JPH10538A - バックゲージl軸位置決め装置 - Google Patents

バックゲージl軸位置決め装置

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JPH10538A
JPH10538A JP15418496A JP15418496A JPH10538A JP H10538 A JPH10538 A JP H10538A JP 15418496 A JP15418496 A JP 15418496A JP 15418496 A JP15418496 A JP 15418496A JP H10538 A JPH10538 A JP H10538A
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JP
Japan
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sheet metal
punch
abutting
abutting member
light
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15418496A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Aoki
誠 青木
Katsuji Sekida
勝治 関田
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10538A publication Critical patent/JPH10538A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板金加工機のパンチ2と突当て部材5の距
離が規定通り高い精度になるように突当て部材5を位置
させるバックゲージL軸位置決め装置の提供。 【解決手段】 先端面に突き当て面2aが形成してある
突当て部材5に反射光によって距離を検出するレーザ測
長器13が備えてあり、板金加工機のパンチ2に形成さ
れた測定面2aに対する距離Cをレーザ測長器13によ
って検出することにより、突当て部材5の突き当て面5
aをパンチ2の加工基準線からの所定位置に設置させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工する板金を板
金加工機の所定位置に配置するために、板金を当接させ
る突当て部材を板金加工機のパンチからの所定距離にセ
ットするバックゲージL軸位置決め装置の技術分野に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の板金加工機に備える、加
工する板材(ワーク)を突き当てる突当て部材を板金加
工機のパンチからの所定の距離にセットする突当て部材
位置セット機構の概要を示す説明図である。
【0003】図示の1は加工するワークである。2は板
金加工機のパンチであり、下部テーブル3に取り付けら
れている金型であるダイ4に乗せられたワーク1を押圧
して所定の形状に曲げ加工する。
【0004】曲げ加工するときには、ワーク1は所定位
置に乗せられている必要がある。このために、ワーク1
は突当て部材5に先端が突き当てられている。そして図
示のA寸法が規定寸法であることが必要である。突当て
部材5はストレッチ6を介してポスト7によって位置決
めされている。ポスト7の基部であるベース8は下部テ
ーブル3に取り付けられているサポーター9にガイドさ
れボールネジ10に螺合されており、エンコーダ11に
よって制御されるモータ12によって、図示の左右方向
に移動させることができる。即ち、突当て部材5の位置
決め方法は、モータ12の回転をエンコーダ11にて検
出し回転を制御することにより、モータ12に接続され
ているボールネジ10の回転位置を決め、ベース8の位
置を決めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の突当て部材位置セット装置では、前記の規定寸法Aに
対して次のような問題点がある。
【0006】 ベース8から突当て部材5の突き当て
面までの寸法精度の誤差の影響を受ける。即ちストレッ
チの曲がり等の影響を受ける。
【0007】 ボールネジ10のもっている精度誤差
(ピッチ誤差等)も心配である。
【0008】 A寸法によりパンチ2の先端と突当て
部材5の突き当て面との間が正しいことが確認されてお
り、ダイ4の位置がズレても対応し影響はないはずであ
る。しかし、現状は下部テーブル3にサポーター9が取
りつけられており、下部テーブル3にはバックゲージ全
体の重さが偏加重となっているため、傾き等が生じ、A
寸法のズレが生ずる。
【0009】 サポーター9の撓みによりポスト7が
傾きA寸法のズレが生ずる。
【0010】 作業者がワーク1を突当て部材5に押
し当てることによりストレッチ6等が撓む。また、この
押しつけ力は一定でないので、押しつけ力の強さ次第で
A寸法のバラツキが生ずる。
【0011】 パンチ2を交換するとパンチ先端位置
が多少ズレる。
【0012】といった種々の心配が存在する。
【0013】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、パンチに対する突当て部材の位置
ズレを防止できるバックゲージL軸位置決め装置の提供
を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
バックゲージL軸位置決め装置は、下記の構成によって
前記目的を達成するものである。
【0015】(1)加工する板金を板金加工機の所定位
置に配置させるために板金を当接させる突当て部材を有
する機構において、突当て部材の突当て面と板金加工機
のパンチとの距離を適切に確認セットするバックゲージ
L軸位置決め装置であって、前記突当て部材に配設し板
金加工機のパンチとの距離を計測する光り測長器と、該
光り測長器の計測値に基づき突当て部材を前記パンチ位
置に対して移動させる移動手段とを有することを特徴と
するバックゲージL軸位置決め装置。
【0016】(2)前記光り測長器で測定する部分とし
て測定面が、板金加工機のパンチに、押圧する中心軸か
らの位置が所定のとおり精密に形成してあることを特徴
とする前記(1)記載のバックゲージL軸位置決め装
置。
【0017】(3)加工する板金を板金加工機の所定位
置に配置させるために板金を当接させる突当て部材を有
する機構において、突当て部材の突当て面と板金加工機
のパンチとの距離を適切に確認セットするバックゲージ
L軸位置決め装置であって、パンチを保持している上部
テーブルに必要な長さの受光器が装着してあり、突当て
部材には前記受光器に向けて光線を投光する投光器が装
着してあり、前記受光器は前記投光器からの光線の到達
位置を検出し、この検出値に対応して突当て部材を所定
位置に移動させる移動手段を有することを特徴とするバ
ックゲージL軸位置決め装置。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のバックゲージL軸位置決
め装置は、板金加工機のパンチには測定面を有し、突当
て部材にはパンチの測定面との距離を測定する光りセン
サーと、光りセンサーの計測値に基づき突当て部材を移
動させる移動手段とを有する実施形態である。
【0019】この実施の形態を実施例によって詳しく説
明する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の板金加工機に
備えるバックゲージL軸位置決め装置の実施例を説明す
る。
【0021】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例の説明図である。
【0022】図示の、2は板金加工機のパンチであり、
下部テーブル3に取り付けられている金型であるダイ4
に乗せられた板金(ワーク)を押圧して所定の形状に曲
げ加工する。
【0023】曲げ加工するときには、ワーク1は所定位
置に乗せられている必要がある。このために、ワーク1
は突当て部材5に先端が突き当てられる。突当て部材5
はストレッチ6を介してポスト7によって位置決めされ
ている。ポスト7の基部であるベース8は下部テーブル
3に取り付けられているサポーター9にガイドされボー
ルネジ10に螺合されており、モータ12によって、図
示の左右方向に移動させることができる。加工の精度の
ために、突当て部材5の突き当て面5aとパンチ2との
位置間隔の精度は重要である。
【0024】本実施例は、突当て部材5の先端面に突き
当て面2aが形成してあり、突当て部材5には反射光に
よって距離を測定する光測長器(レーザ測長器)13が
備えてある。
【0025】板金加工機のパンチ2には、加工基準線か
ら図示のようにB距離はなれて測定面2aが形成してあ
る。測定面2aの加工基準線からの距離Bは精度が高
く、本実施例ではBプラスマイナス0.01mmの精度
で交換装着する各パンチ2に測定面2aが設けてある。
【0026】上記の構成にて、金型のパンチ2に形成さ
れた測定面2aに対する距離Cをレーザ測長器13によ
り検出し、この検出値と目的値に基づきモータ12の駆
動制御を実施することによって、ボールネジ10を必要
な回転をさせボールネジ10によって、突当て部材5の
突き当て面5aをパンチ2の加工基準線から所定の位置
に設置させることができる。
【0027】なお、レーザ測長器13による距離Cの検
出値に基づく精度の高い制御の実施の前に、従来のエン
コーダによって、概略の位置決めを行ってから、レーザ
測長器13による距離Cの検出値に基づく精度の高い制
御を実施することにより、効率よく前記効果を発揮させ
ることができる。
【0028】なお、前記実施例のパンチ2には、加工基
準線から図1に示すようにB距離はなれて測定面2aが
形成してあるが、図2の(A)に示すように、この測定
面2aに反射板を埋め込んで光り反射性能を強め測定効
果を向上させることができる。また、図2の(B)に示
すように、パンチ2には光軸に垂直面である測定面2a
は設けず、パンチ2の先端部を直接に光学的に計測する
ように構成することもできる。
【0029】(第2の実施例)パンチと突当て部との距
離がフランジ寸法精度に影響を及ぼすことが判っている
が、実際には、その部分よりも離れた部分を制御してい
ることにより、制御しきれない部分がある。第2の実施
例では、このことを配慮して、パンチを保持している上
部テーブルから突当て部の位置を検出することにより、
突当て部材5の突き当て面5aをパンチから所定の位置
に設置させることができる構成である。
【0030】図3は、上記の第2の実施例の斜視説明図
である、図4は、第2の実施例の要部説明図である。
【0031】パンチを保持している上部テーブル14に
は、突当て部材5の上方に必要な長さを有する受光器1
5が装着してある。
【0032】サポーター9にガイドされ、モータ12に
よって駆動されるボールネジ10によって移動可能な突
当て部材5には、上方に向けて光線を投光する投光器1
6が装着してある。
【0033】投光器16からの光線の到達位置を受光器
15によって検出し、この検出によってパンチと突当て
部材5との距離を検出し、突当て部材5を所定位置に移
動させる構成となっている。
【0034】上記構成によって、本実施例は、パンチ側
から突当て部材5の突当て先端位置を検出して制御する
ので、精度高く位置制御することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、突
当て部材に設けた光測長器によりパンチとの距離を測定
し、この測定値と規定値に基づいて移動手段により突当
て部材を移動させる構成であり、従来のような加工時の
いろいろな理由によるパンチと突当て部材の位置関係の
問題発生の要因があっても、精度を要する距離を直接測
定することによって、適切な位置に突当て部材を精度高
く配設させることができる。
【0036】また、交換装着する金型の各パンチに、加
工基準線からの規定距離に測定面を精度高く設けること
により、パンチ交換しても突当て部材の位置精度を維持
することができる。
【0037】上記のように、加工機による加工精度の維
持、加工の汎用性、効率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】 本発明の第1の実施例の測定面の説明図であ
る。
【図3】 本発明の第2の実施例の斜視説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施例の要部説明図である。
【図5】 従来の装置の説明図である。
【符号の説明】
1 加工するワーク 2 板金加工機のパンチ 2a 測定面 3 下部テーブル 4 金型であるダイ 5 突当て部材 5a 突当て面 6 ストレッチ 7 ポスト 8 ベース 9 サポーター 10 ボールネジ 11 エンコーダ 12 モータ 13 光測長器(レーザ測長器) 14 上部テーブル 15 受光器 16 投光器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工する板金を板金加工機の所定位置に
    配置させるために板金を当接させる突当て部材を有する
    機構において、突当て部材の突当て面と板金加工機のパ
    ンチとの距離を適切に確認セットするバックゲージL軸
    位置決め装置であって、 前記突当て部材に配設し板金加工機のパンチとの距離を
    計測する光り測長器と、該光り測長器の計測値に基づき
    突当て部材を前記パンチ位置に対して移動させる移動手
    段とを有することを特徴とするバックゲージL軸位置決
    め装置。
  2. 【請求項2】 前記光り測長器で測定する部分として測
    定面が、板金加工機のパンチに、押圧する中心軸からの
    位置が所定のとおり精密に形成してあることを特徴とす
    る請求項1記載のバックゲージL軸位置決め装置。
  3. 【請求項3】 加工する板金を板金加工機の所定位置に
    配置させるために板金を当接させる突当て部材を有する
    機構において、突当て部材の突当て面と板金加工機のパ
    ンチとの距離を適切に確認セットするバックゲージL軸
    位置決め装置であって、 パンチを保持している上部テーブルに必要な長さの受光
    器が装着してあり、突当て部材には前記受光器に向けて
    光線を投光する投光器が装着してあり、前記受光器は前
    記投光器からの光線の到達位置を検出し、この検出値に
    対応して突当て部材を所定位置に移動させる移動手段を
    有することを特徴とするバックゲージL軸位置決め装
    置。
JP15418496A 1996-06-14 1996-06-14 バックゲージl軸位置決め装置 Withdrawn JPH10538A (ja)

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JP15418496A JPH10538A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 バックゲージl軸位置決め装置

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JPH10538A true JPH10538A (ja) 1998-01-06

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ID=15578681

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1222975A2 (en) * 2001-01-12 2002-07-17 Finn-Power International Inc. Press brake worksheet positioning system
JP2008264954A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Ko Yamagishi 工具及び工具の補正方法
JP2016530102A (ja) * 2013-08-09 2016-09-29 バイストロニック レーザー アクチェンゲゼルシャフト 曲げプレス

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902