JPH1055902A - サーミスタ - Google Patents

サーミスタ

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JPH1055902A
JPH1055902A JP8210236A JP21023696A JPH1055902A JP H1055902 A JPH1055902 A JP H1055902A JP 8210236 A JP8210236 A JP 8210236A JP 21023696 A JP21023696 A JP 21023696A JP H1055902 A JPH1055902 A JP H1055902A
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廣一 津田
Toshio Ishikawa
祀男 石川
Kiyomitsu Oshikawa
清満 押川
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    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
    • H01C17/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for applying terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/14Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
    • H01C1/1406Terminals or electrodes formed on resistive elements having positive temperature coefficient

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的接続材の接続方向の自由度が拡大して
部品の標準化を図ることができると共に製作に要する治
具の共通化を図ることができ、コストを低減し生産性を
向上することができるサーミスタを得る。 【解決手段】 サーミスタ10は、金属板12、14及
び抵抗材16によって三層に積層されており、第1の接
続部18及び第2の接続部20が形成されている。この
サーミスタ10は、第1の接続部18及び第2の接続部
20を含んだ全体としての形状が、平面視において部部
的に突出する箇所のない四角形に形成されている。この
ため、第1の接続部18及び第2の接続部20によって
モータ内のスペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。また、第1の接続部18及び第2
の接続部20の形成位置に拘わらず(形成位置を異なら
せたとしても)、サーミスタ10を製作する際の治具を
共通化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばモータの焼
損防止等のために使用されるサーミスタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のパワーウインド装置用の
駆動モータには、焼損防止のためにPTC(正特性サー
ミスタ)が用いられている。
【0003】この種のサーミスタは、二枚の導電性の金
属板(例えば、鉄板に銅メッキを施したもの、あるいは
真鍮板等)の間に、樹脂材にカーボンを含有した抵抗材
を挟持した状態で三層に積層された構成となっている。
さらに、モータ内に取り付けられて、前記金属板にリー
ド線等の電気的接続材が接続されている。
【0004】ところで、このようなサーミスタは、抵抗
材を金属板によって挟み込んで積層した構造であり、さ
らに温度上昇に伴って電気抵抗が大きくなるため、その
ままの積層状態(形状)では加圧したり大きな電流を印
加することができない。すなわち、前述の如く金属板に
リード線等の電気的接続材を接続する場合に、このリー
ド線等をスポット溶接法やプロジェクション溶接法を用
いて金属板に接続することができない。また、リード線
等をはんだ付けによって金属板に接続したのでは、強度
不足になり、耐久性や信頼性が低下する。
【0005】このため、図15及び図16に示す如く、
従来のこの種のサーミスタ110では、ターミナル22
やブラシピッグテール24が接続される一対の結線部1
12、114が金属板116、118に設けられてい
る。この結線部112、114は、金属板116、11
8及び抵抗材120から成る本体部分122から外方へ
突出形成されており、これにより、ブラシピッグテール
24等をスポット溶接法やプロジェクション溶接法を用
いて金属板116、118に接続している。これによ
り、ブラシピッグテール24等を確実に金属板116、
118に接続することができ、耐久性や信頼性を確保す
ることができる。
【0006】しかしながら、このような従来のサーミス
タ110では、金属板116、118及び抵抗材120
から成る本体部分122から結線部112、114が外
方へ向けて突出して設けられた構成であるため、ブラシ
ピッグテール24等の接続方向に制約が多く部品の標準
化を図り難く、また何より、製作に要する治具の共通化
を図ることができない欠点があった。
【0007】すなわち、結線部112、114が本体部
分122から外方へ向けて突出して設けられているた
め、適用するモータ内の配置スペースを浸食し、したが
ってブラシピッグテール24等の接続スペースにも制限
が多く、接続方向の自由度が少なかった。さらにこのた
め、サーミスタ110は、適用するモータの種類やその
取付け方向(位置)に応じて前記結線部112、114
の形成位置を異ならせる必要があり(例えば、図15及
び図16に示す如く本体部分122の上角部に形成する
に限らず、本体部分122の下角部に形成したり側部に
形成する必要があり)、このため、個々のモータに応じ
