JPH1052673A - 穀粒選別機 - Google Patents

穀粒選別機

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Publication number
JPH1052673A
JPH1052673A JP21172296A JP21172296A JPH1052673A JP H1052673 A JPH1052673 A JP H1052673A JP 21172296 A JP21172296 A JP 21172296A JP 21172296 A JP21172296 A JP 21172296A JP H1052673 A JPH1052673 A JP H1052673A
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JP
Japan
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grain
sorting
grains
light
defective
Prior art date
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Pending
Application number
JP21172296A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Tsunemi Yuki
恒美 結城
Bunya Ishiyama
文弥 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH1052673A publication Critical patent/JPH1052673A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒を撮像するために穀粒に光を照射する光
源の点灯状態を常に監視でき、これにより選別精度を低
下させることがなく、かつこれを簡単な構造で低コスト
により実現できる穀粒選別機を得る。 【解決手段】 穀粒選別機では、自由落下する穀粒Gは
蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62によって光を照
射されながらフロントカメラ52及びリヤカメラ54に
よって撮像されて良否が判定される。蛍光灯56、58
及び蛍光灯60、62の近傍には、光ファイバー64及
び光ファイバー65の一端がそれぞれに対応して独立し
て設けられており、さらに、各光ファイバー64及び光
ファイバー65の他端は操作部98に位置している。こ
れにより、蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62の点
灯状態をそれぞれ個別に常に監視することができ、点灯
不良に起因して選別精度が低下することを未然に防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒選別機に係
り、より詳しくは、穀粒又は穀粒群を所定の移動経路に
沿って移動させながら、前記穀粒が不良品であるか否か
又は前記穀粒群に不良品が含まれるか否かを判定して選
別する穀粒選別機に関する。なお、穀粒とは、米、麦、
大豆などの粒状の穀物を意味する。
【0002】
【従来の技術】米等の穀粒は、収穫した後の所定の精製
工程において、商品化可能な良品と商品化不可能な不良
品とを選別する必要がある。特に白米については、異物
や茶色・黒色等に変色している米は、不良品として予め
可能な限り除去しておかないと、商品価値を低下させる
虞れがある。また、白米以外の多くの穀粒においても、
傷み等により変色した不良品や異物が混入していると、
商品価値を低下させる虞れがある。
【0003】このため、従来より米等の穀粒を表面の反
射率によって選別する穀粒選別機が提案されている。こ
の穀粒選別機としては、穀粒を選別部へ供給する供給部
と、所定光量の下で穀粒を撮像し撮像された画像に基づ
いて不良品か否かを判定する判定部と、不良品と判定さ
れた穀粒を選別する選別部と、を備えた穀粒選別機があ
る。
【0004】この穀粒選別機では、供給部から供給され
た穀粒が供給部の終端より自由落下されるようになって
いる。落下した穀粒は、落下経路途中の検査位置におい
て光電センサ(撮像カメラ)等から成る撮像部により撮
像され、撮像された画像の濃度と濃度に関する所定のし
きい値とを比較することにより、該穀粒が不良品である
か否かが判定される。さらに、該穀粒の落下経路の途中
に位置する選別部では、エジェクタあるいは高圧エアバ
ルブ及びこれに対応して選別筒が設けられており、不良
品と判定された穀粒又は穀粒群は、エジェクタあるいは
高圧エアバルブが作動することによって落下軌道(移動
経路)から抽出され、選別筒によって受け止められて所
定位置へ案内される構成となっている。
【0005】ところで、従来の穀粒選別機では、自由落
下する穀粒を撮像するために、撮像部には蛍光灯等の光
源が設けられており、この光源から自由落下する穀粒に
光を照射している。この場合、蛍光灯等の光源が消灯し
たり照度低下等の点灯不良を生じると、当然ながら撮像
された画像の濃度に誤差を生じることになり、選別不良
の原因となる。このため、従来では、このような蛍光灯
等の光源の点灯不良を未然に防止するために、蛍光灯の
寿命期間に基づいてこの蛍光灯を定期的に交換してい
た。
【0006】しかしながら、仮に何らかの原因で寿命期
間内に蛍光灯が点灯不良を起こすと、前述の如く選別不
良を生じることになるため、このような光源の作動(点
灯)状態を常に監視できるモニタリング対策が望まれて
いた。特に、このような蛍光灯は、穀粒に照射される光
の照度を充分かつ安定させるために複数個設けられてい
るが、仮にこれらの蛍光灯が全て点灯不良を起こした場
合には装置の運転者(作業者)がこの異常に気がつき易
いものの、一部の蛍光灯が点灯不良を起こした場合には
この異常に気がつき難く、結果的に選別作業を続行して
しまい、選別精度を大幅に低下させることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消するために成されたものであり、穀粒を撮像するた
めに穀粒に光を照射する光源の点灯状態を常に監視で
き、これにより選別精度を低下させることがなく、かつ
これを簡単な構造で低コストにより実現できる穀粒選別
機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の穀
粒選別機は、穀粒又は穀粒群を所定の移動経路に沿って
移動させながら、前記移動経路に対応して設けられた判
定手段によって前記穀粒が不良品であるか否か又は前記
穀粒群に不良品が含まれるか否かを判定し、前記判定手
段よりも下流側の前記移動経路に対応して設けられた選
別手段によって前記穀粒又は穀粒群を選別する穀粒選別
機であって、前記判定手段は、前記移動経路途中の検査
位置における前記穀粒又は穀粒群に光を照射する照明装
置と、前記光が照射された穀粒又は穀粒群を撮像して画
像の濃度を検出するためのカメラと、を備え、かつ、一
端から入射した光を他端へ伝播する光伝播部材の前記一
端を前記照明装置の近傍に設けると共に前記他端を装置
外部から視認可能な位置に設けた、ことを特徴としてい
る。
【0009】請求項1記載の穀粒選別機では、選別する
ための穀粒は所定の移動経路に沿って移動されながら判
定手段ならびに選別手段へと供給される。
【0010】判定手段では、照明装置によって穀粒又は
穀粒群に光が照射され、光が照射された穀粒又は穀粒群
はカメラによって撮像され、画像の濃度に基づいて該穀
粒が不良品であるか否かが判定される。
【0011】ここで、照明装置の近傍には光伝播部材の
一端が設けられると共に光伝播部材の他端は装置外部か
ら視認可能な位置に設けられているため、作業者は照明
装置の作動(点灯)状態を常に監視できる。したがっ
て、仮に照明装置の点灯不良が生じた場合であっても、
即座にこれを改善する(交換等の対策を嵩じる)ことが
でき、選別精度が低下することを未然に防止できる。ま
たこの場合、単に光伝播部材を設けるのみで照明装置の
作動(点灯)状態を常に監視できるため、構造が簡単で
低コストになる。
【0012】このように、請求項1記載の穀粒選別機
は、穀粒を撮像するために穀粒に光を照射する照明装置
の点灯状態を常に監視でき、これにより選別精度を低下
させることがなく、かつこれを簡単な構造で低コストに
より実現できる。
【0013】請求項2に係る発明の穀粒選別機は、請求
項1記載の穀粒選別機において、前記照明装置は複数の
光源を備え、かつ、前記光伝播部材は前記複数の光源の
各々にそれぞれ対応して独立して設けられた、ことを特
徴としている。
【0014】請求項2記載の穀粒選別機では、照明装置
は複数の光源を備えており、光伝播部材はこれらの複数
の光源の各々にそれぞれ対応して独立して設けられてい
るため、複数の光源の各々の点灯状態をそれぞれ独立し
て監視することができる。
【0015】したがって、仮にこれらの光源の一部が点
灯不良を起こした場合であっても、作業者はこの異常に
容易に気がつき、速やかに交換等の対策を嵩じることが
でき、選別精度が低下することを未然に防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
る穀粒選別機10の外観斜視図が示されている。また、
図2にはこの穀粒選別機10の概略全体構成図が示され
ている。
【0017】穀粒選別機10の本体12は箱型に構成さ
れており、最上部には選別(一次選別)の対象となる穀
粒Gを格納し供給する原料供給ホッパ14、及び、再選
別(二次選抜)の対象となる穀粒Gを格納し供給する再
選用ホッパ16が隣接して設置されている。原料供給ホ
ッパ14と再選用ホッパ16のそれぞれの下部は、共に
次第に断面開口面積が小さくなるように形成されてお
り、最下部は穀粒Gを供給するために適切な径とされた
穀粒供給口とされている。再選用ホッパ16の上面には
フィルタ18が設けられており、また、この再選用ホッ
パ16の側面には、再選別の対象となる穀粒Gが送り込
まれる供給管20が連結されている。
【0018】原料供給ホッパ14及び再選用ホッパ16
(穀粒供給口)の直下には、穀粒Gを後述するベルトコ
ンベア22へ所定時間間隔で所定量ずつ供給するための
ロータリバルブ24が設置されている。図4、図5及び
図8に示す如く、ロータリバルブ24は全体として略円
柱形に形成され回転軸26の回りに矢印A方向に回転す
る構造とされており、多量供給部としての1次選別用供
給部28と少量供給部としての2次選別用供給部30と
が一体に設けられている。
【0019】図9に示す如く、1次選別用供給部28は
回転軸26に垂直な断面が正六角形とされており、該正
六角形の1辺の長さよりも所定寸法長い羽根32が該正
六角形の各辺に固着されている。1次選別用供給部28
は、この羽根32によって所定量の穀粒Gを貯留するこ
とができ、ロータリバルブ24が矢印A方向に回転する
ことにより、所定のタイミングで前記貯留した所定量の
穀粒Gを下方へ落下供給することが可能である。
【0020】一方、図8に示す如く、ロータリバルブ2
4の円筒状とされた2次選別用供給部30には、回転軸
26に沿って所定間隔おきに計3つの穀粒供給軌道L1
〜L3が設定されており、各穀粒供給軌道Ln(n:1
〜3)には図10に示すように、穀粒Gが1粒入る程度
の寸法とされた4つの穴34が略90度間隔で形成され
ている。これにより、各々の穴34に穀粒Gを1粒貯留
することができ、ロータリバルブ24が矢印A方向に回
転することにより、所定のタイミングで各穀粒供給軌道
毎に前記貯留した穀粒Gを1粒ずつ下方へ落下供給する
ことが可能である。
【0021】このロータリバルブ24には駆動用モータ
36が連結されており、ロータリバルブ24は駆動用モ
ータ36の駆動によって回転作動する。したがって、駆
動用モータ36を制御してロータリバルブ24の回転速
度を適宜変更することで、穀粒Gの落下供給量を変更す
ることができる。
【0022】ロータリバルブ24の下方には、ベルトコ
ンベア22が設置されている。図4及び図5に詳細に示
す如く、ベルトコンベア22は、ローラ38、40及び
これらのローラに巻き掛けられたベルト41から構成さ
れており、ベルト41が水平面上に位置するように設け
られている。また、ベルトコンベア22は、前述したロ
ータリバルブ24の1次選別用供給部28及び2次選別
用供給部30に対応して、1次選別用搬送路42及び2
次選別用搬送路44が設定されている。2次選別用搬送
路44には、ベルト41の表面近傍に4本の硬質チュー
ブ46が所定間隔で搬送方向に平行に配置されており、
搬送路R1〜R3が形成されている。各搬送路Rn
(n:1〜3)は、ロータリバルブ24の2次選別用供
給部30の各穀粒供給軌道Ln(n:1〜3)に対応し
た位置に形成されており、各穀粒供給軌道Lnからの穀
粒Gは、対応する搬送路Rn上に落下し、該搬送路Rn
に沿って搬送されるよう構成されている。
【0023】硬質チューブ46は支持部材48及び図示
しない吊下げ部材により支持されており、搬送路R1〜
R3に沿って穀粒Gが搬送されても位置がずれないよう
になっている。但し、搬送路R1〜R3に溜まった穀粒
Gの粕(例えば、米糠等)を除去すべく清掃する際に
は、硬質チューブ46を取り外すことが可能となってい
る。このように、清掃時の便宜を図り、メンテナンス性
の向上が図られている。
【0024】このベルトコンベア22(ローラ38)に
は駆動用モータ50が連結されており、ベルトコンベア
22は駆動用モータ50の駆動によって回転作動する。
したがって、駆動用モータ50を制御してベルトコンベ
ア22の回転速度を適宜変更することで、穀粒Gの搬送
量及び搬送後の自由落下軌道を変更することができる。
【0025】なお、ベルトコンベア22の回転速度は、
穀粒Gの搬送量及び搬送後の自由落下軌道に応じて調節
されている。すなわち、ロータリバルブ24の1次選別
用供給部28から一度に供給される穀粒Gがベルトコン
ベア22に落下した際に、1次選別用搬送路42上に概
ね均一に散乱するように、ロータリバルブ24による穀
粒Gの供給量と併せて調節されると共に、さらに搬送後
の自由落下軌道が後述する選別筒66へ好適に導かれる
ように調節されている。
【0026】ベルトコンベア22に供給された穀粒G
は、1次選別用搬送路42又は2次選別用搬送路44に
沿って搬送された後、各搬送路の一端から自由落下する
構成であるが、その落下方向(図2及び図3においてベ
ルトコンベア22の左下方向)には、落下中の穀粒Gを
表裏二面から撮影する判定手段としてのフロントカメラ
52及びリヤカメラ54が配置されている。
【0027】フロントカメラ52及びリヤカメラ54
は、共に512画素を備えたラインセンサカメラであ
り、ベルトコンベア22から落下する穀粒Gの落下軌道
の幅よりも広い所定の線状領域を撮影する。図3に詳細
に示す如く、フロントカメラ52の視野中心軸は略水平
とされており、この視野中心軸に対して対称な位置に照
明装置(光源)としての一対の蛍光灯56、58が配置
されている。一方、リヤカメラ54の視野中心軸は若干
下方へ傾いており、この視野中心軸を中心に対して対称
な位置に照明装置(光源)としての一対の蛍光灯60、
62が配置されている。
【0028】また、蛍光灯56及び蛍光灯60の上方に
は、所定色の比色板63がそれぞれ配置されている。こ
の場合、一方の比色板63はリヤカメラ54の視野中心
軸の延長線上に、他方の比色板63はフロントカメラ5
2の視野中心軸の延長線上に、それぞれ位置している。
これら比色板63は、本実施の形態の選別において、良
品とみなされる白米と同じ反射率とされている。
【0029】ベルトコンベア22から落下してきた穀粒
Gは、フロントカメラ52の視野中心軸とリヤカメラ5
4の視野中心軸の交点近傍に到達した際に、蛍光灯5
6、58及び蛍光灯60、62によって光を照射されな
がらフロントカメラ52及びリヤカメラ54によって撮
影される構成である。
【0030】なお、ラインセンサカメラであるフロント
カメラ52及びリヤカメラ54によって撮影する領域
は、16個の領域に分割され、分割された各領域を後述
する16枚の板バネ76及び該板バネ76を駆動するた
めのソレノイド78に対応させて、穀粒Gの選別動作が
制御される。
【0031】また、蛍光灯56、58及び蛍光灯60、
62の近傍には、光伝播部材としての光ファイバー64
及び光ファイバー65が配置されている。光ファイバー
64及び光ファイバー65は、一端から入射した光を他
端へ伝播することができ、それぞの一端が蛍光灯56、
58及び蛍光灯60、62にそれぞれ対向して位置する
ように(臨むように)独立して設けられている。このた
め、光ファイバー64及び光ファイバー65は、一端か
ら入射した蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62から
の光を他端へ伝播することができる。これらの光ファイ
バー64及び光ファイバー65の他端は、後述する操作
部98に位置している。
【0032】一方、フロントカメラ52及びリヤカメラ
54の下方には、ベルトコンベア22から落下する穀粒
Gに対応して、選別手段としての選別筒66及びエジェ
クタ68が設置されている。
【0033】図3乃至図5に詳細に示す如く、選別筒6
6には、良品用通路70、再選用通路72、及び不良品
用通路74が設けられている。良品用通路70は、ベル
トコンベア22の1次選別用搬送路42及び2次選別用
搬送路44に対応しており、1次選別用搬送路42また
は2次選別用搬送路44に沿って搬送された後に各搬送
路の一端から自由落下する穀粒Gがそのままの軌道で入
り込むことができる位置に設けられて、良品と判定され
た穀粒Gを受け取ることができる。一方、再選用通路7
2は、ベルトコンベア22の1次選別用搬送路42に対
応しており、1次選別用搬送路42に沿って搬送された
後に搬送路の一端から自由落下する穀粒Gが後述するエ
ジェクタ68によって弾かれた際に入り込むことができ
る位置に設けられて、1次選別で再選すべきと判定され
た穀粒Gを受け取ることができる。またさらに、不良品
用通路74は、ベルトコンベア22の2次選別用搬送路
44に対応しており、2次選別用搬送路44に沿って搬
送された後に搬送路の一端から自由落下する穀粒Gが後
述するエジェクタ68によって弾かれた際に入り込むこ
とができる位置に設けられて、2次選別で不良品と判定
された穀粒Gを受け取ることができる。
【0034】さらに、図3に詳細に示す如く、再選用通
路72には、後述するエジェクタ68によって弾かれた
穀粒Gが直接当たってこれを受け止める部位に、受止め
傾斜壁72Aが設けられており、さらに、受止め傾斜壁
72Aには飛散防止部材としてのゴム75が貼着されて
いる。このゴム75は、低い反発弾性を有している。こ
れにより、エジェクタ68によって弾かれた穀粒Gは跳
ね返ることなく、スムースに再選用通路72内に落下す
るようになっている。またさらに、不良品用通路74に
も、前述と同様に、エジェクタ68によって弾かれた穀
粒Gが直接当たってこれを受け止める部位に、受止め傾
斜壁74Aが設けられており、さらに、受止め傾斜壁7
4Aには飛散防止部材としてのゴム75が貼着されてい
る。これにより、エジェクタ68によって弾かれた穀粒
Gは跳ね返ることなく、スムースに不良品用通路74内
に落下するようになっている。
【0035】また、前述した良品用通路70及び不良品
用通路74は、本体12の外部へ導かれて終端部が露出
しており、送り込まれた穀粒Gを外部へ取り出すことが
できる。
【0036】一方、エジェクタ68は、選別筒66(良
品用通路70)の上方に位置し、穀粒Gの自由落下軌道
に対応して設けられている。図6及び図7に示す如く、
エジェクタ68には、L字状とされた16枚の板バネ7
6と、各板バネ76にそれぞれ対応するソレノイド78
と、が設けられている。各板バネ76は、所定の弾性を
有しており、L字の一端が支持部材80に固定されて他
端が下方へ垂下している。また、各ソレノイド78は、
プランジャ82が対応する板バネ76の背面に垂直とな
るように支持部材80に固定されており、板バネ76を
押圧可能である。このエジェクタ68は、作動すること
により板バネ76が弾性変形して穀粒Gの自由落下軌道
に入り込み、自由落下する穀粒Gを自由落下軌道から弾
き出すことができる構成である。
【0037】以上の構成のエジェクタ68は、前述の如
くベルトコンベア22から自由落下する穀粒Gがフロン
トカメラ52及びリヤカメラ54によって撮影されこの
際の画像のビデオ信号のレベルが所定レベルよりも低い
と判定された場合に、これらの画像を撮影した領域に対
応するチャネルのソレノイド78に約36ボルトの電圧
が瞬間的に印加される。この印加により、プランジャ8
2が、該ソレノイド78に対応する板バネ76を瞬間的
に叩き、落下中の穀粒Gが板バネ76によって弾かれ
る。これにより、穀粒Gは選別筒66の再選用通路72
または不良品用通路74へと弾き込まれる構成である。
【0038】また、選別筒66の再選用通路72の終端
部には、インジェクタ84が連結されている。さらにこ
のインジェクタ84の一端には、パイプ86を介して高
圧ブロア88が連結されており、高圧の空気が吐出され
る。また、インジェクタ84の他端には、パイプ90を
介して前述した供給管20が接続されている。これによ
り、再選用通路72から落下した穀粒Gは、インジェク
タ84によって噴出されて供給管20を通って2次選別
のために再選用ホッパ16へ搬送される構成である。
【0039】以上の構成の穀粒選別機10の本体12の
上角部には、制御部92が設けられており、前述した駆
動用モータ36、駆動用モータ50、フロントカメラ5
2及びリヤカメラ54、あるいはエジェクタ68等が接
続されており、各部を制御している。
【0040】一方、穀粒選別機10の本体12の側面に
は、オペレータがフロントカメラ52及びリヤカメラ5
4によるビデオ信号のレベル(しきい値率)などの各種
パラメータを指定するためのダイヤル94、各種処理の
実行開始・停止等を指示するためのボタン96等を備え
た操作部98が設けられている。
【0041】またさらに、操作部98には、前述した光
ファイバー64及び光ファイバー65の他端が配置され
ている。この場合、蛍光灯56、58に対応する光ファ
イバー64の他端は、そのまま露出状態で操作部98に
設けられており、一方、蛍光灯60、62に対応する光
ファイバー65の他端は、操作部98に設けられたレン
ズ100に接続されている。これにより、蛍光灯56、
58及び蛍光灯60、62から照射され光ファイバー6
4、65によって伝播された光を、操作部98の外部か
ら視認することができる構成である。
【0042】次に、本実施の形態の作用を説明する。上
記構成の穀粒選別機10において穀粒選別を行うために
は、穀粒選別機10の初期導入時または定められた時間
毎に、初期設定のためのティーチング処理を行う。すな
わち、オペレータが所定のボタン操作によって、または
定められた時間毎に自動的に、ティーチング処理の開始
を指示すると、まずフロントカメラ52、リヤカメラ5
4によって所定の撮影対象領域が撮影され、撮影した画
像のビデオ信号に基づいてティーチング処理が実施され
る。さらに、オペレータがダイヤルによって所望のしき
い値率を指定した後、ボタン操作でしきい値設定処理の
開始を指示すると、しきい値設定処理が実行開始され
る。しきい値設定処理では、最初に上記ティーチング処
理と同様に、フロントカメラ52、リヤカメラ54によ
って所定の撮影対象領域が撮影され、撮影した画像のビ
デオ信号に基づいてしきい値設定処理が行われる。
【0043】次に、穀粒選別処理が実施される。すなわ
ち、オペレータ又は所定の穀粒投入機によって、原料供
給ホッパ14に選別対象となる穀粒Gが投入されると、
投入された穀粒Gは原料供給ホッパ14(穀粒供給口)
から落下してロータリバルブ24の1次選別用供給部2
8の羽根32の間に貯留する。
【0044】一方、ロータリバルブ24は所定角速度で
図8及び図9矢印A方向に回転しており、図9に示す位
置からロータリバルブ24が所定角度以上回転すると、
前記貯留された穀粒Gはベルトコンベア22の1次選別
用搬送路42に供給される。このとき、ロータリバルブ
24の回転角速度とベルトコンベア22の搬送速度とは
予め適切に設定されているため、穀粒Gは1次選別用搬
送路42上に略均一に散乱する。
【0045】そして、1次選別用搬送路42に供給され
た穀粒Gは所定時間後、ベルトコンベア22の一端側か
ら自由落下し、その落下の途中において蛍光灯56、5
8及び蛍光灯60、62によって光を照射されながらフ
ロントカメラ52及びリヤカメラ54によって撮影され
る。
【0046】ここで1次選別用搬送路42から落下する
穀粒Gを対象として、以下のような第1次選別処理が行
われる。
【0047】フロントカメラ52及びリヤカメラ54に
よって撮影された穀粒Gを含む画像に対するビデオ信号
は、それぞれ制御部92へ送出される。制御部92で
は、撮影された穀粒Gを含む画像に対するビデオ信号に
基づいて、前記設定したしきい値よりもビデオ信号レベ
ルが低い画素を検出することにより、不良品が検出され
る。また、該画素の属するチャネル、即ち不良品が落下
する領域に対応するチャネルを特定することができる。
【0048】これにより、各チャネルに対応して設けら
れたソレノイド78に36ボルトの電圧が瞬間的に印加
される。これにより、不良品を含む穀粒G(穀粒群)が
通過したと判定されたチャネルのプランジャ82が飛び
出し、同チャネルの板バネ76が穀粒Gの自由落下軌道
の方向に弾性変形されて飛び出す。ここで、飛び出した
板バネ76は、同チャネルに対応する領域を落下する穀
粒G(穀粒群)を弾くことになり、この穀粒G(穀粒
群)は選別筒66の再選用通路72へと弾き出される。
【0049】この場合、再選用通路72には、自由落下
軌道から弾き出された穀粒G(穀粒群)が直接当たって
これを受け止める部位に受止め傾斜壁72Aが設けられ
ると共に、受止め傾斜壁72Aにはゴム75が貼着され
ているため、エジェクタ68(板バネ76)によって弾
き出された穀粒G(穀粒群)は再選用通路72の受止め
傾斜壁72Aから跳ね返ることなく、スムースに再選用
通路72内に落下する。したがって、跳ね返った穀粒G
(穀粒群)が飛散して例えば選別筒66の良品用通路7
0内へ入り込むことが無く、確実に再選用通路72内へ
案内することができる。
【0050】一方、設定したしきい値よりもビデオ信号
レベルが低い画素が検出されなかった場合には、落下す
る穀粒G(穀粒群)には不良品は含まれていないと判断
することができるので、ソレノイド78には通電され
ず、上記のように板バネ76が弾性変形されて飛び出す
ことが無い。従って、自由落下する穀粒G(穀粒群)
は、板バネ76によって弾かれることは無く、選別筒6
6の良品用通路70へと落下していき、装置外へ取り出
される。
【0051】次に、上記の1次選別処理によって、再選
と判定された穀粒G(以下、再選対象穀粒Gと称す)を
対象とした2次選別処理について説明する。
【0052】板バネ76ではじかれ再選用通路72を落
下した再選対象穀粒Gは、インジェクタ84へ至る。イ
ンジェクタ84では高圧ブロア88からの高圧の空気が
吐出されているため、再選対象穀粒Gは、高圧の空気に
よって吹き飛ばされ、パイプ90及び供給管20を介し
て再選用ホッパ16へと搬送される。
【0053】再選用ホッパ16へと搬送された再選対象
穀粒Gは、ロータリバルブ24の2次選別用供給部30
の各列に対応した穀粒供給口から1粒ずつ落下して、当
該2次選別用供給部30の穴34に入る。
【0054】一方、ロータリバルブ24は所定角速度で
図8及び図10矢印A方向に回転しており、穴34に入
った再選対象穀粒Gは、ロータリバルブ24の回転に伴
ってベルトコンベア22の2次選別用搬送路44の対応
する搬送路Rn(n:1〜3)に供給される。
【0055】そして、2次選別用搬送路44に供給され
た再選対象穀粒Gは、所定時間後にベルトコンベア22
の一端側から再び自由落下し、その落下の途中において
蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62によって光を照
射されながらフロントカメラ52及びリヤカメラ54に
よって撮影される。
【0056】ここで2次選別用搬送路44から落下する
再選対象穀粒Gを対象として、第2次選別処理が行われ
る。この第2次選別処理は、対象が1粒の再選対象穀粒
Gとなるか一群の穀粒群となるかの相違だけで、前述し
た第1次選別処理とほぼ同様の処理が行われる。
【0057】そして、前述と同様に不良品の検出信号を
受信した場合に、ソレノイド駆動のタイミング信号が送
出され、36ボルトの電圧が該チャネルに対応するソレ
ノイド78に瞬間的に印加される。これにより、不良品
であると判断された再選対象穀粒Gの自由落下軌道に対
応するチャネルのプランジャ82が飛び出し、板バネ7
6が穀粒Gの自由落下軌道の方向に弾性変形されて飛び
出す。飛び出した板バネ76は、不良品と判断された再
選対象穀粒Gを弾き、該再選対象穀粒Gは選別筒66の
不良品用通路74へと落下していき、装置外へ取り出さ
れる。
【0058】この場合、不良品用通路74には、自由落
下軌道から弾き出された穀粒G(穀粒群)が直接当たっ
てこれを受け止める部位に受止め傾斜壁74Aが設けら
れると共に、受止め傾斜壁74Aにはゴム75が貼着さ
れているため、エジェクタ68(板バネ76)によって
弾き出された穀粒G(穀粒群)は不良品用通路74の受
止め傾斜壁74Aから跳ね返ることなく、スムースに不
良品用通路74内に落下する。したがって、跳ね返った
穀粒G(穀粒群)が飛散して例えば選別筒66の良品用
通路70内へ入り込むことが無く、確実に不良品用通路
74内へ案内することができる。
【0059】一方、不良品の検出信号が受信されなかっ
た場合には、再選対象穀粒Gは良品であると判断され、
板バネ76によって弾かれることは無く、選別筒66の
良品用通路70へと自由落下していき、前述と同様に装
置外へ取り出される。
【0060】このように、本実施の形態に係る穀粒選別
機10では、水平面上に設けられたベルトコンベア22
へロータリーバルブ24によって穀粒Gを落下供給する
ため、穀粒Gの所謂並びが均一化される。このため、フ
ロントカメラ52及びリヤカメラ54等から成る判定手
段、ならびに選別筒66及びエジェクタ68等から成る
選別手段へ、穀粒Gを規則的に(均一かつ安定して)供
給することができる。また、所望に応じてロータリーバ
ルブ24の回転速度を変更すれば、ベルトコンベア22
へ落下供給される穀粒量を好適に設定することができ
る。したがって、作業性を悪化させることなく、米等の
穀粒が不良品であるか否かの判定を高い精度で効率良く
行うことができる。
【0061】また、穀粒選別機10では、ロータリーバ
ルブ24の1次選別用供給部28(多量供給部)によっ
てベルトコンベア22(1次選別用搬送路42)上へ多
量の穀粒Gが落下供給され、かつ、ロータリーバルブ2
4の2次選別用供給部30(少量供給部)によってベル
トコンベア22(2次選別用搬送路44)上へ少量の穀
粒Gが落下供給される。すなわち、同一(単一)のベル
トコンベア22上に異なる量の穀粒Gが同時に供給さ
れ、同時に搬送される。
【0062】したがって、一次選別(粗選別)と二次選
別(精選別)とを同時に並行して実施することができ、
より一層高い精度で効率よく穀粒Gの選別を行うことが
でき、一層効果的である。
【0063】さらに、本実施の形態に係る穀粒選別機1
0では、ベルトコンベア22の回転速度を適宜変更する
ことで、穀粒Gの搬送量及び搬送後の自由落下軌道を変
更することができるため、搬送後の穀粒Gが選別筒66
等の検査・選別位置へ好適に導かれるように穀粒Gの自
由落下軌道を容易に調節することができる。したがっ
て、搬送後の穀粒Gの自由落下軌道を調節するためにベ
ルトコンベア22等の配置位置を移動させて調節する等
の煩雑な調節作業が全く不要となり、極めて効率的であ
り、大幅に作業性が向上する。
【0064】またさらに、本実施の形態に係る穀粒選別
機10では、従来のように高圧空気によって不良の穀粒
を選別するのではなく、ソレノイド78を電気的に駆動
し板バネ76を弾くことにより、不良の穀粒Gを選別す
るようにしたので、高圧空気を供給するための高価で収
納スペースを要するコンプレッサを備える必要が無い。
よって、穀粒選別機10の低価格化、小型化を図ること
ができる。
【0065】さらに、本実施の形態に係る穀粒選別機1
0では、選別筒66の再選用通路72及び不良品用通路
74には、それぞれ受止め傾斜壁72A、受止め傾斜壁
74Aが設けられると共にそれぞれゴム75が貼着され
ているため、エジェクタ68(板バネ76)によって弾
き出された穀粒G(穀粒群)が跳ね返ることなく、スム
ースに案内される。したがって、跳ね返った穀粒G(穀
粒群)が外部へ飛散して例えば良品の穀粒群に混じり合
うことが無く、選別精度が低下することが無い。
【0066】また、本実施の形態に係る穀粒選別機10
では、蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62の近傍に
は光ファイバー64及び光ファイバー65の一端が設け
られると共に光ファイバー64及び光ファイバー65の
他端は装置外部から視認可能な操作部98に設けられて
いるため、作業者は蛍光灯56、58及び蛍光灯60、
62の作動(点灯)状態を常に監視できる。したがっ
て、仮にこれらの蛍光灯56、58及び蛍光灯60、6
2の点灯不良が生じた場合であっても、即座にこれを改
善する(交換等の対策を嵩じる)ことができ、選別精度
が低下することを未然に防止できる。またこの場合、単
に光ファイバー64及び光ファイバー65を設けるのみ
で蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62の作動(点
灯)状態を常に監視できるため、構造が簡単で低コスト
になる。
【0067】さらにこの場合、光ファイバー64及び光
ファイバー65は、複数の蛍光灯56、58及び蛍光灯
60、62の各々にそれぞれ対応して独立して設けられ
ているため、複数の蛍光灯56、58及び蛍光灯60、
62の各々の点灯状態をそれぞれ独立して監視すること
ができる。したがって、仮にこれらの蛍光灯56、58
及び蛍光灯60、62のうちの一部が点灯不良を起こし
た場合であっても、作業者はこの異常に容易に気がつ
き、速やかに交換等の対策を嵩じることができ、選別精
度が低下することを未然に防止できる。
【0068】このように、穀粒選別機10は、穀粒G
(穀粒群)を撮像するために穀粒G(穀粒群)に光を照
射する蛍光灯56、58及び蛍光灯60、62の点灯状
態を常に監視でき、これにより選別精度を低下させるこ
とがなく、かつこれを簡単な構造で低コストにより実現
できる。
【0069】なお、本実施の形態に係る穀粒選別機10
では、光伝播部材として光ファイバー64及び光ファイ
バー65を用いた構成としたが、光伝播部材としてはこ
れに限らず、例えばロープ(紐)状の透明プラスチック
材を光伝播部材として用いてもよく、光を伝播する材料
(部材)であれば他のものであっても適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る穀粒選別
機は、穀粒を撮像するために穀粒に光を照射する光源の
点灯状態を常に監視でき、これにより選別精度を低下さ
せることがなく、かつこれを簡単な構造で低コストによ
り実現できるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機の外観斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機の概略全
体構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のベルト
コンベアの終端部、蛍光灯、選別筒、エジェクタ等の対
応関係を示す側断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のロータ
リバルブ、ベルトコンベア、選別筒、エジェクタ等の対
応関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のロータ
リバルブ、ベルトコンベア、選別筒等の対応関係を示す
平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のエジェ
クタの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のエジェ
クタの側面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のロータ
リバルブの斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のロータ
リバルブの1次選別用供給部の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る穀粒選別機のロー
タリバルブの2次選別用供給部の断面図である。
【符号の説明】
10 穀粒選別機 22 ベルトコンベア 52 フロントカメラ(判定手段) 54 リヤカメラ(判定手段) 56 蛍光灯(照明装置、光源) 58 蛍光灯(照明装置、光源) 60 蛍光灯(照明装置、光源) 62 蛍光灯(照明装置、光源) 64 光ファイバー(光伝播部材) 65 光ファイバー(光伝播部材) 66 選別筒(選別手段) 68 エジェクタ(選別手段) 76 板バネ(選別手段) 78 ソレノイド(選別手段) 98 操作部 100 レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒又は穀粒群を所定の移動経路に沿っ
    て移動させながら、前記移動経路に対応して設けられた
    判定手段によって前記穀粒が不良品であるか否か又は前
    記穀粒群に不良品が含まれるか否かを判定し、前記判定
    手段よりも下流側の前記移動経路に対応して設けられた
    選別手段によって前記穀粒又は穀粒群を選別する穀粒選
    別機であって、 前記判定手段は、前記移動経路途中の検査位置における
    前記穀粒又は穀粒群に光を照射する照明装置と、前記光
    が照射された穀粒又は穀粒群を撮像して画像の濃度を検
    出するためのカメラと、を備え、 かつ、一端から入射した光を他端へ伝播する光伝播部材
    の前記一端を前記照明装置の近傍に設けると共に前記他
    端を装置外部から視認可能な位置に設けた、 ことを特徴とする穀粒選別機。
  2. 【請求項2】 前記照明装置は複数の光源を備え、か
    つ、前記光伝播部材は前記複数の光源の各々にそれぞれ
    対応して独立して設けられた、 ことを特徴とする請求項1記載の穀粒選別機。
JP21172296A 1996-08-09 1996-08-09 穀粒選別機 Pending JPH1052673A (ja)

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