JPH1053133A - 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 - Google Patents
鉄道車両用電動機のメンテナンス装置Info
- Publication number
- JPH1053133A JPH1053133A JP8210694A JP21069496A JPH1053133A JP H1053133 A JPH1053133 A JP H1053133A JP 8210694 A JP8210694 A JP 8210694A JP 21069496 A JP21069496 A JP 21069496A JP H1053133 A JPH1053133 A JP H1053133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- maintenance
- rail
- electric motor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄道車両に取り付けたままの状態（在姿状
態）で、車両用電動機の通常のメンテナンスを行うこと
ができる鉄道車両用電動機のメンテナンス装置を提供す
る。 【解決手段】 鉄道車両が２本のレール１５に支持され
た状態において、電動機で駆動される輪軸１ａを支持す
る１対の支持ローラ２２と、支持ローラを軸ばね５に抗
して上方に押し上げて該当する車輪１のみをレールから
浮かせるジャッキアップ装置２４と、車輪がレールから
浮いた状態で支持ローラを回転させて輪軸を回転させる
回転駆動装置２６と、ピット１６内をレールに沿って移
動可能なメンテナンス台車２８とを備え、これにより、
車輪をレールから浮かし、輪軸を逆転させて電動機を逆
転させてグリス補給及び／又は整流子研磨を行う。
態）で、車両用電動機の通常のメンテナンスを行うこと
ができる鉄道車両用電動機のメンテナンス装置を提供す
る。 【解決手段】 鉄道車両が２本のレール１５に支持され
た状態において、電動機で駆動される輪軸１ａを支持す
る１対の支持ローラ２２と、支持ローラを軸ばね５に抗
して上方に押し上げて該当する車輪１のみをレールから
浮かせるジャッキアップ装置２４と、車輪がレールから
浮いた状態で支持ローラを回転させて輪軸を回転させる
回転駆動装置２６と、ピット１６内をレールに沿って移
動可能なメンテナンス台車２８とを備え、これにより、
車輪をレールから浮かし、輪軸を逆転させて電動機を逆
転させてグリス補給及び／又は整流子研磨を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両用電動機のメ
ンテナンス装置に関する。
ンテナンス装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄道車両の走り装置は、例えば旅客車で
は２軸台車を１両に２台備えたものが一般的であり、２
軸台車は駆動装置の有無により動力台車と付随台車に分
けられる。図４は、鉄道車両用の動力台車の一例を示す
全体斜視図である。この図に示すように、動力台車は、
車輪・車軸１、駆動装置（歯車装置）２、台車枠３，
４、軸ばね・軸箱支持装置５、空気ばね６、けん引装置
７，８，９、ブレーキ装置１０、車軸軸受，軸箱１１、
左右動ダンパ１２、主電動機１３等から構成される。
は２軸台車を１両に２台備えたものが一般的であり、２
軸台車は駆動装置の有無により動力台車と付随台車に分
けられる。図４は、鉄道車両用の動力台車の一例を示す
全体斜視図である。この図に示すように、動力台車は、
車輪・車軸１、駆動装置（歯車装置）２、台車枠３，
４、軸ばね・軸箱支持装置５、空気ばね６、けん引装置
７，８，９、ブレーキ装置１０、車軸軸受，軸箱１１、
左右動ダンパ１２、主電動機１３等から構成される。
【０００３】また、図５は、鉄道車両用電動機として広
く用いられている直流電動機の構成図である。この図に
示すように、直流電動機は、電機子の整流子とブラシと
の接触により外部から電機子のコイルに電流を流すよう
になっている。
く用いられている直流電動機の構成図である。この図に
示すように、直流電動機は、電機子の整流子とブラシと
の接触により外部から電機子のコイルに電流を流すよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】鉄道車両用電動機は、
定期的なメンテナンスが必要であり、例えば、軸受の
グリス補給、整流子の研磨、整流子の偏心計測、等
を通常４年程度の間隔で行っている。このメンテンナス
は、電動機を分解し部品レベルで行う必要性があるた
め、従来は車検工場で台車を車両から外し、更に電動機
のみを台車から外して単体で整備していた。すなわち、
直流電動機の整流子面を磨くには、分解整備しか従来方
法がなく、また、停止状態の電動機に付属のグリスニッ
プルからグリスを補給するだけでは、軸受けの一部にし
か補充されない問題点があった。また、分解整備を行う
場合には、分解整備に必要なクレーン等の設備を備えた
車検区の数は通常少なく（例えば全国に数カ所）かつ遠
隔地にあるため、従来の車両用電動機のメンテナンス
は、費用と時間がかかる問題点があった。
定期的なメンテナンスが必要であり、例えば、軸受の
グリス補給、整流子の研磨、整流子の偏心計測、等
を通常４年程度の間隔で行っている。このメンテンナス
は、電動機を分解し部品レベルで行う必要性があるた
め、従来は車検工場で台車を車両から外し、更に電動機
のみを台車から外して単体で整備していた。すなわち、
直流電動機の整流子面を磨くには、分解整備しか従来方
法がなく、また、停止状態の電動機に付属のグリスニッ
プルからグリスを補給するだけでは、軸受けの一部にし
か補充されない問題点があった。また、分解整備を行う
場合には、分解整備に必要なクレーン等の設備を備えた
車検区の数は通常少なく（例えば全国に数カ所）かつ遠
隔地にあるため、従来の車両用電動機のメンテナンス
は、費用と時間がかかる問題点があった。
【０００５】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、通常
の電車区において、鉄道車両に取り付けたままの状態
（在姿状態）で、車両用電動機の通常のメンテナンスを
行うことができ、これにより、通常のメンテナンス費用
とメンナンス時間を大幅に短縮すると共に、本格的なオ
ーバーホール（分解整備）の間隔を延ばすことができ
る、鉄道車両用電動機のメンテナンス装置を提供するこ
とにある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、通常
の電車区において、鉄道車両に取り付けたままの状態
（在姿状態）で、車両用電動機の通常のメンテナンスを
行うことができ、これにより、通常のメンテナンス費用
とメンナンス時間を大幅に短縮すると共に、本格的なオ
ーバーホール（分解整備）の間隔を延ばすことができ
る、鉄道車両用電動機のメンテナンス装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、鉄道車
両が２本のレールに支持された状態において、電動機で
駆動される輪軸を支持する１対の平行支持ローラと、該
支持ローラを軸ばねに抗して上方に押し上げて該当する
車輪のみをレールから浮かせるジャッキアップ装置と、
車輪がレールから浮いた状態で支持ローラを回転させて
輪軸を回転させる回転駆動装置と、を備え、これによ
り、車輪をレールから浮かし、輪軸を逆転させて電動機
を逆転させてグリス補給及び／又は整流子研磨を行う、
ことを特徴とする鉄道車両用電動機のメンテナンス装置
が提供される。
両が２本のレールに支持された状態において、電動機で
駆動される輪軸を支持する１対の平行支持ローラと、該
支持ローラを軸ばねに抗して上方に押し上げて該当する
車輪のみをレールから浮かせるジャッキアップ装置と、
車輪がレールから浮いた状態で支持ローラを回転させて
輪軸を回転させる回転駆動装置と、を備え、これによ
り、車輪をレールから浮かし、輪軸を逆転させて電動機
を逆転させてグリス補給及び／又は整流子研磨を行う、
ことを特徴とする鉄道車両用電動機のメンテナンス装置
が提供される。
【０００７】本発明の好ましい実施形態によれば、２本
のレール間に設けられたピット内をレールに沿って移動
可能なメンテナンス台車を更に備え、該メンテナンス台
車に前記支持ローラ，ジャッキアップ装置及び回転駆動
装置が取り付けられている。更に、整流子面を撮像する
視覚センサーと、該整流子面の面粗さを計測する面計測
器と、整流子面を研磨する研磨工具と、を備えることが
好ましい。
のレール間に設けられたピット内をレールに沿って移動
可能なメンテナンス台車を更に備え、該メンテナンス台
車に前記支持ローラ，ジャッキアップ装置及び回転駆動
装置が取り付けられている。更に、整流子面を撮像する
視覚センサーと、該整流子面の面粗さを計測する面計測
器と、整流子面を研磨する研磨工具と、を備えることが
好ましい。
【０００８】上記本発明の構成によれば、ジャッキアッ
プ装置により支持ローラを軸ばねに抗して上方に押し上
げて該当する車輪のみをレールから浮かせて、電車の車
輪をレールから持ち上げた状態にし、回転駆動装置によ
り外力で車輪を回転させることで、電動機を逆回転させ
る。従って、車輪をレールから浮かした状態で、回転す
る電動機にグリスの補給、もしくは整流子の研磨をする
ことで、ムラなく全周にわたり作業を行うことができ
る。
プ装置により支持ローラを軸ばねに抗して上方に押し上
げて該当する車輪のみをレールから浮かせて、電車の車
輪をレールから持ち上げた状態にし、回転駆動装置によ
り外力で車輪を回転させることで、電動機を逆回転させ
る。従って、車輪をレールから浮かした状態で、回転す
る電動機にグリスの補給、もしくは整流子の研磨をする
ことで、ムラなく全周にわたり作業を行うことができ
る。
【０００９】即ち、好ましい実施形態によれば、ピット
内を移動するメンテナンス台車上に、支持ローラ，ジャ
ッキアップ装置及び回転駆動装置を取り付け、車軸を直
接ジャッキアップ装置（例えば油圧ジャッキ）で持ち上
げて、レールと車輪との間に隙間をつくり、ジャッキア
ップ装置の先端に設けられた２本の車軸支持ローラが、
回転駆動装置により回転して輪軸を回転させるようにな
っているので、これにより、車軸を支持し、電動機を回
転させることができる。
内を移動するメンテナンス台車上に、支持ローラ，ジャ
ッキアップ装置及び回転駆動装置を取り付け、車軸を直
接ジャッキアップ装置（例えば油圧ジャッキ）で持ち上
げて、レールと車輪との間に隙間をつくり、ジャッキア
ップ装置の先端に設けられた２本の車軸支持ローラが、
回転駆動装置により回転して輪軸を回転させるようにな
っているので、これにより、車軸を支持し、電動機を回
転させることができる。
【００１０】なお、整流子面の研磨は、手動操作により
グラインダ等により行い、グリス補給は一般のグリスア
ップ器を用いて容易に行うことができる。更に面計測器
と視覚センサーを用いることにより、車輪が浮いた台車
の下に作業員がもぐりこむことなくＣＲＴ上で確認しな
がら作業を行なうことができる。
グラインダ等により行い、グリス補給は一般のグリスア
ップ器を用いて容易に行うことができる。更に面計測器
と視覚センサーを用いることにより、車輪が浮いた台車
の下に作業員がもぐりこむことなくＣＲＴ上で確認しな
がら作業を行なうことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用する。図１は、本
発明による鉄道車両用電動機のメンテナンス装置の正面
図であり、図２は、図１の側面図である。図１及び図２
において、本発明の鉄道車両用電動機のメンテナンス装
置２０は、１対の平行支持ローラ２２（輪軸支持ロー
ラ），ジャッキアップ装置２４，及び回転駆動装置２６
を備える。また、このメンテナンス装置２０は、更に、
メンテナンス台車２８、整流子面を撮像する視覚センサ
ー３０、整流子面の面粗さを計測する面計測器３２、及
び整流子面を研磨する研磨工具３４を備えている。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用する。図１は、本
発明による鉄道車両用電動機のメンテナンス装置の正面
図であり、図２は、図１の側面図である。図１及び図２
において、本発明の鉄道車両用電動機のメンテナンス装
置２０は、１対の平行支持ローラ２２（輪軸支持ロー
ラ），ジャッキアップ装置２４，及び回転駆動装置２６
を備える。また、このメンテナンス装置２０は、更に、
メンテナンス台車２８、整流子面を撮像する視覚センサ
ー３０、整流子面の面粗さを計測する面計測器３２、及
び整流子面を研磨する研磨工具３４を備えている。
【００１２】メンテナンス台車２８は、２本のレール１
５間に設けられたピット１６内をレール１５に沿って車
輪２８ａで移動できるようになっている。この移動は、
手動で行っても、適当な駆動装置で行ってもよい。ま
た、このメンテナンス台車１８に支持ローラ２２，ジャ
ッキアップ装置２４及び回転駆動装置２６が取り付けら
れている。
５間に設けられたピット１６内をレール１５に沿って車
輪２８ａで移動できるようになっている。この移動は、
手動で行っても、適当な駆動装置で行ってもよい。ま
た、このメンテナンス台車１８に支持ローラ２２，ジャ
ッキアップ装置２４及び回転駆動装置２６が取り付けら
れている。
【００１３】図３は、図２の回転駆動装置の拡大図であ
る。図１乃至図３に示すように、１対の平行支持ローラ
２２は、鉄道車両が２本のレール１５に支持された状態
（在姿状態）において、電動機１３で駆動される輪軸１
ａをその間に支持するようになっている。また、回転駆
動装置２６は、支持ローラ２２を支持する支持ブロック
２３に取り付けられた電動機，減速機，傘歯車，平歯車
等からなり、車輪１がレール１５から浮いた状態で電動
機により支持ローラ２２を回転させ、支持ローラ２２と
輪軸１ａとの摩擦により輪軸１ａを回転させるようにな
っている。
る。図１乃至図３に示すように、１対の平行支持ローラ
２２は、鉄道車両が２本のレール１５に支持された状態
（在姿状態）において、電動機１３で駆動される輪軸１
ａをその間に支持するようになっている。また、回転駆
動装置２６は、支持ローラ２２を支持する支持ブロック
２３に取り付けられた電動機，減速機，傘歯車，平歯車
等からなり、車輪１がレール１５から浮いた状態で電動
機により支持ローラ２２を回転させ、支持ローラ２２と
輪軸１ａとの摩擦により輪軸１ａを回転させるようにな
っている。
【００１４】図１及び図２において、ジャッキアップ装
置２４は、この実施形態では、直列に配置された２本の
油圧ジャッキからなり、この２本の油圧ジャッキが上下
方向に延びることにより、メンテナンス台車２８の下方
に位置するピット１６にストッパー２５を押し当ててメ
ンテナンス台車２８の車輪２８ａを浮かすと共に、支持
ローラ２２を軸ばね５（図４参照）に抗して上方に押し
上げて該当する車輪１のみをレール１５から浮かすよう
になっている。
置２４は、この実施形態では、直列に配置された２本の
油圧ジャッキからなり、この２本の油圧ジャッキが上下
方向に延びることにより、メンテナンス台車２８の下方
に位置するピット１６にストッパー２５を押し当ててメ
ンテナンス台車２８の車輪２８ａを浮かすと共に、支持
ローラ２２を軸ばね５（図４参照）に抗して上方に押し
上げて該当する車輪１のみをレール１５から浮かすよう
になっている。
【００１５】上述した本発明の構成により、ジャッキア
ップ装置２４により支持ローラ２２を軸ばね５に抗して
上方に押し上げて該当する車輪１のみをレール１５から
浮かせて、電車の車輪１をレールから持ち上げた状態に
し、回転駆動装置２６により外力で車輪１を回転させる
ことで、電動機１３を逆回転させる。従って、車輪１を
レール１５から浮かした状態で、回転する電動機１３に
グリスの補給、もしくは整流子の研磨をすることで、ム
ラなく全周にわたり作業を行うことができる。
ップ装置２４により支持ローラ２２を軸ばね５に抗して
上方に押し上げて該当する車輪１のみをレール１５から
浮かせて、電車の車輪１をレールから持ち上げた状態に
し、回転駆動装置２６により外力で車輪１を回転させる
ことで、電動機１３を逆回転させる。従って、車輪１を
レール１５から浮かした状態で、回転する電動機１３に
グリスの補給、もしくは整流子の研磨をすることで、ム
ラなく全周にわたり作業を行うことができる。
【００１６】整流子面を撮像する視覚センサー３０は、
例えばＣＣＤカメラであり、整流子面の面粗さを計測す
る面計測器３２は、例えばレーザによる面粗さ計測器で
あり、整流子面を研磨する研磨工具３４は、例えばベル
トサンダーである。これらの装置３０，３２，３４を備
えることにより、車輪１をレール１５から浮かし、輪軸
１ａを逆転させて電動機を逆転させた状態で、面計測器
３２と視覚センサー３０を用いることにより、車輪が浮
いた台車の下に作業員がもぐりこむことなくＣＲＴ上で
確認しながら作業を行なうことができ、研磨工具３４に
より手動或いは自動で整流子面を研磨することができ
る。
例えばＣＣＤカメラであり、整流子面の面粗さを計測す
る面計測器３２は、例えばレーザによる面粗さ計測器で
あり、整流子面を研磨する研磨工具３４は、例えばベル
トサンダーである。これらの装置３０，３２，３４を備
えることにより、車輪１をレール１５から浮かし、輪軸
１ａを逆転させて電動機を逆転させた状態で、面計測器
３２と視覚センサー３０を用いることにより、車輪が浮
いた台車の下に作業員がもぐりこむことなくＣＲＴ上で
確認しながら作業を行なうことができ、研磨工具３４に
より手動或いは自動で整流子面を研磨することができ
る。
【００１７】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【００１８】
【発明の効果】上述したように、本発明の鉄道車両用電
動機のメンテナンス装置により、電車に電動機を取り付
けた状態でメンテナンスができ、かつ持ち上げと回転機
構を一つにまとめたので、セットは短時間で済み、メン
テナンスのコトスダウンが図れる。
動機のメンテナンス装置により、電車に電動機を取り付
けた状態でメンテナンスができ、かつ持ち上げと回転機
構を一つにまとめたので、セットは短時間で済み、メン
テナンスのコトスダウンが図れる。
【００１９】従って、本発明の鉄道車両用電動機のメン
テナンス装置は、通常の電車区において、鉄道車両に取
り付けたままの状態（在姿状態）で、車両用電動機の通
常のメンテナンスを行うことができ、これにより、通常
のメンテナンス費用とメンナンス時間を大幅に短縮する
と共に、本格的なオーバーホール（分解整備）の間隔を
延ばすことができる、等の優れた効果を有する。
テナンス装置は、通常の電車区において、鉄道車両に取
り付けたままの状態（在姿状態）で、車両用電動機の通
常のメンテナンスを行うことができ、これにより、通常
のメンテナンス費用とメンナンス時間を大幅に短縮する
と共に、本格的なオーバーホール（分解整備）の間隔を
延ばすことができる、等の優れた効果を有する。
【図１】本発明による鉄道車両用電動機のメンテナンス
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図２の回転駆動装置の拡大図である。
【図４】鉄道車両用の動力台車の一例を示す全体斜視図
である。
である。
【図５】直流電動機の構成図である。
１ 車輪 １ａ 輪軸 ５ 軸ばね １３ 電動機 １５ レール １６ ピット ２０ 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 ２２ 支持ローラ ２３ 支持ブロック ２４ ジャッキアップ装置 ２５ ストッパー ２６ 回転駆動装置 ２８ メンテナンス台車 ２８ａ 車輪 ３０ 視覚センサー ３２ 面計測器 ３４ 研磨工具
Claims (3)
- 【請求項１】 鉄道車両が２本のレールに支持された状
態において、電動機で駆動される輪軸を支持する１対の
平行支持ローラと、該支持ローラを軸ばねに抗して上方
に押し上げて該当する車輪のみをレールから浮かせるジ
ャッキアップ装置と、車輪がレールから浮いた状態で支
持ローラを回転させて輪軸を回転させる回転駆動装置
と、を備え、これにより、車輪をレールから浮かし、輪
軸を逆転させて電動機を逆転させてグリス補給及び／又
は整流子研磨を行う、ことを特徴とする鉄道車両用電動
機のメンテナンス装置。 - 【請求項２】 ２本のレール間に設けられたピット内を
レールに沿って移動可能なメンテナンス台車を更に備
え、該メンテナンス台車に前記支持ローラ，ジャッキア
ップ装置及び回転駆動装置が取り付けられている、こと
を特徴とする請求項１に記載の鉄道車両用電動機のメン
テナンス装置。 - 【請求項３】 更に、整流子面を撮像する視覚センサー
と、該整流子面の面粗さを計測する面計測器と、整流子
面を研磨する研磨工具と、を備えることを特徴とする請
求項２に記載の鉄道車両用電動機のメンテナンス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8210694A JPH1053133A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8210694A JPH1053133A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1053133A true JPH1053133A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16593562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8210694A Pending JPH1053133A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1053133A (ja) |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8210694A patent/JPH1053133A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5462236B2 (ja) | 鉄道車輪を加工する方法と機械 | |
| CN111203789A (zh) | 铁路货车轮轴全自动数控脱漆除锈机 | |
| CN111851177B (zh) | 一种城际高速铁路检修设备 | |
| CN216551377U (zh) | 一种轨道电路分路不良区段整治工艺轨面处理设备 | |
| CN214869249U (zh) | 一种装修打磨装置 | |
| JP2001031378A (ja) | 作業用台車式搬送装置 | |
| CN212145877U (zh) | 铁路货车轮轴全自动数控脱漆除锈机 | |
| JP3618482B2 (ja) | レールフローの無動力自動研削装置 | |
| JPH1053133A (ja) | 鉄道車両用電動機のメンテナンス装置 | |
| CN112323551A (zh) | 一种模块化智能打磨车 | |
| CN216615340U (zh) | 一种轨道除锈打磨机 | |
| JP2769687B2 (ja) | タービンの水平フランジの研磨装置 | |
| CN104267095B (zh) | 轮轴检修磁粉探伤装置 | |
| JP3972424B2 (ja) | 除錆装置 | |
| ZA200300023B (en) | Portable facility and proces for reconditioning antifriction bearings. | |
| CN216262152U (zh) | 一种轮对的清洁除锈装置 | |
| KR100879350B1 (ko) | 롤러 테이블 장치용 롤러 연마장치 | |
| CN211760629U (zh) | 钢轨基地钢轨轨端除锈机 | |
| CN207257232U (zh) | 一种能够在弯曲轨道运行的平板车 | |
| JPH11139721A (ja) | エレベータガイドレールの清掃装置 | |
| CN220462600U (zh) | 一种金属机械零件加工用表面除锈装置 | |
| CN2185157Y (zh) | 摩擦轮式球磨机 | |
| US566891A (en) | Niram casey | |
| KR20030004828A (ko) | 롤러 컨베이어의 롤러 연마장치 | |
| AU2002248739B2 (en) | Portable facility and process for reconditioning antifriction bearings |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |