JPH1055174A - 指揮棒および楽音再生装置 - Google Patents

指揮棒および楽音再生装置

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JPH1055174A
JPH1055174A JP8229274A JP22927496A JPH1055174A JP H1055174 A JPH1055174 A JP H1055174A JP 8229274 A JP8229274 A JP 8229274A JP 22927496 A JP22927496 A JP 22927496A JP H1055174 A JPH1055174 A JP H1055174A
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baton
music
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tempo
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Hiroyuki Takada
博之 高田
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Brother Industries Ltd
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指揮棒の振り方により、曲の演奏テンポおよ
び音量を制御できるカラオケ装置を実現する。 【解決手段】 指揮棒10に設けられた加速度センサ1
3,14により検出された加速度を示す加速度信号は、
指揮棒10から制御装置40へ送信され、この送信され
た加速度信号に基づいて制御装置40内のCPU64
は、ステップ100ないし120で加速度αが最大およ
び最小になった回数、つまり指揮棒10を振る方向が変
化した回数が演算される。続いてステップ130ないし
150で曲の1つの拍子分を振るに要した時間が演算さ
れ、ステップ160および170で曲本来のテンポより
速いか遅いかが判定され、遅い場合はステップ180で
あまりに遅すぎないかが判定され、遅すぎない場合には
ステップ190で補正されたものがステップ200で新
リズムデータとして書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指揮棒の振り方
により、演奏のテンポを制御することができる指揮棒お
よび楽音再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記楽音再生装置の一例として、
モニタにカラオケ用の背景映像および歌詞映像を表示し
てカラオケを行うカラオケ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カラオ
ケ装置を用いて複数人でカラオケを行う場合、歌い手だ
けでなく、聞き手もカラオケに参加することにより、場
が盛り上がり、カラオケも楽しいものになる。しかし、
カラオケを開始した最初のうちは、聞き手も、曲のリズ
ムに合わせて手拍子を打ったり、タンバリンなどの楽器
を鳴らしたりしてカラオケに参加するが、時間が経過す
るにつれて、聞き手は、回りの者と世間話を始めたりす
るなど、カラオケに参加しなくなる。これは、聞き手が
たたく手拍子は、あくまで曲のテンポに合わせて行う、
受け身的なものであり、かつ、単調な行動であるからで
ある。つまり、演ずる者は、あくまで歌い手であり、聞
き手は単なる観客にすぎないという関係があるからであ
る。このように、上記従来ものでは、聞き手がカラオケ
に参加する手段が、受け身的であるため、飽きが来るの
が早く、場の盛り上がりを維持するのが困難であるとい
う問題がある。
【0004】そこで、本発明は、聞き手が、カラオケに
直接的に参加することにより、場の盛り上がりを長い間
維持することができるものの実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、指揮棒本体
と、この指揮棒本体に設けられており、指揮棒本体の移
動する加速度を検出する加速度センサと、この加速度セ
ンサにより検出される加速度を示す加速度信号を前記指
揮棒本体の外部へ出力する出力手段と、が備えられたと
いう技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の指揮棒において、前記加速度センサは、前記指揮棒
本体の一の方向へ移動する第1の加速度を検出する第1
の加速度センサと、前記一の方向と異なる方向へ移動す
る第2の加速度を検出する第2の加速度センサとからな
るという技術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の指揮棒と、前記出力手段から出力さ
れる加速度信号に基づいて、前記指揮棒本体の移動方向
の変化を検出するとともに、その変化の周期を演算する
演算手段と、楽曲情報を所定の速度および所定の音量で
再生する楽曲再生手段と、前記演算手段により演算され
る周期に基づいて前記所定の速度を変化させる速度変化
手段と、が備えられたという技術的手段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の楽音再生装置において、前記出力手段により出力さ
れる加速度信号に基づいて前記所定の音量を変化させる
音量変化手段が備えられたという技術的手段を採用す
る。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項3また
は請求項4に記載の楽音再生装置において、前記楽曲情
報は、MIDIデータにより構成されており、前記MI
DIデータが書き込まれると音データを出力するMID
I音源と、前記MIDIデータを前記MIDI音源に所
定の書込速度で書き込む書込手段とが備えられており、
前記速度変化手段は、前記演算手段により演算される周
期に基づいて前記所定の書込速度を変化させることによ
り、前記所定の速度を変化させるものであるという技術
的手段を採用する。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、指揮棒本体に設け
られた加速度センサにより、指揮棒本体の移動する加速
度が検出され、この検出された加速度は、出力手段によ
り、指揮棒本体の外部へ出力される。つまり、その外部
へ出力される加速度の変化に対応して、楽音再生装置に
よる楽曲の再生速度を変化させることにより、楽曲のテ
ンポを変化させることができる。したがって、たとえ
ば、後の発明の実施の形態に記載するように、聞き手が
上記指揮棒を持って指揮することにより、歌い手の歌う
テンポを変えることができるため、聞き手がカラオケに
直接的に参加することができる。これにより、単調に手
拍子をたたいたりする場合よりも、変化があるため、飽
きが来ず、場の盛り上がりを長い間持続することができ
る。
【0011】特に、請求項2に記載の発明では、上記加
速度センサは、上記指揮棒本体の一の方向へ移動する第
1の加速度を検出する第1の加速度センサと、上記一の
方向と異なる方向へ移動する第2の加速度を検出する第
2の加速度センサとからなるため、上記指揮棒が色々な
方向に振られた場合であっても、上記第1の加速度と第
2の加速度とのベクトル和を求めることにより、振られ
た方向の加速度を求めることができる。つまり、指揮棒
を自由な方向へ振っても、テンポを制御することができ
るため、指揮棒を持った聞き手は、自分の個性を出して
指揮者の気分になることができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、演算手
段により、上記出力手段から出力される加速度信号に基
づいて、上記指揮棒本体の移動方向の変化が検出される
とともに、その変化の周期が演算される。そして、楽曲
情報を所定の速度および所定の音量で再生する楽曲再生
手段の上記所定の速度は、速度変化手段により、上記演
算された周期に基づいて変化される。つまり、上記指揮
棒の振り方により、楽曲情報の再生速度を変化させるこ
とができる楽音再生装置を実現することができる。
【0013】さらに、請求項4に記載の発明では、上記
出力手段により出力される加速度信号に基づいて上記所
定の音量を変化させる音量変化手段が備えられているた
め、上記指揮棒の振り方により、楽曲情報の再生音量を
変化させることができる楽音再生装置を実現することが
できる。したがって、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、指揮棒の振り幅を変えることに
より、曲の演奏音量を増減できるため、感情を込めた制
御を行うことができる。また、テンポの制御と組み合わ
せることにより、テンポおよび音量の制御を行うことが
できる。
【0014】また、請求項5に記載の発明のように、上
記楽曲情報が、MIDIデータにより構成されており、
上記MIDIデータが書き込まれると音データを出力す
るMIDI音源と、上記MIDIデータを上記MIDI
音源に所定の書込速度で書き込む書込手段とが備えられ
た楽音再生装置にあっては、上記演算手段により演算さ
れる周期に基づいて上記所定の書込速度を変化させるこ
とにより、楽曲情報の再生速度を変化させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の指揮棒および楽音
再生装置の第1実施形態について図を参照して説明す
る。なお、以下の各実施形態では、楽音再生装置とし
て、通信回線を利用して曲が提供される、いわゆる通信
カラオケ装置を代表に説明する。まず、本第1実施形態
の指揮棒の主要構成について、その外観を示す図1を参
照して説明する。
【0016】図1に示すように、指揮棒10には、先細
りの細長い棒状に形成された指揮棒本体11が備えられ
ており、この指揮棒本体11の基部には、横長の卵形状
に形成された把持部材12が取付けられている。指揮棒
本体11の先端近傍の内部には、指揮棒10を振ったと
きの第1の加速度を検出する第1の加速度センサたる加
速度センサ13が埋設されており、この加速度センサ1
3と直交する面には、加速度センサ13の検出方向と直
交する方向の第2の加速度を検出する第2の加速度セン
サたる加速度センサ14が埋設されている。
【0017】また、把持部材12の下端には、上記加速
度センサ13および14により検出された加速度を示す
加速度信号を送信する送信アンテナが設けられており、
指揮棒11の基部近傍には、指揮棒10に内蔵された後
述する各回路を作動させる電源スイッチ16が設けられ
ている。
【0018】次に、加速度センサの構成および指揮棒1
0に内蔵された回路の構成について図2および図3を参
照して説明する。図2は、加速度センサの構成を示す指
揮棒本体11の部分断面図であり、図3は、回路構成を
示すブロック図である。図2に示すように、加速度セン
サ13には、薄肉で板状の圧電素子13aが備えられて
おり、この圧電素子13aの上面には上部電極膜13b
が、下面には下部電極膜13cがそれぞれ一体形成され
ている。また、上部電極膜13bの上面には板状の金属
製部材13dが、下部電極膜13cの下面には板状の金
属製部材13eがそれぞれ一体形成されており、上部電
極膜13bと下部電極膜13cとの間には、直流電圧E
が印加されている。
【0019】上部電極膜13bには、リード線13f
が、下部電極膜13cにはリード線13gがそれぞれ接
続されており、両リード線13f,13gは、検出回路
20に接続されている。そして、この加速度センサ13
は、図2に矢印Y1およびY2で示す方向(以下、Y方
向と略称する)の指揮棒10の加速度を検出する。な
お、加速度センサ14の構造は、加速度センサ13と同
じである。
【0020】また、図3に示すように、指揮棒10の内
部には、上記検出回路20により検出された検出信号
を、後述するカラオケ装置の制御装置へ送信するための
パルス信号に変換する信号変換回路21と、この信号変
換回路21により変換されたパルス信号の変調、増幅お
よび発振を行う送信回路22が設けられている。さら
に、上記各回路の動作を制御するCPU17と、このC
PU17の演算結果を一時保存するRAM18と、CP
U17により実行される制御プログラム,加速度センサ
13,14の検出感度データなどが記憶されたROM1
9と、CPU17,各回路などの作動用電源である電池
23とが設けられている。
【0021】そして、上記構成の指揮棒10が、図2に
示すY方向に振られると、金属製部材13d,13eの
慣性モーメントにより、圧電素子13aに圧電効果によ
る歪みが発生し、上部電極膜13bと下部電極膜13c
との間に印加されている電圧値が変化し、この変化は、
リード線13f,13gを介して検出回路20により検
出される。この検出された電圧変化の大きさは、圧電素
子の歪量、つまり、指揮棒10の加速度の大きさに比例
する。検出回路20により検出された電圧変化は、信号
変換回路21により赤外線のパルス信号に変換された後
に、加速度を示す加速度信号として送信回路22を介し
て送信アンテナから送信される。なお、送信回路22お
よび送信アンテナが本発明の出力手段に相当する。
【0022】次に、指揮棒10を振ることにより、曲の
テンポを制御することができる原理について図4および
図5を参照して説明する。図4(A)は、4分の3拍子
で指揮棒10を振った場合の指揮棒10の加速度方向を
示す説明図、同図(B)は、指揮棒10を矢印F2の方
向へ振った場合の加速度の説明図、同図(C)は、指揮
棒10を矢印F1の方向へ振った場合の加速度成分を示
すベクトル図である。図5は、指揮棒10の加速度の向
きの変化を示す説明図である。
【0023】図4(A)に示すように、指揮棒10を矢
印F1、F2、F3の順に向きを変えて4分の3拍子で
振った場合において、矢印F2で示される部分の加速度
は、同図(B)に示すように、指揮棒10が動き始めた
ときが最大であり、その後0になって、動きが停止した
ときに最小となる。つまり、加速度が最大から最小に転
じた時点、または、最小から最大に転じた時点が、指揮
棒10の振る向きが変わった時点である。
【0024】そして、図5に示すように、加速度が最大
になった時刻t1,t3,t5・・と、加速度が最小に
なった時刻t2,t4,t6・・とを検出し、各時刻間
の時間を演算することにより、指揮棒10を振るテンポ
を求めることができる。また、図4(A)に矢印F1で
示すように、指揮棒10が加速度センサ13,14の検
出方向に対して斜めに振られた場合の加速度は、同図
(C)に示すように、ベクトルX成分とベクトルY成分
との和で表すことができ、その大きさは、F1=(X2
+Y2 1/2 となる。以上のように、本実施形態の指揮
棒10によれば、加速度センサ13,14により、指揮
棒10の加速度の大きさおよび方向を検出し、その検出
信号を送信することができる。
【0025】次に、本第1実施形態のカラオケ装置の主
要構成について、それを示す図6を参照して説明する。
図6に示すように、カラオケ装置30には、カラオケ用
の背景映像および歌詞映像を表示するCRTモニタ(以
下、CRTと略称する)32と、歌い手のモニタ用のC
RT34とが備えられている。また、指揮棒10から送
信される信号を受信アンテナにより受信し、この受信し
た信号に基づいて曲のテンポを変更する制御(以下、テ
ンポ制御と略称する)などを行う制御装置40が備えら
れている。
【0026】また、制御装置40は、通信回線73を介
しての楽曲情報たる曲データの蓄積、選曲、曲の予約な
どの制御、マイク85,86から入力される音声と楽曲
たるカラオケ曲とのミキシング、音声とカラオケ曲との
音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、音程の変更
(キーチェンジ)などの音声制御、ならびに、CRT3
2,34に表示される映像の切替え、合成、分割などの
映像制御などの各種制御を行う。
【0027】さらに、カラオケ装置30には、制御装置
40から出力される音声信号の増幅、高音、低音の制御
(トーンコントロール)などを行うアンプ36と、この
アンプ36から出力される音声信号を音として再生する
フロアータイプの1組のスピーカ83,83と、天井取
付用の1組のスピーカ84,84と、制御装置40を遠
隔操作する送信器90とが備えられている。なお、上記
アンプ36、制御装置40、スピーカ83,83および
スピーカ84,84が、本発明の楽曲再生手段に相当す
る。
【0028】次に、制御装置40の装備について図7を
参照して説明する。図7(A)は、制御装置40の前面
パネルの説明図、同図(B)は、制御装置40の背面パ
ネルの説明図である。図7(A)に示すように、制御装
置40の前面パネルには、選曲する曲の番号の入力など
を行うための0〜9のボタンからなるテンキー41と、
制御装置40を選曲可能状態にし、また、選曲を確定す
るための選曲ボタン42とが設けられており、テンキー
41の上には、選曲された曲の番号を5桁の数字でLE
D表示する選曲番号表示体43が設けられている。
【0029】また、選曲番号表示体43の左には、演奏
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体44が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取り消しボタン45と、演奏を停止させる演奏
停止ボタン46と、歌っている途中で最初から歌い直す
ための歌い直しボタン47と、予約曲の間に割り込んで
予約するための割り込みボタン48とが設けられてい
る。
【0030】さらに、テンキー41の右には、演奏され
る曲のキーを低くするためのフラットキー49と、キー
を標準にする標準キー50と、キーを高くするシャープ
キー51とが設けられており、その下には、ボーカルの
メロディーラインの音量を設定するボーカルボタン52
と、2コーラス目をカットする2コーラスカットボタン
53と、曲の後奏部分をカットする後奏カットボタン5
4とが設けられている。また、その下には、カラオケを
行うモードとカラオケを行わないモードとに切り替える
カラオケ切替ボタン55と、通信回線73を介して入力
されるデータを曲データからBGM、有線放送、テレビ
放送などに切り替える入力切替ボタン56と、CRT3
2,34の表示をカラオケ店が提供しているサービス情
報の表示に切り替えるサービスボタン57とが設けられ
ている。
【0031】さらに、それらボタンの下には、指揮棒1
0によるテンポ制御を開始するテンポ制御ボタン110
が設けられており、その下には、指揮棒10の振りに応
じて演奏のテンポをどの程度追随させるかのレベルを設
定する初級ボタン107、中級ボタン108および上級
ボタン109が設けられている。また、前面パネルの左
上には、指揮棒10および送信器90から発信される光
信号を受光する受光部58が設けられており、左下に
は、制御装置40の電源を起動させる電源ボタン59が
設けられている。
【0032】また、図7(B)に示すように、制御装置
40の背面パネルには、曲データを保有するサーバー7
2(図9参照)から配信される曲データを受信する通信
回線73を接続する通信端子60が設けられており、こ
の通信端子60の右方には、CRT32の映像入力端子
(図示省略)と接続される映像出力端子62と、CRT
34の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力
端子63とが設けられている。また、その右側には、ア
ンプ36の音声入力端子(図示省略)と接続される音声
出力端子61が設けられている。
【0033】また、図示しないが、アンプ36には、マ
イク85,86を接続するマイク端子と、それらマイク
から入力される音声とカラオケ曲との音量のバランス調
整を行うためのバランス調整つまみと、エコーのかかり
具合を調整するためのエコー調整つまみと、ディレイの
かかり具合を調整するためのディレイ調整つまみとが設
けられている。
【0034】次に、送信器90の構成について、それを
示す図8を参照して説明する。送信器90の左上には、
制御装置40の電源をON、OFFする電源ボタン91
が設けられており、右上には、曲の演奏終了後に拍手の
音を再生するように設定するための拍手ボタン93が設
けられており、その左には、拍手のモード(種類)を切
り替えるモード切替ボタン92が設けられている。それ
らボタンの下には、制御装置40に設けられたボタンと
同じ作用を行うボーカルボタン94と、2コーラスカッ
トボタン95と、後奏カットボタン96とが設けられて
いる。
【0035】また、それらボタンの下には、制御装置4
0に設けられたボタンと同じく、フラットキー97、標
準キー98、シャープキー99、テンキー100、選曲
キー101、演奏停止キー102、取り消しキー10
3、歌い直しキー104、割り込みキー105が設けら
れている。なお、上記各ボタンおよびキーを押したとき
に、そのボタンまたはキーに対応する信号が、発信部1
06に内蔵されたLEDから発信される。
【0036】次に、上記制御装置40の制御系の構成に
ついて、それをブロック図で示す図9を参照して説明す
る。制御装置40には、上記テンポ制御、音声制御、映
像制御、曲の演奏順序の予約および演奏順序の変更など
をプログラムにしたがって行うCPU64が備えられて
いる。このCPU64には、選曲された曲の番号を示す
曲番号データを一時保存するRAM65と、送信器90
から送信されるコマンドに対応する制御コマンドなどが
記憶されたROM66と、リアルタイムカウンタ67
と、CPU64による演算結果を一時保存するRAM6
8,69と、後述する新リズムデータCおよびタイマ値
とを対応させたタイマテーブル、規定値T1およびT2
が記憶されたEEPROM70とが接続されている。
【0037】また、CPU64には、サーバー72から
通信回線73および通信端子60を介して入力され、通
信用モデム74によりデジタル信号に変換された曲デー
タを蓄積するハードディスクメモり71が接続されてい
る。このハードディスクメモリ71には、上記各制御、
後述する各回路の動作制御をCPU64に実行させるた
めのプログラムなどが記録されている。
【0038】さらに、CPU64には、タイマ78のカ
ウントにしたがってMIDIデータをMIDI音源77
へ書き込む制御を行うシーケンサ76と、MIDI音源
77から出力される音データを入力してアナログ信号に
変換する音声制御回路75とが接続されている。また、
CPU64には、背景映像データが記録されたCD−R
OM再生装置112から読出された背景映像データおよ
びハードディスクメモリ71に記憶された曲データ中の
歌詞映像データを入力し、CRT32,34に表示され
る映像として、図12に示すように、背景映像200中
に歌詞映像202がスーパーインポーズされた映像を作
成したり、歌詞映像202にテロップ204をかけたり
する映像制御回路79が接続されている。
【0039】さらに、CPU64には、受光部58によ
り受光された光信号をデジタル信号に変換する受光回路
80と、上記各種ボタンを押したときに点灯するLED
へ表示信号を出力する表示回路81と、受信アンテナに
より受信された加速度信号をデジタル信号に変換する受
信回路116と、各種ボタンの操作により変化する信号
を入力する入力回路82とが接続されている。なお、上
記シーケンサ76およびタイマ78が、本発明の書込手
段に相当する。
【0040】次に、利用者が選曲してカラオケをするに
至るまでのカラオケ装置30の一連の動作について説明
する。まず、利用者が、送信器90を制御装置40に向
けて、電源ボタン91を押すと、制御装置40の電源が
投入され、これに連動してCRT32,34およびアン
プ36が起動する。次に、送信器90の選曲ボタン10
1を押すと、選曲可能状態になり、テンキー100を押
して歌いたい曲の曲番号を入力する。このとき、テンキ
ーを押す毎に、その押したキーに対応する数字が、CR
T32,34および制御装置40の曲番号表示体43に
表示され、曲番号の確認をできるようになっている。な
お、選曲中であることは、表示された数字が点滅表示さ
れることにより確認できるようになっている。
【0041】そして、曲番号の入力が終了し、選曲ボタ
ン101を押すと入力した曲番号が確定されるととも
に、曲番号表示が点滅を中止した後に消え、CPU64
は、その曲番号に対応する曲データの送信要求を示す要
求信号をサーバー72へ送信する。すると、サーバー7
2は、自己のハードディスクメモリから上記要求信号に
示される曲番号の曲データを検索して読出し、その読出
された曲データは、通信回線73を介して制御装置40
へ送信され、通信用モデム74によってCPU64によ
り処理可能なデータに変換されてハードディスクメモリ
71に一時保存される。
【0042】続いて、ハードディスクメモリ71から曲
データの読出しが行われ、曲データに含まれるMIDI
データは、シーケンサ76に取り込まれ、タイマ78の
カウントにしたがってMIDI音源77に書き込まれ
る。MIDI音源77にMIDIデータの書き込まれた
部分の音源データは、音声制御回路75へ出力され、ア
ンプ36によって増幅可能なアナログの音楽信号に変換
される。この音楽信号は、アンプ36へ出力され、増幅
された後にスピーカ83,83、スピーカ84,84へ
出力され、両スピーカによって再生される。
【0043】一方、曲データに含まれる歌詞映像データ
は、映像制御回路79に入力され、CRT32,34に
表示可能な歌詞映像信号に変換される。また、曲データ
には、曲のジャンルを特定するジャンルデータが含まれ
ており、このジャンルデータに対応する背景映像データ
がCD−ROM再生装置112により再生されるととも
に、映像制御回路79に入力され、CRT32,34に
表示可能な背景映像信号に変換される。そして、図12
に示すように、歌詞映像信号は、歌詞映像204とし
て、背景映像信号は、背景映像200としてそれぞれC
RT32,34に表示される。
【0044】また、マイク85、または、マイク86か
ら入力された音声は、アンプ36に内蔵されたマイクミ
キシング回路により、上記音楽信号とミキシングされ、
このミキシングされたミキシング信号は、アンプ36に
より増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ8
4,84へ出力され、両スピーカによって音楽信号およ
び音声信号が再生される。つまり、利用者は、自分の選
んだ曲をCRT32,34の画面に映し出された背景映
像200および歌詞映像202を見ながらマイク85、
または、マイク86を通して歌う(カラオケする)こと
ができる。
【0045】次に、CPU64によるテンポ制御につい
て、その制御内容を示す図10および図11のフローチ
ャートを参照して説明する。なお、4分の3拍子、4分
の4拍子などの曲の拍子を示す拍子データDと、曲のテ
ンポ、つまり曲の1小節分を演奏するに要する時間を示
すリズムデータBは、ハードディスクメモリ71に保存
される曲データに含まれており、曲データが再生される
ときに、RAM69に読み込まれて記憶されているとす
る。まず、聞き手が指揮棒10の電源スイッチ16を押
すと、指揮棒10に内蔵された各回路が立ち上がり、加
速度検出可能状態になり、制御装置40のテンポ制御ボ
タン110を押すと、テンポ制御プログラムがハードデ
ィスクメモリ70からRAM65に読み込まれ、テンポ
制御可能状態になる。
【0046】そして、聞き手が指揮棒10の把持部材1
2を持って指揮棒10を振ると、その指揮棒10の加速
度は、加速度センサ13,14により検出され、その検
出された加速度を示す加速度信号は、指揮棒10から発
信され、制御装置40の受光部58に受光される。この
受光された加速度信号は、受光回路80によりデジタル
信号に変換され、CPU64は、そのデジタル信号を取
り込んで加速度αを演算する(ステップ100)。な
お、指揮棒10と制御装置40とを信号線で接続し、そ
の信号線に加速度信号を送信するようにしてもよい。
【0047】続いて、上記演算された加速度αが最大か
ら最小に転じるタイミング、または、最小から最大に転
じるタイミングを検出する。つまり、指揮棒10の振る
向きが変わった時刻tを検出する(ステップ110)。
続いて、時刻tの検出回数Nが演算され(ステップ12
0)、拍子データDが読み込まれる(ステップ13
0)。続いて、拍子データDに基づいて、検出回数Nが
拍子分検出されたか否かが判定される(ステップ14
0)。
【0048】たとえば、図4(A)に示したように、4
分の3拍子の曲を指揮棒10により三角形状に振ったと
すると、最初の矢印F1では、振り始め(F1の始点)
が加速度最大であり、振り終わり(F1の終点)が加速
度最小である。図5において、時刻t1で加速度最大を
示し、時刻t2で加速度最小を示す。同様にして、矢印
F2では、時刻t3で加速度最大、時刻t4で加速度最
小となり、矢印F3では、時刻t5で加速度最大、時刻
t6で加速度最小となる。つまり、1方向の振りには、
指揮棒10の加速度が最大または最小となるタイミング
が1回ずつ存在する。したがって、指揮棒10を図4
(A)に示すように振った場合には、指揮棒10の加速
度が、最大から最小、または、最小から最大に変化した
回数は6回となる。そこで、ステップ140において、
時刻tの検出回数N=6となるまでステップ100ない
し140を繰り返す。なお、4分の4拍子であれば、N
=8となるまで繰り返す。
【0049】そして、検出回数Nが拍子分検出される
と、その最初の検出時刻から最後の検出時刻までの時間
Aが演算される。たとえば、上記例では、t1ないしt
6までの時間が演算される(ステップ150)。続い
て、リズムデータBが読み込まれ(ステップ160)、
時間Aは、時間Bより大きいかが判定され(ステップ1
70)、大きいと判定された場合、つまり、指揮棒10
を振るテンポが、曲本来のテンポより遅い場合には、そ
の大きさが規定値T1以下であるかが判定され(ステッ
プ180)、規定値T1より大きい場合には、ステップ
100へ戻る。つまり、指揮棒10を振る速度が遅すぎ
る場合は、歌うことが困難となるため、テンポを変更し
ない。
【0050】ここで、その大きさが規定値T1以下であ
る場合は、時間Aから補正値T2を減算した時間を新リ
ズムデータCとして演算し(ステップ190)、リズム
データBを新リズムデータCに書換える(ステップ20
0)。続いて、その書き換えられた新リズムデータC
が、書き換えられる前のリズムデータBと異なる値であ
る場合には(ステップ210)、EEPROM70に記
憶されたタイマテーブルから新リズムデータCに対応す
るタイマー値が選択され、タイマ78のタイマ値(パル
ス信号の周期)が変更される(ステップ220)。つま
り、MIDIデータのMIDI音源への書込速度を遅く
する。
【0051】ここで、時間Aから補正値T2を減算して
いるのは、テンポの制御を指揮者のレベルに合うように
調整するための時間である。つまり、指揮者である聞き
手が、リズムを刻むのが上手である場合には、時間Aを
そのまま新リズムデータCに設定すればよいが、リズム
を刻むのが下手な者が指揮をすると、規定値以下ではあ
るが、指揮が曲の進行に追随できなく、歌い手が歌い難
くなる場合が考えられる。
【0052】このような場合には、時間Aから補正値T
2を減じたぐらいの時間が丁度良いテンポとなるからで
ある。そして、補正値T2は、指揮者のレベルに応じて
変更することができ、その変更は、制御装置40の前面
パネルに設けられた初級ボタン107、中級ボタン10
8および上級ボタン109を押して行う。この場合、補
正値T2の値は、初級ボタン107を押した場合が最も
大きく、上級ボタン109を押した場合が最も小さく、
中級ボタン108を押した場合は、それらの中間の値に
設定される。なお、曲の演奏開始当初は、指揮に慣れな
かった者でも、曲が進行するにつれて慣れてくることを
考慮し、補正値T2の値は、曲の進行につれて徐々に小
さくなるようになっている。
【0053】一方、ステップ170において、時間Aは
リズムデータB以下であると判定された場合、つまり、
指揮棒10によるテンポが、曲本来のテンポより速いと
判定された場合には、ステップ172へ移行し、時間A
はリズムデータBより小さいかが判定される。この場
合、時間AとリズムデータBとが等しい場合には、テン
ポを変更する必要がないため、ステップ100へ戻る。
ステップ172において、時間AはリズムデータBより
小さいと判定されると、時間AとリズムデータBとの差
が、規定値T3以下であるかが判定され(ステップ17
4)、規定値T3より大きい場合には、ステップ100
へ戻る。つまり、指揮棒10を振る速度が速すぎる場合
は、歌うことが困難となるため、テンポを変更しない。
【0054】ここで、その差が規定値T3以下である場
合は、時間Aに補正値T2を加算した時間を新リズムデ
ータCとして演算し(ステップ176)、リズムデータ
Bを新リズムデータCに書換える(ステップ178)。
ここで、時間Aに補正値T2を加算しているのは、上記
同様にテンポの制御を指揮者のレベルに合うように調整
するための時間である。そして、補正値T2は、指揮者
のレベルに応じて変更することができ、その変更は、制
御装置40の前面パネルに設けられた初級ボタン10
7、中級ボタン108および上級ボタン109を押して
行う。
【0055】この場合、補正値T2の値は、初級ボタン
107を押した場合が最も大きく、上級ボタン109を
押した場合が最も小さく、中級ボタン108を押した場
合は、それらの中間の値に設定される。なお、補正値T
2の値は、曲の進行につれて徐々に小さくなるようにな
っている。
【0056】以上のように、本第1実施形態の指揮棒お
よびカラオケ装置によれば、指揮棒10から送信された
指揮棒10の加速度の大きさおよび方向を示す検出信号
を制御装置40により受信し、その受信した検出信号に
基づいて、制御装置40内のCPU64により指揮棒1
0の加速度および加速方向を演算することができる。そ
して、その演算値に基づいて、曲のテンポを変化させる
ことができる。したがって、聞き手は、指揮棒10を持
つことにより、歌い手の歌う曲のテンポを変化させるこ
とができることから、カラオケに能動的に参加すること
ができるため、従来のように、手拍子を打つ程度の受け
身的な参加しかできない場合よりも、飽きが来ず、場の
盛り上がりを維持することができる。
【0057】次に、本発明第2実施形態の指揮棒および
カラオケ装置について図11のフローチャートを参照し
て説明する。本第2実施形態のカラオケ装置は、指揮棒
10を振る加速度に応じて曲の演奏音量を制御できるこ
とを特徴とする。指揮棒10が振られると、指揮棒10
の加速度を示す検出信号が、制御装置40へ送信され、
制御装置40内のCPU64は、その送信された検出信
号に基づいて、加速度αを演算し(ステップ300)、
その加速度αを2回積分して指揮棒の振り幅Lを演算す
る(ステップ310)。
【0058】続いて、振り幅Lから予めRAM68に記
憶されている基準振り幅L1を減算した値(L−L1)
が0より大きいかが判定される(ステップ320)。こ
こで、基準振り幅L1は、普通の動作の大きさで指揮棒
10を振った場合の振り幅に設定されている。そして、
振り幅Lが、基準振り幅L1より大きい場合は、音声制
御回路75から出力される音声信号のレベルを増大させ
る(ステップ330)。一方、振り幅Lが、基準振り幅
L1より小さい場合には(ステップ322)、音声制御
回路75から出力される音声信号のレベルを減少させる
(ステップ324)。
【0059】このように、本第2実施形態の指揮棒およ
びカラオケ装置によれば、指揮棒10の振り幅に応じて
曲の演奏音量を制御することができる。たとえば、歌の
中で最も盛り上がる部分になるまでは、指揮棒10の振
り幅を小さくして指揮を行い、盛り上がり部分に入った
ときに、振り幅を大きくすることにより、演奏音量を増
減させて曲の演奏にメリハリを付けることができる。ま
た、上記第1実施形態のテンポ制御と組み合わせること
により、指揮棒10の振り方により、曲の演奏テンポお
よび音量を制御することができるため、感情を込めた演
奏を実現することができる。なお、演奏音量の変化は、
音声制御回路75から出力される音声信号のレベルを増
減させる他に、アンプ36のボリューム調整つまみをモ
ータなどにより回して行うようにすることもできる。
【0060】なお、上記実施形態では、曲の1つの拍子
(1小節)単位でテンポ制御を行う場合を説明したが、
それ以下の単位で、または、1小節以上の単位、たとえ
ば、1コーラス単位でテンポ制御を行うように構成する
こともできる。また、指揮棒10の加速度に応じて曲の
演奏キーを制御するように構成することもできるし、指
揮の上手さを採点して点数を表示するように構成するこ
ともできる。さらに、指揮棒10の表面の長手方向に、
または、制御装置40の前面パネルに複数のLEDを取
付け、指揮棒10の加速度に反応してLEDの点灯数を
増減させるように構成することもできる。
【0061】ところで、CPU64により実行されるス
テップ100およびステップ110が、本発明の演算手
段として機能し、ステップ120ないしステップ220
が、速度変化手段として機能する。また、ステップ30
0ないしステップ330が、本発明の音量変化手段とし
て機能する。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、指揮棒
の振り方により、曲の演奏テンポ、または、演奏音量を
制御することができることから、聞き手がカラオケに直
接的に参加することができるため、場の盛り上がりを長
い間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の指揮棒の主要構成を示す
外観説明図である。
【図2】加速度センサの構成を示す指揮棒本体11の部
分断面図である。
【図3】指揮棒10内の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】(A)は、4分の3拍子で指揮棒10を振った
場合の指揮棒10の加速度方向を示す説明図、(B)
は、指揮棒10を矢印F2の方向へ振った場合の加速度
の説明図、(C)は、指揮棒10を矢印F1の方向へ振
った場合の加速度成分を示すベクトル図である。
【図5】指揮棒10の加速度の向きの変化を示す説明図
である。
【図6】本第1実施形態のカラオケ装置の主要構成を示
す外観説明図である。
【図7】(A)は、制御装置40の前面パネルの説明
図、同図(B)は、制御装置40の背面パネルの説明図
である。
【図8】送信器90の外観説明図である。
【図9】制御装置40の制御系の構成を示すブロック図
である。
【図10】CPU64により実行されるテンポ制御の内
容を示すフローチャートである。
【図11】CPU64により実行される音量制御の内容
を示すフローチャートである。
【図12】背景映像に歌詞映像がスーパーインポーズさ
れたCRT32の表示を示す説明図である。
【符号の説明】
10 指揮棒 11 指揮棒本体 12 把持部材 13,14 加速度センサ 13a 圧電素子 13d,13e 金属製部材 15 送信アンテナ 16 電源スイッチ 22 発信回路 30 カラオケ装置 32,34 CRT 36 アンプ 40 制御装置 64 CPU 71 ハードディスクメモリ 72 サーバー 73 通信回線 75 音声制御回路 76 シーケンサ 77 MIDI音源 78 タイマ 90 送信器 110 テンポ制御ボタン 114 受信アンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指揮棒本体と、 この指揮棒本体に設けられており、指揮棒本体の移動す
    る加速度を検出する加速度センサと、 この加速度センサにより検出される加速度を示す加速度
    信号を前記指揮棒本体の外部へ出力する出力手段と、 が備えられたことを特徴とする指揮棒。
  2. 【請求項2】 前記加速度センサは、 前記指揮棒本体の一の方向へ移動する第1の加速度を検
    出する第1の加速度センサと、 前記一の方向と異なる方向へ移動する第2の加速度を検
    出する第2の加速度センサとからなることを特徴とする
    請求項1に記載の指揮棒。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の指揮棒
    と、 前記出力手段から出力される加速度信号に基づいて、前
    記指揮棒本体の移動方向の変化を検出するとともに、そ
    の変化の周期を演算する演算手段と、 楽曲情報を所定の速度および所定の音量で再生する楽曲
    再生手段と、 前記演算手段により演算される周期に基づいて前記所定
    の速度を変化させる速度変化手段と、 が備えられたことを特徴とする楽音再生装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段により出力される加速度信
    号に基づいて前記所定の音量を変化させる音量変化手段
    が備えられたことを特徴とする請求項3に記載の楽音再
    生装置。
  5. 【請求項5】 前記楽曲情報は、MIDIデータにより
    構成されており、 前記MIDIデータが書き込まれると音データを出力す
    るMIDI音源と、 前記MIDIデータを前記MIDI音源に所定の書込速
    度で書き込む書込手段とが備えられており、 前記速度変化手段は、前記演算手段により演算される周
    期に基づいて前記所定の書込速度を変化させることによ
    り、前記所定の速度を変化させるものであることを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の楽音再生装置。
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