JPH1055771A - 二重グリッドのマイクロチップカラースクリーン - Google Patents
二重グリッドのマイクロチップカラースクリーンInfo
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- JPH1055771A JPH1055771A JP9130555A JP13055597A JPH1055771A JP H1055771 A JPH1055771 A JP H1055771A JP 9130555 A JP9130555 A JP 9130555A JP 13055597 A JP13055597 A JP 13055597A JP H1055771 A JPH1055771 A JP H1055771A
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- cathode
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
- H01J31/127—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高電位の切り替えを行わない、フラットカラ
ーマイクロチップスクリーン構造とこのスクリーンをア
ドレッシングするモードとを提供する。 【解決手段】 個々にアドレス可能な列に分けられたマ
イクロチップを有するカソードと、行に分けられた第１
の画素選択グリッドと、該列方向に沿って伸長してお
り、３つのスロットの各組が１つのカソード列に対応し
ており、該各組の同一行のスロットが同一端子に接続さ
れている、スロットの組を含む第２のカラー選択グリッ
ドと、３つのバンドの一組が１つのカソード列に対応し
ており、該各バンドが該スロットの１つに対応してお
り、全ての該バンドが動作中に同一電位にもたらされ
る、３つの選択されたカラーの一列内に３つの平行バン
ドの組を含むアノードとを含んでいるフラットカラーマ
イクロチップスクリーンである。
ーマイクロチップスクリーン構造とこのスクリーンをア
ドレッシングするモードとを提供する。 【解決手段】 個々にアドレス可能な列に分けられたマ
イクロチップを有するカソードと、行に分けられた第１
の画素選択グリッドと、該列方向に沿って伸長してお
り、３つのスロットの各組が１つのカソード列に対応し
ており、該各組の同一行のスロットが同一端子に接続さ
れている、スロットの組を含む第２のカラー選択グリッ
ドと、３つのバンドの一組が１つのカソード列に対応し
ており、該各バンドが該スロットの１つに対応してお
り、全ての該バンドが動作中に同一電位にもたらされ
る、３つの選択されたカラーの一列内に３つの平行バン
ドの組を含むアノードとを含んでいるフラットカラーマ
イクロチップスクリーンである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットマイクロ
チップディスプレイスクリーンに関する。
チップディスプレイスクリーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなスクリーン及びそのアドレッ
シングモードの一例が、Jean-Frederic Clerc に発行さ
れた米国特許第５，２２５，８２０号公報に記載されて
いる。
シングモードの一例が、Jean-Frederic Clerc に発行さ
れた米国特許第５，２２５，８２０号公報に記載されて
いる。
【０００３】このスクリーンにおいては、カソードが複
数列に接続された多数のマイクロチップからなり、その
各々を個々にアドレスできる。これらのマイクロチップ
の端部は、絶縁グリッドの開口部に現れる。このグリッ
ドは、複数列に直角の複数行に分けられており、個々に
アドレス可能である。
数列に接続された多数のマイクロチップからなり、その
各々を個々にアドレスできる。これらのマイクロチップ
の端部は、絶縁グリッドの開口部に現れる。このグリッ
ドは、複数列に直角の複数行に分けられており、個々に
アドレス可能である。
【０００４】アノードは、カソード／グリッド組立体に
対向して配置されており、それら組立体から空間によっ
て分離されている。このアノード上に、例えば赤、緑及
び青の３つの異なるカラーのルミネセンス又は蛍光素子
の複数バンドの複数組が配列される。複数バンドは、カ
ソードの複数列に平行な複数列で配列される。３つの
赤、緑及び青バンドの一組は、実質的に１つのカソード
列の幅を有する。同じカラーの蛍光体の全てのバンド
は、全ての赤バンド、全ての緑バンド及び全ての青バン
ドを選択的にアドレスすることが可能となるように相互
接続される。
対向して配置されており、それら組立体から空間によっ
て分離されている。このアノード上に、例えば赤、緑及
び青の３つの異なるカラーのルミネセンス又は蛍光素子
の複数バンドの複数組が配列される。複数バンドは、カ
ソードの複数列に平行な複数列で配列される。３つの
赤、緑及び青バンドの一組は、実質的に１つのカソード
列の幅を有する。同じカラーの蛍光体の全てのバンド
は、全ての赤バンド、全ての緑バンド及び全ての青バン
ドを選択的にアドレスすることが可能となるように相互
接続される。
【０００５】１つの完全な撮像（１つのフレーム）のア
ドレッシング周期は、例えば全ての赤バンドのように、
同一特性の全てのアノードバンドをアドレスする段階を
含んでおり、一方でこれら赤バンドは高電圧にされ、グ
リッドの各行を実質的にアドレスする。グリッド行の各
バイアスに対して、全カソード列は、各赤の画素の所望
のルミネセンスを得るために選択された電位でアドレス
される。従って、その動作は緑バンド及び青バンドにつ
いて繰り返し、１つの完全なフレームのライン毎及びカ
ラー毎のアドレッシングが得られる。
ドレッシング周期は、例えば全ての赤バンドのように、
同一特性の全てのアノードバンドをアドレスする段階を
含んでおり、一方でこれら赤バンドは高電圧にされ、グ
リッドの各行を実質的にアドレスする。グリッド行の各
バイアスに対して、全カソード列は、各赤の画素の所望
のルミネセンスを得るために選択された電位でアドレス
される。従って、その動作は緑バンド及び青バンドにつ
いて繰り返し、１つの完全なフレームのライン毎及びカ
ラー毎のアドレッシングが得られる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このアドレッシングモ
ードは、複数アノード上の電位の切り替えを必要とす
る。現在のところ、アノード電位は、通常、カソードに
よって送られた電子エネルギが蛍光体の十分な光を生じ
るように高電位となる。前述のような米国特許は、約１
５０ボルトのアノード電位が示されている。実際に、従
来の蛍光体に伴う十分な光を得るために、約６００〜１
０００ボルトの電位が従来用いられており、十分に高い
電位を用いることができるように所望されている。現在
のところ、電極の電位の切り替えを行うことの難しさ
は、電位と共に増加する。従って、高アノード電位を切
り替える必要性が１つの欠点となる。
ードは、複数アノード上の電位の切り替えを必要とす
る。現在のところ、アノード電位は、通常、カソードに
よって送られた電子エネルギが蛍光体の十分な光を生じ
るように高電位となる。前述のような米国特許は、約１
５０ボルトのアノード電位が示されている。実際に、従
来の蛍光体に伴う十分な光を得るために、約６００〜１
０００ボルトの電位が従来用いられており、十分に高い
電位を用いることができるように所望されている。現在
のところ、電極の電位の切り替えを行うことの難しさ
は、電位と共に増加する。従って、高アノード電位を切
り替える必要性が１つの欠点となる。
【０００７】本発明の目的は、高電位の切り替えが避け
られるような、新しいフラットカラーマイクロチップス
クリーン構造とこのスクリーンをアドレッシングする新
しいモードとを提供することにある。
られるような、新しいフラットカラーマイクロチップス
クリーン構造とこのスクリーンをアドレッシングする新
しいモードとを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、個々にアドレス可能な複数列に分けられ
た複数のマイクロチップを有するカソードと、個々にア
ドレス可能な複数行に分けられた第１の画素選択グリッ
ドと、前記列方向に沿って伸長しており、３つのスロッ
トの各組が１つのカソード列に対応しており、該各組の
同一行の複数スロットが同一端子に接続されている、複
数スロットの複数の組を含む第２のカラー選択グリッド
と、３つのバンドの１つの組が１つのカソード列に対応
しており、該各バンドが該複数スロットの１つに対応し
ており、ルミネセンス材料の全ての該バンドが動作中に
同一電位にもたらされる、３つの選択されたカラーのル
ミネセンス材料の一列内に３つの平行バンドの複数組を
含むアノードとを含んでいるフラットカラーマイクロチ
ップスクリーンを提供する。
に、本発明は、個々にアドレス可能な複数列に分けられ
た複数のマイクロチップを有するカソードと、個々にア
ドレス可能な複数行に分けられた第１の画素選択グリッ
ドと、前記列方向に沿って伸長しており、３つのスロッ
