JPH1054716A - Gps測量による既知点の検出装置及び検出方法 - Google Patents

Gps測量による既知点の検出装置及び検出方法

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JPH1054716A
JPH1054716A JP21241096A JP21241096A JPH1054716A JP H1054716 A JPH1054716 A JP H1054716A JP 21241096 A JP21241096 A JP 21241096A JP 21241096 A JP21241096 A JP 21241096A JP H1054716 A JPH1054716 A JP H1054716A
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JP
Japan
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center point
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detecting
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Application number
JP21241096A
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English (en)
Inventor
Kenichi Takiguchi
健一 滝口
Shinji Kawamoto
伸司 川本
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GPS測量を利用して既知点を正確にしかも短
時間で検出することが可能なGPS測量による既知点の
検出装置及び検出方法を提供する。 【解決手段】既知点Pから探知尺15の長さの範囲内に
分度器11の中心点Aを配置した後、中心点Aと基準尺
14上の補助点Bとの座標を測量し、中心点A、補助点
B及び既知点Pの座標に基づいて既知点Pと中心点Aと
を結ぶ直線37と基準尺14との間の角度θ、及び中心
点Aと既知点Pとの間の距離L1を算出し、基準尺14
から角度θの位置に探知尺15を配置し、探知尺15上
において距離L1を計測して既知点Pを検出することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS測量による
既知点の検出装置及び検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS(Global Positio
ning Satellit Plogramme)測
量とは、図6に示すように複数の人工衛星51A、51
B・・・から発信される電波信号を、基地局(既知点)
52と移動局(未知点)53とに置かれたGPS受信機
54、55で受信して解析することにより、基地局52
及び移動局53と各人工衛星51A、51B・・・との
距離を測定し、これらの距離に基づいて基地局52と移
動局53との間の距離及び方向(基線ベクトル)を算出
することによって、移動局53の座標を測量する測量方
法である。なお、図6中の符号56はアンテナ、57は
受信機、58は位相データを送信する送信機、59は受
信機、60はアンテナ、61はパソコンである。
【0003】一方、このGPS測量を利用して、上述と
は逆に座標が分かっている既知点を検出する方法、いわ
ゆるGPS逆打ち法が行われている。従来のGPS逆打
ち法では、移動局53の座標を常時測量しながらこれを
適宜移動させて、最終的に移動局53が既知点上に配置
されたときに既知点が検出されたことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のGPS
逆打ち法では、移動局53を既知点の近くまで持ってい
くのは比較的容易であるが、既知点を正確に検出するの
は困難であった。これは、検出作業の最終段階において
は、移動局53が既知点上に配置されるまで移動局53
を試行錯誤的にあらゆる方向に少しずつ移動させなけれ
ばならないので長時間を要すると共に、移動局53のア
ンテナ61の構造上これを既知点上に正確に配置するの
が困難だったからである。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解決
することにあり、GPS測量を利用して既知点を正確に
しかも短時間で検出することが可能なGPS測量による
既知点の検出装置及び検出方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はGPS測量によ
る既知点の検出装置であり、前述の技術的課題を解決す
るために以下のように構成されている。すなわち、本発
明は、複数の人工衛星と基地局及び移動局との距離を測
量して、前記基地局と前記移動局との距離及び方向を算
出することにより、前記移動局の座標を測量するGPS
測量を利用し、座標が判明している既知点を検出するよ
うにした既知点の検出装置であって、水平に配置された
分度器と、前記分度器を水平に保持する脚部と、前記分
度器の中心点から放射状に延びる基準尺と、前記分度器
の中心点に回転自在に取り付けられて前記中心点と前記
既知点との間の距離を計測する探知尺とを備えたことを
特徴とする。
【0007】また、本発明はGPS測量による既知点の
検出方法であり、上述のGPS測量による既知点の検出
装置を使用し、前記既知点から前記探知尺の長さの範囲
内に前記分度器の中心点を配置した後、前記分度器の中
心点と前記基準尺上の任意の補助点との座標を測量し、
前記中心点、前記補助点及び前記既知点の座標に基づい
て前記既知点と前記分度器の中心点とを結ぶ直線と前記
基準尺との間の角度及び前記分度器の中心点と前記既知
点との間の距離を算出し、前記基準尺から前記算出した
角度だけ離れた位置に前記探知尺を配置し、前記探知尺
上において前記中心点から前記算出した距離を計測して
前記既知点を検出することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るGPS測量に
よる既知点の検出装置及び検出方法を図示の実施の形態
について詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に係るGPS測量による既
知点の検出装置1を示す。この既知点の検出装置1は、
水平に配置された円板状の分度器11と、分度器11を
水平に保持する脚部12と、分度器11の中心点Aから
放射状に延びる基準尺14と、一端が中心点Aに回転可
能に取り付けられた細長い探知尺15とを備えている。
【0010】分度器11の表面には、中心点Aを中心と
した適宜な大きさの円周上に360度の角度目盛り21
が設けられている。また、分度器11の表面には、2個
の水準器22が適宜な間隔をあけて設けられている。
【0011】この分度器11を保持するための脚部12
は3個設けられ、それぞれ中心点Aを中心とする適宜な
大きさの円周を3等分した位置に配置されている。各脚
部12には、図2に示すように脚部12の高さを調整す
るためのレベル調整部23が設けられている。このレベ
ル調整部23で各脚部12の高さを別個に調整すること
で、傾斜のある地面25でも分度器11を水平に保持す
ることができる。
【0012】図1に示すように基準尺14は適宜な長さ
を有し、その表面には中心点Aを通る中心軸線に沿って
直線31が描かれている。また、探知尺15は比較的長
く形成されており、基準尺14の上側に配置されてい
る。この探知尺15は、その一端が止めネジ32によっ
て分度器11の中心点Aに回転可能に取付けられてい
る。止めネジ32には、図2に示すように側面にローレ
ットが形成された頭部33が設けられている。
【0013】探知尺15の表面には、図1に示すように
中心点Aを通る中心軸線に沿って長さ目盛り34が描か
れている。この長さ目盛り34は、中心点Aから探知尺
15の先端まで長さLに亘って設けられている。また、
探知尺15の中間部には、分度器11の角度目盛り21
を見るために矩形の開口35が設けられている。
【0014】次に、この検出装置1を使用して座標が分
かっている既知点Pを検出する既知点の検出方法につい
て説明する。この既知点の検出方法では、まず図3に示
すようにGPS逆打ち法によって既知点Pの付近の位置
を検出し、この位置まで既知点の検出装置1を搬送す
る。次に、既知点Pから所定範囲内、すなわち、探知尺
15の長さ目盛り34の長さLを半径とする円36内に
分度器11の中心点Aを配置する。このとき、分度器1
1の中心点Aを既知点Pの例えば10〜15cm程度の
近くの位置に配置するのは、GPS逆打ち法によって比
較的容易に行うことができる。
【0015】次に、既知点の検出装置1の基準尺14の
直線31上に任意の補助点Bを設定し、この補助点Bと
中心点Aの座標を測量する。この場合には、座標を測量
しようとする補助点B又は中心点A上に、GPS受信機
55(図6)のアンテナ61を載置する。そうすると、
補助点B又は中心点Aの座標がGPS測量され、これら
の座標がGPS受信機55のパソコン60のディスプレ
イに表示される。
【0016】次に、図4に示すように測量した中心点A
の座標(XA、YA)及び補助点Bの座標(XB、Y
B)と、既知点Pの座標(XP、YP)とに基づいて、
中心点Aと既知点Pとの間の距離L1と、中心点Aと既
知点Pとを結ぶ直線37と基準尺14上の直線31との
なす角度θとを算出する。
【0017】次に、図5に示すように既知点の検出装置
1の探知尺15を回転させて、分度器11の角度目盛り
21上で基準尺14の直線31に対して角度θだけ離れ
た位置の目盛り線に探知尺15の長さ目盛り34を合わ
せる。これによって、中心点Aと既知点Pとを結ぶ直線
37(図4)上に探知尺15の長さ目盛り34が重ねら
れたことになる。続いて、長さ目盛り34上で中心点A
から距離L1を計測して既知点Pを特定する。
【0018】以上のように、このGPS測量による既知
点の検出方法は、GPS測量によって既知点Pの近くの
位置を検出して既知点の検出装置1を配置し、その基準
尺14上の2点A、Bの座標(XA、YA)、(XB、
YB)をGPS測量して既知点Pの座標(XP、YP)
を算出するものであり、GPS測量だけで既知点Pを検
出するものではないので、従来のように移動局53のア
ンテナ61を細かく移動させる必要がない。したがっ
て、短時間で既知点Pを検出することができる。また、
既知点Pの位置は既知点の検出装置1の探知尺15の長
さ目盛り34上に特定することができるので、既知点P
の位置を正確に検出することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のGPS測
量による既知点の検出装置及び検出方法によれば、GP
S測量によって既知点の検出装置を既知点の近くに配置
し、その基準尺上の2点の座標をGPS測量した後、計
算によって既知点を検出するので、従来のように移動局
を細かく移動させる必要がなくて短時間で既知点を検出
することができる。また、既知点の位置は検出装置の探
知尺上に特定することができるから、既知点の位置を正
確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るGPS測量による既知点の検出装
置を示す平面図である。
【図2】図1のX矢視図である。
【図3】本発明に係るGPS測量による既知点の検出方
法(1/3)を説明する図である。
【図4】本発明に係るGPS測量による既知点の検出方
法(2/3)を説明する図である。
【図5】本発明に係るGPS測量による既知点の検出方
法(3/3)を説明する図である。
【図6】一般的なGPS測量を説明する図である。
【符号の説明】
1 GPS測量による既知点の検出装置 11 分度器 12 脚部 14 基準尺 15 探知尺 51A、51B・・・ 人工衛星 52 基地局 53 移動局 P 既知点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の人工衛星と基地局及び移動局との
    距離を測量して、前記基地局と前記移動局との距離及び
    方向を算出することにより、前記移動局の座標を測量す
    るGPS測量を利用し、座標が判明している既知点を検
    出するようにした既知点の検出装置であって、 水平に配置された分度器と、 前記分度器を水平に保持する脚部と、 前記分度器の中心点から放射状に延びる基準尺と、 前記分度器の中心点に回転自在に取り付けられて前記中
    心点と前記既知点との間の距離を計測する探知尺とを備
    えたことを特徴とするGPS測量による既知点の検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のGPS測量による既知
    点の検出装置を使用し、 前記既知点から前記探知尺の長さの範囲内に前記分度器
    の中心点を配置した後、 前記分度器の中心点と前記基準尺上の任意の補助点との
    座標を測量し、 前記中心点、前記補助点及び前記既知点の座標に基づい
    て前記既知点と前記分度器の中心点とを結ぶ直線と前記
    基準尺との間の角度及び前記分度器の中心点と前記既知
    点との間の距離を算出し、 前記基準尺から前記算出した角度だけ離れた位置に前記
    探知尺を配置し、 前記探知尺上において前記中心点から前記算出した距離
    を計測して前記既知点を検出することを特徴とするGP
    S測量による既知点の検出方法。
JP21241096A 1996-08-12 1996-08-12 Gps測量による既知点の検出装置及び検出方法 Pending JPH1054716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016133368A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 旭国際テクネイオン株式会社 静止衛星位置検出装置、携帯端末装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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