て専用部品として設定する必要がある。したがって、前
記の如く個々のモータに応じて専用部品として設定され
たサーミスタ110は、それぞれ結線部112、114
の形成位置が異なるため、これを製作する際の保持具
(所謂、パレット)等の治具も、全体形状の異なる個々
のサーミスタ110に応じてそれぞれ専用治具として設
定する必要があり、コストや生産性を阻害する要因であ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、電気的接続材の接続方向の自由度が拡大して部品
の標準化を図ることができると共に製作に要する治具の
共通化を図ることができ、コストを低減し生産性を向上
することができるサーミスタを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のサ
ーミスタは、二枚の導電性金属板の間に抵抗材を挟持し
た状態で三層に積層されて一体とされ、前記金属板に電
気的接続材が加圧溶接されて接続されるサーミスタであ
って、前記積層された二枚の金属板及び抵抗材のうち一
方の金属板及び抵抗材の積層部分のみが部分的に切除さ
れて前記他方の金属板に形成された第1の接続部と、前
記積層された二枚の金属板及び抵抗材のうち他方の金属
板及び抵抗材の積層部分のみが部分的に切除されて前記
一方の金属板に形成された第2の接続部と、を備え、か
つ、前記第1の接続部及び第2の接続部を含んだ全体と
しての形状が平面視において部分的に突出する箇所の無
い点対称形とされる、ことを特徴としている。
【0010】請求項1に記載のサーミスタでは、抵抗材
を挟持した状態で積層される二枚の金属板に電気的接続
材が加圧溶接されて接続される。
【0011】ここで、第1の接続部は他方の金属板に形
成され、第2の接続部は一方の金属板に形成されてお
り、かつこれらの第1の接続部及び第2の接続部を含ん
だサーミスタ全体としての形状が、平面視において部分
的に突出する箇所の無い点対称形とされている。
【0012】すなわち、換言すれば、本サーミスタは、
第1の接続部及び第2の接続部が従来の如く本体部分か
ら外方へ向けて突出して設けられた構成ではないため、
第1の接続部及び第2の接続部によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがない。したがっ
て、ブラシピッグテール等の電気的接続材の接続スペー
スが制限されることが低減され、接続方向の自由度が拡
大する。さらにこのため、本サーミスタでは、適用する
モータの種類やその取付け方向(位置)に応じて第1の
接続部及び第2の接続部の形成位置を異ならせて個々の
モータに応じて専用部品として設定した場合であって
も、第1の接続部及び第2の接続部を含んだ全体として
の形状が平面視において部分的に突出する箇所の無い点
対称形とされているため(全体形状が共通するため)、
これを製作する際の保持具(所謂、パレット)等の治具
を、個々のサーミスタに応じて専用治具として設定する
必要がなく共通化することができる。したがって、コス
トの低減や生産性の向上を図ることができる。
【0013】このように、本発明に係るサーミスタは、
電気的接続材の接続方向の自由度が拡大して部品の標準
化を図ることができると共に製作に要する治具の共通化
を図ることができ、コストを低減し生産性を向上するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1の実施の形
態に係るサーミスタ10の斜視図が示されており、図2
にはサーミスタ10が平面図にて示されている。また、
図3には図2の3−3線に沿ったサーミスタ10の断面
図が示されており、図4には図2の4−4線に沿ったサ
ーミスタ10の断面図が示されている。
【0015】サーミスタ10は、PTC(正特性サーミ
スタ)とされており、二枚の金属板12、14及び抵抗
材16によって構成されている。金属板12、14は、
それぞれ例えば、鉄板に銅メッキを施したもの、あるい
は真鍮板等とされており、また、抵抗材16は樹脂材に
カーボンを含有して形成されている。これらの金属板1
2と金属板14との間に抵抗材16を挟持すると共に溶
融したハンダによって接合することにより、サーミスタ
10は全体として三層の積層構造とされると共に平面視
において全体として四角形に形成されている。
【0016】また、サーミスタ10には、第1の接続部
18及び第2の接続部20が形成されている。第1の接
続部18は、積層された二枚の金属板12、14のうち
一方の金属板12及び抵抗材16の図1及び図2におけ
る上端角部が部分的に切除されることにより、他方の金
属板14の上端角部に形成されている。一方、第2の接
続部20は、積層された二枚の金属板12、14のうち
他方の金属板14及び抵抗材16の図1及び図2におけ
る上端角部(平面視において第1の接続部18と反対
側)が部分的に切除されることにより、一方の金属板1
2の上端角部に形成されている。これにより、サーミス
タ10は、第1の接続部18及び第2の接続部20を含
んだ全体としての形状が、平面視において部分的に突出
する箇所の無い点対称形(四角形)とされている。
【0017】次に本第1の実施の形態の作用を説明す
る。上記構成のサーミスタ10では、図5に示す如く、
抵抗材16を挟持して積層される二枚の金属板12、1
4のうち、他方の金属板12の第1の接続部18にター
ミナル22が加圧溶接されて接続され、さらに、一方の
金属板14の第2の接続部20にブラシピッグテール2
4が加圧溶接されて接続される。
【0018】ここで、サーミスタ10においては、第1
の接続部18が金属板12に形成され、第2の接続部2
0が金属板14に形成されており、かつこれらの第1の
接続部18及び第2の接続部20を含んだサーミスタ1
0全体としての形状が、平面視において部分的に突出す
る箇所の無い点対称形とされている。
【0019】すなわち、換言すれば、サーミスタ10
は、第1の接続部18及び第2の接続部20が従来の如
く本体部分から外方へ向けて突出して設けられた構成で
はないため、第1の接続部18及び第2の接続部20に
よって、適用するモータ内の配置スペースが浸食される
ことがない。したがって、ターミナル22やブラシピッ
グテール24等の電気的接続材の接続スペースが制限さ
れることが低減され、接続方向の自由度が拡大する。
【0020】さらにこのため、サーミスタ10では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
第1の接続部18及び第2の接続部20の形成位置を異
ならせて個々のモータに応じて専用部品として設定した
場合であっても、第1の接続部18及び第2の接続部2
0を含んだ全体としての形状が、第1の接続部18及び
第2の接続部20の形成位置に拘わらず、平面視におい
て部分的に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とさ
れているため(全体形状が共通するため)、これを製作
する際の保持具(所謂、パレット)等の治具を、個々の
サーミスタ10に応じて専用治具として設定する必要が
なく共通化することができる。したがって、コストの低
減や生産性の向上を図ることができる。
【0021】このように、本発明に係るサーミスタ10
は、ターミナル22やブラシピッグテール24等の電気
的接続材の接続方向の自由度が拡大して部品の標準化を
図ることができると共に製作に要する治具の共通化を図
ることができ、コストを低減し生産性を向上することが
できる。
【0022】なお、前記実施の形態においては、サーミ
スタ10を全体として四角形に形成すると共に、第1の
接続部18及び第2の接続部20を図1及び図2におけ
る上端角部に形成する構成としたが、サーミスタ10の
全体形状や第1の接続部18及び第2の接続部20の形
成位置はこれに限るものではなく、全体形状を四角形以
外の形状にしてもよく、他の位置に第1の接続部18及
び第2の接続部20を設けてもよい。以下に本発明の他
の実施の形態を説明する。
【0023】図6には第2の実施の形態に係るサーミス
タ30の平面図が示されている。サーミスタ30は、平
面視において全体として四角形に形成されており、第1
の接続部32及び第2の接続部34が形成されている。
第1の接続部32は、図6における(平明視における)
サーミスタ30の対角線上に形成されている。このサー
ミスタ30においても、第1の接続部32及び第2の接
続部34を含んだ全体としての形状が、平面視において
部分的に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とされ
ている。
【0024】このため、サーミスタ30では、第1の接
続部32及び第2の接続部34が従来の如く本体部分か
ら外方へ向けて突出して設けられた構成ではないため、
第1の接続部32及び第2の接続部34によって、適用
するモータ内の配置スペースが浸食されることがない。
したがって、前述したターミナル22やブラシピッグテ
ール24等の電気的接続材の接続スペースが制限される
ことが低減され、接続方向の自由度が拡大する。
【0025】さらにこのため、サーミスタ30では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
第1の接続部32及び第2の接続部34の形成位置を異
ならせて個々のモータに応じて専用部品として設定した
場合であっても、第1の接続部32及び第2の接続部3
4を含んだ全体としての形状が、平面視において部分的
に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とされている
ため(全体形状が共通するため)、これを製作する際の
保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミスタ30
に応じて専用治具として設定する必要がなく共通化する
ことができる。したがって、コストの低減や生産性の向
上を図ることができる。
【0026】図7には第3の実施の形態に係るサーミス
タ40の平面図が示されている。サーミスタ40は、平
面視において全体として四角形に形成されており、第1
の接続部42及び第2の接続部44、さらに、第3の接
続部46及び第4の接続部48が形成されている。すな
わち、四角形に形成されたサーミスタ40の各角部にそ
れぞれ接続部が形成された構成である。このサーミスタ
40においても、第1の接続部42及び第2の接続部4
4、並びに第3の接続部46及び第4の接続部48を含
んだ全体としての形状が、平面視において部分的に突出
する箇所の無い点対称形(四角形)とされている。
【0027】このため、サーミスタ40では、第1の接
続部42及び第2の接続部44、並びに第3の接続部4
6及び第4の接続部48が従来の如く本体部分から外方
へ向けて突出して設けられた構成ではないため、これら
の接続部によって、適用するモータ内の配置スペースが
浸食されることがない。したがって、ターミナル22や
ブラシピッグテール24等の電気的接続材の接続スペー
スが制限されることが低減され、接続方向の自由度が拡
大する。
【0028】さらにこのため、サーミスタ40では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、全体としての
形状が平面視において部分的に突出する箇所の無い点対
称形(四角形)とされているため(全体形状が共通する
ため)、これを製作する際の保持具(パレット)等の治
具を、個々のサーミスタ40に応じて専用治具として設
定する必要がなく共通化することができる。したがっ
て、コストの低減や生産性の向上を図ることができる。
【0029】図8には第4の実施の形態に係るサーミス
タ50の平面図が示されている。サーミスタ50は、平
面視において全体として四角形に形成されており、第1
の接続部52及び第2の接続部54が形成されている。
この場合、第1の接続部52及び第2の接続部54は、
前述した各実施の形態と異なり、三角形に形成されてい
る。このサーミスタ50においても、第1の接続部52
及び第2の接続部54を含んだ全体としての形状が、平
面視において部分的に突出する箇所の無い点対称形(四
角形)とされている。
【0030】このため、サーミスタ50では、第1の接
続部52及び第2の接続部54によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。
【0031】さらにこのため、サーミスタ50では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、これを製作す
る際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミス
タ50に応じて専用治具として設定する必要がなく共通
化することができる。したがって、コストの低減や生産
性の向上を図ることができる。
【0032】図9には第5の実施の形態に係るサーミス
タ60の平面図が示されている。サーミスタ60は、平
面視において全体として四角形に形成されており、第1
の接続部62及び第2の接続部64が形成されている。
この場合、第1の接続部62及び第2の接続部64は、
前述した各実施の形態と異なり、図9におけるサーミス
タ60の両側の端縁に三角形で形成されている。このサ
ーミスタ60においても、第1の接続部62及び第2の
接続部64を含んだ全体としての形状が、平面視におい
て部分的に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とさ
れている。
【0033】このため、サーミスタ60では、第1の接
続部62及び第2の接続部64によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。
【0034】さらにこのため、サーミスタ60では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、これを製作す
る際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミス
タ60に応じて専用治具として設定する必要がなく共通
化することができる。したがって、コストの低減や生産
性の向上を図ることができる。
【0035】図10には第6の実施の形態に係るサーミ
スタ70の平面図が示されている。サーミスタ70は、
平面視において全体として四角形に形成されており、第
1の接続部72及び第2の接続部74が形成されてい
る。この場合、第1の接続部72及び第2の接続部74
は、前述した各実施の形態と異なり、図10におけるサ
ーミスタ70の上端縁に形成されている。このサーミス
タ70においても、第1の接続部72及び第2の接続部
74を含んだ全体としての形状が、平面視において部分
的に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とされてい
る。
【0036】このため、サーミスタ70では、第1の接
続部72及び第2の接続部74によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。
【0037】さらにこのため、サーミスタ70では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、これを製作す
る際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミス
タ70に応じて専用治具として設定する必要がなく共通
化することができる。したがって、コストの低減や生産
性の向上を図ることができる。
【0038】図11には第7の実施の形態に係るサーミ
スタ80の平面図が示されている。サーミスタ80は、
平面視において全体として四角形に形成されており、第
1の接続部82及び第2の接続部84が形成されてい
る。この場合、第1の接続部82及び第2の接続部84
は、前述した各実施の形態と異なり、図11におけるサ
ーミスタ80の中央部分に形成されている。このサーミ
スタ80においても、第1の接続部82及び第2の接続
部84を含んだ全体としての形状が、平面視において部
分的に突出する箇所の無い点対称形(四角形)とされて
いる。
【0039】このため、サーミスタ80では、第1の接
続部82及び第2の接続部84によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。
【0040】さらにこのため、サーミスタ80では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、これを製作す
る際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミス
タ80に応じて専用治具として設定する必要がなく共通
化することができる。したがって、コストの低減や生産
性の向上を図ることができる。
【0041】図12には第8の実施の形態に係るサーミ
スタ90の平面図が示されている。サーミスタ90は、
前述した各実施の形態と異なり、平面視において全体と
して八角形に形成されており、第1の接続部92及び第
2の接続部94が形成されている。このサーミスタ90
においても、第1の接続部92及び第2の接続部94を
含んだ全体としての形状が、平面視において部分的に突
出する箇所の無い点対称形(八角形)とされている。
【0042】このため、サーミスタ90では、第1の接
続部92及び第2の接続部94によって、適用するモー
タ内の配置スペースが浸食されることがなく、接続方向
の自由度が拡大する。
【0043】さらにこのため、サーミスタ90では、適
用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じて
専用部品として設定した場合であっても、これを製作す
る際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミス
タ90に応じて専用治具として設定する必要がなく共通
化することができる。したがって、コストの低減や生産
性の向上を図ることができる。
【0044】図13には第9の実施の形態に係るサーミ
スタ100の平面図が示されており、図14には図13
の14−14線に沿ったサーミスタ100の断面図が示
されている。
【0045】サーミスタ100は、前述した各実施の形
態と異なり、平面視において全体として円形に形成され
ており、第1の接続部102及び第2の接続部104が
形成されている。さらにこの場合、第1の接続部102
はサーミスタ100の周縁部分に形成されており、第2
の接続部104はサーミスタ100の中心部分に形成さ
れている。
【0046】このサーミスタ100においても、第1の
接続部102及び第2の接続部104を含んだ全体とし
ての形状が、平面視において部分的に突出する箇所の無
い点対称形(円形)とされている。
【0047】このため、サーミスタ100では、第1の
接続部102及び第2の接続部104によって、適用す
るモータ内の配置スペースが浸食されることがなく、接
続方向の自由度が拡大する。
【0048】さらにこのため、サーミスタ100では、
適用するモータの種類やその取付け方向(位置)に応じ
て専用部品として設定した場合であっても、これを製作
する際の保持具(パレット)等の治具を、個々のサーミ
スタ100に応じて専用治具として設定する必要がなく
共通化することができる。したがって、コストの低減や
生産性の向上を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るサーミ
スタは、電気的接続材の接続方向の自由度が拡大して部
品の標準化を図ることができると共に製作に要する治具
の共通化を図ることができ、コストを低減し生産性を向
上することができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るサーミスタの
斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るサーミスタの
平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るサーミスタの
図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るサーミスタの
図2の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るサーミスタに
設けられた第1の接続部及び第2の接続部の接続状態を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るサーミスタの
平面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るサーミスタの
平面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るサーミスタの
平面図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係るサーミスタの
平面図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係るサーミスタ
の平面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態に係るサーミスタ
の平面図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態に係るサーミスタ
の平面図である。
【図13】本発明の第9の実施の形態に係るサーミスタ
の平面図である。
【図14】本発明の第9の実施の形態に係るサーミスタ
の図13の14−14線に沿った断面図である。
【図15】従来のサーミスタの斜視図である。
【図16】従来のサーミスタに設けられた接続部の接続
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 サーミスタ 12 金属板 14 金属板 16 抵抗材 18 第1の接続部 20 第2の接続部 30 サーミスタ 32 第1の接続部 34 第2の接続部 40 サーミスタ 42 第1の接続部 44 第2の接続部 46 第3の接続部 48 第4の接続部 50 サーミスタ 52 第1の接続部 54 第2の接続部 60 サーミスタ 62 第1の接続部 64 第2の接続部 70 サーミスタ 72 第1の接続部 74 第2の接続部 80 サーミスタ 82 第1の接続部 84 第2の接続部 90 サーミスタ 92 第1の接続部 94 第2の接続部 100 サーミスタ 102 第1の接続部 104 第2の接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の導電性金属板の間に抵抗材を挟持
    した状態で三層に積層されて一体とされ、前記金属板に
    電気的接続材が加圧溶接されて接続されるサーミスタで
    あって、 前記積層された二枚の金属板及び抵抗材のうち一方の金
    属板及び抵抗材の積層部分のみが部分的に切除されて前
    記他方の金属板に形成された第1の接続部と、 前記積層された二枚の金属板及び抵抗材のうち他方の金
    属板及び抵抗材の積層部分のみが部分的に切除されて前
    記一方の金属板に形成された第2の接続部と、 を備え、かつ、前記第1の接続部及び第2の接続部を含
    んだ全体としての形状が平面視において部分的に突出す
    る箇所の無い点対称形とされる、ことを特徴とするサー
    ミスタ。
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