トの各組が１つのカソード列に対応しており、該各組の
同一行の複数スロットが同一端子に接続されている、複
数スロットの複数の組を含む第２のカラー選択グリッド
と、３つのバンドの１つの組が１つのカソード列に対応
しており、該各バンドが該複数スロットの１つに対応し
ており、ルミネセンス材料の全ての該バンドが動作中に
同一電位にもたらされる、３つの選択されたカラーのル
ミネセンス材料の一列内に３つの平行バンドの複数組を
含むアノードとを含んでいるフラットカラーマイクロチ
ップスクリーンを提供する。
【０００９】本発明の一実施形態によれば、前記第２の
グリッドは、複数スロットをそこに形成するように薄い
金属シートを切り抜き且つスペーサを剛性化することに
よって形成されており、３つのバンドの内の１つのバン
ドが切り抜いた金属シートの対向するエッジによって規
定され、３つのバンドの内の他の２つのバンドが該シー
ト上にそれ自体が形成された絶縁層上にデポジットされ
た導電層の対向するエッジによって形成されている。
グリッドは、複数スロットをそこに形成するように薄い
金属シートを切り抜き且つスペーサを剛性化することに
よって形成されており、３つのバンドの内の１つのバン
ドが切り抜いた金属シートの対向するエッジによって規
定され、３つのバンドの内の他の２つのバンドが該シー
ト上にそれ自体が形成された絶縁層上にデポジットされ
た導電層の対向するエッジによって形成されている。
【００１０】前述のスクリーンの制御処理方法は、前記
複数アノードを高いアノード電位にもたらす段階と、第
１のカラーに対応する前記第２のグリッドのスロットメ
タライゼーションを有効電位にもたらし、且つ２つの他
のカラーに対応する他のメタライゼーションを遮断電位
にもたらす段階と、実質的に前記第１のグリッドの全て
の列をアドレッシング電位にもたらす段階と、前記第１
のグリッドの各列のアドレッシングにおいて、前記行の
選択カラーの前記複数画素の所望のルミネセンスを得る
ために選択された電位で前記カソードの複数列をバイア
スする段階と、前記２つの他のカラーに対して前記動作
を繰り返す段階と、前記続くフレームに対して全ての動
作を繰り返す段階とを含んでいる。
複数アノードを高いアノード電位にもたらす段階と、第
１のカラーに対応する前記第２のグリッドのスロットメ
タライゼーションを有効電位にもたらし、且つ２つの他
のカラーに対応する他のメタライゼーションを遮断電位
にもたらす段階と、実質的に前記第１のグリッドの全て
の列をアドレッシング電位にもたらす段階と、前記第１
のグリッドの各列のアドレッシングにおいて、前記行の
選択カラーの前記複数画素の所望のルミネセンスを得る
ために選択された電位で前記カソードの複数列をバイア
スする段階と、前記２つの他のカラーに対して前記動作
を繰り返す段階と、前記続くフレームに対して全ての動
作を繰り返す段階とを含んでいる。
【００１１】本発明の効果は、カソード、第１のグリッ
ド及び第２のグリッドの電位を単に切り替えることだけ
がもたらされ、アノードの電位に対して全ての電位を低
い値にする。結果として、切り替え時間が短くでき、切
り替え部品が簡単にできる。
ド及び第２のグリッドの電位を単に切り替えることだけ
がもたらされ、アノードの電位に対して全ての電位を低
い値にする。結果として、切り替え時間が短くでき、切
り替え部品が簡単にできる。
【００１２】前述した本発明の目的、特徴及び効果は、
添付図面に関連した、以下の何ら限定されない本発明の
特別の実施形態の記載の中で詳細に説明していく。
添付図面に関連した、以下の何ら限定されない本発明の
特別の実施形態の記載の中で詳細に説明していく。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１に表されているように、本発
明によるスクリーンのカソード及び低いグリッド組立体
は、前述の米国特許に記載されたような従来の実現方法
と同じである。この組立体は、例えばガラス板のような
絶縁基板１上に設けられている。マイクロチップ２は、
カソード導体Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３．．．の複数列上に形成
されている。グリッド導体Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３．．．は、
カソード導体をカバーする絶縁層上に形成されている。
複数のマイクロチップの端部は、グリッドの上側開口部
の水平面に実質的に現れている。もちろんこの表現は非
常に簡単であり、いくつかの公知の選択的な実現方法、
特に、各マイクロチップと係合したカソード導体との間
