを設け、第1のコイルの一次、二次コイル
部分及び第2のコイルの一次、二次コイル部分を同時期
に誘導動作させる構成としたので、発熱の少ない高効率
の小形トランスを得ることができる。
【図1】本発明に係る小形トランスの一実施形態を示す
コアとボビンの分解斜視図である。
コアとボビンの分解斜視図である。
【図2】上記小形トランスの縦断面図である。
【図3】上記トランスの回路例を示す図である。
【図4】上記小形トランスの他の回路例を示す図であ
る。
る。
【図5】従来例として示したトランスの簡略図である。
【図6】小形トランスの利用例を示す写真撮影用閃光放
電発光器の回路図である。
電発光器の回路図である。
44 ボビン 44a、44b 端鍔 44c 中間鍔 47 割状溝 51 第1のコイル 52 第2のコイル 57、58 主コア 59 I形コア
Claims (1)
- 【請求項1】 コアを内装させる筒状の巻線部分の両側
に端鍔を、これら端鍔の間に中間鍔を各々設けて一方の
端鍔と中間鍔の間に第1巻線区分を、他方の端鍔と中間
鍔との間に第2巻線区分を各々有するボビンを有し、コ
イルがこれら第1、第2巻線区分に装備されている昇圧
用の小形トランスにおいて、下面と一側面とを開放さ
せ、上面と他の周側面を一連に形成した複数面の周囲コ
アと、上記一側面に対向する上記周囲コアの他側面から
その一側面に向かって突出させた内部コアとから形成し
た同形状の2つの主コアを設け、一方の主コアの内部コ
アを一方の端鍔外より、他方の主コアの内部コアを他方
の端鍔外より各々巻線部分の内孔に各々挿入するように
して上記ボビンに組付け、上記ボビンの中間鍔には、鍔
外面部と巻線部分の内孔とを連通させるように鍔幅方向
に形成した割状溝を設け、I形コアを上記割状溝に嵌合
させて上記ボビンに組付けてこのI形コアを上記主コア
に連結し、さらに、上記第1巻線区分には第1の一次コ
イル部分と二次コイル部分を、上記第2巻線区分には第
2の一次コイル部分と二次コイル部分を各々巻装すると
共に、第1、第2の一次コイル部分を、第1、第2の二
次コイル部分を各々接続して構成したことを特徴とする
小形トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09134514A JP3074562B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 小形トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09134514A JP3074562B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 小形トランス |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63052747A Division JPH01227410A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 小形トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055925A true JPH1055925A (ja) | 1998-02-24 |
JP3074562B2 JP3074562B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15130116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09134514A Expired - Fee Related JP3074562B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 小形トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074562B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100657645B1 (ko) | 2006-01-04 | 2006-12-14 | 부전전자부품 주식회사 | 보조코어가 구비된 트랜스포머 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP09134514A patent/JP3074562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100657645B1 (ko) | 2006-01-04 | 2006-12-14 | 부전전자부품 주식회사 | 보조코어가 구비된 트랜스포머 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3074562B2 (ja) | 2000-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01227410A (ja) | 小形トランス | |
US5266916A (en) | Compact transformer | |
US8179223B2 (en) | Sheet type transformer and discharge lamp lighting apparatus | |
KR101913172B1 (ko) | 트랜스포머 및 이를 포함하는 전원공급장치 | |
US8004380B2 (en) | Transformer | |
KR20150110491A (ko) | 일체형 변압기 | |
KR20220031617A (ko) | 변압기 인덕터 조합 장치 | |
KR101781981B1 (ko) | 하이브리드 트랜스포머 | |
JPH04289693A (ja) | コンバ−タ | |
JP3074562B2 (ja) | 小形トランス | |
KR101610337B1 (ko) | 코일 부품 및 그 제조 방법 | |
JPH10208949A (ja) | インバータトランス | |
JPH08298219A (ja) | インダクタ及びトランス | |
KR101360532B1 (ko) | 일체형 pfc 변압기 | |
JP2004228270A (ja) | トランス | |
JP2787473B2 (ja) | インバータ | |
JPS6154607A (ja) | トランス | |
JP2987646B2 (ja) | 小形トランス | |
JP2513464B2 (ja) | 小形トランス | |
JP2011023494A (ja) | スイッチング電源用信号伝達トランス及びスイッチング電源装置 | |
JP2007173632A (ja) | パルストランス及び放電灯点灯装置 | |
JPH0642436B2 (ja) | 小型トランス | |
JPS61255006A (ja) | 複合電気巻線部品 | |
JPH06163287A (ja) | 小形電気巻線部品 | |
KR20240139347A (ko) | 향상된 방열 구조를 가지는 몰드형 트랜스포머 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |