JPH1052864A - 鋼管テープ巻き方法及びその装置 - Google Patents

鋼管テープ巻き方法及びその装置

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JPH1052864A
JPH1052864A JP21123496A JP21123496A JPH1052864A JP H1052864 A JPH1052864 A JP H1052864A JP 21123496 A JP21123496 A JP 21123496A JP 21123496 A JP21123496 A JP 21123496A JP H1052864 A JPH1052864 A JP H1052864A
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JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
tape
adhesive tape
winding
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP21123496A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sugano
康二 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH1052864A publication Critical patent/JPH1052864A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走間中の鋼管に粘着テープを自動的に巻回する
技術を提供する。 【解決手段】光電管1と、メジャーリングロール2で鋼
管7の後端位置をカウンタ3でカウントし、その信号を
モータ4に送り、本体5が粘着テープの巻き付け位置に
ヘッド6が合致するよう管軸方向に移動し、走間中の鋼
管7に同期するようにクランプ装置8で鋼管7をクラン
プする。粘着テープを鋼管に巻き付け、その後ヘッド6
が管軸と垂直な方向に後進し、カッタを旋回させ粘着テ
ープを切断する。粘着テープの終端を倣いローラにより
管端に押圧接着する。その後、フライヤ31が逆転し開
始位置に戻り、本装置はモータ4により管軸方向に後進
し原位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走間中の鋼管の端部
に粘着テープを自動的に巻回する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、被覆鋼管をねじ継手又は溶接に
より接続するために、管端の被覆層を剥す必要がある鋼
管に合成樹脂を被覆する場合には、予め管端にテープを
巻いておいて合成樹脂被覆がなされないようにしておく
技術がある。その場合、管端にテープを巻く技術として
は、特開平2−182435号公報に開示されているよ
うに、オフラインで静止している鋼管の管端に、粘着テ
ープを自動的に巻回する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、粘着テープを自
動的に巻回する装置では、停止している鋼管の管端にし
か粘着テープを自動的に巻回することができず、走間中
の鋼管に粘着テープを自動的に巻回することができない
という問題があった。本発明は、前記問題点を解決し、
走間中の鋼管に粘着テープを自動的に巻回する技術を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は前記問題点を
解決するために開発されたもので、次の技術手段から構
成されている。すなわち、本発明は、軸方向に移動しな
がら中子を介して鋼管端部を接続し、接続した鋼管双方
の端部の一定長さに粘着テープを重ね合わせて自動的に
多重巻きすることを特徴とする鋼管テープ巻き方法であ
る。
【0005】この場合に、前記多重巻きするテープは、
階段状に鋼管長手方向にずれた円筒巻きであってもよ
く、鋼管長手方向にスパイラル状であってもよい。上記
本発明方法を好適に実施することができる本発明の装置
は、粘着テープを巻き付けるべき鋼管の管端を検出する
センサと、鋼管の移動量を検出するメジャリング装置
と、鋼管の移動速度と同速度又は近似速度で移動するフ
レームと、該フレームに回転自在に取付けられた環状の
フライヤと、管軸と垂直な方向に進退駆動自在に該フラ
イヤに取付けられたテープ繰り出しヘッドと、該ヘッド
に取付けられ粘着テープの先端部を保持すると共にこれ
を鋼管に押圧接着させるヘッドローラと、鋼管に巻回さ
れた粘着テープの巻き終わり端部を切断し該端部を鋼管
に押圧接着させるカッタと、鋼管に粘着テープを供給す
る供給装置と、走間中の鋼管の移動に応じてフレームを
管軸方向に移動させる駆動制御装置とを備えたことを特
徴とする鋼管テープ巻き装置である。
【0006】走間中の鋼管の移動に応じてフレームを管
軸方向に移動させるとは、鋼管をクランプして鋼管と同
速度で移動する場合、一時クランプを外して停止し、再
びクランプして鋼管と同速度で移動する場合、鋼管の移
動速度よりわずか小さい移動速度で移動させる場合等を
含む。同速度でフレームを移動させると、鋼管の長手方
向の同じ位置にテープを巻くことができるし、一時停止
すると、鋼管の長手方向のずれた位置にテープを巻くこ
とができる。また、鋼管の移動速度より僅か遅い速度で
移動させると、スパイラル状にテープを巻くことができ
る。
【0007】本発明によれば、本鋼管テープ巻き装置よ
りも上流位置に設けられた光電管と、本装置の後に設け
られたメジャリングロールにより走間中の鋼管の後端位
置をカウントし、本装置にその信号を送り、本装置に設
けられた駆動装置により、事前に設定された粘着テープ
の管軸方向巻き付け位置にヘッド部が合致するよう移動
し、かつ走間鋼管に同期した状態で、鋼管をクランプ
し、ヘッドが管軸と垂直な方向に前進しヘッドローラを
鋼管に押し付けることにより粘着テープの先端が鋼管に
押圧接着される。ヘッドが取り付けられているフライヤ
が回転することにより粘着テープをテープの巻出し端に
ラップするまで巻き付ける。ついで、ヘッドが管軸と垂
直な方向に後進し、カッタが旋回することによりテープ
を切断し、テープの終端をカッタ上部に取り付けられた
倣いローラにより管端に押圧接着する。その後、フライ
ヤが逆転し開始位置に戻る。これを繰り返すことによ
り、鋼管長手方向の同一位置に複数巻きすることができ
る。また、フレームの移動を一時停止し少しずれた位置
で再び上記動作を繰り返すと、ずれた位置に複数巻きす
ることができる。また、鋼管の移動速度より僅か遅い速
度でフレームを移動させると、スパイラル状にテープを
巻くことができる。
【0008】次に、本装置は駆動装置により管軸方向に
後進し原点位置に復帰する。次いで上記と同様の操作を
繰り返してテープを鋼管に巻き付ける。こうして、走間
中の鋼管に粘着テープが自動的に巻き付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。図1は実施例の鋼管テープ巻き装置の側
面図、図2はその正面図、図3はその平面図である。図
1に示すように、光電管1で鋼管7の後端位置を検出
し、メジャーリングロール2で鋼管の後端位置をカウン
トしカウンタ3で記憶する。その信号をモータ4に送
り、モータ4はあらかじめ設定された粘着テープの管軸
方向巻き付け位置にヘッド6が合致するように本体5を
管軸方向に移動させる。次いで、クランプ装置8を走間
中の鋼管7にクランプし、鋼管7と装置が同期速度で移
動するようにする。ローラ9は鋼管7に接触している。
【0010】図4はヘッド6の詳細図である。ヘッド6
が管軸と垂直な方向にその先端のローラ43が鋼管7に
接触するまで前進する。ヘッド6はフライヤ31に固定
されている。フライヤ31は多数の受けローラ32によ
って回転自在に支持されモータ34によりギヤ33を介
して回転する。粘着テープのロール42から供給された
粘着テープ41を鋼管に巻つける。巻つけるテープの終
端が巻出し端にラップするまで巻き付け、その後ヘッド
6が管軸と垂直な方向に後進する。次に、カッタ44の
腕46をエアシリンダ45により矢印47方向に旋回さ
せ、カッタ44により粘着テープ41の終端を切断す
る。粘着テープ41の終端を倣いローラ48により管端
に押圧接着する。その後、フライヤ31が逆転し、開始
位置に戻る。
【0011】複数巻きを行う時は以上を繰り返す。スパ
イラル巻きを行う時は、上記クランプ装置8を摺動可能
に緩やかにクランプし、装置が鋼管7の移動速度よりわ
ずか遅い速度で移動し、上記動作を行う。テープ巻きつ
けが完了したら、モータ4により蒔きつけ装置を管軸方
向に後進させ原位置に復帰する。次いで、上記と同様の
操作を繰返して次の鋼管管端にテープを巻き付ける。こ
うして走間中の鋼管に粘着テープが自動的に巻き付けら
れる。
【0012】
【発明の効果】本発明の走間中の鋼管に粘着テープを巻
き付ける装置は上記のように構成されているので、人手
を要することなく完全に自動的に粘着テープを走間中の
鋼管に巻き付けることができ、省力化を図り、ライン内
の手作業を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明装置の一実施例を示す正面図である。
【図3】本発明装置の一実施例を示す平面図である。
【図4】本発明装置の一実施例のヘッド部分の拡大正面
図である。
【符号の説明】
1 光電管(センサ) 2 メジャリングロール 3 カウンタ 4 モータ 5 本体 6 ヘッド 7 鋼管 8 クランプ装置 9 ローラ 11 フレーム 12 ベース 13 ベースフレーム 14 レール 15 ラック 16 ピニオン 17 軸 18 軸受 21 クランプ 22 シリンダ 31 フライヤ 32 受ローラ 33 ギヤ 34 モータ 41 粘着テープ 42 テープローラ 43 ヘッドローラ 44 カッタ 45 エアシリンダ 46 アーム 47 矢印

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動しながら中子を介して鋼管
    端部を接続し、接続した鋼管双方の端部の一定長さに粘
    着テープを重ね合わせて自動的に多重巻きすることを特
    徴とする鋼管テープ巻き方法。
  2. 【請求項2】 前記多重巻きするテープは、階段状に鋼
    管長手方向にずれた円筒巻きであることを特徴とする請
    求項1記載の鋼管テープ巻き方法。
  3. 【請求項3】 前記多重巻きするテープは、鋼管長手方
    向にスパイラル状であることを特徴とする請求項1記載
    の鋼管テープ巻き方法。
  4. 【請求項4】 粘着テープを巻き付けるべき鋼管の管端
    を検出するセンサと、鋼管の移動量を検出するメジャリ
    ング装置と、鋼管の移動速度と同速度又は近似速度で移
    動するフレームと、該フレームに回転自在に取付けられ
    た環状のフライヤと、管軸と垂直な方向に進退駆動自在
    に該フライヤに取付けられたテープ繰り出しヘッドと、
    該ヘッドに取付けられ粘着テープの先端部を保持すると
    共にこれを鋼管に押圧接着させるヘッドローラと、鋼管
    に巻回された粘着テープの巻き終わり端部を切断し該端
    部を鋼管に押圧接着させるカッタと、鋼管に粘着テープ
    を供給する供給装置と、走間中の鋼管の移動に応じてフ
    レームを管軸方向に移動させる駆動制御装置とを備えた
    ことを特徴とする鋼管テープ巻き装置。
JP21123496A 1996-08-09 1996-08-09 鋼管テープ巻き方法及びその装置 Pending JPH1052864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109665283A (zh) * 2019-03-05 2019-04-23 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种摆动胶带机位置的检测装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109665283A (zh) * 2019-03-05 2019-04-23 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种摆动胶带机位置的检测装置及方法
CN109665283B (zh) * 2019-03-05 2023-08-15 中冶北方(大连)工程技术有限公司 一种摆动胶带机位置的检测装置及方法

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