に抵抗を形成する手段が用いられてもよい。
明によるスクリーンのカソード及び低いグリッド組立体
は、前述の米国特許に記載されたような従来の実現方法
と同じである。この組立体は、例えばガラス板のような
絶縁基板１上に設けられている。マイクロチップ２は、
カソード導体Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３．．．の複数列上に形成
されている。グリッド導体Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３．．．は、
カソード導体をカバーする絶縁層上に形成されている。
複数のマイクロチップの端部は、グリッドの上側開口部
の水平面に実質的に現れている。もちろんこの表現は非
常に簡単であり、いくつかの公知の選択的な実現方法、
特に、各マイクロチップと係合したカソード導体との間
に抵抗を形成する手段が用いられてもよい。
【００１４】アノードは、従来のアノードと似通ってい
る。各カソード列Ｋに対向して、複数列に伸長するルミ
ネセンス材料の３つのバンドＲ、Ｇ及びＢが配列されて
いる。現在の技術との違いは、同一特性の複数バンド
（赤バンド、緑バンド及び青バンド）によって相互接続
される代わりに、これらいくつかのバンドが、全て、ス
クリーンが動作するように同一アノード電位にもたらさ
れる。このために、全ての蛍光バンドを、例えば基板７
上に形成された同一導電層６上に形成できる。通常、層
６及び基板７は、例えば、それぞれ導電インジウム及び
スズ酸化（ＩＴＯ）層並びにガラス板である透過材料か
らなる。
る。各カソード列Ｋに対向して、複数列に伸長するルミ
ネセンス材料の３つのバンドＲ、Ｇ及びＢが配列されて
いる。現在の技術との違いは、同一特性の複数バンド
（赤バンド、緑バンド及び青バンド）によって相互接続
される代わりに、これらいくつかのバンドが、全て、ス
クリーンが動作するように同一アノード電位にもたらさ
れる。このために、全ての蛍光バンドを、例えば基板７
上に形成された同一導電層６上に形成できる。通常、層
６及び基板７は、例えば、それぞれ導電インジウム及び
スズ酸化（ＩＴＯ）層並びにガラス板である透過材料か
らなる。
【００１５】本発明によるスクリーンは、アノード蛍光
バンドの寸法に実質的に対応する横寸法に、列方向に伸
長する複数スロットを提供した第２のグリッドを含んで
おり、参照符号Ａ１Ｒ、Ａ１Ｇ、Ａ１Ｂ；Ａ２Ｒ、Ａ２
Ｇ、Ａ２Ｂ；Ａ３Ｒ、Ａ３Ｇ、Ａ３Ｂ．．．によってそ
れぞれ参照されている。従って、各スロットは１つの蛍
光体バンドに対応しており、以下で、語句「赤スロッ
ト」「緑スロット」「青スロット」と簡略して用いる。
図１の簡単な実施形態において、第２のグリッドが絶縁
材料内に形成され、スロット各々の内側エッジが横側メ
タライゼーションＭ１Ｒ、Ｍ１Ｇ、Ｍ１Ｂ；Ｍ２Ｒ、Ｍ
２Ｇ、Ｍ２Ｂ；Ｍ３Ｒ、Ｍ３Ｇ、Ｍ３Ｂ．．．で覆われ
ていると想定している。同一カラーに係合する複数スロ
ットに対応する横側メタライゼーションは、同一端子
（図示なし）に接続されており、従って、メタライゼー
ションＭ１Ｒ、Ｍ２Ｒ、Ｍ３Ｒ．．．は、メタライゼー
ションＭ１Ｇ、Ｍ２Ｇ、Ｍ３Ｇ．．．及びＭ１Ｂ、Ｍ２
Ｂ、Ｍ３Ｂ．．．と同様に、同一端子に接続される。
バンドの寸法に実質的に対応する横寸法に、列方向に伸
長する複数スロットを提供した第２のグリッドを含んで
おり、参照符号Ａ１Ｒ、Ａ１Ｇ、Ａ１Ｂ；Ａ２Ｒ、Ａ２
Ｇ、Ａ２Ｂ；Ａ３Ｒ、Ａ３Ｇ、Ａ３Ｂ．．．によってそ
れぞれ参照されている。従って、各スロットは１つの蛍
光体バンドに対応しており、以下で、語句「赤スロッ
ト」「緑スロット」「青スロット」と簡略して用いる。
図１の簡単な実施形態において、第２のグリッドが絶縁
材料内に形成され、スロット各々の内側エッジが横側メ
タライゼーションＭ１Ｒ、Ｍ１Ｇ、Ｍ１Ｂ；Ｍ２Ｒ、Ｍ
２Ｇ、Ｍ２Ｂ；Ｍ３Ｒ、Ｍ３Ｇ、Ｍ３Ｂ．．．で覆われ
ていると想定している。同一カラーに係合する複数スロ
ットに対応する横側メタライゼーションは、同一端子
（図示なし）に接続されており、従って、メタライゼー
ションＭ１Ｒ、Ｍ２Ｒ、Ｍ３Ｒ．．．は、メタライゼー
ションＭ１Ｇ、Ｍ２Ｇ、Ｍ３Ｇ．．．及びＭ１Ｂ、Ｍ２
Ｂ、Ｍ３Ｂ．．．と同様に、同一端子に接続される。
【００１６】図１において、スペーサ９が第２のグリッ
ドに表されている。グリッドの機械的な支持を保証する
ために用いられるこれらのスペーサは、機能的な役目を
有さず、表されているような規則的な態様で必ずしも配
列されていない。
ドに表されている。グリッドの機械的な支持を保証する
ために用いられるこれらのスペーサは、機能的な役目を
有さず、表されているような規則的な態様で必ずしも配
列されていない。
【００１７】図には表されていないけれども、絶縁及び
間隔保持手段が、第２のグリッド及び第１のグリッドの
上側表面の間と、第２のグリッド及びアノードの低い表
面の間とに提供されている。多くの実施形態は、これら
の絶縁及び間隔保持手段を実現することが当業者によっ
て工夫できる。
間隔保持手段が、第２のグリッド及び第１のグリッドの
上側表面の間と、第２のグリッド及びアノードの低い表
面の間とに提供されている。多くの実施形態は、これら
の絶縁及び間隔保持手段を実現することが当業者によっ
て工夫できる。
【００１８】本装置のアドレッシングモードは、複数の
アノード蛍光体の複数バンドの切り替えを行う代わり
に、第２のグリッドの横側スロットメタライゼーション
の切り替えが行われることを除いて、前述の米国特許に
記載されたものと実質的に同じである。
アノード蛍光体の複数バンドの切り替えを行う代わり
に、第２のグリッドの横側スロットメタライゼーション
の切り替えが行われることを除いて、前述の米国特許に
記載されたものと実質的に同じである。
【００１９】本発明の効果は、いくつかのスクリーン電
極に適用すべき電位の通常値の分析結果から明らかとな
る。
極に適用すべき電位の通常値の分析結果から明らかとな
る。
【００２０】第１のグリッドの行Ｌ２に対応する赤の画
素をアドレスすることが所望されると仮定する。この行
Ｌ２は、約８０Ｖの電位に定められ、他の行Ｌ１、Ｌ
３．．．は接地されている。複数列Ｋ１、Ｋ２、Ｋ
３．．．は、想定された複数画素の所望の明るさによっ
て約０〜３０Ｖの電位にする。第２のグリッドの赤スロ
ットのメタライゼーションＭＲ（Ｍ１Ｒ、Ｍ２Ｒ、Ｍ３
Ｒ．．．）は、グランドに対して＋１０Ｖの電位に定め
られ、下層にあるチップによって放射された電子を赤の
蛍光体の方へ通過させる。緑及び青スロットのメタライ
ゼーションＭＧ及びＭＢは、グランドに対して−１０Ｖ
の電位に定められ、通常、それを通って緑及び青の蛍光
体の方へ直進する電子をブロックする。この第２のグリ
ッドは、密封材として機能するだけでなく、フォーカシ
ング手段としても機能することに注目すべきである。従
って、第２のグリッドの「赤いスロット」が有効とされ
る際に、赤の蛍光体だけが射突されることを保証する。
このフォーカシング効果は、第２のグリッドのスロット
に適用されるカラー選択電位の設定によって最適化され
る。
素をアドレスすることが所望されると仮定する。この行
Ｌ２は、約８０Ｖの電位に定められ、他の行Ｌ１、Ｌ
３．．．は接地されている。複数列Ｋ１、Ｋ２、Ｋ
３．．．は、想定された複数画素の所望の明るさによっ
て約０〜３０Ｖの電位にする。第２のグリッドの赤スロ
ットのメタライゼーションＭＲ（Ｍ１Ｒ、Ｍ２Ｒ、Ｍ３
Ｒ．．．）は、グランドに対して＋１０Ｖの電位に定め
られ、下層にあるチップによって放射された電子を赤の
蛍光体の方へ通過させる。緑及び青スロットのメタライ
ゼーションＭＧ及びＭＢは、グランドに対して−１０Ｖ
の電位に定められ、通常、それを通って緑及び青の蛍光
体の方へ直進する電子をブロックする。この第２のグリ
ッドは、密封材として機能するだけでなく、フォーカシ
ング手段としても機能することに注目すべきである。従
って、第２のグリッドの「赤いスロット」が有効とされ
る際に、赤の蛍光体だけが射突されることを保証する。
このフォーカシング効果は、第２のグリッドのスロット
に適用されるカラー選択電位の設定によって最適化され
る。
【００２１】従って、１つのカラーから他のカラーへ切
り替えるために、グリッド電位に対する２つの比較的閉
じた電位値（＋及び−１０Ｖ）の間で、第２のグリッド
に適用される電位に切り替えるだけで十分である。この
ために、比較的簡単で且つ低コストな切り替え部品を有
するだけで十分であり、更に切り替えレートを高くでき
る。
り替えるために、グリッド電位に対する２つの比較的閉
じた電位値（＋及び−１０Ｖ）の間で、第２のグリッド
に適用される電位に切り替えるだけで十分である。この
ために、比較的簡単で且つ低コストな切り替え部品を有
するだけで十分であり、更に切り替えレートを高くでき
る。
【００２２】本発明の他の効果は、アノードを切り替え
る必要がないために、例えば数千ボルトの非常に高い電
位に定めることができ、これにより電子のエネルギを非
常に高くでき、好適な蛍光体の光を発生する。更に、例
えば薄いアルミニウム層である薄い導電層を有する内側
表面を蛍光体で覆うことが可能になり、公知の方法の中
で、特に寄生光現象を避けるという多くの効果を提供す
る。
る必要がないために、例えば数千ボルトの非常に高い電
位に定めることができ、これにより電子のエネルギを非
常に高くでき、好適な蛍光体の光を発生する。更に、例
えば薄いアルミニウム層である薄い導電層を有する内側
表面を蛍光体で覆うことが可能になり、公知の方法の中
で、特に寄生光現象を避けるという多くの効果を提供す
る。
【００２３】いくつかの前述の数値は、一例として示さ
れたものであり、当業者は、用いられる特別なデバイス
及び所望の効果によって示された値を適合することがで
きる。
れたものであり、当業者は、用いられる特別なデバイス
及び所望の効果によって示された値を適合することがで
きる。
【００２４】前述の効果と別に、本発明の更なる効果
は、従来技術の中で既に組み立てられたものと同一のカ
ソード及び第１のグリッドシステムの使用を有効にし、
これによりアノード構造の修正（簡単化）及び追加のグ
リッドの実施しか必要としない。
は、従来技術の中で既に組み立てられたものと同一のカ
ソード及び第１のグリッドシステムの使用を有効にし、
これによりアノード構造の修正（簡単化）及び追加のグ
リッドの実施しか必要としない。
【００２５】もちろん、本発明は、特に、一方では追加
のグリッドとアノード板との間に、他方ではカソード／
グリッド板に、配列すべき絶縁及び間隔保持構造の実現
に関して、当業者によって容易に見い出される種々の変
更、修正及び改良が適当にできる。これら絶縁及び間隔
保持システムは、間隔保持ビーズ又は穴の開いた間隔保
持板からなり得る。実際に、穴の開いた絶縁間隔保持板
は、第２のグリッドとアノードとの間で用いられるのが
好ましい。
のグリッドとアノード板との間に、他方ではカソード／
グリッド板に、配列すべき絶縁及び間隔保持構造の実現
に関して、当業者によって容易に見い出される種々の変
更、修正及び改良が適当にできる。これら絶縁及び間隔
保持システムは、間隔保持ビーズ又は穴の開いた間隔保
持板からなり得る。実際に、穴の開いた絶縁間隔保持板
は、第２のグリッドとアノードとの間で用いられるのが
好ましい。
【００２６】図２は、第２のグリッドの本発明による実
施形態の一例として表している。このグリッドは、スロ
ットＡＲ、ＡＧ、ＡＢ（Ａ２Ｒ、Ａ２Ｇ、Ａ２Ｂ、Ａ３
Ｒ、Ａ３Ｇのただ１つの部分が表されている）及び剛性
化しているスペーサ９を規定するために打ち抜かれた１
つの金属シート１０からなる。
施形態の一例として表している。このグリッドは、スロ
ットＡＲ、ＡＧ、ＡＢ（Ａ２Ｒ、Ａ２Ｇ、Ａ２Ｂ、Ａ３
Ｒ、Ａ３Ｇのただ１つの部分が表されている）及び剛性
化しているスペーサ９を規定するために打ち抜かれた１
つの金属シート１０からなる。
【００２７】表された実施形態において、スロットＡＧ
（Ａ２Ｇ、Ａ３Ｇ）は、金属シート１０の対向するエッ
ジによって直接規定されている。逆に、スロットＡＲ及
びＡＢは、金属シート上にデポジットされた絶縁層１２
上に形成された導電層１１の対向するエッジによって規
定されている。これら絶縁層及び導電層のデポジション
及び限定は、従来から実現できる。ＡＧスロットの全て
のメタライゼーションは、同一電位（金属シートの）と
なる。同様に、各スロットＡＢのメタライゼーション及
び各スロットＡＲのメタライゼーションは、同一電位に
もたらされる。
（Ａ２Ｇ、Ａ３Ｇ）は、金属シート１０の対向するエッ
ジによって直接規定されている。逆に、スロットＡＲ及
びＡＢは、金属シート上にデポジットされた絶縁層１２
上に形成された導電層１１の対向するエッジによって規
定されている。これら絶縁層及び導電層のデポジション
及び限定は、従来から実現できる。ＡＧスロットの全て
のメタライゼーションは、同一電位（金属シートの）と
なる。同様に、各スロットＡＢのメタライゼーション及
び各スロットＡＲのメタライゼーションは、同一電位に
もたらされる。
【００２８】第２のグリッドの３つの電極の１つが、金
属シートの材料からなる事実は、このグリッドのメタラ
イゼーションの２つの他のグループの相互接続となり、
特に簡単に、例えばスロットメタライゼーションの反対
の端部に配列された、メタライズされ且つ絶縁されたバ
ンドによって相互接続されてもよい。
属シートの材料からなる事実は、このグリッドのメタラ
イゼーションの２つの他のグループの相互接続となり、
特に簡単に、例えばスロットメタライゼーションの反対
の端部に配列された、メタライズされ且つ絶縁されたバ
ンドによって相互接続されてもよい。
【００２９】打ち抜かれた導電板から第２のグリッドを
設ける他の効果は、導電板が好適な機械的保持を有する
一方で、非常に薄くできる。その厚さは、例えば約１０
〜５０ミリメータであってもよく、それを形成する金属
は、例えばアルミニウム、銅、ステンレス、スチール、
ニッケル又はアルミニウム合金となる。
設ける他の効果は、導電板が好適な機械的保持を有する
一方で、非常に薄くできる。その厚さは、例えば約１０
〜５０ミリメータであってもよく、それを形成する金属
は、例えばアルミニウム、銅、ステンレス、スチール、
ニッケル又はアルミニウム合金となる。
【００３０】数値の一例として、本発明によるグリッド
は、約１メータの対角線寸法を有するスクリーンに用い
られ、１つの画素の寸法は約１ミリメータとなる。従っ
て、グリッドのピッチは、約０．１５ｍｍとなり、３つ
のスロットの複数組の間隔は約０．２５ｍｍとなる。
は、約１メータの対角線寸法を有するスクリーンに用い
られ、１つの画素の寸法は約１ミリメータとなる。従っ
て、グリッドのピッチは、約０．１５ｍｍとなり、３つ
のスロットの複数組の間隔は約０．２５ｍｍとなる。
【図１】本発明の一実施形態によるフラットマイクロチ
ップスクリーンの一部分の概略的な分解遠近図である。
ップスクリーンの一部分の概略的な分解遠近図である。
【図２】本発明の一実施形態による第２のグリッドの概
略的な部分遠近図である。
略的な部分遠近図である。
１ 絶縁基板 ２ マイクロチップ ６ 導電層 ７ 基板 ９ スペーサ １０ 薄い金属シート １１ 導電層 １２ 絶縁層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年７月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図１】
Claims (3)
- 【請求項１】 個々にアドレス可能な複数列（Ｋ１、Ｋ
２、Ｋ３．．．）に分けられた複数のマイクロチップ
（２）を有するカソードと、 個々にアドレス可能な複数行（Ｌ１、Ｌ２、Ｌ
３．．．）に分けられた第１の画素選択グリッドと、 前記列方向に沿って伸長しており、３つのスロット（Ａ
１Ｒ、Ａ１Ｇ、Ａ１Ｂ）の各組が１つのカソード列に対
応しており、該各組の同一行の複数スロットが同一端子
に接続されている、複数スロットの複数の組を含む第２
のカラー選択グリッドと、 ３つのバンドの１つの組が１つのカソード列に対応して
おり、該各バンドが該複数スロットの１つに対応してお
り、ルミネセンス材料の全ての該バンドが動作中に同一
電位にもたらされる、３つの選択されたカラー（ＲＧ
Ｂ）のルミネセンス材料の一列内に３つの平行バンドの
複数組を含むアノードとを含んでいることを特徴とする
フラットマイクロチップカラースクリーン。 - 【請求項２】 前記第２のグリッドは、複数スロットを
そこに形成するように薄い金属シート（１０）を切り抜
き且つスペーサ（９）を剛性化することによって形成さ
れており、３つのバンドの内の１つのバンドが切り抜い
た金属シートの対向するエッジによって規定され、３つ
のバンドの内の他の２つのバンドが該シート上にそれ自
体が形成された絶縁層上にデポジットされた導電層の対
向するエッジによって形成されていることを特徴とする
請求項１に記載のフラットカラーマイクロチップスクリ
ーン。 - 【請求項３】 前記複数アノードを高いアノード電位に
もたらす段階と、 第１のカラーに対応する前記第２のグリッドのスロット
メタライゼーションを有効電位にもたらし、且つ２つの
他のカラーに対応する他のメタライゼーションを遮断電
位にもたらす段階と、 実質的に前記第１のグリッドの全ての列をアドレッシン
グ電位にもたらす段階と、 前記第１のグリッドの各列のアドレッシングにおいて、
前記行の選択カラーの前記複数画素の所望のルミネセン
スを得るために選択された電位で前記カソードの複数列
をバイアスする段階と、 前記２つの他のカラーに対して前記動作を繰り返す段階
と、 前記続くフレームに対して全ての動作を繰り返す段階と
を含むことを特徴とする請求項１に記載のスクリーンの
制御処理方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9605934A FR2748348B1 (fr) | 1996-05-06 | 1996-05-06 | Ecran couleur a micropointes a double grille |
| FR9605934 | 1996-05-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055771A true JPH1055771A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=9492082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9130555A Withdrawn JPH1055771A (ja) | 1996-05-06 | 1997-05-06 | 二重グリッドのマイクロチップカラースクリーン |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6034658A (ja) |
| EP (1) | EP0806790B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1055771A (ja) |
| DE (1) | DE69719110T2 (ja) |
| FR (1) | FR2748348B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| GB2321335A (en) * | 1997-01-16 | 1998-07-22 | Ibm | Display device |
| KR100463190B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-12-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 금속 메쉬 일체형 스페이서 구조체 및 이 구조체를 갖는평판 표시 소자 |
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| US5528103A (en) * | 1994-01-31 | 1996-06-18 | Silicon Video Corporation | Field emitter with focusing ridges situated to sides of gate |
| US5650690A (en) * | 1994-11-21 | 1997-07-22 | Candescent Technologies, Inc. | Backplate of field emission device with self aligned focus structure and spacer wall locators |
| FR2732159B1 (fr) * | 1995-03-22 | 1997-06-13 | Pixtech Sa | Ecran plat de visualisation a double grille |
| US5760858A (en) * | 1995-04-21 | 1998-06-02 | Texas Instruments Incorporated | Field emission device panel backlight for liquid crystal displays |
-
1996
- 1996-05-06 FR FR9605934A patent/FR2748348B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-05-02 EP EP97410051A patent/EP0806790B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-02 DE DE69719110T patent/DE69719110T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-06 JP JP9130555A patent/JPH1055771A/ja not_active Withdrawn
- 1997-05-06 US US08/851,732 patent/US6034658A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6034658A (en) | 2000-03-07 |
| EP0806790B1 (fr) | 2003-02-19 |
| DE69719110D1 (de) | 2003-03-27 |
| EP0806790A1 (fr) | 1997-11-12 |
| FR2748348A1 (fr) | 1997-11-07 |
| FR2748348B1 (fr) | 1998-07-24 |
| DE69719110T2 (de) | 2003-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |