JPH105355A - ゾンデ、特にマイクロ波による組織の加熱及び放射測定による温度測定用の尿道ゾンデ - Google Patents
ゾンデ、特にマイクロ波による組織の加熱及び放射測定による温度測定用の尿道ゾンデInfo
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Abstract
び放射測定による温度測定のための尿道ゾンデを提供す
る。 【解決手段】 ゾンデは主として、一方では、前端部と
後端部を有する細長い誘電性支持体(3)上にらせん状
に巻いた少なくとも一つの導体部分で形成される少なく
とも一つの細長いアンテナ(1)を備え、他方では、対
応する発生装置及び外部放射計に接続された前記アンテ
ナに向かって、またこのアンテナからマイクロ波信号を
転送するための電気的リンク手段(4)を備え、最後
に、前記少なくとも一つのアンテナ(1)と、場合によ
っては、電気的リンク手段の前記少なくとも一つのアン
テナに近接する部分とをカバーするカテーテル(5)を
少なくとも含み、中央誘電性支持体(3)は、前記少な
くとも一つのらせん状導体部分(2、2´)によって限
定された管状通路の内部に少なくとも存在するアンテナ
(1)の恒温化流体循環手段を有し、これらの手段は前
記恒温化流体の供給手段と排出手段(6、6´、6´
´、6´´´)に連結されている。
Description
hermie)技術または温熱療法(thermotherapie)技術の
分野に関し、さらに詳細には、前立腺尿道など人体内の
特に寸法が小さな管や腔中に導入するためのゾンデ(so
nde)及びアンテナに関し、特に前立腺レベルでのマイ
クロ波による組織の加熱及びマイクロ波放射測定による
温度測定用のゾンデを対象とする。
その原理が当業者にとって周知であり、その測定方法が
フランス特許出願第2650390号に記載されている
が、受信に使用されるマイクロ波発信アンテナで構成さ
れるマイクロ波センサを使用できるのが有利である。
ブルの露出端部で構成される有線形式のアンテナを有す
る尿道内用のゾンデは、既に非常に多数知られている。
れるエネルギーの大部分を限定された容積中に過度に集
中させて周辺組織の不均一な加熱を引き起こし、またそ
の加熱容積が例えば前立腺など加熱すべき特定の組織の
容積と合致しない。
図形の形状が、このようなゾンデの放射測定受信図形の
形状と異なるため、放射計による測定のための受信アン
テナとして最適に使用することができない。
前端と後端を有する細長い誘電性支持体上にらせん状に
巻いた導体の少なくとも一部分で形成される細長いアン
テナを備え、他方では、対応する発生装置と外部放射計
に接続され、前記アンテナに向かって、またこのアンテ
ナからマイクロ波信号を転送するための電気的リンク
(liaison)手段を備え、最後に、前記アンテナと、場
合によっては、少なくとも電気的リンク手段の前記アン
テナに近接する部分とを含むカバーするカテーテル(ca
theter)を備える、マイクロ波放射による加熱及びマイ
クロ波放射測定による温度測定のための、特に尿道用の
ゾンデを実施し使用することが提唱された。
願第2711066号及び欧州特許出願第064851
5号に本出願人の名義で記載されている。
熱療法の新しいプロトコル(protocole)の枠内では、
前立腺の真の収房(loge)を作り出すために、前立
腺組織の奥深い壊死と尿道壁の壊死を同時に実施するこ
とが必要である。さらに、あらゆる苦痛感を避けるため
に表面神経末端を破壊し、かつ生体組織の体温調節系に
よる体温上昇に対抗する血液の微小循環を破壊するため
に、高い出力(70〜90W)が使用される。
に非常に高い温度上昇が生じ、そのため、所与の一連の
発信後直ちに前記導体部分を介して信頼性のある有意な
放射測定を行うことができない。
奨される解決法を採用すること、及び恒温化液(liquid
e de thermostatisation)が通るスリーブ(manchon)
中に前記放射導体部分を配置することが提唱された。
されるアンテナを取り囲むこの恒温化液は、前記アンテ
ナと周辺の組織との間にシールド(ecran)を形成す
る。この恒温化液は、周辺組織と給電線によって発せら
れて放射計測定段階中にアンテナによって捕獲される熱
雑音(bruit thermique)の一部を吸収する。さらに恒
温化液は、寄生熱雑音を発し、これが加熱された組織に
よって発せられる熱雑音に加わる。
を周辺組織からいっそう分離し、したがって周辺組織と
前記アンテナとの間の温度勾配が減少し、その結果、放
射測定による温度測定の感度が低下する。
る恒温化液は、電界がしたがってエネルギー蓄積が最大
になる場所が前立腺組織中ではなく水膜中にくるという
欠点がある。このため治療の効果は低下する。
点を回避するすることを目的とする。
明は、周辺組織、特に前立腺組織及び尿道壁を破壊する
ことができ、主として一方では、前端と後端を有する誘
電性支持構造体上にらせん状に巻いた導体の少なくとも
一部分で形成される細長いアンテナを少なくとも備え、
他方では、対応する発生装置と外部放射計に接続され、
前記少なくとも一つのアンテナに向かって、またこのア
ンテナからマイクロ波信号を転送するための電気的リン
ク手段を備え、最後に前記単数または複数のアンテナ
と、場合によっては、少なくとも電気的リンク手段の前
記アンテナに近接する部分とをカバーするカテーテルを
備える、人体の管や腔中に導入するための、マイクロ波
による組織の加熱及び放射測定による温度測定用のゾン
デにおいて、誘電性支持構造が、前記らせん状導体の少
なくとも一部分によって画定された管状通路の内部に少
なくとも存在するアンテナの恒温化流体の循環手段を有
するか、またはこれと協働し、これらの手段が前記恒温
化流体の供給手段及び排出手段に連結されていることを
特徴とするゾンデを対象とする。
た、添付の概略図を参照して説明する好ましい実施形態
に関する下記の記載によりさらによく理解されよう。
に、ゾンデは主として一方では、誘電性支持構造3上に
支持されて前端3´と後端3´´を有するらせん状に巻
いた導体の少なくとも一部分2、2´によって形成され
る細長いアンテナ1を少なくとも備え、他方では、対応
する発生装置と外部放射計に接続された前記少なくとも
一つのアンテナ1に向かって、またこのアンテナからマ
イクロ波信号を転送するための電気的リンク手段を備
え、最後に、前記一つまたは複数のアンテナ1と、場合
によっては少なくとも前記アンテナ1に近接する電気リ
ンク手段部分4とをカバーするカテーテル5を備える。
記少なくとも一つのらせん状導体部分2、2´によって
画定された管状通路の内部に少なくとも存在するアンテ
ナ1、1´の恒温化流体の循環手段7、7´、9、1
0;19、24;20、28;32、34を有するか、
またはこれらと協働し、これらの手段は前記恒温化流体
の供給手段及び排出手段6、6´、6´´、6´´´に
連結されている。
アンテナ特有の熱騒音を最小限に抑えて制御し、発信段
階における一つのアンテナ1または複数のアンテナ1,
1´及び給電線の過度の温度上昇を回避するために、し
かも吸収効果による放射計測定への影響なしに、一つの
アンテナ1または複数のアンテナ1、1´を恒温化する
ことが可能である。
大限に近づけて、アンテナ1によって放射されアンテナ
の外部周辺近くに位置する強い高周波電磁界域を最適の
方法で使用して、尿道壁に含まれる表面組織を急速に壊
死させ、微小循環と前記組織の表面に位置する神経末端
の破壊による痛みの効果を和らげることが可能である。
によるゾンデを使用する目的は、できるだけ深い前立腺
収房を作ることである。
の結果は良好である。また周波数が高いほど電磁波の透
過は弱いことは、当業者やマイクロ波や無線周波数関連
の専門家にはよく知られている。この理由で、例えば2
450MHzといった(科学や医学で使用される)IS
M周波数は、この周波数の使用コストは一般の多くの利
用者によって使用されている(マイクロ波炉)ために安
価であるが、本発明による適用例には使用されない。し
たがって本発明の枠内では、同様に許可されている特に
周波数434MHzなどの低い周波数を使用することが
求められ、これによって透過の深さを、したがって前立
腺収房の深さを著しく増加させることができる。
属テープの形の二つの部分のらせん状導体2、2´によ
って形成され、これらは隣接するその端部で接続され、
これらの隣接端部から反対の巻き方向を有し、電気的リ
ンク手段4は同軸ケーブルから成り、そのマイクロ波発
生装置/放射計セットとの接続部は接続ケーブルを通
じ、適合したコネクタを介して行われる。
おけるゾンデの位置決めを正確かつ再現可能な形で確保
するという目的で、カテーテル5の前端部のレベルに、
腔または管(前立腺)中にゾンデの活動部分を位置決め
するための膀胱中で膨脹可能な手段5´と、前記カテー
テル5中で一つのアンテナ1または複数のアンテナ1、
1´を長手方向に位置決めし固定するための手段5´´
を設けることができる。
に配置され、アンテナ1をカテーテル5に導入するとき
に誘電性支持構造3を膨脹可能手段5´に対して決まっ
た状態に固定するように、誘電性支持構造3の前端部3
´に突き当てる、剛性または半剛性(semi-rigide)の
細長いエレメントから成る。
えた)コネクタ18、誘電性支持構造3中に設けた柔軟
な管18´と導管、あるいはアンテナとカテーテルの間
に配置され、オリフィスまたはスリーブ18´´を通じ
て支持構造3の前端部3´の前面のレベルに開口する柔
軟な管を通じて、細長い剛性のエレメント5´´中に設
けられ小風船(ballonnet)5´の内部と連絡する管路
5´´´中に、膨張用の液体または流体を注入すること
によって膨らませることのできる、小風船5´で構成す
ることもできよう(図4と図5を参照)。
カテーテル5の端部に収め縦方向の薄片(lamelle)に
切断したスリーブで構成することもでき、これらの薄片
は、手動、液圧、または電気的方法によって作動するマ
ンドレル(mandrin)の移動によって、半径方向に拡張
するように曲げ、本体を球形にすることができる。
なり、第二の変形例はMalecot形式のゾンデとなる。
半径寸法が小さなゾンデを得るために、一つのアンテナ
1または複数のアンテナ1、1´を形成するすべてのら
せん状導体部分2、2´を、同じ縦軸の周りにほぼ対称
的に巻き(添付図面を参照)、内部を恒温化流体が循環
する管状通路を形成する円形断面の同じ架空の円筒表面
上に置く。
軸ケーブル4の内部熱騒音を減少させ、この熱騒音を既
知の調節可能な正確な値に固定するために、管状ケース
6中の電気的リンク手段4の周りを、特に人体の腔や管
中に位置することのできる前記電気的リンク手段の部分
を囲む縦スリーブを形成ながら、恒温化流体が、往きに
または好ましくは戻りに循環するようにすることができ
る。
ためにコネクタ6´に接続すると有利であり、一つのア
ンテナ1または複数のアンテナ1、1´及び同軸ケーブ
ル4の温度の制御、及び組織の温度の放射計測定値の適
合した補正のために、排出される恒温化流体の温度を適
切な手段によって測定する。
´´を、ケース6を囲み、恒温化流体の供給源への接続
コネクタ6´´´に接続されたケース6´´で構成する
こともできる。
また、誘電性支持体3における流体循環手段の形状に応
じて、柔軟な管の形状をとることもできる(図2を参
照)。
辺組織の間の熱交換を減らし、かつ正確な放射計測定に
好ましい前記組織と一つのアンテナ1または複数のアン
テナ1、1´との間の大きな温度差を維持するために、
前記ゾンデの外表面を特に熱収縮可能な層またはケー
ス、または断熱材料でできた類似品によって覆うことが
できて有利である。
で作るようにすることもできる。
ンテナ1を組織のすぐ近くに配置し、これを行うために
例えばポリエチレンの名で知られているタイプのまたは
PTFEの名で知られているタイプの前記断熱材料の厚
さが、最小であるが一つのアンテナ1または複数のアン
テナ1、1´とゾンデの外表面との間の断熱を構成する
には十分であることも望ましい。この厚さは特に、一つ
のアンテナ1または複数のアンテナ1、1´とこれに隣
接する組織との間の求められる温度差の関数である。
発信及び受信用に機能するアンテナを一つしか含まな
い。
形例によれば、ゾンデは、各々二つのらせん状導体部分
2、2´によって形成し、電気的リンク手段を形成する
同軸ケーブル4の導体に接続された二つのアンテナ1、
1´を含むと有利であり、第一アンテナ1はマイクロ波
発生装置の発信周波数に適合し、第二アンテナ1´は放
射計の受信周波数に適合し、これらのアンテナ1、1´
の各々は他方のアンテナの適合周波数で高いインピーダ
ンスを示す。
用と効果は、これらのアンテナ1、1´の他方の周波数
または活動周波数範囲において無視することができる。
アセンブリの外形寸法を小さくし、前記アンテナ1、1
´の各々の導体部分2、2´を処理すべき組織から最小
の距離に配置するために、放射計受信に適合したアンテ
ナ1´を形成するらせん状導体部分2、2´の巻きを、
発信に適合したアンテナ1を形成するらせん状導体部分
2、2´の巻きの間に配置し、アンテナ1´のらせん状
導体部分2、2´の端部を漸次細くして、より小さな寸
法のアンテナ1´を形成するらせん状導体部分の急激な
減少の結果生ずる可能性のある電流ピークを回避する。
は、水で構成されていることが好ましいが、アンテナ1
が、特に915MHzまたは好ましくは約434MHz
の周波数を発信するマイクロ波発生装置と、また2GH
zと4GHzとの間に含まれる熱騒音信号の周波数を特
に処理するように適合された放射計とよく適合するのに
役立つこともできる。
波数範囲に適合させる際の水の役割についても同様であ
る。
よって形成される円筒状通路中に存在する恒温化流体、
特に水の量は、マイクロ波発生装置と放射計(図示せ
ず)の望ましい作動周波数にアンテナ1、1´の最適イ
ンピーダンスを適合させることができ、前記導体部分
2、2´の長さを8cm未満、(特にアンテナ1に関し
て)好ましくは6cm未満の(これらの導体部分によっ
て形成される管状通路の)軸方向長さに制限するのに十
分なものである。
に存在する水は、特に約434MHzの作動周波数につ
いてアンテナの電気的長さ(longueur electrique)が
前立腺中に位置する尿道の長さより大きくならないよう
に、アンテナの電気的長さを短くするという効果をも有
する。
を前立腺に伝達するように設計された放射エレメント
(インピーダンス適合)は、空気中では17cmの長さ
を有することになり、これは前立腺尿道の長さと両立し
ない。恒温化液の存在によって、最適のインピーダンス
適合を常に保持し、アンテナの長さを約5cmに短縮す
ることが可能になる。
施形態によれば、恒温化液は、一つのアンテナ1または
複数のアンテナ1、1´のレベルで、(誘電性遮蔽層を
間に挿入した)らせん状導体部分2、2´に平行であり
近接する軌道に沿って、これらの導体部分に従って、ゾ
ンデの外表面に対向する前記部分2、2´の側面に常に
位置して循環する。
の細長い本体3から成り、その外表面上には、らせん状
の溝7を有し、その二つの側面上には前記支持体3の外
表面の近くに向かい合った連続したショルダ(epauleme
nt)8が設けられ、前記溝7は、一方では支持体3の後
端部3´´に近いその端部のレベルで恒温化流体供給管
路9に連絡し、他方では支持体3の前端部3´に近いそ
の端部のレベルで恒温化流体排出管路10に連絡し、こ
の排出管路10は前記支持体3中に縦方向に設けられ、
電気的リンク手段4を取り囲む管状ケース6に開口す
る。
側に延びる二つまたは四つの溝部分から成り、ショルダ
8のレベルでリボン形状の導体部分2、2´を受け、前
記部分2、2´を、適合した絶縁材料で覆われたその下
面の接着によってこれらのショルダ上に固定することが
できる。
ルダ8の間に位置する溝7中央凹部7´と共に、前記部
分2、2´に直接隣接する恒温化流体循環通路を形成す
る。
3は、一つのアンテナ1または複数のアンテナ1、1´
中央領域のレベルで部分的はめ込み及び接着によって、
同軸に組み立てられた二つの半支持体(moitie de supp
ort)11、11´、一方では一つまたは複数の第一ら
せん状導体部分2を支え、電気的リンク手段を形成する
同軸ケーブル4の前部を受けるための軸長方向の穴1
2、並びに前記同軸ケーブル4の部分の前端部の保持固
定環状フランジ(bride)13を備える第一半支持体1
1と、他方では一つまたは複数の第二らせん状導体部分
2´を支える第二半支持体11´とから成ることが好ま
しく、これらの半支持体11、11´は、その組立てゾ
ーンの近くに、らせん状導体部分2、2´の端部を通過
させるための割れ目(fente)の形の放射状通路14、
14´を備え、それによって前記端部をそれぞれ、同軸
ケーブル4中央有線導体4´と外部管状導体4´´とに
接続する。
ーブ6との間に恒温化流体を循環させるために、同軸ケ
ーブル4の周りにスリーブ形状のすき間を備え、このス
リーブは前記軸方向穴12に連結されている。
の第二の実施形態によれば、細長い誘電性支持体3は、
内部マンドレル16上に取り付けた外部スリーブ15で
構成され、外部スリーブ15はらせん状導体部分2、2
´を支持し、内部マンドレル16はその後部に細長い軸
方向穴17を有し、これは、電気的リンク手段を形成し
て同軸ケーブル4を取り囲む管状ケース6に接続された
前記同軸ケーブル4の前部を受ける。
中に、これら二つのスリーブ15、16の間に縦環状す
き間19または複数の縦環状すき間部分20を設けるよ
うに取り付けられ、恒温化流体がこの縦環状すき間19
または複数の縦環状すき間部分20中を循環する。
施形態の第一変形例によれば、内部マンドレル16は、
一方ではその外面に、少なくともその縦端部のレベル
に、長さが制限された放射状の張出し部分21を備え、
この張出し部分21は前記端部の周りに規則的な間隔で
配置され、外部スリーブ15中に前記マンドレル16を
はめ込むことによって組み立てた後に前記スリーブ15
の内面に寄りかかり、他方では、前記マンドレル16の
前端部のレベルで正面張出し部分22を備え、この張出
し部分22は外部スリーブ15の前端部の閉止壁23上
に組立て後に寄りかかり、マンドレル16とスリーブ1
5の間に存在する環状すき間19と前記内部マンドレル
16中を縦方向に延びる恒温化流体排出導管24との間
に連絡通路22´を設け、マンドレル16の前正面で開
口して、同軸ケーブル4の前部を収容する軸方向穴17
に連絡する。
´´を用いてマンドレル16の前端部のレベルに位置す
る張出し部分21の間に注入される。
実施形態の第二変形例によれば、内部マンドレル16
は、その外面に張出し部分25を備え、この張出し部分
25は前記マンドレル16の全長にわたって連続し、こ
れらの間に、環状部断面を有する恒温化流体循環に個別
通路を形成する環状すき間部分20を画定し、これらの
張出し部分25のいくつかは、内部スリーブ16の前端
部のレベルで、各管路について当該の管路と少なくとも
隣接管路との間に通路27を設けるように、前記管路の
正面画定閉止壁26から離れて停止する。
部分20のいくつかは、これらの後ろ端部の近くで、特
に長方形の穴またはスリットの形の放射状開口28を介
して、同軸ケーブル4の前部を受ける軸方向穴17に通
じている。
がなくて支持体3の後端部3´´で開いている環状すき
間部分20中に注入され、前端部3´に向かって壁26
まで循環し、それから通路27を通って、放射状開口2
8を有し支持体3の後端部3´´のレベルで閉じている
環状すき間部分20中に注入され、これらの環状すき間
部分20中を循環して、軸方向穴17中の前記放射状開
口28を通って流れる。
一特徴によれば、内部マンドレル16は、支持体3中央
領域のレベルで部分的はめ込み及び接着によって同軸に
組み立てられた、二つの半マンドレル16´、16´´
から成るようにすると有利であり、半マンドレル16´
´は前記マンドレル16の後部を形成し、このマンドレ
ル16は、同軸ケーブル4の前部を受けるための前記軸
方向穴17と、同軸ケーブル4の前端部を保持固定する
ための環状フランジ29を備え、前記半マンドレル16
´、16´´は、これらの組立てゾーンの近くに、らせ
ん状導体部分2、2´の端部を通過させるための外部ス
リーブ15の通絡と合致する割れ目の形の放射状通路1
4、14´を備え、それによって前記端部をそれぞれ、
同軸ケーブル4中央線状導体4´と外部管状導体4´´
とに接続する。
半マンドレル16´、16´´の組立ては、もちろんこ
れらの2つの半構成体を通過する溝、通路、または導管
が連続するように実施される。
示すように、支持体11、11´またはマンドレル16
´、16´´の各半構成体において、組立てゾーンのレ
ベルに、組立て後に一つのチャンバ(chambre)30を
形成し、フランジ13または29によって一側面が画定
され、気密化のために樹脂または類似の材料で充てんす
ることのできる軸方向くり形(evidement)を設けるこ
ともできる。
的絶縁を確保し、一つのアンテナ1または複数のアンテ
ナ1、1´の導体部分2、2´の端部を内部導体4´及
び同軸ケーブルの外部導体4´´へ分岐させるのに役立
つことができる。
ん状導体部分2、2´を、接着によって当該の受け溝中
に取り付けることができる。
2´は、特に銅製の金属層を貼り付けた後に、前記導体
部分を構成するらせん状パターンを形成する選択的エッ
チングまたは選択的侵食によって作ることもできる。
三の実施形態によれば、各アンテナ1、1´は、誘電性
支持構造3と共に、柔軟で、導電性材料のテープ2、2
´をその中に含む誘電材料製のテープの少なくとも一部
分31をらせん状に巻くことによって形成し、このテー
プの少なくとも一部分31は、前記管32中のテープの
少なくとも一部分31の残留放射方向圧縮状態の結果生
じる弾性的押し付け作用の下で、柔軟なまたは半剛性の
合成材料でできた管32の前端部32´の内壁に張り付
ける。
テープ31は、例えばポリアミド(例えば登録商標CA
PTONの名で知られるタイプのもの)またはポリエス
テル(例えば登録商標MYLARの名で知られるタイプ
のもの)製の誘電材料の2枚の層の間に気密に挟まれた
中央導電性テープ2、2´を含む。
含む柔軟な印刷回路に切り分け、通常は接続薄帯として
使用できるので有利である。
アンテナ1は二つのテープ部分31を反対方向に巻くこ
とによって構成されるので有利であり、テープ部分31
の各巻きは突合わせになっており、例えば弾性で環状の
放射状止め具(butee)33、33´が、誘電性支持構
造3とアンテナ1を形成するテープ部分31の前端部3
´と後端部3´´のレベルに配置されている。
場合、これらのアンテナは四つのテープ部分31を二つ
ずつ反対方向に巻くことによって構成され、各テープ部
分31の対は長い部分と短い部分を含み、テープ部分3
1の対の各巻きは突合わせになっており、前端部3´と
後端部3´´のレベルで放射状止め具33、33´に対
して支えられる(図14)。
するための長さがより短いテープ部分31は、その自由
端の方向に向かって漸次細くすると有利である。
´の配置によって、一方では、一つのアンテナ1及び複
数のアンテナ1、1´を形成するテープ部分31の二つ
または四つのらせん状巻線を縦方向に固定することがで
き、他方では、管32中でこれらの巻線の縦方向圧縮を
保持することができる。
2、2´と電気的リンク手段を形成する同軸ケーブル4
の導体との電気的接続は、前述の二つのテープ部分31
の隣接端部を露出させ、これらを前記同軸ケーブル4の
導体に接続することによって得られ、分岐ゾーンとテー
プ部分31と同軸ケーブル4の露出部分は、ケースまた
は場合によっては樹脂もしくは類似の絶縁材料で充てん
した気密絶縁体38中に閉じ込められる。
密に閉鎖され、同軸ケーブル4を含むその後部延長部が
恒温化流体の注入装置35に連結された管32によっ
て、他方では、管32中に配置され、恒温化流体を排出
または再循環させる装置36に連結され、管32の前端
部のレベルで開口する導管34によって確保される。
出によって自由に注入され、同軸ケーブル4に沿ってテ
ープ部分31で画定された管状通路の内部を循環した後
に、前記管32の前端部32´のレベルで導管34によ
って吸引されることが可能となる。
ば、各アンテナ1、1´が非剛性構造であるため完全に
柔軟で変形可能なゾンデを得ることができ、一つのアン
テナまたは複数のアンテナ1、1´の内部において最大
容積の恒温化流体を達成することができる。
に、アンテナ1を含むこのような柔軟なゾンデの実現
は、例えば、同軸ケーブル4と二つのテープ部分31の
導体部分2、2´との間に電気的連絡を行い、同軸ケー
ブル4を管32中に導入し、テープ部分31に接続され
た前記同軸ケーブル4の前端部を外径が管32の内径よ
り小さい中空マンドレル37中に導入し(図13A)、
前記二つのテープ部分31の二つの端部を前記マンドレ
ル37の一つまたは複数の割れ目中に固定して、前記二
つのテープ部分31を前記マンドレル37上に締め付け
るように巻き、次いで管32を同軸ケーブル4の前端部
にまたテープ部分31を支持するマンドレル37の部分
に、このマンドレル37が管32中に予め設けられた後
部止め具33´と接触するまではめ込み(図13B)、
それから押抜きスリーブ(manchon repoussoir)37´
を使用してテープ部分31を管32中に保持しながら、
マンドレル37を前記管32から取り出し(マンドレル
37の取り出し時に、テープ部分31は部分的に緩み、
管32に内部で張り付く、図13C)、場合によって
は、マンドレル37を用いてテープ部分31を縦方向に
圧縮して、前部止め具33を配置し、最後に、例えば栓
32´を形成できるように前記管32の材料を柔らかく
して、管32の前端部32´を閉塞することから成るこ
とができる。
のゾンデの実現は、長さが異なる二つのテープ部分31
の対を使用すること以外は、上述の段階と同じ段階を含
むことができる(図15)。
に、本発明の補足的一特徴によれば、ゾンデが、一つの
アンテナ1または複数のアンテナ1、1´を実現する前
記少なくとも一つのテープ部分31によって画定された
管状通路中に配置された、例えば輪(bague)の形状を
有する誘電材料の追加部片またはインサート(insert)
40を、少なくとも一つのアンテナ1または複数のアン
テナ1、1´の対向する遠端部のレベルに含むようにす
ることができる。
ンサート40の様々な特性、すなわち特にその長さ、厚
さ、または幅、これらを構成する材料の性質(誘電率の
値)、及びその場所に作用して、所定の治療すべき容積
に特異的に適合したゾンデを構成することが可能であ
る。
えることが有利であり、一つのアンテナ1または複数の
アンテナ1、1´によって形成される管状通路中の恒温
化流体の自由な循環が妨げられず、ゾンデの柔軟性が保
持され(好ましくは柔軟な誘電材料を使用)、前記ゾン
デを実現する際に、このゾンデ中に前記部片またはイン
サート40を容易に配置し確実かつ決定的に位置決めす
ることが可能になる(外径は、管状通路中に締付けによ
って保持できるように決定してある)。
昇の点で性能が向上した組織加熱治療に基づく、温熱療
法の新しい技法を実施することが可能となる。
法の従来の技法は、前立腺組織を45℃程度の、前立腺
と表面組織中で50℃を超えない中庸の温度に加熱する
ことから成る。
ions hemorragiques superficielles)の前立腺組織に
手が届き、上記の温度の使用では1回あたり60分また
はそれ以上の治療時間が必要である。
周りに集中する放射ローブ(lobe)と、端部に向かって
限定された放射を有する線形のアンテナである。
膀胱頸部のレベルで加熱は低減する。泌尿器科の専門家
によれば、この部位では逆に、このレベルで同様に作用
するのに十分な加熱を確保することが必要である。
前立腺の基部に至るまで均質な加熱を可能にし、尿道壁
を含めて表面組織を壊死させ、表面の高温を常に維持し
て、内視鏡を使用する切除によって得られるものと類似
の前立腺収房を作るために、浸透深さを増加させること
である。
け短時間でなければならない。
前立腺内部の温度の検査が、患者の治療効果と安全性を
確保するために極めて重要なことは明らかである。
tu」温度測定を使用することは、局部センサ、すなわ
ち前立腺における表面温度または一点温度しか示さない
センサの使用が避けられるので、絶対に必要なことであ
る。さらに、これらの局部センサは前立腺に導入しなけ
ればならず、したがって患者に対して外傷性傷害を引き
起こすことになる。
解決法は下記の通りである。
射ローブを有し、膀胱頸部の治療も可能な、らせん状の
放射遅延線アンテナ(フランス特許出願第271106
6号)が利用でき − 加熱浸透深さを増加するため、作動周波数を好まし
くは434MHzに低下する(小さな前立腺の場合、ま
たは組織の性質によっては、場合によっては915MH
zの周波数で作動させることができる)。
が得られる。
壁を急速に破壊するために、特に5分間以内の時間間隔
で急速に温度が上昇できる。
が検査できる。
て、必要とされる前記結果が得られるための、本発明に
よって下記の点が解決される。
テナが尿道壁のできるだけ近くにあることが確保され
る。
有の熱騒音を考慮に入れないように、流体の循環によっ
てアンテナとアンテナ接続ケーブルを恒温化し、他方で
は、放射計測定における恒温化流体の温度測定を考慮に
入れないように、放射計によって測定された温度の信頼
性が可能な限り高くなることが確保される。
これらの放射エレメントの長さが短縮する(実際に、空
気中において915MHzで放射するエレメントの長さ
は8cmであり、434MHzでは17cmであり、こ
れらの長さは、実際には5cmを絶対超えない前立腺の
大きさとは相いれない)。
る熱交換が制限される。
電損失を示すが(熱上昇が大きく、したがって水の循環
が絶対必要)、使用する周波数で高い一定の誘電値(お
よそ80)をも示す水が選択される。
な問題は、放射計による恒温化流体の温度の測定を避け
るため、かつ前立腺組織の表面及び深部を壊死させる目
的で前立腺中に最大のエネルギーを送るために、尿道壁
のできるだけ近くにアンテナを置きながら、434MH
zの周波数を使用する場合に放射計による測定を可能に
しアンテナの長さを短縮するために、アンテナと接続ケ
ーブルの恒温化流体循環を使用することにある。
示された実施形態に限定されるものではない。特に種々
のエレメントを構成する点で、または等価の技法を代用
することによって、本発明の保護範囲を逸脱することな
く、多くの変更が可能である。
ンデの一部を成すアンテナと支持体の図1の平面に沿っ
た側断面図である。
図である。
図1に示すゾンデの一部を成すアンテナと支持体の図1
の平面に沿った側断面図である。
図1に示すゾンデの一部を成すアンテナと支持体の図1
の平面に直角な平面に沿った側断面図である。
図4に示したのと同じアンテナと支持体本体の図であ
る。
図5に示したものと同じアンテナと支持体の図である。
本体の側面図である。
た断面図である。
た断面図である。
た断面図である。
た断面図である。
アンテナを含む、本発明によるゾンデの断面を異なる縮
尺で示す部分側面図である。
持体本体の図1の平面に沿った側断面図である。
る。
ンデのアンテナの製造工程の連続する各段階を示す斜視
図である。
ンデのアンテナの製造工程の連続する各段階を示す斜視
図である。
ンデのアンテナの製造工程の連続する各段階を示す斜視
図である。
本体のアセンブリで、二つのアンテナを含むアセンブリ
の部分断面側面図である。
一段階を示す図13Aと類似の図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 周辺組織、特に前立腺組織及び尿道壁を
破壊することができ、主として一方では、前端部と後端
部を有する誘電性支持構造上にらせん状に巻いた導体の
少なくとも一部分で形成される細長いアンテナを備え、
他方では、対応する発生装置と外部放射計に接続され、
少なくとも一つの前記アンテナに向かって、またこのア
ンテナからマイクロ波信号を転送するための電気的リン
ク手段を備え、最後に、前記一つまたは複数のアンテナ
と、場合によっては少なくとも電気的リンク手段の前記
一つまたは複数のアンテナに近接する部分とをカバーす
るカテーテルを備える、人体の管や腔中に導入するため
の、マイクロ波による組織の加熱及びマイクロ波放射測
定による温度測定用のゾンデにおいて、誘電性支持構造
(3)が、前記らせん状導体の少なくとも部分(2、2
´)によって限定された管状通路の内部に少なくとも存
在するアンテナ(1、1´)の恒温化流体の循環手段
(7、7´、9、10;19、24;20、28、;3
2、34)を有するか、またはこれと協働し、これらの
手段が前記恒温化流体の供給手段及び排出手段(6、6
´、6´´、6´´´)に連結されていることを特徴と
するゾンデ。 - 【請求項2】 各アンテナ(1、1´)が平らな金属リ
ボンの形の二部分のらせん状導体(2、2´)によって
形成され、それらが隣接するその端部のレベルで接続さ
れ、これらの隣接端部から反対の巻線方向を有し、電気
的リンク手段(4)が同軸ケーブルから成ることを特徴
とする請求項1に記載のゾンデ。 - 【請求項3】 一つのアンテナ(1)または複数のアン
テナ(1、1´)の外面が、断熱性の材料製の特に熱収
縮性のまたは類似の層またはケースによって覆われてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載のゾンデ。 - 【請求項4】 カテーテル(5)が断熱性材料で作られ
ることを特徴とする請求項1または2に記載のゾンデ。 - 【請求項5】 断熱性材料の厚さが最小であるが、一つ
のアンテナ(1)または複数のアンテナ(1、1´)と
ゾンデの外表面との間に断熱体を構成するには十分であ
ることを特徴とする請求項3または4に記載のゾンデ。 - 【請求項6】 カテーテル(5)が、その前端部のレベ
ルに、腔または管中にゾンデを位置決めするための膨脹
可能な手段(5´)と、前記カテーテル(5)中に一つ
のアンテナ(1)または複数のアンテナ(1、1´)を
縦方向に位置決めし固定するための手段(5´´)を備
えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に
記載のゾンデ。 - 【請求項7】 恒温化流体が、管状ケース(6)中の電
気的リンク手段(4)の周りを、特に人体の腔や管中に
位置することのできる前記電気的リンク手段(4)の部
分を囲む縦スリーブを形成して、往復循環することを特
徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のゾン
デ。 - 【請求項8】 発生装置が特に約915MHzまたは4
34MHzの周波数のマイクロ波を発信し、放射計が特
に2GHzと4GHzとの間に含まれる周波数を処理す
るように適合されていることを特徴とする請求項1から
7のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項9】 ゾンデが、各々二つのらせん状導体部分
(2、2´)で形成され、電気的リンク手段を形成する
同軸ケーブル(4)の導体に接続された二つのアンテナ
(1、1´)を備え、第一のアンテナ(1)はマイクロ
波発生装置の発信周波数に適合し、第二のアンテナ(1
´)は放射計の受信周波数に適合し、これらのアンテナ
(1、1´)の各々が他のアンテナの適合周波数におい
て高いインピーダンスを示すことを特徴とする請求項1
から8のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項10】 放射測定受信に適合したアンテナ(1
´)を形成するらせん状導体部分(2、2´)の各巻
が、発信に適合したアンテナ(1)を形成するらせん状
導体部分(2、2´)の各巻の間に配置され、アンテナ
(1´)のらせん状導体部分(2、2´)の端部が漸次
細くなることを特徴とする請求項9に記載のゾンデ。 - 【請求項11】 らせん状導体部分(2、2´)で形成
される円筒状通路中に存在する恒温化流体、特に水の量
が、マイクロ波発生装置と放射計の望ましい作動周波数
にアンテナ(1、1´)の最適インピーダンスを適合さ
せることを可能にしながら、前記導体部分(2、2´)
の長さを8cm未満、好ましくは6cm未満の軸方向長
に制限するのに十分であることを特徴とする請求項8ま
たは9に記載のゾンデ。 - 【請求項12】 恒温化流体が、一つのアンテナ(1)
または複数のアンテナ(1、1´)のレベルで、少なく
とも部分的に、らせん状導体部分(2、2´)に平行で
かつ近接する進路に沿って、かつ前記部分(2、2´)
のゾンデの外表面に対向する側に常に位置しながら循環
することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項
に記載のゾンデ。 - 【請求項13】 誘電性支持構造(3)が円筒形の細長
い支持体から成り、その外表面上にらせん状の溝(7)
を有し、その溝の二つの側面上には前記支持体の外表面
に接して向かい合った連続ショルダ(8)が設けられ、
前記溝(7)は、一方では支持体(3)の後端部(3´
´)に近いその端部のレベルで恒温化流体の供給管路
(9)に連絡し、他方では支持体(3)の前端部(3
´)に近いその端部のレベルで恒温化流体の排出管路
(10)に連絡し、この排出管路(10)は前記支持体
(3)中に縦方向に設けられ、電気的リンク手段(4)
を取り巻く管状ケース(6)に開口していることを特徴
とする請求項12に記載のゾンデ。 - 【請求項14】 誘電性支持構造(3)が、一つのアン
テナ(1)または複数のアンテナ(1、1´)中央領域
のレベルで、部分的はめ込み及び接着によって同軸に組
み立てられる二つの半支持体(11、11´)から成
り、すなわち、一方では、一つまたは第一らせん状導体
の複数の部分(2)を支え、電気的リンク手段を形成す
る同軸ケーブル(4)の前部を受けるための軸長方向の
穴(12)、並びに同軸ケーブル(4)の前記部分の前
端部の保持固定用環状フランジ(13)を有する第一の
半支持体(11)と、他方ではらせん状導体の一つまた
は複数の第二部分(2´)を支える第二の半支持体(1
1´)とから成り、これらの半支持体(11、11´)
が、その組立てゾーンの近くに、それぞれ同軸ケーブル
(4)中央線状導体(4´)と外部管状導体(4´´)
とに接続するためにらせん状導体部分(2、2´)の端
部を通過させる割れ目形の放射状通路(14、14´)
を備えることを特徴とする請求項13に記載のゾンデ。 - 【請求項15】 細長い誘電性支持体(3)が、内部マ
ンドレル(16)上に取り付けられた外部スリーブ(1
5)で構成され、外部スリーブ(15)がらせん状導体
部分(2、2´)を支持し、内部マンドレル(16)が
その後部に細長い軸方向穴(17)を有し、この穴が、
電気的リンク手段を形成し同軸ケーブル(4)を取り囲
む管状ケース(6)に接続される前記同軸ケーブル
(4)の前部を受けることを特徴とする請求項1から1
1のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項16】 内部マンドレル(16)が、外部スリ
ーブ(15)中に、これら二つのスリーブ(15、1
6)の間に一つの縦環状すき間(19)または複数の縦
環状すき間部分(20)ができるように取り付けられ、
恒温化流体がこの縦環状すき間(19)または複数の縦
環状すき間部分(20)中を循環することを特徴とする
請求項15に記載のゾンデ。 - 【請求項17】 内部マンドレル(16)が、一方では
その外面に、かつ少なくともその縦端部のレベルに、長
さが制限された放射状の張出し部分(21)を備え、こ
の張出し部分(21)は前記端部の周りに規則的な間隔
で配置され、外部スリーブ(15)中に前記マンドレル
(16)をはめ込むことによって組み立てた後に前記ス
リーブ(15)の内面に寄りかかり、他方では、前記マ
ンドレル(16)の前端部のレベルに正面張出し部分
(22)を備え、この張出し部分(22)は外部スリー
ブ(15)の前端部の閉止壁(23)上に組立て後に寄
りかかり、マンドレル(16)とスリーブ(15)の間
に存在する環状すき間(19)と前記内部マンドレル
(16)中を縦方向に延びる恒温化流体排出導管(2
4)との間に連絡通路(22´)を設け、マンドレル
(16)の前正面で開口して、同軸ケーブル(4)の前
部を受ける軸方向穴(17)に連絡することを特徴とす
る請求項16に記載のゾンデ。 - 【請求項18】 内部マンドレル(16)が、その外面
に張出し部分(25)を備え、この張出し部分(25)
が前記マンドレル(16)の全長にわたって連続し、こ
れらの間に、環状部分をもつ断面の恒温化流体循環から
離れた通路を形成する環状すき間部分(20)を画定
し、これらの張出し部分(25)のいくつかが、内部ス
リーブ(16)の前端部のレベルで、各管路について当
該の管路と少なくとも隣接する管路との間に通路(2
7)を設けるように、前記管路の前正面画定閉止壁(2
6)から離れて停止することを特徴とする請求項16に
記載のゾンデ。 - 【請求項19】 環状すき間部分(20)のいくつか
が、これらの前端部の近くで、特に長方形の穴またはス
リットの形の放射状開口(28)を介して、同軸ケーブ
ル(4)の前部を受ける軸方向穴(17)に連絡してい
ることを特徴とする請求項18に記載のゾンデ。 - 【請求項20】 内部マンドレル(16)が、支持体
(3)中央領域のレベルで、部分的はめ込み及び接着に
よって同軸に組み立てられる二つの半マンドレル(16
´、16´´)から成り、半マンドレル(16´´)は
同軸ケーブル(4)の前部を受けるための前記軸方向穴
(17)と同軸ケーブル(4)の前端部を保持固定する
ための環状フランジ(29)とを備える前記マンドレル
(16)の後部を形成し、前記半マンドレル(16´、
16´´)は、これらの組立てゾーンの近くに、それぞ
れ同軸ケーブル(4)中央線状導体(4´)と外部管状
導体(4´´)とに接続するためにらせん状導体部分
(2、2´)の端部を通過させるための外部スリーブ
(15)の通路と合致する割れ目形の放射状通路(1
4、14´)を備えることを特徴とする請求項16から
19のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項21】 特に銅製のらせん状導体部分(2、2
´)が、接着によって対応する受溝中に付けられること
を特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の
ゾンデ。 - 【請求項22】 らせん状導体部分(2、2´)が、特
に銅製の金属層を貼り付けた後に、前記導体部分を構成
するらせん状パターンを形成する選択的エッチングまた
は選択的侵食によって形成されることを特徴とする請求
項1から19のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項23】 各アンテナ(1、1´)が、誘電性支
持構造体(3)と共に、導電性材料のテープ(2、2
´)をその中に含む柔軟な誘電材料のテープの少なくと
も一部分(31)をらせん状に巻くことによって形成さ
れ、テープの前記少なくとも一部分(31)は、前記管
(32)中のテープの少なくとも一部分(31)の放射
方向残留圧縮状態の結果による弾性的加圧作用の下で、
柔軟なまたは半剛性の合成材料製の管(32)の前端部
(32´)の内壁に張り付けられることを特徴とする請
求項1から11のいずれか一項に記載のゾンデ。 - 【請求項24】 アンテナ(1)が二つのテープ部分
(31)を反対方向に巻くことによって構成され、テー
プ部分(31)の各巻が突き合わせになり、例えば弾性
で環状の放射状止め具(33、33´)が、誘電性支持
構造(3)及びアンテナ(1)を形成するテープ部分
(31)の前端部(3´)と後端部(3´´)のレベル
に配置されていることを特徴とする請求項23に記載の
ゾンデ。 - 【請求項25】 アンテナ(1、1´)が、四つのテー
プ部分(31)を二つずつ反対方向に巻くことによって
構成され、各テープ部分(31)の対が長い部分と短い
部分を含み、テープ部分(31)の対の各巻が突合せに
なり、前端部(3´)と後端部(3´´)のレベルで放
射状止め具(33、33´)に対して支えられることを
特徴とする請求項23に記載のゾンデ。 - 【請求項26】 放射計受信に適合したアンテナ(1
´)を形成するための長さがより短いテープ部分(3
1)が、その自由端の方向に向かって漸次細くなること
を特徴とする請求項25に記載のゾンデ。 - 【請求項27】 恒温化流体の循環が、一方では管(3
2)によって確保され、この管の前端部は気密に閉止さ
れ、同軸ケーブル(4)を含むその後部延長部が恒温化
流体の注入装置(35)に連結され、また他方では、管
(32)中に配置されこの管の前端部のレベルで開口す
る導管(34)によって確保され、管状導管(34)が
恒温化流体の排出または再循環装置(36)に連結され
ていることを特徴とする請求項23から26のいずれか
一項に記載のゾンデ。 - 【請求項28】 一つのアンテナ(1)または複数のア
ンテナ(1、1´)を実現するテープの前記少なくとも
一部分(31)によって画定された管状通路中に配置さ
れた、例えば輪の形の誘電材料の補足部片またはインサ
ート(40)を、一つのアンテナ(1)または複数のア
ンテナ(1、1´)の対向する遠端部のレベルに含むこ
とを特徴とする請求項23から27のいずれか一項に記
載のゾンデ。
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