JPH1053124A - エアクッション船用船首シール構造 - Google Patents
エアクッション船用船首シール構造Info
- Publication number
- JPH1053124A JPH1053124A JP8225888A JP22588896A JPH1053124A JP H1053124 A JPH1053124 A JP H1053124A JP 8225888 A JP8225888 A JP 8225888A JP 22588896 A JP22588896 A JP 22588896A JP H1053124 A JPH1053124 A JP H1053124A
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- Japan
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- hull
- seal
- finger
- bag
- air cushion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、エアクッション船の船首シール構造
に関し、特に船首シールを構成するフィンガーシールと
同フィンガーシール内部に空気バッグ室を形成するバッ
グシートとの相互干渉を排除し、強度の向上と工作の簡
易化をはかった。 【解決手段】船首シール構造におけるフィンガーシール
2の内部の上方部分に空気バッグ室を形成するバッグシ
ート3の上縁が、フィンガーシール2の上縁とは別個に
船体付きフレームとしての枠体9に取付けられる。この
ようにしてバッグシート3はフィンガーシール2から独
立した状態とされるので、両者の干渉による破断損傷が
防止され、工作も簡易化される。
に関し、特に船首シールを構成するフィンガーシールと
同フィンガーシール内部に空気バッグ室を形成するバッ
グシートとの相互干渉を排除し、強度の向上と工作の簡
易化をはかった。 【解決手段】船首シール構造におけるフィンガーシール
2の内部の上方部分に空気バッグ室を形成するバッグシ
ート3の上縁が、フィンガーシール2の上縁とは別個に
船体付きフレームとしての枠体9に取付けられる。この
ようにしてバッグシート3はフィンガーシール2から独
立した状態とされるので、両者の干渉による破断損傷が
防止され、工作も簡易化される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアクッション船
に関し、特にエアクッション室の前端部に設けられる船
首シールの構造に関する。
に関し、特にエアクッション室の前端部に設けられる船
首シールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エアクッション船の船首シールとして
は、従来から図7に示すようなフィンガーシールaを複
数個並べたものが採用されており、同フィンガーシール
aの内部における上部には形状保持などのための空気バ
ッグを形成するバッグシートbが取付けられている。
は、従来から図7に示すようなフィンガーシールaを複
数個並べたものが採用されており、同フィンガーシール
aの内部における上部には形状保持などのための空気バ
ッグを形成するバッグシートbが取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のエアクッション船用船首シール構造では、空気
バッグを形成するためのバッグシートbを各フィンガー
シールaの内面に直接、接着固定するため、次のような
問題点がある。 (1) バッグシートbの接着部位がフィンガーシールaの
内部であるため、作業性が悪く、接着部の全長にわたり
安定した接着強度を得るのが困難になる。すなわち、接
着部に欠陥が出やすい。 (2) フィンガーシールの展張時にはシール材は伸びが発
生するにもかかわらず、上記接着部では両者の変形が拘
束されるため応力集中を招きやすく、その結果当該部で
破断しやすくなる。
な従来のエアクッション船用船首シール構造では、空気
バッグを形成するためのバッグシートbを各フィンガー
シールaの内面に直接、接着固定するため、次のような
問題点がある。 (1) バッグシートbの接着部位がフィンガーシールaの
内部であるため、作業性が悪く、接着部の全長にわたり
安定した接着強度を得るのが困難になる。すなわち、接
着部に欠陥が出やすい。 (2) フィンガーシールの展張時にはシール材は伸びが発
生するにもかかわらず、上記接着部では両者の変形が拘
束されるため応力集中を招きやすく、その結果当該部で
破断しやすくなる。
【0004】そこで、本発明は、フィンガーシールの内
部の上部部分で空気バッグを形成するバッグシートの取
付け手段を改良して、強度の向上と工作性の改善とをは
かったエアクッション船用船首シール構造を提供するこ
とを課題とする。
部の上部部分で空気バッグを形成するバッグシートの取
付け手段を改良して、強度の向上と工作性の改善とをは
かったエアクッション船用船首シール構造を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明のエアクッション船用船首シール構造は、エ
アクッション船におけるエアクッション室の前端部に設
けられた船首シールにおいて、上縁を船体に取付けられ
相互に並列状に設けられる複数のフィンガーシールをそ
なえ、同フィンガーシールの内部の上方部分に空気バッ
グ室を形成するように弯曲したバッグシートが設けられ
て、同バッグシートが上記フィンガーシールから独立し
た状態で同バッグシートの上縁を船体に取付けられたこ
とを特徴としている。
め、本発明のエアクッション船用船首シール構造は、エ
アクッション船におけるエアクッション室の前端部に設
けられた船首シールにおいて、上縁を船体に取付けられ
相互に並列状に設けられる複数のフィンガーシールをそ
なえ、同フィンガーシールの内部の上方部分に空気バッ
グ室を形成するように弯曲したバッグシートが設けられ
て、同バッグシートが上記フィンガーシールから独立し
た状態で同バッグシートの上縁を船体に取付けられたこ
とを特徴としている。
【0006】上述の本発明のエアクッション船用船首シ
ール構造では、フィンガーシールの内部の上方部分に空
気バッグ室を形成するバッグシートが、上記フィンガー
シールとは別個に独立した状態で同バッグシートの上縁
を船体に取付けられるので、作業性が向上し、十分な取
付け強度が得られるほか、上記のフィンガーシールとバ
ッグシートとの相互干渉による応力の集中を招くことも
無く、破断による損傷が防止される。
ール構造では、フィンガーシールの内部の上方部分に空
気バッグ室を形成するバッグシートが、上記フィンガー
シールとは別個に独立した状態で同バッグシートの上縁
を船体に取付けられるので、作業性が向上し、十分な取
付け強度が得られるほか、上記のフィンガーシールとバ
ッグシートとの相互干渉による応力の集中を招くことも
無く、破断による損傷が防止される。
【0007】また、上記のフィンガーシールおよびバッ
グシートの各上縁が、船体付きフレームに別個に装着さ
れていると、同フィンガーシールおよびバッグシートの
船体への取付けが容易になり、しかも取付け強度が確保
されるようになる。
グシートの各上縁が、船体付きフレームに別個に装着さ
れていると、同フィンガーシールおよびバッグシートの
船体への取付けが容易になり、しかも取付け強度が確保
されるようになる。
【0008】さらに、本発明のエアクッション船用船首
シール構造は、上記船体付きフレームが倒立U字型鉛直
断面を有する枠体として構成されて、同枠体の倒立U字
型断面の水平部が船体に取付けられ、同枠体の倒立U字
型断面の2個の鉛直部に上記のフィンガーシールおよび
バッグシートの各上縁が個別に取付けられていることを
特徴としている。
シール構造は、上記船体付きフレームが倒立U字型鉛直
断面を有する枠体として構成されて、同枠体の倒立U字
型断面の水平部が船体に取付けられ、同枠体の倒立U字
型断面の2個の鉛直部に上記のフィンガーシールおよび
バッグシートの各上縁が個別に取付けられていることを
特徴としている。
【0009】このように、フィンガーシールおよびバッ
グシートの各上縁部が、船体付きフレームとしての枠体
の倒立U字型鉛直断面における各鉛直部に個別に取付け
られると、両者の各上縁は整然と離隔され、上記枠体の
倒立U字型鉛直断面の水平部が船体に取付けられること
と相まって、その取付け工作が大幅に簡便化されるほ
か、上記のフィンガーシールおよびバッグシートの相互
間の干渉も十分に回避されるようになって、その破断損
傷が的確に防止されるようになる。
グシートの各上縁部が、船体付きフレームとしての枠体
の倒立U字型鉛直断面における各鉛直部に個別に取付け
られると、両者の各上縁は整然と離隔され、上記枠体の
倒立U字型鉛直断面の水平部が船体に取付けられること
と相まって、その取付け工作が大幅に簡便化されるほ
か、上記のフィンガーシールおよびバッグシートの相互
間の干渉も十分に回避されるようになって、その破断損
傷が的確に防止されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1はエアクッション船の全体
構成を概略的に示す縦断面図、図2は図1のエアクッシ
ョン船の船首シールを形成するためのフィンガーシール
の斜視図、図3は図2のフィンガーシールの船体への取
付け状態を本発明の第1実施形態としての船首シール構
造の場合について示す側面図、図4は図3のA−A矢視
断面図であり、図5は本発明の第2実施形態としての船
首シール構造の場合についてフィンガーシールを船体付
きフレームおよび取付け用枠体と共に示す斜視図、図6
は図5のB−B矢視断面図である。
態について説明すると、図1はエアクッション船の全体
構成を概略的に示す縦断面図、図2は図1のエアクッシ
ョン船の船首シールを形成するためのフィンガーシール
の斜視図、図3は図2のフィンガーシールの船体への取
付け状態を本発明の第1実施形態としての船首シール構
造の場合について示す側面図、図4は図3のA−A矢視
断面図であり、図5は本発明の第2実施形態としての船
首シール構造の場合についてフィンガーシールを船体付
きフレームおよび取付け用枠体と共に示す斜視図、図6
は図5のB−B矢視断面図である。
【0011】図1に示すように、エアクッション船の船
体1の下部に、両船側部と、多数のフィンガーシール2
を並設して構成される船首シールと、船尾シール2aと
で囲まれたエアクッション室Kが形成され、図示しない
リフトファンからエアクッション室Kに供給される高圧
空気の空気圧Pcで船体1を浮上させ、抵抗の少ない状
態で高速航行が行なわれるようになっている。
体1の下部に、両船側部と、多数のフィンガーシール2
を並設して構成される船首シールと、船尾シール2aと
で囲まれたエアクッション室Kが形成され、図示しない
リフトファンからエアクッション室Kに供給される高圧
空気の空気圧Pcで船体1を浮上させ、抵抗の少ない状
態で高速航行が行なわれるようになっている。
【0012】そして、船首シールを構成する各フィンガ
ーシール2の内部の上方部分には空気バッグ室4(図2
参照)を形成するように弯曲したバッグシート3が配置
されて、同空気バッグ室4の内圧Pbがエアクッション
室Kの内圧Pcよりも高くなるように高圧空気の供給が
行なわれ、これにより波浪中の船首シールの形状保持お
よび船体1に対する波浪荷重の緩和が図られるようにな
っている。
ーシール2の内部の上方部分には空気バッグ室4(図2
参照)を形成するように弯曲したバッグシート3が配置
されて、同空気バッグ室4の内圧Pbがエアクッション
室Kの内圧Pcよりも高くなるように高圧空気の供給が
行なわれ、これにより波浪中の船首シールの形状保持お
よび船体1に対する波浪荷重の緩和が図られるようにな
っている。
【0013】本発明の第1実施形態としての船首シール
構造では、図3および図4に示すように、各フィンガー
シール2の内部の上方部分に空気バッグ室4を形成する
バッグシート3が配置される際に、同バッグシート3は
フィンガーシール2から独立した状態とされ、バッグシ
ート3およびフィンガーシール2の各上縁は、船体付き
フレーム5に、押えフレーム6,7およびボルト8によ
って別個に取付けられている。
構造では、図3および図4に示すように、各フィンガー
シール2の内部の上方部分に空気バッグ室4を形成する
バッグシート3が配置される際に、同バッグシート3は
フィンガーシール2から独立した状態とされ、バッグシ
ート3およびフィンガーシール2の各上縁は、船体付き
フレーム5に、押えフレーム6,7およびボルト8によ
って別個に取付けられている。
【0014】なお、船体付きフレーム5は、船体1のウ
ェットデッキ下面に取付けられている。
ェットデッキ下面に取付けられている。
【0015】上述の本実施形態の船首シール構造では、
フィンガーシール2の内部の上方部分に空気バッグ室4
を形成するバッグシート3が、フィンガーシール2とは
別個に独立した状態で同バッグシート3の上縁を船体1
に取付けられるので、作業性が向上し、十分な取付け強
度が得られるほか、フィンガーシール2とバッグシート
3との相互干渉による応力の集中を招くことも無く、破
断による損傷が防止される。
フィンガーシール2の内部の上方部分に空気バッグ室4
を形成するバッグシート3が、フィンガーシール2とは
別個に独立した状態で同バッグシート3の上縁を船体1
に取付けられるので、作業性が向上し、十分な取付け強
度が得られるほか、フィンガーシール2とバッグシート
3との相互干渉による応力の集中を招くことも無く、破
断による損傷が防止される。
【0016】また、フィンガーシール2およびバッグシ
ート3の各上縁が、船体付きフレーム5に別個に装着さ
れるので、同フィンガーシール2およびバッグシート3
の船体1への取付けが容易になり、しかも取付け強度が
確保されるようになる。
ート3の各上縁が、船体付きフレーム5に別個に装着さ
れるので、同フィンガーシール2およびバッグシート3
の船体1への取付けが容易になり、しかも取付け強度が
確保されるようになる。
【0017】次に本発明の第2実施形態としての船首シ
ール構造について説明すると、図5および図6に示すよ
うに、この実施形態の場合も、各フィンガーシール2の
内部の上方部分に空気バッグ室4を形成するバッグシー
ト3が配置されるが、その際、バッグシート3はフィン
ガーシール2から独立した状態とされる。
ール構造について説明すると、図5および図6に示すよ
うに、この実施形態の場合も、各フィンガーシール2の
内部の上方部分に空気バッグ室4を形成するバッグシー
ト3が配置されるが、その際、バッグシート3はフィン
ガーシール2から独立した状態とされる。
【0018】すなわち、バッグシート3およびフィンガ
ーシール2の各上縁は倒立U字型鉛直断面をもつ枠体9
の両側の鉛直部にそれぞれ押えフレーム10, 11およびボ
ルト12で個別に取り付けられ、同枠体9は船体付きフレ
ームとして、同枠体9の倒立U字型断面の水平部を船体
(ウェットデッキ)1にボルト14で取付けられる。
ーシール2の各上縁は倒立U字型鉛直断面をもつ枠体9
の両側の鉛直部にそれぞれ押えフレーム10, 11およびボ
ルト12で個別に取り付けられ、同枠体9は船体付きフレ
ームとして、同枠体9の倒立U字型断面の水平部を船体
(ウェットデッキ)1にボルト14で取付けられる。
【0019】上述の第2実施形態では、フィンガーシー
ル2およびバッグシート3の各上縁が枠体9の倒立U字
型鉛直断面における各鉛直部に個別に取付けられるの
で、両者2,3の各上縁は整然と離隔され、枠体9の倒
立U字型鉛直断面の水平部が船体1に取付けられること
と相まって、その取付け工作が大幅に簡便化されるほ
か、フィンガーシール2およびバッグシート3の相互間
の干渉も十分に回避されるようになって、その破断損傷
が的確に防止されるようになる。
ル2およびバッグシート3の各上縁が枠体9の倒立U字
型鉛直断面における各鉛直部に個別に取付けられるの
で、両者2,3の各上縁は整然と離隔され、枠体9の倒
立U字型鉛直断面の水平部が船体1に取付けられること
と相まって、その取付け工作が大幅に簡便化されるほ
か、フィンガーシール2およびバッグシート3の相互間
の干渉も十分に回避されるようになって、その破断損傷
が的確に防止されるようになる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエアクッ
ション船用船首シール構造によれば次のような効果が得
られる。 (1) フィンガーシールの内部の上方部分に空気バッグ室
を形成するバッグシートが、上記フィンガーシールとは
別個に独立した状態で同バッグシートの上縁を船体に取
付けられるので、作業性が向上し、十分な取付け強度が
得られるほか、上記のフィンガーシールとバッグシート
との相互干渉による応力の集中を招くことも無く、破断
による損傷が防止される。 (2) 上記のフィンガーシールおよびバッグシートの各上
縁が、船体付きフレームに別個に装着されていると、同
フィンガーシールおよびバッグシートの船体への取付け
が容易になり、しかも取付け強度が確保されるようにな
る。 (3) フィンガーシールおよびバッグシートの各上縁部
が、船体付きフレームとしての枠体の倒立U字型鉛直断
面における各鉛直部に個別に取付けられると、両者の各
上縁は整然と離隔され、上記枠体の倒立U字型鉛直断面
の水平部が船体に取付けられることと相まって、その取
付け工作が大幅に簡便化されるほか、上記のフィンガー
シールおよびバッグシートの相互間の干渉も十分に回避
されるようになって、その破断損傷が的確に防止される
ようになる。
ション船用船首シール構造によれば次のような効果が得
られる。 (1) フィンガーシールの内部の上方部分に空気バッグ室
を形成するバッグシートが、上記フィンガーシールとは
別個に独立した状態で同バッグシートの上縁を船体に取
付けられるので、作業性が向上し、十分な取付け強度が
得られるほか、上記のフィンガーシールとバッグシート
との相互干渉による応力の集中を招くことも無く、破断
による損傷が防止される。 (2) 上記のフィンガーシールおよびバッグシートの各上
縁が、船体付きフレームに別個に装着されていると、同
フィンガーシールおよびバッグシートの船体への取付け
が容易になり、しかも取付け強度が確保されるようにな
る。 (3) フィンガーシールおよびバッグシートの各上縁部
が、船体付きフレームとしての枠体の倒立U字型鉛直断
面における各鉛直部に個別に取付けられると、両者の各
上縁は整然と離隔され、上記枠体の倒立U字型鉛直断面
の水平部が船体に取付けられることと相まって、その取
付け工作が大幅に簡便化されるほか、上記のフィンガー
シールおよびバッグシートの相互間の干渉も十分に回避
されるようになって、その破断損傷が的確に防止される
ようになる。
【図1】エアクッション船の全体構成を概略的に示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のエアクッション船の船首シールを形成す
るためのフィンガーシールの斜視図である。
るためのフィンガーシールの斜視図である。
【図3】図2のフィンガーシールの船体への取付け状態
を本発明の第1実施形態としての船首シール構造の場合
について示す側面図である。
を本発明の第1実施形態としての船首シール構造の場合
について示す側面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態としての船首シール構造
の場合についてフィンガーシールを船体付きフレームお
よび取付け用枠体と共に示す斜視図である。
の場合についてフィンガーシールを船体付きフレームお
よび取付け用枠体と共に示す斜視図である。
【図6】図5のB−B矢視断面図である。
【図7】従来のエアクッション船用船首シール構造にお
けるフィンガーシールの斜視図である。
けるフィンガーシールの斜視図である。
1 船体 2 フィンガーシール 2a 船尾シール 3 バッグシート 4 空気バッグ室 5 船体付きフレーム 6,7 押えフレーム 8 ボルト 9 枠体 10, 11 押えフレーム 12〜14 ボルト K エアクッション室
Claims (3)
- 【請求項1】 エアクッション船におけるエアクッショ
ン室の前端部に設けられた船首シールにおいて、上縁を
船体に取付けられ相互に並列状に設けられる複数のフィ
ンガーシールをそなえ、同フィンガーシールの内部の上
方部分に空気バッグ室を形成するように弯曲したバッグ
シートが設けられて、同バッグシートが上記フィンガー
シールから独立した状態で同バッグシートの上縁を船体
に取付けられたことを特徴とする、エアクッション船用
船首シール構造。 - 【請求項2】 上記のフィンガーシールおよびバッグシ
ートの各上縁が、船体付きフレームに別個に装着されて
いることを特徴とする、請求項1に記載のエアクッショ
ン船用船首シール構造。 - 【請求項3】 上記船体付きフレームが倒立U字型鉛直
断面を有する枠体として構成されて、同枠体の倒立U字
型断面の水平部が船体に取付けられ、同枠体の倒立U字
型断面の2個の鉛直部に上記のフィンガーシールおよび
バッグシートの各上縁が個別に取付けられていることを
特徴とする、請求項2に記載のエアクッション船用船首
シール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225888A JPH1053124A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | エアクッション船用船首シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225888A JPH1053124A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | エアクッション船用船首シール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1053124A true JPH1053124A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16836450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8225888A Withdrawn JPH1053124A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | エアクッション船用船首シール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1053124A (ja) |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8225888A patent/JPH1053124A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |