JPH1055626A - データ記録方法並びにデータ記録媒体とデータ読取装置 - Google Patents

データ記録方法並びにデータ記録媒体とデータ読取装置

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JPH1055626A
JPH1055626A JP21481396A JP21481396A JPH1055626A JP H1055626 A JPH1055626 A JP H1055626A JP 21481396 A JP21481396 A JP 21481396A JP 21481396 A JP21481396 A JP 21481396A JP H1055626 A JPH1055626 A JP H1055626A
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JP21481396A
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Akira Shimizu
清水  晃
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Kobishi Electric Co Ltd
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Kobishi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取エラーの発生率を低減し、前方側及び後
方側のどちら側からでもデータを読み取る。 【解決手段】 データを読取エラーを検証するチェック
コードを付加して記録媒体に記録する際のデータ記録方
法であって、データをn(整数)個のセグメントに分割
すると共に各セグメントにチェックコードを付加して複
数のブロックを形成し、各ブロックを所定の順序で順次
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録方法並
びにデータ記録媒体とデータ読取装置に係わり、特に記
録媒体に記録されたデータの読取エラーを低減する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、データの記録媒体として磁気カ
ードがある。この磁気カードは、人によって把持されて
データ読取装置に挿入されることにより、予め記録され
たデータが読み取られるものである。図9は、磁気カー
ドの記録フォーマットを示す図であり、符号aは記録開
始コード記録領域、bはデータ記録領域、cは記録終了
コード記録領域である。記録開始コード記録領域aには
データの記録開始を示すテキスト開始コード(STX)
が、データ記録領域bにはデータ及び該データの読み取
りをチェックするデータチェックコード(CK)が、記録
終了コード記録領域cにはデータの記録終了を示すテキ
スト終了コード(ETX)がそれぞれ記録される。
【0003】このような磁気カードをデータ読取装置に
挿入した場合、該データ読取装置は、まずテキスト開始
コード(STX)を読み取ることでデータの読み取り準備
を行い、データの読み取りが終了するとデータチェック
コード(CK)を読み取ってデータの読み取りの良否をチ
ェックし、最後にテキスト終了コード(ETX)を読み取
ることでデータの読み取りが終了したことを検出する。
なお、図示するプリアンブルはデータの記録開始を示す
信号が記録される領域であり、ポストアンブルはデータ
の記録終了を示す信号が記録される領域であ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記磁気カ
ードは、プリアンブル側からデータ読取装置に挿入され
て各記録領域が読み取られるが、例えば手挿入された場
合に挿入速度(磁気ヘッドに対する磁気カードの移動速
度)が一定せず、読取エラーが発生する場合がある。す
なわち、従来のこの種のデータの読み取りにおいては、
記録開始コード記録領域aから記録終了コード記録領域
cまでの全記録領域に亘って、ある一定範囲の挿入速度
で磁気カードをデータ読取装置に挿入しなければなら
ず、読取エラーの発生率が高いという問題点がある。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的としている。 (1)読取エラーの発生率を低減することが可能なデー
タ記録方法並びにデータ記録媒体とデータ読取装置を提
供する。 (2)前方側及び後方側のどちら側からでもデータを読
み取ることが可能なデータ記録方法並びにデータ記録媒
体とデータ読取装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、データ記録方法に係わる第1の手段として、データ
を読取エラーを検証するチェックコードを付加して記録
媒体に記録する際のデータ記録方法であって、データを
n(整数)個のセグメントに分割すると共に各セグメン
トにチェックコードを付加して複数のブロックを形成
し、各ブロックを所定の順序で順次記録するという手段
が採用される。
【0007】データ記録方法に係わる第2の手段とし
て、上記第1の手段において、各々のブロックの前後に
後続して読み取られるブロックを示すブロック指示コー
ドを付加するという手段が採用される。
【0008】データ記録方法に係わる第3の手段とし
て、所定長さの記録媒体に読取エラーを検証するチェッ
クコードを付加してデータを記録する際のデータ記録方
法であって、チェックコードとデータとからなるブロッ
クを記録媒体の長さに応じて複数回繰り返し記録すると
いう手段が採用される。
【0009】データ記録方法に係わる第4の手段とし
て、上記第1ないし第3いずれかの手段において、記録
媒体が磁気カードであるという手段が採用される。
【0010】データ記録媒体に係わる第1の手段とし
て、データがn(整数)個のセグメントに分割されると
共に、各セグメントには読取エラーを検証するチェック
コードが付加されてブロックとして順次記録されるとい
う手段が採用される。
【0011】データ記録媒体に係わる第2の手段とし
て、上記第1の手段において、各々のブロックの前後に
は後続して読み取られるブロックを示すブロック指示コ
ードが付加されるという手段が採用される。
【0012】データ記録媒体に係わる第3の手段とし
て、上記第2の手段において、ブロック指示コードは、
先行して読み取られたセグメントの読み取り終了、及び
後続して読み取られるセグメントの読み取り開始を示す
開始終了コード部と、該開始終了コード部の前方に配置
され、抜き取り読み込み時に後続して読み取られるセグ
メントを示すブロック番号部1と、前記開始終了コード
部の後方に配置され、挿入読み込み時に後続して読み取
られるセグメントを示すブロック番号部2とから形成さ
れるという手段が採用される。
【0013】データ記録媒体に係わる第4の手段とし
て、所定長さの記録領域に読取エラーを検証するチェッ
クコードを付加してデータを記録するデータ記録媒体で
あって、チェックコードとデータとからなるブロックが
記録領域の長さに応じて複数回繰り返し記録されるとい
う手段が採用される。
【0014】データ記録媒体に係わる第5の手段とし
て、上記第1ないし第4いずれかの手段において、記録
媒体が磁気カードであるという手段が採用される。
【0015】データ読取装置に係わる第1の手段とし
て、上記第1の手段のデータ記録媒体に記録されたデー
タを読み取るデータ読取装置であって、データ記録媒体
から記録符号を検出する検出手段と、該検出手段から出
力された検出信号を読取データに変換する信号変換手段
と、読取データに基づいて各ブロックの読取エラーを判
定する制御部とを具備する手段が採用される。
【0016】データ読取装置に係わる第2の手段とし
て、上記第2の手段のデータ記録媒体に記録されたデー
タを読み取るデータ読取装置であって、制御部は、ブロ
ック指示コードに基づいて前方側からあるいは後方側か
らの読み取りを判断し、前方側及び後方側から各ブロッ
クを読み込むという手段が採用される。
【0017】データ読取装置に係わる第3の手段とし
て、上記第3の手段のデータ記録媒体に記録されたデー
タを読み取るデータ読取装置であって、制御部は、開始
終了コード部に基づいて先行して読み取られたセグメン
トの読み取り終了と後続して読み取られるセグメントの
読み取り開始とを判断し、ブロック番号部1に基づいて
抜き取り読み込み時に後続して読み取られるセグメント
を識別し、かつブロック番号部2に基づいて挿入読み込
み時に後続して読み取られるセグメントを識別するとい
う手段が採用される。
【0018】データ読取装置に係わる第4の手段とし
て、上記第4の手段のデータ記録媒体に記録されたデー
タを読み取るデータ読取装置であって、データの読み取
りを対をなすチェックコードに基づいて各々のブロック
について検証するという手段が採用される。
【0019】データ読取装置に係わる第5の手段とし
て、上記第1ないし第4のデータ読取装置に係わる手段
において、記録媒体が磁気カードであるという手段が採
用される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図8を参照し
て、本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ記録媒
体とデータ読取装置の一実施形態について説明する。
【0021】図2は、本実施形態のデータ記録媒体の外
観構成を示す正面図である。この図に示すように、本実
施形態のデータ記録媒体は塩化ビニルによって形成され
た方形状の平板な磁気カードAであり、その片面には長
尺方向に沿って磁性体が直線状に塗布されて形成された
記録領域A1が設けられる。この記録領域A1には、以下
に説明するように、当該磁気カードAに使用目的に応じ
た各種情報がデータとして磁気記録される。また、この
磁気カードAの表面には、データ読取装置への挿入方向
を示す矢印A2が表示されている。
【0022】図1は、上記記録領域A1の記録フォーマ
ットを示す説明図である。本実施形態では、当該磁気カ
ードAに記録される複数ビットからなるデータDを所定
ビット数毎に1〜n(整数)のセグメントS1〜Snに分
割して記録する。また、各セグメントS1〜Snには、各
々のセグメントS1〜Snの読取エラーを検証するチェッ
クコードCK1〜CKnが付加されてブロック1〜nが形
成される。各ブロック1〜nの前後つまり磁気カードA
の挿入側(前方側)Hにはブロック開始終了コード(セ
グメント指示コード)SB1〜SBnがそれぞれ付加さ
れ、また最終ブロックnの抜取側(後方側)Lにブロッ
ク開始終了コードSBxが付加される。
【0023】図3は、上記ブロック開始終了コードSB
1〜SBn,SBxのうち、ブロック開始終了コードSB2
の内容を示す説明図である。この図に示すように、該ブ
ロック開始終了コードSB2には、挿入側Hからブロッ
ク番号部1→開始終了コード部→ブロック番号部2の順
番で3つの記録領域が設けられる。これら各記録領域に
は、ブロック数に応じて以下に説明するように各ビット
が設定されて記録される。なお、他のブロック開始終了
コードSB1,SB3〜SBn,SBxについても、ブロッ
ク開始終了コードSB2と同様にブロック番号部1と開
始終了コード部とブロック番号部2とがそれぞれ設けら
れる。
【0024】次に、図4は、ブロック数が2の場合につ
いて、各ブロック1,2及び該ブロック1,2の前後に
記録されるブロック開始終了コードSB1〜SB3の記録
内容の一例を示す説明図である。ここでは、1〜7まで
の7つの数値を磁気カードAに記録するデータとし、数
値1〜3をセグメントS1、数値4〜7をセグメントS2
とし、さらにセグメントS1のチェックコードを数値
「4」、セグメントS2のチェックコードを数値「2」
とした場合を示している。
【0025】これら各数値は、図4(a)のような記録
符号に設定される。すなわち、各数値の2進数の最上位
桁にビット「0」を付加して4桁のビット列として記録
符号が設定される。例えば、数値「7」は2進数として
「111」として表記されるが、このビット列の最上位
桁にビット「0」を付加して4桁のビット列「011
1」とし、該ビット列「0111」が数値「7」に対応
する記録符号に設定される。
【0026】また、セグメントS1のチェックコードで
ある数値「4」は、該数値「4」の2進数「100」の
最上位桁にビット「0」を付加して4桁のビット列「0
100」が記録符号に設定され、セグメントS2のチェ
ックコードである数値「2」は該数値「2」の2進数
「010」の最上位桁にビット「0」を付加して4桁の
ビット列「0010」が記録符号に設定される。このよ
うな各記録符号の設定の下に、各ブロック1,2の記録
符号は、図4(b)に示すように設定される。
【0027】このようにデータ及びチェックコードでを
構成する各数値の2進数にビット「0」を付加して記録
符号を形成することにより、各記録符号は、連続する4
つのビット「1」からなるビット列「1111」を含ま
ないものとなる。なお、付加するビットを「1」に設定
した場合には、各記録符号は連続する4つのビット
「0」からなるビット列「0000」を含まないものと
なる。
【0028】続いて、ブロック開始終了コードSB1〜
SB3は、以下のような記録符号に設定される。まず、
全てのブロック開始終了コードSB1〜SB3の開始終了
コード部には、上述したように各ブロック1,2の記録
符号として含まれることのないビット列「1111」が
記録符号として設定される。
【0029】ブロック1に先行するブロック開始終了コ
ードSB1のブロック番号部1、及びブロック2の後方
のブロック開始終了コードSB3のブロック番号部2に
は、ビット列「1111」以外の適当なビット列(使用
されないので)が記録符号として設定される。
【0030】また、当該磁気カードAを挿入したとき
に、ブロック1よりも先行して読み取られるブロック開
始終了コードSB1のブロック番号部2には、ブロック
1の挿入中読み込みを示す数値「1」の2進数「00
1」最上位桁にビット「0」を付加して4桁のビット列
「0001」が記録符号として設定される。
