JPH1054051A - ガイドマストの保持装置 - Google Patents
ガイドマストの保持装置Info
- Publication number
- JPH1054051A JPH1054051A JP22786996A JP22786996A JPH1054051A JP H1054051 A JPH1054051 A JP H1054051A JP 22786996 A JP22786996 A JP 22786996A JP 22786996 A JP22786996 A JP 22786996A JP H1054051 A JPH1054051 A JP H1054051A
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- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】地上装置への負担と地盤への負担を低減し、効
率の良い掘削を得る。 【解決手段】掘削溝70を掘る掘削機のガイドマスト2
0の保持装置40において、掘削溝70の側壁71方向
に伸縮自在の押付装置50と、ガイドマスト20を前後
に推進する推進装置60とを備え、押付装置50により
掘削溝70の側壁71を押し付け、ガイドマスト20を
掘削溝70内に保持し、ガイドマスト20を強制的に移
動できるようにする。
率の良い掘削を得る。 【解決手段】掘削溝70を掘る掘削機のガイドマスト2
0の保持装置40において、掘削溝70の側壁71方向
に伸縮自在の押付装置50と、ガイドマスト20を前後
に推進する推進装置60とを備え、押付装置50により
掘削溝70の側壁71を押し付け、ガイドマスト20を
掘削溝70内に保持し、ガイドマスト20を強制的に移
動できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削機のガイドマ
ストに関するものである。
ストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、掘削装置を地中にガイドするため
に、予め地中に掘削した孔にガイドマストbを建て込
み、ガイドマストbをガイドに掘削を進めている。ガイ
ドマストbは、地上を走行する地上装置aから地中に懸
架される。
に、予め地中に掘削した孔にガイドマストbを建て込
み、ガイドマストbをガイドに掘削を進めている。ガイ
ドマストbは、地上を走行する地上装置aから地中に懸
架される。
【0003】ガイドマストbを使用した安定液工法にお
いて、例えば図8のように、安定液h中に先端にカッタ
dを取り付けた重錘cを上下して土砂を掻き落とし、発
生した土粒子の一部が溶け込み、ガイドマストbと掘削
溝gの壁の間に沈降し堆積する。その結果、溝底付近の
ガイドマスト下部では、堆積した土粒子がスライムiと
なってガイドマストbの動きを拘束する。
いて、例えば図8のように、安定液h中に先端にカッタ
dを取り付けた重錘cを上下して土砂を掻き落とし、発
生した土粒子の一部が溶け込み、ガイドマストbと掘削
溝gの壁の間に沈降し堆積する。その結果、溝底付近の
ガイドマスト下部では、堆積した土粒子がスライムiと
なってガイドマストbの動きを拘束する。
【0004】また、ソイルミキシング方式において、図
9のように、ガイドマストbに設けた注入口fよりベン
トナイト安定液などを供給し、チェーンカッタeの掘削
により発生した土砂と攪拌し泥濘状にし、掘削溝gの壁
面の安定を図る。その結果、ガイドマストbの周囲に
は、粘性の高い泥濘jが存在しガイドマストbの動きを
拘束する。
9のように、ガイドマストbに設けた注入口fよりベン
トナイト安定液などを供給し、チェーンカッタeの掘削
により発生した土砂と攪拌し泥濘状にし、掘削溝gの壁
面の安定を図る。その結果、ガイドマストbの周囲に
は、粘性の高い泥濘jが存在しガイドマストbの動きを
拘束する。
【0005】これらの状況より以下の問題点を有してい
る。 <イ>ガイドマストは片持ちで保持されるため、掘削時
には、その反力で図5 乃至6のように斜めに傾斜する。
また、後退時には逆方向に傾斜する。 <ロ>ガイドマストに作用するモーメントは、特にガイ
ドマストの取り付け部の地上装置にかかり、地上装置を
回転するように作用する。 <ハ>地上装置の移動に際して、ガイドマストに作用す
るモーメントは地上装置を蛇行するように作用する。 <ニ>地上装置が掘削部に接近しているため、掘削開口
部の路肩の地山に亀裂が生じ、支持地盤が破壊する。 <ホ>ガイドマストを掘削溝内に放置すると、ガイドマ
ストが堆積土で拘束され、移動不能になる。 <ヘ>ガイドマストに平面的な捻りが発生し、鉛直精度
を得ることが困難になる。<ト>ガイドマストの先端部
に撓みが生じ、掘削面が垂直に掘削できない。
る。 <イ>ガイドマストは片持ちで保持されるため、掘削時
には、その反力で図5 乃至6のように斜めに傾斜する。
また、後退時には逆方向に傾斜する。 <ロ>ガイドマストに作用するモーメントは、特にガイ
ドマストの取り付け部の地上装置にかかり、地上装置を
回転するように作用する。 <ハ>地上装置の移動に際して、ガイドマストに作用す
るモーメントは地上装置を蛇行するように作用する。 <ニ>地上装置が掘削部に接近しているため、掘削開口
部の路肩の地山に亀裂が生じ、支持地盤が破壊する。 <ホ>ガイドマストを掘削溝内に放置すると、ガイドマ
ストが堆積土で拘束され、移動不能になる。 <ヘ>ガイドマストに平面的な捻りが発生し、鉛直精度
を得ることが困難になる。<ト>ガイドマストの先端部
に撓みが生じ、掘削面が垂直に掘削できない。
【0006】
<イ>本発明は、効率の良い掘削を可能にすることにあ
る。 <ロ>本発明は、地上装置への負担と地盤への負担の低
減を得ることにある。
る。 <ロ>本発明は、地上装置への負担と地盤への負担の低
減を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、掘削溝を掘る
掘削機のガイドマストの保持装置において、掘削溝の側
壁方向に伸縮自在の押付装置と、ガイドマストを前後に
推進する推進装置とを備え、押付装置により掘削溝の側
壁を押し付け、ガイドマストを掘削溝内に保持すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記ガ
イドマストの保持装置において、押付装置は、ガイドマ
ストの両側面から自在に伸縮する押付板を備えているこ
とを特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記
ガイドマストの保持装置において、推進装置は、ガイド
マストに固定され、押付装置をガイドマストに対して前
後に推進することを特徴とする、ガイドマストの保持装
置、又は、前記ガイドマストの保持装置において、押付
装置は、掘削溝の両側壁方向に伸縮自在の無限軌道の覆
帯を備え、推進装置は、無限軌道の覆帯を回転駆動し、
無限軌道の覆帯を掘削溝の両側壁に押し付け、覆帯を回
転することにより、ガイドマストを前後に推進すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記ガ
イドマストの保持装置において、ガイドマストの上部に
接続され、前後に移動する地上装置と、ガイドマストに
設置された傾斜計とを備え、傾斜計の測定値と地上装置
の移動距離とからガイドマストの移動量を算出すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置にある。
掘削機のガイドマストの保持装置において、掘削溝の側
壁方向に伸縮自在の押付装置と、ガイドマストを前後に
推進する推進装置とを備え、押付装置により掘削溝の側
壁を押し付け、ガイドマストを掘削溝内に保持すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記ガ
イドマストの保持装置において、押付装置は、ガイドマ
ストの両側面から自在に伸縮する押付板を備えているこ
とを特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記
ガイドマストの保持装置において、推進装置は、ガイド
マストに固定され、押付装置をガイドマストに対して前
後に推進することを特徴とする、ガイドマストの保持装
置、又は、前記ガイドマストの保持装置において、押付
装置は、掘削溝の両側壁方向に伸縮自在の無限軌道の覆
帯を備え、推進装置は、無限軌道の覆帯を回転駆動し、
無限軌道の覆帯を掘削溝の両側壁に押し付け、覆帯を回
転することにより、ガイドマストを前後に推進すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置、又は、前記ガ
イドマストの保持装置において、ガイドマストの上部に
接続され、前後に移動する地上装置と、ガイドマストに
設置された傾斜計とを備え、傾斜計の測定値と地上装置
の移動距離とからガイドマストの移動量を算出すること
を特徴とする、ガイドマストの保持装置にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 <イ>ガイドマストの保持装置 掘削装置は、例えば図1のように、地上装置10を所定
の位置に移動して、ガイドマスト20を保持装置40で
保持し、地上装置10から重錘30をガイドマスト20
の前面に沿って上下に摺動し、カッタ31で掘削溝70
を形成する。
の形態を説明する。 <イ>ガイドマストの保持装置 掘削装置は、例えば図1のように、地上装置10を所定
の位置に移動して、ガイドマスト20を保持装置40で
保持し、地上装置10から重錘30をガイドマスト20
の前面に沿って上下に摺動し、カッタ31で掘削溝70
を形成する。
【0009】ガイドマスト20の保持装置40は、精度
よく地中の掘削ができるようにガイドマスト20を保持
するものであり、押付装置50で掘削溝70の側壁71
を押してガイドマスト20を保持する。保持装置40
は、ガイドマスト20の長さに応じて必要な位置に、必
要な個数を装着することができる。保持装置40は、ガ
イドマスト20を地上装置と相対的に正規の位置関係で
掘削溝内に保持することができる。また、深い掘削溝7
0を形成することができる。
よく地中の掘削ができるようにガイドマスト20を保持
するものであり、押付装置50で掘削溝70の側壁71
を押してガイドマスト20を保持する。保持装置40
は、ガイドマスト20の長さに応じて必要な位置に、必
要な個数を装着することができる。保持装置40は、ガ
イドマスト20を地上装置と相対的に正規の位置関係で
掘削溝内に保持することができる。また、深い掘削溝7
0を形成することができる。
【0010】押付装置50は、例えば図2のように押付
板52を押付ジャッキ51で掘削溝70の側壁71に押
し付けることができ、押付装置50は、推進装置60で
ガイドマスト20に固定されている。推進装置60は、
例えばガイドマスト20に固定材22で固定し、固定材
22に取り付けられた推進ジャッキ61で押付装置50
をガイドマスト20に対して前後に移動できるようにし
ている。
板52を押付ジャッキ51で掘削溝70の側壁71に押
し付けることができ、押付装置50は、推進装置60で
ガイドマスト20に固定されている。推進装置60は、
例えばガイドマスト20に固定材22で固定し、固定材
22に取り付けられた推進ジャッキ61で押付装置50
をガイドマスト20に対して前後に移動できるようにし
ている。
【0011】ガイドマスト20に傾斜計21を取り付け
ることにより、ガイドマスト20の傾きを測定でき、地
上装置10との位置関係からガイドマスト20の配置状
態を知ることができる。例えば、地上装置10の所定距
離と傾斜計21の測定値からガイドマスト20の移動距
離を求めることができる。
ることにより、ガイドマスト20の傾きを測定でき、地
上装置10との位置関係からガイドマスト20の配置状
態を知ることができる。例えば、地上装置10の所定距
離と傾斜計21の測定値からガイドマスト20の移動距
離を求めることができる。
【0012】<ロ>ガイドマスト内に配置された保持装
置 押付装置50をガイドマスト20内に配置した例を図3
乃至図4に示す。押付装置50は、押付板52をガイド
マスト20の両側に配置し、押付ジャッキ51で両側の
掘削溝70の側壁71に押し付ける。押付ジャッキ51
は、推進ジャッキ61を介して固定材22に固定され、
推進ジャッキ61を伸縮することにより、ガイドマスト
20に対して押付装置50を前後に移動することができ
る。
置 押付装置50をガイドマスト20内に配置した例を図3
乃至図4に示す。押付装置50は、押付板52をガイド
マスト20の両側に配置し、押付ジャッキ51で両側の
掘削溝70の側壁71に押し付ける。押付ジャッキ51
は、推進ジャッキ61を介して固定材22に固定され、
推進ジャッキ61を伸縮することにより、ガイドマスト
20に対して押付装置50を前後に移動することができ
る。
【0013】掘削時には、押付板52を掘削溝70の側
壁71に押し付けてガイドマスト20を保持し、ガイド
マスト20の周囲に配置されたチェーンカッタ32を回
転して地盤を掘削する。掘削の際、推進ジャッキ61を
掘削面側に伸ばしてチェーンカッタ32を掘削面に押し
付ける。
壁71に押し付けてガイドマスト20を保持し、ガイド
マスト20の周囲に配置されたチェーンカッタ32を回
転して地盤を掘削する。掘削の際、推進ジャッキ61を
掘削面側に伸ばしてチェーンカッタ32を掘削面に押し
付ける。
【0014】推進装置60として、図5乃至図6のよう
に無限軌道62を利用することもできる。無限軌道62
をガイドマスト20の両側に回転自在に取り付け、両者
の間に押付ジャッキ51を配置する。
に無限軌道62を利用することもできる。無限軌道62
をガイドマスト20の両側に回転自在に取り付け、両者
の間に押付ジャッキ51を配置する。
【0015】ガイドマスト20を保持する場合、押付ジ
ャッキ51を伸ばして、無限軌道62の覆帯63を側壁
71に押し付ける。ガイドマスト20を前後に移動する
場合、両覆帯63を逆回転し、左右に向きを変更する場
合、両覆帯63の回転を異ならせて行うことができる。
ャッキ51を伸ばして、無限軌道62の覆帯63を側壁
71に押し付ける。ガイドマスト20を前後に移動する
場合、両覆帯63を逆回転し、左右に向きを変更する場
合、両覆帯63の回転を異ならせて行うことができる。
【0016】以下に保持装置の動作について説明する。
【0017】<イ>ガイドマストの変位量・移動量の測
定 ガイドマスト20の複数箇所に配置された傾斜計21に
より、ガイドマスト20の進行方向に対して、前後及び
左右の傾きを把握する。これら測定値からガイドマスト
20の連続した変位量、即ち地上装置10との相対関係
を知ることができる。これにより、ガイドマスト20と
地上装置10の間に無理な力が発生しないようにでき
る。
定 ガイドマスト20の複数箇所に配置された傾斜計21に
より、ガイドマスト20の進行方向に対して、前後及び
左右の傾きを把握する。これら測定値からガイドマスト
20の連続した変位量、即ち地上装置10との相対関係
を知ることができる。これにより、ガイドマスト20と
地上装置10の間に無理な力が発生しないようにでき
る。
【0018】ガイドマスト20の傾斜角と地上装置10
の位置と移動量からガイドマスト20の移動量を制御で
きる。制御操作は、手動でも、コンピュータなどを用い
た自動制御でも行うことができる。このように、保持装
置40はガイドマスト20を自由に制御でき、特に強制
的にガイドマストを移動でき、しかも、ある範囲内で任
意の姿勢を保持することができる。
の位置と移動量からガイドマスト20の移動量を制御で
きる。制御操作は、手動でも、コンピュータなどを用い
た自動制御でも行うことができる。このように、保持装
置40はガイドマスト20を自由に制御でき、特に強制
的にガイドマストを移動でき、しかも、ある範囲内で任
意の姿勢を保持することができる。
【0019】<ロ>ガイドマストの移動方法 ガイドマスト20を掘削溝70内に建て込んだり、引き
抜く際は、図7(A)のように、押付ジャッキ51を縮
めてガイドマスト内に収納する。次に、ガイドマスト2
0を前方に押し出すために、図7(B)のように、押付
ジャッキ51を張り出す前に推進ジャッキ61を掘削方
向へ移動しておく。掘削開始に先立ち、図7(C)のよ
うに、押付ジャッキ51を掘削溝70の側壁71に張り
出す。更に、ガイドマスト20の変位を測定し、図7
(D)のように、押付ジャッキ51を固定し、推進ジャ
ッキ61を組み合わせて操作し、ガイドマスト20を正
し位置に固定する。チェーンカッタ32を駆動し、掘削
を開始する。この際、図7(E)のように、推進ジャッ
キ61を作動させ、ガイドマスト20も地上装置10の
移動量に見合った量を移動させる。保持装置40がガイ
ドマスト20の上下に複数取り付けられている場合に
は、これらのバランスを取りながら行う。ガイドマスト
20の傾きを修正したり、或いは故意に傾斜を持たせる
場合は、図7(F)のように、片側の押付装置50など
を作用して行う。
抜く際は、図7(A)のように、押付ジャッキ51を縮
めてガイドマスト内に収納する。次に、ガイドマスト2
0を前方に押し出すために、図7(B)のように、押付
ジャッキ51を張り出す前に推進ジャッキ61を掘削方
向へ移動しておく。掘削開始に先立ち、図7(C)のよ
うに、押付ジャッキ51を掘削溝70の側壁71に張り
出す。更に、ガイドマスト20の変位を測定し、図7
(D)のように、押付ジャッキ51を固定し、推進ジャ
ッキ61を組み合わせて操作し、ガイドマスト20を正
し位置に固定する。チェーンカッタ32を駆動し、掘削
を開始する。この際、図7(E)のように、推進ジャッ
キ61を作動させ、ガイドマスト20も地上装置10の
移動量に見合った量を移動させる。保持装置40がガイ
ドマスト20の上下に複数取り付けられている場合に
は、これらのバランスを取りながら行う。ガイドマスト
20の傾きを修正したり、或いは故意に傾斜を持たせる
場合は、図7(F)のように、片側の押付装置50など
を作用して行う。
【0020】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>移動、走行時のガイドマストや地上装置の負担を
軽減できる。 <ロ>地上装置やガイドマスト部材の強度の低減や軽量
化を図ることができる。 <ハ>支持地盤の必要耐力を小さくできるので、地盤補
強を減少でき、コストを低減できる。 <ニ>掘削時の走行が安定し、ガイドマストの撓みが減
少するため、掘削精度の管理が容易になり、精度向上に
より品質も向上する。 <ホ>掘削時にガイドマストを垂直に保持できるので、
掘削溝のコーナ部が所定の形状の掘削が可能となるた
め、余掘がなくなり、工期の短縮が図れる。 <ヘ>ガイドマストを進行方向に対し左右に傾斜した状
態で維持することができるので、傾斜した連続地中壁の
施工も可能になる。
できる。 <イ>移動、走行時のガイドマストや地上装置の負担を
軽減できる。 <ロ>地上装置やガイドマスト部材の強度の低減や軽量
化を図ることができる。 <ハ>支持地盤の必要耐力を小さくできるので、地盤補
強を減少でき、コストを低減できる。 <ニ>掘削時の走行が安定し、ガイドマストの撓みが減
少するため、掘削精度の管理が容易になり、精度向上に
より品質も向上する。 <ホ>掘削時にガイドマストを垂直に保持できるので、
掘削溝のコーナ部が所定の形状の掘削が可能となるた
め、余掘がなくなり、工期の短縮が図れる。 <ヘ>ガイドマストを進行方向に対し左右に傾斜した状
態で維持することができるので、傾斜した連続地中壁の
施工も可能になる。
【図1】ガイドマストの保持装置の配置図
【図2】保持装置の拡大図
【図3】ガイドマスト内に配置された押付装置と推進装
置の配置図
置の配置図
【図4】図3 のガイドマストの一部側面図
【図5】ガイドマスト内に配置された無限軌道の配置図
【図6】図5 のガイドマストの一部側面図
【図7】ガイドマストの移動操作を示す図
【図8】従来のガイドマストを用いた掘削図
【図9】従来のガイドマストを用いた他の掘削図
10・・地上装置 20・・ガイドマスト 21・・傾斜計 32・・チェーンカッタ 40・・保持装置 50・・押付装置 51・・押付ジャッキ 52・・押付板 60・・推進装置 61・・推進ジャッキ 62・・無限軌道 63・・覆帯 70・・掘削溝 71・・側壁
Claims (5)
- 【請求項1】掘削溝を掘る掘削機のガイドマストの保持
装置において、 掘削溝の側壁方向に伸縮自在の押付装置と、 ガイドマストを前後に推進する推進装置とを備え、 押付装置により掘削溝の側壁を押し付け、ガイドマスト
を掘削溝内に保持することを特徴とする、 ガイドマストの保持装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のガイドマストの保持装置
において、 押付装置は、ガイドマストの両側面から自在に伸縮する
押付板を備えていることを特徴とする、 ガイドマストの保持装置。 - 【請求項3】請求項2に記載のガイドマストの保持装置
において、 推進装置は、ガイドマストに固定され、押付装置をガイ
ドマストに対して前後に推進することを特徴とする、 ガイドマストの保持装置。 - 【請求項4】請求項1に記載のガイドマストの保持装置
において、 押付装置は、掘削溝の両側壁方向に伸縮自在の無限軌道
の覆帯を備え、 推進装置は、無限軌道の覆帯を回転駆動し、 無限軌道の覆帯を掘削溝の両側壁に押し付け、覆帯を回
転することにより、ガイドマストを前後に推進すること
を特徴とする、 ガイドマストの保持装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のガイド
マストの保持装置において、 ガイドマストの上部に接続され、前後に移動する地上装
置と、 ガイドマストに設置された傾斜計とを備え、 傾斜計の測定値と地上装置の移動距離とからガイドマス
トの移動量を算出することを特徴とする、 ガイドマストの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22786996A JPH1054051A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ガイドマストの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22786996A JPH1054051A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ガイドマストの保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1054051A true JPH1054051A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16867634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22786996A Pending JPH1054051A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ガイドマストの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1054051A (ja) |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22786996A patent/JPH1054051A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050714 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |