JPH10535A - 操作スイッチ構造 - Google Patents

操作スイッチ構造

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JPH10535A
JPH10535A JP8171674A JP17167496A JPH10535A JP H10535 A JPH10535 A JP H10535A JP 8171674 A JP8171674 A JP 8171674A JP 17167496 A JP17167496 A JP 17167496A JP H10535 A JPH10535 A JP H10535A
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JP
Japan
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operation switch
work
switch structure
processing equipment
working
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JP8171674A
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Tetsuhiko Miyoshi
哲彦 三好
Tsuyoshi Kawamoto
剛志 川本
Kunio Sakamoto
邦夫 坂本
Takashi Nakano
隆 中野
Hisatada Yoshiue
久正 吉植
Hiroyoshi Matsunaga
博善 松永
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良好で、加工設備の起動等に用いる
場合、起動ミスが生じないばかりか、加工設備における
設置性が良好になり、加工ラインの拡張性を向上させる
ことができる操作スイッチ構造を提供する。 【解決手段】 作動レバー100がなぎ倒されることに
より加工設備を起動させる操作スイッチ12と、前記加
工設備を制御するオプションユニットUとを分離して組
み合わせ、前記オプションユニットUが、非常停止ボタ
ン機構14、カウンタ機構15、タイマー機構16、ブ
ザー機構18、作業のピックアップ信号が全て入力され
ている場合のみ作動せしめる作業忘れ防止機能を有する
作業忘れ防止機器17、パトライトシステムの少なくと
もいずれか一つを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、U字ライン、バッ
チライン等で、作業者が動きながら加工機等を起動ある
いは停止させる操作スイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すように加工ライン8
0の加工設備81毎にワンタッチスイッチ82を設け
て、作業者が、歩きながらワンタッチスイッチ82を操
作して加工ライン80の加工設備81を稼働させるよう
にしたものが公知である。
【0003】そして、ワンタッチスイッチ82は、図1
4に示すようにスイッチ本体70に揺動可能に作動アー
ム71を設けて、この作動アーム71の先端部に下方に
向いた起動レバー72を設け、スイッチ本体70にカバ
ー73を設けて、このカバー73で作動アーム71を保
護し、カバー73に停止ボタン74を設けた構成であ
り、作業者が次の作業に移りながら2本の指で起動レバ
ー72を横に払って、作動アーム71を作動して起動信
号を発し、加工設備81を起動させるようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たワンタッチスイッチ82は、作業者が次の作業に移り
ながら2本の指で起動レバー72を横に払って、作動ア
ーム71を作動するものであり、その操作性が悪く、加
工設備81の起動等に用いる場合、起動ミスが生じると
いう問題点があったし、ワンタッチスイッチ82は、そ
の構成上、加工設備の種々の機能に適合させるオプショ
ンを備えることが難しいという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点に着目して成された
ものであって、その目的とするところは、操作性が良好
で、加工設備の起動等に用いる場合、起動ミスが生じな
いばかりか、加工設備における設置性が良好になり、加
工ラインの拡張性を向上させることができる操作スイッ
チ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる操作スイッチ構造は、作
動レバーがなぎ倒されることにより加工設備を起動させ
る操作スイッチと、前記加工設備を制御するオプション
ユニットとを分離して組み合わせたことを特徴とする。
【0007】かかる構成により、作業者が歩きながら手
で、空間部内の作動レバーをなぎ倒すことにより、操作
スイッチの操作で加工設備を起動させ、オプションユニ
ットで前記加工設備を、非常停止等の制御を行うことが
可能になって、操作スイッチの操作性が良好で、加工設
備の起動等に用いる場合、起動ミスが生じないようにな
るばかりか、操作スイッチとオプションユニットとの分
離組合わせにより、加工設備における設置性が良好にな
り、加工ラインの拡張性を向上させることができる。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる操作スイッチ構造は、請求項1記載
の操作スイッチ構造において、前記オプションユニット
が、非常停止ボタン構成、カウンタ機構、タイマー機
構、ブザー機構、作業のピックアップ信号が全て入力さ
れている場合のみ作動せしめる作業忘れ防止機能を有す
る作業忘れ防止機器、パトライトシステムの少なくとも
いずれか一つを含む。
【0009】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、作業者が動きながら
操作スイッチを手動操作することにより、この操作スイ
ッチの信号を受けて前記加工設備を起動させる他に、オ
プションユニットが非常ボタン構成である場合には、加
工設備の作動を停止させ、オプションユニットがカウン
タ構成の場合にはカウンタが作業回数等を計数し、ま
た、オプションユニットがタイマー機構である場合には
設定時間が経過するとブザー機構が加工終了を知らせる
し、オプションユニットが、作業のピックアップ信号が
全て入力されている場合のみ作動せしめる作業忘れ防止
機能を有する作業忘れ防止機器である場合には、作業の
ピックアップ信号が全て入力されている場合のみ、ワー
クに組立て加工が起動される。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わる操作スイッチ構造は、請求項1又は
請求項2記載の操作スイッチ構造において、前記加工設
備の作業の進捗状態を表示する表示システムを備えた。
【0011】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、操作スイッチが前記
加工設備を起動制御し、表示システムが加工設備の作業
の進捗状態を表示手段で表示する。これにより、拡張
性、汎用性に優れた加工ラインシステムを提供できる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わる操作スイッチ構造は、請求項1又は
請求項2又は請求項3記載の操作スイッチ構造におい
て、前記操作スイッチの設備起動信号を加工設備にワイ
ヤレス伝送するようにした。
【0013】かかる構成により、請求項1の発明の作用
と同様な作用を奏し得るばかりか、加工設備への取付場
所に適合させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】操作スイッチ構造45を用いた加工設備の
制御装置50を図1に示す。この加工設備の制御装置5
0は、PLC(プログラマブル・コントローラ)10
と、このPLC10に接続されたオプションユニットU
を備えた操作スイッチ構造45と、PLC10の出力側
に接続された表示システムである表示器13とを備えて
いる。
【0016】そして、オプションユニットUとしては、
後述する非常停止ボタン機構、カウンタ機構、タイマー
機構、作業のピックアップ信号が全て入力されている場
合のみ作動せしめる作業忘れ防止機能を有する作業忘れ
防止機器(ポカヨケ機能付き機器)、ブザー機構、パト
ライトシステム等が使用される。
【0017】また、前記表示器13には、生産の進捗状
態を表示する進捗ボード19が用いられることもある。
この進捗ボード19は、図3に示すように計画、実績、
進度をそれぞれに数値で表示するものや、進度に変えて
可動率、停止回数、実績タクト、達成率、不良数、稼動
時間、時間進度等を数値で表示するものも使用される。
【0018】上記した加工設備の制御装置50で制御さ
れるものとして加工ラインとしてのU字ライン40を図
2に示す。このU字ライン40は、例えば、車両部品の
ブレーキパッドのような製品Pを製作する加工ラインで
あり、複数のプレス機1A、1B、1C、熱カシメ機2
−1,2−2、組立機3、加熱雰囲気炉4、洗浄槽5、
検査機6をフロア7に平面視でU字状に配置して構成し
てある。
【0019】そして、U字ライン40におけるプレス機
1A、1B、1Cの各々、熱カシメ機2−1,2−2、
組立機3、加熱雰囲気炉4、洗浄槽5、検査機6には、
操作スイッチ構造45における操作スイッチ12として
の起動スイッチ及びオプションユニットUとしての非常
停止ボタン機構、カウンタ機構、タイマー機構、ブザー
機構等がそれぞれ設けてあり、組立機3には上記したオ
プションユニットUの他に、作業忘れ防止機器(ポカヨ
ケ機能付き機器)が設けてある。また、PLC10の出
力側に接続された表示器13としては、プレス機1A、
1B、1Cの各々、熱カシメ機2−1,2−2、組立機
3、加熱雰囲気炉4、洗浄槽5、検査機6における作業
の進捗状態を表示する進捗ボード19が使用してある。
【0020】上記した操作スイッチ構造45は、図4に
示す実績数入力を機能とする基本機能タイプの操作スイ
ッチ構造45ー1である場合、また、図8、図9、図1
0、図11に示す付加機能タイプの操作スイッチ構造4
5ー2、45ー3、45ー4、45ー5である場合があ
る。
【0021】基本機能タイプの操作スイッチ構造45ー
1は、図4乃至図7に示すように操作スイッチ12と、
ベース41と、カバー42と、保護ガイド43と、取付
ユニット44とにより大略構成してあり、ベース41と
カバー42とでケースKを構成している。
【0022】前記操作スイッチ12は、図6に示すよう
にケース22を備えており、このケース22内の上部に
はプランジャガイド孔23が形成してあり、このプラン
ジャガイド孔23には下側プランジャ24が軸方向に摺
動可能に挿入してあり、この下側プランジャ24の上端
部には円弧面25Aを有する頭部25が形成してあり、
下側プランジャ24はスプリング26により上方に付勢
された状態で保持されている。
【0023】そして、下側プランジャ24の下端部には
下側オペレイテイングプランジャ27の上端部が連結し
てある。この下側オペレイテイングプランジャ27には
アシスタントプランジャ28が連結してある。この連結
は、アシスタントプランジャ28にスプリング29で下
方向に付勢力を与えてアシスタントプランジャ28の端
部を下側オペレイテイングプランジャ27の係止部(図
示せず)に係止して行われている。
【0024】そして、下側オペレイテイングプランジャ
27には反転ばね30を介して可動接点31が設けてあ
り、この可動接点31は固定接点32、33間にあっ
て、固定接点32に接触している。
【0025】また、ケース22の上端部にはヘッド34
が設けてあり、このヘッド34には上側プランジャ35
が上下動可能に設けてあり、この上側プランジャ35の
上端部にはコイルスプリング36を介してロッド37が
取り付けてあり、これらで作動レバー100を構成して
いる。上側プランジャ35の下端部には鍔部38が形成
してある。そして、この鍔部38と前記下側プランジャ
24の頭部25との間には上側オペレイテイングプラン
ジャ39が介装してあり、上側オペレイテイングプラン
ジャ39の上端部は平坦であって、この上端部に上側プ
ランジャ35の鍔部38が当接しており、また、上側オ
ペレイテイングプランジャ39の下端部に頭部25の円
弧面25Aが当接している。この場合、前記鍔部38が
ヘッド34の上端部の開口周縁部34Aに当接してい
る。
【0026】前記ベース41は、左、右側面部41A、
41B及び後面部41Cを有する平面視でコ字形状を成
しており、左、右側面部41A、41Bには上下にねじ
孔46が、中間部にはユニット取付孔47がそれぞれ設
けてあり、また、左、右側面部41A、41Bの上縁部
には取付座部48が形成してある。また、後面部41C
には、その上部に縦に一対のねじ孔49が、中間部に横
に一対のねじ孔51が、下部にケーブル引出口52がそ
れぞれ設けてある。
【0027】また、前記カバー42は、前面部42Aと
左、右側面部42B、42Cと底面部42Dを有する平
面視でコ字形状を成しており、前面部42Aと左、右側
面部42B、42Cと底面部42Dにはケーブル引出口
53が形成してあり、左、右側面部42B、42Cには
上下に孔54が形成してある。
【0028】また、前記保護ガイド43は、上、下面部
43A、43B及び後面部43Cを有する側面コ字形状
を成していて、その内部が、作動レバー100をなぎ倒
す方向にのみ手が入る空間部101にしてあり、下面部
43Bには左右方向に長い長孔55と、一対の取付孔5
6とが設けてある。
【0029】また、前記取付ユニット44は取付面部4
4Aの一端に一方の端面部44Bを、取付面部44Aの
他端に他方の端面部44Cをそれぞれ有する側面コ字形
状を成しており、取付面部44A及び一方の端面部44
Bには一対の取付孔56が形成してあり、他方の端面部
44Cにはねじ孔57が形成してあり、ねじ孔57には
ねじ棒58が螺合していて、このねじ棒58の一端部に
はハンドル59が、他端部には当接板60がそれぞれ取
り付けてある。
【0030】そして、ベース41内に操作スイッチ12
を挿入して、この操作スイッチ12をねじにより後面部
41Cに取り付けて、ベース41にカバー42を被せ、
このカバー42の左、右側面部42B、42Cをベース
41の左、右側面部41A、41Bにねじにより固着
し、さらに、ベース41の上縁部の取付座部48にガイ
ド43の下面部43Bをねじにより固着して、この下面
部43Bに設けた長孔55から、前記操作スイッチ12
の作動レバー100(上側プランジャ35に連結された
コイルスプリング36及びこのコイルスプリング36に
連結されたロッド37)を保護ガイド43の空間部10
1内に突出させてある。そして、前記ベース41の後面
部41Cには前記取付ユニット44がねじにより取り付
けてあって、操作スイッチ構造45ー1が構成してあ
る。
【0031】そして、操作スイッチ12に接続されたケ
ーブル61はいづれかの前記ケーブル取出口52、53
より外部に取出されている。
【0032】上記のように構成された操作スイッチ構造
45ー1は、その取付ユニット44の他方の端面部44
Cのねじ孔57に螺合したねじ棒58をハンドル59で
回転させて当接板60と一方の端面部45Bとで、加工
設備の取付部位Sに固定することにより、この加工設備
に取り付けられるものである。
【0033】そして、操作スイッチ12の操作は、作業
者が歩きながら手で、前記ガイド43内に突出させてあ
る作動レバー100を横方向から叩く(弾く)ことによ
り行われる。このように、作動レバー100を横方向か
ら叩くと、コイルスプリング36を介して上側プランジ
ャ35が一方に傾く。すなわち、上側プランジャ35の
下端部の鍔部38の一端部がヘッド34の上端部の開口
周縁部34Aに当接した状態で上側プランジャ35が回
動して上側オペレイテイングプランジャ39を下方に押
し込む。このために、上側オペレイテイングプランジャ
39が下降して、アシスタントプランジャ28及びスプ
リング29を介して下側オペレイテイングプランジャ2
7が下降し、反転ばね30が反転して可動接点31が一
方の固定接点32から離れて他方の固定接点33に接触
し、スイッチ・オンの状態になる。
【0034】付加機能タイプの操作スイッチ構造45の
一つとしては、図9に示す設備起動用のスイッチ構造4
5−2がある。この設備起動用のスイッチ構造45−2
は、上記した基本機能タイプの操作スイッチ構造45ー
1に非常停止ボタン構造14を分離して組み合わせた構
成である。
【0035】また、付加機能タイプの操作スイッチ構造
45の一つとしては、図8に示すカウンタ・タイマー付
きのスイッチ構造45−3がある。このカウンタ・タイ
マー付きのスイッチ構造45−3は、上記した基本機能
タイプの操作スイッチ構造45ー1にカウンタ機構15
及びタイマー機構16を分離して組み合わせた構成であ
る。
【0036】また、付加機能タイプの操作スイッチ構造
45の一つとしては、図10に示す表示システム付きス
イッチ45−4がある。この表示システム付きスイッチ
45−4は、上記した基本機能タイプの操作スイッチ構
造45ー1に表示システム18を分離して組み合わせた
構成である。
【0036】また、付加機能タイプの操作スイッチ構造
45の一つとしては、図11に示す作業忘れ防止機能
(ポカヨケ機能)を備えた作業忘れ防止機器(ポカヨケ
機能付き機器)付きのスイッチ構造45−5がある。こ
の作業忘れ防止機器付きのスイッチ構造45−5は、上
記した基本機能タイプの操作スイッチ構造45ー1に作
業忘れ防止機器17を一体に付加した構成である。
【0037】また、図12の(1)に示すように操作ス
イッチ構造45の操作スイッチ12とコード12Aを介
して表示システム18としての表示器13を接続しても
よいし、図12の(2)に示すように操作スイッチ構造
45の操作スイッチ12の信号伝送にワイヤレス伝送系
(無線)を用いてもよいし、また、図12の(3)に示
すように操作スイッチ構造45の操作スイッチ12とコ
ード12Aを介してパトライトシステム18Aを接続し
てもよい.
【0038】次に、U字ライン40の作動を説明する。
U字ライン40におけるプレス機1A、1B、1Cのそ
れぞれの操作スイッチ(起動スイッチ)12を作業者N
が押すことにより(または、1つの操作スイッチ12で
全てのプレス機1A、1B、1Cを起動させるようにし
てもよい。)、プレス機1A、1B、1Cが作動を開始
してワークWのプレス加工を行う。オプションユニット
Uであるカウンタ機構1がプレス回数等を計数し、この
信号がPLC10に入力され、プレス機1A、1B、1
Cの各々の進捗ボード19に進捗状態を表示する。
【0039】また、プレス機1A、1B、1Cにおい
て、ワークWのプレス加工が終了すると、ブザー機構1
8が加工終了を知らせる。また、プレス機1A、1B、
1Cの緊急停止が必要な場合には、作業者Nが非常停止
ボタン機構14を押すことにより、プレス機1A、1
B、1Cが作動を停止する。
【0040】作業者Nはプレス機1A、1B、1Cの作
業が順調に行われていることを確認して、または、ワー
クWのプレス加工が終了したことを確認して、U字ライ
ン40における熱カシメ機2ー1、2ー2の操作スイッ
チ(起動スイッチ)12を作業者Nが押すことにより、
熱カシメ機2ー1、2ー2が作動を開始してワークWに
熱カシメ加工を行う。熱カシメ起動後、タイマー16が
作動して、一定の冷却時間が経過するとブザー機構18
が加工終了を知らせる。
【0041】また、カウンタ機構1が作業回数等を計数
し、この信号がPLC10に入力され、熱カシメ機2ー
1、2ー2の各々の進捗ボード19に進捗状態を表示す
る。熱カシメ機2ー1、2ー2の緊急停止が必要な場合
には、作業者Nが非常停止ボタン機構14を押すことに
より、熱カシメ機2ー1、2ー2が作動を停止する。
【0042】作業者Nは熱カシメ機2ー1、2ー2の作
業が順調に行われていることを確認して、または、ワー
クWの熱カシメ加工が終了したことを確認して、U字ラ
イン40における組立機3の操作スイッチ(起動スイッ
チ)12を作業者Nが押すことにより、組立機3が作動
を開始してワークWに組立て加工を行う。そして、作業
忘れ防止機器(ポカヨケ機能付き機器)17において、
作業のピックアップ信号が全て入力されている場合の
み、ワークWに組立て加工が起動される。
【0043】ワークWに組立て加工後、タイマー機構1
6が作動して、動作確認のブザー機構18が、例えば、
30秒ごとに鳴り、作業が早いのか、遅いのかを知らせ
る。
【0044】また、カウンタ機構1が作業回数等を計数
し、この信号がPLC10に入力され、組立機3の進捗
ボード19に進捗状態を表示する。組立機3の緊急停止
が必要な場合には、作業者Nが非常停止ボタン機構14
を押すことにより、組立機3が作動を停止する。
【0045】作業者Nは組立機3の作業が順調に行われ
ていることを確認して、または、ワークWの組立て加工
が終了したことを確認して、U字ライン40における加
熱雰囲気炉4の操作スイッチ(起動スイッチ)12を作
業者Nが押すことにより、加熱雰囲気炉4が作動を開始
して製品Pに加熱加工を行う。
【0046】製品Pの加熱処理開始と同時に、タイマー
機構16が作動して、動作確認のブザー機構18が、例
えば、30秒ごとに鳴り、作業が早いのか、遅いのかを
知らせる。
【0047】また、カウンタ機構1が作業回数等を計数
し、この信号がPLC10に入力され、加熱雰囲気炉4
の進捗ボード19に進捗状態を表示する。加熱雰囲気炉
4の緊急停止が必要な場合には、作業者Nが非常停止ボ
タン機構14を押すことにより、加熱雰囲気炉4が作動
を停止する。
【0048】作業者Nは加熱雰囲気炉4の作業が順調に
行われていることを確認して、または、製品Pの加熱処
理加工が終了したことを確認して、U字ライン40にお
ける洗浄槽5の操作スイッチ(起動スイッチ)12を作
業者が押すことにより、洗浄槽5が作動を開始して製品
Pの洗浄処理を行う。
【0049】製品Pに洗浄処理後、タイマー機構16が
作動して動作確認のブザー機構18が、例えば、30秒
ごとに鳴り、作業が早いのか、遅いのかを知らせる。
【0050】また、カウンタ機構1が作業回数等を計数
し、この信号がPLC10に入力され、洗浄槽5の進捗
ボード19に進捗状態を表示する。洗浄槽5の緊急停止
が必要な場合には、作業者Nが非常停止ボタン機構14
を押すことにより、洗浄槽5が作動を停止する。
【0051】作業者Nは洗浄槽5の作業が順調に行われ
ていることを確認して、または、製品Pの洗浄処理が終
了したことを確認して、U字ライン40における検査機
6の操作スイッチ(起動スイッチ)12を作業者Nが押
すことにより、検査機6が作動を開始して製品Pの検査
処理を行う。
【0052】ワークに検査処理後、タイマー機構16が
作動して動作確認のブザー機構18が、例えば、30秒
ごとに鳴り、作業が早いのか、遅いのかを知らせる。
【0053】また、カウンタ機構1が作業回数等を計数
し、この信号がPLC10に入力され、検査機6の進捗
ボード19に進捗状態を表示する。検査機6の緊急停止
が必要な場合には、作業者Nが非常停止ボタン機構14
を押すことにより、検査機6が作動を停止する。そし
て、検査を終えた製品Pは製品収納箱21に収納されて
搬出される。
【0054】なお、上記した実施の形態例では加工ライ
ンをU字ライン40としたが、バッチラインであっても
よい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる操作スイッチ構造によれば、作動レバーがなぎ倒
されることにより加工設備を起動させる操作スイッチ
と、前記加工設備を制御するオプションユニットとを分
離して組み合わせたことにより、作業者が歩きながら手
で、空間部内の作動レバーをなぎ倒すことにより、操作
スイッチの操作で加工設備を起動させ、オプションユニ
ットで前記加工設備を、非常停止等の制御を行うことが
可能になって、操作スイッチの操作性が良好で、加工設
備の起動等に用いる場合、起動ミスが生じないようにな
るばかりか、操作スイッチとオプションユニットとの分
離組合わせにより、加工設備における設置性が良好にな
り、加工ラインの拡張性を向上させることができる。
【0056】また、請求項2の発明に係わる操作スイッ
チ構造によれば、請求項1記載の操作スイッチ構造にお
いて、前記オプションユニットが、非常停止ボタン構
成、カウンタ機構、タイマー機構、ブザー機構、作業の
ピックアップ信号が全て入力されている場合のみ作動せ
しめる作業忘れ防止機能を有する作業忘れ防止機器、パ
トライトシステムの少なくともいずれか一つを含むこと
により、請求項1の発明の効果と同様な効果を奏し得る
ばかりか、作業者が動きながら操作スイッチを手動操作
することにより、この操作スイッチの信号を受けて前記
加工設備を起動させる他に、オプションユニットが非常
ボタン構成である場合には、加工設備の作動を停止さ
せ、オプションユニットがカウンタ構成の場合にはカウ
ンタが作業回数等を計数し、また、オプションユニット
がタイマー機構である場合には、設定時間が経過すると
ブザー機構が加工終了を知らせるし、オプションユニッ
トが、作業のピックアップ信号が全て入力されている場
合のみ作動せしめる作業忘れ防止機能を有する作業忘れ
防止機器である場合には、作業のピックアップ信号が全
て入力されている場合のみ、ワークに組立て加工が起動
される。
【0057】また、請求項3の発明に係わる操作スイッ
チ構造によれば、請求項1又は請求項2記載の操作スイ
ッチ構造において、前記加工設備の作業の進捗状態を表
示する表示システムを備えたことにより、請求項1の発
明の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、操作スイッ
チが前記加工設備を起動制御し、表示システムが加工設
備の作業の進捗状態を表示手段で表示する。これによ
り、拡張性、汎用性に優れた加工ラインシステムを提供
できる。
【0058】また、請求項4の発明に係わる操作スイッ
チ構造によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記
載の操作スイッチ構造において、前記操作スイッチの設
備起動信号を加工設備にワイヤレス伝送するようにした
ことにより、請求項1の発明の効果と同様な効果を奏し
得るばかりか、加工設備への取付場所に適合させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同操作スイッチ構造を用いた制御装置の構成説
明図である。
【図2】加工ライン(U字ライン)の斜視図である。
【図3】表示器である進捗状態を表示する進捗ボードの
斜視図である。
【図4】本発明に係わる操作スイッチ構造の実施の形態
例1の斜視図である。
【図5】同操作スイッチ構造の分解状態の斜視図であ
る。
【図6】同操作スイッチ構造における操作スイッチの一
部断面した正面図である。
【図7】同操作スイッチ構造の組立状態の側面図であ
る。
【図8】本発明に係わる操作スイッチ構造の他の実施の
形態例2の斜視図である。
【図9】本発明に係わる操作スイッチ構造の他の実施の
形態例3の斜視図である。
【図10】本発明に係わる操作スイッチ構造の他の実施
の形態例4の斜視図である。
【図11】本発明に係わる操作スイッチ構造の他の実施
の形態例5の斜視図である。
【図12】(1)は本発明に係わる操作スイッチ構造と
表示システムとの接続状態の斜視図である。(2)は同
操作スイッチ構造における信号のワイヤレス伝送の斜視
図である。(3)は同操作スイッチ構造にパトライトシ
ステムをケーブルで接続した状態の斜視図である。
【図13】従来の操作スイッチ構造を用いた加工設備の
制御装置の構成説明図である。
【図14】従来の操作スイッチ構造の斜視図である。
【符号の説明】
12 操作スイッチ 14 非常停止ボタン機構 15 カウンタ機構 16 タイマー機構 17 作業忘れ防止機器 18 ブザー機構 19 進捗ボード(表示器)(表示システム) 40 U字ライン(加工ライン) 45 操作スイッチ構造 100 作動レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 隆 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉吉 株式会社内 (72)発明者 吉植 久正 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 松永 博善 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動レバーがなぎ倒されることにより加
    工設備を起動させる操作スイッチと、前記加工設備を制
    御するオプションユニットとを分離して組み合わせたこ
    とを特徴とする操作スイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記オプションユニットが、非常停止ボ
    タン機構、カウンタ機構、タイマー機構、ブザー機構、
    作業のピックアップ信号が全て入力されている場合のみ
    作動せしめる作業忘れ防止機能を有する作業忘れ防止機
    器、パトライトシステムの少なくともいずれか一つを含
    む請求項1記載の操作スイッチ構造。
  3. 【請求項3】 前記加工設備の作業の進捗状態を表示す
    る表示システムを備えた請求項1又は請求項2の操作ス
    イッチ構造。
  4. 【請求項4】 前記操作スイッチの設備起動信号を加工
    設備にワイヤレス伝送するようにした請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の操作スイッチ構造。
JP8171674A 1996-06-12 1996-06-12 操作スイッチ構造 Pending JPH10535A (ja)

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