【0031】当該磁気カードAを挿入したときに、ブロ
ック2よりも先行して読み取られるブロック開始終了コ
ードSB2のブロック番号部2には、ブロック2の挿入
中読み込みを示す数値「2」の2進数「010」最上位
桁にビット「0」を付加して4桁のビット列「001
0」が記録符号として設定される。
【0032】さらに、当該磁気カードAを抜き取り時
に、ブロック2よりも先行して読み取られるブロック開
始終了コードSB3のブロック番号部1には、ブロック
2の抜取中読み込みを示す数値「3」の2進数「01
1」最上位桁にビット「0」を付加してなる4桁のビッ
ト列「0011」を、桁方向に反転させたビット列「1
100」が記録符号として設定される。
【0033】当該磁気カードAを抜き取り時に、ブロッ
ク1よりも先行して読み取られるブロック開始終了コー
ドSB2のブロック番号部1には、ブロック1の抜取中
読み込みを示す数値「4」の2進数「100」最上位桁
にビット「0」を付加してなる4桁のビット列「010
0」を、桁方向に反転させたビット列「0010」が記
録符号として設定される。
【0034】このように各ブロック番号部1及びブロッ
ク番号部2には、ブロック1,2の各記録符号と同様に
最上位桁にビット「0」を付加することにより、開始終
了コード部の記録符号として設定されたビット列「11
11」を含まないビット列が記録符号として設定される
と共に、図示するように各ブロック開始終了コードSB
1〜SB3において、該ビット列「1111」を挟み込む
ようにブロック番号部1の記録符号とブロック番号部2
の記録符号とが配置されることになる。
【0035】以上、各部の記録符号の設定について説明
したが、各ブロック開始終了コードSB1〜SB3を形成
するブロック番号部1と開始終了コード部とブロック番
号部2の各々のビット数は、データを形成する各数値
(この場合、1〜7の数値)のビット数に基づいて設定
されているので、該データのビット数に応じて変化する
と共に、ブロック数が増えると該ブロック数を示す2進
数の桁数が増えるのでブロック数に応じても変化するこ
とになる。
【0036】なお、上記各部の記録符号の設定では、開
始終了コード部の記録符号をビット列「1111」と
し、この開始終了コード部以外の部分の記録符号がビッ
ト列「1111」とならないように設定されている。し
かし、各部の記録符号の連続においてビット列「111
1」が生じる場合がある。例えば、上記セグメントS2
のチェックコードCK2を数値「3」とした場合、該数
値「3」は2進数でビット列「011」と表されるの
で、最上位桁にビット「0」を付加して得られる記録符
号はビット列「0011」となる。
【0037】この場合、該チェックコードCK2に連続
するブロック開始終了コードSB3のブロック番号部1
の記録符号がビット列「1100」となっているため
に、上記ビット列「0011」と該ビット列「110
0」とが連続してビット「1」が4つ連続する事態が生
じる。
【0038】このような事態への対応として、チェック
コードCK1,CK2に設定される数値に、2進数で示
したときのビット列の最下位桁のビットが「1」となら
ない数値、すなわち「偶数」を選定することが考えられ
る。または、上記数値「3」に対応するビット列「01
1」の前後にビット「0」を付加して5ビットからなる
ビット列「00110」とし、チェックコードCK1,
CK2の記録符号の最上位桁と最下位桁とが両方ともビ
ット「0」となるようにしても良い。なお、各開始終了
コード部の記録符号がビット列「0000」となるよう
に設定した場合には、チェックコードCK1,CK2に
設定する数値に「奇数」を設定することは勿論である。
【0039】次に、図5は、上記磁気カードAに記録さ
れた各記録符号を読み取るデータ読取装置の機能構成を
示すブロック図である。この図において、符号1は磁気
ヘッド(検出手段)、2は挿入検出センサ、4はカード
リーダ部(信号変換手段)、5は制御部、また6は電源
部である。
【0040】磁気ヘッド1は、上記磁気カードAに設け
られた記録領域A1のデータを磁気的に検出し、検出信
号(アナログ信号)aとしてカードリーダ部4に出力す
る。磁気カードAは、所有者による手作業で矢印X1方
向に挿入され、矢印X2方向に抜き取られるようになっ
ている。挿入検出センサ2は、カード挿入口に配置さ
れ、該磁気カードAがカード挿入口に挿入されると、挿
入検出信号bを制御部5に出力する。
【0041】カードリーダ部4は、制御部5から供給さ
れる読取クロックdに基づいて検出信号aを2進符号に
変換し、読取データeとして制御部5に出力する。制御
部5は、CPU(中央演算装置)とメモリからなるコン
ピュータによって構成されるものであり、上記読取クロ
ックdを生成すると共に、以下に説明するフローチャー
トに沿って読取データeの読み取りを制御する。また、
電源部6は、カードリーダ部4と制御部5に電源を供給
するものである。
【0042】このように構成された磁気カードA及びデ
ータ読取装置において、データ読取装置による記録符号
の読み取り動作について、図6〜図8を参照して説明す
る。なお、図6〜図8は、上記制御部5において実行さ
れる読取制御プログラムの処理手順を示すフローチャー
トである。
【0043】まず、挿入検出センサ2から出力された挿
入検出信号bに基づいて、磁気カードAがカード挿入口
に挿入されたか否かが判断される(ステップS1)。こ
の判断が「NO」つまり制御部5に挿入検出信号bが入
力されない場合、当該データ読取装置は磁気カードAの
挿入を待って待機する状態となる。一方、磁気カードA
が挿入されて挿入検出信号bが制御部5に入力されて、
上記判断が「YES」となると、上記ブロック1,2毎
に予め設定されたブロック別読み込み結果メモリの記録
内容が消去される(ステップS2)。
【0044】続いて、制御部5は、挿入検出信号bに基
づいて磁気カードAが抜き取等れたか否かを判断する
(ステップS3)。この判断が「NO」つまり磁気カー
ドAが挿入された状態にある場合は、さらに磁気カード
Aが走行中であるか否かが判断される(ステップS
4)。この判断は、例えば磁気ヘッド1から出力される
検出信号aのレベルから判断される。このとき、磁気カ
ードAが走行中であると判断すると、制御部5は、カー
ドリーダ部4から入力される読取データeに基づいて、
記録領域A1の挿入側Hの先頭部に記録されたプリアン
ブル後の最初の1ビットを読み込む(ステップS5)。
なお、磁気カードAが走行を停止したと判断された場合
には、上記ステップS3の処理が繰り返される。
【0045】さらに、制御部5は上記開始終了コード部
を読み込んだか否かを判断する(ステップS6)。ここ
では、開始終了コード部のみにしか現れることのない開
始終了コード部のビット列「1111」、つまりビット
「1」が連続して4回読み込まれたことを検出して開始
終了コード部の読み込みが判断される。いま、最初の1
ビットを読み込んだ状態であり、ここでの判断は「N
O」である。
【0046】この結果、上記ステップS3以降の処理が
繰り返されて、ステップS5においてプリアンブル後の
第2の1ビットが読み込まれる。このようにして順次1
ビットづつ記録符号が読み込まれてブロック開始終了コ
ードSB1の開始終了コードであるビット列「111
1」が検出されると、ステップS6における判断は「Y
ES」となり、該開始終了コード部に引き続いて読み込
まれるブロック番号部2の記録符号が順次読み込まれて
ビット構成が識別される(ステップS7)。
【0047】いま、磁気カードAは挿入状態であり、ブ
ロック番号部2の記録符号であるビット列「0001」
が読み込まれ、ステップS8において読み込み方向が挿
入読込であることが判断される。そして、ステップS9
においてブロック1の挿入読込であることが判断され
て、処理は「ブロック1読み込み」に進められる。
【0048】該ブロック1の読み込み処理では、まず上
記ステップS4と同様に磁気カードAの動作が走行中で
あるか否かが判断され(ステップSa11)、停止中と判
断された場合はステップS3以降の処理が繰り返され、
走行中と判断された場合にはブロック1の記録符号の先
頭の1ビットが読み込まれる(ステップSa12)。そし
て、先頭の1ビットつまりビット「0」がブロック1用
メモリに記録される(ステップSa13)。
【0049】さらに、次のブロック開始終了コードSB
2の開始終了コードが検出されたか否かがステップSa14
において判断される。この判断が「NO」の場合、すな
わち、ブロック1の記録符号であるビット列が全て読み
込まれ、かつブロック開始終了コードSB2の開始終了
コードが全て読み込まれるまで、ステップSa11〜ステ
ップSa13までの処理が繰り返されてブロック1用メモ
リに記録される。
【0050】ステップSa14における判断が「YES」
となると、ブロック1用メモリに記憶されたビット列か
らチェックコードCK1が抽出されて、セグメントS1に
対応するビット列の読み込みが検証される(ステップS
a15)。制御部5は、この検証の結果に基づいてセグメ
ントS1の読み込みが正常であると判断すると(ステッ
プSa16)、ステップS2において初期設定されたブロッ
ク1用の読込結果メモリにセグメントS1の読み込みが
正常であることを示すビット「1」をセットする(ステ
ップSa17)。
【0051】なお、セグメントS1の読み込みに読込エ
ラーが発生したことが判断されると、制御部5は、速や
かにブロック2の読み込み処理を実行する。ブロック2
の読み込み処理は、上述したブロック1の読み込み処理
と基本的に同一であるが、ステップSa26においてセグ
メントS2の読み込みに読込エラーが発生したことが判
断されると、処理はステップS3に進められる。
【0052】いま、この状態は、磁気カードAはカード
挿入口から奥まで挿入される過程において、記録領域A
1上に記録された全ブロック1,2が読み取られた状態
(挿入読み込みされた状態)である。そして、磁気カー
ドAは、次に抜き取られる状態となる。
【0053】この状態において、上述した磁気カードA
の挿入時とは逆の方向から記録領域A1の各記録符号が
読み取られることになる。このとき、挿入検出センサ2
からは挿入検出信号bが出力されているので、制御部5
は、ステップS3における判断を「NO」とし、ステッ
プS4以降の処理が繰り返される。しかし、この抜き取
り時においては、ステップS6ではブロック開始終了コ
ードSB3の開始終了コードの受信が判断されて、さら
にステップS7ではブロック開始終了コードSB3のブロ
ック番号部1の識別処理がされて、ブロック2の抜取中
読み込みであることがステップS8において判断され
る。
【0054】そして、ステップS10において何ブロック
の読込であるかが判断される。ここでは、まず磁気カー
ドAの抜き取りによってブロック開始終了コードSB3
が読み取られて、ブロック2の記録符号の読み取り処理
がステップSb21〜ステップSb27に従って再度行われ
る。そして、正常にセグメントS2の記録符号が読み込
まれた場合にはブロック2読み込み結果メモリにビット
「1」がセットされる。すなわち、先の挿入時あるいは
今回の抜き取り時のいずれかの読み込みにおいてセグメ
ントS2の記録符号が正常に読み込まれていれば、ブロ
ック2読み込み結果メモリにはビット「1」がセットさ
れることになる。
【0055】引き続いて、ステップSb11〜ステップSb
17までの処理によってブロック1の各記録符号が読み込
まれる。そして、正常にセグメントS1の記録符号が読
み込まれた場合にはブロック1読み込み結果メモリに
「1」がセットされる。この場合にも、上記ブロック2
の場合と同様に、先の挿入時あるいは今回の抜き取り時
のいずれかの読み込みにおいてセグメントS1の記録符
号が正常に読み込まれていれば、ブロック1読み込み結
果メモリにはビット「1」がセットされることになる。
【0056】このように磁気カードAの抜き取り時にお
ける各ブロック1,2の読み込み処理が終了すると、ス
テップS3においてカードの抜き取りが検出される。こ
こでは、磁気カードAは、抜き取りによる読み取りが終
了しており、さらに抜き取られる。この結果、挿入検出
センサ2は挿入検出信号bを出力しなくなり、制御部5
によって磁気カードAの抜き取りが検出される。したが
って、ステップS3の判断は「YES」となる。
【0057】この結果、ブロック1用の読込結果メモリ
及びブロック1用の読込結果メモリのビットに基づい
て、全ブロック1,2の読み込みが正常に行われたか否
かが判断される(ステップS11)。すなわち、挿入と抜
き取りとにおけるそれぞれ2回のブロック1とブロック
2の読み取りに基づいてデータが正常に読み込まれたか
否かが判断されることになる。そして、この判断が「Y
ES」の場合は、磁気カードAの読み込み正常処理(ス
テップS12)として、例えば表示ランプによって正常に
読み込まれたことを表示する処理が行われて上記ステッ
プS1からの処理が繰り返される。
【0058】一方、ステップS11において、磁気カード
Aの全ブロック1,2の読み込みが成功しなかったと判
断された場合には、磁気カードAの読み込み異常処理
(ステップS13)、例えば表示ランプによって磁気カー
ドAが正常に読み込まれなかったことを表示する処理が
行われて上記ステップS1からの処理が繰り返される。
【0059】なお、上記実施形態ではブロック数を2と
した場合について説明したが、本願発明はこれに限定さ
れるものではなく、データを任意のブロック数であるn
個に分割することも可能である。この場合、ブロック数
に応じて各ブロック開始終了コードを形成するブロック
番号部1と開始終了コード部とブロック番号部2の各ビ
ット数が変化することになる。
【0060】また、本願発明は、記録媒体の全記録領域
に対して比較的短い領域にチェックコードと分割された
データ(セグメント)を一定の順番で順次記録すること
により、記録媒体の移動速度の変動等による読取エラー
を低減させるものであり、以下のようなデータの記録方
法も本願発明の範囲に属する。すなわち、記録しようと
する全データとチェックコードとからなるブロックを記
録領域に複数回記録する。そして、読み取りにおいて
は、このように複数記録されたブロックを全て読み取る
ことによって、読取エラーを低減する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるデ
ータ記録方法並びにデータ記録媒体とデータ読取装置に
よれば以下のような効果を奏する。 (1)データを読取エラーを検証するチェックコードを
付加して記録媒体に記録する際のデータ記録方法であっ
て、データをn(整数)個のセグメントに分割すると共
に各セグメントにチェックコードを付加して複数のブロ
ックを形成し、各ブロックを所定の順序で順次記録する
ので、元のデータよりもデータ長が短い、すなわち記録
媒体上の短い記録領域に記録されたセグメント毎にチェ
ックコードによる読取エラーの検証が行われる。したが
って、従来のように記録しようとするデータに1つのチ
ェックコードを付加して長い記録領域に亘って記録する
場合と比較して、読み取り時にける記録媒体の走行速度
のむら等による読取エラーの発生率を低減することがで
きる。 (2)各々のブロックの前後に後続して読み取られるブ
ロックを示すブロック指示コードが付加されるので、前
方側及び後方側のどちら側からでもデータを読み取るこ
とができる。この場合、各ブロックは、前方側及び後方
側から2回読み取られることとなり、この結果、さらに
読取エラーの発生率を低減することができる。 (3)所定長さの記録媒体に読取エラーを検証するチェ
ックコードを付加してデータを記録する際のデータ記録
方法であって、チェックコードとデータとからなるブロ
ックを記録媒体の長さに応じて複数回繰り返し記録する
ので、データ読取装置に対する記録媒体の1回の走行で
データが複数回読み取られる。したがって、読取エラー
の発生率を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるデータの記録方法並びにデー
タ記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、記
録フォーマットを示す説明図である。
【図2】 本発明に係わるデータの記録方法並びにデー
タ記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、デ
ータ記録媒体の外観構成を示す正面図である。
【図3】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、記録
フォーマットの詳細を示す第1の説明図である。
【図4】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、記録
フォーマットの詳細を示す第2の説明図である。
【図5】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、デー
タ読取装置の機能構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、デー
タ読取装置におけるデータの読み取り処理を示す第1の
フローチャートである。
【図7】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、デー
タ読取装置におけるデータの読み取り処理を示す第2の
フローチャートである。
【図8】 本発明に係わるデータ記録方法並びにデータ
記録媒体とデータ読取装置の一実施形態において、デー
タ読取装置におけるデータの読み取り処理を示す第3の
フローチャートである。
【図9】 従来の磁気カードの記録フォーマットを示す
平面図である。
【符号の説明】
A……磁気カード,A1……記録領域,A2……矢印,D
……データ,SB1〜SBn,SBx……ブロック開始終
了コード,CK1〜CKn……チェックコード,S1〜Sn
……セグメント,X1……磁気カードの挿入方向,X2…
…磁気カードの抜き取り方向,a……検出信号,b……
挿入検出信号,d……読取クロック,e……読取デー
タ,1……磁気ヘッド,2……挿入検出センサ,4……
カードリーダ部,5……制御部,6……電源部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを読取エラーを検証するチェック
    コードを付加して記録媒体に記録する際のデータ記録方
    法であって、 データをn(整数)個のセグメントに分割すると共に各
    セグメントにチェックコードを付加して複数のブロック
    を形成し、各ブロックを所定の順序で順次記録すること
    を特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ記録方法におい
    て、各々のブロックの前後に後続して読み取られるブロ
    ックを示すブロック指示コードを付加すること特徴とす
    るデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 所定長さの記録媒体に読取エラーを検証
    するチェックコードを付加してデータを記録する際のデ
    ータ記録方法であって、チェックコードとデータとから
    なるブロックを記録媒体の長さに応じて複数回繰り返し
    記録することを特徴とするデータ記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれかに記載のデー
    タ記録方法において、記録媒体が磁気カードであること
    を特徴とするデータ記録方法。
  5. 【請求項5】 データがn(整数)個のセグメントに分
    割されると共に、各セグメントには読取エラーを検証す
    るチェックコードが付加されてブロックとして順次記録
    されることを特徴とするデータ記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデータ記録媒体におい
    て、各々のブロックの前後には後続して読み取られるブ
    ロックを示すブロック指示コードが付加されること特徴
    とするデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ記録媒体におい
    て、 ブロック指示コードは、 先行して読み取られたセグメントの読み取り終了、及び
    後続して読み取られるセグメントの読み取り開始を示す
    開始終了コード部と、 該開始終了コード部の前方に配置され、抜き取り読み込
    み時に後続して読み取られるセグメントを示すブロック
    番号部1と、 前記開始終了コード部の後方に配置され、挿入読み込み
    時に後続して読み取られるセグメントを示すブロック番
    号部2と、 から形成されること特徴とするデータ記録媒体。
  8. 【請求項8】 所定長さの記録領域に読取エラーを検証
    するチェックコードを付加してデータを記録するデータ
    記録媒体であって、チェックコードとデータとからなる
    ブロックが記録領域の長さに応じて複数回繰り返し記録
    されることを特徴とするデータ記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8いずれかに記載のデー
    タ記録媒体において、記録媒体が磁気カードであること
    を特徴とするデータ記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のデータ記録媒体に記録
    されたデータを読み取るデータ読取装置であって、 前記データ記録媒体から記録符号を検出する検出手段
    と、 該検出手段から出力された検出信号を読取データに変換
    する信号変換手段と、 読取データに基づいて各ブロックの読取エラーを判定す
    る制御部と、 を具備することを特徴とするデータ読取装置。
  11. 【請求項11】 請求項6記載のデータ記録媒体に記録
    されたデータを読み取るデータ読取装置であって、 制御部は、ブロック指示コードに基づいて前方側からあ
    るいは後方側からの読み取りを判断し、前方側及び後方
    側から各ブロックを読み込むことを特徴とするデータ読
    取装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のデータ記録媒体に記録
    されたデータを読み取るデータ読取装置であって、 制御部は、開始終了コード部に基づいて先行して読み取
    られたセグメントの読み取り終了と後続して読み取られ
    るセグメントの読み取り開始とを判断し、ブロック番号
    部1に基づいて抜き取り読み込み時に後続して読み取ら
    れるセグメントを識別し、かつブロック番号部2に基づ
    いて挿入読み込み時に後続して読み取られるセグメント
    を識別する、 ことを特徴とするデータ読取装置。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のデータ記録媒体に記録
    されたデータを読み取るデータ読取装置であって、デー
    タの読み取りを対をなすチェックコードに基づいて各々
    のブロックについて検証することを特徴とするデータ読
    取装置。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし13いずれかに記載
    のデータ読取装置において、記録媒体が磁気カードであ
    ることを特徴とするデータ読取装置。
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